JPH1194552A - 直角視準可能なレベル及びレベル用アダプタ - Google Patents

直角視準可能なレベル及びレベル用アダプタ

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JPH1194552A
JPH1194552A JP25535197A JP25535197A JPH1194552A JP H1194552 A JPH1194552 A JP H1194552A JP 25535197 A JP25535197 A JP 25535197A JP 25535197 A JP25535197 A JP 25535197A JP H1194552 A JPH1194552 A JP H1194552A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セオドライト等を用いることなしに直角点や
鉛直点の測量ができる、直角視準が可能なレベルまたは
レベル用アダプタを得る。 【構成】 水平位置を視準する視準望遠鏡を備えたレベ
ルにおいて、上記視準望遠鏡の先端部に直接、または該
先端部に着脱可能な着脱スリーブに、互いの反射面の延
長面が45゜で交わる二枚鏡を有する光路切換体を回動
可能に支持し、この光路切換体を、その回転軸を中心に
回動させて、二枚鏡のいずれもが視準望遠鏡の視準光路
上に位置せず視準望遠鏡により直接目標を視準する直接
視準位置と、該二枚鏡のいずれか一方が視準望遠鏡の視
準光路上に位置し二枚鏡を介して視準望遠鏡により目標
を視準する直角視準位置とに選択移動させる直角視準可
能なレベルまたはレベル用アダプタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、直角視準が可能なレベル及びレ
ベル用アダプタに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】レベル(水準儀)は、そ
の視準望遠鏡の光軸を水平にした状態で水準測量を行な
うために用いられる。別言すれば、水準位置の照準しか
できない。一方、直角方向及び鉛直方向の位置決め及び
測定を行なう場合には、トランシットまたはセオドライ
トを用いなければならない。実際の測量作業では、水準
測量だけでなく、直角点や鉛直点の測量を行なうことが
多いから、レベルとトランシットまたはセオドライト等
の高価な測量機材を常に用意しなければならなかった。
このため、その測量作業が煩雑で時間を要するばかりで
なく、これら測量機材の運搬、取り扱い等に困難が伴っ
た。
【0003】本発明は、このような問題意識に基づき、
セオドライト等を用いることなしに直角点や鉛直点の測
量ができる、直角視準が可能なレベルまたはレベル用ア
ダプタを得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明の直角視準可能なレベルは、水平
位置を視準する視準望遠鏡を備えたレベルの該視準望遠
鏡の先端部に、互いの反射面の延長面が45゜で交わる
二枚鏡を有し、該二枚鏡の反射面と平行な回転軸を中心
に回動可能な光路切換体を支持し、この光路切換体を、
上記回転軸を中心に回動させて、上記二枚鏡のいずれも
が視準望遠鏡の視準光路上に位置しない直接視準位置
と、該二枚鏡のいずれか一方が視準望遠鏡の視準光路上
に位置する直角視準位置との二位置のいずれかに選択保
持する手段を設け、この光路切換体の直接視準位置にお
いては上記視準望遠鏡により直接目標を視準し、直角視
準位置においては二枚鏡を介して上記視準望遠鏡により
目標を視準することを特徴としている。
【0005】光路切換体の回転軸の位置には自由度があ
るが、視準望遠鏡の光軸上であって、該光路切換体が直
角視準位置にあるとき二枚鏡による視準望遠鏡の反射光
軸がその回転軸上を通る位置に設けると、対称性及び光
路が変化しない点から好ましい。また、光路切換体は、
視準望遠鏡の光軸回りに回動可能な直角光束回転体上に
枢着するのが測量機として実際的である。さらに、光路
切換体の視準望遠鏡の光軸回りの回動位置を、光路変換
体が上記直角視準位置にあるときの二枚鏡による視準望
遠鏡の反射光路が上鉛直方向を向く位置と下鉛直方向を
