JPH1186437A - コピープロテクト方法及び記録再生装置 - Google Patents

コピープロテクト方法及び記録再生装置

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JPH1186437A
JPH1186437A JP9244224A JP24422497A JPH1186437A JP H1186437 A JPH1186437 A JP H1186437A JP 9244224 A JP9244224 A JP 9244224A JP 24422497 A JP24422497 A JP 24422497A JP H1186437 A JPH1186437 A JP H1186437A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コピー世代管理情報としてCGMS,SCMS
を用いた場合でも確実なコピー制御を可能にする。 【解決手段】A/D変換器5はCCIに“10”を設定
する。ビットストリーム記録再生機器11は、CCI“1
0”によって記録を行う。フォーマット認識できる機器
12は、SCMSに基づいて記録を行う。この場合には、
機器12は、SCMSを1世代コピー許可を示す値に変更
し、CGMSを“11”にして記録する。フォーマット
認識できる機器13は、機器11からの再生データが与えら
れる。機器13は、機器11の出力のCCIが“01”であ
るので、SCMSを1世代分更新した値に基づいて記録
を行い、SCMSを2世代分更新してコピー禁止を示す
SCMSを記録する。機器13がCGMSに基づいて記録
を行う機器である場合には、機器13は、コピーを行うこ
とはできない。機器13の出力はコピー不可である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオコンテンツ
用及びオーディオコンテンツ用のコピー世代管理情報を
用いたコピープロテクト方法及び記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像及び音声のディジタル処理が
普及してきており、記録及び再生をディジタル化したD
VC(ディジタルビデオカセットレコーダ)も開発され
ている。ディジタル化によって、伝送及び記録等におけ
るノイズの混入を防止することができ、信号品質を向上
させることができる。このようなディジタル記録におい
ては、オリジナルと同一の複製を作成することができ、
記録メディアに記録された情報の著作権を保護する必要
性が高くなってきた。
【0003】特に、音声データを含む動画像データの著
作権保護については、日本で提案され、現在、米国を中
心に協議されているVHRA(Video Home Recording A
ct)によって規定されている。このVHRAにおいて
は、アナログ機器をソースとしたアナログ接続では、マ
クロビジョン方式又はCGMS(コピー世代管理システ
ム)−A方式を採用することが規定されており、ディジ
タル機器をソースとしたアナログ接続にはマクロビジョ
ン方式を採用し、ディジタル機器をソースとしたディジ
タル接続においては、CGMS−A又はCGMS−D方
式を採用することが規定されている。
【0004】ディジタル接続において用いられるCGM
S−Dは、ディジタルVTR(ビデオテープレコーダ)
及びDVD(ディジタルビデオディスク)等の各機器固
有の記録フォーマット中に、あるいはディジタルインタ
ーフェースフォーマット中に2ビットのコピー世代管理
情報を付加する。再生側機器においては、出力信号中に
コピー世代管理情報を必ず挿入し、記録側機器において
は、入力信号中からコピー世代管理情報を検出して記録
を制御するようになっている。
【0005】コピー世代管理情報は、“11”によって
コピー禁止を示し、“10”によってコピー1回許可を
示し、“00”によってコピーフリーを示す。記録側機
器は、入力信号中に含まれるコピー世代管理情報が“1
0”である場合には、入力信号を記録すると共に、記録
時にコピー世代管理情報を“11”(コピー禁止)に変
更する。つまり、孫記録は不能である。
【0006】DVCにおいては、コピー世代管理情報に
ついての記録フォーマット及びディジタルインターフェ
ースフォーマットは規定済みである。記録フォーマット
及びディジタルインターフェースフォーマットのいずれ
においても、コピー世代管理情報はVAUXエリアのソ
ースコントロール(SOURCE CONTROL)パケット内に挿入
されるようになっている。
【0007】DVCの規格以外では、MPEG2のトラ
ンスポートストリームのヘッダ内にコピー世代管理情報
を挿入することが略々規定されている。しかし、これら
の規格以外の規格では、CGMS−Dについて考慮され
ておらず、コピー世代管理情報を各種ディジタル信号、
各種ディジタル機器のパケット又はI/Fフォーマット
のいずれの位置に挿入するか規定されていない。
【0008】現在、IEC(International Electrotec
hnical Committee)で審議されている規格によれば、各
種画像を取り扱う機器の記録ディジタルデータ中にコピ
ー世代管理情報を記録すると共に、再生時にはコピー世
代管理情報を含むディジタルインターフェース出力を出
力することが規定されている。また、このディジタルイ
ンターフェース出力を記録する記録側機器においては、
コピー世代管理情報を検出してその規則に従った記録を
行うことが規定されている。
【0009】ところで、近年、マルチメディアの発展と
共にネットワークシステムが普及してきている。マルチ
メディアにおいては、パーソナルコンピュータ相互間で
データの送受を行うだけでなく、オーディオ機器及びビ
デオ機器(以下、AV機器という)とのデータの送受も
可能にする必要がある。
【0010】そこで、コンピュータとディジタル画像機
器との間で、データの送受を行うためのディジタルイン
ターフェース方式の統一規格が検討されている。マルチ
メディア用途に適した低コストの周辺インターフェース
としては、IEEE(The Institute of Electrical an
d Electronics Engineers, Inc.)1394が有力視さ
れている。
【0011】IEEE1394は、複数のチャンネルの
