JPH1187455A - 信号変換装置、半導体集積回路装置、設備稼働率モニタおよびその計測方法 - Google Patents

信号変換装置、半導体集積回路装置、設備稼働率モニタおよびその計測方法

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Publication number
JPH1187455A
JPH1187455A JP9245762A JP24576297A JPH1187455A JP H1187455 A JPH1187455 A JP H1187455A JP 9245762 A JP9245762 A JP 9245762A JP 24576297 A JP24576297 A JP 24576297A JP H1187455 A JPH1187455 A JP H1187455A
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JP
Japan
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signal
equipment
conversion
storage unit
processing program
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Application number
JP9245762A
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English (en)
Inventor
Asako Kiyofuji
麻子 清藤
Masaru Kaneko
優 金子
Naohiro Higuchi
直大 樋口
Takatoshi Itagaki
孝俊 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産設備の信号仕様が異なる場合でもインタ
フェースを不要とし、生産設備の稼働状況を容易に計
測、記録する。 【解決手段】 生産設備71 〜7n の稼働状況を計測、
記録する稼働率モニタに信号変換を行う信号変換回路1
2が設けられている。生産設備71 〜7n から出力され
た設備信号は設備信号変換回路ブロック22が、処理プ
ログラム格納部13に格納された複数の変換モードの
内、設備信号に応じた変換モードのプログラムに基づい
て設備変換信号に変換した後、CPU24が演算処理を
行い、稼働率モニタ稼働率の計測、記録を行うことので
きる共通の信号である稼働率信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号変換装置、半
導体集積回路装置、設備稼働率モニタおよびその計測方
法に関し、特に、生産設備の稼働率の計測、記録を行う
稼働率モニタにおけるインタフェースに適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、製品を製造する生産現場では、
原価低減、工完短縮、歩留向上による生産性の向上が常
に求められており、これを達成するために、設備能力の
向上が最重点課題となっている。したがって、生産設備
の稼働状況を正確に把握して現状分析を行い、稼働率を
引き下げている要因を突き止めて改善していくことが必
要である。そして、そのためのツールとして、設備稼働
率モニタが用いられている。
【0003】また、本発明者が検討したところによれ
ば、設備稼働率モニタは、生産設備における状態信号や
制御信号などの各種信号を取り込み稼働率の計測および
記録を行っているので、生産設備と設備稼働率モニタと
の間で信号の整合性を持たせるためにインタフェースを
設けている。
【0004】なお、この種の設備稼働率モニタとして
は、たとえば特開平6−282718号公報に記載され
ているように、設備の稼働状況を計測し、設備の複数の
停止要因を計時する生産機器用稼働状態計測装置が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なインタフェースを用いた設備稼働率モニタでは、次の
ような問題点があることが本発明者により見い出され
た。
【0006】すなわち、生産設備の型式などが異なれ
ば、信号の電気的特性や信号の仕様などが異なり、生産
設備毎に専用のインタフェースを製作しなければなら
ず、このインタフェースの製作コストが大きくなってし
まうという問題がある。
【0007】また、生産設備を増設する場合にも、その
生産設備に見合ったインタフェースを設計しなければな
らず、設計コストや工数が大きくなってしまうという問
題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、生産設備から出
力される仕様が異なる信号をフレキシブルに、かつプロ
グラマブルに設備稼働率モニタが処理を行える共通の信
号に変換することにより、生産設備と設備稼働率モニタ
間のインタフェースを不要とすることのできる信号変換
装置、半導体集積回路装置、設備稼働率モニタおよびそ
の計測方法を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の信号変換装置は、複数
の信号変換処理プログラムおよび演算処理プログラムが
格納された処理プログラム格納部と、当該処理プログラ
ム格納部に格納された複数の信号変換処理プログラムの
内、入力された設備信号に見合った信号変換処理プログ
ラムを用いて設備変換信号に変換する信号変換手段と、
当該信号変換手段により変換された設備変換信号を格納
する信号格納部と、当該信号格納部に格納された設備変
換信号を処理プログラム格納部の演算処理プログラムに
基づいて稼働率信号に演算処理する第1の演算部とより
なるものである。
【0012】また、本発明の信号変換装置は、前記信号
変換手段が、制御信号に基づいて入力されるパルス数を
カウントアップする第1のカウンタと、制御信号に基づ
いて入力されるパルス数をカウントダウンする第2のカ
ウンタと、処理プログラム格納部の信号変換処理プログ
ラムに基づいて該第1、第2のカウンタを制御信号によ
り制御を行い、第1、第2のカウンタから出力される信
号から設備変換信号を生成するカウンタ制御部と、第
1、第2のカウンタに用いられるクロック信号を生成す
るクロック信号生成部とよりなるものである。
【0013】それらにより、生産設備から出力される設
備信号が異なる仕様であっても、信号変換装置が、プロ
グラマブルに稼働率信号に変換することができる。
【0014】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
複数の信号変換処理プログラムおよび演算処理プログラ
ムが格納された処理プログラム格納部と、当該処理プロ
グラム格納部に格納された複数の信号変換処理プログラ
ムの内、入力された設備信号に見合った信号変換処理プ
ログラムを用いて設備変換信号に変換する信号変換手段
と、当該信号変換手段により変換された設備変換信号を
格納する信号格納部と、当該信号格納部に格納された設
備変換信号を処理プログラム格納部の演算処理プログラ
ムに基づいて稼働率信号に演算処理する第1の演算部と
を1つの半導体チップ内に設けたものである。
【0015】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記信号変換手段が、制御信号に基づいて入力されるパル
ス数をカウントアップする第1のカウンタと、制御信号
に基づいて入力されるパルス数をカウントダウンする第
2のカウンタと、処理プログラム格納部の信号変換処理
プログラムに基づいて該第1、第2のカウンタを制御信
号により制御を行い、第1、第2のカウンタから出力さ
れる信号から設備変換信号を生成するカウンタ制御部
と、第1、第2のカウンタに用いられるクロック信号を
生成するクロック信号生成部とよりなるものである。
【0016】それらにより、少ないスペースに低コスト
で仕様が異なる生産設備から出力される設備信号をプロ
グラマブルに、かつフレキシブルに稼働率信号に変換す
る信号変換の回路を構成することができる。
【0017】さらに、本発明の設備稼働率モニタは、複
数の信号変換処理プログラムおよび演算処理プログラム
が格納された処理プログラム格納部と、当該処理プログ
ラム格納部に格納された複数の信号変換処理プログラム
