JPH118932A - 電気二重層コンデンサによって駆動される装置 - Google Patents

電気二重層コンデンサによって駆動される装置

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JPH118932A
JPH118932A JP9172848A JP17284897A JPH118932A JP H118932 A JPH118932 A JP H118932A JP 9172848 A JP9172848 A JP 9172848A JP 17284897 A JP17284897 A JP 17284897A JP H118932 A JPH118932 A JP H118932A
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layer capacitor
light
double layer
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JP9172848A
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Yoshinori Inoue
義教 井上
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気二重層コンデンサから効率よくエネルギ
ーを取りだす。 【解決手段】 太陽電池2によって電気二重層コンデン
サ6が充電される。電気二重層コンデンサ6の直流電圧
は、DC−DCコンバータ12に供給されて、一定の直
流電圧に変換される。この直流電圧が駆動回路14に供
給され、駆動回路14がLED16を発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池によって
駆動される装置、例えば太陽電池によって昼間に充電さ
れ、夜間にその充電された電力によって駆動される装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池によって昼間に充電され、夜間
にその充電された電力によって駆動される装置として
は、例えば常夜灯がある。従来、常夜灯では、充電可能
な二次電池、例えば鉛蓄電池やニッケル−カドミウム電
池を、太陽電池によって昼間に充電し、夜間には、この
二次電池の電力によって発光ダイオード等の発光手段を
点灯させることが行われている。
【0003】鉛蓄電池やニッケル−カドミウム電池は、
化学反応によって充放電するので、体積当たりのエネル
ギー密度が非常に大きい。しかし、充電時間が数時間乃
至数十時間と非常に長い。また動作温度範囲が非常に狭
いため、冬季には、晴れていても、充電が充分に行われ
ず、曇天の場合には、さらに充分に充電が行われない。
また、ニッケル−カドミウム電池を、完全に放電せずに
充電すると、メモリ効果によって充電能力の劣化が速く
生じる。また、鉛蓄電池も完全に放電すると、充電能力
の劣化が速く生じる。また、ニッケル−カドミウム電池
や鉛蓄電池は、ニッケル、カドミウム、鉛等の自然環境
に悪影響を与える物質を含んでいるのでリサイクル法に
より、回収又はリサイクルが義務づけられている。
【0004】このような鉛蓄電池やニッケル−カドミウ
ム電池に代えて、電気二重層コンデンサの使用が検討さ
れている。電気二重層コンデンサは、電解質溶液中に電
極を浸漬すると、電極の電荷によってこの電荷とは反対
極性の電荷を持ったイオンが電極近傍に分布し、電気二
重層を形成することを基本原理とするものである。この
基本原理から、化学反応を伴わず、イオンの吸脱着によ
り電荷の蓄積、放電を行うため、二次電池のような過充
電、過放電による特性の劣化が生じない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
気二重層コンデンサは、鉛蓄電池やニッケル−カドミウ
ム電池と比較して、エネルギー密度が、例えば1/50
乃至1/100以下と小さいという問題点があった。
【0006】本発明は、エネルギー密度が小さい電気二
重層コンデンサから効率よくエネルギーを取り出せる電
気二重層コンデンサによって駆動される装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、太陽電池と、この太陽電
池によって充電される電気二重層コンデンサと、この電
