JPH1186958A - 挿抜コネクタ装置 - Google Patents

挿抜コネクタ装置

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JPH1186958A
JPH1186958A JP24497597A JP24497597A JPH1186958A JP H1186958 A JPH1186958 A JP H1186958A JP 24497597 A JP24497597 A JP 24497597A JP 24497597 A JP24497597 A JP 24497597A JP H1186958 A JPH1186958 A JP H1186958A
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一臣 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコネクタの挿抜作業を効率良く行える
こと。 【解決手段】 コネクタ収容体1は一対のフレーム3
と、複数の仕切部材5とを有しており、該フレーム3、
該仕切部材5によって仕切られている複数の空間部分が
コネクタ10を収容するための収容室7のそれぞれにコ
ネクタ10、相手コネクタ20が一対一に収容される。
前記仕切部材5はバネ性をもつ一対のランス5f,5g
を有し、該ランス5f,5gはそれぞれに対向する前記
コネクタ10のインシュレータ10aの側面に形成され
ている係止用溝部10jに係止するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコネクタと
複数の相手コネクタとを相互に嵌合可能とするようにコ
ネクタ収容体に収容し、コネクタを一括して挿抜するた
めに用いる挿抜コネクタ装置に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の挿抜コネクタ装置は、例
えば、コンピュータの配線に用いる多くのケーブルと相
手側のケーブルとを1本づつ相互に接続して所定の信号
を送受するためにケーブルに接続した複数のコネクタ及
び相手側のケーブルに接続した複数の相手コネクタを用
いているものがある。
【0003】このような挿抜コネクタ装置では、所定本
数のケーブルを一括して保持したコネクタと相手側のコ
ネクタとを用意し、コネクタ及び相手側のコネクタを一
組づつ挿抜するようにしているが、作業効率が低下した
り作業時の負荷によってケーブルやコネクタを傷付けて
しまう恐れがある。
【0004】そこで、従来技術として、複数のコネクタ
及び相手コネクタとの挿抜作業を効率良く行えるととも
に、ケーブルやコネクタ及び相手コネクタに負荷をかけ
ずに一括して挿抜作業ができる挿抜コネクタ装置が提案
されている。
【0005】従来技術における挿抜コネクタ装置は、図
15及び図16に示すように、複数のコネクタ10を挿
入方向I及び抜去方向IIで挿抜可能に収容するコネクタ
収容体1を有している。
【0006】コネクタ収容体1は互いに平行に配置され
ている一対のフレーム3と、一対のフレーム3の長手方
向の両端面のそれぞれを互いに一体に保持している一対
のフレームブロック4と、一対のフレームブロック4の
長手方向の間を所定の間隔に分割するように仕切り、か
つ一対のフレーム3に取り付けられている複数の仕切部
材5とを有している。
【0007】一対のフレームブロック4と一対のフレー
ム3とはこれらがネジ6によって一体に保持されてい
る。コネクタ収容体1はフレーム3、フレームブロック
4及び仕切部材5によって仕切られている複数の空間部
分がコネクタ10、相手コネクタ20を収容するための
収容室7となっている。複数の収容室7のそれぞれに
は、複数のコネクタ10、相手コネクタ20が一対一に
挿抜方向で収容される。
【0008】さらに、コネクタ収容体1は一対のフレー
ム3及び仕切部材5によって仕切られている複数の空間
部分がコネクタ10、相手コネクタ20を収容するため
の収容室7となっており、複数の収容室7のそれぞれに
複数のコネクタ10が一対一に挿抜方向で収容される。
【0009】コネクタ10にはケーブル15が接続され
てており、相対向する一対の側面のそれぞれにコネクタ
収容体1の一対のフレーム3へのワンタッチロック用、
兼スライダ駆動用の一対の突起18が設けられている。
相手コネクタ20には相対向する一対の側面のそれぞれ
にコネクタ収容体1のフレーム3へのワンタッチロック
用、兼スライダ駆動用の一対の相手突起19が設けられ
ている。
【0010】なお、コネクタ10には図示しない導電性
