JPH1188479A - 携帯端末装置 - Google Patents
携帯端末装置Info
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- JPH1188479A JPH1188479A JP9245331A JP24533197A JPH1188479A JP H1188479 A JPH1188479 A JP H1188479A JP 9245331 A JP9245331 A JP 9245331A JP 24533197 A JP24533197 A JP 24533197A JP H1188479 A JPH1188479 A JP H1188479A
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Abstract
を劣化させることなく、小型、軽量化を実現すること。 【解決手段】 送受信回路60は、アンテナ50から受
信信号を入力すると、着信信号を呼出信号発生回路61
に与える。電気−機械−音響変換器51は、呼出信号発
生回路61から呼出信号が入力されると、バイブレータ
又はサウンダとして動作し、端末装置の筺体を振動させ
るか、呼び出し音を出力する。次に信号切替部60cか
ら音声信号が入力されると、電気−機械−音響変換器5
1はレシーバとして動作し、送信者の音声を出力し、留
守録音等を再生するときスピーカとして動作し、そのメ
ッセージを音声で出力する。
Description
音、音声の拡声、受話音の再生、音声の集音の各機能を
併せ持つ電気−機械−音響変換器を内蔵した携帯端末装
置に関するものである。
いて、着信を知らせる手段として、ベル音を発生する小
型発音体や、振動を引き起こすマイクロモータなどあ
り、携帯端末装置の筺体に取り付けられている。また携
帯電話機の基本機能である受話音の再生、留守録音等の
拡声を行うために、マイクロスピーカが取り付けられ、
音声を集音するためにマイクロホンが取り付けられてい
る。
ような各機能を携帯端末装置に持たせるため、個別の機
能部品を用いると、携帯端末装置の小型化や軽量化が困
難となる。現在の携帯端末装置の開発方向である小型、
軽量化を実現するためには、個々に機能部品を小型、軽
量化する必要がある。電気−機械変換器や電気−音響変
換器のような夫々の機能部品の小型、軽量化には限界が
あり、小型化したとしても、振動力の低下や発音レベル
の低下などの特性劣化につながる。このような状況によ
り、電気−機械変換器や電気−音響変換器を小型及び軽
量化することと、特性を維持することを両立させること
は技術的に困難であった。
てなされたものであって、電気−機械変換器や電気−音
響変換器等の複数の機能を、1つの機能部品で実現する
ことで部品点数を減らし、小型及び軽量化を実現する携
帯端末装置を提供することを目的とする。
め、本願の請求項1記載の発明は、受信電波を受信信号
に復調する復調部、前記復調部の出力する受信信号を着
信信号と音声信号とに分離する信号切替部、送信信号を
送信電波に変換する変調部を有する送受信手段と、前記
信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振動を
出力する呼出信号発生手段と、前記呼出信号発生手段か
ら呼出振動が入力されたときにバイブレータとして動作
し、前記信号切替部から音声信号が入力されたときにレ
シーバ又はスピーカとして動作する電気−機械−音響変
換手段と、送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調
部に与える音響−電気変換手段と、を具備することを特
徴とするものである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、前
記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守録
音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する送
受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられた
とき、呼出振動を出力する呼出信号発生手段と、前記呼
出信号発生手段から呼出振動が入力されたときにバイブ
レータとして動作し、前記信号切替部又は前記留守録音
部から音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピー
カとして動作する電気−機械−音響変換手段と、送話者
の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える音響−
電気変換手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、送
信信号を送信電波に変換する変調部を有する送受信手段
と、前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼
出音を出力する呼出信号発生手段と、前記呼出信号発生
手段から呼出音が入力されたときにサウンダとして動作
し、前記信号切替部から音声信号が入力されたときにレ
シーバ又はスピーカとして動作する電気−機械−音響変
換手段と、送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調
部に与える音響−電気変換手段と、を具備することを特
徴とするものである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、前
記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守録
音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する送
受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられた
とき、呼出音を出力する呼出信号発生手段と、前記呼出
信号発生手段から呼出音が入力されたときにサウンダと
して動作し、前記信号切替部又は前記留守録音部から音
声信号が入力されたときにレシーバ又はスピーカとして
動作する電気−機械−音響変換手段と、送話者の音声を
収音し、音声信号を前記変調部に与える音響−電気変換
手段と、を具備することを特徴とするものである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、送
