JPH08307222A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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Publication number
JPH08307222A
JPH08307222A JP11217095A JP11217095A JPH08307222A JP H08307222 A JPH08307222 A JP H08307222A JP 11217095 A JP11217095 A JP 11217095A JP 11217095 A JP11217095 A JP 11217095A JP H08307222 A JPH08307222 A JP H08307222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip select
select signal
pattern
integrated circuit
poly silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11217095A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tahashi
一郎 太箸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP11217095A priority Critical patent/JPH08307222A/ja
Publication of JPH08307222A publication Critical patent/JPH08307222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリデバイス等の集積回路において、出力
バッファ回路6a〜6nが同時にオン状態になることを
防止し、ラッシュカレントによる誤動作を防止する。 【構成】 チップセレクト信号CEを伝搬するために、
ある程度の抵抗率を有するポリシリコンパターン4を用
いた。ポリシリコンパターン4と半導体基板との間には
浮遊容量が存在するから、ポリシリコンパターン4は分
布定数回路になる。これにより、チップセレクト信号C
Eはポリシリコンパターン4上で遅延されつつ伝搬さ
れ、出力バッファ回路6a〜6nがオン状態になるタイ
ミングは時間軸上で分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリデバイス等の
集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、RAMやROM等のメモリデ
バイスにあってはチップセレクト端子が設けられてお
り、ここに供給されるチップセレクト信号が所定レベル
(例えば“1”)になった場合にのみ、記憶内容の読出
し等が可能になっている。すなわち、これらメモリデバ
イスの最終出力段にはトライステートバッファが設けら
れており、チップセレクト信号が所定レベルでなければ
これらトライステートバッファはハイインピーダンス状
態(以下、オフ状態という)になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらトラ
イステートバッファの出力端は、プリント配線等を介し
て他の集積回路等に接続される。従って、これら出力端
には浮遊容量が存在する。従って、全てのトライステー
トバッファを同時にオン状態(ハイインピーダンス以外
の状態)にすると、これら浮遊容量を充電するために、
メモリデバイスに一時的に大電流が流れる。
【0004】このような一時的な大電流は、それ自体が
ノイズとなり誤動作の原因になる。また、一時的に大電
流が流れることにより、メモリデバイスの電源電圧が低
下し、ノイズマージンが下がり、これによって誤動作の
起こる可能性が一層増大する。この発明は上述した事情
に鑑みてなされたものであり、チップ制御信号に起因す
る誤動作を低減できる集積回路を提供することを第1の
目的としている。また、集積回路におけるスペースを犠
牲にすることなく誤動作を低減することを第2の目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の構成にあっては、チップ制御信号に基づ
いて複数のバッファのオン/オフを行う集積回路におい
て、前記チップ制御信号を遅延させつつ前記複数のバッ
ファに供給する遅延手段を設けたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の構成にあっては、請
求項1記載の集積回路において、前記遅延手段は、抵抗
パターンと該抵抗パターンに対する浮遊容量とによって
構成されることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の構成にあっては、遅延手段はチ
ップ制御信号を遅延させつつ伝送するから、複数のバッ
ファがオン状態になるタイミングは時間軸上で分散さ
れ、集積回路に集中的な大電流が流れることは防止され
る。
【0008】さらに、請求項2記載の構成にあっては、
抵抗パターンと該抵抗パターンに対する浮遊容量とによ
って遅延手段が構成されるから、遅延手段を設けるため
の追加のスペースが不要になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図1において1はチップセレクト用入
力パッドであり、ここにチップセレクト信号CEが供給
される。なお、チップセレクト信号CEは、“1”であ
る場合にチップの選択を指令するものとする。2はバッ
ファ回路であり、チップセレクト信号CEをバッファリ
ングして出力する。
【0010】3はメタルパターンであり、低い抵抗率を
有し、該チップセレクト信号CEを伝送する。4はポリ
シリコンパターンであり、メタルパターン3と同程度の
幅を有するとともに、メタルパターン3の「300倍」
程度の抵抗率を有する。ポリシリコンパターン4はメタ
ルパターン3に接合され、チップセレクト信号CEを伝
送する。6a〜6nは出力バッファ回路であり、チップ
