JPH1191688A - 船舶用潤滑油冷却装置 - Google Patents
船舶用潤滑油冷却装置Info
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- JPH1191688A JPH1191688A JP26053397A JP26053397A JPH1191688A JP H1191688 A JPH1191688 A JP H1191688A JP 26053397 A JP26053397 A JP 26053397A JP 26053397 A JP26053397 A JP 26053397A JP H1191688 A JPH1191688 A JP H1191688A
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- Japan
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- oil
- engine
- impeller
- hull
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造で潤滑油の冷却を可能とした船舶用
潤滑油冷却装置を提供するにある。 【解決手段】船体2の底から後部に向かうダクト9と、
このダクト9内にインペラ11を備え、インペラ11の
作用によってダクト9の下方から船底の水を船体2の後
方に向かって噴射するジェットポンプ装置8を有すると
共に、インペラ11を駆動する4サイクルエンジンおよ
びこのエンジンの潤滑油貯留用オイルタンク14をエン
ジンと別体に備えた船舶1において、ダクト9の上面に
中空のオイル溜り20をダクト9と一体に形成し、エン
ジンからオイルタンク14に延びるオイル戻しホース1
9の途中にオイル溜り20を配置したものである。
潤滑油冷却装置を提供するにある。 【解決手段】船体2の底から後部に向かうダクト9と、
このダクト9内にインペラ11を備え、インペラ11の
作用によってダクト9の下方から船底の水を船体2の後
方に向かって噴射するジェットポンプ装置8を有すると
共に、インペラ11を駆動する4サイクルエンジンおよ
びこのエンジンの潤滑油貯留用オイルタンク14をエン
ジンと別体に備えた船舶1において、ダクト9の上面に
中空のオイル溜り20をダクト9と一体に形成し、エン
ジンからオイルタンク14に延びるオイル戻しホース1
9の途中にオイル溜り20を配置したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶用潤滑油冷却
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばウォータジェット推進艇のような
小型船舶は走行中に船首が大きな波に突入して波をかぶ
った時や横波を受けて転覆状態になった時のエンジンル
ーム内への水の侵入を最小限に抑えるため、エンジンル
ームをほぼ密閉状態に保っている。その為、エンジンル
ーム内は高温となってしまうので、外部から冷却水を導
入してエンジンを冷却している。
小型船舶は走行中に船首が大きな波に突入して波をかぶ
った時や横波を受けて転覆状態になった時のエンジンル
ーム内への水の侵入を最小限に抑えるため、エンジンル
ームをほぼ密閉状態に保っている。その為、エンジンル
ーム内は高温となってしまうので、外部から冷却水を導
入してエンジンを冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、4サイ
クルエンジンの場合、エンジンルームを密閉状態に保つ
と潤滑油も高温になってしまう。自動車や自動二輪車は
空冷式のオイルクーラを用いることにより潤滑油の冷却
を行っているが、ウォータジェット推進艇のような小型
船舶に空冷式のオイルクーラを用いることは上述した理
由から非常にに困難である。
クルエンジンの場合、エンジンルームを密閉状態に保つ
と潤滑油も高温になってしまう。自動車や自動二輪車は
空冷式のオイルクーラを用いることにより潤滑油の冷却
を行っているが、ウォータジェット推進艇のような小型
船舶に空冷式のオイルクーラを用いることは上述した理
由から非常にに困難である。
【0004】また、オイルクーラをエンジンのような水
冷式にすると、ウォータポンプや配管などが必要にな
り、構造が複雑になり、コストも掛かる。
冷式にすると、ウォータポンプや配管などが必要にな
り、構造が複雑になり、コストも掛かる。
【0005】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、簡単な構造で潤滑油の冷却を可能とした船舶用
潤滑油冷却装置を提供することを目的とする。
もので、簡単な構造で潤滑油の冷却を可能とした船舶用
潤滑油冷却装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る船舶用潤滑
油冷却装置は、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、船体の底から後部に向かうダクト
と、このダクト内にインペラを備え、上記インペラの作
用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体の後方
に向かって噴射するジェットポンプ装置を有すると共
に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンおよび
このエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エンジ
ンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面に中
空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エンジン
から上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの途中
に上記オイル溜りを配置したものである。
油冷却装置は、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、船体の底から後部に向かうダクト
と、このダクト内にインペラを備え、上記インペラの作
用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体の後方
に向かって噴射するジェットポンプ装置を有すると共
に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンおよび
このエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エンジ
ンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面に中
空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エンジン
から上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの途中
に上記オイル溜りを配置したものである。
【0007】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、船体の底から後部に向かうダ
クトと、このダクト内にインペラを備え、上記インペラ
の作用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体の
後方に向かって噴射するジェットポンプ装置を有すると
共に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンおよ
びこのエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エン
ジンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面に
中空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エンジ
ンから上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの途
中に上記オイル溜りを配置すると共に、このオイル溜り
の下方に冷却水通路を上記ダクトと一体に形成したもの
である。
求項2に記載したように、船体の底から後部に向かうダ
クトと、このダクト内にインペラを備え、上記インペラ
の作用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体の
後方に向かって噴射するジェットポンプ装置を有すると
共に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンおよ
びこのエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エン
ジンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面に
中空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エンジ
ンから上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの途
中に上記オイル溜りを配置すると共に、このオイル溜り
の下方に冷却水通路を上記ダクトと一体に形成したもの
である。
【0008】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記ジェットポンプ装置の
ダクト上方にタンク室を形成し、上記ダクトの上面を上
記タンク室の底面とすると共に、上記タンク室内に上記
オイルタンクを収納したものである。
請求項3に記載したように、上記ジェットポンプ装置の
ダクト上方にタンク室を形成し、上記ダクトの上面を上
記タンク室の底面とすると共に、上記タンク室内に上記
オイルタンクを収納したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0010】図1は、この発明を適用した船舶としての
ウォータジェット推進艇の一例を示す左側面図であり、
図2は同縦断面図である。
ウォータジェット推進艇の一例を示す左側面図であり、
図2は同縦断面図である。
【0011】図1および図2に示すように、このウォー
タジェット推進艇1は、船体2の中央上部にハンドルバ
ー3を備え、その後方に跨座式のシート4が設けられ
る。また、船体2内にはエンジンルーム5が形成され、
エンジン6や燃料タンク7等が収納される。
タジェット推進艇1は、船体2の中央上部にハンドルバ
ー3を備え、その後方に跨座式のシート4が設けられ
る。また、船体2内にはエンジンルーム5が形成され、
エンジン6や燃料タンク7等が収納される。
【0012】船体2の後方底部にはジェットポンプ装置
8が設けられる。ジェットポンプ装置8は、船底に開口
し、後方に延びる例えばアルミニウム鋳造製のダクト9
と、このダクト9の後部に設けられ、船体2の最後部に
突出するジェットノズル10と、ダクト9内の下流側に
配置されるインペラ11と、このインペラ11とエンジ
ン6とを連結するインペラシャフト12を有する。
