JPH1186588A - メモリアレー及びメモリアレーにおける冗長素子ヒューズを低減する方法 - Google Patents

メモリアレー及びメモリアレーにおける冗長素子ヒューズを低減する方法

Info

Publication number
JPH1186588A
JPH1186588A JP10184965A JP18496598A JPH1186588A JP H1186588 A JPH1186588 A JP H1186588A JP 10184965 A JP10184965 A JP 10184965A JP 18496598 A JP18496598 A JP 18496598A JP H1186588 A JPH1186588 A JP H1186588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
redundant
elements
defective
element group
fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10184965A
Other languages
English (en)
Inventor
Joerg Vollrath
フォルラート イェルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPH1186588A publication Critical patent/JPH1186588A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/785Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes
    • G11C29/787Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes using a fuse hierarchy

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMアレーにおける冗長素子の実装に必
要な面積を減らすことにより、所定のチップ上に配設可
能な主アレー素子及び/又は冗長素子の数を増加させ
る。 【解決手段】 メモリアレーが第1の複数のヒューズ共
有冗長素子を有しており、該第1の複数の冗長素子によ
りメモリアレー内の欠陥素子が交換される。メモリアレ
ーは第1のヒューズと、前記第1のヒューズ共有冗長素
子内の第1の冗長素子グループを有する。第1の冗長素
子グループは第1のヒューズを最高次アドレスヒューズ
として共有する。メモリアレーはさらに前記第1の複数
のヒューズ共有冗長素子内に第2の冗長素子グループを
有する。第2の冗長素子グループは前記第1の冗長素子
グループと排他的な関係にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の設計と
製造に関する。より詳細には、メモリ回路内の回路密度
を高めるための改良された技術に関する。
【0002】ダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)やフィールドプログラマブル論理デバイス等の
メモリ回路では、メモリセルは通常アドレシングのため
に行列に配置される。例えば典型的なDRAMチップは
最大6400万個以上のセルを有するものもあり、それ
らのセルは行列に配置されてワード線及びビット線によ
りアドレシングされる。DRAM回路およびその設計は
当業者には公知であるので、以下においてその説明は省
略する。
【0003】典型的なDRAMチップでは、主アレー内
の数百万個ものセルのうち数個が欠陥を有していること
がある。このような場合チップ全体を廃棄してしまう代
わりに、設計者は欠陥セルの交換となる冗長セルを利用
する。チップの使用中、冗長セルが欠陥セルに代わって
使用され、それによってメモリ回路をあたかも欠陥が無
かったかのごとく使用できる。
【0004】製造中に主メモリアレー内の1個のセルが
欠陥品であると分かった場合、通常その欠陥セルを含む
行又は列全体を冗長行又は列で交換する。説明を容易に
するため、セルの行又は列全体を素子と呼ぶ。同様な理
由で以下の説明は行とその交換に関するものとするが、
列とその交換にも同様に当てはまることは言うまでもな
い。
【0005】主アレー内で欠陥素子の代わりに冗長素子
を用いる場合、公知の技術では製造中に冗長回路のイネ
ーブルヒューズを設定することにより、主アレー素子の
代わりに冗長素子を利用することが明示される。この冗
長素子により交換される欠陥主アレー素子のアドレス
は、交換時に該冗長素子のアドレスヒューズを設定する
ことにより特定される。DRAMセルの中にはイネーブ
ルヒューズとアドレスヒューズの値をイネーブルラッチ
とアドレスラッチにそれぞれロードできるものもある。
イネーブルラッチ内に、冗長素子を使用すべきことを示
す値が納められていれば、その冗長素子が、アドレスラ
ッチによりアドレスが特定されている欠陥主アレー素子
の代わりに使用される。
【0006】図1には主アレー102を有するDRAM
チップ100が非常に単純化して示されている。図示の
主アレー102は4行すなわち4素子(0〜3)しか有
していないが、これは説明を容易にするためであり、実
際にはそれ以上の素子を有する。図にはまた冗長行ない
し素子104が示されており、素子0〜3のいずれかの
代わりに使用することができる。実際のDRAMチップ
でははるかに多くの素子行が存在する。主アレーは複数
のサブアレーを有することもできるが、図示のDRAM
チップでは説明の簡略化のために4行の素子を有する1
個の主アレーのみが示されている。
【0007】素子0〜3の何れかを交換するために、冗
長素子104は2個のアドレスビットA1とA0に関連
付けされる。アドレスビットの値により、デコーディン
グロジック回路に対して、主アレー102のどの主アレ
ー素子が冗長素子104により交換されるべきかが特定
される。図2には公知の技術において冗長素子104の
ために交換アドレスを特定するために使用される冗長回
路が示されている。同図から分かるように冗長回路21
0は冗長素子104を含み、該冗長素子104はデコー
ディングロジック202に接続されている。デコーディ
ングロジック202は製造時に設定されるイネーブル及
びアドレスヒューズに基づいて、冗長素子104を使用
して欠陥主アレー素子を交換るべきかどうか、またその
必要があればどの欠陥主アレー素子を交換るかを判断す
る。
【0008】図2ではイネーブルヒューズはイネーブル
ヒューズEFとして、また図1の例における2個のアド
レスヒューズはアドレスヒューズF1、F0として示さ
れている。今ここで説明のために、主アレー素子2が欠
陥を有していると、DRAMセル100の品質管理工程
で明らかとなったとする。この場合、イネーブルヒュー
ズEFがセットされて冗長アレー素子104を代わりに
使用すべきであることが示される。アドレスヒューズF
1がセットされる一方、アドレスヒューズF0はセット
されないことにより“10”のビットパターンが形成さ
れ、それによって冗長素子104を主アレー素子2の代
わりに使用することが指定される。
【0009】DRAMチップのパワーアップすなわちラ
ン時間中、イネーブルヒューズEF内の値が図2に示す
イネーブルラッチELにロードされる。アドレスヒュー
ズF1とF0内の値もまたアドレスラッチAL1とAL
0にそれぞれロードされ、その結果例えばアドレスラッ
チAL1には値“1”が、またアドレスラッチAL0に
は値“0”が記憶される。ラッチを使用するのは、その
方がヒューズに較べてラン時間中における読み出しが速
く行え、従ってDRAMセルの動作速度を最適化できる
からである。イネーブルラッチELを調べることによ
り、デコーディングロジック202は、欠陥アレー素子
を冗長素子104で交換するべきことを検出できる。ま
た、アドレスラッチAL1とAL0を検査することによ
り、デコーディングロジック202は欠陥アレー素子2
の代わりに冗長素子104を使用すべきであることを検
出できる。
【0010】図2に関連して説明した公知技術によって
も欠陥主アレー素子を交換ることはできるが、短所もあ
る。例えば、DRAMチップの容量拡大に伴い、さらに
多くの主アレーメモリ素子及び/又は冗長素子を一定の
寸法のチップ内に入れることが必要となっている。しか
し、DRAMチップ上での個々のヒューズが占める面積
は無視できず、公知技術においては多くのヒューズが必
要とされるため、それらヒューズを収容するためのダイ
寸法も大型化しなければならなくなる。
【0011】例えば、アレーが2個の素子を有する場
合、n個のアドレスヒューズが個々の冗長素子に対して
必要となる。前記したように冗長素子にはそれぞれ、該