向く位置の二位置でクリックストップするクリックスト
ップ機構を設けることが好ましい。
【0006】本発明は、直角視準可能なレベルとして構
成する他、レベルに着脱可能なアダプタとして構成する
こともできる。この形態では、視準望遠鏡の先端部に着
脱可能な着脱スリーブに、上述の光路切換体、直角光束
回転体、クリックストップ機構等を設ければよい。ま
た、本発明は、視準望遠鏡の光軸上にレーザビームを発
するレーザ光発生手段を有するレーザレベルまたはその
ようなアダプタにも適用できる。
【0007】
【発明の実施形態】図示実施形態は、レベル10に対し
て着脱可能なアダプタ20に本発明を適用したものであ
る。レベル10は、周知のように視準(照準)望遠鏡1
2を有し、例えば三脚11上に設置して使用される。1
3は、視準望遠鏡12の接眼レンズ部である。視準望遠
鏡12は、その光軸を水平方向に向けた調整を行なった
後、水準測量を行なうもので、視準望遠鏡12の光軸O
を水平方向に向ける調整は、手動でまたは自動で行なう
ことができる。この種の調整機構は周知である。
【0008】アダプタ20は、視準望遠鏡12の鏡筒の
対物側の端部に装着されている。視準望遠鏡12の対物
側の端部は、光軸Oと同軸の筒状体14からなってい
て、アダプタ20は、この筒状体14の外周に軸を一致
させて嵌合固定される筒状の着脱スリーブ21を有す
る。22は、着脱スリーブ21を筒状体14に固定する
ための固定ねじである。着脱スリーブ21には、着脱ス
リーブ21の軸(視準望遠鏡12の光軸O)を中心に回
動可能に直角光束回転体23が支持されている。この直
角光束回転体23には、着脱スリーブ21の軸(視準望
遠鏡12の光軸O)上に位置する第一の窓23aと、着
脱スリーブ21の軸(視準望遠鏡12の光軸O)に対し
て直交する方向の第二の窓23bとが形成されている。
24は、直角光束回転体23を着脱スリーブ21に固定
するための固定ねじである。
【0009】直角光束回転体23上には、軸25で光路
切換体26が枢着されている。この光路切換体26上に
は、二枚鏡27、28がその反射面27a、28aの延
長面が45゜で交わるように固定されており、軸25
は、この反射面27a、28aと平行な位置関係にあ
る。さらに、図示実施形態では、軸25は、着脱スリー
ブ21の軸(視準望遠鏡12の光軸O)上に位置してい
る。二枚鏡27、28は、光路切換体26を軸25を中
心に回動させることにより、両者の間に空間を形成して
視準望遠鏡12により直接目標を視準できる直接視準位
置(非干渉位置、光軸Oと直角光束回転体23の第一の
窓23aの中心とが一致する状態、図3)と、光軸Oの
上に、二枚鏡27、28のいずれか一方を位置させて二
枚鏡27、28を介して目標を視準する直角視準位置
(干渉位置、反射後光軸O’が第二の窓23bの中心と
一致する状態、図4)との間に回動移動できる。29
は、光路切換体26の回転を操作するための回転つまみ
である。
【0010】互いの反射面のなす角度が45゜(α)の
二枚鏡27、28のいずれか一方、例えば二枚鏡27に
光束が入射すると、その光束は、反射面27a、28a
で順次反射して出射する。このとき二枚鏡への入射光束
の光軸Oと反射光束の光軸O’とが正確に90゜(2
α)をなすことはよく知られている。この法則は、軸2
5の位置に関わりなく成立するが、図示例のように、軸
25を着脱スリーブ21の軸(視準望遠鏡12の光軸
O)上に位置させると、二枚鏡27、28の中心に関す
る対称性が得られる。また、二枚鏡27、28を反射後
の光軸O’が軸25の中心を通るようにすることで、光
路切換体26の回転中、光軸O’の位置が移動しないよ
うにすることができる。
【0011】着脱スリーブ21と直角光束回転体23の
間、及び直角光束回転体23と軸25の間にはそれぞ
れ、互いの相対的な回動位置を規制するクリックストッ
プ機構30、31が設けられている。クリックストップ
機構30は、図6に示すように、着脱スリーブ21の周
面に、角度間隔を正確に180゜に設定した2つのクリ
ック溝32a、32bを形成する一方、直角光束回転体
23に、これらのクリック溝のいずれかに嵌まるクリッ
クボール33と押圧ばね34を支持したものである。こ