8が設けられる。ジェットポンプ装置8は、船底に開口
し、後方に延びる例えばアルミニウム鋳造製のダクト9
と、このダクト9の後部に設けられ、船体2の最後部に
突出するジェットノズル10と、ダクト9内の下流側に
配置されるインペラ11と、このインペラ11とエンジ
ン6とを連結するインペラシャフト12を有する。
【0013】エンジン6が作動してインペラシャフト1
2が回転すると、インペラ11の作用によって船底の水
がダクト9の下方から吸入されてジェットノズル10か
ら後方に向かって噴射される。そして、この噴射の反動
でウォータジェット推進艇1が前進する。また、ジェッ
トノズル10はハンドルバー3の操作により左右に回動
し、ウォータジェット推進艇1の進行方向を任意に変更
可能とする。
2が回転すると、インペラ11の作用によって船底の水
がダクト9の下方から吸入されてジェットノズル10か
ら後方に向かって噴射される。そして、この噴射の反動
でウォータジェット推進艇1が前進する。また、ジェッ
トノズル10はハンドルバー3の操作により左右に回動
し、ウォータジェット推進艇1の進行方向を任意に変更
可能とする。
【0014】このウォータジェット推進艇1に搭載され
るエンジン6は4サイクルエンジンであり、潤滑装置1
3を備える。潤滑装置13は、主にエンジン6の潤滑油
貯留用オイルタンク14と、オイルフィルタ15と、オ
イルポンプ16とから構成される。オイルタンク14
は、ジェットポンプ装置8のダクト9上方にエンジンル
ーム5とは別体に形成されたタンク室17内に収納され
る。一方、オイルポンプ16は例えばエンジン6に一体
的に取り付けられる。
るエンジン6は4サイクルエンジンであり、潤滑装置1
3を備える。潤滑装置13は、主にエンジン6の潤滑油
貯留用オイルタンク14と、オイルフィルタ15と、オ
イルポンプ16とから構成される。オイルタンク14
は、ジェットポンプ装置8のダクト9上方にエンジンル
ーム5とは別体に形成されたタンク室17内に収納され
る。一方、オイルポンプ16は例えばエンジン6に一体
的に取り付けられる。
【0015】オイルタンク14内の潤滑油はオイル供給
ホース18によってオイルポンプ16を経てエンジン6
内に送られると共に、エンジン6内を潤滑し、高温にな
った潤滑油はオイルポンプ16からオイル戻しホース1
9を経てオイルタンク14内に戻される。なお、オイル
供給ホース18の途中にはオイルフィルタ15が配置さ
れる。
ホース18によってオイルポンプ16を経てエンジン6
内に送られると共に、エンジン6内を潤滑し、高温にな
った潤滑油はオイルポンプ16からオイル戻しホース1
9を経てオイルタンク14内に戻される。なお、オイル
供給ホース18の途中にはオイルフィルタ15が配置さ
れる。
【0016】図3は、オイルタンク14の周辺を拡大し
た図であり、本発明の第一実施形態を示す。図3に示す
ように、ジェットポンプ装置8を構成するダクト9の上
面はタンク室17の底面を兼ねており、ダクト9の上面
には中空のオイル溜り20がダクト9と一体に形成され
る。そして、このオイル溜り20はオイル戻しホース1
9の途中に配置される。
た図であり、本発明の第一実施形態を示す。図3に示す
ように、ジェットポンプ装置8を構成するダクト9の上
面はタンク室17の底面を兼ねており、ダクト9の上面
には中空のオイル溜り20がダクト9と一体に形成され
る。そして、このオイル溜り20はオイル戻しホース1
9の途中に配置される。
【0017】図4は、オイルタンク14の周辺を拡大し
た図であり、本発明の第二実施形態を示す。なお、第一
実施形態と共通の構成部材には同一の符号を付す。この
第二実施形態においては、第一実施形態同様ダクト9の
上面には中空のオイル溜り21が形成され、オイル戻し
ホース19の途中に配置される。そして、このオイル溜
り21の下方には冷却水通路22がダクト9と一体に形
成される。この冷却水通路22は船底の開口側に冷却水
の入口23が形成され、インペラ11側に冷却水の出口
24が形成される。
た図であり、本発明の第二実施形態を示す。なお、第一
実施形態と共通の構成部材には同一の符号を付す。この
第二実施形態においては、第一実施形態同様ダクト9の
上面には中空のオイル溜り21が形成され、オイル戻し
ホース19の途中に配置される。そして、このオイル溜
り21の下方には冷却水通路22がダクト9と一体に形
成される。この冷却水通路22は船底の開口側に冷却水
の入口23が形成され、インペラ11側に冷却水の出口
24が形成される。
【0018】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0019】エンジン6が作動中はインペラシャフト1
2が回転しており、インペラ11の作用によって船底の
水がダクト9の下方から吸入されてジェットノズル10
から後方に向かって噴射されている。この時、ダクト9
は水流により絶えず冷却されている。そして、このダク
ト9にオイル溜り20を形成することによりこのオイル
溜り20の高温の潤滑油がダクト9内の水流によって冷
却される。なお、ダクト9内の水流は図3および図4に
て白い矢印で、また、潤滑油の流れは黒い矢印でそれぞ
れ示す。
2が回転しており、インペラ11の作用によって船底の
水がダクト9の下方から吸入されてジェットノズル10
から後方に向かって噴射されている。この時、ダクト9
は水流により絶えず冷却されている。そして、このダク
ト9にオイル溜り20を形成することによりこのオイル
溜り20の高温の潤滑油がダクト9内の水流によって冷
却される。なお、ダクト9内の水流は図3および図4に
て白い矢印で、また、潤滑油の流れは黒い矢印でそれぞ
れ示す。