コンタクトが複数本組み込まれており、これらのコンタ
クトがケーブル15に一対一に接続されている。また、
相手コネクタ20にはコンタクトに接触するようにピン
コンタクトのような導電性の相手コンタクト21が複数
組み付けられており、これらの相手コンタクト21がコ
ネクタ装置を保持する機器に保持されている機器側コネ
クタのコンタクトに接続されるものである。
【0011】また、コネクタ10には、挿入方向I側の
先端部分に嵌合部10bが設けられている。嵌合部10
bには相手コンタクト21を挿入し得る複数の挿通穴が
形成されている。
【0012】一対のフレーム3は、長板形状のフレーム
板部3aと、コネクタ10の挿抜方向I、IIの両側、即
ちフレーム板部3aの長手方向に平行な一対の辺である
両縁端部分で長手方向に形成されている一対のガイド部
3bを有している。ガイド部3bはフレーム板部3aの
長手方向の両縁端部分のそれぞれからフレーム板部3a
の上方にのび、さらにこのフレーム板部3aに平行に曲
げられている部分である。
【0013】さらに、フレーム板部3aにはコネクタ1
0を挿入する側の縁端から挿抜方向I、IIに長い寸法で
のびている複数の突起移動窓25が形成されている。突
起移動窓25には一端がフレーム板部3aに接続されて
挿抜方向I、IIにのびてる略L字形状のロック用バネ片
26が形成されている。ロック用バネ片26はフレーム
板部3aの板厚寸法と同じ板厚寸法であって、挿抜方向
I、IIを直交する向きに弾性力を有している。
【0014】ロック用バネ片26はコネクタ10が収容
室7に挿入されるときに、コネクタ10の突起18が突
起移動窓25の内側を挿入方向Iで移動し、ロック用バ
ネ片26の先端に形成されているフック部26aが突起
18によって押されるため撓みながらコネクタ10を収
容室7の奥部に入り込ませる。コネクタ10が収容室7
の奥部に入り込んだときには、ロック用バネ片26は元
の状態に復元する。この状態では突起18が抜去方向II
に移動するのをフック部26aによって阻止している。
このように作用することからコネクタ10を収容室7内
でワンタッチロックすることになる。
【0015】さらに、フレーム板部3aにはコネクタ1
0を挿入する側の縁端とは反対側の縁端から挿抜方向
I、IIに長い寸法でのびている複数の突起窓55が形成
されている。複数の突起窓55には、相手コネクタ20
の相手突起19が突起窓25の内側に嵌め込まれてい
る。この状態では相手突起19が突起窓55に一対位置
に嵌め込まれているので、相手側のコネクタ20を収容
室7内で保持している。
【0016】なお、突起移動窓25及び突起窓55はこ
れらがフレーム板部3aの幅方向(挿抜方向I、IIに相
当する)及び長手方向で整列された位置関係にあって、
しかもこれらが収容室7のそれぞれに1組づつ位置して
いる。
【0017】コネクタ10及び相手コネクタ20がコネ
クタ収容体1に収容されている状態では、フレーム板部
3a上に突起18、相手突起19が突出している。そし
て、突起18は突起移動窓25の範囲内において挿抜方
向に移動可能となっている。なお、抜去方向IIにはロッ
ク用バネ片26のフック部26aがあるため、コネクタ
収容体1からコネクタ10が脱落することはない。
【0018】また、フレーム板部3aには仕切部材5を
嵌め込み保持すためのスリット30が形成されている。
【0019】フレーム板部3a上に突起18は駆動スラ
イダ41に係合され、図17にも示す駆動スライダ41
を長手方向へ移動することによってコネクタ10を相手
コネクタ20に嵌合・離脱することができるようになっ
ている。
【0020】駆動スライダ41は、スライダブロック4
2と、このスライダブロック42の一対の側面のそれぞ
れに一端面がネジ44によって保持されて互いに平行に
対向配置されている長板形状の一対のスライダ板部43
とを有している。一対のスライダ板部43の対向面のそ
れぞれには、第1のスライド溝部50aと第2のスライ
ダ溝部50bとが対称に形成されている。
【0021】第1のスライド溝部50aはスライダブロ
ック42側から一対のスライダ板部43の先端方向への
びている直線溝部45aと、この直線溝部45aに続き
のびている突起挿入溝部47aとを有している。
【0022】第2のスライダ溝部50bは、スライダブ
ロック42側から一対のスライダ板部43の先端方向に
互いに平行にのびている直線溝部45bと、この直線溝
部45bに続き,一対のスライダ板部43の先端近傍で
直線溝部45a,45b間の距離よりも広い距離に斜め
に広げられた傾斜溝部46と、傾斜溝部46の先端側に
