JPH1188737A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JPH1188737A
JPH1188737A JP9250641A JP25064197A JPH1188737A JP H1188737 A JPH1188737 A JP H1188737A JP 9250641 A JP9250641 A JP 9250641A JP 25064197 A JP25064197 A JP 25064197A JP H1188737 A JPH1188737 A JP H1188737A
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JP
Japan
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video camera
camera
handle
key
cameraman
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JP9250641A
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English (en)
Inventor
Hiroki Oka
広樹 岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラマンの手首に大きな負担を掛けないよ
うにして、ローアングル撮影を長時間、安定して行える
ようにすること。 【解決手段】 把手11の前端11aを低くし、把手1
1の後端11bを高くし、かつ、把手11をほぼ1/4
円弧状に形成して、その把手11の長さ方向の中央部の
外側に接する接線Tを撮像レンズ7の光軸Fと交差する
仰角θ2 に設定したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオジ
ャーナリスト用のビデオカメラに適用するのに最適なビ
デオカメラの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、映像/音声の記録装置を内蔵
した一般的なビデオカメラは、横長で水平なカメラ本体
の前端に撮像レンズを水平に取り付け、そのカメラ本体
の底部中央部にほぼ鞍型に凹ませたショルダーパッドを
取り付けると共に、そのカメラ本体の底部で、ショルダ
ーパッドの前後両側の2箇所にカメラスタンドへの取付
部を配置し、カメラ本体の上部に把手を水平に取り付け
ると共に、その把手の前端にビューファインダーやマイ
クロホン等を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水平な
把手は、カメラマンがその把手の長さ方向のほぼ中央部
を片手で握って、ビデオカメラを吊り下げて運ぶ際に、
そのビデオカメラを水平に安定させるのには好都合であ
る反面、ローアングル撮影時には著しく不便であった。
即ち、把手が水平であると、ローアングル撮影時に、カ
メラマンが把手を片手で握った状態で、撮像レンズが上
向きになるようにビデオカメラを上向きに傾けるために
は、手首を上向きに曲げる以外に方法がなく、ビデオカ
メラの荷重が手首に直接かかることになる。従って、従
来は、ローアングル撮影時に、カメラマンの手首に大き
な負担がかかって、カメラマンが著しく疲労し易く、ロ
ーアングル撮影を長時間安定して続けることは非常に困
難であった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カメラマンの手首に大きな負担を
かけないようにして、ローアングル撮影を長時間、安定
して行えるようにしたものを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のビデオカメラは、把手の前端を低くし、後
端を高くすると共に、その把手の長さ方向のほぼ中央部
の上面に接する接線を撮像レンズの光軸と交差する仰角
に設定したものである。
【0007】上記のように構成された本発明のビデオカ
メラは、把手をカメラ本体に対して全体として前方下方
に傾斜させることができるので、カメラマンがその把手
を片手で握って、ビデオカメラを吊り下げた時に、把手
の長さ方向のほぼ中央部の上面に接する接線が水平にな
ることによってビデオカメラの撮像レンズが自然に上向
