JP2002219412A - 加振器付きスピーカ - Google Patents

加振器付きスピーカ

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JP2002219412A
JP2002219412A JP2001016985A JP2001016985A JP2002219412A JP 2002219412 A JP2002219412 A JP 2002219412A JP 2001016985 A JP2001016985 A JP 2001016985A JP 2001016985 A JP2001016985 A JP 2001016985A JP 2002219412 A JP2002219412 A JP 2002219412A
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Yoshiro Koga
吉郎 古賀
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ONKYOORIBU KK
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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加振器とスピーカを一体化することによっ
て、スペース、コスト、重量の減少と、両者の振動効果
を相乗的に得ることができるものとする。 【解決手段】 上部磁極板7aの外周部を立ち上げて外
方に延伸し、さらにその外側を内方に曲げて椀状部7d
を形成し、リング状マグネット3の下面に、中心部に中
心磁極8を形成した円盤状の下部磁極板7bを密着し
て、ボイスコイルボビン5cを前記内側磁気空隙4内に
懸垂して形成したスピーカ本体2に、前記マグネット3
と下部磁極板7bの端面と前記上部磁極板7aの椀状部
7dの内側との間に形成した外側円環状磁気空隙4’内
に、加振器用固定コイル5bを巻回した固定コイルボビ
ン5dをフレーム9の内底面に固定し、下部磁極板7b
の端面を包むように緩衝材10を取り付け、前記上部磁
極板7aの椀状部7dの外側とフレーム9の内側の間に
緩衝材10’を取り付けた加振器本体2を付加形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話器や移動
体通信機等の小型端末器の筐体内部に内蔵した通常通話
用のスピーカの漏洩磁束を利用して、信号を受信できる
電気機械変換器(加振器)を一体にスピーカ内部に組み
込んで装着する簡易な構造により、スペースを有効に利
用して、安価に、かつ軽量に、通話や音楽配信の受信等
を自由になし得るとともに、スピーカの再生音よりも更
なる低音感やリズム感を享受することができる体感方式
スピーカにおいて、前記の一体装着した加振器によって
別異の通話信号の着信を携行者に報知することのできる
スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した用途に於ける携帯電話器も含め
た移動体通信機の小型端末器用の発音体は、一般に超小
型のダイナミック型スピーカが使用されることが多く、
又、特に携帯電話器等の周囲に通話信号の着信音が聞こ
えない方が良い機器の場合には、通話信号用のスピーカ
とは別に小型である必要性から、従来、別体として着信
信号通知用の偏心駆動モーター等の電気機械変換器を装
備していて、受話器筐体を振動させて着信を知らせる機
能を有する機器がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来からの移動
体通信機の小型端末器の現状に際して、該端末器が音楽
配信の音楽を聴取する場合には、超小型のスピーカの再
生音では音質的に十分満足できない(低音が不足)とい
う欠点があった。又、携帯電話器であって通常の音を聞
くような場合でも日常的に感じる音感に近い感覚を有す
る低音域の再生が望ましいという解決すべき課題を有し
ていた。
【0004】そこで、本発明は、このような従来の移動
体通信機の小型端末器等の簡易型スピーカの発音源が有
していた低音再生が不足という課題を解決するととも
に、さらに、別の着信信号を受信して通知する小型の加
振器を一体に組込んで、全体として前記発音源の小型端
末器の簡易型スピーカを外から振動させて、音楽の低域
周波数の機械振動に敏感に反応して、耳から聴取される
楽音信号と共に再生音質の改善に大きく寄与するととも
