JPH1190075A - 搬送生地の折重ね装置 - Google Patents

搬送生地の折重ね装置

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JPH1190075A
JPH1190075A JP9257098A JP25709897A JPH1190075A JP H1190075 A JPH1190075 A JP H1190075A JP 9257098 A JP9257098 A JP 9257098A JP 25709897 A JP25709897 A JP 25709897A JP H1190075 A JPH1190075 A JP H1190075A
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雅彦 西川
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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    • Y10S493/937Textile

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送面上に生地どうしの一部が相互に重なり
合って載せ付けられた場合でも、生地を確実に半分に折
重ねることができ、作業能率の著しい向上が図れるよう
にする。 【解決手段】 細幅コンベアベルト2の搬送面2aに載
せ付けられて搬送されてくる生地W1,W2の先端部を
挟持し、その挟持した生地先端部を搬送面2aから持ち
上げて一時的に保持する生地端部保持装置3よりも生地
搬送方向の上手側の位置に、搬送生地の前側部を搬送面
2a上で一時的に搬送停止させる生地搬送停止装置14
を設置し、この生地搬送停止装置14と生地端部保持装
置3との間には、挟持状態で持ち上げられた生地に向け
てエアを吹き付ける送風装置13を配置させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半袖Tシャ
ツ等の袖用裁断生地を連続的に搬送させつつ、半分に折
重ねる場合に用いられる搬送生地の折重ね装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】半袖Tシャツ等の袖用裁断生地を半分に折
重ねる方法として、従来、特開平5−31276号公報
に開示されいるように、コンベアベルトなど生地を水平
面に沿って連続搬送する生地搬送装置上に配設された生
地折重ね装置を用いて行なうことが提案されている。こ
の公報に開示されている生地折重ね装置は、生地搬送装
置(コンベアベルト)と、このコンベアベルト上に載せ
付けられて連続搬送される生地の先端部をコンベアベル
トの搬送面上で挟持するとともに、その挟持した生地の
先端部を搬送面から一時的に持ち上げて一時的に保持す
る生地端部保持装置とを備えてなり、生地端部保持装置
により生地の先端部が一時的に持ち上げ保持された状態
にある時に、その生地の後端部のみがコンベアベルトに
より搬送されて、所定の位置まで達したとき、生地の先
端部の挟持を解除して該先端部を後端部に重ねることに
より、生地を半分に折重ねるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構成の従来の搬送生地の折重ね装置では、コンベアベ
ルト上に逐次載せ付けられる生地が相互に重なり合った
状態で搬送された場合、後続する側の生地の先端部を挟
持して持ち上げることができなかったり、持ち上げれて
も、半分に折重ねられた生地の姿勢が大きく乱れたりす
ることがあり、その結果、所定の折重ねができなかった
り、折重ねミスを生じるという問題がある。また、この
ような折重ね不能や折重ねミスを生じないようにするた
めには、載せ付けた生地がある位置にまで搬送されるの
を待って次の生地を載せ付ける必要があり、その結果、
多くの生地を連続的に搬送しながら、それら生地を次々
と折重ねる場合、コンベアベルト上への生地の載せ付け
に無駄な時間が費やされ、全体として作業能率が非常に
低くなるという問題がある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、搬送面上に逐次載せ付ける生地どうしの一部が相互
に重なり合って載せ付けられた場合でも、生地を確実に