引き続きのびている突起挿入溝部47bとを有してい
る。
【0023】即ち、コネクタ10の突起18、相手コネ
クタ20の突起19がその径寸法よりも大きな幅寸法を
もつ突起挿入溝部47a,47bに一つずつそれぞれ嵌
め込まれて、駆動スライダ41を挿抜方向と直角な方向
の長手方向へ駆動することでコネクタ10、相手コネク
タ20を嵌合・離脱できる。コネクタ10、相手コネク
タ20との嵌合には、傾斜溝部46の嵌合斜面46a
を、離脱には傾斜溝部46の離脱用斜面46bを突起1
8が摺動することによって行われる。嵌合はスライダ板
部43の嵌合斜面46aを突起18がすべることで順々
に行われ嵌合直後は駆動スライダ板部43の直線溝部4
5a,45bに突起18,相手突起19が収まりロック
される。
【0024】駆動スライダ41はコネクタ10を相手コ
ネクタ20に嵌合して駆動が終了した後、駆動スライダ
41はコネクタ10、相手コネクタ20を嵌合させたま
まロックする。コネクタ10と相手コネクタ20とを離
脱するときは、スライダブロック42に取り付けられて
いる取手48をもち、駆動スライダ41を逆方向に引っ
張りながら駆動させる。
【0025】なお、コネクタ装置の他の従来技術として
は、挿抜コネクタ装置が特開平8−273753号公報
に挿抜コネクタ装置が開示されている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に示したコネクタ装置では突起移動窓25に挿抜方向
I、IIにのびてるロック用バネ片26が位置しており、
コネクタ10が収容室7に挿入されるときに、コネクタ
210の突起18が突起移動窓25の内側を挿入方向I
で移動し、突起18が抜去方向IIに移動するのをフック
部26aによって阻止するように構成されているので、
コネクタ10のフレームの収容室7への収容間隔が小さ
い寸法となると、フレーム板部3aにロック用バネ片2
6を形成するスペースが採れなくなってしまう。
【0027】また、ロック用バネ片26を形成すると、
フレーム自体に大きな突起移動窓25を形成しなければ
ならず、フレーム板部3aの曲げ強度やねじり強度に対
するようにフレーム3の強度や剛性が低下してしまうと
いう問題があり、コネクタ10の間隔を狭くすると、構
造上不可能になる。
【0028】さらに、フレーム3の突起移動窓25と突
起18とによってコネクタ10が挿入方向Iへ抜けたり
移動しすぎるのを防止していたが、突起18の位置が異
なる数種類のコネクタ10を同一のコネクタ収容体1で
転用しようとする場合、突起18の位置がケーブル15
側(コネクタ10の端部)に近い位置にあるので、コネ
クタ10をロック用バネ片26によって係止した後、挿
入方向Iへ動きすぎるという問題がある。
【0029】それ故に本発明の課題は、嵌合前のコネク
タを抜去方向へ移動するのを阻止でき、コネクタ収容体
内でコネクタが嵌合・離脱できる範囲だけ移動できる挿
抜コネクタ装置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、相手コ
ネクタに挿抜方向で嵌合・離脱する複数のコネクタを有
し、前記相手コネクタに嵌合する向きに前記コネクタの
それぞれを前記相手コネクタに嵌合・離脱するよう挿抜
可能に収容する複数の収容室を有するコネクタ収容体を
具備し、該コネクタ収容体は互いに平行に配置した一対
のフレームと、前記複数の収容室を形成するよう該一対
のフレーム間に設けた板形状の仕切部材とを有し、前記
コネクタはインシュレータと、該インシュレータに組み
付けた導電性のコンタクトとを有し、前記インシュレー
タは前記挿入方向の先端部分に前記相手コネクタの相手
嵌合部に嵌合しかつ該相手嵌合部に設けられている導電
性の相手コンタクトに接触する前記コンタクトを配した
嵌合部を有し、前記インシュレータは前記収容室への挿
入時に前記仕切部材に対向する側面に形成した係止用溝
部を有し、前記仕切部材は前記コネクタが前記収容室へ
挿入されるときに前記挿入方向の途中位置で前記係止用
溝部に入り込み前記コネクタが抜去方向へ移動するのを
阻止するようバネ性をもって前記収容室側へ傾斜しつつ
突出しているランスを有していることを特徴とする挿抜
コネクタ装置が得られる。
【0031】
【作用】コネクタ収容体の収容室にはコネクタ及び相手
側のコネクタを収容する。コネクタ収容体に収容された
コネクタの突起はフレーム板部に形成されている突起移
動窓から突出しており、突起を挿抜方向に移動すること
によってコネクタを収容室で移動させることができる。
【0032】コネクタは仕切部材のランスに嵌合途中で