の内、入力された設備信号に見合った信号変換処理プロ
グラムを用いて設備信号を設備変換信号に変換する信号
変換手段と、当該信号変換手段により変換された設備変
換信号を格納する信号格納部と、当該信号格納部に格納
された設備変換信号を処理プログラム格納部の演算処理
プログラムに基づいて稼動率信号に変換する第1の演算
部と、状況集計部に送る稼働データを演算処理するプロ
グラムを格納した収集プログラム格納部と、当該収集プ
ログラム格納部のプログラムに基づいて演算処理を行う
第2の演算部と、当該第2の演算部により演算処理され
た結果を格納する稼働データ記録部とを備えたものであ
る。
【0018】また、本発明の設備稼働率モニタは、前記
第1、第2の演算部が1つの処理演算部として構成さ
れ、前記処理プログラム格納部と収集プログラム格納部
とが、1つの演算処理プログラム格納部として構成され
たものである。
【0019】さらに、本発明の設備稼働率モニタは、前
記信号変換手段が、制御信号に基づいて入力されるパル
ス数をカウントアップする第1のカウンタと、制御信号
に基づいて入力されるパルス数をカウントダウンする第
2のカウンタと、処理プログラム格納部の信号変換処理
プログラムに基づいて第1、第2のカウンタを制御信号
により制御を行い、第1、第2のカウンタから出力され
る信号から設備変換信号を生成するカウンタ制御部と、
第1、第2のカウンタに用いられるクロック信号を生成
するクロック信号生成部とよりなるものである。
【0020】また、本発明の設備稼働率計測方法は、生
産設備から出力される設備信号を取り込み、信号変換手
段が処理プログラム格納部に格納されたプログラムに基
づいて信号変換手段が設備変換信号に変換する工程と、
変換された設備変換信号を信号格納部に格納する工程
と、格納された設備変換信号を第1の演算部が処理プロ
グラム格納部に格納されたプログラムに基づいて前記生
産設備の稼働率の計測、記録に用いられる稼働率信号に
変換する工程と、変換された稼動率信号を稼働データに
変換する工程と、変換された稼働データを稼働データ記
録部に格納する工程とを有するものである。
【0021】さらに、本発明の設備稼働率計測方法は、
入力された設備信号を処理プログラム格納部に格納され
た複数の信号変換処理プログラムの内、その設備信号に
見合った信号変換処理プログラムを用いて信号変換手段
が設備変換信号に変換する工程と、変換された設備変換
信号を格納する信号格納部に格納する工程と、格納され
た設備変換信号を前記処理プログラム格納部の演算処理
プログラムに基づいて第1の演算部が稼動率信号に変換
する工程と、収集プログラム格納部に格納されたプログ
ラムに基づいて第2の演算部が状況集計部に送る稼働デ
ータに演算処理する工程と、演算処理された結果を稼働
データ記録部に格納する工程とを有するものである。
【0022】以上のことにより、各種生産設備に複雑な
インタフェースを作成することなく簡単に接続し使用す
ることが可能となり、各種生産設備毎の個別のインタフ
ェース作成などのハードウェアにおける設計開発や製作
などの開発コストおよび開発期間などを大幅に削減する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態による設備
稼働率モニタが用いられた設備稼働監視システムを示す
概略図、図2は、本発明の一実施の形態による設備稼働
率モニタのブロック図、図3は、本発明の一実施の形態
による設備稼働率モニタに設けられた信号変換回路のブ
ロック図、図4は、本発明の一実施の形態による設備稼
働率モニタの信号変換回路に設けられた設備信号変換回
路のブロック図、図5は、本発明の一実施の形態による
信号変換回路が行う信号変換モードの信号変換例の説明
図、図6(a)〜(b)は、設備信号の信号状態の説明
図、図7(a)〜(b)は、信号変換モードにより変換
した設備信号の説明図、図8は、本発明の一実施の形態
による信号変換モードM1における設備信号変換回路の
回路動作説明図、図9は、信号変換モードM1における
信号の状態遷移図、図10は、本発明の一実施の形態に
よる信号変換モードM2における設備信号変換回路の回
路動作説明図、図11は、信号変換モードM2における
信号の状態遷移図、図12は、信号変換モードM2の信
号変換回路におけるタイミングチャート、図13は、本
発明の一実施の形態による信号変換モードM3における
設備信号変換回路の回路動作説明図、図14は、信号変
換モードM3における信号の状態遷移図、図15は、信
号変換モードM3の信号変換回路におけるタイミングチ
ャート、図16は、本発明の一実施の形態による信号変
換モードM4における設備信号変換回路の回路動作説明
図、図17は、信号変換モードM4における信号の状態
遷移図、図18は、信号変換モードM4の信号変換回路
におけるタイミングチャート、図19は、投影露光装置
の概略説明図、図20は、投影露光装置における信号の
取り出し箇所とその状態の説明図、図21は、投影露光
装置の信号を変換する設備信号変換回路のブロック図、
図22は、設備信号変換回路における信号変換の説明
図、図23は、設備信号変換回路における信号変換の説
明図、図24は、設備信号変換回路における信号変換の
説明図、図25は、設備信号変換回路における信号変換
の説明図、図26は、設備信号変換回路におけるCPU
の処理フローチャート、図27は、設備信号変換回路の
CPUにおける信号変換処理の説明図である。
【0025】本実施の形態において、オンラインでリア
ルタイムに設備稼働状態の監視を行う監視システムKS
は、図1に示すように、ホストコンピュータ(状況集計
部)1、データベース2、端末31 〜3n 、中継端末
4、マルチプレクサ5、設備稼働率モニタ61 〜6n
生産設備71 〜7n およびプリンタ8から構成されてい
る。
【0026】このような構成の監視システムKSにおい
て、データベース2は、ホストコンピュータ1で管理さ
れており、ホストコンピュータ1、端末31 〜3n 、中
継端末4、プリンタ8はそれぞれLAN(Local
Area Network)などの通信回線9を介して
相互に接続されている。
【0027】さらに、中継端末4とマルチプレクサ5
は、EIA(ElectronicIndustrie
s Association)にて規格化された接続コ
ネクタおよび配線ケーブルからなるRS−232C回線
などの通信回線10により、それぞれ電気的に接続され
ており、マルチプレクサ5と設備稼働率モニタ61 〜6
n も同じくRS−232C回線などの通信回線111
11n により、それぞれ電気的に接続されている。
【0028】また、生産設備71 〜7n は、各々の設備
稼働率モニタ61 〜6n と電気的に接続されており、該
設備稼働率モニタ61 〜6n が個々の生産設備71 〜7
n の稼働状態をモニタして内部メモリに稼働データを記
録する。
【0029】さらに、中継端末4は多重化装置であるマ
ルチプレクサ5を介して定期的に各設備稼働率モニタ6
1 〜6n が記録した稼働データを取得し、通信回線9を
介してホストコンピュータ1へ転送する。
【0030】そして、ホストコンピュータ1は中継端末
4から転送された稼働データをデータベース2に保存す
る。なお、端末31 〜3n および中継端末4では、デー
タベース2から通信回線9を介して各生産設備71 〜7
n の稼働データを取得してデータの集計・分析が行える
ようになっているのみならず、表示された稼働データに
より生産設備71 〜7n の集中監視が行えるようになっ
ている。
【0031】次に、設備稼働率モニタ61 (〜6n )の
内部構成を説明する。
【0032】まず、各設備稼働率モニタ61 (〜6n
は、図2に示すように、生産設備71 (〜7n )(図
1)から発信された信号を変換し、設備稼働率モニタ6
1 (〜6n )が稼働率を集計できる共通の信号に変換す
る信号変換回路(信号変換装置)12が設けられてい
る。この信号変換回路12は、たとえば、1チップのマ
イクロコンピュータなどの半導体集積回路装置によって
構成されている。
【0033】次に、設備稼働率モニタ61 (〜6n
は、信号変換回路12が稼働率信号を生成する場合に用
いる演算処理を行うプログラムならびに後述する信号変
換モードのプログラムが格納された処理プログラム格納
部13ならびに信号変換回路12から出力された信号を