冗長素子をラン時間中に使用すべきかどうかを示すため
の1個のイネーブルヒューズが必要である。従って公知
技術において個々の冗長素子に必要とされるヒューズの
数は全部でn+1個である。アレー1個に対してm個の
冗長素子が設けられている場合、全部でm×(n+1)
個のヒューズが(主アレー内において最大m個の欠陥素
子を交換るために)必要である。当業者には明らかなよ
うに、ヒューズの総数を減らすことが出来れば、ダイ寸
法を低減でき、従ってDRAMチップの寸法を低減する
と共に/又はDRAM密度を向上できる。
【0012】以上述べた如く、DRAMアレーに冗長素
子を設ける際にそれら冗長素子の占める面積を低減で
き、従ってより多くの主アレー素子及び/又は冗長素子
を所定のチップ上に配設できる方法が望まれている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の方法では、メモ
リアレー内において第1の複数の冗長素子を実装するた
めに必要なアドレスヒューズの数が減らされる。この方
法では、第1の複数素子内の冗長素子が少なくとも3個
あるかどうかがまず判断される。第1複数冗長素子内の
冗長素子が少なくとも3個ある場合、第1複数冗長素子
から第1の冗長素子グループを形成することにより、ア
ドレスヒューズが最適化される。最適化ステップにおい
てはさらに、第1複数冗長素子から第2の冗長素子グル
ープが形成される。第2冗長素子グループは第1冗長素
子グループとは互いに排他的な関係にある。最適化ステ
ップにおいてはさらに、第1冗長素子グループの冗長素
子内で共通に使用される第1のヒューズが設けられる。
この第1ヒューズは、第1冗長素子グループの冗長素子
の内、最高次アドレスヒューズとして機能する。
【0014】別の実施例ではメモリアレーが提案され
る。このメモリアレーは第1の複数のヒューズ共有冗長
素子を有し、それらによってメモリアレーの欠陥素子が
交換られる。メモリアレーは第1のヒューズと、前記第
1の複数のヒューズ共有冗長素子の第1の冗長素子グル
ープを含む。冗長素子の第1グループは前記第1ヒュー
ズを最高次アドレスヒューズとして共有する。メモリア
レーはさらに、第1の複数のヒューズ共有冗長素子内の
冗長素子の第2グループを含む。この冗長素子の第2グ
ループは、前記冗長素子の第1グループとは相互に排他
的である。
【0015】さらに別の実施例における方法ではコンピ
ュータを利用して、メモリアレーの第1の複数欠陥素子
が、第1の複数のヒューズ共有冗長素子の冗長素子と交
換られる。このコンピュータを用いた方法では、まず第
1の複数欠陥素子内の欠陥素子の数が、第1複数のヒュ
ーズ共有冗長素子の内の冗長素子の数より少ないかどう
かが検出される。第1複数の欠陥素子の欠陥素子の数
が、第1の複数のヒューズ共有冗長素子の冗長素子の数
より少なければ、複数のダミー欠陥素子が第1複数の欠
陥素子に付加されて、第1複数欠陥素子の欠陥素子数
が、第1複数ヒューズ共有冗長素子の冗長素子数にまで
増加される。
【0016】コンピュータを利用した方法においてはさ
らに、第1複数欠陥素子の欠陥素子数が少なくとも3で
あるかが判断される。第1複数欠陥素子の欠陥素子数が
少なくとも3であれば、該第1複数欠陥素子から第1の
欠陥素子グループを形成するステップを経て、個々の第
1複数欠陥素子が、個々の第1複数冗長素子によって置
換される。第1欠陥素子グループ内の欠陥素子)は、最
高次アドレスビット位置において等しいビット値を有す
る。。この置換ステップではさらに、第1複数欠陥素子
から第2の欠陥素子グループが形成される。第2欠陥素
子グループは第1欠陥素子グループに対して互いに排他
的である。置換ステップはさらに、個々の第1欠陥グル
ープ素子を、個々の第1冗長素子グループに割り当てて
置換するステップを含む。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0018】概して本発明によるヒューズ節約方法は、
DRAMや同期DRAM(SDRAM)などのランダム
・アクセス・メモリ(RAM)等、メモリ集積回路(I
C)の製造時、および欠陥主アレー素子の交換時のいず
れにおいても用いることができる。その他のICとして
は、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPG
A)その他の論理チップが含まれる。DRAMの製造
時、ヒューズ節約技術を用いて、冗長素子間でいかにし
てヒューズを共有するかが決定される。これは、冗長素
子の数が通常DRAM回路の種類によって異なるからで
ある。例えば、製造技術やデザインルールが異なれば、
DRAM回路の欠陥率も異なってくる。従って、仮に例
えば性能が同じDRAM回路であっても、冗長素子数が
異なる場合がある。以下、本発明のヒューズ節約方法が
製造時に適用される場合を「製造時応用」と呼ぶ。
【0019】これに対して、DRAM回路の製造後に、
欠陥素子を交換るために該欠陥素子をいかに冗長素子に
割り当てるかを決定する際に、本発明のヒューズ節約技
術を用いる場合もある。欠陥素子は製造後、すなわち完
成したDRAM回路の品質管理試験中に発見されること
が多い。冗長素子内のヒューズの数は本発明のヒューズ
節約技術の製造時応用によってすでに最適化されている
ため、ヒューズを共有可能な欠陥素子を正しく適切なヒ
ューズ共有冗長素子グループに割り当てることが重要で
ある。このようにヒューズ節約技術を交換時において欠
陥素子に適用することにより、個々の欠陥素子が、ヒュ
ーズを部分的に共有しているにも関わらず、個々の冗長
素子により一対一対応される。
【0020】より詳細には、ある一定の寸法以上では、
欠陥素子はその高次ビット、すなわちより多くの有効ビ
ットを共有し始める。例えば今、わずか16個の主アレ
ー素子を有したDRAMアレーがあると仮定する。これ
ら16個の主アレー素子を一義的にアドレシングするに
は、4個のアドレスビット(A3,A2,A1,A0)
が必要である。16個の主アレー素子のうち5個が欠陥
を有していることが交換時に分かったとする。図3にこ
れら5個の欠陥素子とそのアドレスを示す。3個の欠陥
素子0001,0110,0111が最高次ビットA3
(値はこの場合0)を共有している。従って、製造中に
冗長素子の一部をグループ化して、高次ビットの一部を
共有ヒューズで表すことにより、ヒューズ面積を節約で
きる。重要なのは、交換時に欠陥素子を交換する際の柔
軟性に悪影響が与えられることの無いようにヒューズを
共有することである。換言すれば、欠陥素子の交換が、
そのアドレスをヒューズ共有冗長素子によって表せない
という理由で不可能になるといった状況を生じさせては
ならない。
【0021】以下に本発明の実施例と公知技術による方
法を対比して説明する。今、合計16個の主アレー素子
を有するDRAMアレーの合計6個の欠陥素子を交換可
能にするために、6個の冗長素子が設けられているとす
る。図4Aにはこれら6個の冗長素子と、公知技術によ
り通常設けられるヒューズが示されている。この場合、
合計6x4すなわち24個のアドレスヒューズがある
(16個の主アレー素子のうちの任意の素子を一義的に
アドレスするためには4個のアドレスヒューズが必要で
ある)。さらに6個のイネーブルヒューズE1−E6が
あり、合計で30個のヒューズがある。図4Bには公知
技術において、図3の例における欠陥素子(アドレス0
001,0110,0111,1001,1110を有
する素子)の交換を行うために、図4Aのヒューズがど
のように交換時にセットされるかが例示されている。ま
た、セットされたイネーブルヒューズも示されている。
セットされないヒューズはX印で表されている。
【0022】図5には実施例の1つにおける6個の冗長
素子と、ヒューズ節約のために隣接冗長素子間で共有さ
れるヒューズが示されている。製造時、冗長素子はグル
ープ分けされて、冗長素子R1〜R3が最高次ヒューズ
F3を共有する(円で囲まれた冗長素子R1,R2,R
3により示されている)。冗長素子R1〜R2はまた、
2番目に高次のヒューズF2も共有する。このヒューズ
F2は別のグループを構成する冗長素子R4〜R6によ
っても共有される。
【0023】従って、2個のF3ヒューズが節約できる
ことになる(冗長素子R1、R2、R3間の共有のため
にF3ヒューズ1個だけが必要であるため)。さらに、
2個のF2ヒューズが節約でき(R1/R2とR4/R
5それぞれのグループに対して1個ずつ)、全体で4個
のヒューズが節約できる。この本発明による冗長素子間
でヒューズを共有するためのアルゴリズムについては、
後に図8を参照して説明する。
【0024】図6は図5の冗長素子の簡略化された回路
図である。同図においてヒューズF3が冗長素子R1,
R2,R3間で共有されている。ヒューズF2は冗長素