気二重層コンデンサの直流出力が供給される直流−直流
変換手段と、この直流−直流変換手段の直流出力によっ
て駆動される負荷とを、具備している。なお、太陽電池
の出力電圧の値を検出し、これが予め定めた値以上のと
き、例えば昼間であって太陽電池が充分に発電している
ときに、電気二重層コンデンサへの充電を、行うように
することもできる。
【0008】請求項1記載の発明によれば、太陽電池に
よって電気二重層コンデンサが充電され、この電気二重
層コンデンサの出力が直流−直流変換手段によって負荷
に適応した直流出力に変換されて、負荷に供給される。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記負荷が発光手段であるものである。
【0010】請求項2記載の発明によれば、直流−直流
手段からの直流出力によって発光手段が発光する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記発光手段が、ダイナミック駆動される
ものである。ダイナミック駆動とは、発光手段に常時電
力を供給するのではなく、間欠的に電力を供給するもの
である。無論、このダイナミック駆動は、発光手段の発
光がちらつかないような速度で行う。
【0012】請求項3記載の発明によれば、発光手段が
間欠的に電力の供給を受けているので、電力消費を少な
くできる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記直流−直流変換手段が、上記電気二重
層コンデンサの直流出力を昇圧する昇圧型直流−直流変
換手段と、上記電気二重層コンデンサの直流出力を降圧
する降圧型直流−直流変換手段とを、含んでいる。さら
に、本発明は、上記電気二重層コンデンサの出力が予め
定めた値以上のとき、上記降圧型直流−直流変換手段を
作動させ、上記電気二重層コンデンサの出力が予め定め
た値未満のとき、上記昇圧型直流−直流変換手段を作動
させる制御手段を有している。
【0014】請求項4記載の発明によれば、電気二重層
コンデンサの出力が予め定めた値よりも大きいときに
は、降圧型の直流−直流変換手段によって供給される直
流出力によって負荷が駆動される。やがて、電気二重層
コンデンサがかなり放電し、その直流出力が予め定めた
値よりも低下すると、昇圧型の直流−直流変換手段から
の直流出力が負荷に供給される。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記発光手段が、光透過性の中空体内に光
を放射するように配置され、上記中空体の周面は、蓄光
塗料が塗布されている部分を含んでいる。
【0016】請求項5記載の発明によれば、中空体内に
放射された光には、蓄光塗料が塗布された部分を透過し
て、外部に放射されるものがある。また、中空体の外部
から蓄光塗料を通過して中空体の内部に侵入する光もあ
る。いずれにしても、蓄光塗料を光が通過するとき、蓄
光塗料が蓄光する。蓄光塗料は光が供給されていなくて
も、過去に光の供給を受けていると発光する。従って、
中空体の外部からの光によって蓄光していると、発光手
段による照明を蓄光塗料の発光が補助する。また、電気
二重層コンデンサの放電が進行し、発光手段が周囲を照
明するのに充分な光量で発光しなくなっても、その光量
の不足を蓄光塗料の発光によって補うことができる。
【0017】請求項6記載の発明では、請求項2記載の
発明において、上記発光手段が、光透過性の筒状体内に
光を放射するように配置され、この筒状体の周面に蓄光
塗料が塗布されている。
【0018】請求項6記載の発明によれば、蓄光塗料
は、外部からの光を受けて、蓄光している。また、発光
手段からの光が筒状体を通過して外部に放射される際に
も、蓄光される。蓄光塗料は、光の供給がなくなって
も、一定時間は発光している。従って、蓄光塗料の発光
が、発光手段の発光時に、発光手段による照明を補助す
る。また、電気二重層コンデンサの放電が進行し、発光
手段が照明するのに充分な光量で発光しなくなっても、
その光量の不足を蓄光塗料が発光することによって補う
ことができる。
【0019】請求項7記載の発明では、請求項2記載の
発明において、上記発光手段が、光透過性の筒状体内に
光を放射するように配置され、この筒状体の周面に蓄光
塗料が塗布されている。さらに、上記筒状体において上
記発光手段からの光の出口である端部が、光透過性の中
空体に接続され、この中空体の周面に蓄光塗料が塗布さ
れている。