読み込み、稼働率収集を行うためのプログラムが格納さ
れた収集プログラム格納部13aが設けられている。
【0034】また、設備稼働率モニタ61 (〜6n )に
は、様々なデータなどを入力するためのキー入力部14
および入力されたデータなどの情報を表示するLCD表
示部15が設けられている。
【0035】さらに、設備稼働率モニタ61 (〜6n
には、対応する生産設備71 (〜7n )が稼働中である
ことを示す稼働表示灯、停止中であることを示す停止表
示灯および故障/チョコ停中であることを示す故障表示
灯などの設備表示部16が設けられている。
【0036】ここで、チョコ停とは、故障ではないが、
たとえばセンサの検出ミスなどによりエラーと判定され
て生産設備71 (〜7n )が停止するような現象をい
う。したがって、リセット操作により容易に稼働状態に
復帰することができる。5分以内の短い停止時間となる
のが一般的である。
【0037】また、設備稼働率モニタ61 (〜6n
は、中継端末4などに稼働データを転送するために使用
される出力ポートである通信ポート17が設けられてい
る。
【0038】さらに、設備稼働率モニタ61 (〜6n
には、生産設備71 (〜7n )の着工開始日時、生産
数、着工終了を知らせるランプの表示開始日時、故障/
チョコ停発生を知らせるランプの表示開始日時、待機状
態の開始日時、故障/チョコ停対処待ちの開始日時など
の稼働状態を時系列データとして格納する稼働データ記
録部18が設けられている。
【0039】また、設備稼働率モニタ61 (〜6n
は、キー入力部14により割り当てられた人的停止要因
や具体的な設備的停止要因などの割り当てデータを記憶
する設定データ記憶部19が設けられている。
【0040】さらに、設備稼働率モニタ61 (〜6n
には、信号変換回路12、LCD表示部15、設備表示
部16、通信ポート17、稼働データ記録部18ならび
に設定データ記憶部19などの設備稼働率モニタ6
1 (〜6n )におけるすべての制御を司るホストCPU
(第2の演算部)20が設けられている。
【0041】そして、ホストCPU20は、信号変換回
路12、収集プログラム格納部13a、キー入力部1
4、LCD表示部15、設備表示部16、通信ポート1
7、稼働データ記録部18および設定データ記憶部19
と電気的に接続され、処理プログラム格納部13は信号
変換回路12と電気的に接続されている。
【0042】次に、設備稼働率モニタ61 (〜6n )に
設けられた信号変換回路12について説明する。
【0043】まず、信号変換回路12は、図3に示すよ
うに、入力バッファやノイズキャンセラからなる設備信
号インタフェースブロック21が設けられ、この設備信
号インタフェースブロック21は、生産設備71 (〜7
n )の内、接続された所定の生産設備から出力される設
備信号が入力される複数の設備信号インタフェース21
1 〜21n から構成されている。
【0044】また、信号変換回路12には、設備信号変
換回路ブロック22が設けられており、各々の設備信号
インタフェース211 〜21n から出力された設備信号
を処理プログラム格納部13に格納されたプログラムに
基づいて信号変換を行い、CPU24が演算処理を行え
るような信号である設備変換信号として変換する複数の
設備信号変換回路221 〜22n が設けられている。
【0045】さらに、信号変換回路12には、レジスタ
ブロック23が設けられており、それぞれの設備信号変
換回路221 〜22n により変換された設備変換信号を
格納する複数のレジスタ(信号格納部)231 〜23n
によって構成されている。
【0046】また、信号変換回路12は、当該レジスタ
231 〜23n に格納された設備変換信号の演算処理を
行い、生産設備71 (〜7n )の稼働状況の判断を行
い、設備稼働率モニタ61 (〜6n )(図2)が稼働率
の計測、記録を行うことのできる共通の信号である稼働
率信号に変換するCPU(第1の演算部)24が設けら
れている。
【0047】また、信号変換回路12は、CPU24の
ノイズによる暴走などを監視し、その監視結果をホスト
CPU20に出力するウォッチドッグタイマ25ならび
にCPU24の処理に用いられる任意の時間を計測する
タイマ25aが設けられている。
【0048】さらに、信号変換回路12には、基本の周
波数となる水晶発振子などを用いるクロック発振回路2
6、設備信号変換回路ブロック22の制御系ロジックな
どに使用されるシステムクロックを、クロック発振回路
26のクロック信号を用いて生成するシステムクロック
27および後述するPカウンタなどに用いられるクロッ
ク信号や制御信号を生成するクロック発生回路28が設
けられている。そして、これらクロック発振回路26、
システムクロック27ならびにクロック発生回路28に
よってクロック信号生成部が構成されている。
【0049】また、信号変換回路12は、ウォッチドッ
グタイマ25の割り込み要求信号やCPU24によって
演算処理された稼働率信号を一時的に格納し、その格納
された稼働率信号をホストCPU20に転送するホスト
インタフェース29が設けられ、ホストCPU20と電
気的に接続されている。
【0050】さらに、信号変換回路12には、設備信号
変換回路ブロック22における設備変換信号の変換およ
びCPU24の演算処理に必要なプログラムをCPU2
4の制御によって処理プログラム格納部13から読み出
すメモリインタフェース30が設けられ、処理プログラ
ム格納部13と電気的に接続されている。
【0051】そして、これら設備信号インタフェースブ
ロック21、設備信号変換回路ブロック22、レジスタ
ブロック23、CPU24、ウォッチドッグタイマ2
5、タイマ25a、クロック発振回路26、システムク
ロック27、クロック発生回路28ホストインタフェー
ス29ならびにメモリインタフェース30は、バス31
を介してそれぞれ電気的に接続されている。
【0052】ここで、この信号変換回路12は、前述し
たように半導体集積回路装置によって構成されている
が、たとえば、それぞれの機能を電子部品によってディ
スクリートに構成するようにしてもよい。
【0053】次に、設備信号変換回路221 (〜2
n )における回路構成について、図4を用いて説明す
る。
【0054】まず、設備信号変換回路221 (〜2
n )には、設備信号PULSの変換を制御するための
制御レジスタであるラッチ回路32が設けられている。
また、制御レジスタの内容としては、後述する信号変換
モード、設備信号PULSの極性ならびにパルスキャン
セル数nがあり、ラッチ回路32の設定は設備信号PU
LS変換開始前に一度だけ行われる。
【0055】この設定は、CPU24(図3)がメモリ
インタフェース30(図3)を介して処理プログラム格
納部13(図3)から命令を読み出し、その命令に含ま
れる信号変換に関する情報を取り出し、ラッチ回路32
に書き込むことによって行われる。
【0056】次に、設備信号変換回路221 (〜2
n )には、入力されるパルス数のカウントを行うカウ
ンタであるTxカウンタ(第1のカウンタ)33、Pカ
ウンタ(第2のカウンタ)34および設備信号PULS
における信号変換のすべての制御を司るコントロールロ
ジック(カウンタ制御部)35が設けられている。
【0057】そして、前述したクロック信号生成部、T
xカウンタ33、Pカウンタ34ならびにコントロール
ロジック35によって信号変換手段が構成されている。
【0058】また、コントロールロジック35には、設
備信号PULSの信号変換時のコントロールロジック3
5の状態を保持する状態レジスタ35a、コントロール
ロジック35に入力される信号が変化したときに次の状
態を生成する論理回路である組合せ回路35bおよび状
態レジスタ35aの内容に基づいてレジスタ231 (〜
23n )、Txカウンタ33、Pカウンタ34の入力信
号を生成する論理回路である組合せ回路35cが備えら
れている。
【0059】そして、ラッチ回路32に設備信号PUL
Sの変換情報を設定することにより、コントロールロジ
ック35は設定された変換モードに論理が切り替わり、
入力信号の変化によって信号変換モード固有の動作を行
う。
【0060】また、Txカウンタ33は、パルスが入力
されると計数が増加するアップカウンタであり、Pカウ
ンタ34は、パルスが入力されると計数が減少するダウ
ンカウンタよりなる。
