JPH1194871A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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Publication number
JPH1194871A
JPH1194871A JP25877397A JP25877397A JPH1194871A JP H1194871 A JPH1194871 A JP H1194871A JP 25877397 A JP25877397 A JP 25877397A JP 25877397 A JP25877397 A JP 25877397A JP H1194871 A JPH1194871 A JP H1194871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
acceleration sensor
vibrating body
piezoelectric
prevented
Prior art date
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Pending
Application number
JP25877397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Murai
豊 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP25877397A priority Critical patent/JPH1194871A/ja
Publication of JPH1194871A publication Critical patent/JPH1194871A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動体の面に垂直な方向への過大な衝撃に対
しても圧電振動子が破損しない加速度センサを提供す
る。 【解決手段】 両面に圧電素子3a、3b、3c、3d
を貼り付け、一端側を支持台11に固定した振動体2か
らなる圧電振動子1において、振動体2の面に垂直な方
向の両側に圧電素子3a、3b、3c、3dと一定の距
離をおいて振動体ストッパー21を設ける。 【効果】 本発明の加速度センサによれば、振動体の面
に垂直な方向に過大な衝撃が加わったときにも、振動体
ストッパーが振動体のたわみを制限することによって、
振動体のたわみが弾性限界を越えて折れ曲がったり、振
動体を支持するカプラが変形したり、応力によって振動
体に貼り付けた圧電素子が破損したりすることを防止
し、その結果、圧電振動子が動作しなくなって、加速度
センサとしての機能を失うことを防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度センサ、特
に自動車用ナビゲーションシステムに使用される圧電型
加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の片持ち梁構造の圧電振動
子を用いた加速度センサを示す。また、図3に、その側
面図を示す。
【0003】図2および図3において、加速度センサ1
2は圧電振動子1からなり、圧電振動子1は板状の振動
体2、振動体2の一方主面に貼り付けられた圧電素子3
aおよび3b、同じく他方主面に貼り付けられた圧電素
子3cおよび3d、水平支持部4aおよび4b、重り取
り付け部5、連結部6、7、8、9、重り10、支持台
11から構成されている。
【0004】圧電振動子1の連結部6、7、8、9は、
それぞれ2つのカプラ6aと6b、7aと7b、8aと
8b、9aと9bで構成されている。水平支持部4aお
よび4bは2つの連結部6と7によって振動体2の長手
方向の一端側に接続されている。また、重り取り付け部
5も2つの連結部8と9によって振動体2の長手方向の
他端側に接続されている。また、重り10は重り取り付
け部5に取り付けられている。
【0005】ここで、振動体2、水平支持部4aおよび
4b、重り取り付け部5、連結部6、7、8、9は、エ
リンバなどの恒弾性金属材料を所定の形状に打ち抜くな
どして一体的に形成されている。また、連結部6、7、
8、9を構成するカプラ6a、6b、7a,7b,8
a,8b,9a、9bは、振動体2の長手方向の伸縮振
動を妨げないように細い部材で構成されている。そし
て、水平支持部4aおよび4bは支持台11に固定さ
れ、その結果、圧電振動子1は、振動体2を、その長手
方向の一端側で連結部6と7によって保持する片持ち梁
構造となっている。
【0006】なお、説明の都合上、図2に示すように、
振動体2の長手方向をX軸方向、振動体2の面に垂直な
方向をY軸方向、振動体2の面に平行で長手方向と直交
する方向をZ軸方向として座標軸を設ける。ここで、各
軸の矢印の方向が正の方向である。以後の説明におい
て、方向に関してはこの座標軸を適用する。
【0007】このように構成された加速度センサ12に
おいて、振動体2の長手方向の他端側に設けられた圧電
素子3aおよび3cと、一端側に設けられた圧電素子3
bおよび3dは、その両面に電極が形成され駆動信号が
印加される。圧電素子は両面の電極に印加される電圧の
方向によって、全体が収縮したり伸長したりする性質を
持っている。そこで、加速度センサ12においては、駆
動信号によって振動体2の一端側の2つの圧電素子3b
と3dが収縮すれば他端側の2つの圧電素子3aと3c
が伸長し、一端側の2つの圧電素子3bと3dが伸長す
れば他端側の2つの圧電素子3aと3cが収縮するよう
に構成されている。その結果、振動体2は駆動信号によ
ってその一端側と他端側が交互に収縮と伸長を繰り返す
伸縮振動を行う。そして、このとき、各圧電素子に形成
された電極からは、圧電素子の伸縮振動に応じた信号が
出力される。なお、この場合、振動体2の一端側と他端
側が互いに逆向きの伸縮振動をするため、伸縮振動中も
振動体2の全長は変わらない。
【0008】この状態において、加速度センサ12に対
してY軸方向の加速度が加わると、振動体2に水平支持
部4aおよび4bと連結部6と7で保持された部分を基
点としたたわみが生じる。この時、重り10は振動体2
のたわみを大きくする働きをしている。振動体2がたわ
むと、圧電素子3bと3dには互いに逆位相の電圧が発
生する。そこで、この2つの圧電素子3bと3dの出力
電圧の差を取ることにより、加速度センサ12のY軸方
向に加わる加速度を検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加速度
センサ12において、Y軸方向に衝撃(大きな加速度)
が加わると、重り10がY軸方向に大きく動き、振動体
2が大きくたわむ。この時、振動体2のたわみがその弾
性限界を超えると、振動体2が折れ曲がってしまった
り、振動体2と支持台11を接続する連結部6および7
を構成するカプラ6a、6b、7a、7bが変形してし
まう。また、振動体2のたわみが大きくなり過ぎると、
