JPH1196034A - 現用・予備切替装置及び方法 - Google Patents

現用・予備切替装置及び方法

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JPH1196034A
JPH1196034A JP9250820A JP25082097A JPH1196034A JP H1196034 A JPH1196034 A JP H1196034A JP 9250820 A JP9250820 A JP 9250820A JP 25082097 A JP25082097 A JP 25082097A JP H1196034 A JPH1196034 A JP H1196034A
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JP
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unit
main control
bus
control unit
failure
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JP9250820A
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English (en)
Inventor
Riichi Kumagai
利一 熊谷
Kiyoshi Yanagida
清 柳田
Shigenori Ishii
重徳 石井
Hiroshi Nakajima
浩 中嶋
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム制御が停止することなく継続できる
こと。 【解決手段】 現用・予備の主制御ユニット2a,2b
と、現用・予備の共通メモリユニット5a,5bと、通
信制御ユニット6a,6bは、主制御用バス1を介して
接続されている。緊急制御ユニット4は現用の主制御ユ
ニット2aに障害が発生すると、障害処理用バス3を介
してこの障害を検知し、この障害処理用バス3を介して
主制御ユニット2aのバス・バッファ(A・BUFF)
を主制御用バス1から切断し、障害処理用バス3を介し
て予備の主制御ユニット2bのバス・バッファ(A・B
UFF)を主制御用バス1に接続する。これにより、現
用の主制御ユニット2aから予備の主制御ユニット2b
に切り替えられ、システム制御を継続することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主制御用バスと障
害処理用バスの2種類のバスを設け、システムの主制御
を実行する主制御ユニットを現用と予備によって2重化
して、障害発生時に現用と予備の処理を切り替える現用
・予備切替装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】システムを2重化することによって現用
側での障害発生時に予備側に切り替えて処理を継続させ
ることができる。この2重化は、少なくともシステムを
統括制御する主制御部を1本のバスを介して現用と予備
で2重化する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、現用の主制御部が何らかの障害でバスを占有し
たままでバスの使用権を開放しない状態が継続すると、
このバスに接続された他の周辺機器がバスにアクセスで
きないままとなり、システム制御が中断状態となる問題
が生じる。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、システム制御が停止することなく継続
できる現用・予備切替装置及び方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の現用・予備切替装置は、請求項1記載のよ
うに、システムの主制御を実行する現用及び予備の主制
御ユニット(2a,2b)と、前記システムの運用処理
のための機能を備えた周辺ユニット(5a,5b,6
a,6b)と、前記主制御ユニットにより前記周辺ユニ
ットを制御するための主制御用バス(1)と、前記主制
御ユニット及び前記周辺ユニットの障害を検出して対応
する障害処理を実行する緊急制御ユニット(4)と、前
記主制御ユニット及び前記周辺ユニットと前記緊急制御
ユニットとの間に設けられ、前記緊急制御ユニットによ
る障害検出及び障害処理を実行するための障害処理用バ
ス(3)とを具備し、前記緊急制御ユニットは、前記障
害処理用バスを介して現用側の主制御ユニットの障害を
検出するとともに、該障害処理用バスを介して前記主制
御用バスに対する主制御ユニットのアクセスを現用側か
ら予備側に切り替えてシステム制御を継続することを特
徴としている。
【0006】また、請求項2記載のように、前記緊急制
御ユニット(4)は、前記現用側の主制御ユニット(2
a,2b)の障害発生時には該主制御ユニットのバス調