半分に折重ねることができ、作業能率の著しい向上を図
ることができる搬送生地の折重ね装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る搬送生地の折重ね装置は、載せ付けら
れた生地を水平面に沿って連続搬送する生地搬送装置
と、この生地搬送装置により搬送される生地の先端部が
所定の位置に達したことを検出する生地先端部検出用セ
ンサの検出信号を受けて生地の先端部を挟持するととも
に、その挟持した生地の先端部を搬送面から持ち上げて
保持する生地端部保持装置と、この生地端部保持装置に
より生地の先端部が搬送面から持ち上げられた状態にあ
る時に、その生地の後端部が所定の位置に達したことを
検出して上記生地端部保持装置に挟持解除の指令信号を
出力する生地後端部検出用センサとを備えている搬送生
地の折重ね装置において、上記生地端部保持装置よりも
生地搬送方向の上手側の位置に設置され、上記生地搬送
装置により搬送されてくる生地の先端部が所定の位置に
達したことを検出する生地センサの検出信号を受けてそ
の生地の前側部を上記生地搬送装置の搬送面上で一時的
に搬送停止させる生地搬送停止装置と、この生地搬送停
止装置と上記生地端部保持装置との間に配置され、生地
の先端部が上記生地端部保持装置により挟持されて搬送
面から持ち上げられた時に、その生地に向けてエアを吹
き付ける送風装置とを具備していることを特徴とするも
のである。
【0006】上記構成の本発明によれば、生地搬送装置
の搬送面上に載せ付けられて水平面に沿って連続搬送さ
れてくる生地の先端部が所定の位置に達したとき、その
前側部を搬送面上で一時的に搬送停止させることによ
り、その搬送停止された生地の先端部と該生地よりも先
行する生地の後端部との間に間隔を形成することが可能
となる。それゆえに、搬送面上への載せ付け時に先行生
地の後端部と後続生地の先端部とが相互に重なり合って
いたとしても、それら両生地の先端部が順次生地端部保
持装置によって挟持され搬送面から持ち上げられて一時
的に保持され、逐次載せ付けられ搬送されてくる生地の
折重ねを確実に行なわせることが可能である。
【0007】また、上記のように生地の前側部が搬送面
上で一時的に搬送停止されると、その搬送停止に伴って
生地の後側に隆起部分が発生することになるが、本発明
では、生地の先端部を挟持して搬送面から持ち上げた状
態で、送風装置からその生地に向けてエアを吹き付ける
ことにより、生地の後側に発生した隆起部分が除去され
ることになり、これによって、皺などを発生しないで確
実かつ美麗に生地を半分に折重ねることが可能である。
【0008】ここで、特に、請求項2に記載したよう
に、上記生地搬送停止装置の生地搬送方向上手側隣接箇
所に、生地の前側部が搬送面上で一時的に搬送停止され
た時に生じる生地の隆起部分を上記送風装置の設置高さ
よりも低くなるように規制する隆起規制板を設ける構成
を採用することによって、生地の隆起部分が送風装置に
接触して生地の搬送が妨げられることがない。
【0009】また、請求項3に記載したように、上記送
風装置によるエアが搬送面から持ち上げられた生地に向
けて吹き付けられている時に、生地案内部材が生地の後
端部に係合して生地を搬送面に沿って搬送案内するよう
に構成することによって、生地の後端部の位置が生地搬
送装置に対して移動しなくなり、生地の先端部と後端部
との重ね合せが確実なものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る搬送生地の折
重ね装置の全体斜視図であり、同図において、1は生地
載置面1aを有する矩形のミシンテーブルで、その長手
辺の一方側にミシンM(図5〜図8参照)が設置されて
いる。このミシンテーブル1の生地載置面1a上には、
矢印X方向へ生地を搬送する生地搬送装置として複数本
の細幅コンベアベルト2が並設されている。これら複数
本の細幅コンベアベルト2は、上記生地載置面1aのほ
ぼ全長にわたる定速駆動ベルトで、ミシンMの生地送り
方向と直交する方向に適宜間隔を置いて並設されてお
り、上記ミシンテーブル1とほぼ同一平面の搬送面2a
を有している。
【0011】上記ミシンMより生地搬送方向下手側にお
ける細幅コンベアベルト2の搬送面2a上には、生地W
の先端部を挟持するとともに、その挟持した生地Wの先
端部を搬送面2aから持ち上げて一時的に保持する生地