きに傾斜されたローアングル体勢を極く自然にとること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したビデオカ
メラの実施の形態を図を参照して説明する。
【0009】「撮像システムの説明」まず、図1及び図
2に示すように、本発明はビデオジャーナリスト用とし
て開発された小型、軽量のビデオカメラ1と、そのビデ
オカメラ1から切り離されたワイヤレスのグラストロン
装置31及びマイクロホン付のリモートコントロール装
置41や後述するカメラスタンド51によって撮像シス
テムを構成している。そして、図1及び図2は撮像スタ
イルの一例であるスタンダード撮影時の様子を示したも
のであって、グラストロン装置31をカメラマンCMの
頭部HDに装着して、そのグラストロン33を例えば右
目REにセットすると共に、そのナレーション用マイク
ロホン34を口元MOにセットする。そして、ビデオカ
メラ1を例えば右肩RS上に担いで、右手RH1本だけ
でそのビデオカメラ1を支える。そして、マイクロホン
付のリモートコントロール装置41を左手LHで握っ
て、そのインタビュー用のマイクロホン43によってニ
ュース取材時等のインタビューを行うようにしたもので
ある。
【0010】従って、この撮像システムによれば、カメ
ラマンCMは左目LHで取材相手等を直視できる一方、
グラストロン装置31のグラストロン33に表示される
撮影中のモニター画像等の確認等を安定して行える。そ
して、そのグラストロン装置41が切り離されたことに
よって操作性が格段に向上したビデオカメラ1を右手R
Hのみで簡単に、かつ、自在に操作して撮影画像のアン
グルやショットを自在に切り換える。そして、マイクロ
ホン付のリモートコントロール装置41のインタビュー
用マイクロホン43を左手LHによって自在に操作して
適切なインタビューを行うことができる。
【0011】以下、ビデオカメラ1、グラストロン装置
31、マイクロホン装置41及びカメラスタンド51の
詳細を順に説明する。 「ビデオカメラの説明」まず、図4〜図8によって、ビ
デオカメラ1について説明する。即ち、このビデオカメ
ラ1のカメラ本体2は、ほぼ角筒型で、側面形状がほぼ
1/4円弧の円環状(ほぼドーナツ形状をほぼ4等分し
た形状のこと)に弯曲されていて、そのカメラ本体2の
前端2aを低く、後端2bを高くすることによって、こ
れら前後両端2a、2b間には高低差H1 を形成したも
のである。そして、このカメラ本体2の前端2aの前側
端面である前端面2cが垂直に形成される一方、後端2
bの後側側面である後端面2dは斜め後方上方に向う角
度θ1 の斜面に形成されている。そして、このカメラ本
体2の前端2aの下面である底面2eが水平に形成さ
れ、このカメラ本体2aのほぼ1/4円弧の内周面2f
及び外周面2gは同心円形状のほぼ1/4円弧面に形成
されている。
【0012】そして、このカメラ本体2の前端2aの内
部に撮像装置(図示せず)が内蔵されていて、このカメ
ラ本体2の垂直な左側面2hの後端2b側に開閉蓋3が
形成され、その開閉蓋3の内部に記録再生装置の一例で
ある光ディスク4を用いる光ディスク装置5が内蔵され
ている。そして、このカメラ本体2の前端面2cにレン
ズマウント6を介して撮像レンズ7が脱着可能で、か
つ、水平に取り付けられていて、その撮像レンズ7の水
平な光軸Fが内部の撮像装置の光軸に一致されている。
そして、その撮像レンズ7の左側面(図6で左側の側
面)には、ほぼ筒形で側面形状が後方上方に向ってやや
円弧状に弯曲されたグリップ8がほぼ垂直状に取り付け
られている。
【0013】そして、発泡ウレタンフォーム等の弾性部
材で構成されたショルダーパッド10がカメラ本体2の
ほぼ1/4円弧状に弯曲されている内周面2fに沿って
ほぼ1/4円弧状に取り付けられていて、このショルダ
ーパッド10の前端10aが低く、後端10bが高く構
成されていて、これら前後両端10a、10b間には高
低差H2 が形成されている。そして、撮像レンズ7の光
軸Fがショルダーパッド10の最上端位置である後端1
0bよりも段差H3 だけ低い位置に配置されている。
【0014】そして、このカメラ本体2のほぼ1/4円
弧状に弯曲されている外周面2gの外側(上方及び前後
の外周位置を言う)には、その外周面2gとほぼ平行に
ほぼ1/4円弧状に弯曲された把手11が取り付けられ
ている。従って、この把手11も前端11aが低く、後