子R1とR2によって共有されている。もう1つのヒュ
ーズF2は冗長素子R4とR5により共有されている。
【0025】図7には、図5の冗長素子のヒューズをい
かに交換時においてセットすることにより、先の図3の
例の欠陥アレー素子(アドレスが0001,0110,
0111,1110の素子)の交換を行うことができる
かが示されている。イネーブルヒューズがセットされて
いない限り冗長素子はラン時間中に使用されないため、
冗長素子R2に接続された共有ヒューズの一部がセット
されていても(例えばヒューズF2は0にセットされて
いる)エラーは生じない。冗長素子R2は使用しない
が、それはラン時間中に主アレー素子と交換するためで
ある。冗長素子R1,R3,R4,R5及びR6のヒュ
ーズ、及び共有されたヒューズによって、図3の例にお
ける欠陥素子(すなわちアドレスが0001,011
0,0111,1001の素子)の個々のアドレスが完
全に表される。この例における交換手法の応用について
は、図10と11を参照して説明する。
【0026】本発明の方法の柔軟性をさらに説明するた
めに、以下の状況、すなわち品質管理試験中に3個の欠
陥素子0001,0101,1111が見つかったとす
る。この場合、これら3個の欠陥素子はそれぞれ図5の
冗長素子R1,R3,R4により交換することができ
る。この例における交換手法の応用については、図10
と12に関連してより詳細に説明する。
【0027】別の例として、交換中に欠陥素子000
0,0001,0010,0011,0100,110
1が見つかったとする。この場合、これら6個の欠陥素
子はそれぞれ冗長素子R1,R2,R3,R6,R4,
R5により交換することができる。この例における交換
手法については図10と13に関連してより詳細に説明
する。
【0028】図8には、本発明の1実施例においてヒュ
ーズ共有の目的で、製造中に任意の冗長素子グループ内
の冗長素子をグループ化するための方法の概要が示され
ている。この方法はステップ802においてビット位置
カウンタ値Xを0に、節約されたヒューズの総数(T
S)を0に、およびMを冗長素子の数にセットするステ
ップから始まる。
【0029】最初の反復では、設けられた全ての冗長素
子のグループ全体が処理される。後に説明するように、
このグループは反復的に分割され該グループが3未満に
なるまで処理される。ステップ802の次は、ステップ
804において、このグループ内に少なくとも3個の冗
長素子があるかどうかが判断される。3個未満であれ
ば、これ以上冗長素子をグループ化し隣接する冗長素子
のヒューズ素子を共有してヒューズの節約を図ろうとし
ても交換柔軟性が損なわれるだけであるため、このグル
ープに対する処理はステップ820で終了する。
【0030】一方、3個以上の冗長素子がある場合、本
実施例の方法ではまず最初にM個の冗長素子のグループ
が2つのグループA及びBに分割される。ステップ80
6では、INT(M/2)個の冗長素子がグループAと
してグループ化される(演算子INTはM/2がすでに
整数でなければM/2の値を高い方の整数に切り上げ
る)。図4Aの例で言えば、6個の冗長素子がある(す
なわちM=6)ので、グループAは3個の冗長素子R
1,R2,R3により構成される。
【0031】ステップ808では、残りの冗長素子(す
なわちM−INT(M/2))がグループBとしてグル
ープ化される。図4Aに関して言えば、グループBは3
個の冗長素子R4,R5,R6から構成される。グルー
プA,Bは図9において「第1反復」という見出しにお
いて示されている。
【0032】ステップ810では、ビット位置X(現在
X=0)のヒューズが、グループA内の冗長素子間で共
有される。従って、ヒューズF3(ビット位置X=0)
が図5の冗長素子R1,R2、R3によって共有され
る。この共有は図9においても、冗長素子R1,R2,
R3がヒューズF3を共有して一緒にグループ化されて
いることによっても示されている。ステップ812で
は、ビット位置カウンタ値Xが1だけ増加されている。
この第1反復後のヒューズ節約総数(TS)は以下の式 TS=TS+INT(M/2−1) (式1) によって表される。この式において、TSはこれまでに
節約されたヒューズの総数、Mはこの反復における冗長
素子の数、そして演算子INTは(M/2−1)がすで
に整数でなければその値を高い方の整数に切り上げる。
Mはこの反復の場合6であるから、TSの値は今のとこ
ろ0+INT(6/2−1)すなわち2である。
【0033】その後、この方法をステップ804から、
グループAを冗長素子の新しい第1グループとして用い
て繰り返す。すなわち、グループAは今度はそれ自体を
別個の実行スレッドとして処理される。反復操作を円滑
にするために、グループAの新しい値Mは現在グループ
A内にある冗長素子の数に等しくセットされ(ステップ
814)、Xの値も現在のX値に等しくされる。グルー
プAは現在3個の冗長素子(R1,R2,R3)を有し
ているため、第1グループに対してM=3である。ビッ
トカウンタ値Xは1のままで第2の反復に進む。
【0034】この方法はまたグループBに対しても、そ
れを冗長素子の別個のグループとして実行される。この
第2のグループBはその値MがグループB内の冗長素子
数に等しくセットされ(ステップ816)、そのX値が
現在のX値に等しくセットされる。グループBは現在3
個の冗長素子(R4,R5,R6)を有しているので、
このグループではM=3である。この第2のグループの
ビットカウンタ値Xは1となって第2の反復に進む。
【0035】引き続いて第1と第2の両方の冗長素子グ
ループがそれぞれのM値並びに新しいビットカウンタ値
Xと共にステップ804に戻り、反復操作が行われる
(ステップ818)。図9には、「第1反復」という見
出しの元で、第1反復すなわち2つのグループ(R1/
R2/R3とR4/R5/R6)が第2の反復に入力さ
れた後の結果が示されている。これら2のグループは2
個の別個の実行スレッドとして、すなわち2個の新しい
処理対象として処理される。
【0036】第2の反復では、第1または第2のどちら
のグループを最初に処理してもかまわない。第1のグル
ープ(すなわち3個の冗長素子R1/R2/R3を含む
先のグループ)が処理される場合、そのM値は3、すな
わち3未満である(ステップ804)。従って、次にこ
の方法はステップ806に進み、この第1のグループ
(すなわち冗長素子R1,R2,R3を有するグルー
プ)から新たにグループAとBが作成される。新グルー
プAは前述したように、2個の冗長素子R1,R2を有
することになる。新グループBは残りの冗長素子R3を
有することになる。この状況は図9に「第2反復」の見
出しのもとで示されている。
【0037】ステップ810では、位置Xのヒューズが
新グループAによって共有される。Xが1なので、冗長
素子R1,R2用のヒューズF2が共有される。ステッ
プ812では、ビットカウンタ値Xが3に更新される。
この反復後に節約されるヒューズの総数(TS)はTS
+INT(M/2−1)、すなわち2+INT(3/2
−1)、すなわち2+1=3である。冗長素子R1、R
2を含むグループの第2反復後の結果は図9において
「第2反復」の見出しで示されている。
【0038】ステップ814、816、818によれ
ば、これら2つの新しい(一方はR1/R2、他方はR
3を有する)グループが反復的に処理される。しかし、
いずれのグループもステップ804のテストすなわち第
3反復の最初におけるテストにパスしないため、これら
2つの新グループの処理はステップ820で終了する
(第3の反復が行われない)。
【0039】第2反復の第2グループ(3個の冗長素子
R4,R5,R6を有している)も同様に第2反復にお
いて別個の実行スレッドとして処理される。この3個の
冗長素子R4/R5/R6を有する第2グループの処理
において該第2グループを2分割し冗長素子R4とR5
にヒューズF2を共有させることにより、更なるヒュー
ズの節約が得られる(図9)。この反復後の節約ヒュー
ズ総数(TS)はTS+INT(M/2−1)、すなわ
ち3+INT(3/2−1)、すなわち3+1=4であ
る。
【0040】ステップ814、816、818では3個
の冗長素子R4/R5/R6を有するグループから分割
された2つの新しいグループが反復的に処理される。図
9の例を参照すれば、これら2個の新グループはそれぞ
れ冗長素子R4/R5とR6を有する。しかし、そのい
ずれのグループも第3の反復の最初におけるステップ8
04のテストをパスしない(すなわち、いずれも少なく
とも3個の冗長素子を有さない)ので、これら2つの新
グループに対する処理はステップ820で終了する。
【0041】図5と9から明らかなように、図8の方法
を実施するこおにより、4個のヒューズ(F3が2個、
