JPH1187622A - 半導体装置の信号遅延調整回路 - Google Patents
半導体装置の信号遅延調整回路Info
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- JPH1187622A JPH1187622A JP9239389A JP23938997A JPH1187622A JP H1187622 A JPH1187622 A JP H1187622A JP 9239389 A JP9239389 A JP 9239389A JP 23938997 A JP23938997 A JP 23938997A JP H1187622 A JPH1187622 A JP H1187622A
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- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/04—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
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- H01L23/52—Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
- H01L23/522—Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 できるだけ無駄な配線領域を作らないで効率
よく、極小な遅延時間を調整し得るようにする。 【解決手段】 本発明に係る信号遅延調整回路1は、前
段回路2と次段回路3とを接続する信号配線4と、信号
配線4の下に絶縁層(図示せず)を介して形成された遅
延配線5,6と、信号配線4に形成され信号配線4を外
から切断可能とした切断部7,8と、切断部7,8の両
側方向にそれぞれ形成され信号配線4と遅延配線5,6
とを接続する接続部5a,5b,6a,6bとを備え、
切断部7,8を切断した場合としない場合とで、前段回
路2と次段回路3との間の配線抵抗が異なるようにした
ものである。
よく、極小な遅延時間を調整し得るようにする。 【解決手段】 本発明に係る信号遅延調整回路1は、前
段回路2と次段回路3とを接続する信号配線4と、信号
配線4の下に絶縁層(図示せず)を介して形成された遅
延配線5,6と、信号配線4に形成され信号配線4を外
から切断可能とした切断部7,8と、切断部7,8の両
側方向にそれぞれ形成され信号配線4と遅延配線5,6
とを接続する接続部5a,5b,6a,6bとを備え、
切断部7,8を切断した場合としない場合とで、前段回
路2と次段回路3との間の配線抵抗が異なるようにした
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM(ダイナ
ミック型ランダムアクセスメモリ)等の半導体装置に用
いられ、内部信号遅延時間を微調整するための信号遅延
調整回路に関する。
ミック型ランダムアクセスメモリ)等の半導体装置に用
いられ、内部信号遅延時間を微調整するための信号遅延
調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の信号遅延調整回路は、D
RAM等の調整又は仕様変更等にともなうフォトマスク
の修正枚数を削減し、その設計及び開発に要する期間を
短縮することを目的として用いられている。例えば、特
開平5−75062号公報に示されるように、直列形態
又は並列形態とされる複数の遅延回路を含み、入力信号
を遅延させることで出力信号を形成する信号発生回路と
して知られている。また、回路間の信号配線の配線長を
変えることによって遅延時間を調整する信号遅延調整回
路が知られている。
RAM等の調整又は仕様変更等にともなうフォトマスク
の修正枚数を削減し、その設計及び開発に要する期間を
短縮することを目的として用いられている。例えば、特
開平5−75062号公報に示されるように、直列形態
又は並列形態とされる複数の遅延回路を含み、入力信号
を遅延させることで出力信号を形成する信号発生回路と
して知られている。また、回路間の信号配線の配線長を
変えることによって遅延時間を調整する信号遅延調整回
路が知られている。
【0003】図3は、従来の信号遅延調整回路の第1例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【0004】本例の信号遅延調整回路は、上記公報に開
示されており、直列に3個の遅延回路16〜18と、遅
延回路16〜18の出力信号D1〜D3を配線切断部1
9〜21を介して入力するノアゲート25と、ノアゲー
ト25の第1乃至第3の入力端子と接地電位との間に設
けられた配線接続部22〜24とを備えている。
示されており、直列に3個の遅延回路16〜18と、遅
延回路16〜18の出力信号D1〜D3を配線切断部1
9〜21を介して入力するノアゲート25と、ノアゲー
ト25の第1乃至第3の入力端子と接地電位との間に設
けられた配線接続部22〜24とを備えている。
【0005】配線切断部19〜21は、通常は接続状態
とされ、対応する配線層に関するフォトマスクが部分的