係合し、抜去方向へコネクタが離脱するのを防止する。
また、コネクタの突出部は収容室の所定位置にあるコネ
クタを挿入方向で嵌合時の所定位置以上に挿入されない
ように仕切部材に係止される。
【0033】駆動スライダはフレームに形成されている
ガイド部にガイドされながら挿抜方向を直交する向きに
移動可能となっている。駆動スライダをフレームのガイ
ド部に差し込み移動すると駆動スライダの傾斜溝部に突
起が入り込み、コネクタの突起が相手側のコネクタの突
起に近付く向きに移動させる。さらに突起を傾斜溝部に
よって近付けていくと、突起は傾斜溝部から直線溝部へ
と入り込む。このとき、コネクタと相手側のコネクタと
は相互に嵌合する。
【0034】即ち、駆動スライダを傾斜溝部に係合して
移動させると、突起が直線溝部に入り込み、コネクタ及
び相手側のコネクタの各突起が一番近い位置まで移動し
た状態で、コネクタと相手側のコネクタとが嵌合する。
コネクタと相手側のコネクタとは、駆動スライダを引き
抜くと突起が直線溝部から傾斜溝部へと移動する際に各
突起が抜去方向に移動して離れるため、コネクタと相手
側のコネクタとが離脱される。
【0035】
【発明の実施の形態】図1乃至及び図3は本発明の挿抜
コネクタ装置の一実施の形態例を示している。なお、従
来技術によって示した挿抜コネクタ装置と同じ要素部分
には同じ符号を付して説明する。
【0036】図1乃至図3を参照して、挿抜コネクタ装
置は複数のコネクタ10を、図1及び図2で矢印で示し
た挿入方向I及び抜去方向IIで挿抜可能に収容するコネ
クタ収容体1を有している。コネクタ収容体1には複数
のコネクタ10のそれぞれに一対一に嵌合する相手コネ
クタ20が設けられている。
【0037】コネクタ収容体1は互いに平行に配置され
ている一対のフレーム3と、一対のフレーム3の長手方
向の両端面のそれぞれを互いに一体に保持している一対
のフレームブロック4と、一対のフレームブロック4の
長手方向の間を所定の間隔に分割するように仕切り、か
つ互いに平行に一対のフレーム3に取り付けられて配置
されている複数の仕切部材5とを有している。一対のフ
レームブロック4と一対のフレーム3とはこれらがネジ
6によって一体に保持されている。複数の仕切部材5は
金属板もしくは樹脂板などで作られている。
【0038】また、コネクタ収容体1は、一対のフレー
ム3、一対のフレームブロック4及び複数の仕切部材5
によって仕切られている複数の空間部分がコネクタ10
を収容するための収容室7となっている。複数の収容室
7のそれぞれには、複数のコネクタ10、相手コネクタ
20が一対一に収容される。
【0039】コネクタ10にはフラットリボンケーブル
のような帯状のケーブル15が2つ接続されており、相
対向する一対の側面のそれぞれにコネクタ収容体1の一
対のフレーム3へのワンタッチロック用、兼スライダ駆
動用の一対の突起18a、18bが突設されている。一
対の突起18a、18bは円柱形状であり、一方の突起
18aの径寸法が他方のコネクタ突起18bの径寸法よ
りも大きい径寸法に作られている。
【0040】また、相手コネクタ20には相対向する一
対の側面のそれぞれにコネクタ収容体1のフレーム3へ
のワンタッチロック用、兼スライダ駆動用の一対の相手
突起19が突設されている。
【0041】なお、コネクタ10は、図4に示すよう
に、インシュレータ10aと、このインシュレータ10
aに導電性コンタクト11が複数本組み込まれており、
これらのコンタクト11がケーブル15の芯線に一対一
に接続されている。インシュレータ10aはコネクタ1
0の挿入方向Iの先端部分に嵌合部10bを有してい
る。嵌合部10bにはコンタクト11が整列して配置さ
れている。嵌合部10bの端面には、図5に示すよう
に、複数のコンタクト穴20cが形成されている。
【0042】インシュレータ10aにはケーブル15側
の端面部の両面、即ち、相対向する一対の側面を直交す
る相対向する一対の側面のそれぞれに突出部10dがそ
れぞれ形成されている。
【0043】また、相手コネクタ20はピンヘッダと呼
ばれているものであり、相手インシュレータ20aと、
この相手インシュレータ20aに組み付けられているピ
ンコンタクトのような導電性の相手コンタクト21とを
有している。相手インシュレータ20aには嵌合部10
bを受け入れる大きな溝状である相手嵌合部20bが形
成されている。相手コンタクト21は相手インシュレー
タ20aの外側にのびている部分が図示しない機器側コ
ネクタのコンタクトに接続されるものである。そして、
相手嵌合部20bに位置してる部分が嵌合部10bに形