のクリックストップ機構30は、筒状体14に対する直
角光束回転体23の回動位置を正確に180゜間隔に設
定する。
【0012】クリックストップ機構31は、図7に示す
ように、軸25(光路切換体26)の周面に、角度間隔
を約45゜に設定した2つのクリック溝35a、35b
を形成する一方、直角光束回転体23に、これらのクリ
ック溝35a、35bのいずれかに嵌まるクリックボー
ル36と押圧ばね37を支持したものである。このクリ
ックストップ機構31による軸25(光路切換体26)
の回動位置規制は、二枚鏡27、28が視準望遠鏡12
の視準光路(光軸O)と干渉しない直接視準位置(図
3)と、視準望遠鏡12の視準光路(光軸O)が該二枚
鏡27、28で反射されて90゜変換される直角視準位
置(図4)とに保持されるだけの精度で十分である。直
接視準位置の視準望遠鏡12の光軸Oを直進視準光軸L
1とし、直角視準位置の同光軸O’を直角視準光軸L2
とする。
【0013】上記構成の本アダプタ20は、レベル10
の視準望遠鏡12の筒状体14に着脱スリーブ21を装
着し、光路切換体26を軸25回りに図4の直角視準位
置に回動させる。このとき、固定ねじ22により着脱ス
リーブ21を筒状体14に仮止めし、直角光束回転体2
3を光軸O回りに回動させてクリックストップ機構30
により隣接する二位置にクリックストップさせ、その二
位置において、直角視準光軸L2が正しく鉛直方向を向
くように着脱スリーブ21の回動位置を調整する。調整
後、固定ねじ22を締めて着脱スリーブ21を筒状体1
4に本固定する。
【0014】図8は、以上のセットが終了したアダプタ
20を有するレベル10を用いた直角点の測量作業の例
を示し、図9は、参考に従来機材における同様の測量作
業の例を示している。 まず、光路切換体26を軸25を中心に回動させて図
4の直角視準位置にした上で、アダプタ20の直角光束
回転体23を光軸Oを中心に回動させて下方の鉛直視準
状態とする。つまり視準望遠鏡12の直角視準光軸L2
が二枚鏡27、28を介して鉛直方向を向くようにセッ
トする。 このセット状態で、視準望遠鏡12の直角視準軸L2
によりB点を視準し、その位置にレベル10を据え付け
る。 次にアダプタ20の光路切換体26を軸25を中心に
回動させて図3の直接視準位置とし、視準望遠鏡12に
よる直進視準光軸L1により直接A方向を視準する。 その後、再び光路切換体26を軸25を中心に90゜
回動させて直角視準位置とし、直角光束回転体23を光
軸Oを中心に回動させて直角視準光軸L2により視準す
れば、その視準方向の上に線分ABと直交する直角点C
を定めることができる。このC点の視準の際には、直角
光束回転体23の回動位置は、クリックストップ機構3
0で規制される位置のいずれかである必要はなく、測定
すべき任意の方向へ直角視準軸L2を向ければよい。
【0015】これに対し、図9の従来の直角点の測量で
は、同様の直角点の測量を次のように行なわねばならな
い。 セオドライトSをB点に据え付ける。 セオドライトSの視準望遠鏡でA点を視準する。 セオドライトSの読みを0゜0’0”にする。 セオドライトSを旋回させ、水平角度の読みを90゜
0’0”にする。 セオドライトSの視準望遠鏡で視準する点を直角点C
で定める。
【0016】図10は、アダプタ20を有するレベル1
0を用いた鉛直点の測量作業の例を示し、図11は、参
考に従来機材における同様の測量作業の例を示してい
る。 アダプタ20をセットしたレベル10を点Bより適宜
離して据え付ける。 光路切換体26を軸25を中心に回動させて図4の直
角視準位置にした上で、視準望遠鏡12の直角視準軸L
2によりB点を視準する。 次に直角光束回転体23を光軸Oを中心に任意角度回
動させて直角視準光軸L2により視準すれば、その視準
方向内に、点Bに対する鉛直点Dが存在する。 直交するX、Yの二方向について鉛直点を求める場合
は、点Bに対してレベル10の据え付け位置を90゜替
えて、上記〜を繰り返す。
【0017】これに対し、図11の従来の鉛直点の測量
では、同様の鉛直点の測量を次のように行なわねばなら
ない。 セオドライトSをB点より適宜離して据え付ける。 セオドライトSの視準望遠鏡でB点を視準する。 セオドライトSの視準望遠鏡を俯仰させて視準すれ