多重転送が可能である。また、IEEE1394は、映
像及び音声データ等を一定時間以内で転送することを保
証するアイソクロノス(isochronous )転送機能を有し
ていることから、画像伝送に適したディジタルインター
フェースとなっている。
【0012】IEEE1394については、日経エレク
トロニクス1994.7.4(no.612)号の「ポ
ストSCSIの設計思想を探る三つの新インターフェー
スを比較」の記事(文献1)の152〜163ページ他
に内容が詳述されている。同記事の161ページ以降に
掲載されているように、IEEE1394はコンピュー
タ用がベースではあるが、「マルチメディア用にアイソ
クロノス転送機能を備えている」ことを特徴とすること
から、画像データ用としては他のインターフェース方式
よりも有効である。また、本件出願人が先に出願した特
願平7―81548号明細書及び特願平7―34284
2号明細書等においてもIEEE1394について詳述
されている。
【0013】IEEE1394においては、上述したよ
うに、複数チャンネルの多重伝送が可能であり、複数の
機器からの画像データをアイソクロノスパケットに割り
当てられた複数のチャンネルによって伝送することがで
きる。しかし、IEEE1394のディジタルインター
フェースについては、コピープロテクトに関するルール
は規定されていない。IEEE1394では、DVCの
D−I/Fフォーマットのデータ及びMPEG2トラン
スポートパケットのデータ等の各種の機器のディジタル
インターフェースフォーマットのデータを単にフォーマ
ット変換して伝送するだけである。
【0014】従って、画像をコピーするためにIEEE
1394を用いてデータを伝送した場合には、記録側機
器は、IEEE1394のバスに流れているデータから
自機に対するデータを取り込み、取り込んだデータを再
生側機器に固有のディジタルインターフェースフォーマ
ットに戻した後に、挿入されているコピー世代管理情報
を抽出する。即ち、ディジタルインターフェース処理部
又はエラー訂正回路等の記録,再生データ処理部におい
て、コピー世代管理情報の挿入位置を検出してコピー世
代管理情報を得る。例えば、伝送されたデータがDVC
のデータであれば、VAUX内のSOURCE CONTROLパケッ
ト内の所定の2ビットが“11”であるか、“10”で
あるか又は“00”であるかによって記録を制御する。
【0015】このように、記録側機器は、コピー世代管
理情報については、受信データに固有のディジタルイン
ターフェースフォーマットを認識すると共に、検出可能
である必要がある。つまり、複数種類のデータを受信し
て記録する場合には、受信する全てのデータに対応する
必要があり、記録側機器の回路規模が増大する。また、
既に規格が定まっているディジタルインターフェースフ
ォーマットには対応可能であるが、規格が定まっていな
いディジタルインターフェースフォーマットには対応す
ることができない。
【0016】更に、画像デコード回路を有しておらず単
に画像データの記録のみを行うデータストリーマによっ
て画像データのコピーを行うことも考えられる。現時点
では、このようなデータストリーマはコピー世代管理情
報ルールを適用する機器には該当していないが、将来規
制の対象となる可能性もある。しかしながら、上述した
ように、IEEE1394のバスを介して受信したデー
タからコピー世代管理情報を検出するためには各受信デ
ータに対応するデコーダが必要であり、本来デコーダが
不要なデータストリーマにおいても、コピー世代管理情
報の検出のためだけにデコード回路が必要になってしま
うという問題もあった。
【0017】これらの問題に対処するために、CPT−
WGのDTDG(digital transmission discussion gr
oup)においては、IEEE1394のヘッダ内に2ビ
ットのCCI(コピー制御情報)を挿入し、CCIとし
てCGMS値を用いることでコピーを制御するという規
格が検討されている。
【0018】しかしながら、コピー世代管理情報として
は、映像機器のコピー制御を行うためのCGMSだけで
なく、音声機器のコピー制御を行うためのSCMS(Se
rialCopy Management System )も規定されている。2
ビットのCCIによって映像及び音声のコピー制御を行
うために、CGMSをSCMSとして流用することが考
えられる。ところが、SCMSにおいては、音声のディ
ジタル−ディジタルコピーを2世代許可するという規格
が追加されていることから、音声のコピー制御にSCM
Sを単純に流用することはできない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、ネ
ットワークバスを介して伝送されるデータのデータフォ
ーマット中に挿入される2ビットのコピー制御情報で
は、映像機器及び音声機器を有効にコピー制御すること
はできないという問題点があった。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、映像機器及び音声機器に対して、ネットワ
ークバスを介して伝送されるデータのデータフォーマッ
ト中に2ビットのコピー制御情報を挿入することにより
有効にコピー制御を行うことができるコピープロテクト
方法及び記録再生装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
コピープロテクト方法は、送信側において、伝送以前の
元のデータのデータフォーマットをネットワークバスの
伝送フォーマットに変換して伝送データとして前記ネッ
トワークバス上に伝送する際に、前記伝送以前の元のデ
ータ中に含まれる1種類以上のコピー世代管理情報に基
づくコピー制御情報を前記伝送データに挿入するもので
あって、前記コピー世代管理情報としてビデオコンテン
ツ用のCGMSが含まれる場合には、CGMSをコピー
制御情報として用い、前記コピー世代管理情報としてオ
ーディオコンテンツ用のSCMSのみが含まれる場合に
は、SCMSによってコピー禁止,コピーフリー,1世
代又は2世代以上のコピー許可が示されたときには、夫
々前記伝送フォーマット上のコピー制御情報としてコピ
ー禁止,コピーフリー,1世代又は2世代以上の限定的