端11bが高く構成されていて、これら前後両端11
a、11b間には高低差H4 が形成されている。この
際、この把手11は、その長さ方向(ほぼ1/4円弧に
沿った方向を言う)のほぼ中央部11cにて、その把手
11の上面である外周面11dに接する接線Tが撮像レ
ンズ7の光軸Fと交差する仰角θ2 となるように設定し
たものであり、この接線Tの内側(図4で左下側の範
囲)で、その接線Tに沿って把手11を弯曲させれば良
い。従って、この把手11はカメラ本体2の外周面2g
とほぼ平行なほぼ1/4円弧状であっても良いし、或い
は、そのほぼ1/4円弧に沿った多角形状に弯曲させた
ものであっても良い。そして、この実施形態では、この
把手11を上記のようにほぼ1/4円弧状に弯曲させて
いる。そして、この把手11の内周面の前端(最下端位
置)11aには指掛け用の凹部11が形成されている。
【0015】そして、このカメラ本体2の後端面2dに
は、後述するグラストロン装置31及びリモートコント
ロール装置41との間で映像信号/音声信号の送受信を
行うアンテナ12aを有するトランスミッタ12及びバ
ッテリーパック13が脱着可能に装着されている。そし
て、このカメラ本体2の撮像レンズ7とショルダーパッ
ド10との間に配置されている水平な底面2eである1
箇所に、後述するカメラスタンド51への取付部14が
水平に取り付けられている。なお、この取付部14は従
来公知のように、後述するカメラスタンド51の雲台5
4上にありつぎ構造(ありみぞと鳩尾状のありとによる
嵌合構造)によって脱着可能に取り付けられるものであ
る。そして、このビデオカメラ1では、カメラ本体2に
撮像レンズ7、トランスミッタ12及びバッテリーパッ
ク13を装着したフル装備状態で、重心Gが取付部14
の前後長さL1 の範囲内に掛かるように構成されてい
る。そして、把手11の中央部11cは重心G位置より
も距離L4 だけ前方側(撮像レンズ7の先端側)に配置
されている。
【0016】「ビデオカメラのファンクションキーやス
イッチの説明」このビデオカメラ1のグリップ8の上端
面及び前面の上端には、スタート/ストップキー15、
マーク/クリックキー16、ズームキー17が設けら
れ、グリップ8を握った状態で、これらのキー操作が容
易にできるようになされる。なお、スタート/ストップ
キー15は、撮影(映像記録)を開始し、又は停止させ
るためのプッシュ方式の操作キーである。マークキー1
6は撮影中に、その記録映像内でのマーキングポイント
を指定するためのプッシュ方式の操作キーである。つま
り収録中にマーク/クリックキー16が操作されると、
記録媒体である光ディスク4上で、そのタイミングでの
記録位置についてマーキングを行ったインデックスデー
タが形成され、後の再生時に簡単にそのポイントを探し
出すことができるようにするものである。また、ズーム
キー17は、撮像レンズ7をワイド側からテレ側まで任
意にズーム操作するためのシーソー型の操作キーであ
る。
【0017】また、このビデオカメラ1のカメラ本体2
の垂直な右側面2i側には、モードスイッチ18、ホワ
イトバランスキー19、アウトプットキー20、ゲイン
キー21、メニューキー22、フォーカスモードキー2
3、手振れ補正モードキー24、電源キー25等が設け
られている。なお、モードスイッチ18は、撮像モード
と編集モードを選択するスライドスイッチに構成されて
いる。また、カメラ本体2の適宜位置には、入出力端子
部26等の各種端子が設けられていて、この入出力端子
26には、例えば外部機器に対してモニタ映像信号/音
声信号を出力する出力端子や、外部機器から映像信号/
音声信号を入力する入力端子、マイクロホン入力端子等
が設けられている。
【0018】「グラストロン装置の説明」次に、図15
によって、グラストロン装置31について説明する。即
ち、このグラストロン装置31は、平面形状がほぼC型
に弯曲されたヘッド装着用バンド32を有していて、こ
のヘッド装着用バンド32の両端にビューファインダー
を構成しているグラストロン33と小型のナレーション
用マイクロホン34が取り付けられている。そして、こ
のヘッド装着用バンド32の長さ方向の中央部等の位置
にはアンテナ35aを有するトランスミッタ/バッテリ
ーパック35が取り付けられていて、そのヘッド装着用
バンド32のグラストロン近傍位置には電源スイッチ3
6が設けられている。なお、グラストロン33は小型の