【0020】また、ジェットポンプ装置8のダクト9上
方にエンジンルーム5とは別体にタンク室17形成し、
ダクト9の上面をタンク室17の底面とすることにより
オイルタンク14が収納されるタンク室17内の雰囲気
温度が低下する。
方にエンジンルーム5とは別体にタンク室17形成し、
ダクト9の上面をタンク室17の底面とすることにより
オイルタンク14が収納されるタンク室17内の雰囲気
温度が低下する。
【0021】さらに、オイル溜り21の下方に冷却水通
路22を形成すれば、この冷却水通路22がオイル溜り
21を異物から守る隔壁として機能し、万が一船底の開
口から異物が進入してもこの異物がオイル溜り21に当
たる可能性が低くなり、オイル溜り21の破損によるオ
イル漏れが防止される。
路22を形成すれば、この冷却水通路22がオイル溜り
21を異物から守る隔壁として機能し、万が一船底の開
口から異物が進入してもこの異物がオイル溜り21に当
たる可能性が低くなり、オイル溜り21の破損によるオ
イル漏れが防止される。
【0022】そして、上述したオイル溜り20はダクト
9の形状変更のみで行うことが出来、空冷式のオイルク
ーラなどが不用になるため、構造も簡単であり、また、
コストもかからない。
9の形状変更のみで行うことが出来、空冷式のオイルク
ーラなどが不用になるため、構造も簡単であり、また、
コストもかからない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る船舶
用潤滑油冷却装置によれば、船体の底から後部に向かう
ダクトと、このダクト内にインペラを備え、上記インペ
ラの作用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体
の後方に向かって噴射するジェットポンプ装置を有する
と共に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンお
よびこのエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エ
ンジンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面
に中空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エン
ジンから上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの
途中に上記オイル溜りを配置したため、簡単な構造で高
温の潤滑油を冷却できる。
用潤滑油冷却装置によれば、船体の底から後部に向かう
ダクトと、このダクト内にインペラを備え、上記インペ
ラの作用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体
の後方に向かって噴射するジェットポンプ装置を有する
と共に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンお
よびこのエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エ
ンジンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面
に中空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エン
ジンから上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの
途中に上記オイル溜りを配置したため、簡単な構造で高
温の潤滑油を冷却できる。
【0024】また、船体の底から後部に向かうダクト
と、このダクト内にインペラを備え、上記インペラの作
用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体の後方
に向かって噴射するジェットポンプ装置を有すると共
に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンおよび
このエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エンジ
ンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面に中
空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エンジン
から上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの途中
に上記オイル溜りを配置すると共に、このオイル溜りの
下方に冷却水通路を上記ダクトと一体に形成したため、
簡単な構造で高温の潤滑油を冷却できると共に、冷却水
通路がオイル溜りを船底から進入する異物から守る。
と、このダクト内にインペラを備え、上記インペラの作
用によって上記ダクトの下方から船底の水を船体の後方
に向かって噴射するジェットポンプ装置を有すると共
に、上記インペラを駆動する4サイクルエンジンおよび
このエンジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エンジ
ンと別体に備えた船舶において、上記ダクトの上面に中
空のオイル溜りをダクトと一体に形成し、上記エンジン
から上記オイルタンクに延びるオイル戻しホースの途中
に上記オイル溜りを配置すると共に、このオイル溜りの
下方に冷却水通路を上記ダクトと一体に形成したため、
簡単な構造で高温の潤滑油を冷却できると共に、冷却水
通路がオイル溜りを船底から進入する異物から守る。
【0025】さらに、上記ジェットポンプ装置のダクト
