JPH1192083A - 伸縮ブームの同時伸縮機構 - Google Patents

伸縮ブームの同時伸縮機構

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JPH1192083A
JPH1192083A JP26009397A JP26009397A JPH1192083A JP H1192083 A JPH1192083 A JP H1192083A JP 26009397 A JP26009397 A JP 26009397A JP 26009397 A JP26009397 A JP 26009397A JP H1192083 A JPH1192083 A JP H1192083A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 伸側シーブに付設されるワイヤ外れ止め部材
を常時有効に機能させて伸縮ブームの動作上の信頼性を
高める。 【解決手段】 伸側ワイヤロープ13の張力調節を行う
伸側張力調節手段Xを、伸側ワイヤロープが巻掛けられ
る伸側シーブ11の枢支軸43を伸縮ブームの軸方向へ
移動させて行う構成とし、枢支軸に、伸側シーブの外側
に配置された伸側ワイヤロープのワイヤ外れ止め部材2
0を取り付ける。伸側張力調節手段Xを操作して枢支軸
と共に伸側シーブを移動させて伸側ワイヤロープの張力
調節を行う場合、枢支軸の移動と共にワイヤ外れ止め部
材も枢支軸と一体的に移動し、ワイヤ外れ止め部材と伸
側シーブとの相対位置が当初設定の適正位置のまま維持
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮ブームの同時
伸縮機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、伸縮ブームの伸縮方式とし
て、例えば実開平4−44282号公報に開示される如
く、伸縮可能に順次嵌挿された基端側ブームと中間ブー
ムと先端側ブームとを備えた伸縮ブームにおいて、上記
基端側ブームと中間ブームとを伸縮シリンダにより伸縮
駆動するとともに、該中間ブームの伸縮変位を伸側ワイ
ヤロープ又は縮側ワイヤロープを介して上記先端側ブー
ムに伝達して該先端側ブームを上記中間ブームと同時に
伸縮させる方式が知られている。
【0003】この場合、例えば上掲公知例の如く上記伸
縮シリンダを、そのシリンダチューブのボトム側端部を
ブーム先端側に向けて配置し且つ該シリンダチューブの
ピストンロッド側端部を上記中間ブームの基端部に、ピ
ストンロッドの先端部を上記基端側ブームの基端部に、
それぞれ連結する構成のものにおいては、上記伸縮シリ
ンダにおけるシリンダチューブのボトム側端部に上記伸
側ワイヤロープがU字状に巻掛けられる伸側シーブを配
置するとともに、ピストンロッド側端部には上記縮側ワ
イヤロープがU字状に巻掛けられる縮側シーブを配置す
るのが通例である。
【0004】一方、上記伸側ワイヤロープ及び縮側ワイ
ヤロープは、伸縮ブームの使用中に、共に先端側ブーム
の自重を受けるとともに、特にこの伸縮ブームがクレー
ン用ブームである場合には上記先端側ブームの先端に吊
下される吊荷重を受けることから、長期の使用により次
第に伸びが生じる。従って、適正な同時伸縮を確保する
ためには、上記伸側ワイヤロープ及び縮側ワイヤロープ
の張力調節(即ち、長さ調節)が必要となる。この伸側
ワイヤロープ及び縮側ワイヤロープの張力調節は、その
作業の容易さの観点から、通常、伸縮ブームを最縮小さ
せた状態で、その先端側において行うのが通例である。
そして、上記伸側ワイヤロープ側においては、上記伸側
シーブが伸縮ブームの先端寄りに配置されているので該