成されているコンタクト穴20cに挿入されてコンタク
ト11に接触するようになっている。
【0044】図1に戻り、一対のフレーム3は長板形状
のフレーム板部3aと、フレーム板部3aの長手方向に
平行な一対の辺である両縁部分にあって、長手方向に形
成されている一対のガイド部3bを有している。ガイド
部3bはフレーム板部3aの長手方向の両縁端部分のそ
れぞれからフレーム板部3aの上方にのび、さらにこの
フレーム板部3aに平行に曲げられている部分である。
【0045】さらに、フレーム板部3aにはコネクタ1
0を挿入する側の縁端から挿抜方向I、IIに長い寸法で
のびている複数の突起移動窓25が形成されている。な
お、図3に示されているように、ガイド部3bにはフレ
ーム板部3aの上方にのびている部分にも突起移動窓2
5に連続して切り欠き部3dが形成されている。
【0046】さらに、フレーム板部3aにはコネクタ1
0を挿入する側の縁端とは反対側の縁端から挿抜方向
I、IIに長い寸法でのびている複数の相手突起窓55が
形成されている。図2に示すように、複数の相手突起窓
55には相手コネクタ20の相手突起19が相手突起窓
55の内側の奥部にまで嵌め込まれている。この状態で
は相手突起19が相手突起窓55に一対位置に嵌め込ま
れているので、相手コネクタ20を収容室7内に保持し
ている。
【0047】なお、突起移動窓25及び相手突起窓55
はこれらがフレーム板部3aの幅方向(挿抜方向I、II
に相当する)及び長手方向で整列された位置関係にあっ
て、しかもこれらが収容室7のそれぞれに1組づつ位置
している。
【0048】コネクタ10及び相手コネクタ20がコネ
クタ収容体1に収容されている状態では、フレーム板部
3a上に突起18、相手突起19が突出している。そし
て、突起18は突起移動窓25の範囲内において挿抜方
向I、IIに移動可能となっている。
【0049】また、フレーム板部3aには仕切部材5の
上下端に形成されている一対の係止部5a,5bを嵌め
込み保持するためのスリット3mが形成されている。コ
ネクタ10が収容室7に挿入されるときには、コネクタ
10の突起18a,相手突起18bが突起移動窓25の
内側を挿入方向Iで移動し、コネクタ10を収容室7の
奥部に入り込ませる。
【0050】仕切部材5は、図6にも示すように、一対
の係止部5a,5bと、こららの係止部5a,5bに対
向するように抜去方向II側から挿抜方向I、IIのびてい
る一対のバネ部5c,5dと、隣接する収容室7のそれ
ぞれに一対一に突き出して次第に傾斜してのびているバ
ネ性をもつ一対のランス5f,5gとを有している。
【0051】一対の係止部5a,5bは、フレーム板部
3aとガイド部3bとに抜去方向II側から挿抜方向I側
へ連続して形成されているスリット3mに係合してい
る。一対の係止部5a,5bの先端部分はフレーム板部
3a上へ少し突き出ている。一対のバネ部の自由端には
係合突起51c,15dが形成されている。これらの係
合突起51c,15dはフレーム板部3aに形成されて
いる複数の突起受穴3eに一対一に嵌め込まれている。
複数の突起受穴3eは複数の突起移動窓25の間に一つ
づつ形成されている。
【0052】一対のランス5f,5gは仕切部材5に一
端が接続されており、挿抜方向I,IIへのびている。一
方のランス5fは一方(図1においては上側)のフレー
ム板部3a側に位置し、他方(図1においては下側)の
ランス5gは他方のフレーム板部3a側に位置してい
る。
【0053】このような一対のランス5f,5gは仕切
部材5が金属板である場合、プレスにより打ち抜き加工
を施した後、曲げ加工をすることによって作られる。
【0054】上述したコネクタ10には図4に示したよ
うに、インシュレータ10aの側面、即ち、一対のラン
ス5f,5gのそれぞれに対向する側面に一対の係止用
溝部10jが形成されている。一対のランス5f,5g
にはコネクタ10が所定位置(嵌合途中位置)まで収容
室7に収容されたときに一対の係止用溝部10jに係止
するようになっている。
【0055】即ち、コネクタ10が収容室7の所定位置
に入り込むまでは、インシュレータ10aの側面で対向
している2枚の仕切部材5の一対のランス5f,5gを
押圧し少し撓ませながらコネクタ10が挿入される。そ
して、ランス5f,5gが一対の係止用溝部10jに入
り込むと、嵌合部10b側の溝壁に対向している2枚の
仕切部材5の一対のランス5f,5gの先端が突き当た
り係止される。このとき、ランス5f,5gは元の状態
に復元している。この状態ではコネクタ10が抜去方向
IIへ移動するのを阻止している。このように作用するこ