に修正されることによって選択的に切断される。このと
き配線接続部22〜24は、対応する配線層に関するフ
ォトマスクが部分的に修正されることによって選択的に
接続状態とされる。これにより、対応する遅延回路16
〜18の出力信号D1〜D3が選択的に無効とされ、ノ
アゲート25の出力信号SOの入力信号SIに対する遅
延時間すなわち次段回路の動作タイミングが選択的に切
り換えられる。
とされ、対応する配線層に関するフォトマスクが部分的
に修正されることによって選択的に切断される。このと
き配線接続部22〜24は、対応する配線層に関するフ
ォトマスクが部分的に修正されることによって選択的に
接続状態とされる。これにより、対応する遅延回路16
〜18の出力信号D1〜D3が選択的に無効とされ、ノ
アゲート25の出力信号SOの入力信号SIに対する遅
延時間すなわち次段回路の動作タイミングが選択的に切
り換えられる。
【0006】図4は、従来の信号遅延調整回路の第2例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【0007】信号遅延調整回路26は、前段回路32と
次段回路33とを接続する信号配線27,28と、信号
配線27,28の互いに平行な部分に一定間隔で接続さ
れている配線切断部29〜31とを備えている。選択的
に配線切断部29〜31を切断することによって、配線
長の異なる信号配線27,28のループができる。この
ように、配線切断部29〜31を選択的に切断して信号
配線27,28の配線長を変えることによって、信号遅
延を調整することができる。
次段回路33とを接続する信号配線27,28と、信号
配線27,28の互いに平行な部分に一定間隔で接続さ
れている配線切断部29〜31とを備えている。選択的
に配線切断部29〜31を切断することによって、配線
長の異なる信号配線27,28のループができる。この
ように、配線切断部29〜31を選択的に切断して信号
配線27,28の配線長を変えることによって、信号遅
延を調整することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の信号遅
延調整回路の第1例には次のような問題点がある。
延調整回路の第1例には次のような問題点がある。
【0009】一般的な遅延回路には、インバータを偶数
段つないだものが用いられるため、インバータの立ち上
がり立ち下がり能力の関係上、遅延時間は最短でも数ナ
ノ秒かかってしまう。一方、一般的なDRAM等におい
ては数ナノ秒で遅延時間調整するのが一般的であるが、
高速でデータ転送をするようなDRAMにおいては数百
ピコ秒の極小な遅延時間調整を必要とする。このような
場合、上記遅延回路にもそれに見合った複雑な工夫が必
要となってくる。
段つないだものが用いられるため、インバータの立ち上
がり立ち下がり能力の関係上、遅延時間は最短でも数ナ
ノ秒かかってしまう。一方、一般的なDRAM等におい
ては数ナノ秒で遅延時間調整するのが一般的であるが、
高速でデータ転送をするようなDRAMにおいては数百
ピコ秒の極小な遅延時間調整を必要とする。このような
場合、上記遅延回路にもそれに見合った複雑な工夫が必
要となってくる。
【0010】また、従来の信号遅延調整回路の第2例に
は次のような問題点がある。
は次のような問題点がある。
【0011】配線自体を遅延回路として利用しているた
め、極小の遅延時間を調整するには一般的な遅延回路を
用いるよりも適している。しかし、一層の配線だけを使
って信号遅延を得ようとしているため、実際に使用され
る配線領域はかなり大きくなってしまい、無駄な配線領
域も同時に大きくなる。
め、極小の遅延時間を調整するには一般的な遅延回路を
用いるよりも適している。しかし、一層の配線だけを使
って信号遅延を得ようとしているため、実際に使用され
る配線領域はかなり大きくなってしまい、無駄な配線領
域も同時に大きくなる。
【0012】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、できるだけ無
駄な配線領域を作らないで効率よく、極小な遅延時間を
調整し得る信号遅延調整回路を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、DRAM等の信号遅延調整に
伴う修正フォトマスクの枚数を少なくするとともに、外
部からの意図的な調整を容易にし、開発の低コスト化及
び期間の短縮化を達成し得る信号遅延調整回路を提供す
ることにある。
駄な配線領域を作らないで効率よく、極小な遅延時間を
調整し得る信号遅延調整回路を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、DRAM等の信号遅延調整に
伴う修正フォトマスクの枚数を少なくするとともに、外
部からの意図的な調整を容易にし、開発の低コスト化及
び期間の短縮化を達成し得る信号遅延調整回路を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号遅延調
整回路は、前段回路と次段回路とを接続する信号配線
と、この信号配線の上又は下に絶縁層を介して形成され
た遅延配線と、前記信号配線に形成され当該信号配線を
切断可能とした切断部と、この切断部の両側方向にそれ