なコピー許可を示す値を用いる第1の処理と、自機が前
記伝送以前の元のデータのデータフォーマットを認識す
ることができない場合には、前記コピー制御情報を所定
の固定値とする第2の処理とを具備し、ネットワークバ
スを介して前記送信側と同一構成の送信側を有する他の
装置からの前記伝送データを受信する受信側において、
受信した前記伝送データの伝送フォーマットを記録用デ
ータのデータフォーマットに変換して記録する際に、入
力データのデータフォーマットを認識することができな
い場合には、前記コピー制御情報に基づいて前記記録用
データのコピー制御を行う第3の処理と、自機が前記入
力データのデータフォーマットを認識することができる
場合で、前記伝送データ中のコピー制御情報によってデ
ータフォーマットを認識することができる機器からデー
タが送信されたことが示されたときには、前記入力デー
タ中のコピー世代管理情報に基づいてコピー制御を行う
と共に、記録するコピー世代管理情報を1世代分更新し
て記録する第4の処理と、自機が前記入力データのデー
タフォーマットを認識することができる場合で、前記伝
送データ中のコピー制御情報によってデータフォーマッ
トを認識することができない機器からデータが送信され
たことが示されたときには、前記入力データ中のコピー
世代管理情報を1世代分更新した値に基づいてコピー制
御を行うと共に、記録するコピー世代管理情報を2世代
分更新して記録する第5の処理とを具備したことを特徴
とするものであり、本発明の請求項4に係る記録再生装
置は、記録用データの記録及び再生が可能な記録再生手
段と、前記記録再生手段において記録再生する記録用デ
ータのフォーマットとネットワークバスの伝送フォーマ
ットとの変換を行う変換手段と、記録用データのデータ
フォーマットをネットワークバスの伝送フォーマットに
変換して伝送データとして前記ネットワークバス上に伝
送する際に、前記記録用データに含まれるビデオコンテ
ンツ用及びオーディオコンテンツ用のコピー世代管理情
報を検出する再生側検出手段と、前記再生側検出手段の
検出結果に基づいてコピー制御情報を作成し、作成した
コピー制御情報を前記伝送データに挿入するコピー制御
情報挿入手段と、前記ネットワークバスを介して受信し
た伝送データに含まれるコピー制御情報を検出するコピ
ー制御情報検出手段と、受信した前記記録用データに含
まれるビデオコンテンツ用及びオーディオコンテンツ用
のコピー世代管理情報を検出する記録側検出手段と、前
記コピー制御情報検出手段及び記録側検出手段の検出結
果に基づいて記録の可否を判断して、前記記録再生手段
における記録を制御する記録可否判断手段と、前記コピ
ー制御情報検出手段及び記録側検出手段の検出結果に基
づいて記録するコピー世代管理情報を決定して前記記録
再生手段に与えるコピー世代管理情報決定手段とを具備
したものである。
【0022】本発明の請求項1において、送信側では、
コピー制御情報によって、伝送以前の元のデータに含ま
れる1種類以上のコピー世代管理情報の値及び自機が記
録用データのデータフォーマットを認識することができ
るか否かを示す値を示す。受信側では、入力データのデ
ータフォーマットを認識することができない場合には、
コピー制御情報によって記録を制御する。また、受信側
において、入力データのデータフォーマットを認識する
ことができる場合には、コピー制御情報及びコピー世代
管理情報に基づいてコピー制御を行うと共に、記録する
コピー世代管理情報を更新する。
【0023】本発明の請求項4において、記録可否判断
手段は、記録用データに含まれるビデオコンテンツ用及
びオーディオコンテンツ用のコピー世代管理情報と伝送
データに含まれるコピー制御情報とによって記録の可否
を判断する。また、コピー世代管理情報決定手段は、記
録用データに含まれるコピー世代管理情報と伝送データ
に含まれるコピー制御情報とに基づいて、記録するコピ
ー世代管理情報を決定する。また、コピー制御情報挿入
手段は、記録用データに含まれるコピー世代管理情報に
基づくコピー制御情報を伝送データに挿入する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1及び図2は本発
明に係るコピープロテクト方法の一実施の形態を示す説
明図である。図1は所定のデータフォーマットのデータ
であって伝送以前の元のデータ(以下、記録用データと
いう)をネットワークバスの伝送フォーマットのデータ
(以下、伝送データという)に変換してネットワークバ
ス上に送出する系(以下、再生側という)における処理
を示し、図2はネットワークバスに対応した伝送フォー
マットで伝送された伝送データを元のフォーマットの記
録用データに戻して記録する系(以下、記録側という)
における処理を示している。
【0025】本実施の形態においては、再生側機器及び
記録側機器としては、記録用データのフォーマットを認
識しないビットストリーマ、記録用データのフォーマッ
トを認識する機器であってSCMSを記録する機器、記
録用データのフォーマットを認識する機器であってCG
MSを記録する機器、並びに記録用データのフォーマッ
トを認識する機器であってCGMS及びSCMSを記録
する機器のいずれを用いることも可能である。例えば、
ビデオ機器だけでなく、オーディオ機器でもよく、CG
MS及びSCMSを記録する機器でもよい。また、CG
MSとSCMSの値が異なる場合であってもよい。な
お、本実施の形態における再生側機器及び記録側機器
は、ネットワークバスに対応した伝送フォーマットで伝
送データを送受することができるようになっている。
【0026】本実施の形態においては、コピー世代管理
に記録用データ中のCGMS,SCMSを用いるだけで
なく、ネットワークバスの伝送フォーマットに対応した
伝送データ中に挿入するコピー制御情報も用いるように
なっている。例えば、ネットワークバスとしてIEEE
1394を採用し、IEEE1394パケット中のヘッ
ダ部分に2ビットのコピー制御情報であるCCI(copy
control information)を挿入して伝送する例について
説明する。
【0027】再生側においては、図1に示すように、先
ず、ステップS1 において、自機が記録用データのフォ
ーマットを認識することができるか否かを判断する。自
機が記録用データのフォーマットを認識することができ
