JPH1192368A - ベンゾピラン誘導体を主成分とする水性液剤 - Google Patents
ベンゾピラン誘導体を主成分とする水性液剤Info
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- JPH1192368A JPH1192368A JP18875698A JP18875698A JPH1192368A JP H1192368 A JPH1192368 A JP H1192368A JP 18875698 A JP18875698 A JP 18875698A JP 18875698 A JP18875698 A JP 18875698A JP H1192368 A JPH1192368 A JP H1192368A
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Abstract
フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラ
ゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたはそ
の水和物を配合した性状の良好な水性製剤を提供する。 【解決手段】 4−オキソ−8−[4−(4−フェニル
ブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラゾール−
5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたはその水和物
と、界面活性剤、水溶性セルロース誘導体およびビニル
系水溶性高分子から選択される少なくとも1種の成分と
を含有してなる水性液剤。
Description
[4−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−
2−(テトラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピ
ランまたはその水和物を主成分とする医薬製剤、特に該
ベンゾピラン誘導体または水和物をより高濃度に配合し
た良好な性状を有する水性液剤に関する。
ブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラゾール−
5−イル)−4H−1−ベンゾピランは、ロイコトリエ
ン(LTC4、LTD4、LTE4)の拮抗剤であり喘息をはじ
めとする多くのアレルギー疾患に優れた効果が認められ
ている薬剤で(特開昭61−50977号)、その1/
2水和物は「プランルカスト」の名称で抗アレルギー剤
として利用され、眼科分野では、春季カタル等のアレル
ギー性眼疾患への適用が考えられている。一般に、水溶
性点眼剤等の水性液剤とする場合、薬物濃度は0.01
〜0.1%程度必要であると考えられているが、4−オ
キソ−8−[4−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイル
アミノ]−2−(テトラゾール−5−イル)−4H−1
−ベンゾピランおよびその水和物(以下、特に断らない
限り、これらをプランルカストと総称する)は、水に対
する溶解度が極めて低く、水性液剤の調製は極めて困難
である。そこで、プランルカストの可溶化について、ポ
リビニルピロリドンとβ-シクロデキストリンの利用が
提案されている(特開平8−73353号)。しかし、
プランルカストは、最も可溶化能の強いポリビニルピロ
リドンを使用しても0.01%程度しか溶解していない
のが現状である。
ストの水への可溶化、懸濁を促進させ、高濃度のプラン
ルカストを配合した性状の良好な水性液剤を提供するこ
とを目的とする。
カストの水への可溶化、懸濁を促進させるため鋭意研究
を重ねた結果、界面活性剤や、特定の高分子物質から選
ばれる成分を配合することにより、所望の可溶化、懸濁
が達成でき、高濃度のプランルカストを配合した水性液
剤が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は、4−オキソ−8−[4−(4
−フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テト
ラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたは
その水和物と、界面活性剤、水溶性セルロース誘導体お
よびビニル系水溶性高分子から選択される少なくとも1
種の成分とを含有してなる水性液剤を提供するものであ
る。
トと、界面活性剤と、好ましくは、さらに安定化剤とを
含む水溶液、または、プランルカストと、水溶性セルロ
ース誘導体およびビニル系水溶性高分子から選ばれる少
なくとも1種の成分と、所望により、界面活性剤とを含
む懸濁液であって、懸濁液の場合は、好ましくは、比較
的少量の界面活性剤と、水溶性高分子とを含む。これら