セレクト信号CEが“1”になるとオン状態になり、対
応する入力信号をバッファリングして出力パッド5a〜
5nを介して出力する一方、チップセレクト信号CEが
“0”であればオフ状態になる。
【0011】次に、図1の等価回路を図2に示す。ポリ
シリコンパターン4と半導体基板(接地レベル)との間
には浮遊容量が存在するため、ポリシリコンパターン4
は分布定数回路になる。従って、バッファ回路2から出
力されたチップセレクト信号CEは、遅延されつつ伝送
されることになる。
【0012】上記構成において、バッファ回路2の出力
端におけるチップセレクト信号CEが“1”になると、
出力バッファ回路6a〜6nは、順次オン状態に設定さ
れることになる。従って、出力バッファ回路6a〜6n
に流入するラッシュカレントは時間軸上で分散され、電
源電圧の低下も抑制することができ、誤動作を低減する
ことが可能になる。ここで、出力バッファ回路6a〜6
nがオン状態に遷移する時間差は「1nsec」程度に
しておくとよい。この程度の時間差であれば、一般的な
用途には支障はなく、ラッシュカレントを時間軸上で充
分に分散させることが可能だからである。
【0013】さらに、本実施例によれば、遅延手段を設
けるための追加のスペースは不要である。すなわち、従
来のものにあってもチップセレクト信号CEを伝送する
ことは必要であり、そのために導体パターンが用いられ
ていた。本実施例のものは、この導体パターンに代えて
抵抗パターンを用いたため、スペース上の不利を起こす
ことなく、誤動作を低減することができる。
【0014】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能
である。 上記実施例においてはチップセレクト信号CEは
“1”でオン状態になるものであったが、本発明は
“0”でオン状態になる集積回路に対しても同様に適用
することができる。また、チップ制御信号はチップセレ
クト信号に限定されるわけではなく、出力イネーブル信
号等、出力の可否を設定する信号であればあらゆるもの
が含まれる。
【0015】上記実施例においては、遅延手段として
ポリシリコンパターン4を用いたが、ポリシリコンパタ
ーン4に代えてポリサイドパターンあるいは拡散抵抗
等、各種の抵抗パターンを用いてもよい。例えば、ポリ
シリコンパターン4に代えてポリサイドパターンを用い
た場合、抵抗率はメタルパターン3の「60倍」程度に
なるから、これに応じてパターンの幅等を変更するとよ
い。また、ポリシリコンパターン4に代えて、抵抗パタ
ーン以外の遅延手段を用いてもよい。例えば、半導体基
板上に充分なスペースの余裕がある場合には、複数のバ
ッファ回路を直列に接続してチップセレクト信号CEを
伝送させ、これらバッファ回路の接続点の信号によって
出力バッファ回路6a〜6nのオン/オフ状態を設定し
てもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の構
成によれば、集中的な大電流を防止することによって集
積回路の誤動作を防止することができる。また、請求項
2記載の構成によれば、抵抗パターンと該抵抗パターン
に対する浮遊容量とによって遅延手段を構成したから、
集積回路におけるスペースを犠牲にすることなく誤動作
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 一実施例の等価回路の回路図である。
【符号の説明】
4 ポリシリコンパターン(遅延手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ制御信号に基づいて複数のバッフ
    ァのオン/オフを行う集積回路において、 前記チップ制御信号を遅延させつつ前記複数のバッファ
    に供給する遅延手段を設けたことを特徴とする集積回
    路。
  2. 【請求項2】 前記遅延手段は、抵抗パターンと該抵抗
    パターンに対する浮遊容量とによって構成されることを
    特徴とする請求項1記載の集積回路。
JP11217095A 1995-05-10 1995-05-10 集積回路 Pending JPH08307222A (ja)

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JP11217095A JPH08307222A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 集積回路

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JP11217095A JPH08307222A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 集積回路

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JPH08307222A true JPH08307222A (ja) 1996-11-22

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ID=14580008

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11217095A Pending JPH08307222A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 集積回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475893B1 (ko) * 1997-12-30 2005-06-13 주식회사 하이닉스반도체 데이터입출력버퍼

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100475893B1 (ko) * 1997-12-30 2005-06-13 주식회사 하이닉스반도체 데이터입출력버퍼

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