停機能を監視し、該バス調停機能の正常時にはシステム
制御と同期して前記主制御用バス(1)に対する前記主
制御ユニットのアクセスを現用側から予備側に切り替え
る構成とすることができる。
【0007】また、請求項3記載のように、前記緊急制
御ユニット(4)は、前記現用側の主制御ユニット(2
a,2b)の障害発生時には該主制御ユニットのバス調
停機能を監視し、該バス調停機能の異常時にはシステム
制御とは非同期に前記主制御用バス(1)に対する前記
主制御ユニットのアクセスを現用側から予備側に切り替
える構成とすることができる。
【0008】また、請求項4記載のように、前記周辺ユ
ニット(5a,5b,6a,6b)が現用及び予備のユ
ニットを有し、該周辺ユニットの現用側の障害が前記緊
急制御ユニット(4)で検出され、前記主制御用バス
(1)に対する該障害検出されたユニットのアクセスを
現用側から予備側に切り替える構成としてもよい。
【0009】また、請求項5記載のように、前記主制御
ユニット(2a,2b)及び前記周辺ユニット(5a,
5b,6a,6b)は、それぞれ前記主制御バス(1)
に接続あるいは切断自在なバス・バッファ(A・BUF
F10,20,30,40)を有し、前記緊急制御ユニ
ット(4)は、障害検出した現用ユニットのバス・バッ
ファを前記主制御バスから切断し予備ユニットのバス・
バッファを前記主制御バスに接続してシステム制御を継
続する構成とすることができる。
【0010】また、請求項6記載のように、本発明の現
用・予備切替方法は、主制御用バス(1)を介して互い
に接続され、所定形態のシステムを運用するための現用
及び予備のユニット(2a,2b,5a,5b)と、前
記各ユニットの障害を障害処理用バスを介して検出し且
つ障害処理を実行する緊急制御ユニット(4)とを備え
てなる現用・予備の切替方法であって、前記緊急制御ユ
ニットは、前記障害処理用バスを介して現用側の主制御
ユニットの障害を監視し、該現用側の主制御ユニットの
障害検出時には、前記障害処理用バスを介して前記主制
御用バスに対する主制御ユニットのアクセスを現用側か
ら予備側に切り替えることを特徴としている。
【0011】また、請求項7記載のように、前記緊急制
御ユニット(4)は、前記現用側の主制御ユニット(2
a,2b)の障害発生時には該主制御ユニットのバス調
停機能を監視し、該バス調停機能の正常時にはシステム
制御と同期して前記主制御用バス(1)に対する前記主
制御ユニットのアクセスを現用側から予備側に切り替
え、該バス調停機能の異常時にはシステム制御とは非同
期に前記主制御用バス(1)に対する前記主制御ユニッ
トのアクセスを現用側から予備側に切り替える構成とし
てもよい。
【0012】システムを制御する現用の主制御ユニット
2aに障害が発生すると、緊急制御ユニット4が障害処
理用バス3を介してこの障害を検知し、この障害処理用
バス3を介して主制御ユニット2aのバス・バッファ
(A・BUFF)を主制御用バス1から切断する。この
後、緊急制御ユニット4は、障害処理用バス3を介して
予備の主制御ユニット2bのバス・バッファ(A・BU
FF)を主制御用バス1に接続する。これにより、現用
の主制御ユニット2aから予備の主制御ユニット2bに
切り替えられ、システム制御を継続することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の現用・予備切替
装置のシステム全体を示すブロック図である。主制御用
バス1は、主制御ユニット2をバス・マスターとするシ
ステム制御専用のバスである。障害処理用バス3は、緊
急制御ユニット4をバス・マスターとする障害監視、障
害処理専用のバスである。
【0014】主制御ユニット(CC:Central Control
Unit)2は、同一構成のもので現用のCCユニット(C
C0)2aと予備のCCユニット(CC1)2bの一対
が設けられる。共通メモリユニット(CM:Common Mem
ory Unit)5は、同一構成のもので現用のCMユニット
(CM0)5aと予備のCMユニット(CM1)5bの
一対が設けられる。これらCMユニット5a,5bは、
CCユニット2a,2bの記憶部である。
【0015】通常のシステム稼働時においては、現用の
CCユニット2aと、現用のCMユニット5aが用いら
れ、現用のCCユニット2aの障害発生時には主制御バ
ス1に対してCCユニット2aから予備のCCユニット
2bに切り替えられ、また、現用のCMユニット5aの
障害発生時には主制御バス1に対して現用のCMユニッ
ト5aから予備のCMユニット5bに切り替えられる。
【0016】通信制御ユニット(CSIF0,CSIF
1:Comunication Signalling Interface Unit)6a,
6bは、外部との通信を行うためのユニットであり、主
制御ユニット2の制御によって所定の通信プロトコル制
御を実行し、通信データをCCユニット2に出力する。
このCSIFユニット6a,6bは、それぞれ現用とし
