JPH1195865A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH1195865A
JPH1195865A JP9258255A JP25825597A JPH1195865A JP H1195865 A JPH1195865 A JP H1195865A JP 9258255 A JP9258255 A JP 9258255A JP 25825597 A JP25825597 A JP 25825597A JP H1195865 A JPH1195865 A JP H1195865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器において、ノートパソコン形式を有
するものであって、表示パネル上部にカメラを搭載し、
パネルの傾斜角度を変化させてもカメラの方向は常に一
定角度を保つようにして操作性を向上させる。 【解決手段】 任意に角度を変更できる表示部と、前記
表示部に装置のオペレータの撮影を行うカメラを備えた
電子機器において、カメラを固定するフレームAと、前
記フレームAが回転軸Aを中心に回転できる手段と、前
記フレームAにおいてカメラを固定する側と反対側に固
定したおもりとで構成した姿勢維持手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラを内蔵した
表示パネルを持つ電子機器に関し、特に携帯端末装置/
ノートパソコン/ワードプロセッサなどに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビ電話などの機器におい
ては、機器間で映像を相互にやり取りするためにカメラ
を搭載しており、これは主にオペレータの姿や表情を相
手側に映像として伝えることを目的としている。
【0003】通信元では、機器に内蔵若しくは外付けさ
れたカメラによって、オペレータの姿や表情を撮影し、
そのデータを電気信号として通信相手の装置に伝送す
る。
【0004】その結果、相手先の装置の表示部には、通
信元のオペレータの姿が表示され、相手の顔を確認した
り、表情を見ることができる。
【0005】最近では、マルチメディア技術とインター
ネット技術の革新などにより、テレビ電話と同様の機能
がパソコン上でも実現できるようになった。
【0006】ただし従来のパソコンには、一般的にカメ
ラは内蔵されておらず、上記機能を実現させるためには
カメラを設置する必要がある。
【0007】この時、カメラの設置場所及びカメラの向
きについては、オペレータの姿がカメラの撮影範囲に収
まること、また、できるだけ自然なアングルで撮影され
ることを十分注意する必要がある。
【0008】上記に関し、従来においても、特開平5−
22721号公報にて示される“テレビ電話機”などに
おいて、話者の位置に自動的にカメラを追従させる技術
などが公開されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ノートパソコンなどの
機器に上記のカメラを内蔵して搭載する場合、以上のよ
うにカメラの設置個所については十分考慮する必要があ
る。
【0010】一般的にノートパソコンなどの機器では、
キーボードが本体に一体化されていることにより、図1
のようにオペレータと機器本体の間の位置関係が比較的
固定されており、カメラにとっては撮影方向が定まり易
く都合がよい。
【0011】しかし図2に示すように、オペレータの表
情を自然に撮影するためには、カメラをできるだけ上方
に設置した方が良く、ノートパソコンなどの機器で設置
する場合には、図3のように表示部の上方に搭載するの
が最も良い設置場所となる。
【0012】しかし一般的にノートパソコンなどの機器
での表示パネルは、オペレータがその傾きを任意に調整
できるようになっているため、カメラを表示パネルに固
定して設置すると、図4のように表示パネルの角度によ
ってカメラの撮影方向が変化してしまう問題がある。
【0013】特に、一台のノートパソコンなどの機器を
多人数で共用して使用する場合、オペレータによって身
長や座高などが異なるため、オペレータは、自分が使う
度に自分が最も使いやすい角度に表示パネルを調整す
る。
【0014】この時、前述のように、ノートパソコンな
どの機器にはキーボードが本体に設置されているため
に、オペレータと機器との位置関係はほぼ固定されてお