の水性液剤は、長期に亙って再分散が良好で、安定であ
り、かつ高濃度のプランルカストを配合することがで
き、例えば、点眼剤、点鼻剤、注射剤、内服液等として
有用であり、好酸球浸潤抑制剤とすることができる。
[4−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルアミノ]−
2−(テトラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピ
ランまたはその水和物としては、特に限定するものでは
ないが、「プランルカスト」として小野薬品工業株式会
社から入手できる1/2水和物が好適に使用できる。プ
ランルカストの配合量も特に限定するものではないが、
1/2水和物として、水性液剤全量に対して、水溶液の
場合、0.2w/v%以下、通常、0.001〜0.2w/v
%、好ましくは0.005〜0.1w/v%、懸濁液の場
合、0.01〜5.0w/v%、好ましくは0.1〜2.0
w/v%の割合で配合される。
剤、陽イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤
から選択される少なくとも1種であり、非イオン性界面
活性剤は、HLBが10〜18のものが好ましい。例え
ば、非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベート80、ポ
リソルベート60、ポリソルベート40など)、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油60、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油40など)、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物(チ
ロキサポールなど)、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマー(ポロクサマー188、ポ
ロクサマー403など)およびショ糖脂肪酸エステル
[リュートシュガーエステル(三菱化学フーズ製)P−
1570、S−1570など]等が挙げられる。陽イオ
ン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩(塩化
ベンザルコニウムなど)等が挙げられる。陰イオン性界
面活性剤としては、アルキル硫酸塩(ラウリル硫酸ナト
リウムなど)等が挙げられる。これらの界面活性剤は、
単独でも、2種以上を併用してもよく、水性液剤全量に
対して、水溶液の場合、通常、0.5〜8w/v%、好ま
しくは1〜5w/v%、さらに好ましくは2〜4w/v%の
割合で、また、プランルカスト(1/2水和物)1重量
部に対して、界面活性剤を5〜100重量部、好ましく
は10〜60重量部の割合で配合される。懸濁液の場
合、以下に記載する水溶性高分子と共に、所望により、
これらの界面活性剤を、水性液剤全量に対して、通常、
0.0001〜0.2w/v%、好ましくは0.001〜
0.2w/v%、さらに好ましくは0.01〜0.2w/v
%の割合で、また、プランルカスト(1/2水和物)1
重量部に対して、界面活性剤を0.0001〜0.2重
量部、好ましくは0.001〜0.2重量部、さらに好
ましくは0.01〜0.2重量部の割合で配合してもよ
い。
液の場合、液剤のpHは、通常6以上、好ましくは6〜
9、更に好ましくは6〜8に調整することが好ましい。
さらに、界面活性剤と共に、抗酸化剤およびキレート剤
から選択される少なくとも1種の安定化剤を、通常、
0.001〜0.1w/v%程度添加することが好ましく、
これにより、プランルカストの安定性が改善される。か
かる安定化剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシト
ルエン、ブチルヒドロキシアニソールなどの抗酸化剤、
エデト酸ナトリウムなどのキレート剤が挙げられ、単独
でも、2種以上を併用してもよい。
しては、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース
から選択される少なくとも1種が挙げられる。ビニル系
水溶性高分子としては、ポリビニルピロリドン K2
5、ポリビニルピロリドン K30、ポリビニルピロリ
ドン K90、ポリビニルアルコールおよびカルボキシ
ビニルポリマーから選択される少なくとも1種が挙げら
れる。これらは、単独でも、2種以上を併用してもよ
い。また、上記のごとく、これらの水溶性高分子は、界
面活性剤と併用することができ、これにより、特に、保
存後の再分散性がさらに向上する。本発明において、水
溶性セルロース誘導体およびビニル系水溶性高分子は、
特に、懸濁液の形態を有する水性液剤の懸濁化剤となる
もので、水性液剤全量に対して、0.00001〜0.
