JP2722180B2 - 挿抜コネクタ装置 - Google Patents

挿抜コネクタ装置

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JP2722180B2
JP2722180B2 JP7071521A JP7152195A JP2722180B2 JP 2722180 B2 JP2722180 B2 JP 2722180B2 JP 7071521 A JP7071521 A JP 7071521A JP 7152195 A JP7152195 A JP 7152195A JP 2722180 B2 JP2722180 B2 JP 2722180B2
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一樹 西東
淳 関口
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NEC Corp
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のコネクタと複数
の相手側のコネクタとを相互に嵌合可能とするようにコ
ネクタ収容体に収容し、コネクタを一括して挿抜するた
めに用いる挿抜コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の挿抜コネクタ装置は、図10に示
すように、プラグ側のコネクタ100と、このコネクタ
100に挿抜されるレセプタクル側のコネクタ(相手側
のコネクタ)101とを有している。コネクタ100と
相手側のコネクタ101とは予め定められている同士を
一組とし、複数組が群をなして存在している。複数のコ
ネクタ100及び相手側のコネクタ101は、これらの
側面に表示されている番号[1]〜[17]同士を一組
としてこれらの組を相互に嵌合することにより電気的に
接続されるものである。
【0003】例えば、コンピュータの配線に用いる数万
単位のケーブル103と相手側のケーブル104とを接
続して所定の信号を送受するためには、コネクタ100
及び相手側のコネクタ101を数百、数千個用いること
もある。
【0004】したがって、コネクタ100及び相手側の
コネクタ101の相互挿抜のための作業では、非常に沢
山存在するコネクタ100、101の中から同じ番号
[1]〜[17]同士の接続対象である一組を探し出し
てこれらを挿抜している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
コネクタ100、101の中から同じ番号[1]〜[1
7]同士のものを探し出して接続する作業は非常に困難
なものである。即ち、コネクタ100、101の挿抜時
において、一組づつコネクタ100及び相手コネクタ1
01を挿抜しているため時間が掛かり過ぎ作業効率が低
下するという問題がある。
【0006】また、コネクタ100、101はこれらの
嵌合状態から離脱する場合に、ケーブル103、104
のそれぞれが複雑に入り混じった中から一組のコネクタ
100、101を人手によって掻き分けて探し出してか
ら離脱しなければならず、これもまた手間がかかる作業
である。
【0007】また、挿抜作業中には長いケーブル10
3、104が絡げられたり巻き付いたりするため、この
ような状態でコネクタ100、101を放置したままに
すればケーブル103、104の負荷によってケーブル
103、104や、コネクタ100、101を傷付けて
しまう恐れがある。
【0008】それ故に本発明の課題は、互いに挿抜され
る複数のコネクタ及び相手側のコネクタとの挿抜作業を
効率良く行えるとともに、ケーブルやコネクタに負荷を
かけずに一括して挿抜作業ができる挿抜コネクタ装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
コネクタと、該コネクタに挿抜方向で嵌合・離脱する複
数の相手側のコネクタとを有し、これらのコネクタの複
数を一括して収容したコネクタ収容体を具備し、該コネ
クタ収容体は、互いに平行に配置した一対のフレーム
と、該一対のフレームを保持した一対のフレームブロッ
クと、上記一対のフレーム及び上記フレームブロック間
に形成した収容部と、該収容部の上記挿抜方向の開口か
ら該収容部に上記複数のコネクタを相互に嵌合するよう
対向して一括に収容し、上記複数のコネクタを上記挿抜
方向に移動可能にする駆動手段とを有し、上記一対のフ
レームは上記一対のフレームブロック間で平行に対向し