【0020】請求項7記載の発明によれば、発光手段か
らの光は、筒状体を通過し、中空体内に侵入し、中空体
の周面から外部に放射される。筒状体を光が通過する
際、光の一部が筒状体の周囲にも放射される。従って、
中空体だけでなく、筒状体からも光が外部に放射される
ので、周囲を明るく照明できる。このとき、各蓄光塗料
が蓄光する。さらに、筒状体の周面及び中空体の周面
に、外部から光が入射したとき、これらの部位に塗布さ
れている蓄光塗料が蓄光する。従って、発光手段の発光
の際に、蓄光塗料の発光が、発光手段の発光による照明
を援助する。また、電気二重層コンデンサの放電が進行
し、発光手段が充分な光量で発光しなくなっても、蓄光
塗料が発光するので、発光手段の光量の不足を補うこと
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施の形態は、本発明を常夜灯
に実施したものである。この常夜灯は、図1に示すよう
に、太陽電池2を有している。太陽電池2の直流電圧
は、逆流阻止ダイオード4を介して電気二重層コンデン
サ6に充電される。電気二重層コンデンサ6の出力電圧
によって比較回路8が動作させられている。比較回路8
は、例えば夕方または曇天のため、太陽電池2の出力電
圧が予め定めた電圧まで低下したときに、開閉スイッチ
10を閉成する。
【0022】開閉スイッチ10の閉成によって、電気二
重層コンデンサ6の直流出力が、直流−直流変換手段、
例えばDC−DCコンバータ12に供給され、このコン
バータ12が、特定の値の直流電圧を駆動回路14に供
給し、駆動回路14が負荷、例えば発光手段、より詳細
にはLED16に、電流制限抵抗器18を介して直流電
圧を供給し、LED16を発光させる。
【0023】DC−DCコンバータ12は、電気二重層
コンデンサ6が放電して、その出力電圧が例えば零付近
まで低下しても、予め定めた上記特定の値の直流電圧を
駆動回路14に供給するために設けられている。これに
よって、LED16は、常に一定の明るさで発光するこ
とになるし、電気二重層コンデンサ6の蓄積エネルギー
を効率よく消費することができる。
【0024】駆動回路14は、LED16をダイナミッ
ク駆動している。即ち、常にLED16に電流を供給せ
ずに、間欠的にLED16に電流を供給している。但
し、人間の目の残像効果によって、LED16が点滅し
ているようには、人間には見えないような速さでLED
16を間欠動作させている。これは、LED16での消
費電力を減少させるためのものである。
【0025】この常夜灯の電気回路は、図2に示すよう
に、筒状体、例えば円筒状体20に収容されている。電
気二重層コンデンサ6が円筒状体20の最下部に収容さ
れ、その上部に太陽電池2が収容され、さらにその上部
に図1に点線で囲んだ部分の回路22が収容されてい
る。なお、太陽電池2の集光面と対向している、筒状体
20の面は、直射日光が集光面に当たるように、透明に
構成されている。
【0026】この円筒状体20の上面には、これと一体
に、中空体、例えば円筒状体24が取り付けられてい
る。この円筒状体24は、円筒状体20と同一の直径を
有するもので、光透過性を有する材料、例えば透明なア
クリルまたはポリカーボネートによって構成されてい
る。
【0027】図3に拡大して示すように、円筒状体24
は、その上面26及び下面28が、光を100%反射す
るように、鏡面仕上げ、例えば金属メッキが施されてい
る。さらに、上面26は、下方から到来して反射した光
が周面から外部へ放射されやすいように、下方に向かっ
て凸になるように傾斜させられている。
【0028】さらに、円筒状体24には、その上下方向
の中間に仕切り板30が設けられ、円筒状体24の内部
を上下2室32、34に仕切っている。この仕切り板3
0の上下面30U、30Dにも、光を100%反射しや
すいように金属メッキが施されている。
【0029】下室34の中央には、筒状体、例えば導光
筒36が、その長さ方向が円筒状体24の長さ方向に沿
うように、配置されている。導光筒36は、その上端が
仕切り板30に結合され、かつ上室32と連通してい
る。導光筒36の下端内には、LED16が配置されて
いる。例えば導光筒36自体は光透過性を有する例えば
透明なアクリルまたはポリカーボネートによって形成さ
れているが、LED16からの光を上室32に導くと共
に、その光の一部が導光筒36の周面から外部に放射さ
れるように、内面が仕上げられている。例えば、内面
は、スリ硝子状に仕上げられているか、一部の光を反射
し、一部を透過させるように金属メッキが施されてい
る。
【0030】この導光筒36の外周面には、蓄光塗料3
8が塗布されている。導光筒36の周面から放射された
光を外部に放射することができると共に、蓄光塗料38
によっても蓄光が行われるように、例えば導光筒36の
外周面が半透明状になるように蓄光塗料38の塗布が行
われている。
【0031】上室32の内周面にも、蓄光塗料40が塗
布されている。この塗布も、蓄光塗料38の塗布と同様
に半透明状に行われている。
【0032】LED16が発光すると、その光は、導光
筒36を導かれて、上室32に向かうが、一部は導光筒
36の周面から外部に放射され、蓄光塗料38に蓄光さ
せる。蓄光させた光の一部は、直接に下室34の外部に
向かい、他のものは、仕切り板30の下面30Dまたは
円筒状体24の下面28によって反射された後に、円筒
状体24の外部に向かう。直接光のみでなく、反射光
も、外部に放射されるので、円筒状体24の周囲を明る
く照明する。
【0033】また、上室32に向かった光の一部は、直
接に外部に向かって放射されるが、他のものの大部分
は、円筒状体24の上面26によって反射され、さらに
仕切り板30の上面30Uによって反射された後、上室
32の外部に放射される。LED16の光の放射角度は
比較的狭いので、上室32の導かれた光の大部分は、円
筒状体24の上面26に向かう。従って、上面26、仕
切り板30の上面30aを金属メッキしているのは、上
室32の外部に光を放射するとき、非常に有効である。
さらに、上面26を下方に凸の形状としているので、さ
らに外部に光を放出する際に有効である。
【0034】無論、上室32の外部に光が放射されると
き、蓄光塗料40が蓄光する。また、蓄光塗料38、4
0には、昼間等のようにLED16が発光していないと
きには、円筒状体24の外部から太陽光が到来してお
り、これら蓄光塗料38、40は蓄光している。
【0035】蓄光塗料38、40は、一旦、蓄光される
と、光の供給がなくなっても、数時間は発光する。従っ
て、開閉スイッチ10が閉成され、LED16が発光す
る程に周囲が暗くなったとき、蓄光塗料38、40の発
光が、LED16の発光による照明を援助する。また、
電気二重層コンデンサ6の放電が進行し、LED16が
周囲を照明するのに充分な光量で発光しなくなっても、
或いは完全に発光しなくなっても、蓄光塗料38、40
の発光が周囲を照明する。
【0036】上記の実施の形態では、蓄光塗料38は導
光筒36の外周面に塗布したが、内周面に塗布すること
もできる。また、蓄光塗料40は、上室32の内周面に
塗布したが、外周面に塗布することもできる。蓄光塗料
38、40は、導光筒36の外周面全域及び上室32の
内周面全域に塗布したが、これらの一部にそれぞれ塗布
することもできる。また、上記の実施の形態では、上室
32と下室34とを設けたが、いずれか一方の室のみを
設けてもよい。また、上記の実施の形態では、太陽電池
2を直流電源として使用したが、他の直流電源を使用す
ることもできる。また、上記の実施の形態では、比較器
8を用いて、太陽電池2の出力電圧が低下したときに、
開閉スイッチ10を閉成するように構成したが、例え
ば、常時LED16を点灯させる必要がある場合には、
比較器8、開閉スイッチ10を除去し、電気二重層コン
デンサ6の直流電圧を直接にDC−DCコンバータ12
に供給するようにしてもよい。
【0037】上記の実施の形態では、負荷としてLED
16のような発光手段を使用している。しかし、LED
16以外にも、例えば蛍光灯のような他の発光手段を使
用することもできるし、発光手段以外の負荷を使用する
こともできる。
【0038】図4及び図5に、蛍光灯を発光手段として
使用した場合の実施の形態を示す。この実施の形態の構
成部品において、先に説明した実施の形態と同等部分に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0039】制御手段、例えば比較器8aは、先の実施
の形態の比較器8と同様に、電気二重層コンデンサ6の
直流出力によって駆動されている。この比較器8aは、
太陽電池2の出力を予め定めた基準電圧と比較するので
はなく、電気二重層コンデンサ6の出力電圧(充電電
圧)を、予め定めた基準電圧と比較して、電気二重層コ
ンデンサ6の放電状態をチェックしている。