に、前記加振器に着信信号通知用の低域周波数の機械振
動を与えることによって、報知機能を完全に有せしめ、
もって、非常に小型軽量で安価であり、使用法も簡単
で、着信信号による通話中に長時間使用しても疲労や違
和感を与える事が無く、満足できる超低音感が得られる
加振器をスピーカに付随装着して、優れた低音を体感で
きる加振器付きスピーカを提供しようとするものであ
る。このように、本発明の加振器付きスピーカは、一体
化することによって、収納スペース、材料コスト、不要
な重量の問題を解決することを目的とし、両者の振動効
果を相乗的に得ることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の加振器付きスピーカの構成を、実施例に対応す
る図1乃至図5を用いて説明すると、本発明は、上部磁
極板7aの中心部に内側磁気空隙4用の中心穴を穿ち、
下面をリング状マグネット3に密着固定し、前記上部磁
極板7aの外周部を立ち上げて外方に延伸し、さらにそ
の外側を内方に曲げて椀状部7dを形成し、前記リング
状マグネット3の下面に、中心部に中心磁極8を形成し
た円盤状の下部磁極板7bを密着して、前記上部磁極板
7aの中心穴と前記中心磁極8との間に内側磁気空隙4
を形成し、周辺を前記上部磁極板7aに固定した振動板
6に同心的に取り付けたスピーカボイスコイル5aを巻
回したボイスコイルボビン5cを前記内側磁気空隙4内
に緩衝材10の表面及び前記上部磁極板7aの椀状部7
dの外側に触れないように懸垂して形成したスピーカ本
体2に、前記マグネット3と下部磁極板7bの端面と前
記上部磁極板7aの椀状部7dの内側との間に形成した
外側円環状磁気空隙4’内に、加振器用固定コイル5b
を巻回した固定コイルボビン5dをフレーム9の内底面
に固定し、前記外側円環状磁気空隙4’の下部磁極板7
bの端面を包むように緩衝材10を取り付け、前記上部
磁極板7aの椀状部7dの外側とフレーム9の内側の間
に緩衝材10’を取り付けた加振器本体2を付加形成し
た加振器付きスピーカである。
【0006】すなわち、該目的を達成するために講じた
本発明の加振器2a付きスピーカ2の構成を、実施例に
おいて使用した符号を用いて説明すると、移動体通信機
の受信回路12から出力される受信情報信号を音響に変
換する少なくとも1個のスピーカ2が、前記移動体通信
機の筺体1に外側緩衝材の弾性体(ダンパ)10’を介
してフレーム9に装着されており、当該移動体通信機を
携行かつ使用者に、受信情報の通話信号成分を聴覚を通
じて感受させる構成となっている。
【0007】第2発明は、第1発明の加振器付きスピー
カの上部磁極板7aの外側を内方に曲げて椀状部7dを
形成し、その椀状部7dの外側をフレーム9の内側に取
り付け固定した構成の第1発明の加振器付きスピーカで
ある。
【0008】第3発明は、第1発明又は第2発明の加振
器付きスピーカの下部磁極板7bの端縁部を外方に延伸
して補助磁極板7cを形成し、さらにマグネット3の外
側端面と、下部磁極板7bの下面にそれぞれ緩衝材10
a,10bを配置した構成の第1発明又は第2発明の加
振器付きスピーカである。
【0009】第4発明は、第1発明乃至第3発明のいず
れかの加振器付きスピーカの内側及び外側緩衝材10,
10’が合成樹脂製または金属製のコルゲーションダン
パ10c,10dである第1発明乃至第3発明のいずれ
かの加振器付きスピーカである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に使用するスピーカは、従
来の一般と同様の構造であって、上部磁極板7aの中心
部に中心穴を穿ち、下面をリング状マグネット3に密着
固定し、さらに前記リング状マグネット3の下面に、中
心部に中心磁極8を形成した円盤状の下部磁極板7bを
密着して、前記上部磁極板7aの中心穴と中心磁極8の
間にスピーカ2用の主となる内側磁気空隙4を形成し、
スピーカ2用のボイスコイル5aを該内側磁気空隙4内
に懸垂する。
【0011】しかして、前記上部磁極板7aの外周部を
立ち上げて、外方に延伸し、さらにその外側を内方に曲
げて椀状部7dを形成するとともに、前記リング状マグ
ネット3の下面に、中心部に中心磁極8を形成した円盤
状下部磁極板7bを密着して、前記下部磁極板7bの外
側端面と、前記上部磁極板7aの椀状部7dの内側壁と
の間に加振器2a用の補助的な円環状の外側磁気空隙
4’を形成して、巻芯ボビン5dを加振器用コイル5b
が内側緩衝材10の外側と椀状部7dの内側に触れない