て機能し、障害発生時には主制御バス1から切り離され
る。
【0017】緊急制御ユニット(EMC:Emergency Co
ntrol Unit)4は、障害処理用バス3を介して、CCユ
ニット2a,2bと、CMユニット5a,5bと、CS
IFユニット6a,6bの障害発生を監視し、障害検出
時には、現用から予備への切替制御を行う。
【0018】図2は、CCユニット2(2a,2b)の
内部構成を示すブロック図である。主制御用バス1に
は、バス・バッファ(A・BUFF)10が接続され、
障害処理用バス3には、バス・バッファ(B・BUF
F)11が接続されている。CPU12は、正常動作時
には、W/D(ウォッチドッグ)監視回路部13aのウ
ォッチドッグタイマーを一定周期でアクセスする処理を
行う。
【0019】障害処理部13のW/D監視回路部13a
は、CCユニット2内で何らかの障害発生でCPU12
がW/D監視回路部13aにアクセスしないときに、障
害情報申告用レジスタ13bを経由し、割込要求発生回
路13cから障害処理用バス3を通して、EMCユニッ
ト4のCPU22に割り込みをかける。障害情報申告用
レジスタ13bは、双方向レジスタで構成され、障害処
理用バス3側及びCCユニット2内のCPU12の双方
向から読み書き可能であり、レジスタ内の所定ビットに
は、障害発生時にW/Dタイマー障害発生を示すビット
が立てられる。
【0020】LED制御レジスタ13dは、EMCユニ
ット4により自ユニットが現用側であるときACTのL
EDを点灯し、障害時にはFAILのLEDを点灯す
る。また、CPU12によってこのLED制御用レジス
タ13d内の内容が読み込まれ、CCユニット2aは現
用側で有るか否かを認識する。
【0021】個別リセット発生回路13eは、EMCユ
ニット4によってアクセスされたときにCPU12を含
む同一ユニット内の各部をリセットする。バスバッファ
制御部13fは、A・BUFF10、B・BUFF11
にイネーブル/ディゼーブル信号を出力し主制御バス
1,障害処理用バス3に対する電気的な接続/切断を切
り替える。
【0022】このCCユニット2は自ユニットの障害発
生の監視の他、CSIFユニット6a,6bと、CMユ
ニット5a,5bに対する監視を行い、いずれかでの障
害発生時にはこの障害情報申告用レジスタ13bに障害
箇所を示すパッケージ番号、パッケージ種別、障害種別
を書き込み、EMCユニット4に申告する。
【0023】図3は、EMCユニット4の内部構成を示
すブロック図である。主制御用バス1には、バス・バッ
ファ(A・BUFF)20が接続され、障害処理用バス
3には、バス・バッファ(B・BUFF)21が接続さ
れている。これらA・BUFF20、B・BUFF21
はCPU22に接続され、うち、A・BUFF20は2
ポートRAM23を介して接続されている。B・BUF
F21には、主制御用バス1を介して各ユニット(CC
0,CC1,CM0,CM1)でのW/D監視部での障
害時の割込みが入力され、CPU22に送出する。
【0024】CPU22は、この障害検出時に障害診断
プログラムを実行して対応するユニットをリセットす
る。また、障害処理としてリセットあるいは現用・予備
の切替を制御する。CPU22の割り込み端子にはB・
BUFF21を介して、障害処理用バス3を介して各ユ
ニット(CC0,CC1,CM0,CM1)からの障害
用割り込み信号が入力される。障害処理部25には、W
/D監視部25aが設けられ、CPU22の動作をウォ
ッチドッグタイマーにより監視するもので、タイマー満
了時にはバッファ制御部25bによりA・BUFF2
0,B・BUFF21をディゼーブル(disable:disと略
称する) にし主制御用バス1,障害処理用バス3から切
断する。また、割込要求発生部25cを介してCCユニ
ット1に障害発生を通達する。
【0025】図4は、CMユニット5の内部構成を示す
ブロック図である。主制御用バス1には、A・BUFF
30が接続され、障害処理用バス3には、B・BUFF
31が接続されている。これらA・BUFF30、B・
BUFF31はCPU32に接続され、うち、A・BU
FF30は2ポートRAM33を介して接続されてい
る。また、CCユニット1の記憶部を構成する共通メモ
リ34がA・BUFF30を介して設けられる。この共
通メモリ34には、CCユニット2のシステム制御状態
を示すデータが経時的に記憶される。
【0026】ところで、予備のCMユニット5bに設け
られた共通メモリ34は、このCMユニット5bが予備
である場合であっても、現用のCMユニット5aから前
記システム制御状態を示すデータが転送して記憶される
構成であり、現用のCMユニット5aの共通メリ34自
体に障害が発生した場合であっても予備側に切り替える
ことにより、システム制御を継続できる構成となってい
る。この他、主制御ユニット2は現用と予備のCMユニ
ット5a,5bの共通メモリ34にそれぞれ前記システ
