JPH1192368A - ベンゾピラン誘導体を主成分とする水性液剤 - Google Patents

ベンゾピラン誘導体を主成分とする水性液剤

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JPH1192368A
JPH1192368A JP18875698A JP18875698A JPH1192368A JP H1192368 A JPH1192368 A JP H1192368A JP 18875698 A JP18875698 A JP 18875698A JP 18875698 A JP18875698 A JP 18875698A JP H1192368 A JPH1192368 A JP H1192368A
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aqueous liquid
surfactant
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aqueous solution
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JP18875698A
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English (en)
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Shinichi Yasueda
真一 安枝
Tadashi Terai
正 寺井
Takahiro Ogawa
貴裕 小河
Yoshinori Ii
義則 伊井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高濃度の4−オキソ−8−[4−(4−
フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラ
ゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたはそ
の水和物を配合した性状の良好な水性製剤を提供する。 【解決手段】 4−オキソ−8−[4−(4−フェニル
ブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラゾール−
5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたはその水和物
と、界面活性剤、水溶性セルロース誘導体およびビニル
系水溶性高分子から選択される少なくとも1種の成分と
を含有してなる水性液剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4−オキソ−8−
[4−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−
2−(テトラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピ
ランまたはその水和物を主成分とする医薬製剤、特に該
ベンゾピラン誘導体または水和物をより高濃度に配合し
た良好な性状を有する水性液剤に関する。
【0002】
【従来の技術】4−オキソ−8−[4−(4−フェニル
ブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラゾール−
5−イル)−4H−1−ベンゾピランは、ロイコトリエ
ン(LTC4、LTD4、LTE4)の拮抗剤であり喘息をはじ
めとする多くのアレルギー疾患に優れた効果が認められ
ている薬剤で(特開昭61−50977号)、その1/
2水和物は「プランルカスト」の名称で抗アレルギー剤
として利用され、眼科分野では、春季カタル等のアレル
ギー性眼疾患への適用が考えられている。一般に、水溶
性点眼剤等の水性液剤とする場合、薬物濃度は0.01
〜0.1%程度必要であると考えられているが、4−オ
キソ−8−[4−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイル
アミノ]−2−(テトラゾール−5−イル)−4H−1
−ベンゾピランおよびその水和物(以下、特に断らない
限り、これらをプランルカストと総称する)は、水に対
する溶解度が極めて低く、水性液剤の調製は極めて困難
である。そこで、プランルカストの可溶化について、ポ
リビニルピロリドンとβ-シクロデキストリンの利用が
提案されている(特開平8−73353号)。しかし、
プランルカストは、最も可溶化能の強いポリビニルピロ
リドンを使用しても0.01%程度しか溶解していない
のが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プランルカ
ストの水への可溶化、懸濁を促進させ、高濃度のプラン
ルカストを配合した性状の良好な水性液剤を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、プランル
カストの水への可溶化、懸濁を促進させるため鋭意研究
を重ねた結果、界面活性剤や、特定の高分子物質から選
ばれる成分を配合することにより、所望の可溶化、懸濁
が達成でき、高濃度のプランルカストを配合した水性液
剤が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は、4−オキソ−8−[4−(4
−フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テト
ラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたは
その水和物と、界面活性剤、水溶性セルロース誘導体お
よびビニル系水溶性高分子から選択される少なくとも1
種の成分とを含有してなる水性液剤を提供するものであ
る。
【0005】特に、本発明の水性液剤は、プランルカス
トと、界面活性剤と、好ましくは、さらに安定化剤とを
含む水溶液、または、プランルカストと、水溶性セルロ
ース誘導体およびビニル系水溶性高分子から選ばれる少
なくとも1種の成分と、所望により、界面活性剤とを含
む懸濁液であって、懸濁液の場合は、好ましくは、比較
的少量の界面活性剤と、水溶性高分子とを含む。これら
の水性液剤は、長期に亙って再分散が良好で、安定であ
り、かつ高濃度のプランルカストを配合することがで
き、例えば、点眼剤、点鼻剤、注射剤、内服液等として
有用であり、好酸球浸潤抑制剤とすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる4−オキソ−8−
[4−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−
2−(テトラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピ
ランまたはその水和物としては、特に限定するものでは
ないが、「プランルカスト」として小野薬品工業株式会
社から入手できる1/2水和物が好適に使用できる。プ
ランルカストの配合量も特に限定するものではないが、
1/2水和物として、水性液剤全量に対して、水溶液の
場合、0.2w/v%以下、通常、0.001〜0.2w/v
%、好ましくは0.005〜0.1w/v%、懸濁液の場
合、0.01〜5.0w/v%、好ましくは0.1〜2.0
w/v%の割合で配合される。
【0007】用いる界面活性剤は、非イオン性界面活性
剤、陽イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤
から選択される少なくとも1種であり、非イオン性界面
活性剤は、HLBが10〜18のものが好ましい。例え
ば、非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベート80、ポ
リソルベート60、ポリソルベート40など)、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油60、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油40など)、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物(チ
ロキサポールなど)、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマー(ポロクサマー188、ポ
ロクサマー403など)およびショ糖脂肪酸エステル
[リュートシュガーエステル(三菱化学フーズ製)P−
1570、S−1570など]等が挙げられる。陽イオ
ン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩(塩化
ベンザルコニウムなど)等が挙げられる。陰イオン性界
面活性剤としては、アルキル硫酸塩(ラウリル硫酸ナト
リウムなど)等が挙げられる。これらの界面活性剤は、
単独でも、2種以上を併用してもよく、水性液剤全量に
対して、水溶液の場合、通常、0.5〜8w/v%、好ま
しくは1〜5w/v%、さらに好ましくは2〜4w/v%の
割合で、また、プランルカスト(1/2水和物)1重量
部に対して、界面活性剤を5〜100重量部、好ましく
は10〜60重量部の割合で配合される。懸濁液の場
合、以下に記載する水溶性高分子と共に、所望により、
これらの界面活性剤を、水性液剤全量に対して、通常、
0.0001〜0.2w/v%、好ましくは0.001〜
0.2w/v%、さらに好ましくは0.01〜0.2w/v
%の割合で、また、プランルカスト(1/2水和物)1
重量部に対して、界面活性剤を0.0001〜0.2重
量部、好ましくは0.001〜0.2重量部、さらに好
ましくは0.01〜0.2重量部の割合で配合してもよ
い。
【0008】本発明においては、特に、水性液剤が水溶
液の場合、液剤のpHは、通常6以上、好ましくは6〜
9、更に好ましくは6〜8に調整することが好ましい。
さらに、界面活性剤と共に、抗酸化剤およびキレート剤
から選択される少なくとも1種の安定化剤を、通常、
0.001〜0.1w/v%程度添加することが好ましく、
これにより、プランルカストの安定性が改善される。か
かる安定化剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシト
ルエン、ブチルヒドロキシアニソールなどの抗酸化剤、
エデト酸ナトリウムなどのキレート剤が挙げられ、単独
でも、2種以上を併用してもよい。
【0009】本発明で用いる水溶性セルロース誘導体と
しては、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース
から選択される少なくとも1種が挙げられる。ビニル系
水溶性高分子としては、ポリビニルピロリドン K2
5、ポリビニルピロリドン K30、ポリビニルピロリ
ドン K90、ポリビニルアルコールおよびカルボキシ
ビニルポリマーから選択される少なくとも1種が挙げら
れる。これらは、単独でも、2種以上を併用してもよ
い。また、上記のごとく、これらの水溶性高分子は、界
面活性剤と併用することができ、これにより、特に、保
存後の再分散性がさらに向上する。本発明において、水
溶性セルロース誘導体およびビニル系水溶性高分子は、
特に、懸濁液の形態を有する水性液剤の懸濁化剤となる
もので、水性液剤全量に対して、0.00001〜0.