り、オペレータによって異なるのはその身長や座高の違
いによる、顔面位置の高さが主なものとなっている。
【0015】従って、オペレータの表情を撮影する場
合、カメラはオペレータの身長や座高の違いの範囲をカ
バーできる程度の上下方向の撮影角があれば、固定され
たカメラでもオペレータに関わりなくその表情を撮影範
囲に収めることが可能である。しかしノートパソコンな
どの機器においてその表示パネルにカメラを固定した場
合、図4が示すように、表示パネルの傾斜角によってそ
の撮影方向が大きく変化するために、上記課題を解決す
ることができない。
【0016】ノートパソコンなどの機器においてカメラ
を取り付けるには、表示部に上方を利用するのが良い
が、この表示部上方にカメラを取り付けると、表示部の
傾斜に伴ってカメラも傾斜し、表示部の傾斜を変更する
前はオペレータの姿がカメラに捉えられていても、表示
部の傾斜を変更すると、オペレータの姿が撮影アングル
からはみ出してしまう。
【0017】請求項1により、前記請求項1に関する課
題を解決した場合において、表示部の傾斜を変更した直
後については、カメラはおもりによって姿勢を維持して
いるため、その姿勢は直ちに安定せずに振動する。
【0018】この時、振動によって撮影映像は上下にに
揺れ、見苦しいものとなる。
【0019】また、前記請求項1に関する課題を解決し
た場合でも、表示部を閉じるなどの極端な姿勢になった
場合には、カメラの姿勢は追従できず、姿勢を保てる限
界を越えた時点で、カメラやフレームは表示部の周辺構
成部品に接触する。
【0020】そのため、急に表示パネルを閉じたりする
と、カメラに衝撃が発生し、カメラを傷めることにな
る。
【0021】請求項1により、前記請求項1に関する課
題を解決した場合、カメラは表示部の傾斜に関わらず一
定の撮影アングルを保つことができる。
【0022】しかしそれだけではオペレータは任意の角
度に調整することができず、オペレータの方がカメラの
撮影アングルに収まるよう自分の位置や姿勢を調整しな
ければならず、不便である。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子機器
は、任意に角度を変更できる表示部と、前記表示部に装
置のオペレータの撮影を行うカメラを備えた電子機器に
おいて、カメラを固定するフレームAと、前記フレーム
Aが回転軸Aを中心に回転できる手段と、前記フレーム
Aにおいてカメラを固定する側と反対側に固定したおも
りとで構成した姿勢維持手段とを備えることを特徴とす
る電子機器である。
【0024】請求項2記載の電子機器は、請求項1記載
の電子機器において、前記フレームAの回転に連動して
回転部を設け、前記回転部に連動させた、ダンパー機構
を設けた急変化抑制手段を備え、前記表示部に取り付け
られたカメラの撮影アングルが、前記表示部の傾斜角の
変化などに滑らかに追従するようにしたことを特徴とす
る電子機器である。
【0025】請求項3記載の電子機器は、請求項1記載
の電子機器において、カメラ重力方向に対して一定の撮
影アングルを保つためにカメラを固定するフレームB
と、前記フレームBが表示部の角度に関係なく常に一定
方向になるように回転軸Bを設け、前記回転軸Bの回転
軸を任意に調整する角度調整手段を備えることを特徴と
する電子機器である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。
【0027】図5は本発明のカメラ内蔵表示パネルを用
いた機器の一例であるノートパソコンである。51はカ
メラ、52はアングル調整ツマミ、53はディスプレイ
である。
【0028】尚、本実施形態ではノートパソコンにおい
て適用した場合を説明するが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0029】本発明におけるカメラ内蔵表示パネルによ
り、表示パネルに搭載したカメラの撮影方向を一定方向
に維持させる。
【0030】表示パネルにカメラを固定した場合、図4
のように表示パネルの傾斜と共に、カメラの上下方向に
対する撮影角度も変化する。そこで図6に示すような、
表示パネル61の角度に依存しない撮影方向を実現する
ため、図7に示すような機構を設ける。
【0031】概要としては、回転軸とおもりを用い、支
持軸の回転によらず一定の姿勢を維持する構成にする。
【0032】以上に加え、カメラ本体は独立してその一
定を保つ姿勢に対して、その上下方向の方向を調整でき
