JPH1188452A - 受信装置および受信信号の復調方法 - Google Patents

受信装置および受信信号の復調方法

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JPH1188452A
JPH1188452A JP9236388A JP23638897A JPH1188452A JP H1188452 A JPH1188452 A JP H1188452A JP 9236388 A JP9236388 A JP 9236388A JP 23638897 A JP23638897 A JP 23638897A JP H1188452 A JPH1188452 A JP H1188452A
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signal
filter
lpf
circuit
output signal
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JP9236388A
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Inventor
Tadayuki Hattori
忠幸 服部
Kazuhiko Seki
和彦 関
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Uniden Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
    • H04L27/14Demodulator circuits; Receiver circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット誤り率を向上させつつ、省電力を実現
する受信装置を提供する。 【解決手段】 受信機は、受信信号に基づき得られた中
間周波数信号を、ベースバンド信号に変換する直交検波
器12と、アナログフィルタである第1のLPF14を経たベ
ースバンド信号を二値化する比較器16と、比較器16から
出力された略矩形波のうち、その基本周波数の奇数倍の
周波数成分を通過させる第2のLPF(CICフィルタ)18
と、第2のLPF18の出力信号に基づきクロック再生回路2
2にて再生されたクロックにしたがって、当該出力信号
を復号するサンプラ20および比較器24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信用の受信
装置および受信信号の復調方法にかかり、特に、伝送速
度および変調方式が可変であるような無線通信方式に好
適な受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されている無線電話方式や無線
呼出システムには、伝送速度および変調方式が可変であ
るようなものが知られている。たとえば、無線呼出シス
テムの一つであるFLEX(登録商標)方式においては、3種
類の伝送速度(1600/3200/6400bps)および2種類の
変調方式(2FSK(Frequency Shift Keying)/4FSK)があ
り、かつ、2種類のシンボルレート(1600/3200sps)
が規定されている。
【0003】このような無線呼出システムにおいて、雑
音帯域幅を最小化するために、直交検波後の信号路に配
置されたLPF(Low Pass Filter)の通過帯域幅を、シン
ボルレートにしたがって変更するのが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信機は、たとえば、上記LPFをアナログ回路により実
現した場合には、LPFを、シンボルレートが3200spsであ
るときに適合するように設計している。このため、シン
ボルレートが1600spsであるときには、より雑音の影響
を受けやすく、ビット誤り率(BER)が劣化するという
問題点があった。
【0005】このような問題点を解決するために、上記
LPFの出力信号を二値化して、再びシンボルレートにし
たがって帯域を変更する移動平均型のディジタルLPFを
用いて、BERの劣化を軽減していた。
【0006】しかしながら、移動平均型フィルタのシフ
トレジスタの段数が大きく、このため、回路規模は比較
的大きいため、消費電力が大きくなってしまうという問
題点があった。特に、近年の無線電話機やページャにお
いては、その消費電力を低減化し、通話時間や受信待ち
時間を長くすることが要求されているが、上述した移動
平均型フィルタを用いる場合には、その回路規模によ
り、通話時間や待ち時間の長時間化を達成することが困
難であった。
【0007】本発明の目的は、係る問題を解決するため
になされたもので、簡単な構成の回路によりビット誤り
率を向上させつつ、省電力を実現する受信装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、受信信
号に基づき得られた中間周波数信号を、ベースバンド信
号に変換する検波回路と、前記ベースバンド信号を二値
化する二値化回路と、前記二値化回路の出力信号の信号
のうち、その基本周波数の奇数倍の周波数成分を通過さ
せるフィルタ回路と、前記フィルタ回路の出力信号に基
づき再生されたクロックにしたがって、当該出力信号を
復号する復号回路とを備えたことを特徴とする受信装置
により達成される。
【0009】本発明によれば、二値化回路により二値化
され、略矩形波となった信号を、その基本周波数の奇数