ぞれ形成され前記信号配線と前記遅延配線とを接続する
接続部とを備え、前記切断部を切断した場合としない場
合とで、前記前段回路と前記次段回路との間の配線抵抗
が異なるようにしたものである。
整回路は、前段回路と次段回路とを接続する信号配線
と、この信号配線の上又は下に絶縁層を介して形成され
た遅延配線と、前記信号配線に形成され当該信号配線を
切断可能とした切断部と、この切断部の両側方向にそれ
ぞれ形成され前記信号配線と前記遅延配線とを接続する
接続部とを備え、前記切断部を切断した場合としない場
合とで、前記前段回路と前記次段回路との間の配線抵抗
が異なるようにしたものである。
【0014】すなわち、DRAM等において、極小の遅
延時間を選択的に切り換える信号配線と遅延配線とが複
数の金属配線層によって形成されている。そのため、信
号配線と遅延配線とを1層で形成する構造よりは、配線
領域を小さくでき、無駄な配線領域も少なくてすむ。上
記構成によれば、配線自体を遅延素子としているため、
一般的なインバータの遅延回路よりは極小の遅延時間調
整をすることができる。例えば、遅延配線自体は下層に
構成し、それを有効無効にするかを選択できる信号配線
は最上層に形成する多層構造とし、かつ、遅延配線は蛇
行配線とする。また、選択的に切り換えられる信号配線
を最上層に設けることにより、修正フォトマスクも最上
層だけでよくなるとともに、評価時に修正対象となる信
号配線を外部から意図的に切断することも容易なため、
開発の低コスト化と期間短縮を可能にする。
延時間を選択的に切り換える信号配線と遅延配線とが複
数の金属配線層によって形成されている。そのため、信
号配線と遅延配線とを1層で形成する構造よりは、配線
領域を小さくでき、無駄な配線領域も少なくてすむ。上
記構成によれば、配線自体を遅延素子としているため、
一般的なインバータの遅延回路よりは極小の遅延時間調
整をすることができる。例えば、遅延配線自体は下層に
構成し、それを有効無効にするかを選択できる信号配線
は最上層に形成する多層構造とし、かつ、遅延配線は蛇
行配線とする。また、選択的に切り換えられる信号配線
を最上層に設けることにより、修正フォトマスクも最上
層だけでよくなるとともに、評価時に修正対象となる信
号配線を外部から意図的に切断することも容易なため、
開発の低コスト化と期間短縮を可能にする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る信号遅延調
整回路の一実施形態を示す回路図である。
整回路の一実施形態を示す回路図である。
【0016】本実施形態の信号遅延調整回路1は、前段
回路2と次段回路3とを接続する信号配線4と、信号配
線4の下に絶縁層(図示せず)を介して形成された遅延
配線5,6と、信号配線4に形成され信号配線4を切断
可能とした切断部7,8と、切断部7,8の両側方向に
それぞれ形成され信号配線4と遅延配線5,6とを接続
する接続部5a,5b,6a,6bとを備え、切断部
7,8を切断した場合としない場合とで、前段回路2と
次段回路3との間の配線抵抗が異なるようにしたもので
ある。すなわち、信号配線4において、遅延配線5は切
断部7と並列に接続され、遅延配線6は切断部8と並列
に接続されている。遅延配線5,6は、信号遅延を得ら
れるように切断部7,8の配線よりも抵抗値の大きいも
のを使用し配線長も長くとれるように工夫されている。
また、切断部7,8は外部から意図的に切断できるよう
に最上部の配線層に形成し、遅延配線5,6は場所の有
効利用のため下層部に形成する。一般に下層部に形成さ
れる配線は抵抗が大きいので、遅延配線として構成しや
すくなる。
回路2と次段回路3とを接続する信号配線4と、信号配
線4の下に絶縁層(図示せず)を介して形成された遅延
配線5,6と、信号配線4に形成され信号配線4を切断
可能とした切断部7,8と、切断部7,8の両側方向に
それぞれ形成され信号配線4と遅延配線5,6とを接続
する接続部5a,5b,6a,6bとを備え、切断部
7,8を切断した場合としない場合とで、前段回路2と
次段回路3との間の配線抵抗が異なるようにしたもので
ある。すなわち、信号配線4において、遅延配線5は切
断部7と並列に接続され、遅延配線6は切断部8と並列
に接続されている。遅延配線5,6は、信号遅延を得ら
れるように切断部7,8の配線よりも抵抗値の大きいも
のを使用し配線長も長くとれるように工夫されている。
また、切断部7,8は外部から意図的に切断できるよう
に最上部の配線層に形成し、遅延配線5,6は場所の有
効利用のため下層部に形成する。一般に下層部に形成さ
れる配線は抵抗が大きいので、遅延配線として構成しや
すくなる。
【0017】次に、信号遅延調整回路1の動作を説明す
る。
る。
【0018】まず、配線切断部7,8はDRAMのべー
スチップにおいて接続状態にあるため、前段回路2から
の入力信号SI1は切断部7,8を介して次段回路3へ
流れる。ここで、切断部7における信号配線4を切断し
たとする。すると、前段回路2からの入力信号SI1
は、切断部7を通らずに遅延配線5に流れる。一方、切
断部8は接続状態にあるので、遅延配線5を通過した入
力信号SI1は切断部8を介して次段回路3に流れる。
これにより、切断部7を切断状態にすることによって、
