JPH1186476A - 磁気デイスク装置のヘッドロードアンロード機構 - Google Patents
磁気デイスク装置のヘッドロードアンロード機構Info
- Publication number
- JPH1186476A JPH1186476A JP25074697A JP25074697A JPH1186476A JP H1186476 A JPH1186476 A JP H1186476A JP 25074697 A JP25074697 A JP 25074697A JP 25074697 A JP25074697 A JP 25074697A JP H1186476 A JPH1186476 A JP H1186476A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- medium
- head
- suspension
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロード時におけるコアエッジと媒体との衝突
を回避する。 【解決手段】 装置電源OFF時に磁気ヘッドを媒体1
外に退避させるランプロード4と、磁気ヘッドが取り付
けられた面にランプロード4の傾斜角と同角度の傾斜を
有する傾斜板3が付加されたサスペンション2とを含ん
で構成される。
を回避する。 【解決手段】 装置電源OFF時に磁気ヘッドを媒体1
外に退避させるランプロード4と、磁気ヘッドが取り付
けられた面にランプロード4の傾斜角と同角度の傾斜を
有する傾斜板3が付加されたサスペンション2とを含ん
で構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気デイスク装置の
ヘッドロードアンロード機構に関する。
ヘッドロードアンロード機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気デイスク装置ではスピンドル
モータが定常回転に達するまで磁気ヘッドと媒体が接触
状態にあるコンタクト・スタート・ストップ(CSS)
という方式が取られている。しかし、この方式では磁気
ヘッドと媒体の接触により十分な装置耐久性が得られな
いという問題を生じていた。また非動作時に外部から過
度の衝撃が印加された場合には、磁気ヘッドが媒体から
一旦浮き上り、その反動により媒体を叩き、媒体および
磁気ヘッドが損傷するという問題も生じていた。
モータが定常回転に達するまで磁気ヘッドと媒体が接触
状態にあるコンタクト・スタート・ストップ(CSS)
という方式が取られている。しかし、この方式では磁気
ヘッドと媒体の接触により十分な装置耐久性が得られな
いという問題を生じていた。また非動作時に外部から過
度の衝撃が印加された場合には、磁気ヘッドが媒体から
一旦浮き上り、その反動により媒体を叩き、媒体および
磁気ヘッドが損傷するという問題も生じていた。
【0003】これらの問題を解決するために、装置停止
状態では磁気ヘッドを媒体上から退避させるという対策
が講じられてきた。これは、媒体外周上にランプロード
と呼ばれる斜面を設け、磁気ヘッドが取り付けられたサ
スペンションを持ち上げ、媒体外に退避させ(アンロー
ド)、スピンドルモータが定常回転に達した後サスペン
ションを上述の斜面を滑らせることにより磁気ヘッドを
媒体上に下す(ロード)ものである。(例えば、特開平
8−102156号公報参照)図6は従来の一使用例を
示す模式側面図である。角度θ1の斜面に沿ってヘッド
コア5が媒体1にロードされるとき、ヘッドコア5のコ
アエッジ6が媒体1上に最初に下される。
状態では磁気ヘッドを媒体上から退避させるという対策
が講じられてきた。これは、媒体外周上にランプロード
と呼ばれる斜面を設け、磁気ヘッドが取り付けられたサ
スペンションを持ち上げ、媒体外に退避させ(アンロー
ド)、スピンドルモータが定常回転に達した後サスペン
ションを上述の斜面を滑らせることにより磁気ヘッドを
媒体上に下す(ロード)ものである。(例えば、特開平
8−102156号公報参照)図6は従来の一使用例を
示す模式側面図である。角度θ1の斜面に沿ってヘッド
コア5が媒体1にロードされるとき、ヘッドコア5のコ
アエッジ6が媒体1上に最初に下される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
イスク装置のヘッドロードアンロード機構は、ロード時
にヘッドコアの姿勢が斜になるので、コアエッジが媒体
を叩くため、媒体もしくはヘッドコアが損傷するという
欠点があった。
イスク装置のヘッドロードアンロード機構は、ロード時
にヘッドコアの姿勢が斜になるので、コアエッジが媒体
を叩くため、媒体もしくはヘッドコアが損傷するという
欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の磁気デイス
ク装置のヘッドロードアンロード機構は、装置電源OF
F時に磁気ヘッドを媒体外に退避させるランプロード
と、前記磁気ヘッドが取り付けられた面に前記ランプロ
ードの傾斜角と同角度の傾斜を有する傾斜板が付加され
たサスペンションとを含んで構成される。
ク装置のヘッドロードアンロード機構は、装置電源OF
F時に磁気ヘッドを媒体外に退避させるランプロード
と、前記磁気ヘッドが取り付けられた面に前記ランプロ