伸側シーブをブーム軸方向へ移動させて行う。これに対
して、上記縮側ワイヤロープ側においては、伸縮ブーム
の先端寄りには上記縮側ワイヤロープを折り返すための
折り返しシーブが設けられているため、該折り返しシー
ブをブーム軸方向へ移動させて行うようにしている。
【0005】さらに、伸縮ブームの伸縮動作に伴って上
記伸側ワイヤロープが走行する上記伸側シーブ、及び上
記縮側ワイヤロープが走行する上記縮側シーブには、該
各ワイヤロープの走行に伴ってこれがロープ溝から外れ
るのを防止するワイヤ外れ止め部材が備えられるのが通
例である。そして、このワイヤ外れ止め部材は、上記伸
側シーブ及び縮側シーブがそれぞれ回転自在に取り付け
られる伸縮シリンダ側に、該伸側シーブ及び縮側シーブ
との相対位置をそれぞれ最適に設定した状態で固定配置
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
上記伸側シーブ及び縮側シーブのそれぞれに対応して設
けられるワイヤ外れ止め部材を上記伸縮シリンダ側に固
定配置した場合、上記縮側ワイヤロープ側においては、
その張力調節を上記縮側シーブではなく折り返しシーブ
を移動させて行うものであるため張力調節に拘わらず上
記縮側シーブとワイヤ外れ止め部材との相対位置は常時
適正に維持されるが、上記伸側ワイヤロープ側において
は、その張力調節が上記伸側シーブを移動させることで
行われることから、張力調節により上記伸側シーブとワ
イヤ外れ止め部材との相対位置が適正位置から変化し、
該ワイヤ外れ止め部材がそれ本来の機能を為さなくな
り、場合によっては上記伸縮ブームの稼動中に上記伸側
ワイヤロープが上記伸側シーブから外れるということも
懸念される。かかる状態は、伸縮ブームの作動上の信頼
性を損なうものであるため、これを確実に防止する手段
を講じる必要があるが、未だ有効な手段が提案されてい
ないというのが実情である。
【0007】そこで本発明では、伸縮ブームの同時伸縮
機構において、伸側ワイヤロープが掛け回される伸側シ
ーブに付設されるワイヤ外れ止め部材を常時有効に機能
させて伸縮ブームの動作上の信頼性を高めることを目的
としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として、基端側ブームと該基
端側ブームに伸縮自在に嵌挿された中間ブームと該中間
ブームに伸縮自在に嵌挿された先端側ブームとを備えて
なる伸縮ブームの上記基端側ブームの基端部にそのピス
トンロッドの先端部を連結すると共に上記中間ブームの
基端部にそのシリンダチューブのピストンロッド側端部
を連結した状態で上記伸縮ブーム内に内装配置された伸
縮用シリンダと、上記伸縮シリンダにおける上記シリン
ダチューブのボトム側端部に配置された伸側シーブと、
上記伸縮シリンダにおける上記シリンダチューブのピス
トンロッド側端部に配置された縮側シーブと、その基端
部を上記基端側ブームの基端部に連結した状態で上記伸
縮ブーム内に該伸縮ブームの軸方向に向けて内装配置さ
れた連結棒と、上記伸側シーブにU字状に掛け回された
状態で上記連結棒の先端部と上記先端側ブームの基端部
との間に張設された伸側ワイヤロープと、上記縮側シー
ブにU字状に掛け回された状態で上記連結棒の先端部と
上記先端側ブームの基端部との間に張設された縮側ワイ
ヤロープとを備え、上記伸縮シリンダの伸縮動作により
上記基端側ブームに対して上記中間ブームを伸縮させる
と同時に、該中間ブームの伸縮変位を上記伸側ワイヤロ
ープ又は縮側ワイヤロープを介して上記先端側ブームに
伝達して該先端側ブームを上記中間ブームに対して伸縮
させる一方、上記伸側シーブを上記伸縮ブームの軸方向