上方にタンク室を形成し、上記ダクトの上面を上記タン
ク室の底面とすると共に、上記タンク室内に上記オイル
タンクを収納したため、タンク室内の雰囲気温度が低下
する。
上方にタンク室を形成し、上記ダクトの上面を上記タン
ク室の底面とすると共に、上記タンク室内に上記オイル
タンクを収納したため、タンク室内の雰囲気温度が低下
する。
【図1】本発明に係る船舶用潤滑油冷却装置の一実施形
態を示す船舶としてのウォータジェット推進艇の左側面
図。
態を示す船舶としてのウォータジェット推進艇の左側面
図。
【図2】図1に示す船舶の縦断面図。
【図3】本発明の第一実施形態を示すオイルタンク周辺
の拡大図。
の拡大図。
【図4】本発明の第二実施形態を示すオイルタンク周辺
の拡大図。
の拡大図。
1 ウォータジェット推進艇(船舶) 2 船体 6 4サイクルエンジン 8 ジェットポンプ装置 9 ダクト 11 インペラ 13 潤滑装置 14 オイルタンク 16 オイルポンプ 17 タンク室 18 オイル供給ホース 19 オイル戻しホース 20 オイル溜り 21 オイル溜り 22 冷却水通路
Claims (3)
- 【請求項1】 船体の底から後部に向かうダクトと、こ
のダクト内にインペラを備え、上記インペラの作用によ
って上記ダクトの下方から船底の水を船体の後方に向か
って噴射するジェットポンプ装置を有すると共に、上記
インペラを駆動する4サイクルエンジンおよびこのエン
ジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エンジンと別体
に備えた船舶において、上記ダクト9の上面に中空のオ
イル溜り20をダクト9と一体に形成し、上記エンジン
6から上記オイルタンク14に延びるオイル戻しホース
19の途中に上記オイル溜り20を配置したことを特徴
とする船舶用潤滑油冷却装置。 - 【請求項2】 船体の底から後部に向かうダクトと、こ
のダクト内にインペラを備え、上記インペラの作用によ
って上記ダクトの下方から船底の水を船体の後方に向か
って噴射するジェットポンプ装置を有すると共に、上記
インペラを駆動する4サイクルエンジンおよびこのエン
ジンの潤滑油貯留用オイルタンクを上記エンジンと別体
に備えた船舶において、上記ダクト9の上面に中空のオ
イル溜り21をダクト9と一体に形成し、上記エンジン
6から上記オイルタンク14に延びるオイル戻しホース
19の途中に上記オイル溜り21を配置すると共に、こ
のオイル溜り21の下方に冷却水通路22を上記ダクト
9と一体に形成したことを特徴とする船舶用潤滑油冷却
装置。 - 【請求項3】 上記ジェットポンプ装置8のダクト9上
方にタンク室17を形成し、上記ダクト9の上面を上記
タンク室17の底面とすると共に、上記タンク室17内
に上記オイルタンク14を収納した請求項1または2記
載の船舶用潤滑油冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26053397A JPH1191688A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 船舶用潤滑油冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26053397A JPH1191688A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 船舶用潤滑油冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191688A true JPH1191688A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17349296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26053397A Pending JPH1191688A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 船舶用潤滑油冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1191688A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106246645A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-12-21 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种散热器及喷水推进装置 |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP26053397A patent/JPH1191688A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106246645A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-12-21 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种散热器及喷水推进装置 |
CN106246645B (zh) * | 2016-07-28 | 2019-02-12 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种散热器及喷水推进装置 |
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