液晶表示パネルを備えていて、この液晶表示パネルには
撮影中のモニター画像や再生画像、GUI(グラフィカ
ル・ユーザー・インターフェース)画像等を表示するこ
とができるビューファインダー機能を備えている。ま
た、トランスミッタ/バッテリーパック35のトランス
ミッタはビデオカメラ1のトランスミッタ12を介して
ビデオカメラ1との間で映像信号/音声信号の送受信を
行う。
【0019】「マイクロホン付のリモートコントロール
装置の説明」次に、図16によって、マイクロホン付の
リモートミントロール装置41について説明する。即
ち、このリモートコントロール装置41は、小型のリモ
ートコントロール装置本体42の先端に出し入れ方式の
マイクロホン43が取り付けられていて、そのリモート
コントロール装置本体42の先端側には、パン/チルト
キー44、ズームキー45、電源スイッチ46、スター
トストップキー47、マーク/クリックキー48等が設
けられている。なお、パン/チルトキー44は後述する
カメラスタンド51のパン動作/チルト動作を指示する
ための操作キーであり、上下左右方向に押圧可能な十字
押圧キーに構成されている。そして上下の押圧ポイント
がチルト操作、左右の押圧ポイントがパン操作となる。
また、ズームキー45はビデオカメラ1のズームキー1
7と同様に、撮像レンズ7をワイド側からテレ側まで任
意にズーム操作するためのシーソー型の操作キーであ
る。
【0020】また、スタート/ストップキー47は、ビ
デオカメラ1のスタート/ストップキー15と同様に、
撮影(映像記録)を開始し、又は、停止させるためのプ
ッシュ方式の操作キーである。また、マーク/クリック
キー48はビデオカメラ1のマーク/クリックキー16
と同様に、その記録映像内のマーキングポイントを指定
するためのマーキング操作キーであり、このマーク/ク
リックキー48が操作されたタイミングでの記録位置に
ついてマーキングを行ったインデックスデータが形成さ
れる。また撮影中以外では、GUI画面操作でのクリッ
ク操作となる。そして、これらの各種キー操作に伴うコ
マンド情報やインタビュー用マイクロホン43により集
音された音声信号等は、内部の送信部からビデオカメラ
1のトランスミッタ12を介してビデオカメラ1に送信
されることになる。また、電源スイッチ46はリモート
コントロール装置41の動作電源のオン/オフスイッチ
となるが、例えばマイクロホン43に電源スイッチを兼
用させ、マイクロホン43が図16の(C)に示すよう
にリモートコントロール装置本体42から引き出される
ことで電源オン、マイクロホン43が図5(B)のよう
にリモートコントロール装置本体42内に押し込まれる
(収納)ことで電源オフが行われるようなスイッチ構成
をとることもできる。
【0021】「カメラスタンド51の説明」次に、図9
によって、カメラスタンド51について説明する。即
ち、このカメラスタンド51は、三脚52の上部にパン
/チルト機構53を介して雲台54を取り付けたもので
あり、雲台54の上面上には、ビデオカメラ1の底面2
eの取付部14を脱着可能に水平に取り付けるための従
来公知のありつぎ構造とロック機構(何れも図示せず)
が設けられている。そして、雲台54にはカメラマンが
手動操作でビデオカメラ1のパン/チルト操作を行うた
めの手動用ハンドル55が取り付けられていて、パン/
チルト機構53内にはリモートコントロール装置41の
パン/チルトキー44の操作によってビデオカメラ1の
パン/チルト操作を自動的にリモートコントロールする
ためのパン/チルトモータ(図示せず)が内蔵されてい
る。
【0022】「ビデオカメラ1を用いる撮影スタイルの
説明」次に、ニュース取材等を行うためのビデオカメラ
1を用いる様々な撮影スタイルについて説明する。即
ち、まず、図10はビデオカメラ1をカメラスタンド5
1の雲台54上にセットして定位置に固定してニュース
取材等を行うビデオカメラ固定撮影時の撮影スタイルを
示したものである。この場合は、カメラマンCMの頭部
HDにグラストロン装置31をヘッド装着用バンド32
によって装着して、グラストロン33を例えば右目RE
にセットし、ナレーション用マイクロホン43を口元M
Oにセットする(図1、図2参照)。そして、例えば右
手RHでリモートコントロール装置41を握り、例えば
左手LHでカメラスタンド51の手動用ハンドル55を
握って、ニュース取材等を行うものである。