るものとする。
【0033】図7において、カメラを固定する台である
フレームB72は、2個所の回転軸である回転軸B74
及び回転軸A73を通して表示パネルに固定されてお
り、各々の回転軸、回転軸A73及び回転軸B74は図
8のように各々の回転軸を中心として回転が可能であ
る。カメラをフレームB72上に設置すれば、このカメ
ラはフレームA71に対し回転軸B74を中心軸として
回転可能である。
【0034】この回転軸はある程度の力を加えた時のみ
回転するようにしており、特に力を加えて方向を変更し
ようとする場合以外は、フレームA71に対し固定され
ているのと同等な状態にある。回転させる時に必要にな
る力は、カメラ及びフレームB72の重量により発生す
る回転軸B74での回転力よりも十分大きいものとす
る。
【0035】従って、フレームB72及びカメラの重量
によって、回転軸B74でのフレームB72及びフレー
ムA71の相対角度が変化することはなく、結果として
カメラはフレームA71に対し任意の角度を維持でき
る。
【0036】これを実現するために、回転軸B74は十
分摩擦係数の大きいすりあわせとする。
【0037】一方フレームA71は、回転軸A73を軸
として自由に回転できるように摩擦の少ないすりあわせ
とし、フレームA71の回転軸より下方に設けたおもり
75の重力により、フレームA71は常に重力方向と平
行の姿勢を維持させる。
【0038】フレームB72及びフレームB72上のカ
メラの重心が回転軸B74上にあり、またフレームB7
2及びカメラの重量に対し十分重い適当なおもり75を
フレームA71に設置すれば、フレームA71はフレー
ムB72との角度を維持したまま重力方向に対し平行を
維持し、カメラは、図9のように表示パネル61の角度
によらず、常に一定の方向を指す。
【0039】よって結果として図6のような、常に一定
方向のアングルでの撮影が可能になる。
【0040】また上記のように、フレームBはフレーム
Aに対し回転軸Bを中心として定常的な角度を調整可能
に固定されているため、フレームBを回転軸Bを中心に
回転させることにより、フレームBに固定されるカメラ
は、大地面に対し水平だけでなく、大地面に対し上向
き、或いは下向きにも任意に設定可能である。
【0041】これを実現するため、回転軸Bは外部から
回転させることが可能なように、回転軸Bに別に軸を設
け、外部からその軸を駆動することで回転軸Bを回転さ
せ、フレームBをフレームAに対し回転させることがで
きるようにしておく。
【0042】ただし、上記方法ではカメラの方向は大地
面に対し一定の角度を維持できるが、カメラ自体の位置
は表示パネル部のヒンジを中心として移動するため、表
示パネルの傾斜角の変化に伴い、カメラの位置は上下方
向及び前後方向に移動する。
【0043】図5の本発明による表示パネルを搭載した
ノートパソコンにおいて、表示パネルの支持ヒンジから
カメラ位置までを距離をL,表示パネルを本体に対し垂
直に立てた場合を0°として、表示パネルの傾き角度を
θとすれば、その上下方向の移動距離m及び前後方向の
移動距離nは、それぞれ下記の式において表わされる。
【0044】 m=L・(1−cosθ),n=L・sinθ ここで、表示パネルのヒンジからカメラまでの距離を3
0cm,垂直からの角度θを±20°とした場合、上下
方向の移動距離は1.8cm,前後方向の移動距離は±
10.3cmになる。
【0045】このように20°の範囲で表示パネルを傾
けた場合でも、その上下方向の移動距離は十分小さいた
め、これによって生じる撮影フレームのずれについて
は、カメラに広角レンズを搭載するなどの処置で十分対
応できるものである。
【0046】一方、前後方向の移動距離については、上
記のように表示パネルを20°傾斜させただけの場合で
も大きく、撮影時にカメラのピントがずれる可能性があ
る。
【0047】これについては、カメラのフォーカス或い
は全域でピントが合う単焦点フォーカスにすることで対
応する。
【0048】表示パネルに搭載したカメラで最も問題点
となる点は、カメラを表示パネルに固定した場合、表示
パネルの傾斜角に応じてカメラの撮影方向が変化するこ
とであり、これはフォーカス機能やレンズの視野角の調
整では根本的な解決はできない。
【0049】そこで本発明では、上下方向及び前後方向
のカメラの位置変化については従来技術により十分対応
できるものとし、カメラの方向について前述の機構を設