ない機器である場合には、記録用データ中に含まれるC
GMS,SCMSを検出することもできないので、この
場合には、ステップS5 において、伝送フォーマットで
規定されているCCIに“01”を設定して伝送データ
をネットワークバス上に送出するようになっている。
【0028】自機が記録用データのフォーマットを認識
することができる機器である場合には、処理をステップ
S2 に移行して、データ中に含まれるコピー世代管理情
報がCGMSのみであるか否を判断する。データ中に含
まれるコピー世代管理情報がCGMSのみでない場合に
は、処理をステップS3 に移行して、データ中に含まれ
るコピー世代管理情報がSCMSのみであるか否かを判
断する。
【0029】記録用データ中にコピー世代管理情報とし
て少なくもCGMSを含む場合、つまり、データ中に含
まれるコピー世代管理情報がCGMSのみである場合又
はSCMS及びCGMSを含む場合には、処理を夫々ス
テップS6 ,S7 に移行して、CCIとしてCGMSの
値を設定する。
【0030】データ中に含まれるコピー世代管理情報が
SCMSのみである場合には、ステップS3 から処理を
ステップS4 に移行してSCMSの値を判断する。
【0031】SCMS値がコピーフリーを示す場合に
は、処理をステップS8 に移行してCCIに“00”を
設定する。また、SCMS値がコピー禁止を示す場合に
は、処理をステップS9 に移行してCCIに“11”を
設定する。
【0032】上述したように、SCMSとしては、コピ
ーの1世代のみの許可を示す値だけでなく、コピーを2
世代許可するための値も設定されている。本実施の形態
においては、SCMS値がコピーを1世代又は2世代の
み或いはそれ以上許可するものである場合には、処理を
ステップS10に移行してCCIに限定的なコピー許可を
示す“10”を設定するようになっている。
【0033】記録側においては、図2に示すように、ス
テップS11において、自機が記録用データのフォーマッ
トを認識することができる機器であるか否かを判断する
ようになっている。記録用データのフォーマットを認識
することができない場合には、処理をステップS12に移
行して、ネットワークバスの伝送フォーマットに規定さ
れている伝送データ中のCCIを検出する。
【0034】次に、ステップS13においてCCIが“0
1”であるか否かを判断する。CCIが“01”であれ
ば、再生側のステップS5 においてCCIに“01”が
設定されたものである。即ち、CCIの“01”は再生
側機器が記録用データのフォーマットを認識することが
できない機器であることを示している。
【0035】ステップS13においてCCIが“01”で
あるものと判定された場合には、処理をステップS16に
移行してコピー禁止処理を行う。即ち、本実施の形態に
おいては、再生側機器及び記録側機器のいずれも記録用
データのフォーマットを認識することができない場合、
つまり記録用データのフォーマットを認識することがで
きない記録側機器に、既に1回記録が行われたデータが
入力された場合には、記録用データ中に含まれるコピー
世代管理情報がコピーの許可を示すものであっても、コ
ピー禁止として処理するようになっている。
【0036】CCIが“01”でない場合、つまり、再
生側機器が記録用データのフォーマットを認識すること
ができるものである場合には、ステップS14においてC
CIに応じたコピー制御を行う。即ち、CCIが“1
1”ならばコピーを禁止し、“00”ならばコピーを許
可し、CCIが“10”の場合には、コピーを許可する
ようになっている。
【0037】なお、ステップS14でCCIに基づくコピ
ーが行われた場合には、この記録側機器によって記録さ
れた記録用データを再生して出力する場合には、図1の
ステップS5 の処理が行われることになる。
【0038】一方、記録側機器において自機が記録用デ
ータのフォーマットを認識することができる場合には、
処理をステップS11からステップS17に移行する。ステ
ップS17ではCGMS及びSCMSを検出する。次のス
テップS18においては、CCIが“01”であるか否か
を判断する。CCIが“01”でない場合には、再生側
機器が記録用データのフォーマットを認識することがで
きる機器であるものと判断して処理をステップS19,S
20に移行する。
【0039】ステップS19では検出したCGMS及びS
CMSに基づいてコピーを制御し、次のステップS20で
はCGMSとしてCGMSを1世代分更新した値を記録
し、SCMSとしてSCMSを1世代分更新した値を記
録する。即ち、ステップS20では記録用データに含まれ
るCGMSが“10”,“11”の場合には、CGMS
を“11”にして記録し、CGMSが“00”の場合に
のみCGMSに“00”を設定して記録するようになっ
ている。また、記録しようとするデータのSCMSが1
世代又は2世代のコピー許可を示すものである場合に
は、夫々、記録用データ中のSCMSをコピー禁止又は
1世代のコピー許可を示すものに変更して記録するよう
になっている。なお、記録用データ中のSCMSがコピ
ーフリー又はコピー禁止を示すものである場合には、ス
テップS20では値を変更しない。
【0040】記録用データのフォーマットを認識するこ
とができる機器については、ステップS20においてCG
MS及びSCMSが更新されて記録される。従って、こ
の機器が再生側機器となって、記録用データを伝送デー
タに変換してネットワークバスに送出した場合でも、次
の記録側機器は、ステップS19においてデータフォーマ
ット中のCGMS,SCMSに基づいてコピー制御を行
えばよい。
【0041】これに対し、データストリーマ等の記録用
データのフォーマットを認識することができない機器に
ついては、記録時にCGMS,SCMS等の更新は行わ
れない。そこで、ステップS18において、CCIが“0
1”であるものと判断した場合には処理をステップS22
に移行して、記録用データ中のCGMS,SCMSを1
世代分更新した値に基づいてコピー制御を行うようにな
っている。
【0042】つまり、再生側機器がデータストリーマ等
である場合には、既にこのデータストリーマ等において
1回記録が行われている。従って、、ステップS22にお
いて、CGMS,SCMSを1世代分更新するのであ