ように介して懸垂し、前記巻芯ボビン5dの先端をフレ
ーム9に接着固定してある。前記上部磁極板7aの外周
部の内方に曲げた椀状部7dとフレーム9の間に、外側
緩衝材10’をフレーム9の内面と前記上部磁極板7a
の椀状部7dの外側に触れないように懸垂して形成して
ある。加振器2aは、夫々の筐体1に直接に取り付けて
も良いが、緩衝材10’を介して取り付ける事により筐
体1の振動に対する感度を増大させることができる。こ
の場合、加振器2aの振動方向が受話器の長手方向にな
るように取り付けることが更に感度を増大させる上で効
果的である。この外側緩衝材10’の弾性体はバネ又は
ゴム若しくはウレタン等の発泡樹脂を使用すれば良い。
【0012】しかして、スピーカ2を駆動する音声電気
回路は、スピーカ2のボイスコイル5aと加振器用固定
コイル5bに入力し、着信信号は加振器2aに入力して
駆動する。尚、加振器2aと当該加振器2aに受信情報
信号を供給する移動体通信機の受信回路12との間に
は、必要に応じてローパスフィルタを介在させても良
い。本発明は、上記のような構成としたものであって、
この様な振動体感方式のスピーカ2のボイスコイル5a
は、主の内側磁気空隙4の磁束を使用し、加振器2aの
固定コイル5bは、補助的外側磁気空隙4’に漏洩する
漏洩磁束と鎖交して誘導されて、固定フレーム9に緩衝
材10’を介して取り付けた加振器2aの固定コイル5
bを振動を誘発し、スピーカ2の下部磁極板7bを外か
ら横方向に振動させることにより、スピーカ2全体を振
動させるものである。したがって、本発明の加振器付き
スピーカは、上記のような構成としたものであって、こ
の様な音響振動体感方式の移動体通信機を実施するに当
たっては、加振器2aは、スピーカ本体2の外側磁気空
隙4’の漏洩磁束を利用して、フレーム9に取り付けた
固定コイル5bとの磁気誘導により、スピーカ2の下部
磁極板7bを外から横方向に振動させることにより、ス
ピーカ2全体を振動させる構成が構造簡単で容易に小型
化が可能であり、又一体化できるので安価で且つ長寿命
であるから好適である。
【0013】加振器2aと緩衝材10,10’とで1自
由度の共振系を形成するが、この共振系の共振周波数は
30〜50Hz程度の範囲であることが適当である。加
振器2a自体が可動磁石型のように固有の共振周波数を
有する場合は、この加振器2a自体の共振周波数と、加
振器2aと緩衝材10,10’とからなる共振系の共振
周波数とを合致させるとさらに効果的である。又、逆に
この二つの周波数を異なる周波数とすることにより、再
生周波数帯域を拡大することができる。(又、複数の加
振器2a,2aを夫々異なる共振周波数で筐体1に取り
付けても再生帯域を拡大することができる。)
【0014】上述したとおり、加振器2aを受話器や移
動体通信機の小型器端末に一体に装着することで、前記
体感音響振動を有効に人体に伝達する事ができ、音楽配
信の受信に於いて低音感とリズム感に対する効果が得ら
れる事が特徴である。又、この振動体感方式の低音再生
装置は音楽に限らず、ゲーム等の音のでるソフトであっ
ても有効に働き、電話機という通話機能に限られた機器
でもより楽しく音楽を聴くことができることはいうまで
もない。
【0015】又、前述したように呼び出し信号受信時に
は他者に呼び出し音を聞かれる事なく振動を出して知ら
せることができる。これは一定周波数の信号でも良い
し、着信メロディーと連動させることもできる。特に電
話機に配信された音楽信号をイヤホーンを使用して聴取
する場合でも、電話機本体を手で持っている場合でも、
前記と同様低音増強効果は一層著しくなる。又、本発明
の他の適用例として、移動体通信機の小型端末器が音楽
を聴取する専用機の場合であっても、或いはゲーム専用
機であってその効果音を聴取する場合であっても、前記
と同様の効果が得られるものである。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図面中、図1は、本発明の1実施例の外観
図、図2は、本発明の1実施例のスピーカの断面図、図
3は、本発明の他の実施例の断面図、図4は、本発明の
別の実施例の断面図、図5は、本発明のまた別の実施例
の断面図である。
【0017】図1、図2に示す第1発明の実施例は、本
発明を携帯電話の受話器に適用した事例である。受話器
本体1がそのまま送受信機となっている周知の構造並び
に外形の受話器である。加振器2aは緩衝材10,1
0’を介して受話器の筐体1に取り付けられている。緩