倍の周波数成分を通過させるフィルタ回路にて濾波す
る。このため、雑音成分を適切に除去し、これにより、
ビット誤り率を向上させることが可能となる。
【0010】前記フィルタ回路は前記二値化回路の出力
信号から矩形波成分のみをろ波することを基本とする
が、必ずしもこれに限るものではない。例えば、奇数倍
の周波数成分のうち、5倍、7倍以降の周波数成分はさ
ほど重要ではなく、これらを通過させないものも適用可
能である。さらに、3倍波を通過させにくいもの、ある
いは通過させないものであってもよい。要するに、前記
二値化回路の出力信号の性質に応じて、この信号から所
望の成分を取り出すことができるフィルタであればよ
い。なお、前記二値化回路の前段に、前記直交検波回路
により得られた信号の搬送波周波数の2倍波成分を取り
除く低域ろ波器を備えてもよい。
【0011】本発明の好ましい実施態様においては、前
記フィルタ回路が、CIC(Cascaded Integrator Comb)
フィルタから構成されている。この実施態様によれば、
従来の移動平均型ディジタルフィルタと比較して、その
回路規模を小さくすることができ、これにより、消費電
力を低減することが可能となる。
【0012】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置が、複数のシンボルレートの信号を受
信し、前記フィルタ回路が、前記シンボルレートの変更
にしたがって、通過させる基本周波数の奇数倍の周波数
成分を変更するように構成されている。この実施態様に
よれば、FLEX(登録商標)方式など、複数のシンボルレ
ートを備えた受信方式にしたがった場合でも、適切に雑
音を除去することができ、これにより、ビット誤り率を
改善することが可能となる。
【0013】また、本発明の目的は、受信信号に基づき
得られた中間周波数信号を、ベースバンド信号に変換
し、前記ベースバンド信号を二値化し、二値化された矩
形波を構成する信号成分のうち、その基本周波数の奇数
倍の周波数成分を通過するように、二値化されたベース
バンド信号を濾波し、濾波された信号の出力信号に基づ
きクロックを再生し、再生されたクロックにしたがっ
て、前記出力信号を復調するように構成されたことを特
徴とする受信信号の復調方法によっても達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態に付き説明を加える。この実施の形態に
おいて、受信機は、FLEX(登録商標)方式に基づく信号の
受信が可能なページャである。図1は、本発明の実施の
形態にかかる受信機の主要部の構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。この受信機においては、受信アンテナ
(図示せず)により受信された信号が、フロントエンド
(図示せず)にて中間周波数信号IF Signalに変換され
る。図1に示すように、この受信機10は、上述した、
受信アンテナやフロントエンドのほか、中間周波数信号
IF Signalを受け入れて、直交検波をする直交検波器(Qu
adrature detector)12と、検波後の信号を濾波する第
1のLPF14と、濾波された信号を二値化する比較器1
6と、二値化された信号(ディジタル信号)のうちの所
定の周波数成分を通過させる第2のLPF18と、第2のL
PF18の出力を、クロック再生回路22から与えられる
クロックに基づきサンプリングするサンプラ20と、第
2のLPF18の出力に基づき同期捕捉および同期追従を
行い、必要なクロックを出力するクロック再生回路22
と、サンプラ20にてサンプリングされた出力信号を二
値化する比較器24とを備えている。
【0015】直交検波器12、第1のLPF14、比較器
16、サンプラ20、クロック再生回路22および比較
器24は、従来のものを使用することができる。すなわ
ち、第1のLPF14は、シンボルレートが3200spsである
ときに適合するように設計されたアナログフィルタであ
り、たとえば、図6に示すような振幅特性を有してい
る。
【0016】比較器16は、第1のLPF14により濾波
された信号を、所定の閾値を用いて二値化する。
【0017】この実施の形態においては、直交検波器1
2および第1のLPF14を介した信号が、比較器16に
て二値化される。すなわち、比較器16からの出力は、
“1”或いは“0”からなる略矩形波となる。すなわ
ち、矩形波f(t)は、基本周波数の正弦波(sint)
の奇数次数項の和として表わすことができる。
【0018】この実施の形態において、第2のLPF18
には、CIC(Cascaded Integrator Comb)フィルタが用い
られている。図2は、この実施の形態にかかる第2のLP
F18の構成を示す機能ブロック図である。図2に示す
ように、第2のLPF18は、前段に配置されたコムフィ
ルタ(Comb Filter)26と、後段に配置された積分回路
28から構成されている。コムフィルタ26は、サンプ
ル周期Tsを所定の段数Nだけ遅延させる遅延手段(N
*Ts delay)と、この出力を入力から減算する
減算器とを備える。また、積分回路は、出力を1サンプ
ル周期Tsだけ遅延させてフィードバックする遅延手段
(Ts delay)と、この出力を現在の出力に加算
する加算器とを備える。この実施の形態において、前段
に配置されたコムフィルタ26は、シンボルレートが16
00spsであるときに、段数N=16、Ts=1/25.6[msec]で
作動し、その一方、シンボルレートが3200spsであると