へ移動させることで上記伸側ワイヤロープの張力調節を
行う伸側張力調節手段を備えた伸縮ブームの同時伸縮機
構において、上記伸側張力調節手段を、上記伸側シーブ
を回転自在に枢支する枢支軸を上記伸縮ブームの軸方向
へ移動させる構成とするとともに、上記枢支軸に、上記
伸側シーブの外側に配置されて該伸側シーブのロープ溝
に巻掛けられる上記伸側ワイヤロープが該ロープ溝から
外れるのを防止するワイヤ外れ止め部材を取り付けたこ
とを特徴としている。
【0009】
【発明の効果】本発明の伸縮ブームの同時伸縮機構によ
れば、伸側ワイヤロープの張力調節を行う伸側張力調節
手段が、該伸側ワイヤロープが巻掛けられる伸側シーブ
を回転自在に枢支する枢支軸を上記伸縮ブームの軸方向
へ移動させて行う構成とされるとともに、上記枢支軸
に、上記伸側シーブの外側に配置されて上記伸側ワイヤ
ロープの外れ止めを行うワイヤ外れ止め部材を取り付け
ているので、上記伸側張力調節手段を操作して上記枢支
軸と共に上記伸側シーブを上記伸縮ブームの軸方向へ移
動させて上記伸側ワイヤロープの張力調節を行う場合、
上記枢支軸の移動と共に上記ワイヤ外れ止め部材も該枢
支軸と一体的に移動し、該ワイヤ外れ止め部材と上記伸
側シーブとの相対位置が、上記枢支軸及び伸側シーブの
移動にかかわらず当初設定の適正位置のまま維持され
る。
【0010】従って、上記ワイヤ外れ止め部材は、上記
伸側ワイヤロープの張力調節の有無に拘わらず常時有効
に機能し、上記伸側ワイヤロープが上記伸側シーブから
外れるのが確実に防止され、これにより上記伸縮ブーム
の作動上における高い信頼性が確保されるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる伸縮ブーム
の同時伸縮機構を好適な実施形態に基づいて具体的に説
明する。
【0012】図1には、本発明にかかる同時伸縮機構を
備えたトラッククレーン用の三段伸縮式ブーム1を示し
ており、同図において符号2は該伸縮ブーム1の最基端
側に位置する基端側ブーム、3は該基端側ブーム2に対
して伸縮可能に嵌挿配置された中間ブーム、4は該中間
ブーム3に対して伸縮可能に嵌挿配置された先端側ブー
ムである。そして、上記伸縮ブーム1は、上記基端側ブ
ーム2に対して上記中間ブーム3と先端側ブーム4とが
連動して同時に伸縮する次述の同時伸縮機構Zを備えて
いる。
【0013】尚、上記先端側ブーム4の基端部4aの天
板内面には、第1固定部15aと第2固定部15bとを
備えた索端固定部材15が固定されている。また、該先
端側ブーム4の先端4dには、適宜大きさの作業用の開
口60が形成されている。
【0014】上記同時伸縮機構Zは、次述の伸縮用シリ
ンダ5と連結棒6と伸側ワイヤロープ13と縮側ワイヤ
ロープ14とを備えて構成される。
【0015】上記伸縮用シリンダ5は、上記基端側ブー
ム2に対して上記中間ブーム3を伸縮駆動させるもので
あって、上記伸縮ブーム1の内部に、そのシリンダチュ
ーブ5Aのボトム側端部をブーム先端側に向けた状態で
嵌装配置され、且つそのシリンダチューブ5Aのピスト
ンロッド側端部が枢支軸42により上記中間ブーム3の
基端部3aの両側板に枢支されるとともに、ピストンロ
ッド5Bの先端は枢支軸41により上記基端側ブーム2
の基端部2aの両側板に枢支されている。従って、上記
伸縮用シリンダ5の伸縮作動により、上記中間ブーム3
は上記基端側ブーム2に対して伸縮駆動されることにな
る。
【0016】また、上記シリンダチューブ5Aのピスト
ンロッド側端部を上記中間ブーム3側に枢支せしめる上
記枢支軸42には、該シリンダチューブ5Aの左右両側
にそれぞれ位置するようにして左右一対の縮側シーブ1