る。即ち、ステップS22では、CGMS,SCMSが1
世代又は2世代のコピー許可を示すものである場合に
は、CGMS,SCMSをコピー禁止又は1世代のコピ
ー許可を示すものに変更し、変更した値に基づいてコピ
ー制御を行うようになっている。なお、CGMS,SC
MSがコピーフリー又はコピー禁止を示すものである場
合には、CGMS,SCMSを変更することなくコピー
制御を行う。
【0043】次のステップS23においては、記録しよう
とするデータのSCMSを2世代分更新して記録するよ
うになっている。即ち、記録しようとするデータ中のS
CMSが2世代のコピー許可を示すものである場合に
は、この記録用データ中のSCMSをコピー禁止を示す
ものに変更して記録するようになっている。
【0044】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3乃至図5を参照して説明する。図3は
CGMSを含む記録用データのフォーマットを認識可能
な記録再生機器及び記録用データのフォーマットを認識
することができない記録再生機器についてのコピー制御
を示し、図4はSCMSを含む記録用データのフォーマ
ットを認識可能な記録再生機器及び記録用データのフォ
ーマットを認識することができない記録再生機器につい
てのコピー制御を示し、図5はCGMS及びSCMSを
含む記録用データのフォーマットを認識可能な記録再生
機器及び記録用データのフォーマットを認識することが
できない記録再生機器についてのコピー制御を示してい
る。
【0045】本実施の形態はネットワークバスとしてI
EEE1394を用い、IEEE1394パケットのヘ
ッダ部分に2ビットのコピー制御情報であるCCIを挿
入する例で説明する。
【0046】ビットストリーム記録再生機器1は、記録
用データのコピー世代管理情報を認識することができな
い機器であり、フォーマット認識できる機器2は記録用
データのフォーマットを認識してCGMSによるコピー
制御が可能な機器である。CGMSを含む記録用データ
はネットワークバスのフォーマットに変換されて、これ
らの機器1,2に供給される。
【0047】いま、記録用データ中のCGMSが1回の
みの記録を許可する“10”であり、伝送データ中のC
CIも“10”であるものとする。ビットストリーム記
録再生機器1は、伝送データ中のCCIに基づいてコピ
ー制御を行う。即ち、この場合には、機器1は、図2の
ステップS12においてCCIを検出し、ステップS13に
おいてCCIが“01”であるか否かを判断する。この
場合には、CCIは“10”でありコピーが許可されて
いるので、ビットストリーム記録再生機器1はステップ
S14において伝送データの記録を行う。
【0048】一方、フォーマット認識できる機器2は、
伝送データ中のCCIではなく、記録用データ中のCG
MSによってコピー制御を行う。即ち、機器2は、図2
のステップS17においてCGMSを検出し、ステップS
18でCCIが“01”でないことを検出して処理をステ
ップS19に移行する。この場合には、CCIは“10”
であるので、フォーマット認識できる機器2は、コピー
を行う。次に、機器2は、ステップS20において、CG
MSを1世代分更新した値、即ち、“11”に変更して
記録を行う。
【0049】次に、これらの機器1,2に記録されてい
る記録用データを再生してネットワークバスのフォーマ
ットに変換して出力し、他の機器でコピーを行うものと
する。この場合には、ビットストリーム記録再生機器1
は、図1のステップS5 において、CCIとして“0
1”を設定して出力する。また、フォーマット認識でき
る機器2は、図1のステップS6 において、CCIとし
てCGMSの値である“11”を設定して出力する。
【0050】これらの機器1,2からの出力を受信して
記録する機器としては、機器1,2からの記録用データ
のフォーマットを認識することができる機器とできない
機器とが考えられる。
【0051】記録用データのフォーマットを認識するこ
とができない機器において、機器1,2からの記録用デ
ータをコピーするものとする。機器1からの伝送データ
に含まれるCCIは“01”である。従って、機器1か
らの伝送データについては、図2のステップS16におい
て、コピーを禁止される。次に、記録用データのフォー
マットを認識することができない機器において、機器2
の出力のコピーを行うものとする。この場合には、機器
2からの伝送データに含まれるCCIは“11”であ
る。従って、この場合には、図2のステップS14におい
てコピーが禁止される。
【0052】次に、記録用データのフォーマットを認識
することができる機器において、機器1,2からの記録
用データをコピーするものとする。この場合には、図2
のステップS18においてCCIが“01”か否かが判断
される。機器2からの伝送データ中のCCIは“11”
であるので、機器2からの記録用データをコピーする場
合には、ステップS19においてCGMSに基づくコピー
制御を行う。この場合には、CGMSは“11”である
のでコピー禁止である。
【0053】機器1からの伝送データ中のCCIは“0
1”である。従って、この場合には、ステップS22の処
理が行われる。機器1からの伝送データ中のCGMS
は、機器1によって変更されておらず、“10”のまま
である。ステップS22ではCGMSを1世代分更新した
値に基づいてコピー制御を行う。即ち、この場合には、
CGMSが“11”であるものとしてコピーを制御す
る。従って、機器1からの記録用データもコピーされな
い。
【0054】このように、記録用データを1回のみコピ
ーすることができCGMSに対応したコピー制御が可能
である。
【0055】本実施の形態においては、記録可否の判断
をコピー世代管理情報とCCIとに基づいて行うと共
に、CCIの設定及び記録するCGMS,SCMSの値
についての下記に示す記録可否判断ルール、CGMS/
SCMS記録ルール及びCCI設定ルールを決定するこ
とで、記録用データのフォーマットを認識することがで
きない機器を用いた場合でも、また、コピー世代管理情
報としてCGMSだけでなくSCMSを用いた場合で
も、確実なコピー世代管理を可能としている。
【0056】(1)記録可否判断ルール a.記録機が記録用データのフォーマットを認識するこ
とができない機器である場合には、ネットワークバスの