けることで、上記課題を解決している。
【0050】図10は、図5に示したほんはつめいによ
るカメラ内蔵表示パネルを用いた機器の一例であるノー
トパソコンについて、その表示パネル部上部を拡大した
図である。
【0051】図が示すように、カメラ101,アングル
調整ツマミ102を搭載する。アングル調整ツマミは、
図7での、フレームAに対するフレームBとの相対角度
を変更するためのものである。
【0052】図10の正面図において、その内部を示し
た図が図11である。
【0053】更に図11について、その断面を示してい
るのが図12である。
【0054】図12において点線部で示されている部分
の断面を、その矢印が示す拡大図が表わしている。
【0055】以下、図11及び図12を用いて、本発明
に表示パネルについて順に説明する。
【0056】カメラ101は図11及び図12が示すフ
レームB72に支持されており、フレームB72は回転
軸B74を通して2本のフレームA71に固定されてい
る。
【0057】フレームA71とフレームB72は、前述
のようにある既定以上の力を加えないとその角度が変化
することはなく、定常的にフレームA71とフレームB
72は固定されたのと同等の状態にある。
【0058】尚、回転する場合は、回転軸B74自体は
フレームB72に固定され、回転軸B74とフレームA
71の間がすべることにより回転する。
【0059】回転軸B74はカメラアングル調整力伝達
棒111とも接続され、カメラアングル調整力伝達棒を
回転させることで、回転軸BはフレームAに対し回転
し、フレームBも回転軸Bと共に回転して、フレームA
に対するフレームBの角度が変化する。
【0060】カメラアングル調整力伝達棒は、カメラア
ングル調整ツマミ軸112とも接続されており、カメラ
アングル調整ツマミ113を回転させることでカメラア
ングル調整力伝達棒も回転し、結果としてカメラアング
ル調整ツマミ113を回転させれば、カメラの上下方向
の角度を変えることができる。
【0061】これは、オペレータが任意のアングルを調
整できるようにするのが目的である。
【0062】ただし、回転軸Bは重力によって回転軸A
を中心に回転するフレームAに設けてあるため、回転軸
Bは回転軸Aに対し回転し、カメラアングル調整ツマミ
軸112と回転軸B74との距離は変化する。
【0063】そのため、このカメラアングル調整力伝達
棒は、ねじれには強く、伸縮が可能で、またしなりを許
す素材で構成するか、あるいはしなりのみを許す素材を
用い、最遠距離時に伸び切った状態で、その時以外はし
なることで距離を吸収する構成とする。
【0064】尚、どちらの場合においても、このカメラ
アングル調整力伝達棒のしなりによって発生する力によ
って、フレームAの姿勢が影響されることのないよう、
フレームAに取り付けるおもりの重量などについては、
十分考慮する必要がある。
【0065】2本のフレームAは回転軸Aを中心に自由
に回転できるようになっており、下方に設けられたおも
りによって、常に重力方向に対し一定の方向を維持す
る。
【0066】前述のように、カメラを含んだフレームB
の重心が回転軸B上にくるようにしておけば、フレーム
Aは重力方向に対し維持する角度は重力方向と平行にな
る。
【0067】この回転軸Aは2個所の回転軸A支えによ
り表示パネルに固定されているが、回転軸Bと異なり、
軽い力で自由に回転できるようになっているため、下方
のおもりの重力によって常にフレームAを一定の角度に
保つ。
【0068】しかし表示パネルを閉じるなどの極端な姿
勢になる場合には、姿勢を維持しようとするためフレー
ムAやフレームBは周辺部品に接触する。
【0069】この時、激しく接触することで本装置や周
辺部品が傷むことのないよう、後述の急変化抑制手段を
用いて激しい接触を抑止する。
【0070】回転軸Aの先にはギアAを取り付ける。
【0071】回転軸AはフレームAに固定され、回転軸
Aでの回転は回転軸Aと回転軸A支えがすべることによ
り行われるので、フレームAが回転軸Aに対して回転す
れば回転軸A及び回転軸Aの先に取り付けられているギ
アAも一緒に回転する。
【0072】このギアA120はギアB121を通して
ダンパー軸116とつながっており、回転軸Aの回転
は、ギアA及びギアBによる増速機構で増速及び減力さ
れており、ダンパー軸116を回転させる。ダンパーは
例えば粘性の高い液体中を羽車が回転するような構造に
