JPH1194502A - 伐採用目盛付表示テープ - Google Patents
伐採用目盛付表示テープInfo
- Publication number
- JPH1194502A JPH1194502A JP9250987A JP25098797A JPH1194502A JP H1194502 A JPH1194502 A JP H1194502A JP 9250987 A JP9250987 A JP 9250987A JP 25098797 A JP25098797 A JP 25098797A JP H1194502 A JPH1194502 A JP H1194502A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display tape
- tape
- tree
- display
- scale
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業員を2名に減らすことができ、再検査時
の再計測が不要であり、また刃物で切断する必要のない
伐採用目盛付表示テープを提供する。 【解決手段】 樹木と識別できる色または模様を有する
耐候性素材からなる所定の長さのテープ1に、円周目盛
2を付した伐採用目盛付表示テープ。これにより、伐採
対象の樹木の胸高直径の計測と伐採樹木の表示のための
表示テープの巻き付け作業を同時に行うことができるの
で、作業員を1名減らすことができる。表示テープに円
周目盛が付けられているので、再検査時には表示テープ
の目盛を読みとるだけでよく、直径メジャーによる再計
測の必要がない。また定寸の表示テープであるので、現
場での刃物の使用が不要となり、安全に作業をすること
ができる。
の再計測が不要であり、また刃物で切断する必要のない
伐採用目盛付表示テープを提供する。 【解決手段】 樹木と識別できる色または模様を有する
耐候性素材からなる所定の長さのテープ1に、円周目盛
2を付した伐採用目盛付表示テープ。これにより、伐採
対象の樹木の胸高直径の計測と伐採樹木の表示のための
表示テープの巻き付け作業を同時に行うことができるの
で、作業員を1名減らすことができる。表示テープに円
周目盛が付けられているので、再検査時には表示テープ
の目盛を読みとるだけでよく、直径メジャーによる再計
測の必要がない。また定寸の表示テープであるので、現
場での刃物の使用が不要となり、安全に作業をすること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電線の下の樹木
を伐採する際、どの樹木を伐採するかの表示とともに、
補償金算定の基礎となる胸高直径を直読できるようにし
た伐採用目盛付表示テープに関する。
を伐採する際、どの樹木を伐採するかの表示とともに、
補償金算定の基礎となる胸高直径を直読できるようにし
た伐採用目盛付表示テープに関する。
【0002】
【従来の技術】山間部に架設される送電線においては、
樹木が成長して送電線からの距離が危険範囲に達する前
に、樹木を伐採する必要がある。その際、電力会社は、
地権者、すなわち樹木の持ち主に対して、どの樹木を伐
採する必要があるかと、伐採の補償としての金額を通知
している。その際、伐採対象の樹木に表示テープを巻き
付けて表示するとともに、また該当する樹木の胸高直径
を測定して、補償金を算定している。この作業を毎木調
査と称している。
樹木が成長して送電線からの距離が危険範囲に達する前
に、樹木を伐採する必要がある。その際、電力会社は、
地権者、すなわち樹木の持ち主に対して、どの樹木を伐
採する必要があるかと、伐採の補償としての金額を通知
している。その際、伐採対象の樹木に表示テープを巻き
付けて表示するとともに、また該当する樹木の胸高直径
を測定して、補償金を算定している。この作業を毎木調
査と称している。
【0003】従来においては、毎木調査の実態は、図7
に示すように樹木の胸高直径を直径メジャー(1回巻き
付けたときの外周の長さが直径を表すように、目盛の単
位が1mmの円周率(=3.14)倍(円周目盛)であ
る巻き尺)で計測する計測員と、伐採予定であることを
表示するための表示テープを樹木に巻き付ける表示員
と、樹種と胸高直径を記録する記録員の3名を必要と
し、表示テープは荷造り用テープを現場でその都度切断
して使用している。
に示すように樹木の胸高直径を直径メジャー(1回巻き
付けたときの外周の長さが直径を表すように、目盛の単
位が1mmの円周率(=3.14)倍(円周目盛)であ
る巻き尺)で計測する計測員と、伐採予定であることを
表示するための表示テープを樹木に巻き付ける表示員
と、樹種と胸高直径を記録する記録員の3名を必要と
し、表示テープは荷造り用テープを現場でその都度切断
して使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の毎木調査方法は、胸高直径を計測する作業と、表