1w/v%、好ましくは0.00005〜0.05w/v%の
割合で配合され、また、プランルカスト(1/2水和
物)1重量部に対して、0.0001〜0.1重量部、好
ましくは、0.0005〜0.02重量部の割合で配合さ
れる。通常、この種の懸濁化剤は、液剤全量に対して
0.1〜4w/v%の割合で使用されるのが一般的である
ところからすると、本発明におけるごとく、少量で懸濁
化剤が効果を発揮するのは非常に意外である。水性液剤
が懸濁液の場合、液剤のpHは、例えば、通常点眼剤で
使用されるpH範囲(例、pH4〜9、好ましくは5〜
8)であればよい。
て、さらに、無機塩(例えば、塩化ナトリウム、ホウ
酸、塩化カリウムなど)、多価アルコール(例えば、グ
リセリン、マンニトール、ソルビトールなど)のような
等張化剤;緩衝液(例えば、ホウ酸緩衝液、リン酸緩衝
液、酢酸緩衝液、クエン酸緩衝液、トリス緩衝液な
ど)、アミノ酸(例えば、グルタミン酸、ε-アミノカ
プロン酸など)のような緩衝剤;キレート剤(例えば、
エデト酸ナトリウム、クエン酸など);第4級アンモニ
ウム塩(例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼト
ニウムなど)、パラオキシ安息香酸エステル(例えば、
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチ
ル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸
ブチルなど)、ソルビン酸、クロロブタノール、エデト
酸ナトリウム、ホウ酸などの保存剤等を適宜配合でき
る。通常、水性液剤の全量に対して、等張化剤0.5〜
6.5w/v%、緩衝剤0.01〜1.0w/v%、キレート
剤0.001〜0.1w/v%程度の割合で使用される。本
発明の水性液剤は、自体公知の方法により、水溶液また
は懸濁液の形態に製造でき、点眼剤、点鼻剤、注射剤、
内服液などとすることができる。例えば、滅菌精製水に
本発明の可溶化剤および/または懸濁化剤、緩衝剤、等
張化剤、保存剤を加え、溶解する。溶解は必要に応じて
加熱してもよく、この溶液にプランルカストを溶解また
は懸濁させることにより、所望の液剤を調製することが
できる。
を有し、好酸球浸潤抑制剤として有用であり、季節性、
通年性アレルギー性結膜炎、春季カタル、アトピー性角
結膜炎、巨大乳頭結膜炎、接触性眼瞼結膜炎、角膜炎、
強膜炎、ぶどう膜炎、眼の痒みなど、アレルギー性鼻
炎、くしゃみ、鼻掻痒感、鼻過敏症、鼻前庭湿疹、鼻閉
などの予防、治療に、一般に、プランルカストの濃度2
0〜100μg/mlで、1日1回〜6回局所的または全
身的に適用される。
明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。実験例および製剤実施例で使用した
「プランルカスト」は、いずれも1/2水和物であり、
「%」は、特に断らない限りw/v%である。 実験例1 プランルカストの可溶化剤の検討 実験方法 0.1%ホウ酸緩衝液(pH9または8)と、0.1%
リン酸緩衝液(pH8または7)と、0.1%リン酸緩
衝液(pH7)に界面活性剤(ポリソルベート80、ポ
リソルベート60、ポリソルベート40、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油60、チロキサポール、塩化ベンザ
ルコニウム、ラウリル硫酸ナトリウム)、ビニル系水溶
性高分子(ポリビニルピロリドンK30、ポリビニルア
ルコール)、シクロデキストリン類(β−シクロデキス
トリン、γ−シクロデキストリン、2HP−β−シクロ
デキストリン)またはカフェインを各々0.5%溶解し
た各溶液とに、それぞれ、プランルカスト(小野薬品工
業株式会社製)を0.1w/v%になるように懸濁した。
それぞれの懸濁液をガラスアンプルに充填し、25℃で
一晩(約15時間)振盪した。振盪後、懸濁液を0.4
5μmのメンブランフィルターでろ過し、ろ液中のプラ
ンルカストをHPLC法により測定した。 実験結果 プランルカストの溶解度を表1に示す。
カストの溶解度はpHの上昇に伴い増大した。また、界
面活性剤、ビニル系水溶性高分子、シクロデキストリン
およびカフェインの添加によりプランルカストの溶解度
は増大した。
プランルカストの可溶化能とpHの関係 実験方法 0.1%リン酸緩衝液および/または0.1%酢酸緩衝
液に、ポリソルベート80を0.5%となるよう溶解し
た溶液に、プランルカスト(小野薬品工業株式会社製)
を0.2%になるように懸濁し、水酸化ナトリウムまた
は塩酸でpHを5〜8に調整した。それぞれの懸濁液を
ガラスアンプルに充填し、25℃で一晩(約15時間)
振盪した。振盪後0.22μmのメンブランフィルター
で懸濁液をろ過後、ろ液中のプランルカストをHPLC
法により測定した。 実験結果 プランルカストの溶解度を表2に示す。pHの増加にと
もない、プランルカストの溶解度は増大した。緩衝液に
よる差はほとんど認められなかった。
シ油60濃度とプランルカスト溶解度との関係 実験方法 0.1%リン酸緩衝液(pH7)に、ポリソルベート8
0またはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60(以下、
HCO−60と略す)を1.0、2.0、3.0または
4.0%となるよう溶解した溶液に、プランルカスト
(小野薬品工業株式会社製)を0.2%になるように懸
濁した。それぞれの懸濁液をガラスアンプルに充填し、
25℃で一晩(約15時間)振盪した。振盪後0.22
μmのメンブランフィルターで懸濁液をろ過後、ろ液中
のプランルカストをHPLC法により測定した。 実験結果 各非イオン性界面活性剤の各濃度でのプランルカストの
溶解度を表3に示す。
80およびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60の増加
にともない、プランルカストの溶解度は増大した。 実験例4 プランルカスト水溶液の安定性試験 実験方法 表4の処方溶液A〜Fを調製した。各処方溶液は5mlガ
ラスアンプルに充填し、60℃で2週間保存した。2週
間後に、溶液中のプランルカストをHPLC法により定
量し、残存率を求めた。
よびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60を可溶化剤と
して用いた場合(処方A、BおよびC)、プランルカス
トの残存率は、いずれも98%以上であり安定であっ
た。ポリソルベート80を可溶化剤として使用すると
(処方D)、プランルカストの安定性は他の界面活性剤
に比較して低下したが、安定化剤のジブチルヒドロキシ
トルエンまたはエデト酸ナトリウムを配合した処方(処
方EおよびF)では95%以上の安定性が得られた。な
お、いずれの処方においても不溶性異物の析出も認めら
れなかった。
性の関係 実験方法 0.0001〜0.5%の濃度のヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース(以下、HPMCと略す)溶液を調製し、
プランルカストを0.5%濃度となるよう添加した。2
5℃、4日間静置後、バリアブルミックスロータVMR
−5(60rpm、井内社製)を用い、再分散するまで
の時間を測定した。 実験結果 HPMC濃度と再分散までの時間の関係を図1に示す。
図1から明らかなごとく、HPMCの濃度(横軸)が
0.00075〜0.1%の範囲では、プランルカストの
懸濁粒子の再分散までの時間(縦軸)が短かった。ま
た、この濃度範囲内では、プランルカストの懸濁粒子の
凝集やケーキングが認められなかった。
方G、H)および懸濁液(処方J)を調製し、日本白色
雄性家兎に1日8回、1回0.05ml点眼し、肉眼観察
を行った。採点基準はDraize法に従った。
トレイ系雄性モルモットを用いた。動物は温度23±2
℃、湿度55±15%の条件下で飼育を行った。また固
型飼料(放射滅菌飼料ラボGスタンダード、日本農産工
業)および滅菌済動物用飲料水を自由に摂取させた。 2.試験薬剤 プランルカストは0.1%リン酸二水素ナトリウム、
0.9%塩化ナトリウムおよび0.1%ポリソルベート
80を含むpH7の基剤に1.0%の割合で懸濁させ
た。また、コントロール群として生理食塩液を用いた。 3.試験操作 モルモットに10μg 卵白アルブミン(以下、OAと称
する)と30mg水酸化アルミニウムゲルの混合液を腹腔
内投与し、感作した。感作14日後に2.5%OA抗原
液10μlをモルモットの両眼に点眼し、結膜炎を惹起
した(一次惹起)。一次惹起24時間後に、2.5%
OA抗原液を同様に点眼し、再度結膜炎を惹起した(二
次惹起)。その6時間後にモルモットを屠殺後、上下眼
瞼を骨膜から剥離し眼球を付けたまま摘出し、常法に従
い、眼球を固定後パラフィン包埋し、光学顕微鏡標本を
作製し、厚さ3μmで薄切した。その病理切片をルナ染
色後、結膜の好酸球が最も浸潤している部位で、重複し
ない5視野を光学顕微鏡(倍率:400倍)を用い、好
酸球数を計測し、5視野を平均値[細胞数/0.04mm
2]で表し、薬剤の評価を行った。薬剤の投与は結膜炎
惹起の3、2、1および0.5時間前にそれぞれ10μ
lを片眼に点眼投与した。 実験結果 その結果を図2に示す。図2は、モルモットアレルギー
性結膜炎での結膜好酸球浸潤に対するプランルカストの
抑制効果を示すグラフで、値は平均値±標準誤差を示
す。**は、生理食塩水に対する有意差p<0.01を
表す。図2より明らかなごとく、プランルカストは遅発
型反応での結膜好酸球浸潤に対し有意な抑制効果を示し
た。
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g ポリソルベート80 4.0g ジブチルヒドロキシトルエン 0.01g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g 塩化ナトリウム 0.9g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 2.0g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g ホウ酸 1.5g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g チロキサポール 4.0g 塩化ナトリウム 0.9g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