衝材10,10’は発泡ウレタンのような合成樹脂を使
用している。この実施例に使用した加振器2aは従来の
一般の可動磁石型の電気機械振動変換器であって、スピ
ーカ本体2を電話機筺体1に保持装着するフレーム9に
緩衝材10’を介して取り付けてある。上部磁極板7a
には中心穴を穿って内側磁気空隙4の外部磁極とし、そ
の下面にリングマグネット3を装着し、さらに該リング
マグネット3の下面に下部磁極板7bを装着し、下部磁
極板7bの上面中心にに中心磁極8を取り付けて、前記
上部磁極板7aの中心穴と相対して円環状主磁気空隙4
を形成してある。先端にドーム状振動板6を取り付けた
ボイスコイル5aを前記主磁気空隙4に懸垂し、前記ボ
イスコイル5aには電話機の受信回路12からの音声電
流を流すように構成してある。しかして、前記下部磁極
板7bの端縁と、椀状部7dとの間に漏洩外側磁気空隙
4’を形成し、その外側磁気空隙4’内に固定コイル5
bを配置して外部駆動電気回路12に接続してある。ス
ピーカ本体2の下部磁極板7bの外周を緩衝材10で、
固定コイル5bに触れないように包んである。スピーカ
本体2は、電話機筺体1に穿った放音口1aに対向する
位置に、保持され、外側緩衝材10’を介してフレーム
9によって電話機筺体1に装着してある。
【0018】第2発明の実施例は、図3に示すように、
前記第1発明の加振器付きスピーカの構成の内、上部磁
極板7aの外側を内方に曲げて椀状部7eを形成し、そ
の椀状部7eの外側をフレーム9’の内側に取り付け固
定した構成を有する点のみが第1発明と相違する点であ
り、第1発明の外側緩衝材10’を欠く点にあり、加振
器2aの振幅が小さい場合に適合する。
【0019】第3発明の実施例においては、図4に示す
ように、前記第1発明又は第2発明の加振器付きスピー
カの構成の内、外側磁気空隙4’を形成する下部磁極板
7bの両端縁部を外方に延伸して、補助磁極板7cを形
成した構成の加振器付きスピーカであって、補助磁極板
7cを形成することによって、下部磁極板7bが外側磁
気空隙4’内に突出することによって、漏洩磁束を捕捉
し易くなり、それだけ磁束密度を高めて加振器2aの感
度を高める効果がある。
【0020】第4発明の実施例においては、図5に示す
ように、前記第1発明乃至第3発明の加振器付きスピー
カの構成の内、ゴム若しくはウレタン等の発泡樹脂製の
内側緩衝材10及び外側緩衝材10’が合成樹脂製また
は金属製のコルゲーションダンパ10c,10dであっ
て、加振器2aが大振幅で振動する場合であっても、外
側磁気空隙4’の磁壁に触れる恐れがない。
【0021】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明の加振器付きスピーカは、スピーカユニットを電話
機筺体1に保持装着するフレーム9によって、スピーカ
本体を支持するとともに、その底面に加振コイルの巻芯
の先端を取り付けて、加振コイルを固定する。スピーカ
2の主磁気空隙4の漏洩磁束によって形成される補助的
磁気空隙4’を利用して、加振器2aの加振器固定コイ
ル5bを磁気誘導して振動させて通話信号の着信を報知
することができるので、構造が簡単になり、コストを上
昇せずに加振器とスピーカを一体化することによって、
収納スペース、材料コスト、不要な重量の減少と加振効
果の向上を図るという目的を達成することができるとい
う、従来のものには期待することが出来ない顕著な効果
を有する加振器付きスピーカに至ったのである。
【0023】上述したとおり、本発明の加振器付きスピ
ーカは、携帯電話器や移動体通信機等の小型端末器に低
音再生用の小型で構造簡単な加振器をスピーカと一体に
組み込み、使用時に振動体感方式の機械振動や低音域再
生装置として使用するのであるから、非常に小型軽量で
安価であり、且つ使用法も簡単で音楽配信等の音楽を聴
くときに、又、音楽に限らず単に音声を聞くときにも有
効である。更に、呼び出し通話信号受信時には振動を発
生して、他者に聞かれる事なく報知することができる。
又、発音体と共に使用して着信メロディーと連動させる
ことも可能である。特に電話の筐体にとり付けると振動
が増幅されるので、加振器をより小型とすることができ
る。使用時には少しの振動で上記の各効果が得られ、加
振器の小型化、省電力化に寄与し得るという効果をも有
するに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話機の1実施例の外観図である。