2,12が軸支されている。さらに、上記ピストンロッ
ド5Bの先端部を上記基端側ブーム2側に枢支せしめる
上記枢支軸41には、次述する連結棒6の基端部6aが
枢支されている。
【0017】一方、上記伸縮用シリンダ5のボトム側端
部には、所定長さの支持杆7が、該ボトム側端部から後
方側へ延出するようにして取り付けられており、該支持
杆7は上記シリンダチューブ5Aと一体化されている。
さらに、上記支持杆7の先端部7aには、図2及び図4
に示すように、該先端部7aをその下方側において支持
する左右一対のガイドローラ62,62と、該先端部7
aの上方への揺動を規制する左右一対のガイドローラ6
3,63が設けられている。
【0018】また、図2及び図3に示すように、上記支
持杆7の先端部7aの両側板7b,7bには、上記伸縮
用シリンダ5の軸方向に延びる長穴27,27がそれぞ
れ形成されているとともに、該各長穴27,27には枢
支軸43が、該長穴27,27を貫通して且つ該長穴2
7,27の長軸方向へ所定寸法だけ移動可能に嵌挿配置
されている。そして、この枢支軸43のうち、上記支持
杆7の各側板7b,7bよりも外側に突出した両端部4
3b,43bには、それぞれ伸側シーブ11,11が軸
受25を介して回転可能に軸支されている。また、この
枢支軸43の中央部43aには、その軸心を通ってこれ
に直交する方向に貫通する左右一対の貫通孔46,46
が、該軸心方向に適宜離間して平行に形成されている。
【0019】また、上記伸側シーブ11の外側には、次
述のワイヤ外れ止め部材20が配置されている。このワ
イヤ外れ止め部材20は、上記伸側シーブ11の外周を
上記支持杆7の先端側から略半周ほどの部分を覆って該
伸側シーブ11のロープ溝11aから後述する伸側ワイ
ヤロープ13が外れるのを防止する如く機能するもので
あって、上記支持杆7の側板7b寄りに位置する内側板
21と、該内側板21に対して所定間隔をもって対向す
る外側板22と、これら内側板21と外側板22の間に
跨がって且つ上記伸側シーブ11の外周形状に近似する
如く多角状に折曲された周壁板23とで構成されている
(尚、上記周壁板23は、多角状に折曲されたものに限
らず、例えば円弧状に湾曲させることもできる)。そし
て、このワイヤ外れ止め部材20は、上記伸側シーブ1
1の外周側を覆う如く該伸側シーブ11に嵌装された状
態で、上記内側板21に形成した軸穴21aを上記枢支
軸43に嵌挿せしめることで該枢支軸43と連結されて
いる。さらに、このワイヤ外れ止め部材20の内側板2
1には、貫通孔45を備えた回り止め部材44が固定さ
れている。そして、この回り止め部材44は、上記ワイ
ヤ外れ止め部材20を上記枢支軸43側に取り付けた状
態において、上記支持杆7の側板7bに設けた上記長穴
27を通ってその内側に延出するとともに、上記貫通孔
45が上記枢支軸43に設けた貫通孔46と同軸上に位
置するように、その形状寸法及び上記貫通孔45の形成
位置が設定されている。
【0020】また、上記支持杆7の先端には、左右一対
のボルト孔31a,31aを設けたボルト支持材31が
固定されている。そして、この各ボルト孔31a,31
aは、上記枢支軸43の各貫通孔46,46と同軸上に
位置するようにその形成位置が設定されている。そし
て、この各ボルト孔31a,31aには、その外側から
それぞれ伸側ワイヤ調節ボルト32,32が嵌挿され
る。この各伸側ワイヤ調節ボルト32,32は、上記各
ワイヤ外れ止め部材20,20の上記各回り止め部材4
4,44にそれぞれ設けた上記各貫通孔45,45、及
び上記枢支軸43の上記各貫通孔46,46を順次貫通
するとともに、該枢支軸43から突出した先端部は、左
