JPH118887A - 無線データ通信装置 - Google Patents

無線データ通信装置

Info

Publication number
JPH118887A
JPH118887A JP9176382A JP17638297A JPH118887A JP H118887 A JPH118887 A JP H118887A JP 9176382 A JP9176382 A JP 9176382A JP 17638297 A JP17638297 A JP 17638297A JP H118887 A JPH118887 A JP H118887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
communication terminal
portable communication
schedule
portable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9176382A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Komiya
洋二 籠宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J T KK
JT KK
MEGATEKU KK
Original Assignee
J T KK
JT KK
MEGATEKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by J T KK, JT KK, MEGATEKU KK filed Critical J T KK
Priority to JP9176382A priority Critical patent/JPH118887A/ja
Publication of JPH118887A publication Critical patent/JPH118887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用通信端末とコンピュータとの間のデー
タ転送の利便性を向上し、携帯用通信端末におけるデー
タ処理の利便性を向上する。 【解決手段】 携帯用通信端末10とデータの送受信を
行うためのデータ送受信端末30をケーブル36を介し
てコンピュータ40と接続する。データ送受信端末30
は、携帯用通信端末10が受信できる微弱電波を出力す
ることによりデータを送信することができる。また、携
帯用通信端末10は内部に記憶されたデータをトーン信
号に変換して出力することができ、データ送受信端末3
0はマイクにより該トーン信号を読み込むことでデータ
受信をすることができる。一方、携帯用通信端末10
は、無線通信網等から受信したデータの種類を判定する
機能を有しており、該データがスケジュールデータであ
る場合には、内部に記憶されているスケジュールを自動
的に更新する機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信網を介し
てデータを送受信する技術に関し、詳しくは該無線デー
タ通信に用いられる携帯用通信端末におけるデータ処理
の利便性を向上するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信網を介してデータを送受信する
携帯用通信端末には、従来より種々のものが存在する。
これらは、ページャのように無線通信網から自動的にデ
ータを受信するものと、いわゆる携帯電話により無線電
話網を介して特定のサーバにアクセスすることによりデ
ータを受け取るものとに分類される。
【0003】ページャによるデータのやりとりは、概ね
次のように行われている。所定の文字数からなるデータ
のページャへの送信は、トーン発信可能な電話機、いわ
ゆるプッシュホンに備えられている数字および記号の各
種キーを操作することにより行う。この場合には、例え
ば「ア」は「1」「1」なる数字の組み合わせをキー入
力するというように、予め定められたコード表に従い、
文字を数字および記号の組み合わせに変換してキー入力
することで、所定の文字数からなるデータをページャに
送信することができる。これらのデータは公衆電話回線
およびページャ用の無線通信網等を介して送信され、送
信先のページャに自動的に受信される。
【0004】ページャへのデータの送信は、いわゆるイ
ンターネットのようなコンピュータネットワークを介し
ても行うことができる。データの送信者は、コンピュー
タによりデータを作成し、いわゆる電子メールの形態
で、コンピュータネットワークを介してページャへの通
信サービスを行っている業者に送信すればよい。前記デ
ータを受信した通信業者は、そのデータをページャが認
識可能な信号に変換した上で、無線通信網により発信す
る。
【0005】ページャが上記方法により送信されたデー
タを受信した場合、その内容をディスプレイに表示する
だけでなく、ページャ内部に備えられたメモリに記憶
し、ページャとコンピュータとをケーブルで接続するこ
とにより、該受信し記憶したデータをコンピュータに転
送することができるページャも提案されている。
【0006】一方、トーン信号を発生する機能、いわゆ
るトーンダイヤル機能を有するページャでは、次の手順
により、そのページャから他のページャへのデータの送
信も可能である。まず、前記機能を有するページャによ
り予めデータを作成し、ページャ内部のメモリに該デー
タを記憶させる。次に、そのページャをプッシュホンの
送話口に近づけて、該データを変換したトーン信号を発
生させるという手順で公衆電話回線を介してデータを送
信するのである。小型化されたページャでは、入力用の
キーが少なかったり表示部が小さかったりすることに起
因して送信用のデータを作成するのが容易ではないた
め、コンピュータとトーンダイヤル機能を有するページ
ャとをケーブルで接続して、コンピュータで作成したデ
ータをページャに転送できるようにしたものも提案され
ている。
【0007】携帯電話を介するデータのやりとりは、コ
ンピュータネットワークを介した通常の電子メールのや
りとりと同様の形態で行われる。即ち、データの送信者
はコンピュータネットワークを介して送信先のサーバに
データを送信する。データ受信者は携帯電話と携帯用コ
ンピュータを接続した上で、無線電話通信網を介して自
己に割り当てられたサーバにアクセスすることにより上
記データを受信することができる。なお、携帯用コンピ
ュータには、内部に記憶されたデータを赤外線を利用し
た無線通信により他のコンピュータに転送することがで
きるものも知られている。
【0008】一方、携帯電話にデータ表示部を設けると
ともにデータ送受信の機能をもたせた装置(以下、メー
ル機能付携帯電話という)もある。メール機能付携帯電
話では、データ表示部を利用してデータを作成し、送信
することができる他、コンピュータとケーブルで接続す
ることにより、コンピュータで作成したデータを前記携
帯電話に転送したり、逆に前記携帯電話が受信したデー
タをコンピュータに転送したりすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、無線通信
網を介したデータ通信は種々の形態で行われているもの
の、いずれの形態においても、送受信するメッセージを
ページャまたはメール付携帯電話等とコンピュータとの
間で転送する際には、ケーブルでページャ等とコンピュ
ータとを接続する必要があった。ページャ等は比較的短
いメッセージを頻繁にやりとりする形で利用されるた
め、データ転送の度に両者をケーブルで接続しなければ
ならないことは、ページャ等の利便性を著しく低下させ
る。また、ケーブルにより接続するための外部接続用端
子をページャ等に設ける必要があるため、ページャ等の
小型化を妨げる一因ともなっていた。
