JPH1188326A - 情報装置およびその認証方法 - Google Patents

情報装置およびその認証方法

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JPH1188326A
JPH1188326A JP9257928A JP25792897A JPH1188326A JP H1188326 A JPH1188326 A JP H1188326A JP 9257928 A JP9257928 A JP 9257928A JP 25792897 A JP25792897 A JP 25792897A JP H1188326 A JPH1188326 A JP H1188326A
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JP
Japan
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authentication
input
lock
vibration
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JP9257928A
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Atsushi Kano
敦 狩野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードを使用しなくても個人認証を行う
ことができる情報装置を提供する。 【解決手段】 認証錠の登録では、表示部105に登録
開始が表示され、使用者がマイク部103の前面カバー
を3度たたくと、音あるいは振動による入力がマイク部
103によって採取される。特徴抽出部104は信号波
形から認証錠としての特徴、つまり軽打された回数を抽
出する。特徴抽出部104によって抽出された特徴は記
録部101に記録される。認証の段階では、認証部10
2はマイク部103からの信号情報を特徴抽出部104
で処理した認証鍵と予め設定された認証錠とを対応付け
て照合する。照合の結果、回数が一致するので、情報装
置は認証錠を登録した人物と認証鍵を入力した人物は同
一であると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人認証を行うこ
とができる情報装置およびその認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な情報装置では、格納され
たデータの保護を目的としてデータの取り出しに際し、
文字列からなるパスワード(認証鍵)を入力するように
設定することが可能である。そして、あらかじめ設定し
た認証錠と別途入力した認証鍵とが一致した場合、装置
または格納データの使用を許可する。
【0003】パスワードの入力には通常キーボードが使
われる。キーボードとしては、筐体からなるキーボー
ド、あるいは画面上に表示されたソフトキーボードが使
用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
キーボードを含むキーボードによる入力は、使用者によ
っては煩わしさを感じさせるものであった。また、パス
ワードの設定を行わない使用者がいるので、第三者によ
って内部情報が搾取されてしまうおそれがあった。
【0005】さらに、キー入力を注視し、盗み見されて
いることに気が付かないということも生じ、同様に第三
者に使用を許してしまう結果となっていた。
【0006】そこで、本発明はキーボードを使用しなく
ても個人認証を行うことができる情報装置およびその認
証方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の情報装置は、入力された
認証鍵が予め登録された認証錠と一致する場合に装置あ
るいは内部情報の使用を許可する情報装置において、前
記認証錠を格納する記録手段と、音あるいは振動を関知
するマイク手段と、該関知された音あるいは振動の特徴
情報を抽出する特徴抽出手段と、該抽出された特徴情報
に基づく認証鍵と前記記録手段に格納された認証錠との
一致により使用者を認証する認証手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2に記載の情報装置では、請求項1
に係る情報装置において前記特徴情報は前記マイク手段
あるいはその周辺部で軽打された情報であることを特徴
とする。
【0009】請求項3に記載の情報装置では、請求項2
に係る情報装置において前記マイク手段あるいはその周
辺部で軽打された情報は軽打回数であることを特徴とす
る。
【0010】請求項4に記載の情報装置では、請求項3
に係る情報装置において前記マイク手段あるいはその周
辺部で軽打された情報は複数桁の軽打回数であることを