前段回路2からの入力信号SI1は遅延配線5の分だけ
遅延時間を調整することができる。同様に切断部8も切
断状態にした場合、遅延配線5を通過した入力信号SI
1は遅延配線6を介して次段回路3へ流れる。このとき
は、遅延配線5,6の分だけ遅延時間を調整することが
できる。
スチップにおいて接続状態にあるため、前段回路2から
の入力信号SI1は切断部7,8を介して次段回路3へ
流れる。ここで、切断部7における信号配線4を切断し
たとする。すると、前段回路2からの入力信号SI1
は、切断部7を通らずに遅延配線5に流れる。一方、切
断部8は接続状態にあるので、遅延配線5を通過した入
力信号SI1は切断部8を介して次段回路3に流れる。
これにより、切断部7を切断状態にすることによって、
前段回路2からの入力信号SI1は遅延配線5の分だけ
遅延時間を調整することができる。同様に切断部8も切
断状態にした場合、遅延配線5を通過した入力信号SI
1は遅延配線6を介して次段回路3へ流れる。このとき
は、遅延配線5,6の分だけ遅延時間を調整することが
できる。
【0019】つまり、信号遅延調整回路1によれば、前
段回路2からの入力信号SI1の遅延時間を、最上層に
形成された切断部7,8の接続状態又は切断状態を選択
することによって、下層部に形成された遅延配線5,6
の分だけ信号遅延を調整することができる。
段回路2からの入力信号SI1の遅延時間を、最上層に
形成された切断部7,8の接続状態又は切断状態を選択
することによって、下層部に形成された遅延配線5,6
の分だけ信号遅延を調整することができる。
【0020】
【実施例】図2は、図1に示される切断部7及び遅延配
線5についての一例を示す配置図である。以下、図1及
び図2に基づき説明する。
線5についての一例を示す配置図である。以下、図1及
び図2に基づき説明する。
【0021】図1における信号配線4、遅延配線5、接
続部5a,5b及び切断部7は、図2においてそれぞれ
アルミニウム配線層4’、タングステン配線層5’、ス
ルーホール5a’,5b’及びアルミニウム配線層7’
によって実現されている。アルミニウム配線層4’,
7’は最上層に形成され、アルミニウム配線層7’は、
一端がスルーホール5a’を介して下層のタングステン
配線層5’の一端に接続され、他端がスルーホール5
b’を介して下層のタングステン配線層5’の他端に接
続されている。タングステン配線層5’は、蛇行配線構
造となっており、配線領域を小さくしながら配線長を長
くとれる工夫がなされている。ここで、遅延配線5に相
当する配線層をタングステン配線層5’よりも抵抗値の
大きいものを使用すれば、それだけ配線長を短くするこ
とができる。アルミニウム配線層7’を切断することに
よって、前段回路2からの入力信号SI1はタングステ
ン配線層5’を通過することになり、上記と同様のパタ
ーンを信号配線4にいくつか形成した場合、選択的に切
断されたアルミニウム配線層7’に対応する遅延配線5
を通ることになり、この遅延配線5の分だけの遅延時間
が得られる。
続部5a,5b及び切断部7は、図2においてそれぞれ
アルミニウム配線層4’、タングステン配線層5’、ス
ルーホール5a’,5b’及びアルミニウム配線層7’
によって実現されている。アルミニウム配線層4’,
7’は最上層に形成され、アルミニウム配線層7’は、
一端がスルーホール5a’を介して下層のタングステン
配線層5’の一端に接続され、他端がスルーホール5
b’を介して下層のタングステン配線層5’の他端に接
続されている。タングステン配線層5’は、蛇行配線構
造となっており、配線領域を小さくしながら配線長を長
くとれる工夫がなされている。ここで、遅延配線5に相
当する配線層をタングステン配線層5’よりも抵抗値の
大きいものを使用すれば、それだけ配線長を短くするこ
とができる。アルミニウム配線層7’を切断することに
よって、前段回路2からの入力信号SI1はタングステ
ン配線層5’を通過することになり、上記と同様のパタ
ーンを信号配線4にいくつか形成した場合、選択的に切
断されたアルミニウム配線層7’に対応する遅延配線5
を通ることになり、この遅延配線5の分だけの遅延時間
が得られる。
【0022】以上のように、本実施例では、切断部7に
相当するアルミニウム配線層7’を最上層に、遅延配線
5に相当するタングステン配線層5’を下層部にそれぞ
れ形成した多層構造としている。なおかつ、タングステ
ン配線層5’は、配線領域をあまり大きくとらないで配
線長を長くとれるように、蛇行配線としている。また、
遅延回路も、トランジスタ等を使用せずに、タングステ
ン配線層14のような配線自体の抵抗を利用したものと
なっている。したがって、1層の配線だけで信号遅延調
整回路を形成している従来例に比べて配線領域を大きく
とらないで配線することができ、無駄になる配線領域も
小さくてすむ。
相当するアルミニウム配線層7’を最上層に、遅延配線
5に相当するタングステン配線層5’を下層部にそれぞ
れ形成した多層構造としている。なおかつ、タングステ
ン配線層5’は、配線領域をあまり大きくとらないで配
線長を長くとれるように、蛇行配線としている。また、
遅延回路も、トランジスタ等を使用せずに、タングステ
ン配線層14のような配線自体の抵抗を利用したものと