【0061】さらに、コントロールロジック35は、ラ
ッチ回路32、Txカウンタ33、Pカウンタ34なら
びにコントロールロジック35により変換された設備変
換信号SPULSを格納する信号変換回路12に設けら
れたレジスタ231 (〜23n )と電気的に接続されて
いる。
【0062】また、レジスタ23には、コントロールロ
ジック35によって変換された設備変換信号SPUL
S、該レジスタ23のリセットを行うリセット信号/R
RTならびに設備変換信号SPULSの書き込みタイミ
ングを取るためのクロック信号RCKが入力される。
【0063】さらに、Txカウンタ33は、コントロー
ルロジック35から出力される該Txカウンタ33のリ
セットを行うリセット信号/TRT、カウントアップを
許可するカウントアップイネーブル信号/TEおよびカ
ウントアップを行うクロック信号TCKが入力され、T
xカウンタ33からは、カウンタのオーバフロー信号/
TOがコントロールロジック35に出力される。
【0064】また、Pカウンタ34からは、該Pカウン
タ34が’0’となった場合に出力されるカウント信号
/PZがコントロールロジック35に出力され、コント
ロールロジック35からはリセット信号/PRT、イネ
ーブル信号/PE、Pカウンタ34に設定されるカウン
ト数のロードを行うデータロード信号/PLおよびPカ
ウンタ34のカウントダウンを行うクロック信号PCK
がPカウンタ34に入力される。
【0065】ここで、リセット信号/RRT、リセット
信号/TRT、カウントアップイネーブル信号/TE、
オーバフロー信号/TO、カウント信号/PZ、リセッ
ト信号/PRT、イネーブル信号/PEならびにデータ
ロード信号/PLは、ローレベル電圧、すなわち、Lo
信号においてアサートとなるアクティブLo信号であ
る。
【0066】また、コントロールロジック35には、設
備信号インタフェースブロック21から出力される設備
信号PULS、外部から入力されるリセット信号/R
T、クロック発生回路28から出力されるTxカウンタ
33のカウントアップ用のクロック信号TCK、同じく
クロック発振回路28によって生成される変換スタート
信号TSTならびにシステムクロック27から出力され
るシステムクロック信号SCが入力されるように電気的
に接続されている。
【0067】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0068】まず、設備稼働率モニタ61 (〜6n )に
よって信号変換される設備信号は、たとえば、生産設備
1 (〜7n )に設けられた稼働状況を示すランプを制
御する信号であり、生産設備71 (〜7n )の信号取出
部から取り込んでいる。また、この設備信号PULS
は、生産設備71 (〜7n )の型式毎に異なる場合があ
る。そのため、設備稼働率モニタ61 〜6n においは、
図5(a)〜(d)に示すように、4つの信号変換モー
ドM1〜M4によって設備変換信号に変換を行うものと
する。
【0069】ここで、生産設備71 (〜7n )の稼働状
況を示す信号である設備信号は、複数個あり、それらは
それぞれON、OFFまたは点滅(単発を含む)のいず
れかの状態にある。
【0070】生産設備71 (〜7n )の稼働状況は、そ
れら設備信号のうちのいずれか単独の信号の状態あるい
は複数の信号の状態の組合せを判別することにより識別
が可能である。そこで、本発明では、設備稼働率収集を
目的として設備信号を入力し、設備の稼働率状況を示す
信号を出力するための、汎用的な変換手段を提案するも
のである。
【0071】設備信号の状態表現は、たとえば、図6
(a)〜(d)に示すように4通り考えられ、図7
(a)〜(d)に示すように設備の稼働中を示す稼働信
号や設備が故障/チョコ停となった状態の故障信号など
の稼働率信号に変換する必要がある。この4通りの変換
を図5(a)〜(d)に示す信号変換モードM1〜M4
により実現する。
【0072】図7(a)の変換には信号変換モードM1
を使用し、図7(b)の変換では信号変換モードM2ま
たは信号変換モードM4、図7(c)の稼働中の変換に
は信号変換モードM3、図7(c)の故障中の変換には
信号変換モードM4、図7(d)には信号変換モードM
2を使用する。この4つの信号変換モードを1つの設備
変換回路に備えることにより、生産設備毎あるいは一つ
の生産設備が出力する複数の設備信号の形式が異なって
いても対応することができる。
【0073】ここで、設備信号は複数種類あるので、こ
の設備信号と使用する信号変換モードM1〜M4の対応
付けは、たとえば、設備信号インタフェース211 〜2
nと、設備信号変換回路221 〜22n を1対1に対
応づけ、それぞれの設備信号に対応した信号変換モード
M1〜M4を設備信号変換回路221 〜22n に割り付
けることにより行う。
【0074】次に、信号変換モードM1による信号変換
について、信号変換の動作回路を示す図8および信号の
状態遷移を示す図9を用いて説明する。ここで、図8に
おいては、太い実線で示されたブロックがそれぞれの信
号変換において動作する機能を示している。
【0075】まず、CPU24が信号変換モードM1の
場合のプログラムを処理プログラム格納部13から読み
出し、ラッチ回路32を介してコントロールロジック3
5に入力され、その後、変換スタート信号TSTがコン
トロールロジック35に入力されて、信号変換が開始す
る。
【0076】また、コントロールロジック35には設備
信号PULSも入力されており、前述した信号変換モー
ドM1の場合のプログラムに基づいてコントロールロジ
ック35が信号変換を行う。
【0077】この場合、信号変換モードM1においては
無変換であるので、図5(a)に示すように、設備信号
PULSは信号変換されずに設備変換信号SPULSと
してレジスタ231 (〜23n )に出力されることにな
る。
【0078】次に、信号変換モードM2による信号変換
について、図10、図11およびタイミングチャートで
ある図12を用いて説明する。ここで、図10において
は、太い実線で示されたブロックがそれぞれの信号変換
において動作する機能を示している。
【0079】この信号変換モードM2は、図5(b)に
示すように、入力された設備信号PULSの立ち上がり
エッジを検出した場合に’Hi’が出力され、設備信号
PULSが立ち下がってから所定の時間であるTx以上
の間、設備信号PULSが’Hi’とならなっかた場合
に’Lo’を出力するものである。ここで、Txの時間
は、たとえば、1ms〜30min程度であり、設備信
号PULSの信号状態に基づいてユーザにより任意に設
定変更が行われる。
【0080】また、図12において、上段から下段にか
けては、コントロールロジック35に入力される変換ス
タート信号TST、Txカウンタ33のカウントアップ
を行うクロック信号TCK、設備信号PULSの極性変
換処理後の信号(極性変換の指定も処理プログラム格納
部13に格納されており、予めラッチ回路32にラッチ
されて、コントロールロジック35に入力される)であ
る設備信号APULS、Txカウンタ33のカウントア
ップを許可するカウントアップイネーブル信号/TE、
Txカウンタ33のリセット信号/TRT、Txカウン
タのカウント数TCNTならびに信号変換された設備変
換信号SPULSの信号変化を示している。
【0081】ここで、設備信号APULSは、前述した
ように設備信号PULSの極性変換処理後の信号であ
り、たとえば、取り込まれた設備信号PULSが実際の
動作状態と反対になる場合などにユーザが設備信号PU
LSを反転するようにラッチ回路32を介して設定を行
い、これに基づいてコントロールロジック35が入力さ
れた設備信号PULSを反転して設備信号APULSを
生成する。
【0082】そして、図12に示す設備信号APULS
が信号変換モードM2によって設備変換信号SPULS
に信号変換される場合について説明する。
【0083】まず、CPU24が信号変換モードM2の
場合のプログラムを処理プログラム格納部13(図3)
から読み出し、ラッチ回路32を介してコントロールロ
ジック35に入力され、変換スタート信号TSTがコン
トロールロジック35に入力されて、信号変換が開始さ
れる。
【0084】そして、設備信号APULSが立ち上がる
(Hi信号)と、コントロールロジック35からTxカ