フォーマットで規定されている伝送データ中に挿入する
コピー制御情報(例えばCCI)によって記録可否の判
断をする。
【0057】b.記録機が記録用データのフォーマット
を認識することができる機器である場合には、ネットワ
ークバスを介して伝送される伝送データのデータエリア
中の記録用データに含まれるコピー世代管理情報とコピ
ー制御情報とに基づいて記録可否を判断する。即ち、ビ
ットストリーマからの入力時にはコピー世代管理情報の
値を1世代分更新した値に基づいてコピーを制御する。
記録用データのフォーマットを認識することができる機
器からの伝送データについては、コピー世代管理情報に
基づいたコピー制御を行う。
【0058】(2)CGMS/SCMS記録ルール a.記録用データのフォーマットを認識することができ
る機器がその記録媒体にCGMSを記録する場合には、
記録データ中に含まれるCGMSを1世代分更新した値
をCGMSとして記録する。
【0059】b.オーディオ用コピー世代管理情報であ
るSCMSを記録する場合には、受信した記録用データ
の中に存在するSCMSを1世代分更新した値を新たな
SCMS値として記録する。
【0060】(3)CCI設定ルール a.記録用データのフォーマットを認識することができ
ない機器が伝送データを出力する場合には、CCIは固
定値の“01”とする。
【0061】b.記録用データのフォーマットを認識す
ることができる機器が伝送データを出力する場合であっ
て、記録用データ中に含まれるコピー世代管理情報とし
てCGMSが含まれる場合には、伝送データのCCIと
してCGMSの値をそのまま設定する。
【0062】c.記録用データのフォーマットを認識す
ることができる機器が伝送データを出力する場合であっ
て、記録用データ中に含まれるコピー世代管理情報とし
てSCMSのみが含まれる場合には、CCIとしては、
SCMSによって著作権なしが示されたときには“0
0”、1世代又は2世代以上のコピー許可が示されたと
きには“10”、コピー禁止が示されたときには“1
1”を設定する。
【0063】このようなコピープロテクト方法を採用す
ると、上述したように、記録用データ中のコピー世代管
理情報とてCGMSだけでなく、SCMSを用いた場合
でも、CGMS及びSCMSの両方を相互に異なる値で
用いた場合でも、確実にコピー制御が可能である。
【0064】図4は記録用データ中にSCMSが含まれ
る例を示している。ビットストリーム記録再生機器6,
7は、記録用データのコピー世代管理情報を認識するこ
とができない機器であり、フォーマット認識できる機器
8,9は記録用データのフォーマットを認識してSCM
Sによるコピー制御が可能な機器である。SCMSを含
む記録用データはA/D変換器5によってディジタルデ
ータに変換され、ネットワークバスのフォーマットで機
器6,8に供給される。
【0065】いま、A/D変換器5から出力される伝送
データのデータエリアの記録用データに含まれるSCM
Sが2回のみの記録を許可する値であり、伝送データ中
のCCIも“10”であるものとする。ビットストリー
ム記録再生機器6は、伝送データ中のCCIに基づいて
コピー制御を行う。即ち、この場合には、機器6は、
“10”のCCIによって記録用データの記録を行う。
【0066】一方、フォーマット認識できる機器8は、
伝送データ中のCCIが“01”ではないので、図2の
ステップS19において、SCMSに基づくコピーを行
う。機器8が受信した伝送データ中の記録用データに含
まれるSCMSは2世代コピー許可を示しており、機器
8は記録用データのコピーを行う。この場合には、ステ
ップS20において、SCMSを1世代のコピー許可を示
す値に変更して記録する。
【0067】次に、これらの機器6,8に記録されてい
る記録用データを再生してネットワークバスのフォーマ
ットに変換して出力し、機器7,9でコピーを行うもの
とする。機器6は図1のステップS5 において、伝送デ
ータ中のCCIとして“01”を挿入する。また、機器
8は、記録したSCMS値である1世代コピー許可を示
す値に基づいて、伝送データ中のCCIとして“10”
を設定する。
【0068】ビットストリーム記録再生機器7は、記録
用データのフォーマットを認識することができないの
で、ビットストリーム記録再生機器6からの伝送データ
については、図2のステップS16においてコピー禁止で
ある。
【0069】ビットストリーム記録再生機器7にフォー
マット認識できる機器8からの伝送データが与えられる
と、ビットストリーム記録再生機器7は、CCIの“1
0”に基づいてコピーを行う。
【0070】機器7においてコピーする記録用データ中
のSCMSは1世代コピー許可を示す値となっている。
記録用データのフォーマットを認識することができる機
器においては、記録用データのフォーマットを認識する
ことができない機器からの伝送データについては、図2
のステップS22において、SCMSを1世代分更新した
値に基づいてコピー制御を行うようになっているので、
機器7からの伝送データを更に他の機器でコピーするこ
とはできない。
【0071】フォーマット認識できる機器9にビットス
トリーム記録再生機器6からの伝送データが与えられる
ものとする。機器9は、ステップS22において、記録用
データに含まれるSCMSを1世代分更新した値に基づ
いてコピー制御を行う。即ち、機器9によって伝送デー
タのコピーが行われる。この場合には、機器9は、ステ
ップS23において、伝送データ中の記録用データに含ま
れているSCMSを2世代分更新した値をSCMS値と
して記録する。つまり、記録される記録用データのSC
MSは記録禁止を示すものとなる。
【0072】フォーマット認識できる機器9にフォーマ
ット認識できる機器8からの伝送データが与えられるも
のとする。機器8からの伝送データ中の記録用データに
含まれるSCMSは1世代コピーを示すものとなってお
り、機器9は、受信した記録用データのコピーを行う。
この場合には、機器9は、ステップS20においてSCM
Sを1世代分更新した値、即ち、コピー禁止を示すSC
MSを記録する。
【0073】次に、機器9が記録した記録用データを再
生して、ネットワークバスのフォーマットに変換して出
力するものとする。この場合には、機器9は図1のステ