水溶液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g リン酸二水素ナトリウム2水和物 0.2g ポリソルベート80 4.0g ジブチルヒドロキシトルエン 0.01g エデト酸ナトリウム 0.01g 塩化ベンザルコニウム 0.01g ホウ酸 1.5g ホウ砂 0.3g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 7.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g HCO−60 0.1g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g チロキサポール 0.1g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g クロロブタノール 0.3g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.5g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.0025g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.0005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g メチルセルロース 0.005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g ポリソルベート80 2.0g エデト酸ナトリウム 0.01g マンニトール 5.0g クエン酸 0.1g 0.1N 水酸化ナトリウム 適量 注射用蒸留水 全量100ml pH 7.0
製した。 成 分 量 プランルカスト 0.1g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 2.0g グリセリン 2.6g トロメタモール 0.1g 0.1N 塩酸 適量 注射用蒸留水 全量100ml pH 7.0
製した。 成 分 量 プランルカスト 5.0g ポリビニルピロリドン 0.025g ソルビン酸 0.2g 水 全量100ml
製した。 成 分 量 プランルカスト 5.0g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.025g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 水 全量100ml
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g リュートシュガーエステルS−1570 0.005g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g ラウリル硫酸ナトリウム 0.1g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
懸濁液を調製した。 成 分 量 プランルカスト 1.0g 酢酸ナトリウム 0.1g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.005g ポリソルベート80 0.01g 塩化ナトリウム 0.9g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 0.1N 塩酸 適量 滅菌精製水 全量100ml pH 5.0
すグラフ。
ラフ。
Claims (33)
- 【請求項1】 4−オキソ−8−[4−(4−フェニル
ブトキシ)ベンゾイルアミノ]−2−(テトラゾール−
5−イル)−4H−1−ベンゾピランまたはその水和物
と、界面活性剤、水溶性セルロース誘導体およびビニル
系水溶性高分子から選択される少なくとも1種の成分と
を含有してなる水性液剤。 - 【請求項2】 界面活性剤が、非イオン性界面活性剤、
陽イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤から
選択される少なくとも1種である請求項1記載の水性液
剤。 - 【請求項3】 非イオン性界面活性剤のHLBが10〜
18である請求項2記載の水性液剤。 - 【請求項4】 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホ
ルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロックコポリマーおよびショ糖脂肪酸エス
テルから選択される少なくとも1種である請求項3記載
の水性液剤。 - 【請求項5】 陽イオン性界面活性剤が、第4級アンモ
ニウム塩から選択される少なくとも1種である請求項2
記載の水性液剤。 - 【請求項6】 陰イオン性界面活性剤が、アルキル硫酸