【0040】比較器8aは、電気二重層コンデンサ6の
出力電圧が、基準電圧以上のとき、切換スイッチ10a
を切換制御して、電気二重層コンデンサの出力電圧を降
圧型直流−直流変換手段、例えばステップダウン型DC
−DCコンバータ12Dに逆流阻止ダイオード13Dを
介して供給する。また、比較器8aは、電気二重層コン
デンサ6の出力電圧が基準電圧未満のとき、切換スイッ
チ10aを切換制御して、電気二重層コンデンサ6の出
力電圧を昇圧型直流−直流変換手段、例えばステップア
ップ型DC−DCコンバータ12Uに逆流阻止ダイオー
ド13Uを介して供給する。
【0041】ステップダウン型DC−DCコンバータ1
2Dは、図5に示すように基準電圧以上の電圧を基準電
圧に降圧する。また、ステップアップ型DC−DCコン
バータ12Uは、基準電圧未満の電圧を基準電圧に昇圧
する。ステップダウン型DC−DCコンバータ12Dま
たはステップアップ型DC−DCコンバータ12Uの出
力電圧は、駆動回路14aに供給されている。従って、
駆動回路14aには、電気二重層コンデンサ6の出力電
圧が、図5に示すように放電によって低下していって
も、常に基準電圧が供給される。
【0042】駆動回路14aは、発光手段である蛍光灯
16aを点灯させるための、直流−交流変換手段、例え
ば直流−交流インバータである。この駆動回路14aに
よって生成された交流電圧が、蛍光灯16aに供給され
て蛍光灯16aが点灯する。なお、図4には示していな
いが、図1に示した実施の形態と同様に、開閉スイッチ
10と比較器8とを設け、太陽電池2の出力電圧が低下
したときに、蛍光灯16aを点灯するように構成しても
よい。無論、図2及び図3に示したような機械的構成に
おいて、LED16に代えて、蛍光灯16aを使用する
ようにすることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、直流−直流変換手段が設けられているので、電気
二重層コンデンサの充電電圧がほぼ零付近になるまで、
一定の直流出力を負荷に供給することができるので、電
気二重層コンデンサの容量が低下しても、同一の状態で
負荷を駆動することができるし、電気二重層コンデンサ
に充電されたエネルギーを効率良く使用することができ
る。
【0044】請求項2記載の発明によれば、負荷が発光
手段であるので、電気二重層コンデンサの充電電圧が低
下しても、一定の明るさで発光手段を発光させることが
できる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、発光手段が
ダイナミック駆動されているので、電力消費を少なくで
き、比較的充電容量が低い電気二重層コンデンサを使用
していても、長時間にわたって発光手段を発光させるこ
とができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、降圧型及び
昇圧型の直流−直流変換手段を使用し、電気二重層コン
デンサの電圧変化に応じて、両者を切換使用しているの
で、電気二重層コンデンサの放電電圧が低下しても、負
荷に特定の電圧を継続して供給することができる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、中空体の周
面が、蓄光塗料が塗布されている部分を含んでいるの
で、中空体の外部からの光によって蓄光していると、発
光手段による照明を蓄光塗料の発光が補助することがで
きるし、電気二重層コンデンサの放電が進行し、発光手
段が周囲を照明するのに充分な光量で発光しなくなって
も、その光量の不足を蓄光塗料の発光によって補うこと
ができる。
【0048】請求項6記載の発明では、筒状体の周面に
蓄光塗料が塗布されているので、蓄光塗料の発光が、発
光手段の発光時に、発光手段による照明を補助するし、
電気二重層コンデンサの放電が進行し、発光手段が照明
するのに充分な光量で発光しなくなっても、その光量の
不足を蓄光塗料が発光することによって補うことができ
る。
【0049】請求項7記載の発明では、中空体だけでな
く、筒状体からも光が外部に放射されるので、周囲を明
るく照明できる。また、発光手段の発光の際に、蓄光塗
料の発光が、発光手段の発光による照明を援助し、また
電気二重層コンデンサの放電が進行し、発光手段が充分
な光量で発光しなくなっても、蓄光塗料が発光するの
で、発光手段の光量の不足を補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態による常夜灯の回路図で