なっている。したがって、1層の配線だけで信号遅延調
整回路を形成している従来例に比べて配線領域を大きく
とらないで配線することができ、無駄になる配線領域も
小さくてすむ。
【0023】また、トランジスタを用いた一般的な遅延
回路を使用していないので数百ピコ秒の極小の信号遅延
調整を可能にする。さらに、最上層に遅延配線の有効無
効を選択できる切断部を形成しているため、外部から意
図的に修正を入れたい時などは容易に加工することが可
能である。そのため、開発の低コスト化及び期間短縮化
につながる。
回路を使用していないので数百ピコ秒の極小の信号遅延
調整を可能にする。さらに、最上層に遅延配線の有効無
効を選択できる切断部を形成しているため、外部から意
図的に修正を入れたい時などは容易に加工することが可
能である。そのため、開発の低コスト化及び期間短縮化
につながる。
【0024】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、切断部7,8と、それらに対応する遅延配
線5,6との段数は任意であるし、遅延配線5,6の蛇
行配線の形状も使用条件によって変わる。また、遅延配
線5,6の層数及び各層の形状、つなぎ方は任意に設定
することができる。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、切断部7,8と、それらに対応する遅延配
線5,6との段数は任意であるし、遅延配線5,6の蛇
行配線の形状も使用条件によって変わる。また、遅延配
線5,6の層数及び各層の形状、つなぎ方は任意に設定
することができる。
【0025】以上の説明では、本発明の背景となった利
用分野であるDRAMの極小な遅延調整を必要とする信
号配線に適用した場合について説明したが、それに限定
されるものではなく、同様な遅延調整を必要とする各種
の集積回路装置等にも適用できる。
用分野であるDRAMの極小な遅延調整を必要とする信
号配線に適用した場合について説明したが、それに限定
されるものではなく、同様な遅延調整を必要とする各種
の集積回路装置等にも適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号遅延
調整回路は、例えば、選択的に切断可能な信号配線の切
断部を最上層に形成し、遅延配線をその下層に形成した
多層構造をしており、遅延配線は各層で配線領域を小さ
くしながら配線長が得られるように蛇行配線や抵抗の高
い配線を利用している。そのため、本発明の信号遅延調
整回路によれば、従来例のような1層だけで形成されて
いる信号遅延調整回路に比較して、小さく作ることがで
き、無駄な配線領域も同時に小さくすることができる。
調整回路は、例えば、選択的に切断可能な信号配線の切
断部を最上層に形成し、遅延配線をその下層に形成した
多層構造をしており、遅延配線は各層で配線領域を小さ
くしながら配線長が得られるように蛇行配線や抵抗の高
い配線を利用している。そのため、本発明の信号遅延調
整回路によれば、従来例のような1層だけで形成されて
いる信号遅延調整回路に比較して、小さく作ることがで
き、無駄な配線領域も同時に小さくすることができる。
【0027】また、インバータ構成による一般的な遅延
回路を使用せず、配線自体の抵抗を利用して遅延時間を
得ているので、極小な遅延時間調整を可能にする。さら
に、遅延配線の有効無効を選択できる切断部は例えば最
上層に形成されるため、外部から意図的に切断すること
が容易であり、フォトマスクの修正も最上層だけになる
ため、開発の低コスト化及び期間短縮化を達成すること
ができる。
回路を使用せず、配線自体の抵抗を利用して遅延時間を
得ているので、極小な遅延時間調整を可能にする。さら
に、遅延配線の有効無効を選択できる切断部は例えば最
上層に形成されるため、外部から意図的に切断すること
が容易であり、フォトマスクの修正も最上層だけになる
ため、開発の低コスト化及び期間短縮化を達成すること
ができる。
【図1】本発明に係る信号遅延調整回路の一実施形態を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】図1の信号遅延調整回路の一実施例を示す部分
的な配置図である。
的な配置図である。
【図3】従来の信号遅延調整回路の第1例を示す回路図
である。
である。
【図4】従来の信号遅延調整回路の第2例を示す回路図
である。
である。
1 信号遅延調整回路 2 前段回路 3 次段回路 4 信号配線 4’,7’ アルミニウム配線層 5,6 遅延配線 5’ タングステン配線層 5a,5b,6a,6b 接続部 5a’,5b’ スルーホール 7,8 切断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/108 21/8242
Claims (4)
- 【請求項1】 前段回路と次段回路とを接続する信号配
線と、この信号配線の上又は下に絶縁層を介して形成さ
れた遅延配線と、前記信号配線に形成され当該信号配線
を切断可能とした切断部と、この切断部の両側方向にそ
れぞれ形成され前記信号配線と前記遅延配線とを接続す
る接続部とを備え、前記切断部を切断した場合としない
場合とで、前記前段回路と前記次段回路との間の配線抵
抗が異なるようにした、半導体装置の信号遅延調整回