F2が2個)が節約され、この値すなわち4が第2反復
後にTSによって表される。図8の一般的方法を任意の
数の冗長素子を有する任意の冗長素子グループに対して
適用する場合に関しては、読者において練習として実行
されたい。
【0042】ヒューズを冗長素子間で共有したDRAM
ICの製造が完了したなら、DRAM ICを試験に
供して主アレー素子の内の欠陥素子の数と場所を検査す
る。欠陥アレー素子はヒューズ共有冗長素子によって交
換される。本発明の別の実施例による方法では、欠陥素
子がヒューズ共有冗長素子に割り当てられる。冗長素子
の中にはすでにヒューズを共有しているものもあるか
ら、欠陥素子を冗長素子の正しいグループに割り当てる
ことが重要である。さもなければ、交換柔軟性が損なわ
れる、すなわち交換できない欠陥素子が生ずる。
【0043】図10には、本発明の別の実施例における
方法が示されている。この方法は交換時に用いられて、
欠陥素子をグループ化し、その後個々の欠陥素子をヒュ
ーズ共有冗長素子の内の適当な冗長素子に割り当てる。
該方法はステップ1001において一義的なアドレス
(すなわち本当の欠陥素子のアドレス以外の、重ならな
いアドレス)を有する十分な数のダミー欠陥素子を足す
ことにより開始される。それによって、欠陥素子(実際
の素子とダミー素子)の総数が、設けられた冗長素子の
数と等しくされる。典型的にはダミー欠陥素子にはフラ
ッグが付けられて、冗長素子に割り当てられた後、それ
ら冗長素子に関連付けられたイネーブルヒューズがセッ
トされないようにされる(なぜなら、これらの欠陥素子
はダミーであり、割り当て目的のみで付加されるもので
あり、実施に交換を行うためのものではないから)。図
示のように、ダミー素子を新規で非自明的な方法で付加
することにより、製造時に発見された欠陥素子の数(最
大は設けられた冗長素子の総数)に関わらず、正しい割
り当てを行うことができる。
【0044】ステップ1002では、ビット位置カウン
タ値Xが0に初期化され、値Mが発見された欠陥素子の
数にセットされる。ステップ1002に先だって、冗長
素子をアドレス毎にソートすなわち順序変更(例えば小
さい順に)しておくこともできる。
【0045】第1の反復では、発見された全ての欠陥素
子のグループ全体が処理される。後に説明するように、
このグループは反復的に分割され、3より小さくなるま
で処理される。ステップ1002に続いて、ステップ1
004では少なくとも3個の欠陥素子がこのグループ内
にあるかどうかが判断される。欠陥素子数が3個未満で
あれば、このグループに対する処理はステップ1020
で終了し、割り当てが即座に開始される。処理後の割り
当てに関しては後ほど説明する。
【0046】一方、欠陥素子数が3個以上であれば、M
個の欠陥素子を有するグループをAとBの2グループに
分割する。ステップ1006では、ビット位置Xにおい
て共通のビット(1又は0)を共有するINT(M/
2)欠陥素子がグループAとしてグループ化される(M
/2がすでに整数でなければ、演算子INTによりその
値が高い方の整数に切り上げられる)。図3の例を参照
すれば、5個の欠陥素子がある(M=5)。従って、一
義的なアドレスを有するダミー欠陥素子を付加すること
により、欠陥素子の総数(実際とダミー)を冗長素子の
数に等しくする。図11に示すように、ダミー素子はダ
ミー素子D2(アドレスは0010)として示してあ
る。このダミー素子にはフラッグ(図11のアステリス
クで示す)が付けられ、冗長素子に割り当てられた後に
該冗長素子に関連するイネーブルヒューズがセットされ
ることを防止している。図11の実施例においても、欠
陥素子の元のグループはダミー欠陥素子の付加後、小さ
い順にソートされる。
【0047】グループAは3個の欠陥素子D1,D2,
D3により構成される。このグループ化は図11におい
て「第1反復」との見出しのもとに示されている。この
グループ化は、欠陥素子D1,D2,D3の欠陥素子が
全て同じビット値“0”を有するので正しい。
【0048】ステップ1008では、残りの欠陥素子
(すなわちM−INT(M/2))がグループBとして
グループ化される。図3の例では、グループBは3個の
残りの欠陥素子D4,D5,D6により構成される。こ
のグループ化は図11においても「第1反復」の見出し
の下で示されている。
【0049】ステップ1010では、ビット位置X(現
在X=0)のヒューズがグループA内の欠陥素子間で共
有される。従って、ヒューズF3(ビット位置X=0)
が図11の欠陥素子D1,D2,D3間で共有される。
ステップ1012では、ビット位置カウンタ値Xが1だ
け増加される。
【0050】その後、この方法はステップ1004から
始めてグループAを新しい第1の欠陥素子グループとし
て使用して反復的に実行される。すなわち、グループA
は今度はそれ自体により、別個の実行スレッドとして処
理される。反復操作のために、グループAの新たなM値
が、グループA内の現在の欠陥素子数に等しくセットさ
れ(ステップ1014)、X値も現在のX値に等しくさ
れる。グループAは現在3個の欠陥素子(D1,D2,
D3)を有しているのでM=3であり、ビットカウンタ
値Xは1として、第2の反復に進行する。
【0051】この方法はグループBに対しても別個の欠
陥素子グループとして実行される。この第2のグループ
Bは値Mが該グループ内の欠陥素子数に等しくセットさ
れ(ステップ1016)、X値は現在のX値に等しい。
グループBは現在3個の欠陥素子(D4,D5,D6)
を有しているのでM=3であり、ビットカウンタ値Xは
1として第2の反復に進む。
【0052】その後、第1と第2欠陥素子グループの両
方が、それぞれのM値と新たなビットカウンタ位置値X
と共にステップ1004に戻り、反復操作が行われる
(ステップ1018)。図11には、「第1反復」の見
出しの下で、第1反復、すなわち2個のグループ(それ
ぞれD1/D2/D3とD4/D5/D6を有する)が
第2反復に入力される直前までが示されている。これら
2つのグループは別個の実行スレッド、すなわち2個の
新たな別個のプロセスとして処理される。
【0053】第2の反復では、第1グループ又は第2グ
ループのいずれを最初に処理してもかまわない。第1グ
ループ(3個の欠陥素子D1/D2/D3を有する以前
のグループA)を最初に処理する場合、そのM値は3す
なわち3未満でない(ステップ1004)。従って、こ
の実施例の方法はステップ1006に進み、この第1グ
ループ(欠陥素子D1,D2,D3を有する)から新た
にグループAとグループBを作成する。新グループAは
前述のように、INT(M/2)個の欠陥素子を有す
る。欠陥素子D1/D2/D3を有するグループの欠陥
素子D1,D2は同じビット値“0”を現在のビットカ
ウンタ位置X(現在X=1)において共有するので、欠
陥素子D1とD2は新グループAとしてグループ化され
る。従って、新グループAは2個の欠陥素子D1,D2
を持つことになる。新グループBは残りの欠陥素子D3
を有する。この状況は図11に「第2反復」の見出しの
下で示されている。
【0054】ステップ1010では、位置Xのヒューズ
が新グループAのために共有される。Xは現在1なの
で、欠陥素子D1,D2のためのヒューズF2が共有さ
れる。これは、欠陥素子D1,D2の両方がビット位置
X=1において共通のビット値“0”を共有しているか
らである。ステップ1012では、ビットカウンタ値X
が3に更新される。欠陥素子D1とD2を有するグルー
プに対する代表2の反復の終了時点での結果が図9に、
「第2反復」の見出しの下に示されている。
【0055】ステップ1014、1016、1018に
よれば、これら2つの新たなグループ(一方はD1/D
2、他方はD3を有する)が反復的に処理される。しか
し、これら2つのグループのいずれもステップ1004
のテスト、すなわち第3反復の始めにおけるテストをパ
スしない(つまり、いずれも少なくとも3個の欠陥素子
を有していない)ためこれら2つの新グループに対する
処理はステップ1020において終了する(すなわち、
第3の反復は行われない)。
【0056】第2反復の第2グループ(3個の欠陥素子
D4,D5,D6を有する)も同様に、第2反復に送ら
れ、第2反復において別個の実行スレッドとして処理さ
れる。そのM値は3、すなわち3未満でない(ステップ
1004)。従って、本実施例の方法はステップ100
6に進み、この第2のグループ(欠陥素子D4,D5,
D6を有する)から新たにグループAとグループBを作
成する。新グループAは前述のように、INT(M/
2)個の欠陥素子を有する。欠陥素子D4/D5/D6
から構成されるグループの欠陥素子D4,D6は同じビ
ット値“1”を現在のビットカウンタ位置X(現在X=
1)において共有する。従って、新グループAは2個の
欠陥素子D4,D6を有することになる。新グループB