示テープを巻き付ける作業を2名で分担しているため、
作業効率が悪いという問題があった。また、従来の表示
テープでは、伐採対象の樹木の単なる目印としての機能
しかなかったので、再検査時には再度胸高直径の計測を
しなければならなかった。さらに従来の表示テープは、
荷造り用のテープを刃物で切断しているため、怪我の危
険性がある。
従来の毎木調査方法は、胸高直径を計測する作業と、表
示テープを巻き付ける作業を2名で分担しているため、
作業効率が悪いという問題があった。また、従来の表示
テープでは、伐採対象の樹木の単なる目印としての機能
しかなかったので、再検査時には再度胸高直径の計測を
しなければならなかった。さらに従来の表示テープは、
荷造り用のテープを刃物で切断しているため、怪我の危
険性がある。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、作業
員を2名に減らすことができ、再検査時の再計測が不要
であり、また刃物で切断する必要のない伐採用目盛付表
示テープを提供することにある。
員を2名に減らすことができ、再検査時の再計測が不要
であり、また刃物で切断する必要のない伐採用目盛付表
示テープを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の伐採用目盛付表示テープは、樹木と識別で
きる色または模様を有する耐候性素材からなる所定の長
さのテープに、円周目盛を付したことを特徴とする。
め、本発明の伐採用目盛付表示テープは、樹木と識別で
きる色または模様を有する耐候性素材からなる所定の長
さのテープに、円周目盛を付したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を具
体的に説明する。図1は本発明の第1実施例である結び
式の表示テープを示すものである。本例では、直径30
cm以下の樹木用の表示テープを示している。表示テー
プ1は耐水性に優れ強度のある合成樹脂フィルム、例え
ばSSP(合成紙をベースとした乾式ジアゾ感光紙で、
複写可能なもの)を使用することができる。表示テープ
1には、目盛2が付けられているが、これは円形のもの
に巻き付けたときに1周分の長さが直径を表すように、
3.14cmを1cmとした目盛となっている。表示テ
ープ1の目盛0(cm)と目盛30(cm)の両側に
は、100mmと250mmの結び代3が設けられてお
り、図2に示すように樹木に結びつけて使用する。
体的に説明する。図1は本発明の第1実施例である結び
式の表示テープを示すものである。本例では、直径30
cm以下の樹木用の表示テープを示している。表示テー
プ1は耐水性に優れ強度のある合成樹脂フィルム、例え
ばSSP(合成紙をベースとした乾式ジアゾ感光紙で、
複写可能なもの)を使用することができる。表示テープ
1には、目盛2が付けられているが、これは円形のもの
に巻き付けたときに1周分の長さが直径を表すように、
3.14cmを1cmとした目盛となっている。表示テ
ープ1の目盛0(cm)と目盛30(cm)の両側に
は、100mmと250mmの結び代3が設けられてお
り、図2に示すように樹木に結びつけて使用する。
【0008】図3は本発明の第2実施例である両面テー
プ式の表示テープを示すものであり、本例では直径30
cm以下の樹木用の表示テープを示している。第1実施
例との違いは、目盛「0」の裏側4に、両面テープを貼
ったことである。このテープを図4に示すように樹木に
1周巻き付け、目盛「0」の部分の裏側の両面テープを
2周目の表に貼り付ける。
プ式の表示テープを示すものであり、本例では直径30
cm以下の樹木用の表示テープを示している。第1実施
例との違いは、目盛「0」の裏側4に、両面テープを貼
ったことである。このテープを図4に示すように樹木に
1周巻き付け、目盛「0」の部分の裏側の両面テープを
2周目の表に貼り付ける。
【0009】なお、第1実施例と第2実施例の両方と
も、樹木に巻き付けたときに遠くからでも目立つように
表示テープ1の色または模様を付けるが、例えば図5に
示すように、白の部分5と赤の部分6を縞状に交互に印
刷して目立つようにする。色の組み合わせ方により、地
権者別、危険木、伐採範囲を区別するようにすることが
できる。
も、樹木に巻き付けたときに遠くからでも目立つように
表示テープ1の色または模様を付けるが、例えば図5に
示すように、白の部分5と赤の部分6を縞状に交互に印
刷して目立つようにする。色の組み合わせ方により、地
権者別、危険木、伐採範囲を区別するようにすることが
できる。
【0010】図6は、本発明の表示テープ1を用いて、
伐採対象の樹木の胸高直径を計測するとともに、そのま
ま表示テープ1を結びつけるか両面テープで止めるかし
て樹木に止めたままにした状態を示すものである。この
とき、作業員は、計測と表示をする作業員と、計測結果
を記録する記録員の2名で作業を行うことができ、20
cm以下のテープと30cm以下のテープの2種類を用