特徴とする。
【0011】請求項5に記載の情報装置では、請求項2
に係る情報装置において前記マイク手段あるいはその周
辺部で軽打された情報は軽打時間間隔であることを特徴
とする。
【0012】請求項6に記載の情報装置は、請求項1に
係る情報装置において前記音あるいは振動の特徴情報を
抽出する際に用いられる信号強度のしきい値を、前記使
用者による試験入力で設定することを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の情報装置は、請求項1に
係る情報装置において前記使用者の入力を促すために振
動する振動手段を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の情報装置は、請求項7に
係る情報装置において前記振動手段の振動の周期を、電
話呼び出し時の振動の周期と異なる値に設定したことを
特徴とする。
【0015】請求項9に記載の情報装置は、入力された
認証鍵が予め登録された認証錠と一致する場合に装置あ
るいは内部情報の使用を許可する情報装置において、前
記認証錠を格納する記録手段と、映像情報を入力するカ
メラ手段と、該入力された映像情報から特徴情報を抽出
する特徴抽出手段と、該抽出された特徴情報に基づく認
証鍵と前記記録手段に格納された認証錠との一致により
使用者を認証する認証手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】請求項10に記載の情報装置では、請求項
9に係る情報装置において前記特徴情報は前記カメラ手
段から入力された明暗情報の回数であることを特徴とす
る。
【0017】請求項11に記載の情報装置では、請求項
9に係る情報装置において前記特徴情報は前記カメラ手
段から入力された明暗情報の時間間隔であることを特徴
とする。
【0018】請求項12に記載の情報装置では、請求項
9に係る情報装置において前記特徴情報は前記カメラ手
段から入力された色情報であることを特徴とする。
【0019】請求項13に記載の情報装置では、請求項
12に係る情報装置において前記特徴情報は前記カメラ
手段から入力された複数の色情報の順序であることを特
徴とする。
【0020】請求項14に記載の情報装置の認証方法
は、入力された認証鍵が予め登録された認証錠と一致す
る場合に装置あるいは内部情報の使用を許可する情報装
置の認証方法において、前記認証錠を格納し、音あるい
は振動を関知し、該関知された音あるいは振動の特徴情
報を抽出し、該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前
記格納された認証錠との一致により使用者を認証するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項15に記載の情報装置の認証方法
は、入力された認証鍵が予め登録された認証錠と一致す
る場合に装置あるいは内部情報の使用を許可する情報装
置の認証方法において、前記認証錠を格納し、映像情報
を入力し、該入力された映像情報から特徴情報を抽出
し、該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前記格納さ
れた認証錠との一致により使用者を認証することを特徴
とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の情報装置およびその認証
方法の実施の形態について説明する。
【0023】[第1の実施の形態]図1は第1の実施形
態における情報装置の構成を概略的に示すブロック図で
ある。図において、101は認証錠の記録・保持を行う
記録部である。102は全体の制御や個人認証を行う認
証部、103は音声や振動をデジタル信号に変換するマ
イク部、104はマイク部103からの信号情報を基に
その特徴を抽出する特徴抽出部、105は状況等を表示
する表示部である。
【0024】マイク部103を入力装置として、その前
面カバーを数度たたくことによる個人認証について考察
する。本実施形態における認証錠は3度の軽打を行うこ
とである。尚、軽打の回数は3度に特に限定されるもの
ではなく、任意に設定可能である。
【0025】前処理として認証錠の登録を行う。認証錠
の登録を開始すると、表示部105に登録開始が表示さ
れ、マイク部103が信号入力の待機状態に入る。使用
者はマイク部103の前面カバーを3度たたくと、音あ
るいは振動による入力がマイク部103によって採取さ
れ、採取された信号に対してフィルタリングおよびA/
D変換処理が施される。図2はマイク部103から取り
出される信号波形を示すタイミングチャートである。
【0026】特徴抽出部104は、図2の信号波形から
認証錠としての特徴、つまり軽打された回数を抽出す
る。図3はしきい値を用いて図2の信号波形から軽打回