1w/v%、好ましくは0.00005〜0.05w/v%の
割合で配合され、また、プランルカスト(1/2水和
物)1重量部に対して、0.0001〜0.1重量部、好
ましくは、0.0005〜0.02重量部の割合で配合さ
れる。通常、この種の懸濁化剤は、液剤全量に対して
0.1〜4w/v%の割合で使用されるのが一般的である
ところからすると、本発明におけるごとく、少量で懸濁
化剤が効果を発揮するのは非常に意外である。水性液剤
が懸濁液の場合、液剤のpHは、例えば、通常点眼剤で
使用されるpH範囲(例、pH4〜9、好ましくは5〜
8)であればよい。
【0010】また、本発明の水性液剤には、必要に応じ
て、さらに、無機塩(例えば、塩化ナトリウム、ホウ
酸、塩化カリウムなど)、多価アルコール(例えば、グ
リセリン、マンニトール、ソルビトールなど)のような
等張化剤;緩衝液(例えば、ホウ酸緩衝液、リン酸緩衝
液、酢酸緩衝液、クエン酸緩衝液、トリス緩衝液な
ど)、アミノ酸(例えば、グルタミン酸、ε-アミノカ
プロン酸など)のような緩衝剤;キレート剤(例えば、
エデト酸ナトリウム、クエン酸など);第4級アンモニ
ウム塩(例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼト
ニウムなど)、パラオキシ安息香酸エステル(例えば、
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチ
ル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸
ブチルなど)、ソルビン酸、クロロブタノール、エデト
酸ナトリウム、ホウ酸などの保存剤等を適宜配合でき
る。通常、水性液剤の全量に対して、等張化剤0.5〜
6.5w/v%、緩衝剤0.01〜1.0w/v%、キレート
剤0.001〜0.1w/v%程度の割合で使用される。本
発明の水性液剤は、自体公知の方法により、水溶液また
は懸濁液の形態に製造でき、点眼剤、点鼻剤、注射剤、
内服液などとすることができる。例えば、滅菌精製水に
本発明の可溶化剤および/または懸濁化剤、緩衝剤、等
張化剤、保存剤を加え、溶解する。溶解は必要に応じて
加熱してもよく、この溶液にプランルカストを溶解また
は懸濁させることにより、所望の液剤を調製することが
できる。
【0011】本発明の水性液剤は、好酸球浸潤抑制作用
を有し、好酸球浸潤抑制剤として有用であり、季節性、
通年性アレルギー性結膜炎、春季カタル、アトピー性角
結膜炎、巨大乳頭結膜炎、接触性眼瞼結膜炎、角膜炎、
強膜炎、ぶどう膜炎、眼の痒みなど、アレルギー性鼻
炎、くしゃみ、鼻掻痒感、鼻過敏症、鼻前庭湿疹、鼻閉
などの予防、治療に、一般に、プランルカストの濃度2
0〜100μg/mlで、1日1回〜6回局所的または全
身的に適用される。
【0012】
【実施例】以下、実験例および製剤実施例を挙げて本発
明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。実験例および製剤実施例で使用した
「プランルカスト」は、いずれも1/2水和物であり、
「%」は、特に断らない限りw/v%である。 実験例1 プランルカストの可溶化剤の検討 実験方法 0.1%ホウ酸緩衝液(pH9または8)と、0.1%
リン酸緩衝液(pH8または7)と、0.1%リン酸緩
衝液(pH7)に界面活性剤(ポリソルベート80、ポ
リソルベート60、ポリソルベート40、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油60、チロキサポール、塩化ベンザ
ルコニウム、ラウリル硫酸ナトリウム)、ビニル系水溶
性高分子(ポリビニルピロリドンK30、ポリビニルア
ルコール)、シクロデキストリン類(β−シクロデキス
トリン、γ−シクロデキストリン、2HP−β−シクロ
デキストリン)またはカフェインを各々0.5%溶解し
た各溶液とに、それぞれ、プランルカスト(小野薬品工
業株式会社製)を0.1w/v%になるように懸濁した。
それぞれの懸濁液をガラスアンプルに充填し、25℃で
一晩(約15時間)振盪した。振盪後、懸濁液を0.4
5μmのメンブランフィルターでろ過し、ろ液中のプラ
ンルカストをHPLC法により測定した。 実験結果 プランルカストの溶解度を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1に示すごとく、緩衝液中でのプランル
カストの溶解度はpHの上昇に伴い増大した。また、界
面活性剤、ビニル系水溶性高分子、シクロデキストリン
およびカフェインの添加によりプランルカストの溶解度
は増大した。
【0015】実験例2 可溶化剤としてポリソルベート80を使用したときの、
プランルカストの可溶化能とpHの関係 実験方法 0.1%リン酸緩衝液および/または0.1%酢酸緩衝
液に、ポリソルベート80を0.5%となるよう溶解し
た溶液に、プランルカスト(小野薬品工業株式会社製)
を0.2%になるように懸濁し、水酸化ナトリウムまた
は塩酸でpHを5〜8に調整した。それぞれの懸濁液を
ガラスアンプルに充填し、25℃で一晩(約15時間)
振盪した。振盪後0.22μmのメンブランフィルター
で懸濁液をろ過後、ろ液中のプランルカストをHPLC
法により測定した。 実験結果 プランルカストの溶解度を表2に示す。pHの増加にと
もない、プランルカストの溶解度は増大した。緩衝液に
よる差はほとんど認められなかった。
【0016】
【表2】
【0017】実験例3 ポリソルベート80およびポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油60濃度とプランルカスト溶解度との関係 実験方法 0.1%リン酸緩衝液(pH7)に、ポリソルベート8
0またはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60(以下、
HCO−60と略す)を1.0、2.0、3.0または
4.0%となるよう溶解した溶液に、プランルカスト
(小野薬品工業株式会社製)を0.2%になるように懸
濁した。それぞれの懸濁液をガラスアンプルに充填し、
25℃で一晩(約15時間)振盪した。振盪後0.22
μmのメンブランフィルターで懸濁液をろ過後、ろ液中
のプランルカストをHPLC法により測定した。 実験結果 各非イオン性界面活性剤の各濃度でのプランルカストの