とからコネクタ10を収容室7内でワンタッチロックす
ることになる。
【0056】この状態において、コネクタ10と相手コ
ネクタ20とはまだ未嵌合状態である。コネクタ10と
相手コネクタ20を嵌合するためには、図7にもっとも
良く示した駆動スライダ41を用いて行う。
【0057】フレーム板部3a上に位置している突起1
8a,18b,相手突起19のそれぞれは駆動スライダ
41に係合され、駆動スライダ41を長手方向の一方向
へ移動・操作することによってコネクタ10を相手コネ
クタ20に嵌合・離脱することができるようになってい
る。
【0058】駆動スライダ41は、スライダブロック4
2と、このスライダブロック42の一対の側面のそれぞ
れに一端面がネジ44によって保持されて互いに平行に
対向配置されている長板形状の一対のスライダ板部43
とを有している。
【0059】一対のスライダ板部43の対向面のそれぞ
れには、第1のスライド溝部50aと第2のスライダ溝
部50bとが形成されている。第1のスライド溝部50
aはスライダブロック42側から一対のスライダ板部4
3の先端方向へのびている直線溝部45aと、この直線
溝部45aに引き続きスライダ板部43の先端に突起挿
入溝部47aとを有している。
【0060】第2のスライド溝部50bはスライダブロ
ック42側から一対のスライダ板部43の先端方向への
びている直線溝部45bと、この直線溝部45bに引き
続き,一対のスライダ板部43の先端近傍で直線溝部4
5a,45b間の距離よりも広い距離に斜めに広げられ
た傾斜溝部46と、傾斜溝部46の先端側に引き続きの
びている突起挿入溝部47bとを有している。
【0061】なお、第1及び第2のスライド溝部50
a,50bとの間にはフレーム板部3a3a上に突き出
している一対の係止部5a,5bの突出部分に対して逃
げる逃げ溝部60が形成されている。
【0062】次に図8乃至図13をも参照して、コネク
タ10及び相手コネクタ20との嵌合・離脱操作を説明
する。
【0063】図8においては、コネクタ収容体1に相手
コネクタ20が保持されていない状態を示している。そ
して、図8に記号[A]、[B]、[C]で示したコネ
クタ10のうち記号[A]のコネクタ10が収容室7の
所定位置まで収容されている。記号[A]のコネクタ1
0は収容室7に挿入されて突起18aが突起移動窓25
の中間に位置している。記号[B]、[C]のコネクタ
10は記号[A]のコネクタ10と同様に収容室7の所
定位置まで収容される。
【0064】これらのコネクタ10は所定位置まで収容
されるときに、コネクタ10が収容室7の所定位置に入
り込むまでは、インシュレータ10aの側面でランス5
f,5gを押圧して撓ませながらコネクタ10が挿入さ
れる。そして、ランス5f,5gが一対の係止用溝部1
0jに入り込むと、図9に示すように、嵌合部10b側
の係止用溝部10jの溝壁に一対のランス5f,5gの
先端が突き当たり係止される。このとき、一対のランス
5f,5gは元の状態に復元している。この状態ではコ
ネクタ10が抜去方向IIへ移動するのを阻止している。
【0065】なお、この状態で、コネクタ収容体1に相
手コネクタ20が設けられていない場合、コネクタ10
が挿入方向Iへ移動することがある。しかし、図10に
示すように、インシュレータ10aには相対向する一対
の側面を直交する相対向する一対の側面のそれぞれに突
出部10dが形成されているので、これらの突出部10
dが仕切部材5に板厚端面に突き当たりそれ以上の挿入
方向Iへ移動が阻止される。
【0066】図11及び図12は相手コネクタ20をフ
レーム3に取り付けた状態で、記号[A]、[B]、
[C]で示したコネクタ10のうち記号[A]のコネク
タ10が収容室7の所定位置まで収容されている。記号
[A]のコネクタ10は収容室7に挿入されて突起18
aが突起移動窓25の中間に位置している。
【0067】記号[B]のコネクタ10は相手コンタク
ト21にコンタクト11が接触する直前の位置まで移動
した状態を示している。記号[C]のコネクタ10は、
相手コネクタ20bに嵌合部11が嵌合し相手コンタク
ト21にコンタクト11が接触した状態を示している。
【0068】図11及び図12に示した記号[A]、
[B]から嵌合状態の[C]に示したコネクタ10の移
動までを行うには図13に示す駆動スライダ41を用い
て行う。
【0069】まず、複数の突起窓55には相手コネクタ
20の相手突起19が突起窓55の内側の奥部にまで嵌
め込まれ長手方向の直線上に位置している。この状態で
は相手突起19が突起窓55に一対位置に嵌め込まれて