ウンタ33にリセット信号/TRTが入力される。その
後、設備信号APULSが立ち下がる(Lo信号)と、
コントロールロジック35からカウントアップイネーブ
ル信号/TEが出力され、Txカウンタはクロック信号
TCKのカウントを行う。
【0085】また、設備変換信号SPULSは、設備信
号APULSが立ち上がりと同時にHi信号となり、T
xカウンタ33のカウンタ数がオーバフローするまでH
i信号の出力が行われる。
【0086】そして、設備信号APULSはHi信号か
らLo信号となるが、Txカウンタ33のオーバフロー
の前に再びHi信号に変化するので、この変化の立ち上
がりでTxカウンタには再びリセット信号/TRTが入
力されてリセットが行われる。
【0087】その後、設備信号APULSはHi信号か
らLo信号となり、この信号の立ち下がりでカウントア
ップイネーブル信号/TEがTxカウンタ33に入力さ
れることによってクロック信号TCKのカウントを再開
する。
【0088】次に、所定のカウント数がカウントされ、
オーバフローが発生すると、Txカウンタ33はコント
ロールロジック35にオーバフロー信号/TO(図4)
を出力し、カウントアップイネーブル信号/TEがHi
信号となってカウントアップが中止される。
【0089】この時、設備信号APULSは変化がな
く、Lo信号のままであるので、設備変換信号SPUL
SはHi信号からLo信号に反転される。
【0090】設備変換信号SPULSがHi信号からL
o信号になった後、設備信号APULSは再びHi信号
となり、Txカウンタ33にリセット信号/TRTが入
力されてリセットされ、同時に、Lo信号の設備変換信
号SPULSもHi信号となる。
【0091】その後、設備信号APULSがLo信号と
なると、カウントアップイネーブル信号/TEがTxカ
ウンタ33に入力され、カウントアップを開始する。そ
して、これらの動作を行うことにより、信号変換モード
M2は、設備信号APULSを、図12に示すように、
設備変換信号SPULSに変換するものである。
【0092】次に、信号変換モードM3による信号変換
について、図13〜図15を用い説明する。ここで、図
13においては、太い実線で示されたブロックがそれぞ
れの信号変換において動作する機能を示している。
【0093】この信号変換モードM3は、図5(c)に
示すように、入力された設備信号PULSにおけるHi
信号が所定の時間であるTx以上となった場合に、設備
信号PULSがLo信号となるまで’Hi’を出力し、
設備信号PULSのHi信号がTx以下の場合には’L
o’を出力するものである。ここで、Txの時間は、た
とえば、1ms〜30min程度であり、設備信号PU
LSの信号状態に基づいてユーザにより任意に設定変更
が行われる。
【0094】また、図15において、上段から下段にか
けては、前述した図12と同様に、変換スタート信号T
ST、クロック信号TCK、設備信号APULS、カウ
ントアップイネーブル信号/TE、リセット信号/TR
T、カウント数TCNTならびに設備変換信号SPUL
Sの信号変化を示している。
【0095】次に、図15に示す設備信号APULSが
信号変換モードM3によって設備変換信号SPULSに
信号変換される場合について説明する。
【0096】まず、CPU24が信号変換モードM3の
場合のプログラムを処理プログラム格納部13(図3)
から読み出し、ラッチ回路32を介してコントロールロ
ジック35に入力され、変換スタート信号TSTがコン
トロールロジック35に入力されて、信号変換が開始さ
れる。
【0097】そして、設備信号APULSがHi信号と
なると同時に、コントロールロジック35からTxカウ
ンタ33にリセット信号/TRTならびにカウントアッ
プイネーブル信号/TEが出力され、Txカウンタはク
ロック信号TCKのカウントを行う。
【0098】その後、設備信号APULSがLo信号に
なると、コントロールロジック35のカウントアップイ
ネーブル信号/TEがHi信号となり、Txカウンタは
カウントアップを中断する。
【0099】次に、再び設備信号APULSがHi信号
となると、コントロールロジック35からTxカウンタ
33にリセット信号/TRTならびにカウントアップイ
ネーブル信号/TEが出力され、Txカウンタはリセッ
トした後にクロック信号TCKのカウントを行う。
【0100】また、設備信号APULSがLo信号にな
ると、再びコントロールロジック35のカウントアップ
イネーブル信号/TEがHi信号となり、Txカウンタ
はカウントアップを中断する。
【0101】そして、設備信号APULSがHi信号と
なると、再度、リセット信号/TRT、カウントアップ
イネーブル信号/TEが出力され、Txカウンタはリセ
ットした後にクロック信号TCKのカウントを行う。
【0102】このカウントアップによってTxカウンタ
33のカウンタ数がオーバフローすると、Txカウンタ
33はコントロールロジック35にオーバフロー信号/
TO(図4)を出力し、それに基づきコントロールロジ
ック35がカウントアップイネーブル信号/TEをHi
信号とすることによりTxカウンタ33のカウントアッ
プを中断させる。
【0103】また、コントロールロジック35は、Tx
カウンタ33のオーバフローの発生時からHi信号を設
備変換信号SPULSとして出力する。次に、設備信号
APULSがLo信号となると、コントロールロジック
35はLo信号を設備変換信号SPULSとして出力す
る。
【0104】その後、設備信号APULSがHi信号と
なると、再びコントロールロジック35からTxカウン
タ33にリセット信号/TRTならびにカウントアップ
イネーブル信号/TEが出力され、Txカウンタはリセ
ットした後にクロック信号TCKのカウントを行う。
【0105】そして、これらの動作を行うことにより、
信号変換モードM3は、設備信号APULSを、図15
に示すように、設備変換信号SPULSに変換するもの
である。
【0106】次に、信号変換モードM4による信号変換
について、図16〜図18を用いて説明する。ここで、
図16においては、太い実線で示されたブロックがそれ
ぞれの信号変換において動作する機能を示している。
【0107】この信号変換モードM4は、図5(d)に
示すように、入力された設備信号PULSにおける所定
の時間であるTx以下の間隔のパルスがN以上連続して
入力された場合に’Hi’を出力し、設備信号PULS
のパルスの間隔がTxを超えた場合には’Lo’を出力
する。
【0108】ここで、Txの時間は、たとえば、1ms
〜30min程度、nの回数は、0〜15程度であり、
Txおよびnは、設備信号PULSの信号状態に基づい
てユーザにより任意に設定変更が行われる。
【0109】また、図18において、上段から下段にか
けては、変換スタート信号TST、クロック信号TC
K、設備信号APULS、カウントアップイネーブル信
号/TE、リセット信号/TRT、カウント数TCN
T、Pカウンタ34のイネーブル信号/PE、Pカウン
タ34に入力されるデータのロードを行うデータロード
信号/PL、Pカウンタ34のカウント数を示すカウン
ト数PCNTならびに設備変換信号SPULSの信号変
化を示している。
【0110】次に、図18に示す設備信号APULSが
信号変換モードM4によって設備変換信号SPULSに
信号変換される場合について説明する。
【0111】まず、CPU24が信号変換モードM4の
場合のプログラムを処理プログラム格納部13から読み
出し、ラッチ回路32を介してコントロールロジック3
5に入力される。この時、Pカウンタに設定されるカウ
ント数PCNTもラッチ回路32を介してパルスキャン
セル数としてPカウンタに出力される。
【0112】そして、変換スタート信号TSTがコント
ロールロジック35に入力されて信号変換が開始される
と、Pカウンタ34にパルスキャンセル数を取り込むデ
ータロード信号/PLが出力された後、イネーブル信号
/PEが出力され、Pカウンタ34が設備信号APUL
Sのカウントダウンを開始する。ここで、Pカウンタ3
4のカウント数PCNTは、前述したパルスキャンセル
数により設定が行われている。
【0113】また、設備信号APULSもHi信号とな
っているので、コントロールロジック35からTxカウ
ンタ33にリセット信号/TRT、カウントアップイネ
ーブル信号/TEが出力され、Txカウンタはクロック
信号TCKのカウントを行う。