ードの傾斜角と同角度の傾斜を有する傾斜板が付加され
たサスペンションとを含んで構成される。
【0006】第2の発明の磁気デイスク装置のヘッドロ
ードアンロード機構は、第1の発明において、前記傾斜
板は傾斜角(θ2)が前記ランプロードの傾斜角(θ
1)を相殺して、前記サスペンションがロード時に水平
になるような角度を有する楔型の部品である。
ードアンロード機構は、第1の発明において、前記傾斜
板は傾斜角(θ2)が前記ランプロードの傾斜角(θ
1)を相殺して、前記サスペンションがロード時に水平
になるような角度を有する楔型の部品である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0008】図1(a),(b)は本発明の一実施形態
を示す上面図および側面図、図2は図1に示す傾斜板3
の構造と取り付け位置を示す斜視図である。図1
(a),(b)に示す磁気デイスク装置のヘッドロード
アンロード機構は、装置電源OFF時に磁気ヘッドを媒
体1外に退避させるランプロード4と、磁気ヘッドが取
り付けられた面にランプロード4の傾斜角と同角度の傾
斜を有する傾斜板3が付加されたサスペンション2とを
含んで構成される。
を示す上面図および側面図、図2は図1に示す傾斜板3
の構造と取り付け位置を示す斜視図である。図1
(a),(b)に示す磁気デイスク装置のヘッドロード
アンロード機構は、装置電源OFF時に磁気ヘッドを媒
体1外に退避させるランプロード4と、磁気ヘッドが取
り付けられた面にランプロード4の傾斜角と同角度の傾
斜を有する傾斜板3が付加されたサスペンション2とを
含んで構成される。
【0009】傾斜板3は、傾斜角θ2がランプロード4
の傾斜角θ1を相殺して、サスペンション2がロード時
に水平になるような角度を有する楔型の部品であって、
図1(a)に示すようにアンロード時にはランプロード
4に乗り上げ、図1(b)に示すようにロード時にはラ
ンプロード4の斜面を滑り下りてゆく。
の傾斜角θ1を相殺して、サスペンション2がロード時
に水平になるような角度を有する楔型の部品であって、
図1(a)に示すようにアンロード時にはランプロード
4に乗り上げ、図1(b)に示すようにロード時にはラ
ンプロード4の斜面を滑り下りてゆく。
【0010】図3(a),(b)は図2に示すサスペン
ションの詳細を示す上面図および側面図である。アーム
7にスペーサ8を介して取り付けられたサスペンション
には傾斜板3とジンバル9があり、ジンバル9にヘッド
コア5が装着されている。
ションの詳細を示す上面図および側面図である。アーム
7にスペーサ8を介して取り付けられたサスペンション
には傾斜板3とジンバル9があり、ジンバル9にヘッド
コア5が装着されている。
【0011】図4は本発明の動作を説明するための模式
側面図、図5(a),(b)は図4の詳細を示す側面図
である。
側面図、図5(a),(b)は図4の詳細を示す側面図
である。
【0012】図5(a)はロードの途中を示し、ヘッド
コア5が媒体1と平行に滑りながら媒体上に降りてゆく
ことがわかる。図5(b)はロードが完了した状態を示
し、コアエッジで媒体を損傷する恐れのないことがわか
る。
コア5が媒体1と平行に滑りながら媒体上に降りてゆく
ことがわかる。図5(b)はロードが完了した状態を示
し、コアエッジで媒体を損傷する恐れのないことがわか
る。
【0013】
【発明の効果】本発明の磁気デイスク装置のヘッドロー
ドアンロード機構は、サスペンションに傾斜板を追加し
たので、ロード時にヘッドコアを媒体と平行に着地させ
ることができるため、ヘッドエッジが媒体を叩く恐れが
ないという効果がある。
ドアンロード機構は、サスペンションに傾斜板を追加し
たので、ロード時にヘッドコアを媒体と平行に着地させ
ることができるため、ヘッドエッジが媒体を叩く恐れが
ないという効果がある。
【図1】(a),(b)は本発明の一実施形態を示す上
面図および側面図である。
面図および側面図である。
【図2】図1に示す傾斜板3の構造と取り付け位置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】(a),(b)は図2に示すサスペンションの
詳細を示す上面図および側面図である。
詳細を示す上面図および側面図である。
【図4】本発明の動作を説明するための模式側面図であ
る。
る。
【図5】(a),(b)は図4の詳細を示す側面図であ
る。
る。
【図6】従来の一例を説明するための模式側面図であ
る。
る。
【符号の説明】 2 サスペンション 3 傾斜板 4 ランプロード 5 ヘッドコア 7 アーム 8 スペーサ 9 ジンバル
Claims (2)
- 【請求項1】 装置電源OFF時に磁気ヘッドを媒体外
に退避させるランプロードと、前記磁気ヘッドが取り付
けられた面に前記ランプロードの傾斜角と同角度の傾斜
を有する傾斜板が付加されたサスペンションとを含むこ
とを特徴とする磁気デイスク装置のヘッドロードアンロ
ード機構。 - 【請求項2】 前記傾斜板は傾斜角(θ2)が前記ラン
プロードの傾斜角(θ1)を相殺して、前記サスペンシ
ョンがロード時に水平になるような角度を有する楔型の
部品である請求項1記載の磁気デイスク装置のヘッドロ