いるので、相手コネクタ20を収容室7内で保持してい
る。
【0070】次に、記号[A]のコネクタ10が収容室
7の所定位置まで収容し、図9に示したように、ランス
5f,5gがコネクタ溝10gに係合させることができ
る。さらに、記号[B]、[C]のコネクタ10を記号
[A]のコネクタ10と同様に収容室7の所定位置まで
収容する。
【0071】次に、コネクタ10の突起18a、18
b、相手突起19その径寸法よりも大きな幅寸法をもつ
駆動スライダ41の突起挿入溝部47a,47bに一つ
ずつそれぞれ嵌め込み、駆動スライダ41を挿抜方向
I、IIと直角な方向の長手方向へ駆動することでコネク
タ10を相手コネクタ20に順次嵌合させる。
【0072】コネクタ10を相手コネクタ20に嵌合す
るには、傾斜溝部46の嵌合斜面46aを突起18a,
18bが摺動することによって行われる。嵌合はスライ
ダ板部43の離脱斜面46bを突起18a,18b,1
9がすべることで順々に行われ嵌合直後は駆動スライダ
板部43の直線溝部45に突起18a,18b,19が
収まりロックされる。
【0073】駆動スライダ41を駆動してコネクタ1
0、相手コネクタ20を相互に嵌合させているときに
は、図13の二点鎖線で示すように、駆動スライダ41
の傾斜溝部46によってコネクタ10が嵌合していく過
程が理解できるであろう。
【0074】コネクタ10及び相手コネクタ20を嵌合
して駆動が終了した後、駆動スライダ41はコネクタ1
0及び相手コネクタ20を嵌合させたままロックする。
コネクタ10及び相手コネクタ20を離脱するときは、
スライダブロック42に取り付けられている取手48を
もち、駆動スライダ41を逆方向に引っ張りながら駆動
させる。
【0075】図14は突起18a,18bの位置が図1
3とは異なった位置にある例を示している。この例で
は、コネクタ10の挿入方向Iの位置で突起18a,1
8bの位置から挿入方向Iに向かって突起移動窓25が
それ以上長い寸法でのびているが、突起18a,18b
があるために、相手コネクタ20がない状態でも、コネ
クタ10は嵌合位置よりも前に突出ることがなく、コネ
クタ10が収容室7から抜けてしまったり、嵌合時に相
手コネクタ20にぶつかってしまうことがない。
【0076】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明の挿抜コネクタ装置によると、仕切部材にランスを
形成し、コネクタの溝部に係合するように構成したの
で、コネクタの配置の間隔を狭い間隔にできる。
【0077】また、コネクタに突出部を形成したので、
フレームに同じ長さ寸法の突起を受け入れる突起移動窓
があってもコネクタが動きすぎることがなく、数種類の
コネクタの突起の位置が相違したコネクタに対し1種類
のコネクタ収容体によって対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挿抜コネクタ装置の一実施の形態例を
示す斜視図である。
【図2】図1の挿抜コネクタ装置の断面した状態の正面
図である。
【図3】図2の挿抜コネクタ装置の右側面図である
【図4】図1のコネクタを示す一部断面した底面図であ
る。
【図5】図1に示したコネクタの左側面図である。
【図6】図1に示した仕切部材の斜視図である。
【図7】図2に示したコネクタ装置に用いた駆動スライ
ダを示す斜視図である。
【図8】図1のコネクタ装置を分解した状態の一部を示
す平面図である。
【図9】図1のコネクタ装置の仕切部材とコネクタとの
挿入途中における係合構成を示す断面図である。
【図10】図1のコネクタ装置のコネクタの嵌合時にお
ける仕切部材の位置関係を示す断面図である。
【図11】図1に示したコネクタと相手コネクタとの嵌
合過程を説明するためにフレームを取り除いた状態で平
面からみた断面図である。
【図12】図11に示したコネクタと相手コネクタとの
嵌合過程を説明するためにフレームを設けた状態を示す
平面図である。
【図13】図12の状態から駆動スライダを操作して嵌
合を行う過程を説明した平面図である。
【図14】図13のコネクタの突起の位置が異なる例を
示した平面図である。
【図15】従来の挿抜コネクタ装置を示す斜視図であ
る。
【図16】図15の挿抜コネクタ装置の嵌合過程を説明
した平面図である。
【図17】図15の挿抜コネクタ装置に用いる駆動スラ
イダを示す斜視図である。
