JPH1193669A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH1193669A
JPH1193669A JP25486497A JP25486497A JPH1193669A JP H1193669 A JPH1193669 A JP H1193669A JP 25486497 A JP25486497 A JP 25486497A JP 25486497 A JP25486497 A JP 25486497A JP H1193669 A JPH1193669 A JP H1193669A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
flow path
oil
heat exchanger
heat exchange
Prior art date
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Withdrawn
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JP25486497A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kitazaki
聡 北▲崎▼
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Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器において、部品数を少なくすると共
にパイプの組み上げ作業および溶接等の作業を簡略化す
ることができるようにする。 【解決手段】 最小径の第1パイプ1と中間径の第2パ
イプ2と最大径の第3パイプ3とよりなる三重管構造の
熱交換部を備えた熱交換器において、熱交換部が、第1
パイプ1と第2パイプ2とを一体に連結する少なくとも
1つの第1連結部4が設けられ、第2パイプ2と第3パ
イプ3とを一体に連結する少なくとも1つの第2連結部
5が設けられた押出形材10よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水冷式オイルクー
ラ、フューエルクーラ等として用いられる三重管構造の
熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8および図9に示すように、従来、水
冷式オイルクーラの熱交換部は、最小径の第1パイプ(6
1)と中間径の第2パイプ(62)および最大径の第3パイプ
(63)を備えた三重管構造となされ、第1パイプ(61)内が
第1流路(65)、第1パイプ(61)と第2パイプ(62)間が第
2流路(66)、第2パイプ(62)と第3パイプ(63)間が第3
流路(67)となされていた。
【0003】そして、第1パイプ(61)の両端に形成され
たフレア部先端(61a) と第2パイプ(62)の両端(62a) と
が溶接され、第2パイプ(62)の上側には第2流路(66)へ
のオイル流入パイプ(64A) および第2流路(66)からのオ
イル流出パイプ(64B) の各鍔部(64a) 下側を受ける水平
壁(62b) が設けられ、また第3パイプ(63)の上側にはオ
イル流入パイプ(64A) およびオイル流入パイプ(64B) の
各鍔部(64a) 上側を押える水平壁(63a) が設けられてお
り、鍔部(64a) と水平壁(62b)(63a)とがそれぞれ溶接さ
れていた。
【0004】また、オイルクーラの熱交換部の一端に冷
却水流入パイプ(68)が溶接され、熱交換部の他端には冷
却水流出パイプ(69)が溶接されており、冷却水流入パイ
プ(68)から流入した冷却水が第1流路(65)および第3流
路(67)を流れて冷却水流出パイプ(69)から流出する一
方、オイルが、オイル流入パイプ(64A) から流入して第
2流路(66)を流れて、オイル流出パイプ(64B) より流出
するようになれていた(特開平9−113155号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た熱交換器の場合、第1パイプ(61)、第2パイプ(62)お
よび第3パイプ(63)の3本のパイプが必要となることか
ら、部品数が多くなり、またこれらパイプを三重管構造
に組み上げて上記溶接作業を行うのに多大な手間と時間
を要するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、部品数を少なくすると共
にパイプの組み上げ作業および溶接等の作業を簡略化す
ることができる熱交換器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、最小径の第1
パイプと中間径の第2パイプと最大径の第3パイプより
なる熱交換部を備えた三重管構造の熱交換器において、
熱交換部が、第1パイプと第2パイプとを一体に連結す
る少なくとも1つの第1連結部が設けられ、第2パイプ
と第3パイプとを一体に連結する少なくとも1つの第2