ップS9 において、CCIに“11”を設定する。即
ち、機器9からの伝送データ中のCCIはコピー禁止を
示すものであり、また、記録用データ中のSCMSもコ
ピー禁止を示すものとなっている。従って、記録用デー
タのフォーマットを認識することができる機器及びでき
ない機器のいずれも、機器9からの伝送データをコピー
することはできない。
【0074】こうして、A/D変換器5の出力はSCM
Sに規定されているように、2回のみコピー可能であ
る。
【0075】図5は記録用データ中にCGMS及びSC
MSの両方が含まれる例を示している。ビットストリー
ム記録再生機器11は、記録用データのコピー世代管理情
報を認識することができない機器であり、フォーマット
認識できる機器12,13は記録用データのフォーマットを
認識してCGMS又はSCMSによるコピー制御が可能
な機器である。CGMS及びSCMSを含む記録用デー
タはA/D変換器5によってディジタルデータに変換さ
れ、ネットワークバスのフォーマットで機器11,12に供
給される。
【0076】いま、A/D変換器5から出力される伝送
データのデータエリアの記録用データに含まれるCGM
Sが1世代のみのコピー許可を示すものであり、SCM
Sが2世代のみのコピー許可を示すものであって、伝送
データ中のCCIも“10”であるものとする。ビット
ストリーム記録再生機器11は、伝送データ中のCCIに
基づいてコピー制御を行う。即ち、この場合には、機器
11は、“10”のCCIによって記録用データの記録を
行う。
【0077】一方、フォーマット認識できる機器12は、
伝送データ中のCCIが“01”ではないので、図2の
ステップS19において、記録用データ中のCGMS又は
SCMSによってコピー制御を行う。機器12が受信した
伝送データ中の記録用データに含まれるSCMSは2世
代コピー許可を示しており、機器12は記録用データのコ
ピーを行う。この場合には、ステップS20において、S
CMSを1世代のコピー許可を示す値に変更して記録す
る。また、CGMSとしてはCGMSを1世代分更新し
た値、即ち、“11”を記録する。
【0078】次に、これらの機器11,12に記録されてい
る記録用データを再生してネットワークバスのフォーマ
ットに変換して出力し、機器13でコピーを行うものとす
る。機器11は図1のステップS5 において、伝送データ
中のCCIとして“01”を挿入する。また、機器12
は、図1のステップS7 において、記録したCGMSの
値“11”をCCIの値として設定する。従って、ビッ
トストリーム記録再生機器では、フォーマット認識でき
る機器12の出力をコピーすることはできない。
【0079】フォーマット認識できる機器13にフォーマ
ット認識できる機器12からの伝送データが与えられるも
のとする。この場合には、機器13は、ステップS19の処
理に応じてコピー制御を行う。即ち、機器13がCGMS
によるコピー制御を行う機器である場合には、CGMS
が“11”であるので、コピー禁止である。一方、機器
13がSCMSによるコピー制御を行う機器である場合に
は、SCMSが1世代コピー許可を示すものであるの
で、コピー可能である。この場合には、機器13は、SC
MSをコピー禁止を示す値に変更して記録する。
【0080】なお、機器13の伝送データ中のCCIは
“11”であり、また、記録用データ中のSCMS及び
CGMSもコピー禁止を示す値であるので、他の機器に
よって機器13からの伝送データのコピーを行うことはで
きない。
【0081】こうして、A/D変換器5の出力はSCM
S,CGMSに規定されているようにコピー制御され
る。
【0082】図6及び図7は図1及び図2のコピープロ
テクト方法を実現するための記録再生装置を示すブロッ
ク図である。図6は記録用データのフォーマットを認識
することができない装置の例を示し、図7は記録用デー
タのフォーマットを認識することができる装置の例を示
している。また、ネットワークバスとしてIEEE13
94に対応したバスを用いた例を示している。
【0083】図6において、記録再生処理回路27は、図
示しない記録制御部によって記録が制御されて、入力さ
れた記録用データを記録すると共に、記録されている記
録用データを再生して出力するようになっている。記録
用再生処理回路27からの再生データは1394パケット
送信回路22に与えられる。1394パケット送信回路22
は、再生データをIEEE1394に対応したフォーマ
ットの1349パケットに変換する。CCI値挿入回路
21は、CCIとして“01”を発生して1394パケッ
ト送信回路22に出力する。こうして、1394パケット
送信回路22からはCCI“01”の1394パケットが
インターフェース(以下、I/Fという)23に与えられ
るようになっている。
【0084】I/F23は、図示しないネットワークバス
に接続されており、1394パケット送信回路22からの
1394パケットを伝送データとしてネットワークバス
上に送出すると共に、ネットワークバス上の伝送データ
を取込んで1394パケット受信回路24に出力する。1
394パケット受信回路24は1394パケットを元の記
録用データのデータフォーマットに変換して記録再生処
理回路27に出力する。CCI値検出回路25は、1394
パケット受信回路24の出力から1394パケットに含ま
れるCCIの値を検出して記録可否判断回路26に出力す
るようになっている。
【0085】記録可否判断回路26は、CCIが“11”
の場合にはコピー禁止であるものと判断し、他の場合に
は、自機においてコピーが許可されているものと判断し
て、図示しない記録制御部に判断結果を出力するように
なっている。
【0086】次に、このように構成された図6の記録再
生装置の動作について図8を参照して説明する。図8は
1394パケット送信回路22が作成する1394アイソ
クロノスパケットを示す説明図である。
【0087】I/F23を介して受信した1394パケッ
トは、1394パケット受信回路24によって記録用デー
タのフォーマットに戻される。CCI値検出回路25は伝
送データ中のCCIの値を検出して記録可否判断回路26
に出力する。いま、CCIが“11”以外の値であるも
のとする。この場合には、記録可否判断回路26は受信デ
ータを記録することができるものと判断して、判断結果