【符号の説明】 1 コネクタ収容体 3 フレーム 3a フレーム板部 3b ガイド部 5 仕切部材 5f,5g ランス 7 収容室 10 コネクタ 10d 突出部 11 嵌合部 15 ケーブル 18a,18b 突起 19 相手突起 20 相手コネクタ 20b 相手嵌合部 25 突起移動窓 41 駆動スライダ 45a,45b 直線溝部 46 傾斜溝部 50a,50b スライド溝部 55 突起窓

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタに挿抜方向で嵌合・離脱す
    る複数のコネクタを有し、前記相手コネクタに嵌合する
    向きに前記コネクタのそれぞれを前記相手コネクタに嵌
    合・離脱するよう挿抜可能に収容する複数の収容室を有
    するコネクタ収容体を具備し、該コネクタ収容体は互い
    に平行に配置した一対のフレームと、前記複数の収容室
    を形成するよう該一対のフレーム間に設けた板形状の仕
    切部材とを有し、前記コネクタはインシュレータと、該
    インシュレータに組み付けた導電性のコンタクトとを有
    し、前記インシュレータは前記挿入方向の先端部分に前
    記相手コネクタの相手嵌合部に嵌合しかつ該相手嵌合部
    に設けられている導電性の相手コンタクトに接触する前
    記コンタクトを配した嵌合部を有し、前記インシュレー
    タは前記収容室への挿入時に前記仕切部材に対向する側
    面に形成した係止用溝部を有し、前記仕切部材は前記コ
    ネクタが前記収容室へ挿入されるときに前記挿入方向の
    途中位置で前記係止用溝部に入り込み前記コネクタが抜
    去方向へ移動するのを阻止するようバネ性をもって前記
    収容室側へ傾斜しつつ突出しているランスを有している
    ことを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、前記ランスは一枚の前記仕切部材に一対を有し、該
    一対のランスが前記一枚の前記仕切部材を介して隣り合
    う前記収容室側のそれぞれに一対一に突き出しているこ
    とを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、前記インシュレータは前記コネクタが前記収容室の
    途中位置からさらに前記収容室の奥部へ挿入され前記嵌
    合部と前記相手嵌合部とが相互に嵌合する状態で、前記
    コネクタの挿入方向への移動を阻止するよう前記抜去方
    向の先端側の前記側面から突出している突出部を有して
    いることを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、前記収容室で前記コネクタを前記挿抜方向へ移動可
    能に操作する駆動手段を有し、前記一対のフレームは互
    いに平行に対向したフレーム板部と、該一対のフレーム
    板部の外側で上記挿抜方向に対して直交する方向に設け
    たガイド部とを有し、前記コネクタは前記フレーム板部
    に対向する側面上に設けた突起を有し、前記一対のフレ
    ーム板部は前記収容室に前記コネクタが収容されている
    状態で前記挿抜方向に前記突起を移動可能に前記フレー
    ム板部上に突き出させた突起移動窓を有し、前記駆動手
    段は前記挿抜方向を直交する方向で前記ガイド部にガイ
    ドされつつ駆動し前記突起を上記挿抜方向に移動して前
    記コネクタを前記挿抜方向で嵌合・離脱させる駆動スラ
    イダを有していることを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、駆動スライダは前記ガイド部にガイドされて駆動す
    るスライダ板部を有し、スライダ板部は前記突起をスラ
    イドさせるスライド溝部を有し、該スライド溝部は前記
    スライダ板部の先端方向にのびて前記突起をスライドさ
    せる直線溝部と、前記スライダ板部の先端近傍で前記直
    線溝部から斜めに傾斜した傾斜溝部と、該傾斜溝部から
    前記スライダ板部の先端にのびている突起挿入溝部とを
    有していることを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、前記相手コネクタは前記フレーム板部に対向する側
    面上に設けた相手突起を有し、前記一対のフレーム板部
    は前記収容室に前記相手コネクタが収容されている状態
    で前記フレーム板部上に前記相手突起を突き出させた突
    起窓を有していることを特徴とする挿抜コネクタ装置。
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