ム制御状態を示すデータを同時に送出しいずれにも記憶
させる構成とすることもできる。
【0027】障害処理部35内のW/D監視回路部35
aは、何らかの障害発生でCPU32がW/D監視回路
部35aにアクセスしないときに、障害情報申告用レジ
スタ35bを経由し、割込要求発生回路35cから障害
処理用バス3を通して、EMCユニット4のCPU22
に割り込みをかける。個別リセット発生回路35dは、
緊急制御ユニット4によってアクセスされたときにCP
U32を含む同一ユニット内の各部をリセットする。バ
スバッファ制御部35eは、A・BUFF30、B・B
UFF31に対してイネーブル/ディゼーブル信号を出
力し主制御バス1,障害処理用バス3に対する電気的な
接続/切断を切り替える。
【0028】図5は、CSIFユニット6a,6bの内
部構成を示すブロック図である。主制御用バス1には、
A・BUFF40が接続され、障害処理用バス3には、
B・BUFF41が接続されている。バスバッファ制御
部42は、A・BUFF40、B・BUFF41に対し
てイネーブル/ディゼーブル信号を出力し主制御バス
1,障害処理用バス3に対する電気的な接続/切断を切
り替える。通信制御回路43は、外部との間で所定形態
の通信を行い、RAM44,A・BUFF40を介して
送受データをCCユニット1に送出する。
【0029】次に本装置の動作内容について説明する。 ・システム立ち上げ(図6にフローチャートを記載) 電源投入時全てのユニットは、コネクタによって物理的
には主制御用バス及び障害処理用バスに接続されている
が、電気的には切断された状態(各ユニット内に実装さ
れているバス・バッファがディゼーブル状態を継続)に
あり、双方のバスへのアクセスはいずれのユニットから
も実行できない。
【0030】次に、EMCユニット4は、電源投入後所
定の初期設定を実行し、障害処理用バス3を介してこの
障害処理用バス3に接続される全ユニット中のバスバッ
ファ制御部にアクセスして、バス・バッファ(B・BU
FF)をイネーブル(enable:enと略称する) にし、障害
監視及び障害処理検出の経路を形成する。次に、現用の
CCユニット2aと、CMユニット5a及び、CSIF
ユニット6a,6bに対して、バス・バッファ(A・B
UFF)をイネーブルにし主制御用バス1に接続する。
予備のCCユニット2bのA・BUFF及びCMユニッ
ト5bの2ポートRAM側のA・BUFFはディゼーブ
ル状態(出力ハイ・インピーダンス、入力拒否状態)を
継続する。
【0031】次に、EMCユニット4は、障害処理用バ
ス3を通して現用のCCユニット2a内のLED制御用
レジスタ13dに現用側を示すACTを設定すると、A
CTを示すLEDがCCユニット2aで点灯すると共
に、CCユニット2a内のCPU12によってこのLE
D制御用レジスタ13d内の内容が読み込まれ、CCユ
ニット2aは現用側であることを認識する。CCユニッ
ト2aは、自ユニット内のA・BUFFの制御状態がイ
ネーブルであることと、ACTに設定されたことに基づ
き、主制御用バス1を通してCMユニット5a、CSI
Fユニット6a,6bに対してアクセスを開始し、シス
テムはEMCユニット4の監視下のもと、現用のCCユ
ニット2a、現用のCMユニット5a、CSIFユニッ
ト6a,6bによって稼働を開始する。
【0032】・障害検出 次に、CCユニット2に障害が発生した場合における障
害処理動作を説明する。障害処理動作は、CCユニット
2のリセット或いは現用・予備の切替を行う。この障害
処理動作は、障害内容に応じて主制御用バス1に対して
同期化/あるいは非同期化により実行される。
【0033】以下に、同期化と非同期化の処理概要を説
明する。 (1)同期化 この同期化とは、EMCユニット4によって障害処理
(リセット或いは現用・予備の切替)を実行する際に、
CCユニット2のCPU12がもつバス調停制御機能を
利用してCCユニット2のCPU12を一時的に正常停
止状態にし、その間に障害処理を実行するものである。
同期化することにより、CCユニット2では障害状態と
なっている現用側のCPU12のバス調停制御機能を利
用してCPU12を正常停止状態にした後に予備側を現
用側に切り替えるため、CPU12の動作シーケンスを
中断することがなく、切替に伴う他のユニットでのデー
タの受信ミス等を低減化できる。また、他のユニットで
は、CCユニット2のCPU12を正常停止状態にした
後に、この障害ユニットに対してリセット或いは現用・
予備の切替を実行するため、CCユニット2のCPU1
2の動作シーケンスに影響を与えることがなく、この切
替に伴うバス・エラー等の発生を防止できる。
【0034】(2)非同期化 非同期化とは、EMCユニット4によって障害処理(リ
セット或いは現用・予備の切替)を実行する際に、CC
ユニット2のCPU12を停止させず、このCPU12
が各ユニットに通常のアクセスを実行している状態のま
ま行うものである。非同期化による障害処理では、CC