【0010】前述の通り、携帯用コンピュータには赤外
線通信により他のコンピュータとの間でデータ通信を行
うことができるものもあるが、この場合には、データ転
送を行う双方の装置に赤外線通信用の特別な入出力部が
必要となる。また、ケーブル接続する場合と同様、携帯
用コンピュータ等の小型化を妨げる一因ともなる。
【0011】本発明は、上述の課題を解決するためにな
され、携帯用通信端末の小型化を妨げることなく、携帯
用通信端末とコンピュータとの間のデータ転送の利便性
を向上することを第1の目的とする。
【0012】一方、ページャ等は小型化されており、表
示部が小さく入力用のキーも少ないことから操作性が悪
いため、その操作により受信データを並べ替えたり、ア
ドレスデータ等の所定の形式に変更したりするような複
雑な処理をすることが不便な場合もある。特に、ページ
ャは緊急の連絡に用いられることが多く、例えばページ
ャ所有者に対し何らかの予定変更を伝える連絡がページ
ャにより受信される場合がある。このような重要なメッ
セージに対しては、検索用の符号をつけることにより、
後から容易に再確認できる機能を有しているページャも
あるが、操作部が比較的小さいページャでは、このよう
な操作は一般に困難であった。また、重要なメッセージ
を複数受信した場合には、更に複雑な操作をする必要が
生じ、操作の困難性がページャの利便性を大きく妨げる
おそれもあった。
【0013】本発明は上記課題を解決するためになさ
れ、ページャ等の携帯用通信端末におけるデータ処理の
利便性を向上することを第2の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明では
以下の構成をとった。本発明の第1の無線データ通信装
置は、所定形式によりデータを搬送可能な電波を用いた
無線通信網を介して他の通信装置から送信されたデータ
を受信し、該データを含む種々のデータを内部に記憶可
能な携帯用通信端末と、該携帯用通信端末に記憶される
前記データを作成し、該作成されたデータを前記無線通
信網を介さずに該携帯用通信端末に転送するデータ作成
装置とからなる無線データ通信装置であって、該データ
作成装置は、前記無線通信網を介して該携帯用通信端末
に送信される前記所定形式で、かつ前記無線通信網にお
いて用いられる前記電波よりも微弱な電波により、該作
成データを出力するデータ出力手段を備えることを要旨
とする。
【0015】この無線データ通信装置では、データ作成
装置により携帯用通信端末に記憶するための所定のデー
タ、例えば他の通信端末に送信するためのメッセージ等
を作成することができる。また、このデータ作成装置
は、微弱電波を用いることにより、無線通信網を介して
携帯用通信端末との間で送受信される所定形式で、上記
作成された所定のデータを出力することができる。ここ
でいう所定形式は携帯用通信端末の種類によっても異な
るが、例えば該携帯用通信端末を特定するためのID信
号と送受信するデータ信号を含む一連の信号を、電波で
送信可能なように符号化した形式があげられる。携帯用
通信端末は、本来の機能としてこれらの電波によって送
信されたデータを受信する機能を有しているため、デー
タ作成装置からのデータ転送を、両者を電気的に接続す
ることなく行うことができる。また、このとき、携帯用
通信端末には、例えば、ケーブル接続用端子の様な特別
な入出力部を設ける必要もない。
【0016】なお、上述の所定形式としては、データ信
号のみを含む形式としてもよい。通常、携帯用通信端末
は受信した信号に含まれるID信号により自己にあてた
信号であるか否かを認識しているが、本発明の第1の無
線データ通信装置は微弱電波によりデータ作成装置と携
帯用通信端末との間で1対1の関係で通信を行うもので
あるため、ID信号による認識は必ずしも必要ではな
い。従って、例えば、通信モードを切り替える等の操作
により前記ID信号の認識を行わずにデータを受信する
ことができる携帯用通信端末を用いることにより、デー
タ信号のみを含む形式によって、データ作成装置からの
データ転送を実現するものとしてもよい。
【0017】本発明の第2の無線データ通信装置は、所
定形式によりデータを搬送可能な無線通信網を介して他
の通信装置との間でデータをやりとりし、該データを含
む種々のデータを内部に記憶可能な携帯用通信端末と、
該携帯用通信端末からの前記データの転送を受け、該デ
ータの処理を行うデータ処理装置とからなる無線データ
通信装置であって、該携帯用通信端末は、所定の高低の
音の組み合わせからなる発呼音を発生するためのスピー
カと、該スピーカを用いて、内部に記憶されたデータに
応じて所定の高低の音の組み合わせからなる信号音を発
生する信号音発生手段とを備えており、該データ処理装
置は、該発生された信号音を取り込む音声入力手段と、
該音声入力手段により入力された音声に基づいて前記携
帯用通信端末に記憶されていたデータを再現する信号音
認識手段とを備えていることを要旨とする。
【0018】上記のような手段を備える携帯用通信端末
によれば、所定の高低の音の組み合わせからなる信号音
により、携帯用通信端末内部に記憶されているデータを
発信することができる。この信号音には、例えばいわゆ
るプッシュホンにおいて番号0から番号9等の各番号お
よび記号に応じて発せられるトーン信号があげられる。
一方、データ処理装置は、携帯用通信端末により発生さ
れた信号音を読み込み、該信号音を識別することにより
携帯用通信端末から送信されたデータを再現することが
できる。従って、携帯用通信端末からデータ処理装置へ
のデータ転送を、両者を電気的に接続することなく実現
することができる。なお、既に前記信号音を発生する機
能を有している携帯用通信端末を用いる場合には、上述
のデータ転送に際し、携帯用通信端末に特別な入出力部
を設ける必要がない。
【0019】本発明の第1の携帯用通信端末は、所定形
式によりデータを搬送可能な無線通信網を介して他の通
信装置との間でデータをやりとりする携帯用通信端末で
あって、さらに該携帯用通信端末の使用期限を経過して
いるか否かを判定する使用期限経過判定手段と、該使用
期限経過判定手段により使用期限を経過していると判定
された場合には、該携帯用通信端末の機能の少なくとも
一部を停止する停止手段とを備えることを要旨とする。
【0020】このような携帯用通信端末によれば、予め
設定された使用期限を経過したあとは、該携帯用通信端
末の機能の少なくとも一部を停止することができる。停
止される機能には、例えばデータの受信機能やデータの
記憶機能等があげられる。データの受信を禁止する場合
には、携帯用通信端末の主要機能を停止することになる
ため、使用期間を制限して携帯用通信端末を貸与する場
合に、使用期間経過後に継続して使用されることを防止
することもできる。データの記憶機能を禁止する場合に
は、データは受信時に表示された後、携帯用通信端末内
に記憶されないため、データの秘匿を図ることができ
る。また、停止される機能は、全てのデータの受信機能
等を停止することのみならず、ある特定のデータに限っ
て受信機能等を停止するものとしてもよい。
【0021】本発明の第2の携帯用通信端末は、所定形
式によりデータを搬送可能な無線通信網を介して他の通
信装置から日時データと予定内容データとを含むスケジ
ュールデータを受信し、該スケジュールデータを内部に
記憶するスケジュールデータ記憶手段を有する携帯用通
信端末であって、受信したデータが前記スケジュールデ
ータであるか否かを判定するデータ判定手段と、受信し
たデータがスケジュールデータであると判定されたとき
は、前記スケジュールデータ記憶手段に記憶されている
スケジュールデータに関し、該受信したスケジュールデ
ータに含まれる日時における予定内容データを更新する
データ更新手段とを備えることを要旨とする。
【0022】上述の手段を備える携帯用通信端末によれ
