JPH1189180A - ポンプレスポンプ - Google Patents
ポンプレスポンプInfo
- Publication number
- JPH1189180A JPH1189180A JP26282597A JP26282597A JPH1189180A JP H1189180 A JPH1189180 A JP H1189180A JP 26282597 A JP26282597 A JP 26282597A JP 26282597 A JP26282597 A JP 26282597A JP H1189180 A JPH1189180 A JP H1189180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- pump
- parts
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成がシンプルで小型化に好適なポンプを提
供する。 【解決手段】 ロータ1の各突起1A部分をスキューさ
せて形成し、この斜めに突起1Aを設けたロータ1とス
テータ2との両端部に発生する圧力差によって流体を吸
入・通過させ、移送させるように構成した。
供する。 【解決手段】 ロータ1の各突起1A部分をスキューさ
せて形成し、この斜めに突起1Aを設けたロータ1とス
テータ2との両端部に発生する圧力差によって流体を吸
入・通過させ、移送させるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構造的にはSR
モータで構成されて空気等の気体や水等の液体を移送す
るポンプに係り、特に小型化に好適で、シンプルな構成
のポンプレスポンプに関するものである。
モータで構成されて空気等の気体や水等の液体を移送す
るポンプに係り、特に小型化に好適で、シンプルな構成
のポンプレスポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の流体、例えば、空気等の気体や水
等の液体を吸引・吐出させて所望の方向に移送すること
ができる機械式のポンプが各種の分野で幅広く使用され
ていることは周知である。通常このようなポンプは、基
本的には、流体を通過させて強制的に送りだす羽根やギ
ア等の回転体と、この回転体を駆動・回転させるモータ
との大きく2つのものから構成されている。
等の液体を吸引・吐出させて所望の方向に移送すること
ができる機械式のポンプが各種の分野で幅広く使用され
ていることは周知である。通常このようなポンプは、基
本的には、流体を通過させて強制的に送りだす羽根やギ
ア等の回転体と、この回転体を駆動・回転させるモータ
との大きく2つのものから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの回
転体とモータとは独立・別個のものであり、構造的には
これらのものが別個に設けてあるからどうしても大型化
しており、小型化する上での障害となっている。
転体とモータとは独立・別個のものであり、構造的には
これらのものが別個に設けてあるからどうしても大型化
しており、小型化する上での障害となっている。
【0004】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、構成がシンプルで小型化に好適なポンプレスポンプ
を提供することを目的とするものである。
み、構成がシンプルで小型化に好適なポンプレスポンプ
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、外向き若しくは内向き凸極構造のロータ
と、このロータに対向して設けた内向き若しくは外向き
凸状磁極構造のステータとを配設し、前記ステータ側の
磁気吸引力によってロータを回転するSRモータにおい
て、前記ロータのみ若しくはロータ及びステータの各突
起部分をスキューさせて形成し、この斜めに突起を設け
たロータとステータの両端側に発生する圧力差によって
流体を一端側から他端側へ吸入・吐出させるように構成
したものである。
載の発明は、外向き若しくは内向き凸極構造のロータ
と、このロータに対向して設けた内向き若しくは外向き
凸状磁極構造のステータとを配設し、前記ステータ側の
磁気吸引力によってロータを回転するSRモータにおい
て、前記ロータのみ若しくはロータ及びステータの各突
起部分をスキューさせて形成し、この斜めに突起を設け
たロータとステータの両端側に発生する圧力差によって
流体を一端側から他端側へ吸入・吐出させるように構成
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発
明に係る空気等の気体を移送するポンプレスポンプを示
すものであり、基本的構造は、羽根車である外向き凸極
構造のロータ1と、このロータ1に対向して設けた内向
き凸状磁極構造のステータ2とを配設し、ステータ2側
の磁気吸引力によってロータ1を回転するSRモータと
同様の構成である。なお、この実施例ではインナロータ
方式であるが、アウタロータ方式でも構わない。
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発
明に係る空気等の気体を移送するポンプレスポンプを示
すものであり、基本的構造は、羽根車である外向き凸極
構造のロータ1と、このロータ1に対向して設けた内向
き凸状磁極構造のステータ2とを配設し、ステータ2側
の磁気吸引力によってロータ1を回転するSRモータと
同様の構成である。なお、この実施例ではインナロータ
方式であるが、アウタロータ方式でも構わない。
【0007】また、このポンプレスポンプでは、図2及
び図3に示すように、ロータ1の強磁性体となる突起1
A部分が、適宜の傾き角度にスキューされた構造となっ
ており、ポンプの羽根としても機能する。また、この突
起1A部分は、流体の移送効率を考慮してできるだけ大
きく突出させておくのが好ましいが、回転効率との調和
を考慮した大きさに形成させてある。なお、この実施例
では、ロータ1の突起1A部分のみスキューさせてある
が、ステータ2側の凸状部分も同様に同方向に(傾き角
度は最適な回転効率となるように設定する)スキューさ
せた構成でもよい。
び図3に示すように、ロータ1の強磁性体となる突起1
A部分が、適宜の傾き角度にスキューされた構造となっ
ており、ポンプの羽根としても機能する。また、この突
起1A部分は、流体の移送効率を考慮してできるだけ大
きく突出させておくのが好ましいが、回転効率との調和
を考慮した大きさに形成させてある。なお、この実施例
では、ロータ1の突起1A部分のみスキューさせてある
が、ステータ2側の凸状部分も同様に同方向に(傾き角
度は最適な回転効率となるように設定する)スキューさ
せた構成でもよい。
【0008】また、このポンプレスポンプでは、ハウジ
ング3のうち、ロータ1の回転軸1Bを支持する軸受け
が設けられた左右側支持部の中央部を除く外周辺部に、
流体を取り込む吸入口3A及び排出する吐出口3Bが開
口されている。
ング3のうち、ロータ1の回転軸1Bを支持する軸受け
が設けられた左右側支持部の中央部を除く外周辺部に、
流体を取り込む吸入口3A及び排出する吐出口3Bが開
口されている。