なっており、急激な軸の回転を抑制する働きをもつ。
【0073】ギアA及びギアBによる増速機構により、
ダンパー115は小容量ものでも十分な回転の抑制が可
能なため、表示パネルの角度を急激に変更しても、おも
りによりフレームAが振動してカメラがぶれるのを防い
だり、表示パネルを閉じたりした場合などにフレームA
などの回転部が激しく周囲の部品に当たるのを防止す
る。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表示パネ
ルに設置されたカメラは、表示パネルの角度に関わらず
重力方向に対し一定の角度を維持することができるため
に、オペレータが表示パネルの角度を変更した時、共に
カメラのアングルも調整しなければならないという問題
を回避することができる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、カメラは基
本的に重力方向に対し一定の角度を維持しようとする
が、ダンパーを搭載することでオペレータが急に表示パ
ネルの角度を変更した場合や表示パネルの開閉を急激な
行った場合でも、カメラはゆっくりと追従し、カメラの
ぶれを防ぐことが可能であることと共に、カメラに直接
衝撃が伝わりにくく、カメラの衝撃に関する耐性を向上
させることができる。
【0076】請求項3記載の発明によれば、カメラが重
力方向に対し一定の方向を保つこととは別に、維持する
角度を任意に設定できるため、オペレータの姿勢に見合
ったカメラアングルでオペレータの姿を撮影することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノートパソコンとオペレータの位置関係の説明
図である。
【図2】ノートパソコンでのカメラの設置位置に関する
説明図である。
【図3】一般的なノートパソコンにカメラを設置した例
を示す図である。
【図4】カメラを表示パネルに普通に固定した場合の問
題点を表わす説明図である。
【図5】本発明をノートパソコンに適用した場合の図で
ある。
【図6】本発明により問題が解決することを示す説明図
である。
【図7】本発明の基本的な機構のイメージ図である。
【図8】機構の動作に関する説明図である。
【図9】表示パネル内でのカメラの様子を示す説明図で
ある。
【図10】本発明をノートパソコンに適用した場合の表
示パネル部の拡大図である。
【図11】図10の正面図の詳細図である。
【図12】図10の正面図の断面を断面毎に示した詳細
図である。
【符号の説明】
51 カメラ 52 アングル調整ツマミ 53 ディスプレイ 61 表示パネル 71 フレームA 72 フレームB 73 回転軸A 74 回転軸B 75 重り 101 カメラ 111 カメラアングル調整力伝達棒 112 カメラアングル調整ツマミ軸 113 カメラアングル調整ツマミ 115 ダンパー 116 ダンパー軸 120 ギアA 121 ギアB

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意に角度を変更できる表示部と、前記
    表示部に装置のオペレータの撮影を行うカメラを備えた
    電子機器において、 カメラを固定するフレームAと、前記フレームAが回転
    軸Aを中心に回転できる手段と、前記フレームAにおい
    てカメラを固定する側と反対側に固定したおもりとで構
    成した姿勢維持手段とを備えることを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器において、 前記フレームAの回転に連動して回転部を設け、前記回
    転部に連動させた、ダンパー機構を設けた急変化抑制手
    段を備え、前記表示部に取り付けられたカメラの撮影ア
    ングルが、前記表示部の傾斜角の変化などに滑らかに追
    従するようにしたことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子機器において、 カメラが重力方向に対して一定の撮影アングルを保つた
    めにカメラを固定するフレームBと、前記フレームBが
    表示部の角度に関係なく常に一定方向になるように回転
    軸Bを設け、前記回転軸Bの回転軸を任意に調整する角
    度調整手段を備えることを特徴とする電子機器。
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