意しておくことにより、刃物を一切用いることなく、表
示テープを樹木に止めることができる。
伐採対象の樹木の胸高直径を計測するとともに、そのま
ま表示テープ1を結びつけるか両面テープで止めるかし
て樹木に止めたままにした状態を示すものである。この
とき、作業員は、計測と表示をする作業員と、計測結果
を記録する記録員の2名で作業を行うことができ、20
cm以下のテープと30cm以下のテープの2種類を用
意しておくことにより、刃物を一切用いることなく、表
示テープを樹木に止めることができる。
【0011】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、下記
の効果を奏する。 (1)伐採対象の樹木の胸高直径の計測と伐採樹木の表
示のための表示テープの巻き付け作業を同時に行うこと
ができるので、作業員を1名減らすことができる。 (2)表示テープに円周目盛が付けられているので、再
検査時には表示テープの目盛を読みとるだけでよく、直
径メジャーによる再計測の必要がない。 (3)定寸の表示テープであるので、現場での刃物の使
用が不要となり、安全に作業をすることができる。
の効果を奏する。 (1)伐採対象の樹木の胸高直径の計測と伐採樹木の表
示のための表示テープの巻き付け作業を同時に行うこと
ができるので、作業員を1名減らすことができる。 (2)表示テープに円周目盛が付けられているので、再
検査時には表示テープの目盛を読みとるだけでよく、直
径メジャーによる再計測の必要がない。 (3)定寸の表示テープであるので、現場での刃物の使
用が不要となり、安全に作業をすることができる。
【図1】 本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】 第1実施例の使用状態を示す説明図である。
【図3】 本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図4】 第2実施例の使用状態を示す説明図である。
【図5】 表示テープの模様を示す正面図である。
【図6】 本発明による毎木調査の状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】 従来の毎木調査の状態を示す説明図である。
1 表示テープ、2 目盛、3 結び代、4 目盛
「0」の裏側の部分、5 白の部分、6 赤の部分
「0」の裏側の部分、5 白の部分、6 赤の部分
Claims (1)
- 【請求項1】 樹木と識別できる色または模様を有する
耐候性素材からなる所定の長さのテープに、円周目盛を
付したことを特徴とする伐採用目盛付表示テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9250987A JPH1194502A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 伐採用目盛付表示テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9250987A JPH1194502A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 伐採用目盛付表示テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1194502A true JPH1194502A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17215990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9250987A Pending JPH1194502A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 伐採用目盛付表示テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1194502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200488497Y1 (ko) * | 2018-07-03 | 2019-05-21 | 하나산림기술 주식회사 | 흉고 직경 측정기능을 갖는 수목 조사용 테이프 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP9250987A patent/JPH1194502A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200488497Y1 (ko) * | 2018-07-03 | 2019-05-21 | 하나산림기술 주식회사 | 흉고 직경 측정기능을 갖는 수목 조사용 테이프 |
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