ば、前記データ作成装置から転送されたデータまたは他
の通信端末から送信されたデータを受信した場合に、受
信したデータがスケジュールデータであるか否かを判別
することができる。また、スケジュールデータを受信し
たと判別された場合には、そのスケジュールデータに含
まれる日時における予定内容データを更新することがで
きる。携帯用通信端末は、スケジュールデータを記憶さ
せることによっていわゆる電子手帳的に使用されたり、
緊急の連絡手段として活用されることが多い。従って、
上述の携帯用通信端末を用いれば、データ作成装置から
スケジュールデータを転送しさえすれば、自動的に携帯
用通信端末に記憶されているスケジュールデータが更新
されるため、その利便性が大きく向上する。また、上述
の携帯用通信端末によれば、自動的にスケジュールデー
タを更新することにより、スケジュールに関する緊急の
連絡を確実に行うことができるようになる。つまり、携
帯用通信端末でスケジュールの変更を伝えるメッセージ
を受信したにも関わらず、該メッセージの内容を確認す
る余裕がない場合でも、変更後のスケジュールと衝突す
る他の予定を組み込むおそれがなくなる。
【0023】なお、上記の携帯用通信端末には、さらに
該携帯用通信端末の使用期限を経過しているか否かを判
定する使用期限経過判定手段と、該使用期限経過判定手
段により使用期限を経過していると判定された場合には
前記データ更新手段によるデータ更新の少なくとも一部
を禁止する禁止手段と、を備えるものとしてもよい。
【0024】このようにすることで、使用期限経過後に
携帯用通信端末に記憶されているスケジュールデータが
所有者の意志に反して更新されることを防止することが
でき、次のような用途において有効となる。例えば、こ
のような携帯用通信端末を所有している者が、一定期間
開催されている会合等に参加する場合には、該会合の開
催期間中に限定して、会合予定に応じて自己の携帯用通
信端末のスケジュールデータを更新するようにできる。
この際、該会合の終了までを使用期限としておけば、会
合終了後は、自己の携帯用通信端末のスケジュールデー
タを意に反して更新される心配なく該携帯用通信端末を
引き続き使用することができるのである。
【0025】
【発明の他の態様】本発明の携帯用通信端末は他に次の
ような態様としてもよい。すなわち、所定形式によりデ
ータを搬送可能な無線通信網を介して他の通信装置から
名称データと連絡先データとを含むアドレスデータを受
信し、該アドレスデータを内部に記憶するアドレスデー
タ記憶手段を有する携帯用通信端末であって、受信した
データが前記アドレスデータであるか否かを判定するデ
ータ判定手段と、受信したデータがアドレスデータであ
ると判定されたときは、前記アドレスデータ記憶手段に
記憶されているアドレスデータに関し、該受信したアド
レスデータに含まれる名称データにおける連絡先データ
を更新するデータ更新手段とを備えることを要旨とす
る。
【0026】このような携帯用通信端末によれば、前記
アドレスデータ記憶手段に記憶されているアドレスデー
タの維持管理を容易に行うことができる。つまり、アド
レスデータに何らかの変更が生じた場合には、変更され
た後のアドレスデータをこの携帯用通信端末に送信しさ
えすればよい。該データを受信した携帯用通信端末は、
アドレスデータ記憶手段に記憶されているアドレスデー
タを更新するため、携帯用通信端末で複雑な操作をする
ことなくアドレスデータの維持管理をすることができ
る。
【0027】また、本発明はコンピュータプログラムを
用いてコンピュータに所定の機能を実現させることによ
っても成立するため、本発明の他の態様として、以下に
示すコンピュータ読みとり可能な記録媒体の態様として
もよい。
【0028】本発明の第1のコンピュータ読みとり可能
な記録媒体は、内部に記憶されたデータに応じて所定の
高低の音の組み合わせからなる信号音を発生する信号音
発生手段を備える携帯用通信端末と組み合わされて用い
られるデータ処理装置について、該データ処理装置の内
部に備えられたコンピュータにより該携帯用通信端末に
記憶されているデータを処理するためのプログラムを記
載したコンピュータ読みとり可能な記録媒体であって、
前記携帯用通信端末が発生する前記信号音の高低と所定
データとの対応関係を記憶しておく機能と、該携帯用通
信端末が発生する前記信号音を読み込む機能と、該読み
込んだ信号音を記憶された前記対応関係に基づいて所定
のデータに変換する機能とをコンピュータにより実現す
るプログラムを記載した記録媒体である。
【0029】このような記録媒体に記録されたコンピュ
ータプログラムがコンピュータにより実行されると、上
述の各機能を実現することができ、携帯用通信端末から
該コンピュータを備えるデータ処理装置へのデータ転送
を行うことができる。
【0030】第2のコンピュータ読みとり可能な記録媒
体は、無線通信網を介して他の通信装置から日時データ
と予定内容データとを含むスケジュールデータを受信
し、該スケジュールデータを記憶するスケジュールデー
タ記憶手段とコンピュータとを内部に備える携帯用通信
端末に用いられるプログラムを記録した記録媒体であっ
て、受信したデータが前記スケジュールデータであるか
否かを判定するデータ判定機能と、受信したデータがス
ケジュールデータであると判定されたときは、前記スケ
ジュールデータ記憶手段に記憶されているスケジュール
データに関し、該受信したスケジュールデータに含まれ
る日時における予定内容データを更新するデータ更新機
能と、をコンピュータにより実現するプログラムを記録
した記録媒体である。
【0031】第3のコンピュータ読みとり可能な記録媒
体は、無線通信網を介して他の通信装置から名称データ
と連絡先データとを含むアドレスデータを受信し、該ア
ドレスデータを記憶するアドレスデータ記憶手段とコン
ピュータとを内部に備える携帯用通信端末に用いられる
プログラムを記録した記録媒体であって、受信したデー
タが前記アドレスデータであるか否かを判定するデータ
判定機能と、受信したデータがアドレスデータであると
判定されたときは、前記アドレスデータ記憶手段に記憶
されているアドレスデータに関し、該受信したアドレス
データに含まれる名称における連絡先データを更新する
データ更新機能と、をコンピュータにより実現するプロ
グラムを記録した記録媒体である。
【0032】第2または第3の記録媒体に記録されたコ
ンピュータプログラムがコンピュータにより実行される
と、それぞれ上述の各機能を実現することができ、該コ
ンピュータを備えた携帯用通信端末におけるデータ処理
を効率的に行うことができる。
【0033】なお、記録媒体としては、フレキシブルデ
ィスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、
ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの
符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置
(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等
の、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用でき
る。
【0034】また、記録媒体は、コンピュータに上記の
発明の各工程または各手段の機能を実現させるコンピュ
ータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム
供給装置としての態様としてもよい。こうした態様で
は、プログラムをネットワーク上のサーバなどに置き、
通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータに
ダウンロードし、これを実行することで、上記の種々の
機能を実現することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例として
の無線データ通信装置の概略構成を示す説明図である。
無線データ通信装置は、大きくは、携帯用通信端末10
と、データ送受信端末30と、データ作成・処理装置4
0とから構成される。
【0036】まず、図2を用いて携帯用通信端末10の
構成について説明する。携帯用無線データ端末10とし
ては、携帯用コンピュータに携帯電話を接続したもの、
ページャおよびメール機能付携帯電話等の種々の形態が
考えられるが、本実施例では、ページャを携帯用通信端
末10として使用している。携帯用通信端末10の内部
構造は、周知のものであるため詳細な説明は省略し、ユ
ニット単位で概略構成を説明する。携帯用通信端末10
には、その機能をコントロールするための制御部12が
設けられており、この制御部12に、電波を受信するた
めの受信部20、外部からの操作を行うための操作部1
6、受信したデータ等の表示を行うための表示部18、
データ受信時の呼び出し音、ダイヤルトーンその他の信
号音を発生するための信号音発生部22およびデータを
記憶しておくための記憶部14が、それぞれデータバス
を介して電気的に接続されている。
【0037】図2では図示していないが、制御部12
は、内部にCPU、ROM、RAMを備えるワンチップ
マイクロコンピュータとして構成され、ROMおよびR
AMに記憶されているコンピュータプログラムにより、
後述の種々の処理を実行する。なお、記憶部14もRA
Mであり、図2では別ユニットとして図示されている
が、制御部12のRAMと一体のものとしてもよい。
【0038】上述の通り、本実施例ではページャを携帯
用無線データ端末10として用いているが、図2に示す
構成は、メール機能付携帯電話等その他の携帯用通信端
末においても同様である。従って、本発明は、ページャ
のみならず、メール機能付携帯電話等その他の携帯用通
信端末によっても実施することができる。
【0039】図1に戻り、データ送受信端末30の構成
を説明する。データ送受信端末30は、電波によりデー
タを送信するための送信部34と、携帯用通信端末10
から発せられる信号音を電気的な信号として入力するた
めの信号音入力部32から構成され、接続ケーブル36
によりデータ作成・処理装置40と電気的に接続されて
いる。データ送受信端末30は、接続ケーブル36を介
して、データ作成・処理装置40に制御されるととも
に、送信するデータおよび入力した信号音その他の電気
的な信号をデータ作成・処理装置40との間でやりとり
する。後述する通り、データ送受信端末30から携帯用
通信端末10へのデータ転送は両者が比較的近傍にある
状態で行われるため、データ送受信端末30の送信部3
4から発信される電波は比較的近傍でのみ受信できる程
度の微弱電波としてある。
【0040】データ作成・処理装置40は、本実施例で
は、いわゆる市販のパーソナルコンピュータである。そ
の内部構成は周知であるため、詳細は省略するが、ユニ
ット単位で概略構成を説明する。データ作成・処理装置
40は、内部にCPU42、メモリ44、入力部46、
表示部48、外部装置接続ポート50、記録媒体読みと
り部52を備え、これらはデータバスを介して相互に接
続されている。メモリ44は、ROMおよびRAMであ
る。表示部48は、CRTディスプレイであるが、デー
タ作成・処理装置40の操作に必要な情報が表示可能な
ものであれば、液晶ディスプレイその他の表示装置であ
ってもよい。前述の通り、記録媒体にはフレキシブルデ
ィスクやCD−ROMをはじめとして種々の媒体が存在
するため、記録媒体読みとり部52はこれらの記録媒体
に応じたものが用意されている。記録媒体読みとり部5
2は、記録媒体に記録された信号を読みとるだけでな
く、書き換え可能な記録媒体が用いられる場合には、そ
の記録媒体に信号を書き込む機能を有するものであって
もよい。また、外部装置接続ポート50には、ケーブル
36を介して前述のデータ送受信端末30が接続されて
いる。外部接続ポート50は、シリアルに信号をやりと
りする型、パラレルに信号をやりとりする型のいずれで
もよい。
【0041】なお、本実施例では、データ送受信端末3
0をデータ処理・作成装置40にケーブル36を介して
接続する構成をとっている。このような構成とすること
により、いわゆる市販のパーソナルコンピュータを利用
しつつ、簡易なデータ送受信端末30を別途接続するこ
とができるため、比較的容易かつ安価に装置が構成でき
るからである。もっとも、データ送受信端末30をデー
タ処理・作成装置40に内蔵するものとしてもよい。
【0042】本実施例の携帯用通信端末10として想定
するページャは、従来技術として既に述べた一般的デー
タ送受信の機能を有しているものである。即ち、無線通
信網を介して送信されたデータを受信する機能や、記憶
部14に記憶されているデータを呼び出し音発生用に用
意された信号音発生部22からダイヤルトーン信号に変
えて出力する機能等を有している。
【0043】無線通信網を介して送信されたデータを受
信する機能について、もう少し詳しく説明する。この送
信データの実体は前述の通りプッシュホン等を利用して
作成された一連のメッセージである。特定のページャに
対してデータを送信することができるように、無線通信
網を介して送信される際には、ページャ識別用のID等
をメッセージに付加した信号形式となる。携帯用通信端
末30は、受信部20により電波を受信すると、制御部
12が上述のIDを識別し、図示しないROMに記憶さ
れている自己のIDと比較する。この結果、自己宛の信
号であると認識した場合のみ、メッセージを記憶部14
に記憶するとともに、表示部18に表示する。また、呼
び出し音を発生するように設定されている場合には、信
号音発生部22から所定の呼び出し音を発生する。な
お、メッセージは操作部16の操作により、メッセージ
消去、検索用の見出しをつけて記憶部14に再記憶、表
示部18への再表示等の種々の処理が可能である。
【0044】記憶部14に記憶されているデータを、ト
ーン信号に変換して出力する機能について説明する。図
1では図示していないが、制御部12の内部に備えられ
ているROMには、文字と数字等の組み合わせからなる
トーン信号との対応を示す変換データが記憶されてい
る。例えば、「ア」と「1」「1」により発せられるト
ーン信号との組み合わせを対応させるデータである。制
御部12は、操作部16から、データをトーン信号に変
換して出力するための操作がなされると、上述の変換デ
ータに基づいて記憶部14に記憶されているデータを一
文字ずつトーン信号に変換し、信号音発生部22からト
ーン信号として出力する。出力されるデータの先頭に
は、操作部16の操作により、送信先の電話番号等のI
D番号を付加することもできる。また、出力されるデー
タは、携帯用通信端末10で作成されたデータのみなら
ず、無線通信網を介して他の通信装置から受信したデー
タ等、記憶部14、ROM、RAMに記憶されている種
々のデータとすることもできる。
【0045】以上は、携帯用通信端末10について既に
存在する一般的な機能である。次に本実施例特有の機能
について以下の順序で説明する。 (1)携帯用通信端末へのデータ転送機能 (2)携帯用通信端末からのデータ転送機能 (3)携帯用通信端末におけるデータ処理機能 (4)携帯用通信端末の使用期間制限機能
【0046】(1)携帯用通信端末へのデータ転送機能 図3は本実施例におけるデータ処理・作成装置40およ
びデータ送受信端末30から、携帯用通信端末10にデ
ータを送信する場合のフローを示したものである。この
機能は、携帯用通信端末10からメッセージを送信する
場合や携帯用通信端末10をいわゆる電子手帳的に使用