路。 - 【請求項2】 前記遅延配線は前記信号配線の下に形成
されている請求項1記載の半導体装置の信号遅延調整回
路。 - 【請求項3】 前記接続部は前記遅延配線の両端に形成
されている請求項1又は2記載の半導体装置の信号遅延
調整回路。 - 【請求項4】 前記接続部間の遅延配線は、蛇行配線と
して配線長を長くすることにより抵抗値を増大させたも
のである請求項3記載の半導体装置の信号遅延調整回
路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9239389A JPH1187622A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 半導体装置の信号遅延調整回路 |
US09/146,955 US6093954A (en) | 1997-09-04 | 1998-09-04 | Semiconductor device having variable delay circuit having multi-layered semiconductor structure |
KR1019980036449A KR19990029535A (ko) | 1997-09-04 | 1998-09-04 | 가변 지연 회로를 구비한 다층 반도체 구조의 반도체 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9239389A JPH1187622A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 半導体装置の信号遅延調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1187622A true JPH1187622A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17044065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9239389A Pending JPH1187622A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 半導体装置の信号遅延調整回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6093954A (ja) |
JP (1) | JPH1187622A (ja) |
KR (1) | KR19990029535A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4364515B2 (ja) * | 2003-01-09 | 2009-11-18 | Okiセミコンダクタ株式会社 | ヒューズレイアウト,及びトリミング方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5128745A (en) * | 1989-07-05 | 1992-07-07 | Seiko Instruments, Inc. | Semiconductor device with thin film resistor |
JP2664793B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1997-10-22 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
JPH0575062A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-26 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
US5682049A (en) * | 1995-08-02 | 1997-10-28 | Texas Instruments Incorporated | Method and apparatus for trimming an electrical value of a component of an integrated circuit |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP9239389A patent/JPH1187622A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-04 KR KR1019980036449A patent/KR19990029535A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-09-04 US US09/146,955 patent/US6093954A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6093954A (en) | 2000-07-25 |
KR19990029535A (ko) | 1999-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000523 |