信信号を送信電波に変換する変調部を有する送受信手段
と、前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼
出振動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、前記
呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときにバイ
ブレータとして動作し、呼出音が入力されたときにサウ
ンダとして動作し、前記信号切替部から音声信号が入力
されたときにレシーバ又はスピーカとして動作する電気
−機械−音響変換手段と、送話者の音声を収音し、音声
信号を前記変調部に与える音響−電気変換手段と、を具
備することを特徴とするものである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、前
記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守録
音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する送
受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられた
とき、呼出振動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段
と、前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたと
きにバイブレータとして動作し、呼出音が入力されたと
きにサウンダとして動作し、前記信号切替部又は前記留
守録音部から音声信号が入力されたときにレシーバ又は
スピーカとして動作する電気−機械−音響変換手段と、
送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とするも
のである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、送
信信号を送信電波に変換する変調部を有する送受信手段
と、前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼
出振動を出力する呼出信号発生手段と、前記呼出信号発
生手段から呼出振動が入力されたときにバイブレータと
して動作し、前記信号切替部から音声信号が入力された
ときにレシーバ又はスピーカとして動作し、送話者の音
声が入力されたときマイクロホンとして動作する電気−
機械−音響変換手段と、を具備することを特徴とするも
のである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、前
記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守録
音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する送
受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられた
とき、呼出振動を出力する呼出信号発生手段と、前記呼
出信号発生手段から呼出振動が入力されたときにバイブ
レータとして動作し、前記信号切替部又は前記留守録音
部から音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピー
カとして動作し、送話者の音声が入力されたときマイク
ロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段と、を
具備することを特徴とするものである。
受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受信
信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、送
信信号を送信電波に変換する変調部を有する送受信手段
と、前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼
出音を出力する呼出信号発生手段と、前記呼出信号発生
手段から呼出音が入力されたときにサウンダとして動作
し、前記信号切替部から音声信号が入力されたときにレ
シーバ又はスピーカとして動作し、送話者の音声が入力
されたときマイクロホンとして動作する電気−機械−音
響変換手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
を受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受
信信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、
前記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守
録音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する
送受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられ
たとき、呼出音を出力する呼出信号発生手段と、前記呼
出信号発生手段から呼出音が入力されたときにサウンダ
として動作し、前記信号切替部又は前記留守録音部から
音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピーカとし
て動作し、送話者の音声が入力されたときマイクロホン
として動作する電気−機械−音響変換手段と、を具備す
ることを特徴とするものである。
を受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受
信信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、
送信信号を送信電波に変換する変調部を有する送受信手
段と、前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、
呼出振動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、前
記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときにバ
イブレータとして動作し、呼出音が入力されたときにサ
ウンダとして動作し、前記信号切替部から音声信号が入
力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作し、送
話者の音声が入力されたときマイクロホンとして動作す
る電気−機械−音響変換手段と、を具備することを特徴
とするものである。
を受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受
信信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、
前記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守
録音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する
送受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられ
たとき、呼出振動又は呼出音を出力する呼出信号発生手
段と、前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力された
ときにバイブレータとして動作し、呼出音が入力された
ときにサウンダとして動作し、前記信号切替部又は前記
留守録音部から音声信号が入力されたときにレシーバ又
はスピーカとして動作し、送話者の音声が入力されたと
きマイクロホンとして動作する電気−機械−音響変換手
段と、を具備することを特徴とするものである。
を受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受
信信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、
送信信号を送信電波に変換する変調部を有する送受信手
段と、前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、
呼出振動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、前
記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときにバ
イブレータとして動作し、呼出音が入力されたときにサ
ウンダとして動作し、送話者の音声が入力されたときマ
イクロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段
と、前記信号切替部から音声信号が入力されたときにレ
シーバ又はスピーカとして動作する電気−音響変換手段
と、を具備することを特徴とするものである。
を受信信号に復調する復調部、前記復調部の出力する受
信信号を着信信号と音声信号とに分離する信号切替部、
前記信号切替部から出力された音声信号を記憶する留守
録音部、送信信号を送信電波に変換する変調部を有する
送受信手段と、前記信号切替部から着信信号が与えられ
たとき、呼出振動又は呼出音を出力する呼出信号発生手
段と、前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力された
ときにバイブレータとして動作し、呼出音が入力された
ときにサウンダとして動作し、送話者の音声が入力され
たときマイクロホンとして動作する電気−機械−音響変
換手段と、前記信号切替部又は前記留守録音部から音声
信号が入力されたときにレシーバ又はスピーカとして動
作する電気−音響変換手段と、を具備することを特徴と
するものである。
〜14のいずれか1項の携帯端末装置において、前記電
気−機械−音響変換手段は、ボイスコイルが取り付けら
れた振動板と、前記ボイスコイルに電磁駆動力を与える
磁気回路部と、前記磁気回路部に取り付けられた慣性質
量体と、前記磁気回路部と前記慣性質量体とにより構成
される可動部を、振動自在に支持するサスペンション
と、前記振動板と前記サスペンションとを支持する支持
部材と、前記ボイスコイルに駆動電流を与える駆動手段
と、を有することを特徴とするものである。
5の携帯端末装置において、前記サスペンションは、前
記支持部材に固定される固定部と、前記固定部から腕状
に連結され、前記磁気回路部又は前記可動部の外形形状
にほぼ沿った形状の弾性を有する腕部と、前記腕部に連
結され、前記可動部を支持する支持部と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
5の携帯端末装置において、前記サスペンションの腕部
は、平面上の折り返しを有するU字状の板状部材である
ことを特徴とするものである。
5の携帯端末装置において、前記サスペンションの腕部
は、前記可動部の振動方向に対し曲げられたU字状の部
材であることを特徴とするものである。
5の携帯端末装置において、前記サスペンションの腕部
は、長手方向に切欠きが形成された板状部材であること
を特徴とするものである。
5の携帯端末装置において、前記サスペンションの腕部
は、振動方向に対してアーチ状に形成された板状部材で
あることを特徴とするものである。
末装置について図面を用いて説明する。図1は本実施の
形態の携帯端末装置である携帯電話器の概略構成を示す
ブロック図である。この携帯端末装置は、アンテナ5
0、送受信回路60、呼出信号発生回路61、電気−機
械−音響変換器51、マイクロホン52を含んで構成さ
れる。また送受信回路60は復調部60a、変調部60
b、信号切替部60c、留守録音部60dを有するもの
とする。
れた電波を受信するものである。復調部60aはアンテ
ナ50から入力された変調波を復号して受信信号に変換
し、受信信号を信号切替部60cに与える回路である。
信号切替部60cは受信信号の内容に応じて信号処理を
切り換える回路である。受信信号が呼出信号の場合は呼
出信号発生回路61に与えられ、音声信号の場合は電気
−機械−音響変換器51に与えられ、留守録音の音声信
号の場合は留守録音部60dに与えられる。留守録音部
60dは例えば半導体メモリで構成される。電源オン時
の留守録音メッセージは留守録音部60dに記憶される
が、携帯端末装置がサービスエリア外にあるときや電源
がオフ時には、留守録音メッセージは基地局の記憶装置
に記憶される。
出信号を生成し、電気−機械−音響変換器51に与える
回路である。電気−機械−音響変換器51は、電気−機
械変換器と電気−音響変換器の機能を併せもつもので、
