JPH1194053A - ウオームギヤのバックラッシュ強制除去装置 - Google Patents
ウオームギヤのバックラッシュ強制除去装置Info
- Publication number
- JPH1194053A JPH1194053A JP25540297A JP25540297A JPH1194053A JP H1194053 A JPH1194053 A JP H1194053A JP 25540297 A JP25540297 A JP 25540297A JP 25540297 A JP25540297 A JP 25540297A JP H1194053 A JPH1194053 A JP H1194053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm
- spring
- backlash
- auxiliary
- sleeve
- Prior art date
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- Pending
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウオームのピッチ円径を小さくしてウオーム
ギヤの伝達効率を向上させることが容易なバックラッシ
ュ強制除去装置を提供する。 【解決手段】 ウオーム12の一端側にウオームホイー
ル13と噛合わせる半鼓形状の補助ウオーム17をウオ
ーム12と一体回転するが軸方向へ摺動可能に配設し、
この補助ウオーム17とウオーム12とをその両者間に
介在させたスプリング19により軸方向に離間させるよ
うに付勢させる。
ギヤの伝達効率を向上させることが容易なバックラッシ
ュ強制除去装置を提供する。 【解決手段】 ウオーム12の一端側にウオームホイー
ル13と噛合わせる半鼓形状の補助ウオーム17をウオ
ーム12と一体回転するが軸方向へ摺動可能に配設し、
この補助ウオーム17とウオーム12とをその両者間に
介在させたスプリング19により軸方向に離間させるよ
うに付勢させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、減速装置
として使用されるウオームギヤに監視、特に互いに噛合
うウオームとウオームホイールとの間のバックラッシュ
をスプリングの力によって強制除去するバックラッシュ
強制除去装置に関するものである。
として使用されるウオームギヤに監視、特に互いに噛合
うウオームとウオームホイールとの間のバックラッシュ
をスプリングの力によって強制除去するバックラッシュ
強制除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウオームギヤのバックラッシュ強
制除去装置としては、ウオームを軸方向に二分割し、そ
の両者を一体回転するが軸方向へ摺動可能に連結すると
ともにその両者間に介在させたスプリングにより軸方向
に離間させるように付勢させたものが知られている。
制除去装置としては、ウオームを軸方向に二分割し、そ
の両者を一体回転するが軸方向へ摺動可能に連結すると
ともにその両者間に介在させたスプリングにより軸方向
に離間させるように付勢させたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バックラッシュ強制除去装置においては、ウオーム分割
体を連結する装置やスプリングの存在によってウオーム
のピッチ円径を小さくすることができず、ウオームギヤ
の伝達効率の向上の妨げとなっていた。
バックラッシュ強制除去装置においては、ウオーム分割
体を連結する装置やスプリングの存在によってウオーム
のピッチ円径を小さくすることができず、ウオームギヤ
の伝達効率の向上の妨げとなっていた。
【0004】この出願の発明は、ウオームのピッチ円径
を小さくしてウオームギヤの伝達効率を向上させること
が容易なバックラッシュ強制除去装置を提供することを
目的とする。
を小さくしてウオームギヤの伝達効率を向上させること
が容易なバックラッシュ強制除去装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に係
る発明は、互いに噛合うウオームとウオームホイールと
の間のバックラッシュをスプリングの力によって強制除
去するバックラッシュ強制除去装置において、ウオーム
の一端側にウオームホイールと噛合わせる半鼓形状の補
助ウオームをウオームと一体回転するが軸方向へ摺動可
能に配設し、この補助ウオームとウオームとをその両者
間に介在させたスプリングにより軸方向に離間させるよ
うに付勢したことを特徴とするウオームギヤのバックラ
ッシュ強制除去装置である。
る発明は、互いに噛合うウオームとウオームホイールと
の間のバックラッシュをスプリングの力によって強制除
去するバックラッシュ強制除去装置において、ウオーム
の一端側にウオームホイールと噛合わせる半鼓形状の補
助ウオームをウオームと一体回転するが軸方向へ摺動可
能に配設し、この補助ウオームとウオームとをその両者
間に介在させたスプリングにより軸方向に離間させるよ
うに付勢したことを特徴とするウオームギヤのバックラ
ッシュ強制除去装置である。
【0006】かかるバックラッシュ強制除去装置は、ウ
オームの一端側に隣接配置されているので、ウオームの
ピッチ円径を小さくすることを妨げず、従ってウオーム
ギヤの伝達効率を向上させることが容易である。
オームの一端側に隣接配置されているので、ウオームの
ピッチ円径を小さくすることを妨げず、従ってウオーム
ギヤの伝達効率を向上させることが容易である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この出願に係る発明の一実
施形態について図を参照して説明する。
施形態について図を参照して説明する。
【0008】図1および図2において、11はギヤハウ
ジング、12はウオーム、13はウオーム12と噛合う
ウオームホイールである。ウオームホイール13の軸1
3aは図示しない軸受を介してギヤハウジング11に回
転自在に支承され、ウオーム12の軸12aはその右端
部において一対の軸受14a、14bを介してギヤハウ
ジング11に回転自在に支承されている。
ジング、12はウオーム、13はウオーム12と噛合う
ウオームホイールである。ウオームホイール13の軸1
3aは図示しない軸受を介してギヤハウジング11に回
転自在に支承され、ウオーム12の軸12aはその右端
部において一対の軸受14a、14bを介してギヤハウ
ジング11に回転自在に支承されている。
【0009】図2に明示されるように、ウオーム12の
軸12aの左端部上にはフランジ15aを有したスリー
ブ15が嵌合され、ウオーム12の左端と軸12aに螺
合するナット16とにより締付られてウオーム12に一
体結合されている。スリーブ15の外周側には半鼓径所
の補助ウオーム17がその内周とスリーブ15の外周と
の間に構成されたセレーション連結18によりスリーブ