【0023】そして、左手LHで手動用ハンドル55を
操作して雲台54上のビデオカメラ1の撮影方向を自在
にコントロールしながら、右手RHで握っているリモー
トコントロール装置41のスタート/ストップキー47
やマーク/クリックキー48を操作して、ビデオカメラ
1によって取材相手等の撮影の開始/終了、或いはマー
キング操作をリモートコントロールする。そして、カメ
ラマンCMは左目LEで取材相手等を直視しながら(図
1、図2参照)、グラストロン装置31のグラストロン
33に表示される撮影中のモニター画像の確認等を行
い、リモートコントロール装置41のマイクロホン43
を取材相手の口元等に向ける等して、取材相手のインタ
ビュー音声や周囲の音等を集音するのと同時に、カメラ
マンCM自身がナレーション用マイク34を使って感じ
たことをそのままナレーション音声として複合集音する
ことができる。
【0024】なお、この際、リモートコントロール装置
41のパン/チルトキー44やズームキー45を操作し
てカメラスタンド51のパン/チルト機構53をリモー
トコントロールしたり、ビデオカメラ1の撮像レンズ7
のズーム操作をリモートコントロールすることができる
ので、カメラスタンド51によってビデオカメラ1を定
位置にセットしたまま、カメラマンCMがビデオカメラ
1から離れて取材相手等に自由に近づいて機動性に富ん
だニュース取材等を行うことができる。
【0025】次に、図11はローアングル撮影時の撮影
スタイルを示したものであって、この場合は、前述同様
に、カメラマンCMの頭部HDにグラストロン装置31
を装着し、例えば左手LHでビデオカメラ1の把手11
を握って、ビデオカメラ1を低い位置から斜め上方に向
けるように吊り下げる。そして、例えば右手RHでスタ
ート/ストップキー15、マーク/クリックキー16や
ズームキー17等の必要なキー操作を行いながらローア
ングル撮影を行うことができる。
【0026】そして、このローアングル撮影時にも、カ
メラマンCMは左目LEで被写体を直視しながら、右目
REでグラストロン33に表示されるモニター画像の確
認等を行うことができるので、カメラマンCMはしゃが
んだり、寝そべったりして視線を低くする必要は全くな
く、カメラマンCMは非常に楽な姿勢をとって安定した
ローアングル撮影を行える上に、走りながらのローアン
グル撮影も可能になり、従来のビデオカメラでは全く考
えられなかった機動性が高く、変化に富み、迫力に満ち
たローアングル撮影が可能になる。
【0027】次に、図1、図2及び図12の(A)
(B)は、ビデオカメラ1をカメラマンCMの右肩RS
上に担いで撮影するスタンダード撮影時の撮影スタイル
を示したものであって、この場合は、ビデオカメラ1の
ほぼ1/4円弧状に形成されているショルダーパッド1
0をカメラマンCMの右肩RSの前側寄りの位置に沿っ
て無理なく自然に当てがうことができ、右手RHでグリ
ップ8を握ってビデオカメラ1を軽く支えるだけで、ビ
デオカメラ1を右肩RS上に安定良く担ぐことができ
る。従って、ビデオカメラ1の安定感を保つと共に、カ
メラマンCMの疲労を軽減した撮影スタイルをとること
ができる。そして、前述同様に、カメラマンCMの頭部
HDにグラストロン装置31を装着して、左手LHでリ
モートコントロール装置41を握れば、前述同様のニュ
ース取材等を行うことができる。
【0028】そして、この場合は、カメラマンCMは左
目LEで取材相手等を直視する一方、右目REでグラス
トロン33に表示されるモニター画像の確認等を行いな
がら、グリップ8を握っている右手RHの上下動によっ
てビデオカメラ1のチルト操作を非常に容易に行うこと
ができる上に、カメラマンCMが歩きながらや走りなが
らの撮影も安定して行うことができるので、機動性が高
く、変化に富み、迫力に満ちた映像/音声の収録を行う
ことができる。
【0029】次に、図13はビデオカメラ1をほぼ1/
4円弧状のショルダーパッド10によってカメラマンC
Mの頭部HD上に乗せた、ハイアングル撮影時の撮影ス
タイルを示したものであり、また、図14はビデオカメ
ラ1を両手RH、LHによってカメラマンCMの頭部H
Dより高い位置まで持ち上げたハイアングル撮影時の撮
影スタイルを示したものである。そして、このハイアン
グル撮影の何れの場合においても、頭部HDに装着した
グラストロン装置31のグラストロン33によって撮影
中のモニター画像を正確に確認等することができるの