振動体2に貼り付けられている圧電振動子3a、3b、
3c、3dにも過大な応力が加わり、クラックが入るな
どして破損してしまう。そして、その結果、圧電振動子
1が動作しなくなり、加速度センサ12がその機能を失
ってしまうという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、Y軸方向の過大な衝撃
に対しても、圧電振動子が動作しなくなって、その機能
を失うことのない加速度センサを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の加速度センサは、板状の振動体の面に圧
電素子を設け、前記振動体の一端を支持台に固定し、他
端に重りを取り付けた、片持ち梁構造の圧電振動子を用
いた加速度センサにおいて、前記振動体の面に平行に、
前記振動体の一定以上のたわみを制限する振動体ストッ
パーを設けたことを特徴とする。
【0012】このように構成することにより、本発明の
加速度センサは、振動体の面に垂直な方向への過大な衝
撃に対して、振動体やカプラの変形や圧電素子の破損に
よって圧電振動子が動作しなくなるのを防止することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の加速度センサの
一実施例を示す。図1は側面図で、図2および図3と同
一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明は
省略する。
【0014】図1において、加速度センサ20を構成す
る圧電振動子1の板状の振動体2の面に垂直な方向の両
側には、振動体2に設けられた圧電素子3a、3b、3
c、3dと一定の距離をおいて平行に振動体ストッパー
21が設けられている。振動体ストッパー21は、振動
体2の一方主面側に設けられた上部ストッパー21aと
振動体2の他方主面側に設けられた下部ストッパー21
bで構成されており、支持台11とともに例えば実装基
板(図示せず)に固定されて、振動体2に連動して動か
ないようになっている。
【0015】振動体ストッパー21は、少なくとも圧電
素子3a、3b、3c、3dに面する側がゴムなどの弾
性体からなり、加速度センサ20に対してY軸方向の過
大な衝撃が加わったときに振動体2の一定以上のたわみ
を制限する。ここで、圧電素子3a、3b、3c、3d
と振動体ストッパー21との間の一定の距離とは、加速
度センサ20にY軸方向で加速度測定の可能な通常の加
速度が加わったときに、圧電素子3a、3b、3c、3
dと振動体ストッパー21が接触せず、しかし、振動体
2のたわみが弾性限界を越えたり、カプラ6a、6b、
7a、7bが変形したり、圧電素子3a、3b、3c、
3dが応力によって破損したりしない距離である。
【0016】このように、振動体2の両側に振動体2の
面に平行に振動体ストッパー21を設けることによっ
て、加速度センサ20にY軸方向への過大な衝撃が加わ
ったときにも、振動体2のたわみが振動体ストッパー2
1で制限される。また、振動体ストッパー21の圧電素
子3a、3b、3c、3dに面する側をゴムなどの弾性
体で形成することにより、圧電素子の破損を防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の加速度センサによれば、圧電素
子を貼り付けた振動体の面に平行に、圧電素子と一定の
距離をおいて振動体ストッパーを設けて、振動体の面に
垂直な方向に過大な衝撃が加わったときにも振動体スト
ッパーにより振動体のたわみを制限することにより、振
動体のたわみが弾性限界を越えて折れ曲がったり、カプ
ラが変形したり、振動体のたわみの応力によって圧電素
子が破損することを防止し、その結果、圧電振動子が動
作しなくなって、加速度センサとしての機能を失うこと
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加速度センサの一実施例を示す側面図
である。
【図2】従来の加速度センサの例を示す斜視図である。
【図3】図2の加速度センサの側面図である。
【符号の説明】
1…圧電振動子 2…振動体 3a、3b、3c、3d…圧電素子 4a…水平支持部 5…重り取り付け部 6a、6b、8a、8b…カプラ 10…重り 11…支持台 20…加速度センサ 21…振動体ストッパー 21a…上部ストッパー 21b…下部ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の振動体の面に圧電素子を設け、前
    記振動体の一端を支持台に固定し、他端に重りを取り付
    けた、片持ち梁構造の圧電振動子を用いた加速度センサ
    において、 前記振動体の面に平行に、前記振動体の一定以上のたわ
    みを制限する振動体ストッパーを設けたことを特徴とす
    る加速度センサ。
JP25877397A 1997-09-24 1997-09-24 加速度センサ Pending JPH1194871A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25877397A JPH1194871A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 加速度センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP25877397A JPH1194871A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 加速度センサ

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Publication Number Publication Date
JPH1194871A true JPH1194871A (ja) 1999-04-09

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ID=17324889

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JP25877397A Pending JPH1194871A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 加速度センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7637156B2 (en) 2004-07-12 2009-12-29 Sumitomo Precision Products Angular velocity sensor with vibrator having ring portion and electrodes positioned inside and outside the ring portion

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