【0114】そして、設備信号APULSは、Txカウ
ンタ33がオーバフローする前にHi信号、Lo信号を
繰り返しているので、Txカウンタ33は設備信号AP
ULSがHi信号となる毎にリセット信号/TRTによ
ってリセットされていることになる。
【0115】一方、Pカウンタ34は、設備信号APU
LSがHi信号となる毎にカウントダウンを行ってお
り、Pカウンタ34のカウント数PCNTがゼロとなる
と、Pカウンタ34からコントロールロジック35にカ
ウント信号/PZ(図4)が出力され、それに基づいて
コントロールロジック35はHi信号を設備変換信号S
PULSとして出力する。
【0116】そして、設備信号APULSがHi信号と
なると、再度、リセット信号/TRT、カウントアップ
イネーブル信号/TEが出力され、Txカウンタ33は
リセットした後にクロック信号TCKのカウントを行
う。
【0117】その後、設備信号APULSはLo信号と
なり、その状態が維持されているのでTxカウンタ33
は、カウントアップによってカウンタ数がオーバフロー
となるとコントロールロジック35にオーバフロー信号
/TO(図4)を出力し、それに基づきコントロールロ
ジック35は、カウントアップイネーブル信号/TEを
Hi信号としてTxカウンタ33のカウントアップを中
断させる。
【0118】また、コントロールロジック35は、Tx
カウンタ33のオーバフローの発生時からLo信号を設
備変換信号SPULSとして出力する。
【0119】そして、これらの動作を行うことにより、
信号変換モードM4は、設備信号APULSを、図18
に示すように、設備変換信号SPULSに変換するもの
である。
【0120】次に、設備信号変換回路221 (〜2
n )が信号変換モードM1〜M4によって変換した設
備変換信号SPULSは、図1〜図3において、レジス
タ231(〜23n )に一時的に格納された後にCPU
24が演算処理を行い、設備稼働率モニタ61 (〜
n )が生産設備71 (〜7n )の稼働状態の判別を行
って稼働率の計測、記録を行うことのできる共通の信号
である稼働率信号としてホストCPU20に出力され
る。
【0121】そして、その稼働率信号が、前述した時系
列データとして、それぞれ稼働データ記録部18に格納
されることになる。
【0122】ここで、たとえば、半導体製造プロセスに
おいて用いられる1:1投影露光装置の稼働率収集のた
めの信号変換について述べる。
【0123】この装置は、図19に示すように、ウエハ
カセットからシリコンウエハをステージ上に1枚づつ搬
送し、紫外線露光を行う装置である。この装置の場合、
稼働状態判定のために、ランプA、ランプB、ブザーの
3箇所から信号を取り出し、信号変換する必要がある。
【0124】次に、各信号の状態を図20に示す。図2
0において、装置が稼働中で半導体ウエハの露光を行っ
ている場合には、ランプAが約10秒間点灯し、ランプ
B、ブザーはOFFとなっている。また、半導体ウエハ
の搬送中はランプA、ランプB、ブザーのすべてがOF
Fとなっており、半導体ウエハ露光中と搬送中の間隔
は、いずれも40〜50秒となっている。
【0125】さらに、後述する故障/チョコ停1の場合
は、ランプAが周期約1秒で点滅し、ランプB、ブザー
がOFFとなり、故障/チョコ停2の場合は、ランプB
が周期約1秒で点滅し、ランプA、ブザーがOFFとな
り、故障/チョコ停3は、ランプA、ランプBがOFF
となり、ブザーが周期約1秒でONとなる。
【0126】次に、故障/チョコ停1は、搬送系のメカ
ニカルな半導体ウエハの吸着ミスであり、半導体ウエハ
をウエハカセットからステージまたはステージからウエ
ハカセットへ搬送する際に半導体ウエハの吸着部分に異
常があり、吸着圧が規定の圧力に達しない場合に吸着ミ
スと判断され、搬送系が停止するエラーである。
【0127】また、故障/チョコ停2は、プリアライメ
ントターゲット信号検出エラーであり、ステージ上の半
導体ウエハの位置決め(アライメント)は数段階で行う
が、最初の段階の位置決めにおいて、半導体ウエハに設
けられたプリアライメントターゲットを検出できない場
合にエラーとなりアライメント系が停止するものであ
る。
【0128】さらに、故障/チョコ停3は、グローバル
アライメントエラーであり、プリアライメント後、より
精密な位置決めを行うために、半導体ウエハ上の複数の
ターゲットと、マスク(レクチル)上のターゲットを合
わせる作業を行うが、なんらかの原因で許容範囲以上の
ずれが生じてしまう場合にエラーとなり、アライメント
系が停止するものである。
【0129】そして、これら信号から稼働状態を判定す
るためには、図21に示すような信号変換回路12が必
要となる。この信号変換回路12において、設備信号変
換回路221 は、ランプAの2秒以上の点灯(ウエハ露
光中)でONとなる設備変換信号である信号1(図22
参照)を発生するように信号変換モードM3を設定す
る。
【0130】設備信号変換回路222 は、ランプAの点
滅(故障/チョコ停1)でONとなる信号2(図23参
照)を発生するように信号変換モードM4に設定する。
設備信号変換回路223 は、ランプBの点滅(故障/チ
ョコ停2)でONとなる信号3(図24参照)を発生す
るように信号変換モードM2に設定する。
【0131】設備信号変換回路224 は、ブザーの鳴動
(周期約1秒のパルス(故障/チョコ停3))でONと
なる信号4(図25参照)を発生するように信号変換モ
ードM2に設定する。
【0132】また、変換された信号1、信号2、信号
3、信号4はそれぞれレジスタ231、レジスタ2
2 、レジスタ233 、レジスタ234 に格納される。
そして、CPU24は、レジスタ231 〜234 から信
号1〜4を読み出し、演算処理を行い、稼働率信号であ
る稼働信号および故障信号を生成する。稼働信号ON
は、装置が稼働状態であることを示し、稼働信号OFF
は装置が停止している状態を示す。さらに、故障信号O
Nでは装置が故障/チョコ停であることを示すものとす
る。
【0133】次に、CPU24における処理フローを図
26に示す。
【0134】まず、最初に設備信号変換回路221 〜2
n に信号変換モードの設定を行う。次に、変換スター
トの指示をクロック発生回路28に行った後、以下の処
理を行う。
【0135】CPU24は信号1がONしたか否かの判
断を行う(ステップS101)。そして、信号1がON
した場合、装置が稼働していることを判定する稼働信号
をONし、故障/チョコ停があることを判定する故障信
号をOFFする(ステップS102)。
【0136】次に、CPU24は信号1がONであるか
否かの判断を行い(ステップS103)、信号1がON
していない場合には、タイマ25aによって時間計測を
開始する(ステップS104)。
【0137】その後、信号2がONであるか否かの判断
を行い(ステップS105)、信号2がOFFである
と、信号3がONであるか否かの判断を行う(ステップ
S106)。信号3がOFFであると、信号4がONで
あるか否かの判断を行う(ステップS107)。
【0138】そして、ステップS105〜S107の処
理において、信号2〜4のいずれかがONの場合には時
間計測を終了し(ステップS108)、稼働信号をOF
F、故障信号をONする(ステップS109)。また、
ステップS107の処理において、信号4がOFFの場
合には、再び信号1がONか否かの判断を行う(ステッ
プS110)。
【0139】次に、ステップS110の処理において、
信号1がONの場合には、タイマ25aによる時間計測
を終了し(ステップS111)、ステップS103の処
理を行う。また、信号1がOFFの場合には、ステップ
S104の処理により開始した時間計測が50秒以上で
あるか否かを判断し(ステップS112)、50秒以上
の場合には、タイマ25aによる時間計測を終了する
(ステップS113)。そして、稼働信号をOFF、故
障信号をOFFし(ステップS114)、ステップS1
01の処理を行う。
【0140】また、ステップS101の処理において、
信号1がOFFの場合には、信号2がONであるか否か
の判断を行う(ステップS115)。信号2がOFFで
あると、信号3がONであるか否かの判断を行い(ステ
ップS116)、信号3がOFFであると、信号4がO
Nであるか否かの判断を行う(ステップS117)。ま
た、ステップS115〜S117の処理において、信号
2〜4のいずれかがONであると、ステップS109の
処理を行い、ステップS117の処理において信号4が
OFFの場合には、ステップS114の処理を行う。
【0141】そして、この処理によって、図27に示す
ように、信号1〜4から稼働信号と故障信号を得ること
ができる。
【0142】それにより、本実施の形態においては、信
号変換回路12を設備稼働率モニタ61 〜6n に設ける
ことにより、生産設備から出力される設備信号PULS
をプログラマブルに、かつフレキシブルに設備変換信号
SPULSに変換するので各種生産設備に複雑なインタ
フェースが不要となり、それらのインタフェース作成な
どのハードウェアの設計開発や製作などの開発コストお
よび開発期間などを大幅に削減することができる。
【0143】また、信号変換回路12を1つの半導体チ
ップ内に構成した半導体集積回路装置とすることによ
り、少ないスペースに低コストで製作することができ
る。
【0144】さらに、本実施の形態では、設備稼働率モ
ニタ61 (〜6n )には、設備稼働率モニタ61 (〜6
n )を制御するホストCPU20と信号変換回路12に
おけるCPU24のそれぞれ個別のCPUを設けていた
が、図28に示すように、収集プログラム格納部13a
を処理プログラム格納部13に合体して1つの演算処理
プログラム格納部13bとし、信号変換の演算と稼働率
集計の演算を1つのCPUによって構成するようにして
もよい。
【0145】この場合、設備稼働率モニタ61 (〜
n )には、前述した信号変換の演算と稼働率集計の演
算を行うCPU(処理演算部)36が設けられ、キー入
力部14、LCD表示部15、設備表示部16、通信ポ
ート17、稼働データ記録部18および設定データ記憶
部19は、データ入出力インタフェース37を介してバ
ス31と電気的に接続されている。
【0146】また、設備稼働率モニタ61 (〜6n )に
は、データ入出力インタフェース37を介して入力され
るデータに割り込み要求が必要か否かを判定し、CPU
36に対して判定信号を出力する割り込み判定回路38
ならびに該割り込み判定回路38からの割り込みが生じ
た場合に、割り込み前のCPU36の状態を保持する内
部メモリ39が設けられ、バス31を介してCPU36
と電気的に接続されている。
【0147】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0148】たとえば、前記実施の形態では、4つの信
号変換モードのプログラムを処理プログラム格納部に格
納している場合について記載したが、信号変換モードは
前述した4つの信号変換モード以外の信号変換を行うプ
ログラムでもよく、この処理プログラム格納部には、接
続された生産設備から出力される設備信号に対応する信
号変換モードのプログラムが格納されていればよい。
【0149】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0150】(1)本発明によれば、生産設備から出力
される設備信号が異なる仕様であっても、信号変換装置
が、プログラマブルに、かつフレキシブルに稼働率信号
に変換するので、各種生産設備に複雑なインタフェース
を作成することなく簡単に接続し使用することが可能と
なる。
【0151】(2)また、信号変換装置を設備稼働率モ
ニタ内に設けることにより、設備稼働率モニタを小型化
でき、生産設備との接続も容易に短時間で行うことがで
きる。
【0152】(3)また、本発明では、上記(1),
(2)により、インタフェース作成などの各種生産設備
毎の個別の仕様対応が不要となり、ハードウェアの設計
開発や製作などの開発コストおよび開発期間などを大幅
に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による設備稼働率モニタ
が用いられた設備稼働監視システムを示す概略図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態による設備稼働率モニタ
のブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態による設備稼働率モニタ
に設けられた信号変換回路のブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態による設備稼働率モニタ
の信号変換回路に設けられた設備信号変換回路のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の一実施の形態による信号変換回路が行
う信号変換モードの信号変換例の説明図である。
【図6】(a)〜(d)は、設備信号の信号状態の説明
図である。
【図7】(a)〜(d)は、信号変換モードにより変換
した設備信号の説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態による信号変換モードM
1における設備信号変換回路の回路動作説明図である。
【図9】信号変換モードM1における信号の状態遷移図
である。
【図10】本発明の一実施の形態による信号変換モード
M2における設備信号変換回路の回路動作説明図であ
る。
【図11】信号変換モードM2における信号の状態遷移
図である。
【図12】信号変換モードM2の信号変換回路における
タイミングチャートである。
【図13】本発明の一実施の形態による信号変換モード
M3における設備信号変換回路の回路動作説明図であ
る。
【図14】信号変換モードM3における信号の状態遷移
図である。
【図15】信号変換モードM3の信号変換回路における
タイミングチャートである。
【図16】本発明の一実施の形態による信号変換モード
M4における設備信号変換回路の回路動作説明図であ
る。
【図17】信号変換モードM4における信号の状態遷移
図である。
【図18】信号変換モードM4の信号変換回路における
タイミングチャートである。
【図19】投影露光装置の概略説明図である。
【図20】投影露光装置における信号の取り出し箇所と
その状態の説明図である。
【図21】投影露光装置の信号を変換する設備信号変換
回路のブロック図である。
【図22】設備信号変換回路における信号変換の説明図
である。
【図23】設備信号変換回路における信号変換の説明図
である。
【図24】設備信号変換回路における信号変換の説明図
である。
【図25】設備信号変換回路における信号変換の説明図
である。
【図26】設備信号変換回路におけるCPUの処理フロ
ーチャートである。
【図27】設備信号変換回路のCPUにおける信号変換
処理の説明図である。
【図28】本発明の他の実施の形態による設備稼働率モ
ニタのブロック図である。
【符号の説明】
KS 監視システム 1 ホストコンピュータ(状況集計部) 2 データベース 31 〜3n 端末 4 中継端末 5 マルチプレクサ 61 〜6n 設備稼働率モニタ 71 〜7n 生産設備 8 プリンタ 9 通信回線 10 通信回線 111 〜11n 通信回線 12 信号変換回路(信号変換装置) 13 処理プログラム格納部 13a 収集プログラム格納部 13b 演算処理プログラム格納部 14 キー入力部 15 LCD表示部 16 設備表示部 17 通信ポート 18 稼働データ記録部 19 設定データ記憶部 20 ホストCPU(第2の演算部) 21 設備信号インタフェースブロック 211 〜21n 設備信号インタフェース 22 設備信号変換回路ブロック 221 〜22n 設備信号変換回路(信号変換手段) 23 レジスタブロック 231 〜23n レジスタ(信号格納部) 24 CPU(第1の演算部) 25 ウォッチドッグタイマ 25a タイマ 26 クロック発振回路 27 システムクロック 28 クロック発生回路 29 ホストインタフェース 30 メモリインタフェース 31 バス 32 ラッチ回路 33 Txカウンタ(第1のカウンタ) 34 Pカウンタ(第2のカウンタ) 35 コントロールロジック(カウンタ制御部) 35a 状態レジスタ 35b,35c 組合せ回路 36 CPU 37 データ入出力インタフェース 38 割り込み判定回路 PULS 設備信号 APULS 設備信号 SPULS 設備変換信号 /RRT リセット信号 RCK クロック信号 /TRT リセット信号 /TE カウントアップイネーブル信号 TCK クロック信号 /TO オーバフロー信号 /PZ カウント信号 /PRT リセット信号 /PE イネーブル信号 /PL データロード信号 PCK クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板垣 孝俊 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産設備から出力された設備信号を前記