溶解度を表3に示す。
【0018】
【表3】
【0019】表3から明らかなごとく、ポリソルベート
80およびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60の増加
にともない、プランルカストの溶解度は増大した。 実験例4 プランルカスト水溶液の安定性試験 実験方法 表4の処方溶液A〜Fを調製した。各処方溶液は5mlガ
ラスアンプルに充填し、60℃で2週間保存した。2週
間後に、溶液中のプランルカストをHPLC法により定
量し、残存率を求めた。
【0020】
【表4】
【0021】実験結果 プランルカストの残存率を表5に示した。
【表5】 表5に示すごとく、界面活性剤としてチロキサポールお
よびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60を可溶化剤と
して用いた場合(処方A、BおよびC)、プランルカス
トの残存率は、いずれも98%以上であり安定であっ
た。ポリソルベート80を可溶化剤として使用すると
(処方D)、プランルカストの安定性は他の界面活性剤
に比較して低下したが、安定化剤のジブチルヒドロキシ
トルエンまたはエデト酸ナトリウムを配合した処方(処
方EおよびF)では95%以上の安定性が得られた。な
お、いずれの処方においても不溶性異物の析出も認めら
れなかった。
【0022】実験例5 プランルカスト懸濁液における懸濁化剤の濃度と再分散
性の関係 実験方法 0.0001〜0.5%の濃度のヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース(以下、HPMCと略す)溶液を調製し、
プランルカストを0.5%濃度となるよう添加した。2
5℃、4日間静置後、バリアブルミックスロータVMR
−5(60rpm、井内社製)を用い、再分散するまで
の時間を測定した。 実験結果 HPMC濃度と再分散までの時間の関係を図1に示す。
図1から明らかなごとく、HPMCの濃度(横軸)が
0.00075〜0.1%の範囲では、プランルカストの
懸濁粒子の再分散までの時間(縦軸)が短かった。ま
た、この濃度範囲内では、プランルカストの懸濁粒子の
凝集やケーキングが認められなかった。
【0023】実験例6 眼刺激性試験 実験方法 表6の処方に従い、プランルカスト水和物の水溶液(処
方G、H)および懸濁液(処方J)を調製し、日本白色
雄性家兎に1日8回、1回0.05ml点眼し、肉眼観察
を行った。採点基準はDraize法に従った。
【0024】
【表6】
【0025】実験結果 いずれの処方とも眼刺激性は認められなかった。 実験例7 結膜好酸球浸潤抑制作用 実験方法 1.使用動物 日本SLCより購入した体重約300〜500gのハー
トレイ系雄性モルモットを用いた。動物は温度23±2
℃、湿度55±15%の条件下で飼育を行った。また固
型飼料(放射滅菌飼料ラボGスタンダード、日本農産工
業)および滅菌済動物用飲料水を自由に摂取させた。 2.試験薬剤 プランルカストは0.1%リン酸二水素ナトリウム、
0.9%塩化ナトリウムおよび0.1%ポリソルベート
80を含むpH7の基剤に1.0%の割合で懸濁させ
た。また、コントロール群として生理食塩液を用いた。 3.試験操作 モルモットに10μg 卵白アルブミン(以下、OAと称
する)と30mg水酸化アルミニウムゲルの混合液を腹腔
内投与し、感作した。感作14日後に2.5%OA抗原
液10μlをモルモットの両眼に点眼し、結膜炎を惹起
した(一次惹起)。一次惹起24時間後に、2.5%
OA抗原液を同様に点眼し、再度結膜炎を惹起した(二
次惹起)。その6時間後にモルモットを屠殺後、上下眼
瞼を骨膜から剥離し眼球を付けたまま摘出し、常法に従
い、眼球を固定後パラフィン包埋し、光学顕微鏡標本を
作製し、厚さ3μmで薄切した。その病理切片をルナ染
色後、結膜の好酸球が最も浸潤している部位で、重複し
ない5視野を光学顕微鏡(倍率:400倍)を用い、好
酸球数を計測し、5視野を平均値[細胞数/0.04mm
2]で表し、薬剤の評価を行った。薬剤の投与は結膜炎
惹起の3、2、1および0.5時間前にそれぞれ10μ
lを片眼に点眼投与した。 実験結果 その結果を図2に示す。図2は、モルモットアレルギー
性結膜炎での結膜好酸球浸潤に対するプランルカストの
抑制効果を示すグラフで、値は平均値±標準誤差を示
す。**は、生理食塩水に対する有意差p<0.01を
表す。図2より明らかなごとく、プランルカストは遅発
型反応での結膜好酸球浸潤に対し有意な抑制効果を示し
た。
【0026】製剤実施例1 水溶液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g ポリソルベート80 4.0g ジブチルヒドロキシトルエン 0.01g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g 塩化ナトリウム 0.9g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
【0027】製剤実施例2 水溶液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 2.0g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g ホウ酸 1.5g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
【0028】製剤実施例3 水溶液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g チロキサポール 4.0g 塩化ナトリウム 0.9g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
【0029】製剤実施例4 水溶液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g ポリソルベート80 4.0g ジブチルヒドロキシトルエン 0.01g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g ホウ酸 1.5g ホウ砂 0.3g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