ば、その視準方向内に、点Bに対する鉛直点Dが存在す
る。 直交するX、Yの二方向について鉛直点を求める場合
は、点Bに対してセオドライトSの据え付け位置を90
゜替えて、上記〜を繰り返す。
【0018】この鉛直点の測量は、アダプタ20を有す
るレベル10によれば、図8のように、より簡単に行な
うこともできる。すなわち、 光路切換体26を軸25を中心に回動させて図4の直
角視準位置にした上で、アダプタ20の直角光束回転体
23を光軸Oを中心に回動させて下方の鉛直視準状態と
する。つまり視準望遠鏡12の直角視準光軸L2が二枚
鏡27、28を介して鉛直下方向を向くようにセットす
る。 次にアダプタ20の直角光束回転体23を光軸Oを中
心に180゜回動させて直角視準光軸L2により点Dを
視準する。この点Dは、X、Yの二方向についての鉛直
点である。
【0019】以上の実施形態は、本発明をレベル10に
着脱可能なアダプタ20として実現したものであるが、
予めアダプタ20をレベル10に一体化して直角視準可
能なレベルとして実現することもできる。また、以上に
おいては、視準望遠鏡を備えたレベルについて述べた
が、視準望遠鏡の光軸上にレーザビームを放射して測量
点を視準することができるレーザレベルにおいても本発
明を適用することができ、同様の作用と効果をえること
ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、セオドライト等を用い
ることなしに直角点や鉛直点の測量ができる、直角視準
が可能なレベルまたはレベル用アダプタを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベル用アダプタの一実施形態を示
す、レベルに装着した水平視準状態の側面図である。
【図2】図1のレベル用アダプタによる鉛直視準状態の
側面図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】図3とは異なる状態の図1のIII −III 線に沿
う断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】本発明のレベル用アダプタによる測量手順の例
を示す説明図である。
【図9】従来の測量手順の例を示す説明図である。
【図10】本発明のレベル用アダプタによる測量手順の
別の例を示す説明図である。
【図11】従来の測量手順の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 レベル 11 三脚 12 視準望遠鏡 20 アダプタ 21 着脱スリーブ 22 24 29 固定ねじ 23 直角光束回転体 25 軸 26 光路切換体 27 28 二枚鏡 27a 28a 反射面 30 31 クリックストップ機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平位置を視準する視準望遠鏡を備えた
    レベルにおいて、 上記視準望遠鏡の先端部に、互いの反射面の延長面が4
    5゜で交わる二枚鏡を有し、該二枚鏡の反射面と平行な
    回転軸を中心に回動可能な光路切換体を支持し、 この光路切換体を、上記回転軸を中心に回動させて、上
    記二枚鏡のいずれもが視準望遠鏡の視準光路上に位置し
    ない直接視準位置と、該二枚鏡のいずれか一方が視準望
    遠鏡の視準光路上に位置する直角視準位置との二位置の
    いずれかに選択保持する手段を設け、 この光路切換体の直接視準位置においては上記視準望遠
    鏡により直接目標を視準し、直角視準位置においては二
    枚鏡を介して上記視準望遠鏡により目標を視準すること
    を特徴とする直角視準可能なレベル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレベルにおいて、上記光
    路切換体の回転軸は、視準望遠鏡の光軸上であって、該
    光路切換体が直角視準位置にあるとき二枚鏡による視準
    望遠鏡の反射光軸がその回転軸上を通る位置に設けられ