数を抽出する様子を示す図である。
【0027】本実施形態では、しきい値を越えた時にO
N、しきい値に達するまでをOFFとしてONになった
回数を数える。ここで、ON/OFFの区別となるしき
い値はあらかじめ固定値に設定してもよいし、使用者に
よって度々変更することも可能である。
【0028】また、あらかじめ固定値に設定されたしき
い値がON/OFFの区切りとして適切でない場合、試
験入力によって設定することも可能である。試験入力は
認証錠の登録に先立って行われるものであり、試験入力
の入力前と入力時の信号強度の差、ここでは電圧レベル
の差を2分するレベルがしきい値に設定される。
【0029】そして、しきい値を越える入力がマイク部
103で所定時間採取されない場合、認証錠の登録を終
了する。登録終了までの所定時間は任意に設定すること
が可能である。特徴抽出部104によって抽出された特
徴は記録部101に記録される。
【0030】つぎに、認証の実施について説明する。図
4は認証鍵としてマイク部103の前面カバーを軽打す
ることにより入力される信号波形を示すタイミングチャ
ートである。認証部102はマイク部103からの信号
情報を特徴抽出部104で処理した認証鍵(図4参照)
と予め設定された認証錠とを対応付けて照合する。本実
施形態では、認証部102はしきい値を越えてONにな
った回数による照合だけを行っている。
【0031】図3に示す認証錠では軽打回数が3回であ
り、図4に示す認証鍵では軽打回数が3回であり、照合
の結果、回数が一致するので、情報装置は認証錠を登録
した人物と認証鍵を入力した人物は同一であると判断す
る。
【0032】尚、本実施形態では軽打回数を認証錠や認
証鍵の特徴としたが、軽打回数の他に信号ピーク間の時
間(軽打時間間隔)を測定し、これを特徴とすることに
より認証精度を高めることも可能である。
【0033】[第2の実施の形態]第2の実施形態にお
ける情報装置は前記第1の実施形態と同じ装置構成を有
するので、その説明を省略する。第2の実施形態におけ
る情報装置では、複数桁の入力を行う。
【0034】前記第1の実施形態では3度の軽打を行っ
たが、第2の実施形態ではこれを数字の「3」と捉えて
1桁の数字に対応させる。例えば「311」といった3
桁の数字は、マイク部103を3回、1回、1回と軽打
することにより得られる。尚、入力桁数は3桁に特に制
限されるものではなく、任意に設定可能である。
【0035】始めに、前記第1の実施形態と同様に、3
桁の数字「311」を認証錠としてあらかじめ登録して
おく必要がある。
【0036】まず、表示部105に認証錠の登録開始の
指示が表示される。使用者は希望する回数だけマイク部
103のカバー前面またはその周辺を軽打する。特徴抽
出部104によって前記第1の実施例における図3と同
様にしきい値を越えた回数(3回)が数えられ、さらに
その回数を1桁目の数字とする特徴が取り出され、記録
部101に格納される。
【0037】さらに、次の桁の入力が表示部105によ
って使用者に促され、使用者は1回軽打する。前の桁と
同様に特徴抽出部104によって特徴が取り出され、記
録部101に2桁目として記録される。3桁目も同様に
記録される。これにより、3桁の登録が終了する。
【0038】各桁の入力に際し、しきい値を越える入力
が所定時間ない場合、桁区切りと判断される。尚、別に
ボタン装置(図示せず)を設け、ボタン装置の入力によ
って前桁の入力を終了とすることも可能である。このと
き、次桁の入力指示は表示部105に表示される。
【0039】つづいて、認証の段階では、表示部105
に認証鍵の入力が指示される。使用者は1桁目の入力要
求に対し、1桁目の「3」を入力する。続いて、2桁
目、3桁目の入力要求が表示部105に指示され、使用
者は続けて入力する。
【0040】それぞれ入力された桁の数字は桁毎に認証
錠と照合される。認証錠と認証鍵の照合の条件は多岐に
考えられるが、本実施形態では回数による照合だけを行
う。
【0041】回数を照合条件にすると、認証錠が3回,
1回,1回であり、認証鍵が3回,1回,1回であるの
で、認証錠と認証鍵を入力した使用者は同一であると判
断される。
【0042】各桁の入力指示に際し、しきい値を越える
入力が所定時間ない場合、前桁の入力が終了であるとし
ているが、別にボタン入力装置(図示せず)を設け、そ
の入力によって前桁の入力を終了するようにしてもよ
い。
【0043】また、次桁の入力指示を、表示部105に
代わって、または同時に装置に装備された振動装置(図
示せず)によって行うことも可能である。振動装置を使
用することによって、使用者は表示部105を視認する
ことなく認証鍵の入力を行うことができる。この場合、
振動装置の振動時間を、例えば電話などの呼び出し振動
と区別するために鳴動周期に差を持たせておくことが望
ましい。
【0044】[第3の実施の形態]第3の実施形態にお