右一対のネジ孔51,51を備え且つ該枢支軸43の径
方向外側に配置された受け部材50の該各ネジ孔51,
51に螺合せしめられている。
【0021】従って、上記各伸側ワイヤ調節ボルト3
2,32をそれぞれ螺回操作すると、該伸側ワイヤ調節
ボルト32,32に螺合連結された上記受け部材50が
該伸側ワイヤ調節ボルト32,32の軸方向に移動する
とともに、この受け部材50の移動位置により、上記長
穴27,27に沿ってその長軸方向へ移動可能とされた
上記枢支軸43の上記伸縮用シリンダ5側への移動位置
が規制される。
【0022】また、上記伸側ワイヤ調節ボルト32が上
記回り止め部材44の貫通孔45、及び上記枢支軸43
の貫通孔46にそれぞれ挿通されていることで、上記ワ
イヤ外れ止め部材20は上記枢支軸43に対する相対回
転が規制され、該枢支軸43との間の相対位置が常時一
定に維持されることになる。
【0023】上記連結棒6は、所定長さの棒体で構成さ
れ且つ上記伸縮用シリンダ5に沿うようにして上記伸縮
ブーム1の内部に嵌装配置されるものであって、その基
端部6aは上述のように上記伸縮用シリンダ5のピスト
ンロッド5Bの先端部と共に上記枢支軸41によって上
記基端側ブーム2の基端部2aに固定されている。ま
た、この連結棒6の先端部6b側にはガイドローラ6
1,61が設けられており、該連結棒6の先端部6bは
該ガイドローラ61,61によって下方から支持されて
いる。
【0024】さらに、この連結棒6の先端部6bには、
後述する伸側ワイヤロープ13の折り返し部分を支持す
るための伸側折り返しシーブ16と、後述する縮側ワイ
ヤロープ14の折り返し部分を支持するための縮み側折
り返しシーブ17とがそれぞれ設けられている。尚、上
記縮み側折り返しシーブ17は、図2及び図4に示すよ
うに、ブラケット38に取り付けられている。また、こ
のブラケット38は、上記連結棒6の先端に固定したボ
ルト支持材33に嵌挿配置した縮側ワイヤ調節ボルト3
4に螺着されており、該縮側ワイヤ調節ボルト34を螺
回操作することで該ブラケット38と一体的に上記連結
棒6の軸方向へ進退移動されるようになっている。
【0025】上記伸側ワイヤロープ13は、上記伸縮用
シリンダ5の伸長動により上記基端側ブーム2に対して
上記中間ブーム3が伸長作動する際に、この中間ブーム
3の変位力を受けて該中間ブーム3に対して上記先端側
ブーム4を伸長作動させて各ブーム2〜4の同時伸長を
実現するためのものであって、その長さ方向中央部13
bを上記伸側折り返しシーブ16に掛け回して略U字状
に折り返すとともに、この折り返された後の左右一対の
ロープをそれぞれ左右一対の上記伸側シーブ11,11
に対してその下側から略U字状に掛け回すとともに、さ
らにこれを上記索端固定部材15側に引き出し、その各
先端13a,13aをそれぞれ上記第1固定部15aに
固定する。
【0026】上記縮側ワイヤロープ14は、上記伸縮用
シリンダ5の縮小動により上記基端側ブーム2に対して
上記中間ブーム3が縮小作動する際に、この中間ブーム
3の変位力を受けて該中間ブーム3に対して上記先端側
ブーム4を縮小作動させて各ブーム2〜4の同時縮小を
実現するためのものであって、その長さ方向中央部14
bを上記縮み側折り返しシーブ17に掛け回して略U字
状に折り返すとともに、この折り返された後の左右一対
のロープをそれぞれ左右一対の上記縮側シーブ12,1
2側に引き出して該各縮側シーブ12,12に対してそ
の下側から略U字状に掛け回した後、その各先端14
a,14aをそれぞれ上記索端固定部材15の第2固定
部15bに固定する。
【0027】尚、図2〜図4において、符号35は固定
ボルト36によって上記伸側ワイヤ調節ボルト32及び