    ている直角視準可能なレベル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のレベルにおい
    て、上記光路切換体は、視準望遠鏡の光軸回りに回動可
    能な直角光束回転体上に枢着されている直角視準可能な
    レベル。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレベルにおいて、光路切
    換体の視準望遠鏡の光軸回りの回動位置を、該光路変換
    体が上記直角視準位置にあるときの二枚鏡による視準望
    遠鏡の反射光路が上鉛直方向を向く位置と下鉛直方向を
    向く位置の二位置にクリックストップするクリックスト
    ップ機構が備えられている直角視準可能なレベル。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    レベルにおいて、さらに、視準望遠鏡の光軸上にレーザ
    ビームを発するレーザ光発生手段を備えている直角視準
    可能なレベル。
  6. 【請求項6】 水平位置を視準する視準望遠鏡を備えた
    レベルに着脱可能なアダプタであって、 上記視準望遠鏡の先端部に着脱可能な着脱スリーブに、
    互いの反射面の延長面が45゜で交わる二枚鏡を有し、
    該二枚鏡の反射面と平行な回転軸を中心に回動可能な光
    路切換体を支持し、 この光路切換体を、上記回転軸を中心に回動させて、上
    記二枚鏡のいずれもが視準望遠鏡の視準光路上に位置し
    ない直接視準位置と、該二枚鏡のいずれか一方が視準望
    遠鏡の視準光路上に位置する直角視準位置との二位置の
    いずれかに選択保持する手段を設け、 この光路切換体の直接視準位置においては上記視準望遠
    鏡により直接目標を視準し、直角視準位置においては二
    枚鏡を介して上記視準望遠鏡により目標を視準すること
    を特徴とするレベルのアダプタ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のアダプタにおいて、上記
    光路切換体の回転軸は、着脱スリーブを視準望遠鏡に装
    着したときの該視準望遠鏡の光軸上であって、該光路切
    換体が上記直角視準位置にあるときの二枚鏡による視準
    望遠鏡の反射光路がその回転軸上を通る位置に設けられ
    ているレベルのアダプタ。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のアダプタにおい
    て、上記光路切換体は、視準望遠鏡の先端に着脱スリー
    ブを装着した状態で該視準望遠鏡の光軸回りに回動可能
    な直角光束回転体上に枢着されているレベルのアダプ
    タ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のアダプタにおいて、光路
    切換体の視準望遠鏡の光軸回りの回動位置を、光路変換
    体が直角視準位置にあるときの二枚鏡による視準望遠鏡
    の反射光路が上鉛直方向を向く位置と下鉛直方向を向く
    位置との二位置にクリックストップするクリックストッ
    プ機構が備えられているレベルのアダプタ。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし9のいずれか1項記載
    のアダプタにおいて、さらに、視準望遠鏡の光軸上にレ
    ーザビームを発するレーザ光発生手段を備えているレベ
    ルのアダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006034685A1 (de) * 2004-09-28 2006-04-06 Matthias Fuhrland Geodätisches gerät
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CN116125655A (zh) * 2022-12-23 2023-05-16 安徽创谱仪器科技有限公司 光栅扫描装置组装方法及光栅扫描装置

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