は残りの欠陥素子D5を有する。この状況は図11に
「第2反復」との見出しの下で示されている。
【0057】ステップ1010では、位置Xでのヒュー
ズが新グループAのために共有される。Xは現在1なの
で、欠陥素子D4、D6用のヒューズF2が共有され
る。これは、欠陥素子D4、D6の両方が共通のビット
値“1”をビット位置X=1において共有するからであ
る。ステップ1012では、ビットカウンタ値Xが3に
更新される。欠陥素子D4、D6から構成されたグルー
プの第2の反復の結果が図9に「第2反復」の見出しの
下で示されている。
【0058】ステップ1014、1016、1018に
よれば、これら2つの新グループ(一方はD4/D6
を、他方はD5を有する)が反復的に処理される。しか
し、どちらのグループもステップ1004のテスト、す
なわち第3反復の最初のテストをパスしない(どちらも
少なくとも3個の欠陥素子を有していない)ため、これ
ら2つの新グループに対する処理はステップ1020で
終了する(第3の反復は無い)。
【0059】図12は図10の方法を、アドレスが00
01、0101、1111である3個の欠陥素子グルー
プに応用した例を示す。割り当てのために、3個のダミ
ー欠陥素子(アドレスは0010、0011、011
0)が付加され、図示のようにアステリスクによってフ
ラッグが付けられている。この例では、欠陥素子の元の
グループはソートされない。図10のステップをこれら
の欠陥素子に応用した結果については図12にも示され
ている。
【0060】図13には、図10の方法を、アドレスが
0000、0001、0010、0011、0100、
及び1101である6個の欠陥素子グループに適用した
例が示されている。本当の欠陥素子がすでに6個あるた
め、ダミー素子を使用して欠陥素子総数を冗長素子数に
等しくする必要はない。図10のステップをこれらの欠
陥素子に応用した結果については、図13にも示してあ
る。
【0061】本発明の別の実施例では、欠陥素子をグル
ープ化した後、ヒューズ共有冗長素子に割り当てるため
の、ヒューズ節約用の高度な技術が提供される。この実
施例では、個々の欠陥素子グループの処理後(すなわち
グループの大きさが3未満で、図10のステップ100
4のテストをパスしなかった時)、該グループの欠陥素
子1つ1つに対して、最初の欠陥素子から、順次大きく
なるタグ番号が割り当てられる。割り当てられたタグ番
号により、非自明的な方法によって、特定の欠陥素子が
割り当てられている冗長素子が特定化される。
【0062】この実施例は図11に示されている。欠陥
素子D1,D2,D3から構成されるグループが第1反
復において処理された後、2つのグループ、すなわち欠
陥素子D1とD2から構成された第1のグループと、欠
陥素子D3から構成された第2のグループが生ずる。第
2の反復後、第1グループのヒューズF2が共有され
る。第3の反復に進み、欠陥素子D1,D2から構成さ
れたグループは、その大きさが3未満のため、ステップ
1004のテストを通過できない。ここで、本実施例で
は、欠陥素子D1がタグT1に、欠陥素子D2が次の、
より大きなタグ番号T2に、それぞれ割り当てられる。
【0063】欠陥素子D1,D2を有するグループの処
理が終了すると、次に欠陥素子D3を有するグループが
処理される。しかし、このグループもまた大きさが3未
満なので、ステップ1004のテストをパスしない。本
実施例の方法では、このグループの欠陥素子D3には、
さらに大きなタグ番号T3が割り当てられる。
【0064】欠陥素子D1,D2,D3を有するグルー
プの処理が終了すると、次に欠陥素子D4,D5,D6
を有するグループの処理が行われる。欠陥素子D4,D
5、D6を有するグループの処理が第1の反復において
終了すると、2つのグループ、すなわち欠陥素子D4,
D6から構成される第1のグループと、欠陥素子D5か
ら構成される第2のグループが生ずる。第2の反復の
後、第1グループのヒューズF2が共有されたものと見
なされる(D4/D6)。第3の反復に進んで、欠陥素
子D4,D6を有するグループはその大きさが3未満で
あるため、ステップ1004のテストをパスしない。本
実施例では、欠陥素子D4がさらに大きいタグ番号すな
わちT4に割り当てられ、欠陥素子D6が次のタグ番号
T5に割り当てられる。
【0065】欠陥素子D4,D6を有するグループの処
理が終了すると、次に検出器間素子D5を有するグルー
プの処理に入る。しかし、このグループも大きさが3未
満であるため、ステップ1004のテストをパスしな
い。本実施例では、このグループの欠陥素子D5は次の
さらに増加するタグ番号T6に割り当てられる。
【0066】全てのグループに対する処理が終了する
と、割り当てられたタグ番号を利用して個々の欠陥素子
が対応する冗長素子に対応付けられる。図5を参照し
て、欠陥素子D1はT1に割り当てられているため、R
1(冗長素子のアレーはすでに図5に示すようにR1〜
R6と名称付けされている)に対応付けられる。ダミー
欠陥素子D2はT2に割り当てられているため、R2と
対応付けられる。しかし、欠陥素子D2はダミー欠陥素
子であるので、割り当ては必要ない。したがって、割り
当てを行う場合には、冗長素子R2に関連付けられたイ
ネーブルヒューズをセットしないで、冗長素子R2の使
用を防ぐ。
【0067】欠陥素子D3はT3に割り当てられいるた
め、R3と対応付けられる。欠陥素子D4はT4に割り
当てられており、R4と対応付けされる。欠陥素子D6
はT5に割り当てられており、R5と対応付けされる。
欠陥素子D5はT6に割り当てられており、R6と対応
付けされる。
【0068】図12の例における欠陥素子の図12の欠
陥ヒューズに対する割り当てが図12に示されている
(タグは欠陥素子の右側に「第2反復」の見出しの元で
示してある)。対応付けの結果、D1/R1,D4/R
2,D2/R3,D3/R4,D6/R5,D5/R6
となる(冗長素子R2,R5,R6に対しては割り当て
が行われないか、そのイネーブルヒューズがセットされ
ない)。
【0069】欠陥素子の図13の例の冗長ヒューズに対
する割り当ては図13に示されている(タグは欠陥素子
の右側に「第2反復」の見出しの元で示してある)。対
応付けの結果、D1/R1,D2/R2,D3/R3,
D5/R4,D6/R5,D4/R6となる。6個の欠
陥素子が見付かったので、すべての冗長素子が使用され
ている(つまり、ダミー欠陥素子が無い)。
【0070】前述の如く、本発明によれば、3以上の任
意の数の欠陥素子を有する任意の冗長素子グループをヒ
ューズ共有のためにグループ化することができる。製造
時および交換時の両方において本発明のヒューズ節約方
法を応用する際、コンピュータ処理によって図8〜10
のステップを実行できる。本発明による方法をコンピュ
ータプログラムとして実行することは、当業者には容易
である。
【0071】所定の冗長素子グループに対して相当数の
ヒューズを共有させることにより、必要なアドレスヒュ
ーズ数が低減でき、それに伴ってDRAM回路を実装す
る際に必要とされる面積が低減できる。面積の低減は、
それに伴うアドレスラッチ数の低減(共有ヒューズ1個
当たり1個の共有アドレスラッチしか必要としないた
め)と、節約されたラッチおよび/又はヒューズに接続
されるリード線の低減を考えると、相当なものになる。
節約された面積は例えばDRAM回路の容量を増加させ
るために利用できる。
【0072】以下の表は、冗長素子のいくつかのグルー
プに関して得られる節約の例を示している。表1では、
例示のため、主アレーが2の10乗の素子を有し、個々
の主アレー素子を一義的にアドレスするために10個の
アドレスビットが必要であると想定してある(すなわ
ち、冗長素子1個当たり、共有するしないに関わらず1
0個のヒューズが必要)。節約率は冗長素子1個当たり
10個のアドレスヒューズ、及び10個のアドレスヒュ
ーズ+1個のイネーブルヒューズに基づいて計算してあ
る(すなわち、冗長素子1個当たり合計11個のヒュー
ズ)。節約率はDRAM容量が増大し、必要とされる冗
長素子および冗長素子1個当たりのアドレスヒューズ数
が増えるに従って増加する。
【0073】
【表1】
【0074】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はない。例えば、上記詳細な説明では主としてヒューズ
に関して説明したが、ヒューズという用語はアンチ・ヒ
ューズを含む場合もある。また、上記実施例ではアドレ
ス及びイネーブルラッチが用いられたが、本発明のヒュ
ーズ節約方法はそのようなラッチが使用されていないD
RAMにおいても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】主アレーを有したDRAMセルの略図である。
【図2】公知技術において冗長素子の交換アドレスを指
定するために使用される冗長回路である。
【図3】ヒューズ共有を説明するための、5個の欠陥素
子とそのアドレスの例である。
【図4】Aは公知技術において使用されるヒューズと6
個の欠陥素子であり、欠陥素子はそれぞれ4個のアドレ
スヒューズを有している。Bは、図3の欠陥素子を交換
するために、同図Aのヒューズをいかにセットするかを
示す図である。
【図5】本発明の実施例において使用される6個のヒュ
ーズ共有冗長素子と、ヒューズ節約のために隣接する冗
長素子間で共有されるヒューズを示す図である。
【図6】図5の冗長素子の略回路図である。
【図7】図3の例の欠陥素子を交換するために、図5の
冗長素子のヒューズを交換時においていかにセットする
かを示す図である。
【図8】本発明の実施例において、ヒューズ共有のため
に製造時において冗長素子をグループ化するための方法
を示す図である。
【図9】図8の方法を利用して、図4Aの公知技術にお
いて使用されるヒューズを最適化するための方法を示す
図である。
【図10】本発明の別の実施例において、交換時に欠陥
素子をグループ化し、個々の欠陥素子を、ヒューズ共有
冗長素子のうちの適当な冗長素子に割り当てるための方
法を説明する図である。
【図11】図10の方法を図3の例に適用した例であ
る。
【図12】図10の方法を、アドレスが0001、01
01、1111である3個の欠陥素子からなるグループ
に適用した図である。
【図13】図10の方法を、アドレスが0000、00
01、0010、00110100、1101である6
個の欠陥素子からなるグループに適用した図である。
【符号の説明】
100 DRAMチップ 102 主アレー 104,R1−6 冗長素子 210 冗長回路 F0−3 アドレスヒューズ EF,E1−6 イネーブルヒューズ AL1,AL0,A0−3 アドレスラッチ EL イネーブルラッチ X ビット位置カウンタ値 * フラッグ(ダミー素子)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリアレーにおいて第1の複数の冗長
    素子を実装するために使用されるアドレスヒューズの数
    を低減するための方法において、 前記第1の複数の冗長素子における冗長素子数が少なく
    とも3であるかを判断し、 前記第1の複数の冗長素子における冗長素子数が少なく
    とも3であれば、前記アドレスヒューズを以下のステッ
    プすなわち、 前記第1の複数の冗長素子から、第1の冗長素子グルー
    プを形成し、 前記第1の複数の冗長素子から第2の冗長素子グループ
    を形成し、 第1のヒューズを前記第1の冗長素子グループの冗長素
    子間で共有させることにより最適化し、 前記第2の冗長素子グループは第1の冗長素子グループ
    とは互いに排他的であり、前記第1のヒューズは前記第
    1の冗長素子グループの冗長素子に対する最高次アドレ
    スヒューズとして機能するよう構成された、アドレスヒ
    ューズの数を低減するための方法。
  2. 【請求項2】 前記メモリアレーがダイナミックランダ
    ムアクセスメモリ回路のアレーである、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の冗長素子グループがINT
    (M/2)個の冗長素子から構成され、Mは前記第1の
    複数の冗長素子内の冗長素子数を表し、前記第1の複数
    の冗長素子内の残りの冗長素子は前記第2の冗長素子グ
    ループに属する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記最適化ステップにおいて、 前記第2の冗長素子グループ内の冗長素子数が少なくと
    も3であれば、前記アドレスヒューズを以下のステップ
    すなわち、 前記第2の冗長素子グループから第3の冗長素子グルー
    プを形成し、 前記第2の冗長素子グループから第4の冗長素子グルー
    プを形成し、 前記第3の冗長素子グループの冗長素子間で共有するた
    めの第2のヒューズを設けることによりさらに最適化
    し、 前記第4の冗長素子グループは前記第3の冗長素子グル
    ープとは互いに排他的であり、前記第2のヒューズは、
    前記第3の冗長素子グループの冗長素子に対する最高次
    のアドレスヒューズとして機能する、請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第3の装置素子グループがINT
    (N/2)個の冗長素子から構成され、Nは前記第2の
    冗長素子グループ内の冗長素子数を表し、第2の冗長素
    子グループ内の残りの冗長素子は前記第4の冗長素子グ
    ループに属する、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 プロセッサを有したコンピュータにおけ
    る、メモリアレーにおいて第1の複数の冗長素子を実装
    するために使用されるアドレスヒューズの数を低減する
    ためのコンピュータを用いた方法において、 前記第1の複数の冗長素子における冗長素子数が少なく
    とも3であるかを判断し、 前記第1の複数の冗長素子における冗長素子数が少なく
    とも3であれば、前記アドレスヒューズを以下のステッ
    プすなわち、 前記第1の複数の冗長素子から、前記プロセッサを用い
    て第1の冗長素子グループを形成し、 前記第1の複数の冗長素子からプロセッサにより第2の
    冗長素子グループを形成し、 プロセッサにより、前記第1の冗長素子グループの冗長
    素子間で共有させるための第1のヒューズを決定するこ
    とにより最適化し、 前記第2の冗長素子グループは第1の冗長素子グループ
    とは互いに排他的であり、前記第1のヒューズは前記第
    1の冗長素子グループの冗長素子に対する最高次アドレ
    スヒューズとして機能するよう構成された、アドレスヒ
    ューズの数を低減するためのコンピュータを利用した方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1の冗長素子グループがCINT
    (M/2)個の冗長素子から構成され、Mは前記第1の
    複数の冗長素子内の冗長素子数であり、第1複数の冗長
    素子内の残りの冗長素子は前記第2の冗長素子グループ
    に属する、請求項6記載のコンピュータを利用した方
    法。
  8. 【請求項8】 前記最適化ステップにおいて、 前記第2の冗長素子グループ内の冗長素子が少なくとも
    3個であれば、前記アドレスヒューズを以下のステップ
    すなわち、 プロセッサを使用して前記第2の冗長素子グループから
    第3の冗長素子グループを形成し、 プロセッサを利用して前記第2の冗長素子グループから
    第4の冗長素子グループを形成し、 プロセッサを利用して前記第3の冗長素子グループの冗
    長素子間で共有するための第2のヒューズを指定するこ
    とによってさらに最適化し、 前記第4の冗長素子グループは前記第3の冗長素子グル
    ープとは互いに排他的であり、前記第2のヒューズは、
    前記第3の冗長素子グループの冗長素子に対する2番目
    に高次のアドレスヒューズとして機能する、請求項7記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第3の冗長素子グループがINT
    (N/2)個の冗長素子から構成され、Nは前記第2の
    冗長素子グループ内の冗長素子数であり、前記第2の冗
    長素子グループ内の残りの冗長素子は前記第4の冗長素
    子グループに属する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 メモリアレーの欠陥素子を交換るため
    の、第1の複数のヒューズ共有冗長素子を有するメモリ
    アレーにおいて、 第1のヒューズと、 前記第1の複数のヒューズ共有冗長素子内の第1の冗長
    素子グループと、 前記第1の複数のヒューズ共有冗長素子内の第2の冗長
    素子とを有し、 前記第1の冗長素子グループは前記第1のヒューズを最
    高次アドレスヒューズとして共有し、 前記第2の冗長素子グループは前記第1の冗長素子グル
    ープとは互いに排他的であるよう構成された、メモリア
    レー。
  11. 【請求項11】 前記メモリアレーがランダムアクセス
    メモリ回路のアレーである、請求項10記載のメモリア
    レー。
  12. 【請求項12】 前記第1の冗長素子グループがINT
    (M/2)個の冗長素子から構成され、Mは前記第1の