縮側ワイヤ調節ボルト34の頭部近傍に配置されて該各
調節ボルト32,34の回り止め及び抜け止めを行うボ
ルト止め部材、37は上記先端側ブーム4の幅方向にお
ける上記伸縮用シリンダ5の振れを規制するストッパー
である。また、この実施形態のものにおいては、上記伸
側ワイヤ調節ボルト32と上記受け部材50とで特許請
求の範囲中の「伸側張力調節手段X」が構成される。
【0028】以上の如く構成された同時伸縮機構Zを備
えた伸縮ブーム1においては、その伸長操作時には、上
記伸縮用シリンダ5を伸長動させる。この伸縮用シリン
ダ5の伸長動により上記基端側ブーム2に対して上記中
間ブーム3が伸長作動するとともに、該中間ブーム3の
伸長に伴う変位が上記伸側ワイヤロープ13を介して上
記先端側ブーム4に伝達されることで該先端側ブーム4
も上記中間ブーム3に対して伸長作動し、結果的に上記
中間ブーム3と先端側ブーム4とが連動して同時に伸長
する同時伸長動作が実現される。また、上記伸縮ブーム
1の縮小操作時には、上記伸縮用シリンダ5を縮小動さ
せる。この伸縮用シリンダ5の縮小動により上記基端側
ブーム2に対して上記中間ブーム3が縮小作動するとと
もに、該中間ブーム3の縮小に伴う変位が上記縮側ワイ
ヤロープ14を介して上記先端側ブーム4に伝達される
ことで該先端側ブーム4も上記中間ブーム3に対して縮
小作動し、結果的に上記中間ブーム3と先端側ブーム4
とが連動して同時に縮小する同時縮小動作が実現される
ものである。
【0029】ところで、上記伸側ワイヤロープ13及び
縮側ワイヤロープ14は、上記伸縮ブーム1の工場出荷
時にその張力調節が行われるが、例え張力調節をして出
荷したとしても、該伸縮ブーム1が実際に使用されその
稼働時間が長くなるに従って上記伸側ワイヤロープ13
及び縮側ワイヤロープ14は上記先端側ブーム4の自重
及びその先端に吊下される吊荷重を受けて次第に伸びを
生じるため、該伸側ワイヤロープ13と縮側ワイヤロー
プ14の張力調節を定期的に行うことが必要となる。
【0030】先ず、上記縮側ワイヤロープ14において
は、上記伸縮ブーム1を最縮小させた状態で上記先端側
ブーム4の先端に設けた開口60から手を差し入れて、
上記縮側ワイヤ調節ボルト34を締め込み操作すること
で上記縮側ワイヤロープ14の張力を容易に調節するこ
とができる。この場合、この縮側ワイヤロープ14にお
いては、該縮側ワイヤロープ14との相対関係が変化し
ない上記縮み側折り返しシーブ17を上記固定ボルト3
6の螺回操作によって移動させて張力調節を行うもので
あるため、張力調節に伴う問題は生じない。
【0031】これに対して、上記伸側ワイヤロープ13
の張力調節は、上記開口60から手を差し入れて上記各
伸側ワイヤ調節ボルト32,32をそれぞれ締め込み操
作することで行われるが、この張力調節は、該伸側ワイ
ヤロープ13がU字状に掛け回される上記伸側シーブ1
1,11を移動させて行うものであり、しかも該伸側ワ
イヤロープ13には該伸側シーブ11から上記伸側ワイ
ヤロープ13が外れるのを防止するために上記ワイヤ外
れ止め部材20が備えられているため、従来のように上
記ワイヤ外れ止め部材20が上記支持杆7側に固定配置
される構造である場合には、例え工場出荷時に該ワイヤ
外れ止め部材20の取付位置を最適位置に設定してあっ
たとしても、該伸側ワイヤロープ13の伸びに伴う張力
調節によって上記伸側シーブ11の位置がブーム軸方向
に移動すると、該伸側シーブ11と上記ワイヤ外れ止め
部材20との相対位置が当初設定の最適状態から変化
し、場合によっては該ワイヤ外れ止め部材20が本来の
機能を発揮しない場合も起こり得る。
【0032】ところが、この実施形態のものにおいて