【0009】従って、この実施例によれば、通常のSR
モータと同様に、ステータ2側の各コイル2Aに適宜通
電・励磁させれば、発生する磁気的な吸引力でロータ1
の各突起1A部分が吸引されて回転する。またこの回転
動作によって発生するハウジング3の左右側の圧力差に
よって、低圧側の吸入口3Aから流体が吸引されてロー
タ1とステータ2との間の隙間を通り抜け、高圧側の吐
出口3Bから外部に吐出されるから、流体を一定方向に
(図1において左方から右方へ)移送することができ
る。また、この移送する気体が低温であれば、同時にス
テータ2側の冷却も行うことができる。
モータと同様に、ステータ2側の各コイル2Aに適宜通
電・励磁させれば、発生する磁気的な吸引力でロータ1
の各突起1A部分が吸引されて回転する。またこの回転
動作によって発生するハウジング3の左右側の圧力差に
よって、低圧側の吸入口3Aから流体が吸引されてロー
タ1とステータ2との間の隙間を通り抜け、高圧側の吐
出口3Bから外部に吐出されるから、流体を一定方向に
(図1において左方から右方へ)移送することができ
る。また、この移送する気体が低温であれば、同時にス
テータ2側の冷却も行うことができる。
【0010】なお、この実施例では、空気等の気体を移
送するように構成したが、この他に例えば水等の液体も
移送する場合には、ステータの各コイルをモールドして
防水することが必要であるが、このモールドにはできる
だけ透磁性の高い物質を使用するのが好ましい。
送するように構成したが、この他に例えば水等の液体も
移送する場合には、ステータの各コイルをモールドして
防水することが必要であるが、このモールドにはできる
だけ透磁性の高い物質を使用するのが好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、ロータのみ若しくはロータ及びステータの各突起部
分をスキューさせて形成し、この斜めに突設したロータ
及びステータの突起部分の間の隙間に発生する圧力差に
よって流体を吸入・通過させるように構成したから、換
言すれば、従来の回転体をロータ自身が兼用しているか
ら、構成が簡易で小型化に好適である。しかも、この発
明によれば、単純で可逆的な構成であるから、回転方向
を逆にするだけの簡単な方法で、流体を逆方向に移送す
ることもできる。
ば、ロータのみ若しくはロータ及びステータの各突起部
分をスキューさせて形成し、この斜めに突設したロータ
及びステータの突起部分の間の隙間に発生する圧力差に
よって流体を吸入・通過させるように構成したから、換
言すれば、従来の回転体をロータ自身が兼用しているか
ら、構成が簡易で小型化に好適である。しかも、この発
明によれば、単純で可逆的な構成であるから、回転方向
を逆にするだけの簡単な方法で、流体を逆方向に移送す
ることもできる。
【図1】この発明に係るポンプレスポンプを示す断面
図。
図。
【図2】羽根車(ロータ)部分を示す平面図。
【図3】同斜視図。
1 ロータ(羽根車) 1A 突起(羽根) 2 ステータ 2A コイル 3 ハウジング 3A 吸入口 3B 吐出口
Claims (1)
- 【請求項1】 外向き若しくは内向き凸極構造のロータ
と、このロータに対向して設けた内向き若しくは外向き
凸状磁極構造のステータとを配設し、前記ステータ側の
磁気吸引力によってロータを回転するSRモータにおい
て、 前記ロータのみ若しくはロータ及びステータの各突起部
分をスキューさせて形成し、 この斜めに突起を設けたロータとステータの両端側に発
生する圧力差によって流体を一端側から他端側へ吸入・
吐出させるように構成したことを特徴とするポンプレス
ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26282597A JPH1189180A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | ポンプレスポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26282597A JPH1189180A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | ポンプレスポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1189180A true JPH1189180A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17381144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26282597A Withdrawn JPH1189180A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | ポンプレスポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1189180A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010109223A (ko) * | 2001-08-14 | 2001-12-08 | 김성주 | '유체 펌프 또는 유체 모터 기능을 동시에 갖는 전기 모터' |
JP2007166802A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Toyota Motor Corp | 回転電機 |
GB2497667A (en) * | 2011-12-16 | 2013-06-19 | Samsung Electro Mech | A switch reluctance machine having a rotor acting as a fluid impeller |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP26282597A patent/JPH1189180A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010109223A (ko) * | 2001-08-14 | 2001-12-08 | 김성주 | '유체 펌프 또는 유체 모터 기능을 동시에 갖는 전기 모터' |
JP2007166802A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Toyota Motor Corp | 回転電機 |
GB2497667A (en) * | 2011-12-16 | 2013-06-19 | Samsung Electro Mech | A switch reluctance machine having a rotor acting as a fluid impeller |
JP2013128402A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | スイッチドリラクタンスモータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |