JPH1190857A - 分離型電動ホッチキスにおける位置決め機構 - Google Patents

分離型電動ホッチキスにおける位置決め機構

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JPH1190857A
JPH1190857A JP27641497A JP27641497A JPH1190857A JP H1190857 A JPH1190857 A JP H1190857A JP 27641497 A JP27641497 A JP 27641497A JP 27641497 A JP27641497 A JP 27641497A JP H1190857 A JPH1190857 A JP H1190857A
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JP
Japan
Prior art keywords
clincher
driving device
driver
staple
positioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP27641497A
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English (en)
Inventor
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドライバ5とクリンチャ溝12とを直接に位置
決めする位置決め機構 【解決手段】ステープルの打ち込み装置1と、打ち出さ
れたステープルの脚部を折り曲げるクリンチャ溝12を
備えるクリンチャ部材2とを分離して備えた分離型ホッ
チキスにおいて、板状のベース16の上面に打ち込み装
置1のステープル打ち出し用ドライバ5の作動通路9に
挿入可能なセットプレート17を起立形成し、ベース1
6の下面にはセットプレート17の延長上にクリンチャ
部材2のクリンチャ溝12に嵌め込まれる形状の凸部1
8を突出形成してなる位置決め治具15を打ち込み装置
1とクリンチャ部材2との間に配し、位置決め治具15
のセットプレート17を打ち込み装置1のドライバ5用
作動通路9に挿入した状態で、凸部18に嵌め込まれる
ようにクリンチャ部材2のクリンチャ溝12を位置決め
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステープルの打ち出し機
構を備えた打ち込み装置と打ち出されたステープルの折
り曲げ用クリンチャ溝を備えたクリンチャ部材とを互い
に整合位置に位置決めする分離型ホッチキスの位置決め
機構に関する。
【0002】
【従来技術】一般のホッチキスでは綴り用紙を挿入して
綴った後は用紙を逆向きに抜き出すのが普通であるが、
複写機に内蔵される電動ホッチキスでは、用紙の移動方
向を単純にするためには、打ち込み装置とクリンチャ部
材とを分離することにより用紙が打ち込み装置とクリン
チャ部材との間を通過できるようにし、綴り終えた用紙
を挿入方向と同じ方向に排出させる方式のものが求めら
れることが多い。
【0003】ところが、打ち込み装置とクリンチャ部材
とを複写機等の他の機器や部材に取り付けるときは、両
装置を互いに上下に整合する位置に位置決めする必要が
ある。
【0004】そこで、実開平6ー63345号公報に示
されるように、打ち出し装置とクリンチャ部材には互い
に整合する位置で一致する位置決め孔を少なくとも3か
所設け、これらの位置決め孔にピンを挿入して打ち込み
装置とクリンチャ部材とを位置決めしたり、あるいは図
7に示されるように、位置決め治具21をステープルを
収納したカートリッジと同一形状とし、これを打ち込み
装置22に装着したときの位置決めピン23にクリンチ
ャ部材24を有するクリンチャテーブル25の位置決め
孔26を合わせることによって位置決めしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、位置決
めされるべき部位は要するに、ドライバとクリンチャ溝
である。上記いずれの場合も、位置決めされる部位はピ
ンと孔であり、これらはいずれもドライバとクリンチャ
溝から離れた部位にある。このように、従来の位置決め
機構は、ドライバとクリンチャ溝とを直接に位置決めす
るものではなかったから正確さに欠け、ドライバによっ
て打ち出されたステープルがクリンチャ溝で良好に曲が
らずに綴り不良になる可能性を潜在的に有している。
【0006】本発明は上記問題点を解消し、ドライバと
クリンチャ溝とを直接に位置決めすることによって常に
確実な綴りが実行できる分離型電動ホッチキスにおける
位置決め機構を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る分離型ホッチキスにおける位置決め機
構は、ステープル収納部内のステープルをドライバによ
り打ち出す打ち込み装置と、上記打ち込み装置により打
ち出されたステープルの脚部を折り曲げるクリンチャ溝
を備えるクリンチャ部材とを分離して備え、上記打ち込
み装置とクリンチャ部材との間に用紙を挿入して綴る分
離型ホッチキスにおいて、板状のベースの上面に上記打
ち込み装置のステープル打ち出し用ドライバの作動通路
に挿入可能なセットプレートを起立形成し、上記ベース
の下面には上記セットプレートの延長上にクリンチャ部
材のクリンチャ溝に嵌め込まれる形状の凸部を突出形成
してなる位置決め治具を上記打ち込み装置とクリンチャ
部材との間に配し、上記位置決め治具のセットプレート
を打ち込み装置のドライバ用作動通路に挿入した状態
で、上記凸部に嵌め込まれるように上記クリンチャ部材
のクリンチャ溝を位置決めすることを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は電動ホッチキスを示すもので、このホ
ッチキスは打ち込み装置1とクリンチャ部材2とから構
成されている。
【0009】打ち込み装置1は、装置本体1aに回動自
在に装着したマガジン3にステープル収納部4を設け、
ステープル収納部4内のステープルをマガジン3の前端
に配置したドライバ5により打ち出すもので、複写機等
の別装置の所定位置に固定されている。
【0010】装置本体1aには電動モータ6からの出力
により中間歯車7aと溝カム7bを介して駆動される駆
動リンク8とが設けられ、電動モータ5で駆動リンク8
を駆動し、駆動リンク8の揺動運動をマガジン3前端の
ドライバ5の上下運動に変換し、図示しない送り機構に
より前端に送られて成形されたステープルを上記ドライ
バ5によって下方に打ち出すものである。
【0011】ドライバ5はフェースプレート10の裏面
に沿って形成された作動通路9を上下に摺動案内される
ように形成され、非綴り時には上死点位置にある。
【0012】クリンチャ部材2は、上記打ち込み装置1
により打ち出されたステープルの脚部を折り曲げるクリ
ンチャ溝12を備え、クリンチャフレーム13上にネジ
11で取り付け固定されるものである。なお、クリンチ
ャ溝12はクリンチャ部材2と一体的に形成された固定
式のものでよいが、可動式のものでもよい。
【0013】次に、クリンチャ部材2は位置決め治具1
5を介して打ち込み装置と整合する位置、すなわちクリ
ンチャ溝12が打ち込み装置1のドライバ5の打ち出し
方向の延長上に位置決めして取り付けられる。位置決め
治具15は図3に示されるように、板状のベース16の
上面にセットプレート17を起立形成し、下面には凸部
18を形成し、ベース16の一端に把持片14を形成し
て成るもので、セットプレート17は、上記打ち込み装
置1のステープル打ち出し用ドライバ5の作動通路9に
挿入可能に形成され、その幅や肉厚はドライバ5と同じ
であるのが好ましい。また、凸部18は上記セットプレ
ート17の延長上にクリンチャ部材2のクリンチャ溝1
2に嵌め込まれる形状に形成されている。
【0014】前記構成において、打ち込み装置1に対応
する位置にクリンチャ部材2を取り付けるときは、上記
位置決め治具15を上記打ち込み装置1とクリンチャ部
材2との間に配し、図1、図4のように位置決め治具1
5のセットプレート17を打ち込み装置1のドライバ用
作動通路9に挿入してセットする。このとき、セットプ
レート17の先端はドライバ5にはぶつからない。次
に、中間歯車7aを手動で回しながらゆっくりと駆動リ
ンク8を回してマガジン3を下方に移動させる。この段
階ではドライバ5はマガジン3と一体に動いている。そ
して、図2に示すようにマガジン3を下げた状態で位置
決め治具15の凸部18がクリンチャ溝12に密着して
嵌合するようにクリンチャ部材2の位置を調整し、図4
のように位置決めされた状態で図5のようにクリンチャ
部材2をネジ11でクリンチャフレーム13に止着固定
する。
【0015】このようにして構成された電動ホッチキス
によれば、打ち込み装置11とクリンチャ部材2との間
に綴り用紙(図示せず)を挿入して電動モータ5を作動
させると、打ち込み装置1のマガジン3が下方に摺動す
るとともにドライバ5が駆動されてステープルを下方に
打ち出し、その脚部が綴り用紙を貫通し、さらにクリン
チャ部材2のクリンチャ溝12に当たって折れ曲り、綴
り用紙が綴られる。その後、綴り用紙を打ち込み装置1
とクリンチャ部材2との間を通過させて排出させること
ができる。
【0016】以上のように、位置決め治具15のセット
プレート17を打ち込み装置1のドライバ用作動通路9
に挿入されるものであるから、その延長上にある凸部1
8をクリンチャ溝12に嵌め込むことによってドライバ
5とクリンチャ溝12とは直接に位置決めされることに
なる。
【0017】このように、ドライバ5とクリンチャ溝1
2とは直接に位置決めされるので、打ち込み装置1とク
リンチャ部材2とは互いの位置を正確に位置決めした状
態で取り付けられ、打ち込み装置1とクリンチャ部材2
とが分離した分離型ホッチキスであっても常に確実に良
好な綴りが実現できる。
【0018】次に、図6は位置決め治具の他の例を示す
もので、この位置決め治具15は板状のベース16の上
面には打ち込み装置1のドライバ5の両側の突部5aを
受ける凹部20を形成し、下面には上記凹部20を結ぶ
線の反対側に上記と同じ凸部(図示せず)を突出形成し
たものである。
【0019】この場合も、位置決め治具15を打ち込み
装置(図示せず)とクリンチャ部材2との間に配し、予
めクリンチャ部材2のクリンチャ溝12に凸部を係合さ
せておく。そして、上述と同じ要領で打ち込み装置の中
間歯車7aを手動で回しながらゆっくりと駆動リンクを
回してマガジン3を下方に回動させる。マガジン3の下
面が位置決め治具15のベース16を介してクリンチャ