する場合に、送信用のメッセージやスケジュール、アド
レス等のデータを携帯用通信端末10に記憶させるため
に用いられる。小型化された携帯用通信端末10の操作
部16により上述のメッセージその他のデータを作成す
ることは、一般的には困難であり非効率的でもあるた
め、別途用意されたデータ処理・作成装置40により所
望のデータを作成した上で、携帯用通信端末10にデー
タを転送するのである。
【0047】データ転送のフローは、携帯用通信端末1
0の制御部12が実行するデータ受信ルーチンと、デー
タ処理・作成装置40に備えられるコンピュータが実行
するデータ発信ルーチンとからなる。データ処理・作成
装置40は、入力部46からデータ発信の指示が入力さ
れると、予め作成してあった転送用のデータを発信する
処理を実行する(ステップS110)。
【0048】フローチャートにはあえて示していない
が、この処理の細部は次の通りである。データ処理・作
成装置40のCPU42は、データ発信の指示を確認す
ると、メモリ44に記憶してある転送用のデータを読み
出し、信号変換して、外部装置接続用ポート50から出
力する。信号変換とは、転送用のデータを、携帯用通信
端末10に対し無線通信網を介してデータを送信する際
の形式に変換することをいう。つまり、転送用データに
携帯用通信端末10を特定するID等の信号を付加し、
メッセージを所定の数字の組み合わせに置換等して送信
用の信号を作成することをいう。無線通信網を介した送
信データの形式は携帯用通信端末10の種類によって異
なるため、信号変換もそれに応じたものとなる。こうし
て信号変換された転送用データは、ケーブル36を介し
てデータ送受信端末30に送信され、データ送信部34
から微弱電波として出力される。即ち、電波の出力が小
さいことを除けば、無線通信網を介して携帯用通信端末
10に送信される電波と同じ形式の電波がデータ送受信
端末30から発信されるのである。
【0049】一方、携帯用通信端末10が実行するデー
タ受信ルーチンは、本実施例のために組み込まれた特別
なルーチンではなく、無線通信網を介して送信される電
波を受信するために、所定の間隔で実行されているルー
チンそのものである。データ受信ルーチンにおいて、携
帯用通信端末10は、まずデータ受信を行う(ステップ
S100)。フローチャートには図示していないが、デ
ータ受信とは、受信部20により電波を受信し、制御部
12が電波に含まれているIDを識別し、図示しないR
OMに記憶されている自己のIDと比較して、自己宛の
信号を認識する処理をいう。データ受信をした後、携帯
用通信端末10は、所定の受信データ処理を実行する
(ステップS105)。受信データ処理は、あらかじめ
種々の設定が可能であり、通常は、受信したデータを記
憶部14に記憶するとともに、表示部18にデータを表
示する処理を行う。本実施例で行っている受信データ処
理については、後で詳述する。
【0050】上述の通り、データ送受信端末30から発
信される微弱電波は、無線通信網を介して携帯用通信端
末10にデータを送信する際の形式と同一形式の電波で
ある。従って、携帯用通信端末10に特別な機能を付加
しなくてもデータ送受信端末30からの電波を受信する
ことができ、データ処理・作成装置40からのデータ転
送を実行することができる。また、携帯用通信端末10
にはケーブル接続用の端子等を設ける必要もないため、
携帯用通信端末10の小型化を妨げることもない。ただ
し、本実施例のようにデータ処理・作成装置40として
市販のパーソナルコンピュータを用いる場合には、デー
タ送受信端末30を機能させるためのドライバプログラ
ムを記録した記録媒体から、記録媒体読みとり部52を
介して、データ発信ルーチンその他のプログラムを予め
パーソナルコンピュータにインストールする必要があ
る。
【0051】なお、微弱電波を用いているのは、上述の
データ転送は、通常データ処理・作成装置40と携帯用
通信端末10が近接した状態で実行されるからである。
つまり、データ処理・作成装置40から発信される電波
は、その付近数メートルの範囲で受信できる程度の出力
で十分だからである。また、この程度の微弱電波であれ
ば、特別な許認可を受ける必要なく使用することが可能
だからである。
【0052】なお、本実施例では、微弱電波として転送
用データに携帯用通信端末10を特定するID等の信号
を付加した上で送信用の信号形式とした電波を使用して
いるが、データ信号のみを含む形式としてもよい。本実
施例では微弱電波によりデータ処理・作成装置40と携
帯用通信端末10との間で1対1の関係で通信を行うも
のであるため、ID信号による認識は必ずしも必要では
ない。従って、例えば、通信モードを切り替える等の操
作により前記ID信号の識別を行わずにデータを受信す
ることができる携帯用通信端末10を用いれば、データ
信号のみを含む形式によって、データ作成装置からのデ
ータ転送を実現することができる。
【0053】(2)携帯用通信端末からのデータ転送機
能 次に、携帯用通信端末10からデータ処理・作成装置4
0にデータを送信する機能について図4を用いて説明す
る。この機能は、携帯用通信端末10に、別途保存した
り処理する必要がある重要なデータが記憶されている場
合に、そのデータをデータ処理・作成装置40に転送す
るために用いられる。小型化された携帯用通信端末10
の記憶部14は容量が小さく、入力キーが少ない等の理
由から、大量のデータ記憶や処理に向かない他、携帯用
通信端末10からフレキシブルディスク等の記録媒体に
データを記録することは通常できないからである。
【0054】データ転送のフローは、携帯用通信端末1
0の制御部12が実行するデータ発信ルーチンと、デー
タ処理・作成装置40に備えられるコンピュータが実行
するデータ受信ルーチンとからなる。
【0055】データ発信ルーチンは、操作部16からデ
ータ発信の指示が入力されると、記憶部14に記憶され
ている転送用のデータを発信する処理を実行する(ステ
ップS120)。この処理は、本実施例のために組み込
まれた特別なルーチンではなく、携帯用通信端末10に
既に用意されているルーチンそのものである。フローチ
ャートにはあえて示していないが、この処理の細部は次
の通りである。携帯用通信端末10の制御部12は、デ
ータ発信の指示を確認すると、記憶部14に記憶してあ
る転送用のデータを読み出し、トーン信号に変換して、
信号音発生部22から出力する。トーン信号への変換
は、制御部12のROMに記憶されている変換データに
基づいて、転送用データを一文字ずつ所定の数字等の組
み合わせに置換することにより行われる。
【0056】携帯用通信端末10が実行するデータ発信
ルーチンと並行して、データ処理・作成装置40はデー
タ受信ルーチンを実行する。データ受信ルーチンが開始
されると、データ処理・作成装置40は、携帯用通信端
末10が発信したトーン信号の入力を行う(ステップS
125)。入力は、データ送受信端末30に備えられた
信号音入力部32でトーン信号を電気信号に変換し、ケ
ーブル36および外部装置接続ポート50を介してデー
タ処理・作成装置40内のメモリ44に記憶することに
より行う。信号音入力部32は、通常のマイクを用いる
ことができる。次にデータ処理・作成装置40は、トー
ン信号からデータへの変換を行う(ステップS13
5)。データ処理・作成装置40のメモリ44には、ト
ーン信号と数字等の変換データが記憶されており、この
データに基づいてステップS135においてメモリ44
に記憶したトーン信号を一旦数字等に変換し、メモリ4
4に再度記憶する。メモリ44には、数字等の組み合わ
せと文字との対応を示す文字変換データが記憶されてい
る。例えば、「ア」と「1」「1」の組み合わせを対応
させるデータである。一旦数字等に変換されメモリ44
に再度記憶された入力データは、上述の文字変換データ