塩から選択される少なくとも1種である請求項2記載の
水性液剤。 - 【請求項7】 水溶性セルロース誘導体が、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースから選択される少な
くとも1種である請求項1記載の水性液剤。 - 【請求項8】 ビニル系水溶性高分子がポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコールおよびカルボキシビニル
ポリマーから選択される少なくとも1種である請求項1
記載の水性液剤。 - 【請求項9】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和物
と、界面活性剤とを含む水溶液である請求項2記載の水
性液剤。 - 【請求項10】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
物を0.2w/v%以下溶解してなる請求項9記載の水性
液剤。 - 【請求項11】 界面活性剤を0.5〜8w/v%の濃度
で配合してなる請求項9記載の水性液剤。 - 【請求項12】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
物1重量部に対し界面活性剤を5〜100重量部の割合
で配合してなる請求項9記載の水性液剤。 - 【請求項13】 pHが6以上である請求項9記載の水
性液剤。 - 【請求項14】 さらに安定化剤を配合してなる請求項
11記載の水性液剤。 - 【請求項15】 安定化剤が抗酸化剤およびキレート剤
から選択される少なくとも1種である請求項14記載の
水性液剤。 - 【請求項16】 抗酸化剤がジブチルヒドロキシトルエ
ンである請求項15記載の水性液剤。 - 【請求項17】 キレート剤がエデト酸ナトリウムであ
る請求項15記載の水性液剤。 - 【請求項18】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
物と、水溶性セルロース誘導体およびビニル系水溶性高
分子から選ばれる少なくとも1種の成分とを含む懸濁液
である請求項1記載の水性液剤。 - 【請求項19】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
物の濃度が0.01〜5.0w/v%である請求項18記
載の水性液剤。 - 【請求項20】 水溶性セルロース誘導体およびビニル
系水溶性高分子から選ばれる少なくとも1種の濃度が
0.00001〜0.1w/v%である請求項18記載の
水性液剤。 - 【請求項21】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
物1重量部に対し、水溶性セルロース誘導体およびビニ
ル系水溶性高分子から選ばれる少なくとも1種を0.0
001〜0.1重量部の割合で配合してなる請求項18
記載の水性液剤。 - 【請求項22】 さらに界面活性剤を配合してなる請求
項18記載の水性液剤。 - 【請求項23】 界面活性剤が、非イオン性界面活性
剤、陽イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤
から選択される少なくとも1種である請求項22記載の
水性液剤。 - 【請求項24】 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
ホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンブロックコポリマーおよびショ糖脂肪酸エ
ステルから選択される少なくとも1種である請求項22
記載の水性液剤。 - 【請求項25】 陰イオン性界面活性剤が、アルキル硫
酸塩から選択される少なくとも1種である請求項22記
載の水性液剤。 - 【請求項26】 界面活性剤を0.0001〜0.2w
/v%の濃度で配合してなる請求項22記載の水性液
剤。 - 【請求項27】 好酸球浸潤抑制作用を有する請求項1
記載の水性液剤。 - 【請求項28】 遅発型アレルギー性結膜炎治療剤であ
る請求項27記載の水性液剤。 - 【請求項29】 点眼剤である請求項1記載の水性液
剤。 - 【請求項30】 点鼻剤である請求項1記載の水性液
剤。 - 【請求項31】 注射剤である請求項1記載の水性液
剤。 - 【請求項32】 内服液である請求項1記載の水性液
剤。 - 【請求項33】 該ベンゾピラン誘導体またはその水和
物を主成分とする好酸球浸潤抑制剤。
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JP19677197 | 1997-07-23 | ||
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1998
- 1998-07-03 JP JP18875698A patent/JPH1192368A/ja active Pending
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