ユニット2のCPU12のバス調停制御機能を用いずに
行うため、バス調停制御機能に障害が生じても障害処理
に影響がないというメリットがある。
【0035】このように、同期化/非同期化でそれぞれ
利点があるため、本装置では障害の状況に応じてこの同
期化/あるいは非同期化で障害処理を実行する構成とな
っている。即ち、同期化による障害処理は、CCユニッ
ト2のバス調停制御機能が正常に機能する限り、EMC
ユニット4は同期化による障害処理を実行する。一方、
CCユニット2のバス調停制御機能に異常を検出した場
合、EMCユニット4は非同期化による障害処理を実行
する。
【0036】図7は、上記EMCユニット4による同期
化から非同期化への切替手順を示すフローチャートであ
る。同期化から非同期化への切替の判断は、上述したよ
うにCCユニット2のCPU12のバス調停制御機能を
監視することにより行う。同図に記載したように、EM
Cユニット4は、現用のCCユニット2に対しバス開放
要求を表すBR信号(バス・リクエスト信号)をアクテ
ィブにしタイマーをスタートさせる。そして、CCユニ
ット2がBG信号(バス・グランド・アクナレッジ信
号)をアクティブにするとバス調停制御機能が正常であ
ると判断して障害処理を終了するが、BG信号のアクテ
ィブがなくタイマーカウントが満了すると、このCCユ
ニット2のバス調停制御機能が異常であるとして、同期
化による障害処理を停止し、この現用のCCユニット2
をリセットして非同期化による障害処理を開始する。
【0037】以下、障害処理の具体的処理内容を説明す
る。 ・CCユニット2a障害によるユニット切替(バス調停
制御機能による同期化実行時)図8は、この切替処理を
示すフローチャートである。通常状態では、CCユニッ
ト2a、CMユニット5a、CSIFユニット6a,6
bが現用側として動作し、主制御用バス1を通してCC
ユニット2aがシステムの主制御を実行する。このと
き、CCユニット2b、CMユニット5bは予備側とし
て待機し、現用側のCCユニット2a、CMユニット5
aが障害となった場合に現用側として切り替わり動作す
る。尚、CSIFユニット6a,6bは双方共に現用側
として動作する。
【0038】EMCユニット4は、障害処理用バス3を
通して、各ユニットの障害監視を行う。CCユニット2
aに障害が発生し、CPU12がW/D監視回路部13
aへのアクセスを停止すると、ウォッチドッグタイマー
が満了し、EMCユニット4への割込みを発生する。E
MCユニット4はCCユニット2bの障害情報申告用レ
ジスタ13bを通してCCユニット2bが正常であるこ
とを確認後、CCユニット2aに実装されているCPU
12のバス調停制御機能を用いて、CCユニット2aの
CPU12による主制御用バス1へのアクセスを一時停
止するように制御する。EMCユニット4は、CCユニ
ット2aが主制御用バス1を開放したことを確認後、障
害処理用バス3を用いて、CCユニット2aのA・BU
FF10をオフにし主制御用バス1から切り離すととも
に、予備用のCCユニット2bのA・BUFF10をオ
ンにし主制御用バス1に接続することにより、現用側か
ら予備側へ切り替える。CCユニット2aは、電気的に
主制御用バス1から切断された状態となり、主制御用バ
ス1へのアクセスが困難となる。一方、CCユニット2
bは電気的に主制御用バス1に接続され、現用となった
ことを自動的に認識し、CCユニット2aに替わって処
理を開始し、CMユニット5aとともに通常のシステム
処理を継続する。
【0039】・CMユニット5a障害によるユニット切
替(バス調停制御機能による同期化実行時)図9は、こ
の切替処理を示すフローチャートである。CMユニット
5aに障害が発生しCPU32がW/D監視回路35a
へのアクセスを停止すると、ウォッチドッグタイマーが
満了しEMCユニット4へ割込みを発生する。EMCユ
ニット4はCCユニット2aに実装されているCPU1
2に対してバス調停制御機能を用いて、主制御用バス1
へのアクセスを一時停止するように制御する。CCユニ
ット2aが主制御用バス1を開放したことを確認後、E
MCユニット4は、障害処理用バス3を用いて、CMユ
ニット5aの2ポートRAM33が接続されている側の
A・BUFF30をオフにして主制御用バス1から切り
離すとともに、予備用のCMユニット5bのA・BUF
F30をオンにして主制御用バス1に接続することによ
り、現用側から予備側へ切り替える。EMCユニット4
は、CMユニット5aからCMユニット5bへの切替完
了後、BGACK(バス・グランド・アクナレッジ信
号)を非アクティブにし、バス専有権を開放してCCユ
ニット2aに対して主制御用バス1の使用を再開するよ
うに制御する。これらCCユニット2aとCMユニット
5bによって通常のシステム処理を継続する。
【0040】次に、システムバスと非同期で切り替える
場合における障害処理動作を説明する。 ・各ユニットにおける障害発生検出の構成 現用側のCCユニット2の障害はEMCユニット4で監