ある。
【図2】同実施の形態の概略構成図である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】本発明の他の実施の形態による常夜灯の回路図
である。
【図5】図4の回路に使用されている電気二重層コンデ
ンサの放電特性図である。
【符号の説明】
2 太陽電池(直流電源) 6 電気二重層コンデンサ 8a 比較器(制御手段) 12 DC−DCコンバータ(直流−直流変換手段) 12D ステップダウン型DC−DCコンバータ(降圧
型直流−直流変換手段) 12U ステップアップ型DC−DCコンバータ(昇圧
型直流−直流変換手段) 16 LED(表示手段、負荷) 16a 蛍光灯(表示手段、負荷) 24 円筒状体(中空体) 36 導光筒(筒状体) 38、40 蓄光塗料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 3/00 H02N 6/00 // H02N 6/00 H01G 9/00 301Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、この太陽電池によって充電
    される電気二重層コンデンサと、この電気二重層コンデ
    ンサの直流出力が供給される直流−直流変換手段と、こ
    の直流−直流変換手段の直流出力によって駆動される負
    荷とを、具備する電気二重層コンデンサによって駆動さ
    れる装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気二重層コンデンサに
    よって駆動される装置において、上記負荷が発光手段で
    あることを特徴とする電気二重層コンデンサによって駆
    動される装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気二重層コンデンサに
    よって駆動される装置において、上記発光手段が、ダイ
    ナミック駆動されることを特徴とする電気二重層コンデ
    ンサによって駆動される装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電気二重層コンデンサに
    よって駆動される装置において、上記直流−直流変換手
    段が、上記電気二重層コンデンサの直流出力を昇圧する
    昇圧型直流−直流変換手段と、上記電気二重層コンデン
    サの直流出力を降圧する降圧型直流−直流変換手段と
    を、含み、上記電気二重層コンデンサの出力が予め定め
    た値以上のとき、上記降圧型直流−直流変換手段を作動
    させ、上記電気二重層コンデンサの出力が予め定めた値
    未満のとき、上記昇圧型直流−直流変換手段を作動させ
    る制御手段を有している電気二重層コンデンサによって
    駆動される装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の電気二重層コンデンサに
    よって駆動される装置において、上記発光手段が、光透
    過性の中空体内に光を放射するように配置され、上記中
    空体の周面は、蓄光塗料が塗布されている部分を含む電
    気二重層コンデンサによって駆動される装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の電気二重層コンデンサに
    よって駆動される装置において、上記発光手段が、光透
    過性の筒状体内に光を放射するように配置され、この筒
    状体の周面に蓄光塗料が塗布されている電気二重層コン
    デンサによって駆動される装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の電気二重層コンデンサに
    よって駆動される装置において、上記発光手段が、光透
    過性の筒状体内に光を放射するように配置され、この筒
    状体の周面に蓄光塗料が塗布され、上記筒状体において
    上記発光手段からの光の出口である端部が、光透過性の
    中空体に接続され、この中空体の周面に蓄光塗料が塗布
    されている電気二重層コンデンサによって駆動される装
    置。
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