バイブレータ、サウンダ、レシーバ、スピーカの4機能
を有している。バイブレータとは、機械振動を発生する
機能を指し、サウンダとは、単純音又はそれらの組み合
わせ音を発生する機能を指す。また、レシーバとは、電
気信号を音声に変換する機能を指し、スピーカとは、電
気信号を携帯端末装置の近くにいる使用者に聞こえるよ
うな音圧の音声に変換し出力する機能を指すものとす
る。
出信号が与えられたときはバイブレータとし動作し、第
2の呼出信号が与えられたときはサウンダとして動作す
る。呼出信号発生回路61から第1の呼出信号を出力す
るか、第2の呼出信号を出力するかは、携帯端末装置の
使用者が事前にプリセットするものとする。
変換器として小型のマイクロホン52が設けられてい
る。変調部60bは、ダイヤル信号や、マイクロホン5
2で変換された音声信号を変調し、アンテナ50に出力
する回路である。
明する。基地局から出力された電波はアンテナ50で受
信され、復調部60aでベースバンドの受信信号に復調
される。信号切替回路60cは、着信信号から呼出信号
を検出すると、着信を携帯端末装置の使用者に知らせる
ため、着信信号を呼出信号発生回路61に出力する。こ
の着信信号には、使用者に対する呼び出しを、振動、
音、振動と音の組み合わせのうち、どれで行うかの情報
も含むものとする。
信号を受けると、呼び出しの種類を判別し、第1又は第
2の呼出信号を出力する。第1の呼出信号は電気−機械
−音響変換器51の共振周波数となる信号であり、この
信号が入力されると、電気−機械−音響変換器51はバ
イブレータとして動作する。こうして筺体に機械振動を
発生し、使用者の身体を通して着信を伝える。第2の呼
出信号は、可聴帯域の純音又はそれらの複合音の信号で
あり、この信号が電気−機械−音響変換器51に与えら
れと、電気−機械−音響変換器51はサウンダとして動
作し、着信音を使用者に出力する。
0cは受信信号をレベル調整をした後、音声信号を電気
−機械−音響変換器51に直接に出力する。電気−機械
−音響変換器51はレシーバ又はスピーカとして動作
し、音声信号を再生する。この携帯端末装置が、例えば
移動中の車両の運転手によって使用される場合、電気−
機械−音響変換器51はスピーカとして動作することが
望ましい。このとき音声信号は拡声音に変換される。
音され、電気信号に変換された変調部60bに入力され
る。そして音声信号は変調され、所定の搬送波に変換さ
れてアンテナ50から出力される。この場合、電気−機
械−音響変換器51とマイクロホン52は同時に動作す
る。
にして留守録音状態にセットした場合、送話内容は留守
録音部60dに記憶される。また携帯端末装置の使用者
が電源をオフにしている場合、送話内容は基地局に一時
記憶される。そして使用者がキー操作による留守録音の
再生依頼を行うと、信号切替部60cはこの依頼を受け
て、留守録音部60dまたは基地局から録音メッセージ
を取得する。そしてその音声信号を拡声レベルに調整
し、電気−機械−音響変換器51に出力する。このと
き、電気−機械−音響変換器51はレシーバ又はスピー
カとして動作し、メッセージを出力する。
設けることにより、従来、異なる機能部品で実現してい
た4機能を一体化することができ、携帯端末装置の小型
化、軽量化、低コスト化が実現される。また従来例のよ
うに、マイクロモータ駆動による振動発生により着信を
報知することに比べ、本実施の形態の電気−機械−音響
変換器51の共振モードで着信を報知する方法では、機
械振動に消費される電力はより小さくなり、電池の寿命
が長くなる。
1として4機能一体化モデルで動作を説明したが、携帯
端末装置の使用目的にあわせて4機能のなかから特定の
ものを選択し、3機能又は2機能を有するモデルとして
使用しても構わない。
2における携帯端末装置について図2を用いて説明す
る。この携帯端末装置も実施の形態1と同様に携帯電話
器であるとして、そのブロック図を示している。この携
帯端末装置は、アンテナ50、送受信回路70、呼出信
号発生回路61、電気−機械−音響変換器71を含んで
構成される。また送受信回路70は復調部70a、変調
部70b、信号切替部70c、留守録音部70dを有す
るものとする。電気−機械−音響変換器71を除き、図
1と同一名称のブロックはその機能が実施の形態1と同
様であるので、詳細な説明は省略する。
号を受け、信号切替部70cで検出された着信信号を呼
出信号発生回路61に与えると共に、送話者の音声信号
を電気−機械−音響変換器71に与える。また、送受信
回路70は、電気−機械−音響変換器71によって使用
者の音声が電気信号に変換されると、復調部70bによ
り音声信号を変調して搬送波に変換し、アンテナ50を
介して送信電波を出力する。
ロホンが単独に設けられていない。本実施の形態の電気
−機械−音響変換器71は、バイブレータ、サウンダ、
レシーバ、スピーカの機能に加えて、マイクロホンの機
能を有するものとする。スピーカの機能が、ボイスコイ
ル、磁気回路、振動板を含む電気−音響変換器で実現さ
れる場合、この電気−音響変換器は音響−電気変換器、
即ちマイクロホンとしても作用する。
を説明する。基地局から出力された電波はアンテナ50
で受信され、受信信号が送受信回路70に入力される。
信号切替部70cは、まず着信を使用者に知らせるた
め、着信信号を呼出信号発生回路61に出力する。この
着信信号には、使用者に対する呼び出しを振動、音、振
動と音の組み合わせのうち、どれで行うかの情報も含ま
れるものとする。
呼出信号の出力依頼を受けると、夫々に適合した周波数
の信号を電気−機械−音響変換器71に出力する。実施
の形態1の場合と同様に、電気−機械−音響変換器71
は、入力された呼出信号の内容に応じて、サウンダ又は
バイブレータとして動作し、呼出音を出力したり、機械
振動を発生したりして、使用者に着信を伝える。
0は受信信号をレベル調整をした後、音声信号をライン
L1を通して電気−機械−音響変換器71に出力する。
電気−機械−音響変換器71はレシーバ又はスピーカと
して動作し、音声を出力する。
に対して応答すると、その音声は電気−機械−音響変換
器71に集音される。この音声は音声信号に変換され、
ラインL2を介して変調部70bに入力される。変調部
70bは入力された使用者の音声信号を変調して搬送波
に変換し、アンテナ50から送信電波を出力する。その
後、この送信電波は最寄りの基地局で受信される。この
場合、電気−機械−音響変換器71において、同時に集