に基づいて文字列に変換される。こうして再現された受
信データをメモリ内の所定の領域に記憶して(ステップ
S135)、データ受信ルーチンを完了する。
【0057】なお、上述のデータ受信ルーチンでは、ト
ーン信号を入力時、数字等のデータへの変換時、および
文字データの再現時にそれぞれメモリ44に記憶してい
るが、CPU42の処理速度が速い場合には、トーン信
号の入力時に、数字等のデータへの変換および文字デー
タへの変換を実行し、文字データのみをメモリ44に記
憶していくものとしてもよい。
【0058】携帯用通信端末10は、特別な機能を付加
しなくてもトーン信号を発生することができ、データ処
理・作成装置40へのデータ転送を実行することができ
る。また、トーン発生に用いられるスピーカは、発呼音
を発生するためのスピーカを用いているため、携帯用通
信端末10の小型化の妨げとはならない。ただし、本実
施例のようにデータ処理・作成装置40として市販のパ
ーソナルコンピュータを用いる場合には、データ受信ル
ーチンを含むプログラムを記録した記録媒体から、記録
媒体読みとり部52を介して、プログラムを予めパーソ
ナルコンピュータにインストールする必要がある。
【0059】なお、本実施例のようにデータ処理・作成
装置40として市販のパーソナルコンピュータを用いる
場合、携帯用通信端末10からパーソナルコンピュータ
へのデータ転送は、データ送受信端末30を用いなくて
も実現することができる。市販のパーソナルコンピュー
タにはマイクを接続可能なものもあるため、このような
パーソナルコンピュータにおいては、マイクを接続し音
声入力部32として使用すればよい。
【0060】(3)携帯用通信端末におけるデータ処理
機能 次に携帯用通信端末10における受信データ処理ルーチ
ンについて、図5を用いて説明する。携帯用通信端末1
0は、データ受信ルーチンにおいてデータを受信した後
(図3のステップS100)、本ルーチンを実行する。
まず、携帯用通信端末10は、受信したデータについ
て、識別子の認識を行う(ステップS140)。本実施
例では、送信されるデータの種類に応じて、データの先
頭に2文字からなる記号を識別子として付加してある。
識別子が「#S」からなる文字である場合には携帯用通
信端末は、スケジュールデータを受信したと判断して、
スケジュール変更処理を行い(ステップS150)、識
別子が「#A」である場合には、住所録データを受信し
たと判断して、住所録変更処理を行う(ステップS15
5)。また、識別子がない場合、即ち受信したデータの
先頭2文字が「#S」「#A」等の所定の文字列に該当
しない場合には、単なるメッセージと判断し、携帯用通
信端末はメッセージ記憶処理(ステップS145)を行
う。
【0061】なお、識別子は、上述の方式に限定される
ものではなく、データ種類を判別できる何らかの情報で
あれば構わない。例えば、データの種類に応じて受信デ
ータの文字数を特定するものであってもよいし、携帯用
通信端末10が複数の周波数の電波を受信する能力を有
しているものであれば、データの種類に応じて電波の周
波数を変えてもよい。
【0062】また、データ処理の内容も、上述のスケジ
ュール変更処理(ステップS150)や住所録変更処理
(ステップS155)に限定されるものではなく、天気
予報や時報の受信等、種々の処理が考えられる。既存の
ページャにおいて、天気予報や時報の受信等、種々のデ
ータ受信および処理が実現されているが、スケジュール
変更処理については、未だ実現されておらず、本発明の
実施例に特徴的な部分であるため、次にこの処理につい
て図6を用いて説明する。
【0063】受信データ処理ルーチンにおいて、スケジ
ュール変更処理が実行されると(図5のステップS15
0)、携帯用通信端末10は受信データから日時データ
を読み込み(ステップS165)、その後、予定内容デ
ータを読み込む(ステップS170)。スケジュールデ
ータには、所定の様式で日時データと予定内容データと
が含まれているため、それぞれのデータを識別して入力
するのである。本実施例では所定の様式は、上述の識別
子に続くデータの先頭から日時データ、予定内容データ
の順で続く様式としており、日時データは年月日時分の
順に各2桁の数字で表した一連のデータとしている。も
っとも、所定の様式はこれに限定されるものではなく、
例えば日時データを示す識別子や予定内容データを示す
識別子をそれぞれ用意するものとしてもよい。
【0064】日時データおよび予定内容データを読み込
んだ後、携帯用通信端末10は、記憶部14に記憶され
ているスケジュールデータを参照し、受信したデータに
該当する日時のスケジュールが空いているか否かを判定
する(ステップS175)。スケジュールが空き状態で
ある場合には、該当時間に新たなスケジュールを入れて
もよいため、受信したデータに基づいて、該当する日時
に予定内容データを挿入する(ステップS180)。一
方、該当時間のスケジュールが空き状態でない場合に
は、該当時間の旧スケジュールを消去した上で、受信し
たスケジュールに変更するスケジュール更新処理を行う
(ステップS185)。
【0065】もっとも、必ずしも受信したスケジュール
が旧スケジュールより優先すべきものであるとは限らな
いため、スケジュールが重複しているか否かに関わら
ず、受信したスケジュールを記憶するものとしてもよ
い。また、別途モード設定することにより、スケジュー
ルが空き状態でない場合の処理を選択可能なものとして
もよい。
【0066】携帯用通信端末10が、携帯用コンピュー
タを主体とするものなど、各種のプログラムを利用して
データ処理を実行する機能を有していることもある。こ
のような携帯用通信端末10を利用する場合には、上述
のスケジュール変更処理を実現するプログラムを記録し
た記録媒体から、そのプログラムをインストールするこ
とによって本実施例の携帯用通信端末10を構成するも
のとしてもよい。
【0067】なお、スケジュールデータは、携帯用通信
端末10が別途備える管理ルーチンにより、表示部18
に日時順に表示したり、日時を特定して表示したり、予
定内容を検索したりすることができる。このようなスケ
ジュール管理機能は、既に存在する種々のものが適用で
きるため、ここでは説明を省略する。
【0068】このような機能を有する携帯用通信端末1
0によれば、スケジュールデータを別途データ作成装置
40で作成し、携帯用通信端末10に転送しさえすれ
ば、スケジュールデータの更新がされる。従って、小型
化され操作しづらい携帯用通信端末10で複雑な操作を
する必要がなくなり、利便性が大きく向上する。また、
このような機能を有する携帯用通信端末10は、スケジ
ュールの変更について緊急に連絡する必要がある場合
に、その連絡を確実に行うことができるようになる。つ
まり、携帯用通信端末10でスケジュールの変更を伝え
るメッセージを受信した場合、該メッセージの内容を確
認していなかったとしても、変更後のスケジュールと衝
突する他の予定を組み込むおそれがなくなる。
【0069】このような携帯用通信端末10の機能を生
かして、次のような使用方法も考えられる。携帯用通信
端末10は、例えば、企業において顧客先の訪問等をす
る社員への連絡手段として使用されることが多い。この
際、これら社員の保持する携帯用通信端末10への電話
番号を一つのグループとして登録しておくことにより、
一送信手順でグループ内の全社員に連絡をとることもで
きる。従って、上述の職務を担う複数の社員が本実施例
による携帯用通信端末10を所持していれば、スケジュ
ールの変更をほぼ同時かつ確実に全員に連絡することが
できる。従来の携帯用通信端末でも、ほぼ同時に上記変
更を送信することが可能ではあったが、既に述べた通り
連絡の確実性に欠ける面があった。また、確実に連絡を
行うために携帯電話等で各人に連絡を取っていては、連