は、上述のように、上記ワイヤ外れ止め部材20は上記
伸側シーブ11と共に上記枢支軸43に枢支され、上記
伸側ワイヤ調節ボルト32の螺回操作により上記枢支軸
43がブーム軸方向に移動すると、該枢支軸43と共に
上記伸側シーブ11とワイヤ外れ止め部材20もこれら
両者の相対位置を当初設定の最適位置に保持したまま移
動し、該ワイヤ外れ止め部材20の機能(即ち、上記伸
側シーブ11が回転してそのロープ溝11a上を上記伸
側ワイヤロープ13が走行する場合において該伸側ワイ
ヤロープ13が上記ロープ溝11aから外れるのを防止
する機能)は適正に維持される。これにより、上記伸縮
ブーム1の作動上における高い信頼性が確保されること
になる。
【0033】また一方、この実施形態のものにおいて
は、上記各伸側シーブ11,11がそれぞれ上記先端側
ブーム4の両側板4c,4c寄りに配置され、該先端側
ブーム4の幅方向の中央部位に上記各伸側ワイヤ調節ボ
ルト32,32及び上記縮側ワイヤ調節ボルト34が配
置された構造であることから、例えば上掲公知例に示す
如く上記伸側シーブ11,11が先端側ブーム4の幅方
向の中央寄りに配置されたことに伴って各ワイヤ調節ボ
ルトが該先端側ブーム4の幅方向の両側に偏って配置さ
れているものに比して、上記先端側ブーム4の先端に設
けた上記開口60から手を差し入れてこれら各ワイヤ調
節ボルト32,34を螺回操作して張力調節を行う場合
の作業スペースが広くとれ、それだけ上記伸側ワイヤロ
ープ13及び縮側ワイヤロープ14の張力調節作業を容
易且つ迅速に行うことができるものである。
【0034】その他 (1) 上記実施形態においては、同時伸縮機構を三段
伸縮ブームに適用した場合を例にとって説明したが、こ
の同時伸縮機構は少なくとも相隣接する三つのブームを
備えた伸縮ブームであれば適用できるものであり、例え
ば四段伸縮ブームとか五段伸縮ブーム等の多段伸縮ブー
ムにおける先端側の相隣接する三つのブーム間にも適用
できるものである。
【0035】(2) 上記実施形態においては、上記ワ
イヤ外れ止め部材20を枢支軸43に回転可能に取り付
け、その回り止め(即ち、該枢支軸43との相対回動の
規制)を該枢支軸支43を貫通して配置される伸側ワイ
ヤ調節ボルト32によって行うように構成しているが、
このワイヤ外れ止め部材20は使用状態時において上記
枢支軸支43との相対回動が規制されておれば十分であ
り、従って上記実施形態の如き構造に限定されることな
く、例えば上記ワイヤ外れ止め部材20を上記枢支軸4
3に対して溶接接合とかボルト接合等の接合手段により
直接的に固定したり、上記枢支軸43と上記ワイヤ外れ
止め部材20との嵌合構造を角穴嵌合構造とする等、種
々の構造を採用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる伸縮ブームの同時伸縮機構の側
面図である。
【図2】図1に示した同時伸縮機構における伸側シーブ
近傍の拡大図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
1は伸縮ブーム、2は基端側ブーム、3は中間ブーム、
4は先端側ブーム、5は伸縮用シリンダ、6は連結棒、
7は支持杆、11は伸側シーブ、12は縮側シーブ、1
3は伸側ワイヤロープ、14は縮側ワイヤロープ、15
は索端固定部材、16は伸側折り返しシーブ、17は縮
み側折り返しシーブ、20はワイヤ外れ止め部材、21
は内側板、22は外側板、23は周壁板、25は軸受、
27は長穴、31はボルト支持材、32は伸側ワイヤ調
節ボルト、33はボルト支持材、34は縮側ワイヤ調節
ボルト、35はボルト止め部材、36は固定ボルト、3