    複数のヒューズ共有冗長素子内の冗長素子数であり、前
    記第1の複数の冗長素子内の残りの冗長素子は前記第2
    の冗長素子グループに属する、請求項10記載のメモリ
    アレー。
  13. 【請求項13】 第2のヒューズをさらに有し、前記第
    2の冗長素子グループが、 第3の冗長素子グループと、 第4の冗長素子グループを有し、 前記第3の冗長素子グループは前記第2のヒューズを2
    番目に高次なアドレスヒューズとして共有し、 前記第4の冗長素子グループは前記第3の冗長素子グル
    ープとは互いに排他的である、請求項12記載のメモリ
    アレー。
  14. 【請求項14】 前記第3の冗長素子グループがINT
    (N/2)個の冗長素子から構成され、Nは前記第2の
    冗長素子グループ内の冗長素子数であり、前記第2の冗
    長素子グループ内の残りの冗長素子は前記第4の冗長素
    子グループに属する、請求項13記載のメモリアレー。
  15. 【請求項15】 コンピュータ内において、メモリアレ
    ー内の第1の複数の欠陥素子を、第1の複数のヒューズ
    共有冗長素子と交換するための、コンピュータを利用し
    た方法において、 前記第1の複数の欠陥素子内の欠陥素子数が、前記第1
    の複数のヒューズ共有冗長素子内の冗長素子数未満であ
    るかを判断し、 前記第1の複数の欠陥素子内の欠陥素子数が、前記第1
    の複数のヒューズ共有冗長素子内の冗長素子数未満であ
    れば、複数のダミー欠陥素子を前記第1の複数の欠陥素
    子に付加することにより、前記第1の複数の欠陥素子数
    を前記第1の複数のヒューズ共有冗長素子の冗長素子数
    にまで増加し、 前記第1の複数の欠陥素子内の欠陥素子数が少なくとも
    3であるかを判断し、 前記第1の複数の欠陥素子内の欠陥素子数が少なくとも
    3であれば、前記第1の複数の欠陥素子のそれぞれを、
    前記第1の複数の冗長素子内のそれぞれの冗長素子と以
    下のステップすなわち、 前記第1の複数の欠陥素子から第1の欠陥素子グループ
    を形成し、 前記第1の複数の欠陥素子から第2の欠陥素子グループ
    を形成し、 前記第1の欠陥素子グループのそれぞれを、前記第1の
    冗長素子グループのそれぞれに交換のために割り当てる
    ことにより交換し、 前記第1の欠陥素子グループ内の欠陥素子は最高次のア
    ドレスビット位置において同じビットを共有し、 前記第2の欠陥素子グループは前記第1の欠陥素子グル
    ープに対して互いに排他的であるよう構成された、コン
    ピュータ内におけるメモリアレー内の第1の複数の欠陥
    素子を、第1の複数のヒューズ共有冗長素子と交換する
    ための、コンピュータを利用した方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の欠陥素子グループがINT
    (P/2)個の欠陥素子から構成され、Pは前記第1の
    複数の欠陥素子内の冗長素子の数であり、前記第1の複
    数の欠陥素子内の残りの欠陥素子は前記第2の欠陥素子
    グループに属する、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記交換ステップにおいてさらに、 前記第2の欠陥素子グループ内の欠陥素子数が少なくと
    も3であれば、以下のステップすなわち、 前記第2の欠陥素子グループから第3の欠陥素子グルー
    プを形成し、 前記第2の欠陥素子グループから第4の欠陥素子グルー
    プを形成し、 前記第3の欠陥素子グループのそれぞれを交換のために
    前記第1の冗長素子グループのそれぞれに割り当てるス
    テップを実行し、 前記第3の欠陥素子グループ内の欠陥素子は2番目に高
    次のアドレスビット位置において同じビット値を共有
    し、 前記第4の欠陥素子グループは前記第3の欠陥素子グル
    ープとは互いに排他的である、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第3の欠陥素子グループがINT
    (Q/2)個の欠陥素子から構成され、Qは前記第2の
    欠陥素子グループ内の欠陥素子数であり、前記第2の欠
    陥素子グループの残りの欠陥素子は前記第4の欠陥素子
    グループに属する、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記メモリアレーが、ダイナミックラ
    ンダムアクセスメモリ回路のアレーである、請求項15
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 メモリアレーの第1の複数の欠陥素子
    を、第1の複数のヒューズ共有冗長素子と交換するため
    の方法において、 前記第1の複数の欠陥素子の欠陥素子数が前記第1の複
    数のヒューズ共有冗長素子の冗長素子数未満であるかを
    判断し、 前記第1の複数の欠陥素子の欠陥素子数が前記第1の複
    数のヒューズ共有冗長素子の冗長素子数未満であれば、
    複数のダミー欠陥素子を前記第1の複数の欠陥素子に付
    加することにより、前記第1の複数の欠陥素子の欠陥素
    子数を前記第1の複数のヒューズ共有冗長素子の冗長素
    子数まで増加し、 前記メモリアレー内で発見された第1の複数の欠陥素子
    数が少なくとも3であるかを判断し、 前記メモリアレー内で発見された第1の複数の欠陥素子
    数が少なくとも3であれば、前記第1の複数の欠陥素子
    のそれぞれを、前記第1の複数の冗長素子のそれぞれ
    と、以下のステップすなわち、 前記第1の複数の欠陥素子から第1の欠陥素子グループ
    を形成し、 前記第1の複数の欠陥素子から第2の欠陥素子グループ
    を形成し、 前記第1の欠陥素子グループのそれぞれを、前記第1の
    冗長素子グループのそれぞれに交換のために割り当てる
    ことにより交換し、 前記第1の欠陥素子グループの欠陥素子は最高次のアド
    レスビット位置において同じビット値を共有し、 前記第2の欠陥素子グループは前記第1の欠陥素子グル
    ープに対して互いに排他的であるよう構成された、メモ
    リアレーの第1の複数の欠陥素子を、第1の複数のヒュ
    ーズ共有冗長素子と交換するための方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の欠陥素子グループがINT
    (P/2)個の欠陥素子から構成され、Pは前記第1の
    複数の欠陥素子内の冗長素子数であり、前記第1の複数
    の欠陥素子内の欠陥素子は前記第2の欠陥素子グループ
    に属する、請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記交換ステップにおいてさらに、 前記第2の欠陥素子グループ内の欠陥素子数が少なくと
    も3であれば、以下のステップすなわち、 エミッタ第2の欠陥素子グループから第3の欠陥素子グ
    ループを形成し、 前記第2の欠陥素子グループから第4の欠陥素子グルー
    プを形成し、 前記第3の欠陥素子グループのそれぞれを、前記第1の
    冗長素子グループのそれぞれに交換のために割り当てる
    ステップを実行し、 前記第3の欠陥素子グループ内の欠陥素子は2番目に高
    次のアドレスビット位置において同じビット値を共有
    し、 前記第4の欠陥素子グループは前記第3の欠陥素子グル
    ープに対して互いに排他的である、請求項21記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記第3の欠陥素子グループがINT
    (Q/2)個の欠陥素子から構成され、Qは前記第2の
    欠陥素子グループ内の欠陥素子数であり、前記第2の欠
    陥素子グループ内の残りの欠陥素子は前記第4の欠陥素
    子グループに属する、請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記メモリアレーが、ダイナミックラ
    ンダムアクセスメモリ回路のアレーである、請求項20
    記載の方法。
JP10184965A 1997-06-30 1998-06-30 メモリアレー及びメモリアレーにおける冗長素子ヒューズを低減する方法 Withdrawn JPH1186588A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/884854 1997-06-30