端部保持装置3が設置されている。この生地端部保持装
置3は、図1に示すように、生地Wの先端部を挟持およ
び挟持解除可能とした生地クランプ4と、この生地クラ
ンプ4の全体を細幅コンベアベルト2に近接する位置と
上方へ離間する位置とに亘って昇降させる昇降エアシリ
ンダ5とにより構成されている。また、生地端部保持装
置3の生地搬送方向上手側には、細幅コンベアベルト2
によって搬送される生地Wの先端部および後端部を検出
するセンサ6,7が設けられている。
【0012】上記生地クランプ4は、細幅コンベアベル
ト2間にそれぞれ位置する上下一対の挟み片8a,8b
と、これら挟み片8a,8bを上下方向に開閉する開閉
エアシリンダ9とを備え、これらの部材8a,8b,9
は略L字状の支持枠体10に取付られている。上下一対
の挟み片8a,8bのうち下側の挟み板8bの先端部
は、生地クランプ4が上記近接位置にある時、細幅コン
ベアベルト2とほぼ面一となっており、その基端部は上
方に傾斜している。また、上記昇降エアシリンダ5はミ
シンテーブル1上に立設した門型フレーム11の中央部
に固定され、この昇降エアシリンダ5のピストンロッド
の下端部に上記生地クランプ4の支持枠体10が固着連
結されている。上記センサ6,7は、生地送り方向の前
後に間隔を隔ててブラケット12に取付られており、生
地クランプ4の生地送り込み側に隣接する生地載置面1
a上に位置する。
【0013】上記両端部検出センサ6,7は、細幅コン
ベアベルト2により搬送されてくる生地Wが生地クラン
プ4の生地送り込み側、即ち、搬送方向上手側に隣接す
る生地載置面1a上に有るか否かを検出してその検出信
号を出力する。送風装置としてのエア吹き付けパイプ1
3は、間隔を隔てた両センサ6,7の下方位置、すなわ
ち、細幅コンベアベルト2から離間した位置にある生地
クランプ4よりも生地搬送方向上手側の斜め下方位置に
設けられており、生地クランプ4により挟持され搬送面
2aから持ち上げられた生地Wの上面に向かってエアを
吹き付ける。
【0014】上記エア吹き付けパイプ13とミシンMと
の間における細幅コンベアベルト2の搬送面2a上に
は、搬送されてくる生地Wの前側部を搬送面2a上で一
時的に停止させる生地搬送停止装置14が設置されてい
る。この生地搬送停止装置14は、生地Wの中央部をミ
シンテーブル1に押し付ける生地押圧ガイド15と、こ
の生地押圧ガイド15をミシンテーブル1に押し付ける
位置と離間する位置との間に亘って昇降させる昇降エア
シリンダ16と、細幅コンベアベルト2によって搬送さ
れる生地Wの先端部を検出する生地センサ17とで構成
されている。上記生地押圧ガイド15は、図2に示すよ
うに、細幅コンベアベルト2間にそれぞれ位置するロー
ラ18と、このローラ18を生地搬送方向と直交する軸
を中心として回転可能に支持する支持片19とを備え、
支持片19は支持枠体20に取付られている。また、上
記昇降エアシリンダ16は、ミシンテーブル1上に立設
した門型フレーム21の中央部に固定され、この昇降エ
アシリンダ16のピストンロッドの下端部に上記生地押
圧ガイド15の支持枠体20が固着連結されている。
【0015】上記生地搬送停止装置14における生地セ
ンサ17はブラケット22に取付られており、上記生地
押圧ガイド15の生地搬送方向上手側に隣接する生地載
置面1a上に位置している。この生地センサ17は、細
幅コンベアベルト2により搬送されてくる生地Wが生地
載置面1a上に有るか否かを検出してその検出信号を出
力するものである。
【0016】図1において、23は上記生地端部保持装
置3により生地Wの先端部を搬送面2aから持ち上げて
いる時に生地Wの後端側(袖口部Wa)に上方より係合
して生地Wを搬送面2aに沿って搬送案内する生地案内
部材としての回転ローラであり、図2に示すように、細
幅コンベアベルト2に対向させて配置されている。この
回転ローラ23は、搬送面2aの上方部で上記門型フレ
ーム21に取付けられ生地搬送方向下手側の斜め下方へ
向かう傾斜姿勢に延出された昇降用シリンダ24の可動
ピストンロッド24aの先端に生地搬送方向に対し直交
する軸芯の周りに回転可能に支承されており、その回転
方向は矢印X方向に沿っている。
【0017】上記ミシンMに隣接する細幅コンベアベル
ト2の搬送面2a上には、ミシンMより送り出される生