音と再生が行われないように送受信回路70でラインL
1とラインL2の切替を行う必要がある。例えば、通常
のトランシーバで行われているように、集音時は特定の
キーを押すことで切替を行ってもよい。
源がオフ又はサービスエリア外の場合、フック信号が出
力されないので、送話内容は留守録音部70d又は基地
局に留守録音される。この場合、後に使用者が、キーに
よる留守録音の再生依頼を行うと、送受信回路70はこ
の依頼を受けて録音内容を拡声レベルに調整し、電気−
機械−音響変換器71に音声信号を出力する。このと
き、電気−機械−音響変換器71がレシーバ又はスピー
カとして動作し、メッセージを出力する。
来、異なる機能部品で実現していた5機能を一体化する
ことで、より小型化、軽量化、低コスト化が可能とな
る。なお、図2では5機能一体化のモデルで動作を説明
したが、使用目的にあわせて5機能の中から選択し、2
〜4機能モデルとして使用しても構わない。例えばレシ
ーバ又はスピーカとして電気−音響変換器を新たに設
け、電気−機械−音響変換器71をバイブレータ,サウ
ンダ,マイクロホンとして使用することもできる。
−機械−音響変換器の具体的な構成を、本発明の実施の
形態3、4として図面を参照しつつ説明する。
形態3の携帯端末装置に用いられる電気−機械−音響変
換器の平面図である。また図4は図3のA−A’線によ
る電気−機械−音響変換器の断面図である。図5は電気
−機械−音響変換器の構成部品の取り付け位置関係を示
す分解斜視図である。
が円形のもので、図4に示すようにその外周部が支持部
材3に取り付けられている。この振動板2は、例えば厚
さ50μm程度のポリカーボネートで成形される。支持
部材3は図5(b)に示すように、中央に円筒状の空洞
を有し、外周部が矩形に形成されたフレームである。な
お、図3〜図5に示すように、支持部材3の外周部の一
部に入力端子11付きの接続ハウジングが設けられてい
る。この支持部材3は、例えば耐衝撃性に優れたガラス
繊維強化樹脂で成形される。
強磁性体であり、例えば軟鉄等で成形される。マグネッ
ト5は円板状の永久磁石であり、例えばフェライトで成
形される。このマグネット5はヨーク4の内周面に取り
付けられる。プレート6は軟鉄等の強磁性体が円板状に
加工されたものである。このプレート6は、ヨーク4の
内周面と間隔をあけてマグネット5に取り付けられ、図
4に示す取り付け位置では振動板2と対向する。
は、磁気回路部12の一部を構成している。ヨーク4の
内周面とマグネット5及びプレート6の外周面との間に
形成された空隙を磁気ギャップと呼び、この磁気ギャッ
プも磁気回路部12の一部である。ヨーク4の外周部に
慣性質量体としておもり7が取り付けられる。おもり7
はヨーク4と同心の環状体である。ヨーク4、マグネッ
ト5、プレート6、おもり7は、支持部材3に対する可
動部13を構成している。おもり7の質量mは可動部1
3の共振周波数の設定に寄与する。おもり7は、振動時
に後述するサスペンション8及び9と接触しないよう
に、図3に示すサスペンション8の腕部8b、及びサス
ペンション9の腕部と対向する部分が削られている。
に示すように、弾性を有するステンレス(SUS)又は
銅合金等の薄板材が渦巻き状に切り込み形成されたもの
である。サスペンション8は、夫々2つの支持部8a、
腕部8b、固定部8cから成る。支持部8aはヨーク4
を含む可動部13を振動自在に保持する枠状の部分であ
る。腕部8bは円弧状になった部分を指し、支持部8a
を介して可動部13を弾性的に保持する働きをする。固
定部8cは支持部材3に対してサスペンション8を固定
する略4角形の部分である。2つの固定部8cは180
°対称の位置にある。
じ形状をした弾性体である。サスペンション8が、可動
部13の上部に取り付けられるのに対し、サスペンショ
ン9は可動部13の下部に取り付けられる。サスペンシ
ョン9も、夫々2つの支持部9a、腕部9b、固定部9
cから成る。図3又は図5(a)に示すように、サスペ
ンション9はサスペンション8に対して90°回転した
向きで、固定部9cを介して支持部材3に固定される。
では、サスペンション9の腕9bとサスペンション8の
腕8bとは互いに直交する。従って可動部13は支持部
材3に対して90°間隔で4点で支持される。また図3
に示すように、サスペンション8及び9は平面的に見て
可動部13の面内に収まる。
うにボイスコイルボビンに回巻きされ、ボイスコイルボ
ビンのエッジが振動板2に接合される。そしてボイスコ
イル10は図4に示すように磁気回路部12の磁気ギャ
ップに保持される。この状態で振動板2の外周部が図5
(b)の支持部材3の底部に接合される。またボイスコ
イル10のリードの両端は入力端子11に接続される。
変換器について、その動作を述べる。ボイスコイル10
に交流の駆動電流が入力されると、磁気ギャップ内の磁
界がボイスコイル10に電磁力を及ぼし、ボイスコイル
ボビンを軸方向に振動させる。この振動により振動板2
が振動し、音を発生する。
は駆動力に対する反力が働く。駆動力の繰り返し周波数
が、電気−機械−音響変換器の共振周波数に等しいと
き、慣性質量の大きな可動部13自身が振動する。この
振動がサスペンション8及び9を介して支持部材3に伝
わり、支持部材3を振動させる。
器は、一つのユニットで振動と音を発生する電気−機械
変換器と電気−音響変換器との機能を有することとな
る。機械振動系の振動レベルは、可動部の駆動力に比例
する。このため、可動部の質量が大きいほど、又は振動
変位が大きいほど、携帯端末装置自身の振動は大きくな
る。サスペンション8及び9は、可動部内に納まる形状
という制約条件において、可動部13の外形に沿った形
状にしたことで、腕部の長を長くすることができる。こ
のためサスペンションの支持力の線形性が確保される。
こうして効率的に大きな振動を取り出すことができる。
いので、前記に示した線形性向上と同時に、応力も軽減
できる。従って、振動疲労の生じにくい電気−機械−音
響変換器を実現できる。またサスペンション8及び9の
腕部が互いに直交するように配置されているので、可動
部13が振動するとき、振動に傾きが生じるというロー
リング現象が生じなくなる。
4として、携帯端末装置に内蔵された電気−機械−音響
変換器のサスペンションについて、図面を参照しつつ説
明する。図6は、図3に示したサスペンションの特性図
であり、図6(a)は、サスペンション長と最大応力と
の関係を示した図である。縦軸はサスペンション上に生
