JPH1190209A - 流動層装置 - Google Patents
流動層装置Info
- Publication number
- JPH1190209A JPH1190209A JP29611097A JP29611097A JPH1190209A JP H1190209 A JPH1190209 A JP H1190209A JP 29611097 A JP29611097 A JP 29611097A JP 29611097 A JP29611097 A JP 29611097A JP H1190209 A JPH1190209 A JP H1190209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- granule
- air
- fluidized
- fluidized bed
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉粒体を加湿しても、均一処理が容易にでき
る流動層装置を提供すること。 【解決手段】 加湿手段(スプレーノズル)と撹拌機
(チョッパーを含む)を供した流動層装置。
る流動層装置を提供すること。 【解決手段】 加湿手段(スプレーノズル)と撹拌機
(チョッパーを含む)を供した流動層装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、粉粒体の乾燥、
造粒、混合などの処理をするのに な流動層装置に関
する。
造粒、混合などの処理をするのに な流動層装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来の流動層装置(丸善「化学工学辞
典584頁」参照)は、下部からのエアーの吹込みのみ
により、粉粒体の処理を行っている。
典584頁」参照)は、下部からのエアーの吹込みのみ
により、粉粒体の処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の流動層装置で
は、エアーの力だけでは、塊の出来易い粉粒体を処理す
ることは困難であった。まして、溶液に含まれたある成
分を、粉粒体に付加しようとすると、均一性が損なわ
れ、塊が出来易く、処理はいっそうの困難を極める。本
発明は、上記問題を解決出来る、流動層装置を提供する
ことを目的とする。
は、エアーの力だけでは、塊の出来易い粉粒体を処理す
ることは困難であった。まして、溶液に含まれたある成
分を、粉粒体に付加しようとすると、均一性が損なわ
れ、塊が出来易く、処理はいっそうの困難を極める。本
発明は、上記問題を解決出来る、流動層装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明の流動層装置
は、上記課題と下記構成により解決するものである。整
流板の下側が充気室とされ、上側が流動層室とされた流
動層装置において、前記流動層室に加湿手段が配される
とともに解砕・混合手段が配されている。
は、上記課題と下記構成により解決するものである。整
流板の下側が充気室とされ、上側が流動層室とされた流
動層装置において、前記流動層室に加湿手段が配される
とともに解砕・混合手段が配されている。
【0005】
【作用・効果】 粉粒体にある成分を含んだ溶液を付加
させるため、加湿手段(スプレーノズル等)と解砕・混
合手段(撹拌機、チョッパー等)とを併用することによ
り、流動層装置1台で済み、品質のばらつきがなく、工
程が省け、用途が拡大した。
させるため、加湿手段(スプレーノズル等)と解砕・混
合手段(撹拌機、チョッパー等)とを併用することによ
り、流動層装置1台で済み、品質のばらつきがなく、工
程が省け、用途が拡大した。
【0006】
【発明の実施の形態】 本発明の実施例について説明す
る。粉粒体はポッパー1、ダンパー2を経て流動層置内
に充填され、エアーはエアー入口ダクト6より供給さ
れ、整流板7を通過し、粉粒体と接触し、粉粒体は流動
化する。エアーは、フィルター8を経て、エアー出口ダ
クト9より排出される。これが従来の流動層装置であ
る。これに本発明の解砕・混合手段としての撹拌機(構
成物:電動機10、ベルト11、シャフト12、羽根1
3)及び加湿手段としてのスプレーノズル14が付属し
ている。スプレーノズル14よりある成分を含んだ溶液
が噴霧され、粉粒体の塊が出来るのを防ぐために、撹拌
機(構成物:10、11、12、13)により、解砕、
混合される。本流動層装置には、エアーの代わりに、炭
酸ガス、窒素や不活性ガスを用いる場合もある。また、
粉末調味料の製造・乾燥に、粉石鹸の調合、混合・乾燥
にイチゴ、リンゴ、バナナ等果物のスライス物の乾燥・
色付・調合に、セラミックス粉末の調合・混合・乾燥に
適している。
る。粉粒体はポッパー1、ダンパー2を経て流動層置内
に充填され、エアーはエアー入口ダクト6より供給さ
れ、整流板7を通過し、粉粒体と接触し、粉粒体は流動
化する。エアーは、フィルター8を経て、エアー出口ダ
クト9より排出される。これが従来の流動層装置であ
る。これに本発明の解砕・混合手段としての撹拌機(構
成物:電動機10、ベルト11、シャフト12、羽根1
3)及び加湿手段としてのスプレーノズル14が付属し
ている。スプレーノズル14よりある成分を含んだ溶液
が噴霧され、粉粒体の塊が出来るのを防ぐために、撹拌
機(構成物:10、11、12、13)により、解砕、
混合される。本流動層装置には、エアーの代わりに、炭
酸ガス、窒素や不活性ガスを用いる場合もある。また、
粉末調味料の製造・乾燥に、粉石鹸の調合、混合・乾燥
にイチゴ、リンゴ、バナナ等果物のスライス物の乾燥・
色付・調合に、セラミックス粉末の調合・混合・乾燥に
適している。
【0007】
【発明の効果】 以上のように、本発明の流動層装置
は、溶液を噴霧し成分を加えることが出来る。又、塊の
出来易い粉粒体は、解砕・混合機能が付属したことによ
り、処理し易く、品質向上が計れる。
は、溶液を噴霧し成分を加えることが出来る。又、塊の
出来易い粉粒体は、解砕・混合機能が付属したことによ
り、処理し易く、品質向上が計れる。
【0008】
【図1】実施例を示す正面図である。
【図2】図1における側面図である。
【0009】
1 原料ホッパー 2 ダンパー 3 原料入口ダクト 4 製品出口ダンパー 5 製品出口ダクト 6 エアー入口ダクト 7 整流板 8 フィルター 9 エアー出口ダクト 10 電動機(解砕・混合手段) 11 ベルト(解砕・混合手段) 12 シャフト(解砕・混合手段) 13 ハネ(解砕・混合手段) 14 スプレーノズル(加湿手段) 15 配管
Claims (1)
- 【請求項1】 整流板の下側が充気室とされ、上側が流
動層室とされた流動層装置において、前記流動層室に加
湿手段が配されるとともに解砕・混合手段が配されてい
ることを特徴とする流動層装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29611097A JPH1190209A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 流動層装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29611097A JPH1190209A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 流動層装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190209A true JPH1190209A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17829273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29611097A Pending JPH1190209A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 流動層装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1190209A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT408343B (de) * | 2000-01-12 | 2001-10-25 | Holderbank Financ Glarus | Verfahren und vorrichtung zum zerkleinern von heissklinker |
KR100746869B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2007-08-07 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 다이아몬드 막의 제조방법 |
CN109316995A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-02-12 | 浙江省海洋水产研究所 | 全自动水产品加工搅拌装置 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP29611097A patent/JPH1190209A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100746869B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2007-08-07 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 다이아몬드 막의 제조방법 |
AT408343B (de) * | 2000-01-12 | 2001-10-25 | Holderbank Financ Glarus | Verfahren und vorrichtung zum zerkleinern von heissklinker |
CN109316995A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-02-12 | 浙江省海洋水产研究所 | 全自动水产品加工搅拌装置 |
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