部材2に当たってそれ以上回動することができなくなる
と、こんどはドライバ5が下方に移動し、最終的にはド
ライバ5の先端突部5aはマガジン3の打ち出し口の下
端よりも少しだけ下方に突出する。そこで、ドライバ5
の先端両側の突部5aにベース16の凹部20を合わ
せ、合致した位置がクリンチャ部材2の正確な位置とな
る。このようにしてクリンチャ部材2を位置決めしても
よい。
【0020】この場合は、位置決めがより直接的になる
ほか、位置決め治具をより簡単に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離型ホッチキスの位置決め準備
の説明図
【図2】上記電動ホッチキスの作動態様説明図
【図3】位置決め治具とクリンチャ部材の分解斜視図
【図4】位置決め治具による位置決め態様説明図
【図5】マガジンの作動態様説明図
【図6】他の位置決め治具による位置決めの例の説明図
【図7】従来の位置決め機構の例の説明図
【符号の説明】
1 打ち込み装置 2 クリンチャ部材 4 ステープル収納部 5 ドライバ 9 ドライバ用作動通路 12 クリンチャ溝 15 位置決め治具 16 ベース 17 セットプレート 18 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステープル収納部内のステープルをドラ
    イバにより打ち出す打ち込み装置と、上記打ち込み装置
    により打ち出されたステープルの脚部を折り曲げるクリ
    ンチャ溝を備えるクリンチャ部材とを分離して備え、上
    記打ち込み装置とクリンチャ部材との間に綴り用紙を挿
    入して綴る分離型ホッチキスにおいて、 板状のベースの上面に上記打ち込み装置のステープル打
    ち出し用ドライバの作動通路に挿入可能なセットプレー
    トを起立形成し、上記ベースの下面には上記セットプレ
    ートの延長上にクリンチャ部材のクリンチャ溝に嵌め込
    まれる形状の凸部を突出形成してなる位置決め治具を上
    記打ち込み装置とクリンチャ部材との間に配し、 上記位置決め治具のセットプレートを打ち込み装置のド
    ライバ用作動通路に挿入した状態で、上記凸部に嵌め込
    まれるように上記クリンチャ部材のクリンチャ溝を位置
    決めすることを特徴とする分離型ホッチキスにおける位
    置決め機構。
  2. 【請求項2】 前記位置決め治具が、前記ベースの上面
    にセットプレートを起立形成することに代えて、前記ド
    ライバの先端の両側の突部を受ける凹部を形成し、前記
    凸部を上記凹部を結ぶ線の反対側に突出形成したもので
    あるものである請求項1記載の分離型ホッチキスにおけ
    る位置決め機構。
JP27641497A 1997-09-24 1997-09-24 分離型電動ホッチキスにおける位置決め機構 Pending JPH1190857A (ja)

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JP27641497A JPH1190857A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 分離型電動ホッチキスにおける位置決め機構

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JP27641497A JPH1190857A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 分離型電動ホッチキスにおける位置決め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1190857A true JPH1190857A (ja) 1999-04-06

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ID=17569083

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JP27641497A Pending JPH1190857A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 分離型電動ホッチキスにおける位置決め機構

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JP (1) JPH1190857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513812A (ja) * 1999-11-19 2003-04-15 イサベルク・ラピッド・エービー ステープルドライバ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513812A (ja) * 1999-11-19 2003-04-15 イサベルク・ラピッド・エービー ステープルドライバ

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Effective date: 20050405

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