たフレーム板部と、該フレーム板部の外側で上記挿抜方
向に対して直交する方向に設けたガイド部とを有し、上
記コネクタは、上記フレーム板部に対向する側面上に設
けた突起を有し、上記フレーム板部は、上記収容部に上
記コネクタが収容されている状態で上記挿抜方向に上記
突起を移動可能に上記フレーム板部上に上記突起を突き
出させた突起移動窓を有し、上記駆動手段は、上記挿抜
方向を直交する方向で上記ガイド部にガイドされつつ駆
動し上記突起を上記挿抜方向に移動して上記コネクタを
上記挿抜方向で嵌合・離脱させる駆動スライダを有して
いることを特徴とする挿抜コネクタ装置が得られる。
【0010】
【作用】2つで一組のコネクタ収容体の収容部のそれぞ
れには、コネクタもしくは相手側のコネクタのいずれか
を収容する。コネクタ収容体に収容されたコネクタの突
起はフレームのフレーム板部に形成されている突起移動
窓から突出しており、突起を挿抜方向に移動することに
よってコネクタを収容部で移動させることができる。
【0011】また、コネクタ収容体に収容されているコ
ネクタは突起が突起移動窓に形成されているロック用バ
ネ片のフック部にワンタッチロックされる。
【0012】駆動スライダはフレームに形成されている
ガイド部にガイドされながら挿抜方向を直交する向きに
移動可能となっている。
【0013】コネクタ収容体は少なくとも2つで一組を
用意され、コネクタと相手側のコネクタとを相互に嵌合
する向きに対向させて2つで一組のコネクタ収容体を互
いに対向して設置する。その後、駆動スライダをフレー
ムのガイド部に差し込み移動すると駆動スライダの傾斜
溝部に突起が入り込み、コネクタと相手側のコネクタと
の突起を互いに近付く向きに移動させる。さらに突起を
傾斜溝部によって近付けていくと、突起は傾斜溝部から
直線溝部へと入り込む。このとき、コネクタと相手側の
コネクタとは相互に嵌合する。
【0014】即ち、駆動スライダを傾斜溝部に係合して
移動させると、突起が直線溝部に入り込み、コネクタ及
び相手側のコネクタの各突起が一番近い位置まで移動し
た状態で、コネクタと相手側のコネクタとが嵌合する。
【0015】コネクタと相手側のコネクタとは、駆動ス
ライダを引き抜くと突起が直線溝部から傾斜溝部へと移
動する際に各突起が抜去方向に移動して離れるため、コ
ネクタと相手側のコネクタとが離脱される。
【0016】
【実施例】図1は本発明の挿抜コネクタ装置の一実施例
を示している。図1を参照して、挿抜コネクタ装置は、
複数のコネクタ(レセプタクル側のコネクタ)10、及
びコネクタ10に嵌合・離脱する相手側のコネクタ(プ
ラグ側のコネクタ)20を挿抜方向で挿抜可能に収容し
ているコネクタ収容体1を有している。
【0017】コネクタ収容体1は、長板形状に形成され
て互いに平行に配置されている一対のフレーム3と、一
対のフレーム3の長手方向の両端面のそれぞれを互いに
一体に保持している一対のフレームブロック(図1では
一方のフレームブロックのみを示す)4と、一対のフレ
ームブロック4の長手方向の間を所定の間隔に分割する
ように仕切り、かつ一対のフレーム3に取り付けられて
いる複数の仕切部材5とを有している。
【0018】一対のフレームブロック4と一対のフレー
ム3とはこれらが皿小ネジのようなネジ6によって一体
に保持されている。また、コネクタ収容体1は、フレー
ム3、フレームブロック4及び仕切部材5によって仕切
られている複数の空間部分がコネクタ10、20を収容
するための収容部7となっている。複数の収容部7のそ
れぞれには、複数のコネクタ10、20が一対一に挿抜
方向で収容される。フレームブロック4は機器のパネル
11と一体に構成されている。
【0019】図1に示す実施例では、複数のコネクタ1
0、20をコネクタ収容体1の収容部7に順次収容して
いる途中の状態を示しており、コネクタ収容体1のパネ
ル11側の収容部7の開口からコネクタ10が収容され
る(図1に示す矢印I 方向)。相手側のコネクタ20
は、パネル11側とは反対側の収容部7の開口から収容
される(図1に示す矢印II方向)。しかし、これに限ら
ず、コネクタ収容体1の一方の開口からランダムにコネ
クタ10及び相手側のコネクタ20を収容して、他方の
開口からコネクタ10及び相手コネクタ20を対応する
ように収容してもよい。
【0020】図2には、図1に示したケーブル15に接
続したコネクタ10と、相手側のケーブル16に接続し
た相手側のコネクタ20を示している。コネクタ10に
は相対向する一対の側面のそれぞれにコネクタ収容体1
のフレーム3へのワンタッチロック用、兼スライダ駆動