絡の負担が大きくなる。従って、本実施例の携帯用通信
端末10は、上記社員の業務上、非常に有効な連絡手段
となる。
【0070】(4)携帯用通信端末の使用期間制限機能 図7に携帯用通信端末10の使用期限を制限するための
使用期限管理ルーチンの流れを示す。本ルーチンは、携
帯用通信端末10の制御部12により、データ受信の度
に実行されるものである。図3に示すデータ受信ルーチ
ンが実行される前に本ルーチンを実行するものとしても
よいし、データ受信ルーチンにおけるデータ受信(ステ
ップS100)の中またはその直後に実行するものとし
てもよい。
【0071】使用期限管理ルーチンが実行されると、携
帯用通信端末10は、記憶部14に記憶されている現在
の日付データ(DAY)を入力し(ステップS19
0)、同じく記憶部14に記憶されている使用期限デー
タ(DLIM)を入力する(ステップS195)。本実
施例では、現在の日付データ(DAY)および使用期限
データ(DLIM)ともに年月日の順に4桁または2桁
を与える計8桁の値として記録されている。例えば、
「1997年7月19日」であれば、「1997071
9」という8桁の数字を日付データ等としている。もっ
とも、日付データおよび使用期限データはこのような形
式に限定される必要はない。
【0072】次に現在の日付が使用期限を経過している
か否かを判定する。本実施例では、上述の通り日付デー
タ(DAY)および使用期限データ(DLIM)を8桁
の数値としているため、その大小関係により使用期限を
経過しているか否かを判定する(ステップS200)。
【0073】日付データ(DAY)が使用期限データ
(DLIM)よりも大きい場合には、使用期限を経過し
ていることを意味するため、データ受信禁止処理を実行
する(ステップS205)。その他の場合には、使用期
限を経過していないため、何も処理せず使用期限管理ル
ーチンから抜ける。
【0074】データ受信禁止処理(ステップS205)
としては、制御部12がデータ受信ルーチンを実行しな
いようにフラグをたてる方法や、データ受信ルーチンに
おけるデータ受信ステップ(図3のステップS100)
でデータに付されたIDの識別を正しく行わないように
し、自分宛のデータを認識できないようにする方法など
種々の方法をとることができる。また、データの識別子
を利用して、特定のデータについてのみデータ受信禁止
処理(ステップS205)を実行するようにしてもよ
い。
【0075】このような機能を有する携帯用通信端末1
0によれば、使用期限を経過した後は、データ受信が禁
止されるため、携帯用通信端末10は主要な機能を果た
すことができなくなる。従って、使用期間を制限して携
帯用通信端末10を貸与する場合に、使用期間経過後に
継続して使用されることを防止することもできる。例え
ば、ある会合が開催されている場合に、開催期間中のス
ケジュール変更を知らせる目的で、その参加者に上記の
携帯用通信端末10を貸与する場合等が考えられる。ま
た、特定のデータについてのみデータ受信禁止とすれ
ば、自己の携帯用通信端末10を有する者が上記の会合
に参加している場合に、会合終了後はそのスケジュール
変更データの受信のみを禁止して、それまで通り携帯用
通信端末10を使用することができる。
【0076】なお、こうした用途で携帯用通信端末10
を用いる場合には、スケジュール変更データを受信する
複数の携帯用通信端末10を、前述した一つのグループ
として登録しておくことが望ましい。一方、上述の用途
で使用するために、使用期限を制限して携帯用通信端末
10を複数人に貸与する場合には、全携帯用通信端末1
0の電話番号を同一のものとしておく方法も考えられ
る。
【0077】本実施例では、使用期限を経過している時
にデータの受信を禁止するものとしたが、携帯用通信端
末10の使用を制限するためには、その他の種々の処理
が考えられる。例えば、データの受信はするが表示を禁
止する処理としてもよいし、データの受信および表示は
するが記憶部14への記憶を行わないものとしてもよ
い。
【0078】なお、携帯用通信端末10を繰り返して使
用できるようにするため、使用期限データは制御部12
内部のメモリに記憶させるものとし、書き換え可能とす
ることが望ましい。このようなメモリとしては、RA
M、PROM、EEPROM、フラッシュROM等種々
の手段を採ることができる。また、書き換えはハード的
に行うものとしてもよいし、ソフト的に行うものとして
もよい。ハード的な書き換え方法としては、携帯用通信
端末10を分解することを要する構成としたり、特殊な
コネクタを要する構成とすること等が考えられる。ま
た、ソフト的な書き換え方法としては、前述のデータ作
成・処理装置40から携帯用通信端末10へ、所定のパ
スワードとともに使用期限データを転送することにより
行う方法が考えられる。
【0079】以上、本発明の実施例およびその変形例に
ついて説明してきたが、本発明はこれらに限定されるも
のではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、さらに種々
の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線データ通信装置の概略構成を示す
説明図である。
【図2】本発明の携帯用通信端末の概略構成を示す説明
図である。
【図3】コンピュータから携帯用通信端末へデータを転
送する処理の流れを示したフローチャートである。
【図4】携帯用通信端末からコンピュータへデータを転
送する処理の流れを示したフローチャートである。
【図5】携帯用通信端末が受信したデータを処理する流
れを示したフローチャートである。
【図6】携帯用通信端末がスケジュールデータを受信し
た場合の処理の流れを示したフローチャートである。
【図7】携帯用通信端末で使用期限管理が行われる場合
の処理の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…携帯用通信端末 12…制御部 14…記憶部 16…操作部 18…表示部 20…受信部 22…信号音発生部 30…データ送受信端末 32…信号音入力部 34…データ送信部 36…接続ケーブル 40…データ作成・処理装置 42…CPU 44…メモリ 46…入力部 48…表示部 50…外部装置接続ポート 52…記録媒体読みとり部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形式によりデータを搬送可能な電波
    を用いた無線通信網を介して他の通信装置から送信され
    たデータを受信し、該データを含む種々のデータを内部
    に記憶可能な携帯用通信端末と、 該携帯用通信端末に記憶される前記データを作成し、該
    作成されたデータを前記無線通信網を介さずに該携帯用
    通信端末に転送するデータ作成装置とからなる無線デー
    タ通信装置であって、 該データ作成装置は、 前記無線通信網を介して該携帯用通信端末に送信される
    前記所定形式で、かつ前記無線通信網において用いられ
    る前記電波よりも微弱な電波により、該作成データを出
    力するデータ出力手段を備える無線データ通信装置。
  2. 【請求項2】 所定形式によりデータを搬送可能な無線
    通信網を介して他の通信装置との間でデータをやりとり
    し、該データを含む種々のデータを内部に記憶可能な携
    帯用通信端末と、 該携帯用通信端末からの前記データの転送を受け、該デ
    ータの処理を行うデータ処理装置とからなる無線データ
    通信装置であって、 該携帯用通信端末は、 所定の高低の音の組み合わせからなる発呼音を発生する
    ためのスピーカと、 該スピーカを用いて、内部に記憶されたデータに応じて
    所定の高低の音の組み合わせからなる信号音を発生する