ける情報装置について説明する。第3の実施形態ではカ
メラ部を使用し、カメラ部に入る明暗の組み合わせを個
人認証用の特徴とする。
【0045】図5は第3の実施形態における情報装置の
構成を概略的に示すブロック図である。図において、5
01は認証錠の記録・保持を行う記録部、502は全体
の制御や個人認証を行う認証部、503は映像情報をデ
ジタル信号に変換するカメラ部、504はカメラ部50
3からの信号情報を基にその特徴を抽出する特徴抽出
部、505は状況等を表示する表示部である。
【0046】明暗の発生はレンズ前面を手やカバーで覆
い隠すことによって行う。前記第1、第2の実施形態に
おけるマイク部の場合と同様に、認証錠と認証鍵の照合
によって使用者が同一人であるかどうかを判断する。
【0047】まず、あらかじめ認証錠の登録を行う。認
証錠の登録を開始すると、カメラ部503は信号入力を
開始する。使用者はカメラ部503のレンズ前面を手や
カバーで覆うことによって、カメラ部503に明暗を入
力する。明暗の情報はカメラ部503によって採取さ
れ、採取された明暗の情報に対してA/D変換およびフ
ィルタリング処理が施される。
【0048】図6はカメラ部503の信号波形を示すタ
イミングチャートである。本実施形態ではレンズ前面を
3度覆うことで低照度を入力する。
【0049】特徴抽出部504はカメラ部503からの
信号情報に対して照度の高低を判定する。図7はしきい
値を用いて図6の信号波形から照度が低くなった回数を
抽出する様子を示す図である。照度が低くなった回数を
抽出し、これを認証錠とする。本実施形態ではしきい値
に達しなかった時にON、越えた時にOFFとしてお
り、ONとなった回数を認証錠とする。特徴抽出部50
4によって抽出された特徴は記録部501に記録され
る。
【0050】つぎに、認証の実施について説明する。図
8は認証鍵としてレンズ前面を覆うことにより入力され
た信号波形を示すタイミングチャートである。認証部5
02は、カメラ部503からの信号情報を特徴抽出部5
04で処理した認証鍵(図8参照)とあらかじめ記録部
501に記録された認証錠とを対応付けて照合する。
【0051】認証錠と認証鍵の特徴抽出や対応付けはそ
の認証精度により多数考えられるが、本実施形態では認
証部502は低照度となる回数による照合だけを行う。
図7に示す認証錠は低照度回数が3回であり、図8に示
す認証鍵も低照度回数が3回であるので、認証錠を登録
した人物と認証鍵を入力した人物は同一であると判断さ
れる。
【0052】前述した第2の実施形態と同様に、第3の
実施形態を複数回組み合わせることによって、より確実
な個人認証を行うことも可能である。
【0053】その他、RGB三原色の各要素ごとに入力
画像を判断する方法も同様に可能である。この場合、前
記第3の実施形態における明暗の特徴抽出に代え、RG
Bの各信号ごとに特徴抽出を行う。カメラ部503から
RGBの各色別に信号情報を取り出せるように構成して
おき、全赤調、全緑調、全青調などを複数組み合わせ、
その順序をもって認証錠および認証鍵とする。各処理は
明暗による認証と同様である。ここで、表示部505が
ファインダ等のように第三者による視認が困難である場
合、全赤調なら「R」の字を、全緑調なら「G」の字
を、全青調なら「B」の字を表示すると、多少の入力色
の揺れがあっても特徴として抽出した結果を使用者が視
認できてより使いやすいものとなる。
【0054】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用してもよいし、1つの機器からなる装置に
適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウェアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み
出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明の
効果を享受することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の情報装置によ
れば、入力された認証鍵が予め登録された認証錠と一致
する場合に装置あるいは内部情報の使用を許可する際、
記録手段により前記認証錠を格納しておき、マイク手段
により音あるいは振動を関知し、特徴抽出手段により該
関知された音あるいは振動の特徴情報を抽出し、認証手
段により該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前記格
納された認証錠との一致により使用者を認証するので、
キーボードを使用しなくても個人認証を行うことができ
る。このように、音や振動といった簡易な方法で個人認
証を行うことができ、キーボードを持たない情報装置、
特に携帯型情報装置などに適する。また、請求項14記