視される。監視内容としては、CCユニット2に実装さ
れているCPU12のW/D監視回路部13aの出力を
常時監視する。EMCユニット4は、この障害が発生し
たCCユニット2のみに対してリセットを掛けるが、こ
のリセットが効かない場合には他方のCCユニット2に
切替制御を行う。CMユニット5の障害発生も上記同様
にEMCユニット4で監視される。
【0041】CSIFユニット6a,6bの障害は現用
側のCCユニット2で監視される。監視内容としては、
通信制御回路の動作を監視する。障害発生時には、CC
ユニット2の障害情報申告用レジスタ13bを介しEM
Cユニット4に障害を通達する。この障害発生時、EM
Cユニット4は、障害状態のCSIFユニット6のA・
BUFF40をディゼーブルにして主制御用バス1から
電気的に切断する。
【0042】EMCユニット4の障害は現用側のCCユ
ニット2で監視される。監視内容としては、EMCユニ
ット4に実装されているCPU22のW/D監視回路部
25aの出力を常時監視する。障害発生時、EMCユニ
ット4は自己処理としてW/D監視回路部25aの出力
によりB・BUFF21をディゼーブルにして障害処理
用バス3から電気的に切断する。また、現用側のCCユ
ニット2は、EMCユニット4がW/Dタイマー障害と
なったことを記憶保存し、アラームを出す。
【0043】・現用・予備の切替動作 現用・予備の切替は、基本的にCCユニット2の場合
も、CMユニット5の場合も同じであるため、以下の例
ではCCユニット2を切り替える場合について説明す
る。 ・障害検出 EMCユニット4によってCCユニット2aが現用側、
CCユニット2bが予備側と設定されている状態では、
主制御用バス1に接続されているA・BUFF10がC
Cユニット2a側のみイネーブルとなった状態で、CC
ユニット2b側のA・BUFF10はディゼーブル(出
力がハイ・インピーダンス、入力拒否状態)である。従
って、主制御用バス1へのアクセスはCCユニット2a
のみに限定される。但し、障害処理用バス3について
は、CCユニット2bを含む全てのユニットのB・BU
FFがイネーブルに設定されているため、EMCユニッ
ト4は予備側となっているユニットを含め、各ユニット
の障害監視及び障害処理を常時実行可能な状態にある。
【0044】EMCユニット4は、CCユニット2を常
時監視する。この監視は、CPU12の監視動作として
ウオッチドッグタイマーの出力を障害処理用バス3を介
して行う。CCユニット2内の何らかの障害によって、
CCユニット2内のCPU12がW/D監視回路部13
aへのアクセスを実行しない状態が所定時間以上継続す
ると、W/D監視回路部13aは、一点鎖線で示す障害
情報申告用レジスタ13bを経由し、割り込み要求発生
回路13cから障害処理用バス3を通して、EMCユニ
ット4のCPU22に割り込みをかける。この際、CC
ユニット2内の障害情報申告用レジスタ13bの所定ビ
ットにウオッチドッグタイマー障害を示すビットを立て
る。
【0045】EMCユニット4は、CCユニット2から
の割り込みを認識すると、障害処理用バス3を通してC
Cユニット2a,2b双方の障害情報申告用レジスタ1
3bを読み取り障害申告の内容を確認する。即ち、現用
側のCCユニット2における監視範囲は、自己CPU1
2のウオッチドッグタイマーの他にCSIFユニット
6、CMユニット5に対する監視が含まれる為、障害箇
所、障害種別を障害情報申告用レジスタ13bに書き込
むことによってEMCユニット4へ申告する。
【0046】・障害診断及び障害処理その1(特定のC
Cユニット2のみのリセット制御)図10にこの動作の
フローチャートを示す。EMCユニット4は、前記障害
検出動作によって、CCユニット2aの障害であること
を確認すると、障害診断プログラムを実行させて、障害
処理内容としてCCユニット2aに対するリセットを実
行する。
【0047】EMCユニット4は、障害処理の実行に際
して、以下の手順で処理を行う。まず、EMCユニット
4は、障害処理用バス3を通してCCユニット2a内の
個別リセット発生回路13eにアクセスし、リセット発
生回路13eを起動する。次に、CCユニット2aはリ
セットにより初期化され、A・BUFF10、B・BU
FF11がディゼーブル状態となり、主制御用バス1、
障害処理用バス3から電気的に切り離される。次に、C
Cユニット2aがディゼーブル状態となった事により、
CCユニット2bを含め、CCユニット2a,2b双方
共に主制御用バス1から切り離された状態になると、E
MCユニット4に割り込みが発生するようにEMCユニ
ット4内部で回路構成されており、この回路による割り
込みによってEMCユニット4はCCユニット2aのリ
セットを認識する。
【0048】次に、EMCユニット4は、前記障害検出
で説明したように、CCユニット2aを再び現用側とし
て稼働させる為、A・BUFF10、B・BUFF11