で、失敗のない撮影を行うことができる。この際、特
に、図13に示すハイアングル撮影時には、ビデオカメ
ラ1のほぼ1/4円弧状のショルダーパッド10をカメ
ラマンCMの頭部HD上に安定良く当てがうことができ
るので、ビデオカメラ1を頭部HD上で非常に安定させ
易く、ハイアングル撮影を安定して行える。
【0030】以上述べたように。この撮影システムによ
れば、従来のビデオカメラでは全く考えられなかったよ
うな変化に富んだ様々な撮影スタイルを実現することが
できると共に、その何れの撮影スタイルにおいても、モ
ニター画像の正確な確認が可能であることから、常に、
カメラマンCMの希望通りの正確な撮影やインタビュー
等を行うことができ、機動性が高く、変化に富み、か
つ、迫力に満ちた映像/音声を収録することができるの
で、わくわくするように楽しく、かつ、ユニークなニュ
ース取材等を実現することができる。
【0031】「ビデオカメラ1の構造上の特徴」以下、
このビデオカメラ1の構造上の特徴について説明する。
まず、図4及び図5に示すように、カメラ本体2の前後
両端2a、2b間に高低差H1 を形成すると共に、この
カメラ本体2をほぼ1/4円環状に形成したことによっ
て、このカメラ本体1の前後長L1 を小さく構成しなが
ら、このカメラ本体1の前端面2cから後端面2dまで
の有効長さL3 を大きくとることができる。従って、小
型、軽量のビデオカメラ1でありながら、カメラ本体2
の内部に撮像装置、光ディスク装置5、その他複数の回
路基板等を余裕を持って収納することができる。
【0032】次に、図4及び図5に示すように、ショル
ダーパッド10をほぼ1/4円弧状に形成すると共に、
その前後端10a、10b間に高低差H2 を形成したこ
と、及び、撮像レンズ7の光軸Fをショルダーパッド1
0の最上端位置である後端10bより段差H3 だけ低く
したことによって、図1に示すように、ビデオカメラ1
をカメラマンCMの例えば右肩RS上に担ぐ際に、その
ショルダーパッド10をカメラマンCMの右肩RSの丸
みRSCに沿わせるようにして、その右肩RSの前側寄
りの位置にほぼ90度θ5 の小さな角度範囲で、無理な
く、自然に当てがうことができると共に、右手RHを極
く自然にV型に折り曲げた状態で、かつ、比較的低い位
置でグリップ8を安定して握ることができる。従って、
右手RHでグリップ8を無理なく、自然に上下動するこ
とができ、かつ、その右手RHの上下動によって、ほぼ
1/4円弧状のショルダーパッド10を右肩RSの丸み
に沿って矢印a方向にスムーズにスライドさせるように
して、ビデオカメラ1をその矢印a方向(上下方向)に
スムーズに回転操作することができるので、このビデオ
カメラ1の撮像レンズ7のアングルθ3 を上下に変化さ
せるためのチルト操作を非常に容易に行うことができる
上に、カメラマンCMの疲労を軽減することができる。
また、ほぼ1/4円弧状に形成されているショルダーパ
ッド10は、図13で示したように、ビデオカメラ1を
カメラマンCMの頭部HD上に乗せて撮影する際も、ビ
デオカメラ1を頭部HD上で安定させ易い上に、頭部H
Dが怪我をする危険も少なく、安定性が高い。
【0033】次に、図4及び図5に示すように、把手1
1をほぼ1/4円弧状に構成すると共に、その前後端1
1a、11b間に高低差H3 を形成し、かつ、その把手
11の長さ方向の中央部11cの上面である外周面11
dに接する接線Tを撮像レンズ7の光軸Fに対して交差
する仰角θ2 に設定したことによって、図3に示すよう
に、カメラマンCMが右手RHや左手LH等の片手等で
把手11を握ってビデオカメラ1を吊り下げた時に、把
手11に対する接線Tが水平になることによって、撮像
レンズ7の光軸Fを極く自然に上向きに傾斜させること
ができる。この際、図4に示したように、把手11の中
央部11cをカメラ本体2に掛かる重心Gよりも距離L
4 だけ前方に配置しているので、把手11の中央部11
cを握ってビデオカメラ1を吊り下げた時に、その重心
Gが把手11の中央部11cの前側(撮像レンズ側)の
近傍へ移動し易い。従って、把手11の重心Gの真上位
置を握れば、ビデオカメラ1をローアングル状態で最も
安定させることができ、把手11の握る位置を重心G位
置に対して前後方向である矢印b方向にスライドさせる
たけで、光軸Fを上下方向である矢印c方向に自在に変
化させることができる。即ち、把手11の握る位置をそ