きに、段数N=12、Ts=1/38.6[msec]で作動するよ
うになっている。すなわち、コムフィルタ26は、シン
ボルレートによって、フィルタの段数を変化させ、その
振幅特性を変更できるように構成されている。また、積
分回路28は、直流成分を通過させるために設けられて
いる。
【0019】図3は、本実施の形態にかかる第2のLPF
18の振幅特性を示す図である。この実施の形態におい
ては、コムフィルタ26が、シンボルレートによりその
振幅特性を変更できるため、第2のLPF18の振幅特性
も、シンボルレートにしたがって変化するようになって
いる。図3において、実線にて示す曲線301が、シン
ボルレートが1600spsであるときの振幅特性であり、そ
の一方、点線にて示す曲線302が、シンボルレートが
3200spsであるときの振幅特性である。図3に示すよう
に、シンボルレートが1600spsであるときには、800Hzの
奇数倍の周波数成分が、第2のLPF18において通過で
き、その一方、シンボルレートが3200spsであるときに
は、1600Hzの奇数倍の周波数成分が、第2のLPF18に
おいて通過できる。これは本受信機において直交検波後
のコンパレータ出力の信号成分が基本周波数の奇数次数
項の和であることに対応している。なお、従来の移動平
均型のフィルタでは、基本周波数の偶数次数(例えば、
1600spsのときの1600Hz)において、CICフィルタの
ようにゲインが小さくならず、ゲインの低下はせいぜい
−20dB程度であり一定の利得を有していた。これに対し
て、CICフィルタではゲインが非常に小さくなるので
ノイズ等の影響を受けにくくなり、後述のようにBERが
改善されるのである。なお、CICフィルタと従来の移
動平均型のフィルタとを比較すると、前述のようにCI
Cフィルタは2倍波に対しては移動平均型のフィルタよ
りも効果的である。
【0020】シンボルレートが1600spsの場合には、基
本周波数は800Hz、シンボルレートが3200spsの場合に
は、基本周波数は1600Hzである。したがって、本実施の
形態においては、上述したようにフィルタの振幅特性
を、シンボルレートにしたがって変更するようになって
いる。
【0021】第2のLPF18を通過することにより、必
要な周波数成分を適切に通過させ、雑音の成分が除去さ
れた信号は、サンプラ20およびクロック再生回路22
に与えられる。クロック再生回路22においては、第2
のLPF18の出力信号にしたがって、サンプラ20によ
るサンプリングに必要なクロックを再生して、これをサ
ンプラ20に出力する。
【0022】サンプラ20においては、クロック再生回
路22から与えられたクロックにしたがって、第2のLP
F18からの出力信号をサンプリングし、得られた信号
を、コンパレータ24に出力する。コンパレータ24に
おいては、上記クロックにしたがってサンプリングされ
た信号を二値化して、“1”および“0”からなるデー
タを作成して出力する。
【0023】最後に、本実施の形態にしたがって実行し
たシミュレーションの結果につき説明を加える。このシ
ミュレーションにおいては、AWGN(白色ガウス雑
音)環境下およびフェージング環境下で、シンボルレー
トが1600spsである場合のビット誤り率(BER)を計算し
た。図4は、AWGN環境下でのシミュレーション結果
を示す図である。図4において、正方形の点(□)をプ
ロットして、これを結んだ直線401は、第2のLPFを
配置しなかった場合のビット誤り率を示し、三角形の点
(△)をプロットして、これを結んだ直線402は、従
来の移動平均型のLPFを用いた場合のビット誤り率を示
す。さらに、黒丸の点(●)をプロットして、これを結
んだ直線403は、本実施の形態にかかるCICフィル
タを第2のLPFに適用した場合のビット誤り率を示す。
【0024】図4から明らかなように、本実施の形態に
かかる第2のLPFを用いた場合のビット誤り率の方が、
従来の移動平均型のLPFを用いた場合のビット誤り率よ
りも小さいことがわかる。たとえば、BER=1×10-4
のときに、ビット誤り率(BER)は、1/2に改善で
きている。
【0025】また、図5は、フェージング環境下でのシ
ミュレーション結果を示す図である。図5において、点
線にて示す直線501は、従来の移動平均型のLPFを用
いた場合のビット誤り率を示し、実線にて示す直線50
2は、本実施の形態にかかるCICフィルタを第2のLP
Fに適用した場合のビット誤り率を示す。また、細実線
にて示す直線503は、理論値を示す。
【0026】図5から理解できるように、本実施の形態
にかかる第2のLPFを使用した場合の特性は、同じBE
Rで比較したとき理論値よりも約2dB劣るものの、従
来のものよりも、約1dB改善されている。このよう
に、本実施の形態の第2のLPFを用いると、特に、フェ
ージング環境下で使用する場合に好適であることが理解
できる。
【0027】さらに、従来の移動平均型のフィルタを、
シフトレジスタの段数で21段で構成できるが、本実施
の形態においては、第2のLPFを、シフトレジスタの段
数で16段で構成することができる。この点を考慮し
て、論理合成ツールを用いて、回路規模を比較した結
果、本実施の形態にかかる第2のLPFによれば、従来の
移動平均型フィルタと比較して、その回路規模を約30
%削減できることがわかった。
【0028】本実施の形態によれば、直交検波後に比較
器により二値化した信号を、基本周波数の奇数次数項の
周波数成分のみを通過させる第2のフィルタに通すよう
に構成し、これにより、ビット誤り率の改善および回路