地Wを上方より案内する案内装置25が設置されてい
る。この案内装置25は、図1に示すように、袖用生地
の袖口部Waに隣接した部分を案内する案内板26と、
袖口部Waに向かって上方よりエアを吹き付けるエアブ
ローパイプ27とにより構成されている。そのうち、案
内板26はL型フレーム28を介して上記ブラケット2
2に突設された棒22aに取付られており、細幅コンベ
アベルト2により搬送されてくる生地Wを平にするもの
である。また、エアブローパイプ27は上記案内板26
上の一端縁より延設された状態となっており、この延設
下に位置する袖口部Waに向かってエアを吹き付けるこ
とによって袖用生地の袖口部Waを平にするものであ
る。
【0018】さらに、上記生地搬送停止装置14の生地
搬送方向の上手側に隣接する生地載置面1a上には、生
地Wの前側部が搬送面2a上で一時的に搬送停止された
時に生じる生地W後側の隆起部分Wxを規制する隆起規
制板29が配設されている。この規制板29は、図3お
よび図4に示すように、定速で搬送されてくる生地Wの
前側部を生地搬送停止装置14により一時的に停止させ
た時に、該搬送停止装置14の生地搬送方向上手側に生
じる生地の隆起部分Wxを上記エア吹き付けパイプ13
の設置高さよりも低くなるように規制するもので、上記
L型フレーム28に取付られており、その取付け高さh
がミシンテーブル1とエア吹き付けパイプ13との間隔
Hよりも小さく設定されている。
【0019】次に、袖用裁断生地を一例として上記構成
の搬送生地の折重ね装置の動作について図5〜図8およ
び図9のタイミングチャートを参照しながら説明する。
図5に示すように、袖口部Waが相互に重ならないよう
に搬送面2a上に載せ付けられた2枚の袖用裁断生地W
1,W2は細幅コンベアベルト2により矢印X方向へ搬
送されミシンMを通過するときにその袖口部Waが順次
縫製される。縫製された先行生地W1の袖口部Wa側の
先端部が生地センサ17により検出されると、その検出
信号を受けて生地搬送停止装置14がミシンテーブルl
に押し付ける位置へ作動されて、この先行生地W1の前
側部が搬送面2a上で搬送停止される。図9に示すタイ
ミングチャートでは、生地W1の袖口部Waの先端部が
センサ17により検出された後の設定時間T1後に昇降
エアシリンダ16が作動され、生地押圧ガイド15がミ
シンテーブルlに押し付ける位置に降下する。この生地
押圧ガイド15の押し付けによって、生地W1の前側部
が設定時間T2の間搬送停止されるとともに、その押圧
部分上手側の生地W1に隆起部分Wxが図6に示すよう
に発生する。この生地W1の隆起部分Wxは、隆起規制
板29によってエア吹き付けパイプ13の設置高さより
も低くなるように規制されている(図4参照)。
【0020】次に、先行生地Wlの袖口部Wa側の先端
部がセンサ6により検出されると、生地端部保持装置3
における生地クランプ4が作動されて生地W1の先端部
を挟持するとともに、その挟持した先端部を細幅コンベ
アベルト2の搬送面2aから離間する位置へ持ち上げて
保持する。図9に示すタイミングチャートでは、先行生
地W1の袖口部Wa側の先端部がセンサ6により検出さ
れた後の設定時間T3後に開閉エアシリンダ9が作動さ
れて一対の挟み片8a,8bが閉じる。そして、開閉エ
アシリンダ9の作動後の設定時間T4後に昇降エアシリ
ンダ5が作動されて生地クランプ4が搬送面2aから離
間する位置に上昇される。
【0021】このように生地W1の先端部が持ち上げ保
持された状態において、該生地W1の先端部以外が細幅
コンベアベルト2により矢印X方向に搬送されることに
なるとともに、エア吹き付けパイプ13の作動が開始さ
れて持ち上げられた生地W1に向けてエアを吹き付ける
ことにより生地W1に生じた隆起部分Wxが取り除かれ
る。図9に示すタイミングチャートでは、昇降エアシリ
ンダ5が作動された後の設定時間T5後にエア吹き付け
パイプ13が作動開始されてエアが持ち上げられた生地
W1に向かって吹き付けられる。この時、後続生地W2
の袖口部Wa側の先端部は、図7に示すように、ミシン
Mを通過し、既に生地センサ17により検出されてい
る。
【0022】また、先行生地W1の袖口部Wa側の先端
部がセンサ6により検出された後、図3に示すように、
生地案内部材である回転ローラ23は生地W1の袖口部
Waに係合されて該生地W1を搬送面2aに沿って搬送