の把手11の円弧に沿って前後端11a、11b間でス
ライド調整するだけで、撮像レンズ7の光軸Fのアング
ルθ4 を上下方向に自然に、かつ、自在に変化させるこ
とができる。従って、図11で説明したローアングル撮
影時に、ビデオカメラ1のアングルθ4 を極く自然に、
かつ、自在に変化させることができる上に、カメラマン
CMの手首にかかる負担が非常に少なくなり、疲労を軽
減することができるので、ローアングル撮影を長時間安
定して行える。
【0034】次に、図4及び図5に示すように、ビデオ
カメラ1をカメラスタンド51に取り付けるための取付
部14を撮像レンズ7とショルダーパッド10との間の
1箇所に設け、かつ、その取付部14の前後長L1 の範
囲内にビデオカメラ1の重心Gを配置したので、図9に
示したように、ビデオカメラ1をカメラスタンド51の
雲台54上に装着する際に、その1箇所の取付部14を
雲台54上に装着するだけで、ビデオカメラ1の重心G
を雲台54に安定してかけることができるので、ビデオ
カメラ1を雲台54上に非常にバランス良く装着するこ
とができる。従って、雲台54によるビデオカメラ1の
パン/チルト操作を安定良く行える。そして、その取付
部14を1箇所のみに設けたことによって、ビデオカメ
ラ1の小型、軽量化を図ることができる上に、その1箇
所の取付部14を雲台54に対して脱着する操作も簡単
に行える。また、雲台54の前後スパンをその1箇所の
取付部14の小さい前後長L1 に合せて小さくすること
ができるので、雲台54の小型、軽量化によるカメラス
タンド51全体の小型、軽量化を図ることができるの
で、そのカメラスタンド51の運搬や収納が容易にな
る。
【0035】また、その取付部14をカメラ本体2の底
面2eで撮像レンズ7とショルダーパッド10との中間
に配置したので、図1及び図2や図12に示すように、
ビデオカメラ1をカメラマンCMの右肩RS上等に担ぐ
時や、図13及び図14に示すように、ビデオカメラ1
をカメラマンCMの頭部HD上に乗せたり、その頭部H
Dよりも上方位置で高く持ち上げて撮影するような時
に、金属製の取付部14のエッジ等がカメラマンCMの
型や頭部、或いは顔等に不用意にぶつかって、思わぬ大
きな怪我をする等の危険を未然に防止することができ
て、高い安全性を確保することができる。
【0036】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。なお、グラストロン装置31及びリモートコント
ロール装置41は必ずしもワイヤレスでなくても、ワイ
ヤー(電線)によってビデオカメラ1に接続されたもの
であっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のビデオ
カメラは、次のような効果を奏する。
【0038】請求項1は、把手の前端を低くし、後端を
高くすると共に、その把手の長さ方向のほぼ中央部の上
面に接する接線を撮像レンズの光軸と交差する仰角に設
定したことによって、把手をカメラ本体に対して全体と
して前方下方に傾斜させて、カメラマンがその把手を片
手で握って、ビデオカメラを吊り下げた時に、把手の長
さ方向のほぼ中央部の上面に接する接線が水平になるこ
とによってビデオカメラの撮像レンズが自然に上向きに
傾斜されたローアングル体勢を極く自然にとることがで
きるようにしたので、カメラマンは把手を単に水平に吊
り下げるだけで、ローアングル撮影を行える。従って、
カメラマンの手首に大きな負担がかかることがなく、カ
メラマンの疲労が著しく少なくなるので、ローアングル
撮影を長時間、安定して行える。
【0039】請求項2は、撮像レンズの光軸と交差する
仰角を有する接線に沿って把手を円弧状又は多角形状に
構成したので、ローアングル撮影時に、把手の握り位置
を把手の長さ方向に簡単に移動させ易く、その握り位置
の移動によってビデオカメラのローアングルを自在に変
化させることができるので、変化に富んだローアングル
撮影を長時間、安定して行える。
【0040】把手の長さ方向の中央部をカメラ本体に掛
かる重心位置よりも前方に配置したので、ローアングル
撮影時に把手を片手で握って、その把手を水平に吊り下
げた時に、カメラ本体の重心が把手の中央部近傍へ移動
し易く、ビデオカメラのローアングル体勢を安定してと
り易いので、ローアングル撮影をより一層長時間、安定
して行い易い。
【0041】請求項4は、ヘッド装着用バンドを有する