連結部が設けられた押出形材よりなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明を水冷式オイルクー
ラに適用した場合の実施形態について図面を参照しつつ
説明する。
【0009】図1〜図3において、オイルクーラの熱交
換部は、最小径の第1パイプ(1) と中間径の第2パイプ
(2) および最大径の第3パイプ(3) を備えた三重管構造
であって、第1パイプ(1) と第2パイプ(2) とを一体に
連結する1つの第1連結部(4) が設けられ、第2パイプ
(2) と第3パイプ(3) とを一体に連結する1つの第2連
結部(5) が設けられた押出形材(10)よりなるものであ
る。
【0010】そして、第1パイプ(1) 内が第1流路(6)
となされ、第1パイプ(1) と第2パイプ(2) 間が第2流
路(7) となされ、第2パイプ(2) と第3パイプ(3) 間が
第3流路(8) となされており、第1流路(6) と第3流路
(8) には冷却水が流れ、第2流路(7) にはオイルが流れ
る。
【0011】第1連結部(4) は壁状であって、第2流路
(7) の下部に設けられ、第2連結部(5) は、第1連結部
(4) よりも厚い壁状であって、第3流路(8) の上部に設
けられており、またこれら連結部(4) (5) は第1パイプ
(1) 、第2パイプ(2) および第3パイプ(3) が同心状と
なるように形成されている。
【0012】第1流路(6) および第3流路(8) の壁面に
は多数の小突起状フィン(16)が設けられ、第2流路(7)
にはインナーフィン(17)が挿入されている。
【0013】第2流路(7) の両端開口は、中央に第1流
路(6) の両端開口と一致する透孔(9a)を備えた蓋板(11)
で塞がれており、また第1連結部(4) の一端寄り部分に
あけられた貫通孔(4a)の孔壁にはオイル流入パイプ(12)
の下部が嵌め入れられ、第1連結部(4) の他端寄り部分
にあけられた貫通孔(4b)の孔壁にオイル流出パイプ(13)
の下部が嵌め入れられ、オイル流入パイプ(12)から流入
したオイルは第2流路(7) 内を流れてオイル流出パイプ
(13)から流出する。
【0014】なお、図中(12a)(12b)はオイル流入パイプ
(12)の上下部に形成された環状突部を示し、(13a)(13b)
はオイル流出パイプ(13)の上下部に形成された環状突部
を示す。
【0015】熱交換部を構成する押出形材(10)の一端に
は冷水流入パイプ(14)の一端が嵌め被せられ、押出形材
(10)の他端には冷水流出パイプ(15)が嵌め被せられて、
冷水流入パイプ(14)から流入した冷水は第1流路(6) お
よび第3流路(8) を通って冷水流出パイプ(15)から流出
する。
【0016】なお、熱交換器は、アルミニウムまたはア
ルミニウム合金製であり、上述した押出形材(10)に対す
る蓋板(11)、オイル流入パイプ(12)、オイル流出パイプ
(13)、冷水流入パイプ(14)および冷水流出パイプ(15)の
取付けは、いずれも溶接により行われる。
【0017】本実施形態の場合、第1および第3流路
(6) (8) を流れる冷却水によって第2流路(7) を流れる
オイルが冷却される。この際、本実施形態では第1パイ
プ(1)、第2パイプ(2) および第3パイプ(3) が第1お
よび第2連結部(4)(5)により同心状となされているた
め、第1および第3流路(6) (8) を流れる冷却水と第2
流路(7) を流れるオイルの流速がいずれも円周方向に一
様となってオイルと冷却水との熱交換が効率的に行え
る。
【0018】更に、第1流路(6) および第3流路(8) に
設けられた多数の小突起状フィン(16)並びに第2流路
(7) に挿入されたインナーフィン(17)によって上記熱交
換が一層促進される。
【0019】また、本実施形態では、熱交換部の第1パ
イプ(1) 、第2パイプ(2) および第3パイプ(3) が同心
状となされているため、冷却水の流通抵抗が小さい。
【0020】図4は本発明の第2の実施形態を示してい
る。熱交換部は、上記実施形態1と同様、最小径の第1
パイプ(21)と中間径の第2パイプ(22)および最大径の第
3パイプ(23)を備えた三重管構造であるが、第1パイプ
(21)と第2パイプ(22)とが上下2つの板状第1連結部(2
4)により同心状に連結され、第2パイプ(22)と第3パイ
プ(23)とは、第2パイプ(22)の上部が第3パイプ(23)の
上部に内接するように一体化した形態の1つの第2連結
部(25)により偏心状に連結された押出形材(26)よりなる
ものである。また、第2流路(29)にはインナーフィン(3
2)が挿入され、第3パイプ(23)の外面には、その上部水
平部(23a) を除いて、長さ方向に伸びる放熱フィン(27)
が所要間隔をあけて多数設けられている。そして、上記
実施形態と同様、第2流路(29)を流れるオイルが第1お
よび第3流路(28)(31)を流れる冷却水によって冷却され
る。
【0021】本実施形態では、上述したように、第2連
結部(25)は、第2パイプ(22)の上部が第3パイプ(23)の
上部に内接するように一体化した形態となされているた