規模の縮小を実現することが可能となる。
【0029】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0030】たとえば、前記実施の形態においては、第
2のフィルタとして、コムフィルタおよび積分回路から
なるCICフィルタを用いているが、これに限定される
ものではなく、基本周波数の奇数次数項を通過させるよ
うな構成のものであれば良い。
【0031】また、前記実施の形態においては、伝送速
度および変調方式が可変で、2つのシンボルレートが規
定されているFLEX(登録商標)方式の受信機を用いた。
このように複数のシンボルレートが規定されている方式
の受信機に、本発明は好適であるが、これに限定される
ものではなく、シンボルレートが単一であるような方式
にも本発明を適用することは可能である。また、必ずし
も、伝送速度や変調方式が可変である必要もない。
【0032】さらに、本実施の形態においては、ページ
ャに本発明を適用しているが、これに限定されるもので
はなく、携帯電話機など他の通信機にも適用可能である
ことはいうまでもない。
【0033】また、本明細書において、手段とは必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、二値化
回路により二値化され、略矩形波となった信号を、その
基本周波数の奇数倍の周波数成分を通過させるフィルタ
回路にて濾波するので、雑音成分を適切に除去し、これ
により、ビット誤り率を向上させることが可能となる。
【0035】また、この発明によれば、前記フィルタ回
路が、CIC(Cascaded IntegratorComb)フィルタから
構成されているので、従来の移動平均型ディジタルフィ
ルタと比較して、その回路規模を小さくすることがで
き、これにより、消費電力を低減することが可能とな
る。
【0036】また、この発明によれば、前記受信装置
が、複数のシンボルレートの信号を受信し、前記フィル
タ回路が、前記シンボルレートの変更にしたがって、通
過させる基本周波数の奇数倍の周波数成分を変更するよ
うに構成されているので、FLEX(登録商標)方式など、
複数のシンボルレートを備えた受信方式にしたがった場
合でも、適切に雑音を除去することができ、これによ
り、ビット誤り率を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかる受信機
の主要部の構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかる第2のLPFの
構成を示す機能ブロック図である。
【図3】 図3は、本実施の形態にかかる第2のLPFの
振幅特性を示す図である。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかる第2のLPFを
用いた場合のシミュレーションを示す図である。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかる第2のLPFを
用いた場合のシミュレーションを示す図である。
【図6】 図6は、第1のLPFの振幅特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
12 直交検波器 14 第1のLPF 16 比較器 18 第2のLPF(CICフィルタ) 20 サンプラ 22 クロック再生回路 24 比較器 26 コムフィルタ 28 積分回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号に基づき得られた中間周波数信
    号を、ベースバンド信号に変換する検波回路と、 前記ベースバンド信号を二値化する二値化回路と、 前記二値化回路の出力信号の信号のうち、その基本周波
    数の奇数倍の周波数成分を通過させるフィルタ回路と、 前記フィルタ回路の出力信号に基づき再生されたクロッ
    クにしたがって、当該出力信号を復号する復号回路とを
    備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ回路が、CIC(Cascaded
    Integrator Comb)フィルタから構成されることを特徴と
    する請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信装置が、複数のシンボルレート
    の信号を受信し、 前記フィルタ回路が、前記シンボルレートの変更にした
    がって、通過させる基本周波数の奇数倍の周波数成分を
    変更するように構成されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 受信信号に基づき得られた中間周波数信
    号を、ベースバンド信号に変換し、 前記ベースバンド信号を二値化し、 二値化されたベースバンド信号を構成する信号成分のう
    ち、その基本周波数の奇数倍の周波数成分を通過するよ
    うに、二値化されたベースバンド信号を濾波し、 濾波された信号の出力信号に基づきクロックを再生し、 再生されたクロックにしたがって、前記出力信号を復号
    するように構成されたことを特徴とする受信信号の復調
    方法。
JP9236388A 1997-09-02 1997-09-02 受信装置および受信信号の復調方法 Withdrawn JPH1188452A (ja)

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