じる最大応力値を示している。また図6(b)は、サス
ペンション長と非線形性との関係を示した図である。
部13は軸方向に変位する。それに伴い、サスペンショ
ンの腕部も駆動力Fに比例して変形する。サスペンショ
ンの腕部の振動による疲労破壊を防ぐため、最大応力を
一定以下に抑える必要がある。このため図6(a)に示
すようにサスペンション長(腕部の長さ)を長くする必
要がある。本実施の形態では、サスペンションの腕部
は、可動部13の外周縁に沿った形状であるために、ス
ペースファクターが向上し、長くすることができる。そ
の結果、振動変位を十分確保できるために、腕部に発生
する応力を低く抑えることができる。また図6(b)に
示すように非線形性も、腕部を長くすると小さくなる。
の1)を示す平面図である。このサスペンション15
は、夫々2つの支持部15a、腕部15b、固定部15
cを有し、腕部15bが同一平面内でU字状に折り返さ
れているのが特徴である。この場合もサスペンションの
専有範囲内において、より効率よく腕部15bを長くす
ることができ、図3のサスペンションと同様に、低応
力、線形性のものが得られる。
示す平面図である。このサスペンション16は、夫々2
つの支持部16a、腕部16b、固定部16cを有し、
腕部16bがU字形に折り畳まれているのが特徴であ
る。弾性的効果は図7の場合と同様であるが、図7は厚
みを薄くできるのに対し、図8は腕部16bの幅を狭く
できる。
示す平面図である。このサスペンション17は、夫々2
つの支持部17a、腕部17b、固定部17cを有し、
腕部17bに舟型の切欠き17dが形成されているのが
特徴である。サスペンション17は、例えば厚さ122
μmの銅合金で成形される。サスペンション17は例え
ばX1=8.5mm、X2=1.3mm、X3=0.8
mm、X4=2.9mm、X5=2.7mmとして実施
した。
cを固定し、Pの部分に駆動力Fがかかることで腕部1
7bが変形する。そのとき、中央部に切欠き17dが存
在しているために、変形時にサスペンション上に生じる
応力分布は切欠き17dの部分に拡散する。従って一定
幅の腕部を有するサスペンションと比較し、最大応力値
は小さくなる。このサスペンション17の場合では、応
力値を約10%軽減できる。
の4)を示す斜視図であり、(b)はその平面図であ
る。このサスペンション18は、夫々2つの支持部18
a、腕部18b、固定部18cを有し、腕部18bが、
支持部18aの面より上に凸状、即ちアーチ状になって
いるのが特徴である。このサスペンション18は、例え
ば厚さ160μmの銅合金で成形される。このサスペン
ション18は例えばX1=9.5mm、X2=1.3m
mで、腕部18bの曲率半径=32.4mmとして実施
した。
がアーチ形状を有しているため、平板状の腕部と比較
し、振動変位を十分に取れる。このため線形性、応力を
共に改良できる。この場合も応力値は約10%軽減でき
る。また腕部の幅は実質的に変化がないために、可動部
のローリングを起こしにくい。
と振動における複数機能を実現する単一の電気−機械−
音響変換手段を内蔵することで、振動による着信呼出機
能、音による着信呼出機能、受話音の集音、再生機能及
び留守録音の再生機能を実現することができる。このた
め、携帯端末装置を更に小型化、軽量化することができ
る。
基本構成を示すブロック図である。
基本構成を示すブロック図である。
けられる電気−機械−音響変換器の構造を示す平面図で
ある。
を示す断面図である。
を示す分解斜視図である。
られるサスペンションの弾性特性図である。
けられるサスペンション(その1)の構造図である。
けられるサスペンション(その2)の構造図である。
けられるサスペンション(その3)の構造図である。
付けられるサスペンション(その4)の構造図である。
腕部 8c,9c,15c,16c,17c,18c 固定部 10 ボイスコイル 11 入力端子 12 磁気回路部 13 可動部 17d 切欠き 50 アンテナ 51,71 電気−機械−音響変換器 52 マイクロホン 60,70 送受信回路 60a,70a 復調部 60b,70b 変調部 60c,70c 信号切替部 60d,70d 留守録音部 61 呼出信号発生回路
Claims (20)
- 【請求項1】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換する
変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、前記信号切替部から音声信
号が入力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作
する電気−機械−音響変換手段と、 送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とする携
帯端末装置。 - 【請求項2】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、前記信号切替部から出力された
音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電波に
変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、前記信号切替部又は前記留
守録音部から音声信号が入力されたときにレシーバ又は
スピーカとして動作する電気−機械−音響変換手段と、 送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とする携
帯端末装置。 - 【請求項3】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換する
変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出音
を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出音が入力されたときにサ
ウンダとして動作し、前記信号切替部から音声信号が入
力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作する電
気−機械−音響変換手段と、 送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とする携
帯端末装置。 - 【請求項4】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、前記信号切替部から出力された