グラストロンをカメラ本体から切り離して設けたので、
ビデオカメラの定位置固定撮影時、スタンダード撮影
時、ローアングルやハイアングル撮影時の全ての撮影時
において、グラストロンをヘッド装着用バンドによって
カメラマンの頭部に装着して、そのグラストロンによっ
て撮影画像のモニター画像の確認等を行いながら、ビデ
オカメラを自在に操作することができて、機動性の高い
撮影を行える。従って、変化に富み、迫力に満ちたニュ
ース取材等を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラの実施の形態に
おける撮像システムを説明し、かつ、スタンダード撮影
時のビデオカメラのチルト操作の様子を説明する側面図
である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】同上の実施の形態におけるローアングル撮影時
のビデオカメラのアングル可変の様子を説明する側面図
である。
【図4】同上の実施の形態におけるビデオカメラを説明
する図6でA−A矢視した左側側面図である。
【図5】同上の実施の形態におけるビデオカメラを説明
する図6でB−B矢視した右側面図である。
【図6】同上の実施の形態におけるビデオカメラを図4
でC−C矢視した正面図である。
【図7】同上の実施の形態におけるビデオカメラを図6
でD−D矢視した平面図である。
【図8】同上の実施の形態におけるビデオカメラの撮像
レンズを取り外した状態の図7と同様の正面図である。
【図9】同上の実施の形態におけるカメラスタンドを説
明する側面図である。
【図10】同上の実施の形態におけるビデオカメラをカ
メラスタンド上に固定して撮影する定位置撮影時の様子
を示した図面である。
【図11】同上の実施の形態におけるビデオカメラのロ
ーアングル撮影時の様子を示した側面図である。
【図12】同上の実施の形態におけるビデオカメラのス
タンダード撮影時の様子を示した図面である。
【図13】同上の実施の形態におけるビデオカメラのハ
イアングル撮影時の様子を示した図面である。
【図14】同上の実施の形態におけるビデオカメラの更
に高いハイアングル撮影時の様子を示した図面である。
【図15】同上の実施の形態におけるグラストロン装置
を示した平面斜視図である。
【図16】同上の実施の形態におけるマイクロホン付の
リモートコントロール装置の平面、側面、底面を示した
図面である。
【符号の説明】
1はビデオカメラ、2はカメラ本体、2aはカメラ本体
の前端、2bはカメラ本体の後端、7は撮像レンズ、1
1は把手、11aは把手の前端、11bは把手の後端、
Tは接線、θ2 は仰角、Fは光軸である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともカメラ本体、撮像レンズ及び把
    手を備え、 上記把手の前端を低くし、後端を高くすると共に、その
    把手の長さ方向の中央部の外側に接する接線を上記撮像
    レンズの光軸と交差する仰角に設定したことを特徴とす
    るビデオカメラ。
  2. 【請求項2】上記把手を上記接線に沿って円弧状又は多
    角形状に構成したことを特徴とする請求項1記載のビデ
    オカメラ。
  3. 【請求項3】上記把手の長さ方向の中央部を上記カメラ
    本体に掛かる重心位置よりも前方に配置したことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のビデオカメラ。
  4. 【請求項4】上記カメラ本体から切り離され、ヘッド装
    着用バンドを有するグラストロンを備えたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2又は請求項3記載のビデオカ
    メラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159565A1 (ja) * 2014-04-18 2015-10-22 ソニー株式会社 撮像装置および把持部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015159565A1 (ja) * 2014-04-18 2015-10-22 ソニー株式会社 撮像装置および把持部材

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