用の一対の突起18が設けられ、相手側のコネクタ20
には相対向する一対の側面のそれぞれにコネクタ収容体
1のフレーム3へのワンタッチロック用、兼スライダ駆
動用の一対の突起19が設けられている。
【0021】なお、この実施例ではコネクタ10に図示
しない導電性コンタクトが4本組み込まれており、これ
らのコンタクトがケーブル15に接続されている。ま
た、相手側のコネクタ20にはコンタクトに接触する導
電性の相手側のコンタクトが4本組み込まれており、こ
れらの相手側のコンタクトに相手側のケーブル16が接
続されている。しかし、コンタクト及び相手側のコンタ
クトは、かならずしも4本に限定されるものではなく、
コンタクトの数(芯数)によって増減するものである。
【0022】また、コネクタ10には、突起18の軸方
向に平行なベース面10a上に嵌合部22が設けられて
いる。嵌合部22には相手側のコンタクトを挿入し得る
挿通穴22aが形成されている。相手側のコネクタ20
には相手側の突起19の軸方向に平行な嵌合面20aに
嵌合部22を嵌合・離脱可能に受け入れる大きな溝部2
3が形成されている。溝部23には、相手側のコンタク
トの接触部が配列されている。即ち、嵌合部22と溝部
23とはこれらが互いに嵌合方向で嵌合することによっ
てコンタクトと相手側のコンタクトとが接触するため、
ケーブル15と相手側のケーブル16とが電気的に接続
されるものである。
【0023】フレーム3のそれぞれは、フレームブロッ
ク4に両端が保持されているフレーム板部3aと,コネ
クタ10もしくは相手側のコネクタ20を挿抜する側、
即ちフレーム板部3aの両縁部分に一対のガイド部3b
とを有している。一対のガイド部3bはフレーム板部3
aの長手方向の一縁から上方にのびて、このフレーム板
部3aに平行に曲げられている部分である。
【0024】即ち、図3に示したフレーム3の展開図に
も示すように、長板形状のフレーム3を長手方向の第1
の折曲線X1 で紙面上に直角に折曲げた後、さらに第2
の折曲線X2 でフレーム板部3aに平行に折り曲げるこ
とによって側面略コの字状の一対のガイド部3bが形成
される。
【0025】さらに、フレーム3のフレーム板部3aに
は、挿抜方向に長い寸法の突起移動窓25a,25bが
複数形成されている。フレーム板部3aには、突起移動
窓25a,25bがフレーム板部3aの長手方向に2列
設けられている。突起移動窓25a,25bには一端が
フレーム板部3aに接続されて挿抜方向にのびてるロッ
ク用バネ片26a,26bが形成されている。ロック用
バネ片26a,26bはフレーム板部3aの板厚寸法と
同じ板厚寸法であって、挿抜方向を直交する向きに弾性
力を有している。
【0026】図1によって明らかなように、ロック用バ
ネ片26a,26bは、コネクタ10、20がそれぞれ
収容部7に挿入されるときに、コネクタ10、20の突
起18、19が突起移動窓25a,25bを移動し、ロ
ック用バネ片26a,26bの先端に形成されているフ
ック部26c,26dが突起18、19によって押され
るため撓みながらコネクタ10、20を収容部7の奥部
に入り込ませる。このとき、ロック用バネ片26a,2
6bは元に戻る。この状態では突起18、19が抜去方
向に移動するのをフック部26c,26dによって阻止
している。このように作用することからコネクタ10、
20のそれぞれをワンタッチロックすることになる。
【0027】コネクタ10、20がコネクタ収容体1に
収容されている状態では、フレーム板部3a上に突起1
8,19が突出している。そして、突起18,19は突
起移動窓25の範囲内において挿抜方向に移動可能とな
っている。しかし、抜去方向にはロック用バネ片26
a,26bのフック部26c,26dがあるため、コネ
クタ収容体1の開口からコネクタ10、20が、図1に
示す矢印III,IV方向に脱落することはない。
【0028】フレーム板部3aには、図1及び図3に示
すように、1列目と2列目の突起移動窓25a,25b
の間に挿抜方向に長い複数の抜け止め穴31が形成され
ている。また、抜け止め穴31にはフレーム板部3aを
直交する向きで複数の収容部7を形成するように仕切部
材5が嵌め込まれている。
【0029】図4に抜け止め穴31に嵌め込まれる仕切
部材5の形状を示す。仕切部材5は板形状であって、フ
レーム板部3aを交叉する中央部分に抜け止め穴31に
嵌め込むための抜け止めバネ片5c,5dが形成されて
いる。フレーム板部3aと仕切部材5とは抜け止め穴3
1と抜け止めバネ片5a、5bとを交叉させて嵌め込
み、仕切部材5の抜け止めバネ片5a,5bの先端に形
成されている抜け止めフック部5c,5dがフレーム3
の抜け止め穴31にロックされて取り付けられる。な
お、ロック用バネ片26a,26b、抜け止めバネ片5
a,5bは一例であって要求を満たすものであればどん
な形状をしてもよい。
【0030】図5は図1の状態からコネクタ10、20
の収容が完了した状態を示している。図5では20個の
コネクタ10、20が互いに嵌合する向きでコネクタ収
容体1に収容されている。
【0031】図6は駆動スライダ41を示している。駆
動スライダ41は、スライダブロック42と、このスラ
イダブロック42の一対の側面のそれぞれに一端面がネ
ジ44によって保持されて互いに平行に対向配置されて
いる長板形状の一対のスライダ板部43とを有してい
る。一対のスライダ板部43の対向面のそれぞれには、
スライド溝部50が対称に形成されており、スライド溝
部50はスライダブロック42側から一対のスライダ板
部43の先端方向に互いに平行にのびている2つの直線
溝部45と、一対のスライダ板部43の先端近傍でこれ
らの直線溝部45間の距離よりも広い距離に斜めに広げ
られた傾斜溝部46と、傾斜溝部46の先端側に引き続
きのびている突起挿入溝部47とを有している。
【0032】即ち、コネクタ10、20の突起18、1
9がその径寸法よりも大きな幅寸法をもつ突起挿入溝部
47に一つずつそれぞれ嵌め込み、駆動スライダ41を
挿抜方向と直角な方向に駆動することでコネクタ10、
20を嵌合・離脱できる。コネクタ10、20の嵌合に
は、傾斜溝部46の嵌合用斜面46aを、離脱には傾斜
溝部46の離脱用斜面46bを突起18,19が摺動す
ることによって行われる。嵌合は傾斜溝部46の嵌合用
斜面46aを突起18,19がすべることで順々に行わ
れ嵌合直後は駆動スライダ板部43の直線溝部45に突
起18,19が収まりロックされる。
【0033】図7は図5の状態の後、駆動スライダ43
を駆動してコネクタ10、20を相互に嵌合させている
ときの状態を示している。図7の破線で示すように、駆
動スライダ41の傾斜溝部46によってコネクタ10、
20が嵌合していく過程が理解できるであろう。コネク
タ10、20を嵌合して駆動が終了した後、駆動スライ
ダ41はコネクタ10、20を嵌合させたままロックす
る。コネクタ10、20を離脱するときは、スライダブ
ロック42に取り付けられている取手48をもち、駆動
スライダ41を逆方向に引っ張っぱりながら駆動させれ
ばよい。
【0034】図8には駆動スライダ41が他から受ける
力を示している。コネクタ10、コネクタ20の突起1
8、19より嵌合反力Nを受ける。また、駆動スライダ
41を力Fで駆動すると、突起18、19は傾斜溝部4
6を移動するので突起18、19より動摩擦力μNの力
を受ける。駆動方向をxとすれば、駆動力FはF=2N
(sinθ+μcosθ)となる。y方向ではNcos
θ−μsinθ+μsinθ−Ncosθ=0、すなわ
ちy方向に駆動スライダ41に作用する力はコネクタ1
0から受ける力と相手側のコネクタ20から受ける力が
相殺されて0になる。
【0035】従来の駆動スライダではスライダに作用す
るコネクタ嵌合反力を他からの力で0にしていた。よう
するに、駆動スライダ41を駆動してコネクタ10、2
0を嵌合したとき、駆動スライダ41は駆動方向以外に
他の物体に力を及ぼさない。
【0036】さらに、図1に戻り、コネクタ10、20
には、ケーブル15、16が挿入されている側面に、第
1の表示体として番号[1]〜[13]……が付され、
フレーム3に表示された第2の表示体として番号[1]
〜[13]……の位置にセットされている。これらの番
号[1]〜[13]……によりコネクタ10、20が特
定された収容部7の位置にセットされているかを一目で
わかり、このセットが正しく行われると誤嵌合を防ぐこ
とができる。
【0037】また、フレーム3をパネル11のフレーム
ブロック4に組み付ける前又は後に、コネクタ10、2
0のケーブル15、16側の背面と同面にコネクタ1
0、20の番号と対応した番号が表示される。このよう
にすると、リペアーが必要なときにはコネクタ10、2
0を容易に見付け出せる。
【0038】なお、コネクタ10、20の番号[1]〜
[13]……とフレーム3の番号[1]〜[13]……
が逆さになっていれば目視でわかる。
【0039】パネル11には、図9に示すように、上下
方向に2段にフレームブロック4が一対づつ一体に形成
されている。図9の紙面の上段がコネクタ10、20の
離脱状態であり、下段がコネクタ10、20の嵌合状態
である。また段数を区別するためにフレームブロック4
の外側面にはアルファベットの表示体B,Cが付されて
いる。
【0040】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明の挿抜コネクタ装置によると、コネクタ収容体に複
数のコネクタ及び相手側のコネクタを挿抜可能に収容し
たため、従来のように放置状態であった各コネクタを整
理できるため、挿抜するコネクタを容易に見付けること
ができる。
【0041】また、各コネクタはコネクタ収容体に収容
されているため、複雑に入り交じったケーブルから離れ
た所でコネクタの挿抜作業ができ、コネクタ収容体の各
段ごとに複数のコネクタと相手側のコネクタとを一括し
て挿抜できるため作業性が良好になる。
【0042】また、コネクタには番号等の表示体が付さ
れており、フレームに表示された表示体と同じ表示体の
位置にセットされているため、コネクタが所定の位置に
セットされているか否かが一目でわかり、フレームの番
号とコネクタの番号とが一致しているか否かで一目で誤
嵌合を防止できる。
【0043】また、フレームのロック用バネ片とフック
部とによりコネクタを収容部にワンタッチロックして整
理できる。
【0044】さらに、フレームに取り付けた仕切部材
は、コネクタ同士の嵌合をガイドすることができ、フレ
ームと仕切部材とを抜け止め穴によって交叉させて嵌め
込むことで多数の突起移動窓の開いた長手方向に長いフ
レームの撓み(主にケーブルの負荷、コネクタからの負
荷による)を矯正できるとともに、薄い板形状のフレー
ムの強度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挿抜コネクタ装置の一実施例であっ
て、コネクタ収容体にコネクタを収容している途中の状
態を示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタ及び相手コネクタを示す斜視図
である。
【図3】図1に示したフレームの展開図である。
【図4】図1に示した仕切部材の平面図である。
【図5】図1の挿抜コネクタ装置のコネクタ収容体にコ
ネクタを収容した状態を示す平面図である。
【図6】図1のコネクタ装置に用いる駆動スライダを示
す斜視図である。
【図7】図5の状態から、図6のスライダを駆動してコ
ネクタと相手側のコネクタとを相互に嵌合させていると
きの状態を示す平面図である。
【図8】図7の駆動スライダの作用を説明する説明図で
ある。
【図9】図1のコネクタ収容体をパネルの上下に2段設
けた状態を示す側面図である。
【図10】従来の複数のコネクタ及び相手側のコネクタ
をケーブルに接続した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ収容体 3 フレーム 3a フレーム板部 3b ガイド部 4 フレームブロック 5 仕切部材 7 収容部 10,20,100,101 コネクタ 11 パネル 15,16,103,104 ケーブル 18,19 突起 26a,26b ロック用バネ片 31 抜け止め穴 41 駆動スライダ 45 直線溝部 46 傾斜溝部 50 スライド溝部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−45609(JP,A) 特開 平6−140107(JP,A) 特開 平8−273753(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコネクタと、該コネクタに挿抜方
    向で嵌合・離脱する複数の相手側のコネクタとを有し、
    これらのコネクタの複数を一括して収容したコネクタ収
    容体を具備し、該コネクタ収容体は、互いに平行に配置
    した一対のフレームと、該一対のフレームを保持した一
    対のフレームブロックと、上記一対のフレーム及び上記
    フレームブロック間に形成した収容部と、該収容部の上
    記挿抜方向の開口から該収容部に上記複数のコネクタを
    相互に嵌合するよう対向して一括に収容し、上記複数の
    コネクタを上記挿抜方向に移動可能にする駆動手段とを
    有し、上記一対のフレームは上記一対のフレームブロッ
    ク間で平行に対向したフレーム板部と、該フレーム板部
    の外側で上記挿抜方向に対して直交する方向に設けたガ
    イド部とを有し、上記コネクタは、上記フレーム板部に
    対向する側面上に設けた突起を有し、上記フレーム板部
    は、上記収容部に上記コネクタが収容されている状態で
    上記挿抜方向に上記突起を移動可能に上記フレーム板部
    上に上記突起を突き出させた突起移動窓を有し、上記駆
    動手段は、上記挿抜方向を直交する方向で上記ガイド部
    にガイドされつつ駆動し上記突起を上記挿抜方向に移動
    して上記コネクタを上記挿抜方向で嵌合・離脱させる駆
    動スライダを有していることを特徴とする挿抜コネクタ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、上記フレームブロックはパネルと一体に構成されて
    いることを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、上記フレームは上記突起移動窓の内側で上記挿抜方
    向にのびているロック用バネ片を有し、該ロック用バネ
    片はその先端部に上記突起が抜去方向へ移動するのを阻
    止するフック部を有していることを特徴とする挿抜コネ
    クタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、上記フレームブロックには、複数の上記コネクタ収
    容体を1組づつ区別するための表示体が付されているこ
    とを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、上記一対のフレームのうち少なくとも一方の上記フ
    レームには上記コネクタを上記収容部の指定した位置に
    収容するために表示した第1の表示体が付されており、
    上記コネクタには上記第1の表示体に対応する第2の表
    示体が付されていることを特徴とする挿抜コネクタ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、上記フレーム板部を直交し上記収容部を複数に構成
    するよう仕切る仕切部材を取り付けたことを特徴とする
    挿抜コネクタ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、上記仕切部材は上記フレーム板部を直交する向きに
    のびている抜け止めバネ片と、該抜け止めバネ片の先端
    部に形成した抜け止めフック部とを有し、上記フレーム
    板部は上記抜け止めフック部を嵌め込む抜け止め穴を有
    していることを特徴とする挿抜コネクタ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、駆動スライダは上記ガイド部にガイドされて駆動す
    るスライダ板部を有し、スライダ板部は、上記突起をス
    ライドさせるスライド溝部を有し、該スライド溝部は上
    記スライダブロック側から上記スライダ板部の先端方向
    にびて上記突起をスライドさせる直線溝部と、上記スラ
    イダ板部の先端近傍で上記直線溝部から斜めに傾斜した
    傾斜溝部と、該傾斜溝部から上記スライダ板部の先端に
    のびている突起挿入溝部とを有していることを特徴とす
    る挿抜コネクタ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の挿抜コネクタ装置におい
    て、駆動スライダはスライダブロックと、該スライダブ
    ロックの一対の側面のそれぞれに一端面が保持され上記
    ガイド部にガイドされて互いに平行に対向配置されてい
    る一対のスライダ板部を有し、上記一対のスライダ板部
    は、上記突起をスライドさせるよう対称に配置した一対
    のスライド溝部を有し、該スライド溝部は、スライダブ
    ロック側から一対のスライダ板部の先端方向に互いに平
    行のびている2つの直線溝部と、一対のスライダ板部の
    先端近傍でこれらの直線溝部間の距離よりも広い距離に
    斜めに広げられた傾斜溝部と、傾斜溝部の先端側に引き
    続きのびている突起挿入溝部とを有していることを特徴
    とする挿抜コネクタ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の挿抜コネクタ装置にお
    いて、上記スライダブロックに上記スライダ板部を駆動
    するための取手を設けたことを特徴とする挿抜コネクタ
    装置。
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