音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電波に
変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出音
を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出音が入力されたときにサ
ウンダとして動作し、前記信号切替部又は前記留守録音
部から音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピー
カとして動作する電気−機械−音響変換手段と、 送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とする携
帯端末装置。 - 【請求項5】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換する
変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、呼出音が入力されたときに
サウンダとして動作し、前記信号切替部から音声信号が
入力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作する
電気−機械−音響変換手段と、 送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とする携
帯端末装置。 - 【請求項6】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、前記信号切替部から出力された
音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電波に
変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、呼出音が入力されたときに
サウンダとして動作し、前記信号切替部又は前記留守録
音部から音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピ
ーカとして動作する電気−機械−音響変換手段と、 送話者の音声を収音し、音声信号を前記変調部に与える
音響−電気変換手段と、を具備することを特徴とする携
帯端末装置。 - 【請求項7】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換する
変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、前記信号切替部から音声信
号が入力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作
し、送話者の音声が入力されたときマイクロホンとして
動作する電気−機械−音響変換手段と、を具備すること
を特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項8】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、前記信号切替部から出力された
音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電波に
変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、前記信号切替部又は前記留
守録音部から音声信号が入力されたときにレシーバ又は
スピーカとして動作し、送話者の音声が入力されたとき
マイクロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段
と、を具備することを特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項9】 受信電波を受信信号に復調する復調部、
前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信号と
に分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換する
変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出音
を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出音が入力されたときにサ
ウンダとして動作し、前記信号切替部から音声信号が入
力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作し、送
話者の音声が入力されたときマイクロホンとして動作す
る電気−機械−音響変換手段と、を具備することを特徴
とする携帯端末装置。 - 【請求項10】 受信電波を受信信号に復調する復調
部、前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信
号とに分離する信号切替部、前記信号切替部から出力さ
れた音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電
波に変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出音
を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出音が入力されたときにサ
ウンダとして動作し、前記信号切替部又は前記留守録音
部から音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピー
カとして動作し、送話者の音声が入力されたときマイク
ロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段と、を
具備することを特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項11】 受信電波を受信信号に復調する復調
部、前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信
号とに分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換
する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、呼出音が入力されたときに