    生産設備の稼働状況として処理される稼働率信号に変換
    する信号変換装置であって、 複数の信号変換処理プログラムおよび演算処理プログラ
    ムが格納された処理プログラム格納部と、 前記処理プログラム格納部に格納された複数の信号変換
    処理プログラムの内、入力された設備信号に見合った信
    号変換処理プログラムを用いて設備変換信号に変換する
    信号変換手段と、 前記信号変換手段により変換された設備変換信号を格納
    する信号格納部と、 前記信号格納部に格納された設備変換信号を前記処理プ
    ログラム格納部の演算処理プログラムに基づいて稼働率
    信号に演算処理する第1の演算部とよりなることを特徴
    とする信号変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号変換装置において、
    前記信号変換手段が、制御信号に基づいて入力されるパ
    ルス数をカウントアップする第1のカウンタと、制御信
    号に基づいて入力されるパルス数をカウントダウンする
    第2のカウンタと、前記処理プログラム格納部の信号変
    換処理プログラムに基づいて前記第1、第2のカウンタ
    を制御信号により制御を行い、前記第1、第2のカウン
    タから出力される信号から設備変換信号を生成するカウ
    ンタ制御部と、前記第1、第2のカウンタに用いられる
    クロック信号を生成するクロック信号生成部とよりなる
    ことを特徴とする信号変換装置。
  3. 【請求項3】 生産設備の稼働状況を記録する設備稼働
    率モニタに設けられ、前記生産設備から出力された設備
    信号を前記生産設備の稼働状況として処理される稼動率
    信号に変換する半導体集積回路装置であって、 複数の信号変換処理プログラムおよび演算処理プログラ
    ムが格納された処理プログラム格納部と、 前記処理プログラム格納部に格納された複数の信号変換
    処理プログラムの内、入力された設備信号に見合った信
    号変換処理プログラムを用いて設備変換信号に変換する
    信号変換手段と、 前記信号変換手段により変換された設備変換信号を格納
    する信号格納部と、 前記信号格納部に格納された設備変換信号を前記処理プ
    ログラム格納部の演算処理プログラムに基づいて稼働率
    信号に演算処理する第1の演算部とを1つの半導体チッ
    プ内に設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記信号変換手段が、制御信号に基づいて入力さ
    れるパルス数をカウントアップする第1のカウンタと、
    制御信号に基づいて入力されるパルス数をカウントダウ
    ンする第2のカウンタと、前記処理プログラム格納部の
    信号変換処理プログラムに基づいて前記第1、第2のカ
    ウンタを制御信号により制御を行い、前記第1、第2の
    カウンタから出力される信号から設備変換信号を生成す
    るカウンタ制御部と、前記第1、第2のカウンタに用い
    られるクロック信号を生成するクロック信号生成部とよ
    りなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 生産設備から出力された設備信号を前記
    生産設備の稼働状況を処理ならびに記録してこれを状況
    集計部に送る設備稼働率モニタであって、 複数の信号変換処理プログラムおよび演算処理プログラ
    ムが格納された処理プログラム格納部と、 前記処理プログラム格納部に格納された複数の信号変換
    処理プログラムの内、入力された設備信号に見合った信
    号変換処理プログラムを用いて設備信号を設備変換信号
    に変換する信号変換手段と、 前記信号変換手段により変換された設備変換信号を格納
    する信号格納部と、 前記信号格納部に格納された設備変換信号を前記処理プ
    ログラム格納部の演算処理プログラムに基づいて稼動率
    信号に変換する第1の演算部と、 状況集計部に送る稼働データを演算処理するプログラム
    を格納した収集プログラム格納部と、 前記収集プログラム格納部のプログラムに基づいて演算
    処理を行う第2の演算部と、 前記第2の演算部により演算処理された結果を格納する
    稼働データ記録部とを備えたことを特徴とする設備稼働
    率モニタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の設備稼働率モニタにおい
    て、前記第1、第2の演算部が1つの処理演算部として
    構成され、前記処理プログラム格納部と収集プログラム
    格納部とが、1つの演算処理プログラム格納部として構
    成されたことを特徴とする設備稼働率モニタ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の設備稼働率モニ
    タにおいて、前記信号変換手段が、制御信号に基づいて
    入力されるパルス数をカウントアップする第1のカウン
    タと、制御信号に基づいて入力されるパルス数をカウン
    トダウンする第2のカウンタと、前記処理プログラム格
    納部の信号変換処理プログラムに基づいて前記第1、第
    2のカウンタを制御信号により制御を行い、前記第1、
    第2のカウンタから出力される信号から設備変換信号を
    生成するカウンタ制御部と、前記第1、第2のカウンタ
    に用いられるクロック信号を生成するクロック信号生成
    部とよりなることを特徴とする設備稼働率モニタ。
  8. 【請求項8】 生産設備から出力される設備信号を取り
    込み、信号変換手段が処理プログラム格納部に格納され
    たプログラムに基づいて信号変換手段が設備変換信号に
    変換する工程と、 変換された設備変換信号を信号格納部に格納する工程
    と、 格納された設備変換信号を第1の演算部が前記処理プロ
    グラム格納部に格納されたプログラムに基づいて前記生
    産設備の稼働率の計測、記録に用いられる稼働率信号に
    変換する工程と、 変換された稼動率信号を稼働データに変換する工程と、 変換された稼働データを稼働データ記録部に格納する工
    程とを有することを特徴とする設備稼働率計測方法。
  9. 【請求項9】 入力された設備信号を処理プログラム格
    納部に格納された複数の信号変換処理プログラムの内、
    その設備信号に見合った信号変換処理プログラムを用い
    て信号変換手段が設備変換信号に変換する工程と、 変換された設備変換信号を格納する信号格納部に格納す
    る工程と、 格納された設備変換信号を前記処理プログラム格納部の
    演算処理プログラムに基づいて第1の演算部が稼動率信
    号に変換する工程と、 収集プログラム格納部に格納されたプログラムに基づい
    て第2の演算部が状況集計部に送る稼働データに演算処
    理する工程と、 演算処理された結果を稼働データ記録部に格納する工程
    とを有することを特徴とする設備稼働率計測方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009080844A (ja) * 2005-10-21 2009-04-16 Omron Corp データ収集システム、解析装置、解析方法およびプログラム
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JP2011233154A (ja) * 2011-06-14 2011-11-17 Omron Corp データ収集システム、解析装置、解析方法、およびプログラム
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