案内する状態となる。図9に示すタイミングチャートで
は、先行生地W1の袖口部Wa側の先端部がセンサ6に
より検出された後の設定時間T6後、すなわち、生地W
1の隆起部分Wxがエア吹き付けパイプ13の下側を通
過した後に昇降エアシリンダ24が作動されて回転ロー
ラ23が降下して生地W1の袖口部Waに係合される。
このように生地W1の袖口部Waに回転ローラ23を係
合させて該生地W1を搬送面2aに沿って搬送案内しつ
つ、上記エア吹き付けパイプ13から生地W1に向けて
エアを吹き付けることにより、生地W1に生じた隆起部
分Wxが確実に除去されるとともに、生地後端部の位置
が生地搬送装置に対して移動しなくなり、生地の先端部
と後端部との重ね合せが確実なものとなる。
【0023】そして、先行生地Wlの袖口部Wa側の後
端部がセンサ7により検出された後、生地クランプ4が
作動されて細幅コンベアベルト2の搬送面2aに近接す
る位置へ降下されるとともに生地W1の先端部挟持が解
除され、且つエア吹き付けパイプ13から生地W1への
エア吹き付けが停止される。図9に示すタイミングチャ
ートでは、生地W1の袖口部Wa側の後端部がセンサ7
により検出された後の設定時間T7後に昇降エアシリン
ダ5が作動されて生地クランプ4が搬送面2aに近接す
る位置に降下され、また、設定時間T8後に開閉エアシ
リンダ9の作動により一対の挟み片8a,8bが開けら
れるとともに、設定時間T9後にエア吹き付けパイプ1
3の作動が停止される。ここで、上記設定時間T7後に
作動する昇降エアシリンダ5の降下速度は、下側の挟み
片8bの先端部が半分に折重ねられた生地W1の上面に
接触して該生地W1の搬送が妨げられないように設定さ
れている。
【0024】先行生地W1の袖口部Wa側の後端部がセ
ンサ6により検出された後は、生地W1の袖口部Waに
係合していた回転ローラ23の係合が解除される。図9
に示すタイミングチャートでは、生地W1の袖口部Wa
側の後端部がセンサ6により検出された後の設定時間T
IO後に昇降エアシリンダ24が作動されて回転ローラ
23が図4に示すように、生地W1の袖口部Waより上
方へ離間される。生地W1の先端部は、搬送面に載せ付
けられた生地W1の後側の搬送によって徐々に生地W1
の後端部側へ折重ねられる。
【0025】生地W1に続いて搬送される生地W2の先
端部が生地センサ17により検出されると、生地搬送停
止装置14がミシンテーブル1に押し付ける位置へ作動
され、後続生地W2の前側部を搬送面2a上で搬送停止
させる。図9に示すタイミングチャートでは、後続生地
W2の袖口部Wa側の先端部がセンサ17により検出さ
れた後の設定時間T1後に昇降エアシリンダ16が作動
されて生地押圧ガイド15がミシンテーブルlに押し付
ける位置に降下され、この生地押圧ガイド15の降下に
よって、生地搬送停止装置14の生地送り出し側、すな
わち、後続生地W2の前側部は設定時間T2に間、搬送
停止されるとともに、その押圧部の上手側の生地W2に
上述したと同様に隆起部分Wxが発生する。この後続生
地W2の前側部の搬送停止によって、図8に示すよう
に、先行生地W1と後続生地W2との間に生地クランプ
4の下側の挟み片8bを介在できる程度の間隔が形成さ
れる。
【0026】上記のような動作によって、2枚の袖用裁
断生地W1,W2が袖口部Waは相互に重ならないが他
の部分は相互に重なるように搬送面2a上に載せ付けら
れて搬送されてきたとしても、それら前側部を搬送面2
a上で一時的に搬送停止させることにより、その搬送停
止された先行生地W1の後端部と後続生地W2の先端部
との間に間隔を形成することが可能となり、したがっ
て、それら両生地W1,W2の先端部を順次生地端部保
持装置3によって確実に挟持し搬送面2aから持ち上げ
て一時的に保持させ、生地の半分の折重ね作用を確実に
行なわせることができる。
【0027】なお、上記実施の形態では、ミシンテーブ
ル1の生地載置面1a上に2枚の袖用裁断生地W1,W
2を載せ付ける場合について説明したが、載せ付け条件
が同じであれば、つまり袖口部Waが相互に重ならない
状態であれば、3枚以上の場合でも各生地を同様に確実
に半分に折重ねることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、生地搬
送装置の搬送面上に載せ付けられた生地の一部が相互に
重なり合っていたとしても、それら生地の先端部を順次