サウンダとして動作し、前記信号切替部から音声信号が
入力されたときにレシーバ又はスピーカとして動作し、
送話者の音声が入力されたときマイクロホンとして動作
する電気−機械−音響変換手段と、を具備することを特
徴とする携帯端末装置。 - 【請求項12】 受信電波を受信信号に復調する復調
部、前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信
号とに分離する信号切替部、前記信号切替部から出力さ
れた音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電
波に変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、呼出音が入力されたときに
サウンダとして動作し、前記信号切替部又は前記留守録
音部から音声信号が入力されたときにレシーバ又はスピ
ーカとして動作し、送話者の音声が入力されたときマイ
クロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段と、
を具備することを特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項13】 受信電波を受信信号に復調する復調
部、前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信
号とに分離する信号切替部、送信信号を送信電波に変換
する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、呼出音が入力されたときに
サウンダとして動作し、送話者の音声が入力されたとき
マイクロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段
と、 前記信号切替部から音声信号が入力されたときにレシー
バ又はスピーカとして動作する電気−音響変換手段と、
を具備することを特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項14】 受信電波を受信信号に復調する復調
部、前記復調部の出力する受信信号を着信信号と音声信
号とに分離する信号切替部、前記信号切替部から出力さ
れた音声信号を記憶する留守録音部、送信信号を送信電
波に変換する変調部を有する送受信手段と、 前記信号切替部から着信信号が与えられたとき、呼出振
動又は呼出音を出力する呼出信号発生手段と、 前記呼出信号発生手段から呼出振動が入力されたときに
バイブレータとして動作し、呼出音が入力されたときに
サウンダとして動作し、送話者の音声が入力されたとき
マイクロホンとして動作する電気−機械−音響変換手段
と、 前記信号切替部又は前記留守録音部から音声信号が入力
されたときにレシーバ又はスピーカとして動作する電気
−音響変換手段と、を具備することを特徴とする携帯端
末装置。 - 【請求項15】 前記電気−機械−音響変換手段は、 ボイスコイルが取り付けられた振動板と、 前記ボイスコイルに電磁駆動力を与える磁気回路部と、 前記磁気回路部に取り付けられた慣性質量体と、 前記磁気回路部と前記慣性質量体とにより構成される可
動部を、振動自在に支持するサスペンションと、 前記振動板と前記サスペンションとを支持する支持部材
と、 前記ボイスコイルに駆動電流を与える駆動手段と、を有
することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記
載の携帯端末装置。 - 【請求項16】 前記サスペンションは、 前記支持部材に固定される固定部と、 前記固定部から腕状に連結され、前記磁気回路部又は前
記可動部の外形形状にほぼ沿った形状の弾性を有する腕
部と、 前記腕部に連結され、前記可動部を支持する支持部と、
を具備することを特徴とする請求項15記載の携帯端末
装置。 - 【請求項17】 前記サスペンションの腕部は、 平面上の折り返しを有するU字状の板状部材であること
を特徴とする請求項15記載の携帯端末装置。 - 【請求項18】 前記サスペンションの腕部は、 前記可動部の振動方向に対し曲げられたU字状の部材で
あることを特徴とする請求項15記載の携帯端末装置。 - 【請求項19】 前記サスペンションの腕部は、 長手方向に切欠きが形成された板状部材であることを特
徴とする請求項15記載の携帯端末装置。 - 【請求項20】 前記サスペンションの腕部は、 振動方向に対してアーチ状に形成された板状部材である
ことを特徴とする請求項15記載の携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24533197A JP3883265B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 携帯端末装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24533197A JP3883265B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 携帯端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1188479A true JPH1188479A (ja) | 1999-03-30 |
JP3883265B2 JP3883265B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=17132083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24533197A Expired - Lifetime JP3883265B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3883265B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP24533197A patent/JP3883265B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JP3883265B2 (ja) | 2007-02-21 |
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