載の情報装置の認証方法においても同様の効果を得るこ
とができる。
【0056】請求項2に記載の情報装置によれば、前記
特徴情報は前記マイク手段あるいはその周辺部で軽打さ
れた情報であるので、認証錠の登録や認証鍵の入力を簡
単に行うことができる。
【0057】請求項3に記載の情報装置によれば、前記
マイク手段あるいはその周辺部で軽打された情報は軽打
回数であるので、極めて簡単に認証を行うことができ
る。
【0058】請求項4に記載の情報装置によれば、前記
マイク手段あるいはその周辺部で軽打された情報は複数
桁の軽打回数であるので、簡単に認証の精度を高めるこ
とができる。
【0059】請求項5に記載の情報装置によれば、前記
マイク手段あるいはその周辺部で軽打された情報は軽打
時間間隔であるので、精度の高い認証を行うことができ
る。
【0060】請求項6に記載の情報装置によれば、前記
音あるいは振動の特徴情報を抽出する際に用いられる信
号強度のしきい値を、前記使用者による試験入力で設定
するので、使用者に合わせてしきい値を設定することが
できる。
【0061】請求項7に記載の情報装置によれば、前記
使用者の入力を促すために振動する振動手段を備えたの
で、表示を視認することなく認証鍵の入力を行うことが
できる。
【0062】請求項8に記載の情報装置によれば、前記
振動手段の振動の周期を、電話呼び出し時の振動の周期
と異なる値に設定したので、使用者は振動の周期で入力
の督促を知ることができる。
【0063】請求項9に記載の情報装置によれば、入力
された認証鍵が予め登録された認証錠と一致する場合に
装置あるいは内部情報の使用を許可する際、記録手段に
より前記認証錠を格納しておき、カメラ手段により映像
情報を入力し、特徴抽出手段により該入力された映像情
報から特徴情報を抽出し、認証手段により該抽出された
特徴情報に基づく認証鍵と前記格納された認証錠との一
致により使用者を認証するので、映像といった簡易な方
法で個人認証を行うことができ、キーボードを持たない
情報装置、特に携帯型情報装置などに適する。請求項1
5に記載の情報装置の認証方法においても同様の効果を
得ることができる。
【0064】請求項10に記載の情報装置によれば、前
記特徴情報は前記カメラ手段から入力された明暗情報の
回数であるので、極めて簡単に認証を行うことができ
る。
【0065】請求項11に記載の情報装置によれば、前
記特徴情報は前記カメラ手段から入力された明暗情報の
時間間隔であるので、精度の高い認証を行うことができ
る。
【0066】請求項12に記載の情報装置によれば、前
記特徴情報は前記カメラ手段から入力された色情報であ
るので、識別性を高めることができる。
【0067】請求項13に記載の情報装置によれば、前
記特徴情報は前記カメラ手段から入力された複数の色情
報の順序であるので、識別性を高めつつ精度の高い認証
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における情報装置の構成を概略
的に示すブロック図である。
【図2】マイク部103から取り出される信号波形を示
すタイミングチャートである。
【図3】しきい値を用いて図2の信号波形から軽打回数
を抽出する様子を示す図である。
【図4】認証鍵としてマイク部103の前面カバーを軽
打することにより入力される信号波形を示すタイミング
チャートである。
【図5】第3の実施形態における情報装置の構成を概略
的に示すブロック図である。
【図6】カメラ部503の信号波形を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】しきい値を用いて図6の信号波形から照度が低
くなった回数を抽出する様子を示す図である。
【図8】認証鍵としてレンズ前面を覆うことにより入力
された信号波形を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101、501 記録部 102、502 認証部 103 マイク部 104、504 特徴抽出部 105、505 表示部 503 カメラ部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された認証鍵が予め登録された認証
    錠と一致する場合に装置あるいは内部情報の使用を許可
    する情報装置において、 前記認証錠を格納する記録手段と、 音あるいは振動を関知するマイク手段と、 該関知された音あるいは振動の特徴情報を抽出する特徴
    抽出手段と、 該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前記記録手段に
    格納された認証錠との一致により使用者を認証する認証
    手段とを備えたことを特徴とする情報装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴情報は前記マイク手段あるいは
    その周辺部で軽打された情報であることを特徴とする請
    求項1記載の情報装置。
  3. 【請求項3】 前記マイク手段あるいはその周辺部で軽
    打された情報は軽打回数であることを特徴とする請求項
    2記載の情報装置。
  4. 【請求項4】 前記マイク手段あるいはその周辺部で軽
    打された情報は複数桁の軽打回数であることを特徴とす
    る請求項3記載の情報装置。
  5. 【請求項5】 前記マイク手段あるいはその周辺部で軽
    打された情報は軽打時間間隔であることを特徴とする請
    求項2記載の情報装置。
  6. 【請求項6】 前記音あるいは振動の特徴情報を抽出す
    る際に用いられる信号強度のしきい値を、前記使用者に
    よる試験入力で設定することを特徴とする請求項1記載
    の情報装置。
  7. 【請求項7】 前記使用者の入力を促すために振動する
    振動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報
    装置。
  8. 【請求項8】 前記振動手段の振動の周期を、電話呼び
    出し時の振動の周期と異なる値に設定したことを特徴と
    する請求項7記載の情報装置。
  9. 【請求項9】 入力された認証鍵が予め登録された認証
    錠と一致する場合に装置あるいは内部情報の使用を許可
    する情報装置において、 前記認証錠を格納する記録手段と、 映像情報を入力するカメラ手段と、 該入力された映像情報から特徴情報を抽出する特徴抽出
    手段と、 該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前記記録手段に
    格納された認証錠との一致により使用者を認証する認証
    手段とを備えたことを特徴とする情報装置。
  10. 【請求項10】 前記特徴情報は前記カメラ手段から入
    力された明暗情報の回数であることを特徴とする請求項
    9記載の情報装置。
  11. 【請求項11】 前記特徴情報は前記カメラ手段から入
    力された明暗情報の時間間隔であることを特徴とする請
    求項9記載の情報装置。
  12. 【請求項12】 前記特徴情報は前記カメラ手段から入
    力された色情報であることを特徴とする請求項9記載の
    情報装置。
  13. 【請求項13】 前記特徴情報は前記カメラ手段から入
    力された複数の色情報の順序であることを特徴とする請
    求項12記載の情報装置。
  14. 【請求項14】 入力された認証鍵が予め登録された認
    証錠と一致する場合に装置あるいは内部情報の使用を許
    可する情報装置の認証方法において、 前記認証錠を格納し、 音あるいは振動を関知し、 該関知された音あるいは振動の特徴情報を抽出し、 該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前記格納された
    認証錠との一致により使用者を認証することを特徴とす
    る情報装置の認証方法。
  15. 【請求項15】 入力された認証鍵が予め登録された認
    証錠と一致する場合に装置あるいは内部情報の使用を許
    可する情報装置の認証方法において、 前記認証錠を格納し、 映像情報を入力し、 該入力された映像情報から特徴情報を抽出し、 該抽出された特徴情報に基づく認証鍵と前記格納された
    認証錠との一致により使用者を認証することを特徴とす
    る情報装置の認証方法。
JP9257928A 1997-09-08 1997-09-08 情報装置およびその認証方法 Pending JPH1188326A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9257928A JPH1188326A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 情報装置およびその認証方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100437577C (zh) * 2004-09-10 2008-11-26 索尼株式会社 用户识别方法、用户识别装置、电子设备和电子系统
JP2010257058A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Ntt Docomo Inc 情報処理装置及び認証方法
CN102064937A (zh) * 2011-01-10 2011-05-18 杭州电子科技大学 基于声纹的通话双方语音加解密方法

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