【図2】本発明の1実施例のスピーカの断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の断面図である。
【図4】本発明の別の実施例の断面図である。
【図5】本発明のまた別の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 電話機筺体 1a 放音口 2 スピーカ(本体) 2a 加振器本体 2b マイクロホン 3 リングマグネット 4 内側磁気空隙 4’ 外側磁気空隙 5a スピーカ用ボイスコイル 5b 固定コイル 5c 可動コイルボビン 5d 固定コイルボビン 6 振動板 7a 上部磁極板 7b 下部磁極板 7c 補助磁極板 7d 椀状部 7e 椀状部 8 中心磁極 9 フレーム 9’ フレーム 10 内側緩衝材(内側ダンパ) 10’ 外側緩衝材(外側ダンパ) 10a 緩衝材 10b 緩衝材 10c コルゲーションダンパ 10d コルゲーションダンパ 11 補助マグネット 12 通話信号受信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 9/02 102 H04R 9/02 102C 103 103 9/10 9/10 Fターム(参考) 5D012 BB01 BB02 CA07 GA04 5D017 AA11 5D107 AA02 AA12 AA13 AA16 BB08 CC08 CC09 DD03 DD12 FF10 5H633 BB02 BB04 GG02 GG03 GG06 GG09 GG13 HH02 HH03 HH07 HH22 HH24 JB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部磁極板(7a)の中心部に内側磁気空隙
    (4)用の中心穴を穿ち、下面をリング状マグネット(3)に
    密着固定し、前記上部磁極板(7a)の外周部を立ち上げて
    外方に延伸し、さらにその外側を内方に曲げて椀状部(7
    d)を形成し、前記リング状マグネット(3)の下面に、中
    心部に中心磁極(8)を形成した円盤状の下部磁極板(7b)
    を密着して、前記上部磁極板(7a)の中心穴と前記中心磁
    極(8)との間に内側磁気空隙(4)を形成し、周辺を前記上
    部磁極板(7a)に固定した振動板(6)に同心的に取り付け
    たスピーカボイスコイル(5a)を巻回したボイスコイルボ
    ビン(5c)を前記内側磁気空隙(4)内に、緩衝材(10)の表
    面及び前記上部磁極板(7a)の椀状部(7d)の外側に触れな
    いように懸垂して形成したスピーカ本体(2)に、前記マ
    グネット(3)と下部磁極板(7b)の端面と前記上部磁極板
    (7a)の椀状部(7d)の内側との間に形成した外側円環状磁
    気空隙(4')内に、加振器用固定コイル(5b)を巻回した固
    定コイルボビン(5d)をフレーム(9)の内底面に固定し、
    前記外側円環状磁気空隙(4')の下部磁極板(7b)の端面を
    包むように緩衝材(10)を取り付け、前記上部磁極板(7a)
    の椀状部(7d)の外側とフレーム(9)の内側の間に緩衝材
    (10')を取り付けた加振器本体(2a)を付加形成した加振
    器付きスピーカ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の上部磁極板(7a)の外側
    を内方に曲げて椀状部(7e)を形成し、その椀状部(7e)の
    外側をフレーム(9)の内側に取り付け固定した構成の請
    求項1に記載の加振器付きスピーカ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の下部磁極板(7b)
    の端縁部を外方に延伸して補助磁極板(7c)を形成し、マ
    グネット(3)の外側端面と下部磁極板(7b)の下面にそれ
    ぞれ緩衝材(10a),(10b)を配置した構成の請求項1又は
    2に記載の加振器付きスピーカ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の内側
    及び外側緩衝材(10),(10')が、合成樹脂製または金属
    製のコルゲーションダンパ(10c),(10d)である請求項1
    乃至3のいずれかに記載の加振器付きスピーカ。
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