US08/884,854 US5831917A (en) 1997-06-30 1997-06-30 Techniques for reducing redundant element fuses in a dynamic random access memory array
CN98115273A CN1206247A (zh) 1997-06-30 1998-06-26 减少动态随机存取存储器阵列中冗余元件熔丝的改进方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1186588A true JPH1186588A (ja) 1999-03-30

Family

ID=25744711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10184965A Withdrawn JPH1186588A (ja) 1997-06-30 1998-06-30 メモリアレー及びメモリアレーにおける冗長素子ヒューズを低減する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5831917A (ja)
EP (1) EP0889408B1 (ja)
JP (1) JPH1186588A (ja)
CN (1) CN1206247A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7330383B2 (en) 2005-02-17 2008-02-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device with a plurality of fuse elements and method for programming the device

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6981175B2 (en) * 2001-09-28 2005-12-27 Infineon Technologies Ag Memory and method for employing a checksum for addresses of replaced storage elements
US6490209B1 (en) 2001-10-02 2002-12-03 Infineon Technologies Richmond, Lp Memory employing multiple enable/disable modes for redundant elements and testing method using same
US7415640B1 (en) * 2003-10-13 2008-08-19 Virage Logic Corporation Methods and apparatuses that reduce the size of a repair data container for repairable memories
CN110277369B (zh) * 2018-03-14 2021-02-09 联华电子股份有限公司 一种动态随机存取存储器元件的熔丝结构

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0424612A3 (en) * 1989-08-30 1992-03-11 International Business Machines Corporation Apparatus and method for real time data error capture and compression for redundancy analysis of a memory
JPH04177700A (ja) * 1990-11-13 1992-06-24 Toshiba Corp メモリ不良解析装置
US5528539A (en) * 1994-09-29 1996-06-18 Micron Semiconductor, Inc. High speed global row redundancy system
JP3263259B2 (ja) * 1994-10-04 2002-03-04 株式会社東芝 半導体記憶装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7330383B2 (en) 2005-02-17 2008-02-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device with a plurality of fuse elements and method for programming the device

Also Published As

Publication number Publication date
EP0889408B1 (en) 2004-09-08
EP0889408A3 (en) 1999-10-20
CN1206247A (zh) 1999-01-27
EP0889408A2 (en) 1999-01-07
US5831917A (en) 1998-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110797072B (zh) 一种dram芯片修复方法
US4751656A (en) Method for choosing replacement lines in a two dimensionally redundant array
US4627053A (en) Method of repairing semiconductor memory
US3681757A (en) System for utilizing data storage chips which contain operating and non-operating storage cells
KR100630519B1 (ko) 디멘젼프로그램가능퓨즈뱅크및그것의제조방법
USRE39016E1 (en) Memory module assembly using partially defective chips
US7076700B2 (en) Method for reconfiguring a memory
US20040246791A1 (en) Semiconductor memory apparatus and self-repair method
US8190849B2 (en) Sharing physical memory locations in memory devices
JPH1186588A (ja) メモリアレー及びメモリアレーにおける冗長素子ヒューズを低減する方法
US7016242B2 (en) Semiconductor memory apparatus and self-repair method
JP4461706B2 (ja) 半導体記憶装置、およびその冗長線決定方法並びにセルフリペア方法
US7046560B2 (en) Reduction of fusible links and associated circuitry on memory dies
JPH0652697A (ja) 誤り訂正機能付半導体メモリ
JP2003149300A (ja) テスト方法および半導体装置
US5838335A (en) Graphic data processing method and device
US5831916A (en) Redundant circuits and methods therefor
KR19990007466A (ko) 복수개 퓨즈-공유 여분 엘리먼트를 갖는 dram어레이 및 이 어레이의 주소 퓨즈 감소 및 결함 엘리먼트 대체 방법
US7058851B2 (en) Integrated memory and method of repairing an integrated memory
KR100562209B1 (ko) 결함메모리엘리먼트를대체하는개선된리던던트회로및그대체방법
KR20070080044A (ko) 멀티 뱅크 반도체 메모리 장치 및 그 병렬 비트 테스트방법
Chen et al. An ultra-large capacity single-chip memory architecture with self-testing and self-repairing
JPH1115696A (ja) ユーザプログラムのテスト方法
Wang March based memory core test scheduling for SoC
JP2002208638A (ja) 情報処理方法およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906