    信号音発生手段とを備えており、 該データ処理装置は、 該発生された信号音を取り込む音声入力手段と、 該音声入力手段により入力された音声に基づいて前記携
    帯用通信端末に記憶されていたデータを再現する信号音
    認識手段とを備えている無線データ通信装置。
  3. 【請求項3】 所定形式によりデータを搬送可能な無線
    通信網を介して他の通信装置との間でデータをやりとり
    する携帯用通信端末であって、 さらに該携帯用通信端末の使用期限を経過しているか否
    かを判定する使用期限経過判定手段と、 該使用期限経過判定手段により使用期限を経過している
    と判定された場合には、該携帯用通信端末の機能の少な
    くとも一部を停止する停止手段とを備える携帯用通信端
    末。
  4. 【請求項4】 所定形式によりデータを搬送可能な無線
    通信網を介して他の通信装置から日時データと予定内容
    データとを含むスケジュールデータを受信し、該スケジ
    ュールデータを内部に記憶するスケジュールデータ記憶
    手段を有する携帯用通信端末であって、 受信したデータが前記スケジュールデータであるか否か
    を判定するデータ判定手段と、 受信したデータがスケジュールデータであると判定され
    たときは、前記スケジュールデータ記憶手段に記憶され
    ているスケジュールデータに関し、該受信したスケジュ
    ールデータに含まれる日時における予定内容データを更
    新するデータ更新手段とを備える携帯用通信端末。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の携帯用通信端末であっ
    て、 さらに該携帯用通信端末の使用期限を経過しているか否
    かを判定する使用期限経過判定手段と、 該使用期限経過判定手段により使用期限を経過している
    と判定された場合には前記データ更新手段によるデータ
    更新の少なくとも一部を禁止する禁止手段と、を備える
    携帯用通信端末。
JP9176382A 1997-06-16 1997-06-16 無線データ通信装置 Pending JPH118887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176382A JPH118887A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 無線データ通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176382A JPH118887A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 無線データ通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH118887A true JPH118887A (ja) 1999-01-12

Family

ID=16012672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9176382A Pending JPH118887A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 無線データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH118887A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000284874A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Mitsumi Electric Co Ltd 変換コネクタ
JP2011237516A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報閲覧装置及び管理装置並びに情報閲覧システム
JP2012011750A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Seiko I Infotech Inc 記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000284874A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Mitsumi Electric Co Ltd 変換コネクタ
JP2011237516A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報閲覧装置及び管理装置並びに情報閲覧システム
JP2012011750A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Seiko I Infotech Inc 記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7151922B2 (en) Mobile telephone using subscriber card
JP4165452B2 (ja) 携帯通信端末及びその情報管理方法
US7519398B2 (en) Communication terminal apparatus and a communication processing program
US5987609A (en) System for remotely securing/locking a stolen wireless device via an Email message
CN105912392A (zh) 日历提醒的方法、装置和移动终端
JP3901666B2 (ja) 移動電話機
US6968361B2 (en) Method of transmitting and receiving electronic mail and communication terminal
JP2009010466A (ja) 通信端末
US6353736B1 (en) Information communication terminal with charging management function
JP2000151798A (ja) ダイヤル/データロック機能付き携帯電話
JPH118887A (ja) 無線データ通信装置
JP2000174894A (ja) 携帯電話機
JP2006129267A (ja) 携帯端末装置
KR20050048162A (ko) 사생활 보호 기능을 갖는 이동통신 단말 및 이를 이용한착신 정보 관리 방법
CN1610435B (zh) 移动终端和使用移动终端的管理数据接收的方法
JP2000286950A (ja) 通信制御方法及び移動通信端末
JP2006352519A (ja) データバックアップ装置、データバックアップ方法及びデータ復元方法
JP2006074103A (ja) 携帯通信端末および端末間通信方法
JPH11252274A (ja) 電子メール管理機能付電話機、電子メール管理方法および電子メール管理プログラムを記録した記憶媒体
JP2002300298A (ja) 移動無線端末装置
JPH03256426A (ja) 情報配信方法
JP2004096655A (ja) 携帯電話装置、移動通信システム及びそれに用いるリモートアクセス方法並びにそのプログラム
JP2001186277A (ja) 無線通信装置およびその制御方法
JP4381700B2 (ja) 携帯通信端末及びその制御プログラム
US6845247B1 (en) Communication terminal apparatus and seal-like recording medium