双方のバスバッファをイネーブルにして主制御用バス
1、障害処理用バス3にそれぞれ接続するとともに、L
ED制御レジスタ13dへアクセスして現用側であるこ
とを通達する。次に、CCユニット2aは、A・BUF
F10がイネーブルで、かつLED制御レジスタ13d
がACTに設定されたことを検出すると、主制御用バス
1を介して各ユニットにアクセスを開始し、システム動
作を再開する。以上の処理によってCCユニット2aが
回復し、障害の発生がない場合には処理は以上で完了と
なるが、リセット後も発生する場合は現用・予備の切替
を実行する。次に、現用・予備の切り替え制御について
説明する。
【0049】・障害診断および障害処理その2(現用・
予備切り替え時)図11にこの処理内容のフローチャー
トを示す。前記障害検出の動作で説明したように、再び
CCユニット2a内のW/D監視回路部13a、障害情
報申告用レジスタ13b、割込要求発生回路13cより
障害処理用バス3を経てEMCユニット4に再び割り込
みがかかると、EMCユニット4は、CCユニット2a
内の障害情報申告用レジスタ13bの内容を確認し、再
び障害診断プログラムを起動して障害処理内容を抽出す
る。抽出の結果、現用・予備の切り替えプログラムを認
識すると以下の手順で実行する。
【0050】EMCユニット4は、CCユニット2aに
対して前記リセット処理を実行し、CCユニット2aを
初期化すると共に、主制御用バス1、障害処理用バス3
を一旦ディゼーブルにして双方のバスから電気的に切り
離す。次に、障害処理用バス3のみイネーブルにしてC
Cユニット2aの監視経路を形成する。又、LED制御
レジスタ13dにアクセスしてFAILのLEDを点灯
させることによりCCユニット2aの障害を表示する。
【0051】次に、EMCユニット4は、CCユニット
2bを現用側として主制御用バス1へ接続するため、C
Cユニット2b内のバス・バッファ制御回路13fへア
クセスしA・BUFF10をイネーブルにすると共に、
LED制御レジスタ13dにアクセスしてACTを設定
する。そして、CCユニット2bは、A・BUFF10
がイネーブルで、ACTに設定されたことを検出する
と、自ユニットが現用側となったことを認識し、主制御
用バス1を通して、各ユニットにアクセスを開始しシス
テムは再び稼働を開始する。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、主制御ユニットを現用
と予備で2重化するとともに、主制御用バスとは別に障
害処理用バスを設け、緊急制御用ユニットにより障害処
理用バスを介して障害検出及び障害処理する構成とした
ので、障害が発生した主制御ユニットの基本的な動作シ
ーケンスを切断することなく、且つシステムを初期化せ
ずとも現用から予備の主制御ユニットに切り替えること
ができ、システム制御を継続することができる。また、
障害が検出されたユニットのバス調停制御機能の正常判
断に基づきシステム制御とは同期あるいは非同期で現用
から予備に切り替える構成とすれば、同期及び非同期に
よる切替の利点を活かしてシステム制御が中断すること
なく継続させることができるようになる。また、現用と
予備の2重化は、主制御ユニットのみならず、他の周辺
ユニットでも現用と予備で2重化して同様の切替を行う
構成とすることができる。例えば、主制御ユニットの共
通メモリユニットを現用と予備で2重化すれば現用の共
通メモリユニットで障害が発生したときに予備の共通メ
モリを使用してシステム制御を継続できるようになる。
また、各ユニットは、主制御用バスに対しバス・バッフ
ァが接続あるいは切断自在で、該ユニットの障害検出時
に緊急制御ユニットがバス・バッファを制御する構成と
すれば、現用から予備への切替を極めて短時間で行える
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現用・予備切替装置のシステム全体を
示すブロック図。
【図2】主制御ユニットの内部構成を示すブロック図。
【図3】緊急制御ユニットの内部構成を示すブロック
図。
【図4】共通メモリユニットの内部構成を示すブロック
図。
【図5】通信制御ユニットの内部構成を示すブロック
図。
【図6】システム立ち上げ動作のフローチャート。
【図7】緊急制御ユニットによる同期化から非同期化へ
の切替手順を示すフローチャート。
【図8】主制御ユニットのバス調停制御機能による同期
化実行時における切替処理を示すフローチャート。
【図9】共通メモリユニットのバス調停制御機能による
同期化実行時における切替処理を示すフローチャート。
【図10】主制御ユニットの非同期によるリセット制御
を示すフローチャート。
【図11】主制御ユニットの非同期による現用・予備切
り替え処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…主制御用バス、2(2a,2b)…主制御ユニッ
ト、3…障害処理用バス、4…緊急制御ユニット、5
(5a,5b)…共通メモリユニット、6(6a,6
b)…通信制御ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 浩 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの主制御を実行する現用及び予
    備の主制御ユニット(2a,2b)と、 前記システムの運用処理のための機能を備えた周辺ユニ
    ット(5a,5b,6a,6b)と、 前記主制御ユニットにより前記周辺ユニットを制御する
    ための主制御用バス(1)と、 前記主制御ユニット及び前記周辺ユニットの障害を検出
    して対応する障害処理を実行する緊急制御ユニット
    (4)と、 前記主制御ユニット及び前記周辺ユニットと前記緊急制
    御ユニットとの間に設けられ、前記緊急制御ユニットに
    よる障害検出及び障害処理を実行するための障害処理用
    バス(3)とを具備し、 前記緊急制御ユニットは、前記障害処理用バスを介して
    現用側の主制御ユニットの障害を検出するとともに、該
    障害処理用バスを介して前記主制御用バスに対する主制
    御ユニットのアクセスを現用側から予備側に切り替えて
    システム制御を継続することを特徴とする現用・予備切
    替装置。
  2. 【請求項2】 前記緊急制御ユニット(4)は、前記現
    用側の主制御ユニット(2a,2b)の障害発生時には
    該主制御ユニットのバス調停機能を監視し、該バス調停
    機能の正常時にはシステム制御と同期して前記主制御用
    バス(1)に対する前記主制御ユニットのアクセスを現
    用側から予備側に切り替える構成とされた請求項1記載
    の現用・予備切替装置。
  3. 【請求項3】 前記緊急制御ユニット(4)は、前記現
    用側の主制御ユニット(2a,2b)の障害発生時には
    該主制御ユニットのバス調停機能を監視し、該バス調停
    機能の異常時にはシステム制御とは非同期に前記主制御
    用バス(1)に対する前記主制御ユニットのアクセスを
    現用側から予備側に切り替える構成とされた請求項1記
    載の現用・予備切替装置。
  4. 【請求項4】 前記周辺ユニット(5a,5b,6a,
    6b)が現用及び予備のユニットを有し、該周辺ユニッ
    トの現用側の障害が前記緊急制御ユニット(4)で検出
    され、前記主制御用バス(1)に対する該障害検出され
    たユニットのアクセスを現用側から予備側に切り替える
    構成とされた請求項1記載の現用・予備切替装置。
  5. 【請求項5】 前記主制御ユニット(2a,2b)及び
    前記周辺ユニット(5a,5b,6a,6b)は、それ
    ぞれ前記主制御バス(1)に接続あるいは切断自在なバ
    ス・バッファ(A・BUFF10,20,30,40)
    を有し、前記緊急制御ユニット(4)は、障害検出した
    現用ユニットのバス・バッファを前記主制御バスから切
    断し予備ユニットのバス・バッファを前記主制御バスに
    接続してシステム制御を継続する構成とされた請求項1
    記載の現用・予備切替装置。
  6. 【請求項6】 主制御用バス(1)を介して互いに接続
    され、所定形態のシステムを運用するための現用及び予
    備のユニット(2a,2b,5a,5b)と、前記各ユ
    ニットの障害を障害処理用バスを介して検出し且つ障害
    処理を実行する緊急制御ユニット(4)とを備えてなる
    現用・予備の切替方法であって、 前記緊急制御ユニットは、前記障害処理用バスを介して
    現用側の主制御ユニットの障害を監視し、 該現用側の主制御ユニットの障害検出時には、前記障害
    処理用バスを介して前記主制御用バスに対する主制御ユ
    ニットのアクセスを現用側から予備側に切り替えること
    を特徴とする現用・予備切替方法。
  7. 【請求項7】 前記緊急制御ユニット(4)は、前記現
    用側の主制御ユニット(2a,2b)の障害発生時には
    該主制御ユニットのバス調停機能を監視し、該バス調停
    機能の正常時にはシステム制御と同期して前記主制御用
    バス(1)に対する前記主制御ユニットのアクセスを現
    用側から予備側に切り替え、 該バス調停機能の異常時にはシステム制御とは非同期に
    前記主制御用バス(1)に対する前記主制御ユニットの
    アクセスを現用側から予備側に切り替える構成とされた
    請求項6記載の現用・予備切替方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019159347A1 (ja) * 2018-02-19 2019-08-22 三菱電機株式会社 電子機器
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