【0030】製剤実施例5 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0031】製剤実施例6 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g HCO−60 0.1g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0032】製剤実施例7 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g チロキサポール 0.1g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g クロロブタノール 0.3g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0033】製剤実施例8 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.5g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.0025g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0034】製剤実施例9 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.0005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0035】製剤実施例10 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g メチルセルロース 0.005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0036】製剤実施例11 水溶液 常法に従って、以下の処方により注射剤用の水溶液を調
製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g ポリソルベート80 2.0g エデト酸ナトリウム 0.01g マンニトール 5.0g クエン酸 0.1g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 注射用蒸留水 全量100ml pH 7.0
【0037】製剤実施例12 水溶液 常法に従って、以下の処方により注射剤用の水溶液を調
製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 2.0g グリセリン 2.6g トロメタモール 0.1g 0.1N 塩酸 適量 注射用蒸留水 全量100ml pH 7.0
【0038】製剤実施例13 懸濁液 常法に従って、以下の処方により内服剤用の懸濁液を調
製した。 成 分 量 プランルカスト 5.0g ポリビニルピロリドン 0.025g ソルビン酸 0.2g 水 全量100ml
【0039】製剤実施例14 懸濁液 常法に従って、以下の処方により内服剤用の懸濁液を調
製した。 成 分 量 プランルカスト 5.0g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.025g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 水 全量100ml
【0040】製剤実施例15 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g リュートシュガーエステルS−1570 0.005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0041】製剤実施例16 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g ラウリル硫酸ナトリウム 0.1g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【0042】製剤実施例17 懸濁液 常法に従って、以下の処方により、点眼および点鼻用の
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g ポリソルベート80 0.01g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
【図面の簡単な説明】
【図1】 HPMC濃度と再分散までの時間の関係を示
すグラフ。
【図2】 結膜好酸球浸潤抑制作用の実験結果を示すグ
ラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/30 A61K 47/30 G 47/38 47/38 G (72)発明者 伊井 義則 大阪府三島郡島本町桜井3丁目1番1号 水無瀬総合研究所内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4−オキソ−8−[4−(4−フェニル
    ブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラゾール−
    5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたはその水和物
    と、界面活性剤、水溶性セルロース誘導体およびビニル
    系水溶性高分子から選択される少なくとも1種の成分と
    を含有してなる水性液剤。
  2. 【請求項2】 界面活性剤が、非イオン性界面活性剤、
    陽イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤から
    選択される少なくとも1種である請求項1記載の水性液
    剤。
  3. 【請求項3】 非イオン性界面活性剤のHLBが10〜
    18である請求項2記載の水性液剤。
  4. 【請求項4】 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエ
    チレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
    硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホ
    ルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンポリオキシ
    プロピレンブロックコポリマーおよびショ糖脂肪酸エス
    テルから選択される少なくとも1種である請求項3記載
    の水性液剤。
  5. 【請求項5】 陽イオン性界面活性剤が、第4級アンモ
    ニウム塩から選択される少なくとも1種である請求項2
    記載の水性液剤。
  6. 【請求項6】 陰イオン性界面活性剤が、アルキル硫酸
    塩から選択される少なくとも1種である請求項2記載の
    水性液剤。
  7. 【請求項7】 水溶性セルロース誘導体が、メチルセル
    ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
    ピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒ
    ドロキシプロピルメチルセルロースから選択される少な
    くとも1種である請求項1記載の水性液剤。
  8. 【請求項8】 ビニル系水溶性高分子がポリビニルピロ
    リドン、ポリビニルアルコールおよびカルボキシビニル
    ポリマーから選択される少なくとも1種である請求項1
    記載の水性液剤。
  9. 【請求項9】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和物
    と、界面活性剤とを含む水溶液である請求項2記載の水
    性液剤。
  10. 【請求項10】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
    物を0.2w/v%以下溶解してなる請求項9記載の水性
    液剤。
  11. 【請求項11】 界面活性剤を0.5〜8w/v%の濃度
    で配合してなる請求項9記載の水性液剤。
  12. 【請求項12】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
    物1重量部に対し界面活性剤を5〜100重量部の割合
    で配合してなる請求項9記載の水性液剤。
  13. 【請求項13】 pHが6以上である請求項9記載の水
    性液剤。
  14. 【請求項14】 さらに安定化剤を配合してなる請求項
    11記載の水性液剤。
  15. 【請求項15】 安定化剤が抗酸化剤およびキレート剤
    から選択される少なくとも1種である請求項14記載の
    水性液剤。
  16. 【請求項16】 抗酸化剤がジブチルヒドロキシトルエ
    ンである請求項15記載の水性液剤。
  17. 【請求項17】 キレート剤がエデト酸ナトリウムであ
    る請求項15記載の水性液剤。
  18. 【請求項18】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
    物と、水溶性セルロース誘導体およびビニル系水溶性高
    分子から選ばれる少なくとも1種の成分とを含む懸濁液
    である請求項1記載の水性液剤。
  19. 【請求項19】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
    物の濃度が0.01〜5.0w/v%である請求項18記
    載の水性液剤。
  20. 【請求項20】 水溶性セルロース誘導体およびビニル
    系水溶性高分子から選ばれる少なくとも1種の濃度が
    0.00001〜0.1w/v%である請求項18記載の
    水性液剤。
  21. 【請求項21】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
    物1重量部に対し、水溶性セルロース誘導体およびビニ
    ル系水溶性高分子から選ばれる少なくとも1種を0.0
    001〜0.1重量部の割合で配合してなる請求項18
    記載の水性液剤。
  22. 【請求項22】 さらに界面活性剤を配合してなる請求
    項18記載の水性液剤。
  23. 【請求項23】 界面活性剤が、非イオン性界面活性
    剤、陽イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤
    から選択される少なくとも1種である請求項22記載の
    水性液剤。
  24. 【請求項24】 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシ
    エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
    ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
    ホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンポリオキ
    シプロピレンブロックコポリマーおよびショ糖脂肪酸エ
    ステルから選択される少なくとも1種である請求項22
    記載の水性液剤。
  25. 【請求項25】 陰イオン性界面活性剤が、アルキル硫
    酸塩から選択される少なくとも1種である請求項22記
    載の水性液剤。
  26. 【請求項26】 界面活性剤を0.0001〜0.2w
    /v%の濃度で配合してなる請求項22記載の水性液
    剤。
  27. 【請求項27】 好酸球浸潤抑制作用を有する請求項1
    記載の水性液剤。
  28. 【請求項28】 遅発型アレルギー性結膜炎治療剤であ
    る請求項27記載の水性液剤。
  29. 【請求項29】 点眼剤である請求項1記載の水性液
    剤。
  30. 【請求項30】 点鼻剤である請求項1記載の水性液
    剤。
  31. 【請求項31】 注射剤である請求項1記載の水性液
    剤。
  32. 【請求項32】 内服液である請求項1記載の水性液
    剤。
  33. 【請求項33】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
    物を主成分とする好酸球浸潤抑制剤。
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