め、実施形態1に比べて熱交換部の軽量化が図られる。
【0022】図5〜図7は本発明の第3の実施形態を示
している。熱交換部は、上記各実施形態と同様、最小径
の第1パイプ(41)と中間径の第2パイプ(42)および最大
径の第3パイプ(43)を備えた三重管構造であるが、上記
各実施形態が一つの押出形材(10)(26)で三重管構造とな
されているのに対し、本実施形態は以下に述べる二つの
押出形材(44)(45)によって構成されている。
【0023】すなわち、第1押出形材(44)は、第1パイ
プ(46)と第2パイプ内側部(47)とが、両者間の上下部に
形成された2つの薄い壁状の第1連結部(48)(49)によっ
て同心状に一体連結されたものであり、第2押出形材(4
5)は、第2パイプ外側部(50)と第3パイプ(43)とが両者
間の上部、左斜め下部および右斜め下部に形成された3
つの第2連結部(51)(52)(53)によって同心状に一体連結
されている。3つの第2連結部(51)(52)(53)のうち、上
部の第2連結部(51)は厚い壁状となされ、左斜め下部お
よび右斜め下部の第2連結部(52)(53)は薄い壁状となさ
れている。
【0024】そして、第2押出形材(45)の第2パイプ外
側部(50)の内側は、若干横に広い楕円形となされ、また
第1押出形材(44)の第2パイプ内側部(47)の外側は、上
記第2パイプ外側部(50)の楕円形と対応する楕円形とな
されており、第2押出形材(45)の第2パイプ外側部(50)
内に第1押出形材(44)を挿入することによって、上記三
重管構造の熱交換部が構成される。
【0025】本実施形態では、第2パイプが第2パイプ
内側部(47)と第2パイプ外側部(50)とにより構成される
こととなり、第2パイプ内側部(47)と第1パイプ(46)間
が第2流路(55)となされ、第1パイプ(46)内が第1流路
(54)、第3パイプ(43)と第2パイプ外側部(50)間が第3
流路(56)となされている。そして、上記第1実施形態と
同様、第1流路(54)と第3流路(56)の壁面には多数の小
突起状フィン(57)が設けられ、第2流路(55)内にはイン
ナーフィン(58)が挿入されている。
【0026】
【発明の効果】本発明は、最小径の第1パイプと中間径
の第2パイプおよび最大径の第3パイプを備えた三重管
構造の熱交換器において、第1パイプと第2パイプとを
一体に連結する少なくとも1つの第1連結部が設けら
れ、第2パイプと第3パイプとを一体に連結する少なく
とも1つの第2連結部が設けられた押出形材によりなる
ため、従来のように、第1、第2および第3パイプをそ
れぞれ準備する必要がなくなり、部品数の削減が可能と
なり、またこれらパイプの組み上げ作業や溶接等の作業
も省略される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すオイルクーラの分
解斜視図である。
【図2】同じくオイルクーラの一部切欠正面図である。
【図3】図2におけるIII −III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施形態を示すオイルクーラにお
ける熱交換部の横断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示すオイルクーラにお
ける熱交換部の横断面図である。
【図6】同実施形態における第1押出形材の横断面図で
ある。
【図7】同実施形態における第2押出形材の横断面図で
ある。
【図8】従来例を示す熱交換器の正面図である。
【図9】同従来例における熱交換部の横断面図である。
【符号の説明】 (1) (21)(41): 第1パイプ (2) (22)(42): 第2パイプ (3) (23)(43): 第3パイプ (4) (24)(48)(49): 第1連結部 (5) (25)(51)(52)(53): 第2連結部 (10)(26)(44)(45): 押出形材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最小径の第1パイプと中間径の第2パイ
    プと最大径の第3パイプとよりなる三重管構造の熱交換
    部を備えた熱交換器において、熱交換部が、第1パイプ
    と第2パイプとを一体に連結する少なくとも1つの第1
    連結部が設けられ、第2パイプと第3パイプとを一体に
    連結する少なくとも1つの第2連結部が設けられた押出
    形材よりなる、熱交換器。
JP25486497A 1997-09-19 1997-09-19 熱交換器 Withdrawn JPH1193669A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007198148A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Honda Motor Co Ltd V型内燃機関の熱交換器配置構造
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Effective date: 20041207