15、つまり軸12aと一体に回転するが軸方向へ摺動
できるように配設されている。
軸12aの左端部上にはフランジ15aを有したスリー
ブ15が嵌合され、ウオーム12の左端と軸12aに螺
合するナット16とにより締付られてウオーム12に一
体結合されている。スリーブ15の外周側には半鼓径所
の補助ウオーム17がその内周とスリーブ15の外周と
の間に構成されたセレーション連結18によりスリーブ
15、つまり軸12aと一体に回転するが軸方向へ摺動
できるように配設されている。
【0010】補助ウオーム17とフランジ15aとの間
には圧縮コイルスプリング19が予荷重を与えて介在さ
れており、このスプリング19はウオーム12をその一
端側へ付勢するとともにウオームホイール13を軸13
aを中心として時計方向へ付勢する。従って、ウオーム
12とウオームホイール13の対向する歯面同志がスプ
リング19の荷重によって圧接され、バックラッシュが
除去される。
には圧縮コイルスプリング19が予荷重を与えて介在さ
れており、このスプリング19はウオーム12をその一
端側へ付勢するとともにウオームホイール13を軸13
aを中心として時計方向へ付勢する。従って、ウオーム
12とウオームホイール13の対向する歯面同志がスプ
リング19の荷重によって圧接され、バックラッシュが
除去される。
【0011】スリーブ16の外周に係止された止め輪2
0は、スリーブ15、補助ウオーム17およびスプリン
グ19を1つ組立体と化すためのものである。
0は、スリーブ15、補助ウオーム17およびスプリン
グ19を1つ組立体と化すためのものである。
【0012】而して、スリーブ15、補助ウオーム1
7、スプリング19はウオーム12の左端側に位置する
ことから、ウオームギヤの伝達効率を向上するためのウ
オーム12のピッチ円径の縮小を妨げないので、ウオー
ムギヤの伝達効率の向上は容易である。
7、スプリング19はウオーム12の左端側に位置する
ことから、ウオームギヤの伝達効率を向上するためのウ
オーム12のピッチ円径の縮小を妨げないので、ウオー
ムギヤの伝達効率の向上は容易である。
【0013】
【発明の効果】この出願の発明によれば、バックラッシ
ュ強制除去装置の構成要素がウオームの一端側に隣接配
置されているので、ウオームのピッチ円径を小さくする
ことを妨げず、従ってウオームギヤの伝達効率を向上さ
せることが容易である。。
ュ強制除去装置の構成要素がウオームの一端側に隣接配
置されているので、ウオームのピッチ円径を小さくする
ことを妨げず、従ってウオームギヤの伝達効率を向上さ
せることが容易である。。
【図1】この出願の発明に係るバックラッシュ強制除去
装置を備えたウオームギヤを示す図である。
装置を備えたウオームギヤを示す図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
11・・・ギヤハウジング 12・・・ウオーム 13・・・ウオームホイール 17・・・補助ウオーム 19・・・スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに噛合うウオームとウオームホイー
ルとの間のバックラッシュをスプリングの力によって強
制除去するバックラッシュ強制除去装置において、ウオ
ームの一端側にウオームホイールと噛合わせる半鼓形状
の補助ウオームをウオームと一体回転するが軸方向へ摺
動可能に配設し、この補助ウオームとウオームとをその
両者間に介在させたスプリングにより軸方向に離間させ
るように付勢したことを特徴とするウオームギヤのバッ
クラッシュ強制除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25540297A JPH1194053A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | ウオームギヤのバックラッシュ強制除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25540297A JPH1194053A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | ウオームギヤのバックラッシュ強制除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1194053A true JPH1194053A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17278275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25540297A Pending JPH1194053A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | ウオームギヤのバックラッシュ強制除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1194053A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007036385A1 (de) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Getriebe-antriebseinheit mit axialspielausgleich |
JP2012159189A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-23 | Honda Motor Co Ltd | ウォームギヤ機構及び同組付け方法 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25540297A patent/JPH1194053A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007036385A1 (de) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Getriebe-antriebseinheit mit axialspielausgleich |
JP2012159189A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-23 | Honda Motor Co Ltd | ウォームギヤ機構及び同組付け方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040630 |
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A02 | Decision of refusal |
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