7はストッパー、38はブラケット、41は枢支軸、4
2は枢支軸、43は枢支軸、44は回り止め部材、45
及び46は貫通孔、50は受け部材、51はネジ孔、5
2は仮支持材、60は開口、61〜63はガイドローラ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側ブーム(2)と該基端側ブーム
    (2)に伸縮自在に嵌挿された中間ブーム(3)と該中
    間ブーム(3)に伸縮自在に嵌挿された先端側ブーム
    (4)とを備えてなる伸縮ブーム(1)の上記基端側ブ
    ーム(2)の基端部(2a)にそのピストンロッド(5
    B)の先端部を連結すると共に上記中間ブーム(3)の
    基端部(3a)にそのシリンダチューブ(5A)のピス
    トンロッド側端部を連結した状態で上記伸縮ブーム
    (1)内に内装配置された伸縮用シリンダ(5)と、 上記伸縮シリンダ(5)における上記シリンダチューブ
    (5A)のボトム側端部に配置された伸側シーブ(1
    1)と、 上記伸縮シリンダ(5)における上記シリンダチューブ
    (5A)のピストンロッド側端部に配置された縮側シー
    ブ(12)と、 その基端部(6a)を上記基端側ブーム(2)の基端部
    (2a)に連結した状態で上記伸縮ブーム(1)内に該
    伸縮ブーム(1)の軸方向に向けて内装配置された連結
    棒(6)と、 上記伸側シーブ(11)にU字状に掛け回された状態で
    上記連結棒(6)の先端部(6b)と上記先端側ブーム
    (4)の基端部(4a)との間に張設された伸側ワイヤ
    ロープ(13)と、 上記縮側シーブ(12)にU字状に掛け回された状態で
    上記連結棒(6)の先端部(6b)と上記先端側ブーム
    (4)の基端部(4a)との間に張設された縮側ワイヤ
    ロープ(14)とを備え、 上記伸縮シリンダ(5)の伸縮動作により上記基端側ブ
    ーム(2)に対して上記中間ブーム(3)を伸縮させる
    と同時に、該中間ブーム(3)の伸縮変位を上記伸側ワ
    イヤロープ(13)又は縮側ワイヤロープ(14)を介
    して上記先端側ブーム(4)に伝達して該先端側ブーム
    (4)を上記中間ブーム(3)に対して伸縮させる一
    方、 上記伸側シーブ(11)を上記伸縮ブーム(1)の軸方
    向へ移動させることで上記伸側ワイヤロープ(13)の
    張力調節を行う伸側張力調節手段(X)を備えた伸縮ブ
    ームの同時伸縮機構であって、 上記伸側張力調節手段(X)が、上記伸側シーブ(1
    1)を回転自在に枢支する枢支軸(43)を上記伸縮ブ
    ーム(1)の軸方向へ移動させる構成とされるととも
    に、 上記枢支軸(43)に、上記伸側シーブ(11)の外側
    に配置されて該伸側シーブ(11)のロープ溝(11
    a)に巻掛けられる上記伸側ワイヤロープ(13)が該
    ロープ溝(11a)から外れるのを防止するワイヤ外れ
    止め部材(20)が取り付けられていることを特徴とす
    る伸縮ブームの同時伸縮機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018039673A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 ジェイ. シー. バンフォード エクスカヴェイターズ リミテッドJ.C. Bamford Excavators Limited プーリー組立体
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