生地端部保持装置によって挟持し搬送面から持ち上げて
一時的に保持させることができるため、逐次載せ付けら
れ搬送されてくる生地を確実に折重ねることができる。
したがって、時間的な浪費がなくなり、所定の折り重ね
作業を非常に能率よく実施することができるという効果
を奏する。
【0029】特に、請求項2によれば、上記効果に加え
て、生地の先端部の一時搬送停止に伴って生じる生地の
隆起部分を送風装置に接触させることなく、生地のスム
ースな搬送を確保するとともに、エアの吹き付けによる
生地隆起部分の除去を確実なものとできる。
【0030】また、請求項3によれば、送風装置による
エア吹き付け時に、生地後端部の位置が生地搬送装置に
対して移動しなくなり、生地の先端部と後端部との重ね
合せが確実なものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送生地の折重ね装置の全体斜視
図である。
【図2】同上折重ね装置による生地搬送停止装置の要部
の縦断正面図である。
【図3】同上折重ね装置の要部の構成および第1作用状
態を説明する概略側面図である。
【図4】同上折重ね装置の要部の構成および第2作用状
態を説明する概略側面図である。
【図5】同上折重ね装置による生地折重ね動作のうち第
1の動作状態を説明する要部の概略平面図である。
【図6】同上折重ね装置による生地折重ね動作のうち第
2の動作状態を説明する要部の概略平面図である。
【図7】同上折重ね装置による生地折重ね動作のうち第
3の動作状態を説明する要部の概略平面図である。
【図8】同上折重ね装置による生地折重ね動作のうち第
4の動作状態を説明する要部の概略平面図である。
【図9】同上折重ね装置による生地折重ね動作を説明す
るタイミングチャート図である。
【符号の説明】
2 細幅コンベアベルト(生地搬送装置) 2a 搬送面 3 生地端部保持装置 6,7 生地端部検出用センサ 13 エア吹き付けパイプ(送風装置) 14 生地搬送停止装置 17 生地センサ 23 回転ローラ(生地案内部材) 24 昇降エアシリンダ 29 隆起規制板 W1,W2 生地 Wx 生地の隆起部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載せ付けられた生地を水平面に沿って連
    続搬送する生地搬送装置と、 この生地搬送装置により搬送される生地の先端部が所定
    の位置に達したことを検出する生地先端部検出用センサ
    の検出信号を受けて生地の先端部を挟持するとともに、
    その挟持した生地の先端部を搬送面から持ち上げて保持
    する生地端部保持装置と、 この生地端部保持装置により生地の先端部が搬送面から
    持ち上げ保持された状態にある時に、その生地の後端部
    が所定の位置に達したことを検出して上記生地端部保持
    装置に挟持解除の指令信号を出力する生地後端部検出用
    センサとを備えている搬送生地の折重ね装置において、 上記生地端部保持装置よりも生地搬送方向の上手側の位
    置に設置され、上記生地搬送装置により搬送されてくる
    生地の先端部が所定の位置に達したことを検出する生地
    センサの検出信号を受けてその生地の前側部を上記生地
    搬送装置の搬送面上で一時的に搬送停止させる生地搬送
    停止装置と、 この生地搬送停止装置と上記生地端部保持装置との間に
    配置され、生地の先端部が上記生地端部保持装置により
    挟持されて搬送面から持ち上げられた時に、その生地に
    向けてエアを吹き付ける送風装置とを具備していること
    を特徴とする搬送生地の折重ね装置。
  2. 【請求項2】 上記生地搬送停止装置の生地搬送方向上
    手側隣接箇所には、生地の前側部が搬送面上で一時的に
    搬送停止された時に生じる生地の隆起部分を上記送風装
    置の設置高さよりも低くなるように規制する隆起規制板
    が設けられている請求項1に記載の搬送生地の折重ね装
    置。
  3. 【請求項3】 上記送風装置によるエアの吹き付け時に
    生地の後端部に係合して生地を上記搬送面に沿って搬送
    案内する生地案内部材を備えている請求項1に記載の搬
    送生地の折重ね装置。
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