ードアンロード機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25074697A JPH1186476A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 磁気デイスク装置のヘッドロードアンロード機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25074697A JPH1186476A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 磁気デイスク装置のヘッドロードアンロード機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1186476A true JPH1186476A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17212430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25074697A Pending JPH1186476A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 磁気デイスク装置のヘッドロードアンロード機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1186476A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100372994B1 (ko) * | 1998-12-09 | 2003-02-25 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 로드 및 언로드 기구를 갖춘 자기 디스크 장치 |
KR100416609B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-02-05 | 삼성전자주식회사 | 하드 디스크 드라이브의 자기 헤드 파킹 장치 |
US6724576B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-04-20 | Tdk Corporation | Magnetic disk apparatus having ramp road structure fixed to stator and method for manufacturing the same |
US7295405B2 (en) | 2004-09-01 | 2007-11-13 | Fujitsu Limited | Disk drive capable of restricting unexpected movement of a head suspension using a latch member to restrict movement of the suspension and elasticity of the suspension to enable a head load tab to move down a ramp inclined surface |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25074697A patent/JPH1186476A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100372994B1 (ko) * | 1998-12-09 | 2003-02-25 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 로드 및 언로드 기구를 갖춘 자기 디스크 장치 |
US6724576B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-04-20 | Tdk Corporation | Magnetic disk apparatus having ramp road structure fixed to stator and method for manufacturing the same |
KR100416609B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-02-05 | 삼성전자주식회사 | 하드 디스크 드라이브의 자기 헤드 파킹 장치 |
US7295405B2 (en) | 2004-09-01 | 2007-11-13 | Fujitsu Limited | Disk drive capable of restricting unexpected movement of a head suspension using a latch member to restrict movement of the suspension and elasticity of the suspension to enable a head load tab to move down a ramp inclined surface |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991019 |