を記録制御部へ出力する。これにより、1394パケッ
ト受信回路24からの記録用データは記録再生処理回路27
において記録される。
【0088】受信した伝送データ中のCCIが“11”
である場合には、記録可否判断回路26はコピー禁止であ
るものと判断して記録を行わない。
【0089】一方、再生時には、記録再生処理回路27か
らの再生データは1394パケット送信回路22に与えら
れる。CCI値挿入回路21は“01”を1394パケッ
ト送信回路22に与える。1394パケット送信回路22
は、再生データを1394パケットに変換する。
【0090】図8は1394パケットであるアイソクロ
ノスパケットを示している。アイソクロノスパケット
は、先頭にヘッダーを配置し、次にヘッダーCRCを配
置し、次にデータを配置し、最後にデータCRCを配置
して構成する。記録再生処理回路27からの再生データは
アイソクロノスパケットのデータ領域に配列される。C
CIは、斜線部に示すように、ヘッダの所定の2ビット
に設定される。
【0091】1394パケット送信回路22は、CCIが
“01”の1394パケットをI/F23を介してネット
ワークバス上に送出する。こうして、記録再生処理回路
27からの再生データをネットワークバスのフォーマット
で出力することができる。この場合には、CCIは常に
“01”である。
【0092】次に、図7の記録再生装置について説明す
る。図7において図6と同一の構成要素には同一符号を
付して説明を省略する。信号処理回路31は、図示しない
記録制御部によって記録が制御されて、入力された記録
用データに所定の信号処理を施して記録を行うと共に、
記録されている記録用データを再生して所定の信号処理
を施して出力するようになっている。信号処理回路31か
らの再生データは1394パケット送信回路22に与えら
れる。
【0093】SCMS/CGMS検出回路32は、信号処
理回路31の出力から記録用データに含まれるコピー世代
管理情報であるSCMS,CGMSを検出してCCI値
作成及び挿入回路33に出力する。
【0094】CCI値作成及び挿入回路33は、1394
パケットのヘッダ部分に2ビットのCCIを挿入するよ
うになっている。CCI値作成及び挿入回路33は、記録
用データにCGMSが含まれている場合には、CGMS
の値をそのままCCI値として設定すると共に、記録用
データにSCMSのみしか含まれていない場合には、S
CMSの値に応じたCCI値を設定する。即ち、CCI
値作成及び挿入回路33は、SCMS/CGMS検出回路
32によってSCMSがコピーフリーを示すものであるこ
とが検出された場合にはCCIとして“00”を設定
し、SCMSがコピー禁止を示すものであることが検出
された場合にはCCIとして“11”を設定し、SCM
Sが1世代又は2世代のコピー許可を示すものであるこ
とが検出された場合にはCCIとして“10”を設定す
るようになっている。
【0095】1394パケット受信回路24は1394パ
ケットを元の記録用データのデータフォーマットに変換
して信号処理回路31に出力する。CCI値検出回路25
は、1394パケットに含まれるCCIの値を検出して
記録SCMS/CGMS値決定回路35及び記録可否判断
回路36に出力するようになっている。SCMS/CGM
S検出回路34は、記録用データに含まれるSCMS,C
GMSを検出して記録SCMS/CGMS値決定回路35
及び記録可否判断回路36に出力するようになっている。
【0096】記録SCMS/CGMS値決定回路35は、
CCI値及びSCMS,CGMS値に基づいて記録する
SCMS及びCGMSの値を決定して信号処理回路31に
供給するようになっている。即ち、記録SCMS/CG
MS値決定回路35は、図2のステップS20,S23の処理
を行う。
【0097】記録可否判断回路36は、CCI値及びSC
MS,CGMS値に基づいて記録の可否を判断し、判断
結果を図示しない記録制御部に供給するようになってい
る。即ち、記録可否判断回路36は、図2のステップS1
9,S22の処理を行う。
【0098】次に、このように構成された図7の記録再
生装置の動作について説明する。
【0099】I/F23を介して受信した1394パケッ
トは、1394パケット受信回路24によって記録用デー
タのフォーマットに戻される。CCI値検出回路25は伝
送データ中のCCIの値を検出し、SCMS/CGMS
検出回路34は、記録用データ中のSCMS,CGMSを
検出する。
【0100】CCI値及びSCMS,CGMS値は記録
SCMS/CGMS値決定回路35及び記録可否判断回路
36に供給される。CCIによって伝送データの送信元が
記録用データのフォーマットを認識することができる機
器であることが示された場合には、記録可否判断回路36
は、検出したSCMS,CGMSに基づいて記録を制御
する。また、記録SCMS/CGMS値決定回路35は、
CCIを1世代分更新した値をCGMSとして設定し、
SCMSを1世代分更新した値をSCMSとして設定す
る。
【0101】一方、送信元が記録用データのフォーマッ
トを認識することができない機器であることが示された
場合には、記録可否判断回路36は、検出したSCMS,
CGMSから1世代引いた値に基づいて記録を制御す
る。また、記録SCMS/CGMS値決定回路35は、S
CMSを2世代分更新した値を記録するSCMSとして
設定する。
【0102】再生時には、信号処理回路31からの再生デ
ータは1394パケット送信回路22に与えられる。SC
MS/CGMS検出回路32は記録用データに含まれるS
CMS,CGMSをCCI値作成及び挿入回路33に与え
る。CCI値作成及び挿入回路33はCGMS又はSCM
Sに応じたCCIを作成して1394パケット送信回路
22に与える。こうして、1394パケット送信回路22か
らは、CCIが付加された1394パケットが得られ
る。
【0103】このように、本実施の形態においては、図
1及び図2のコピープロテクト方法を実現することがで
きる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
像機器及び音声機器に対して、ネットワークバスを介し
て伝送されるデータのデータフォーマット中に2ビット
のコピー制御情報を挿入することにより有効にコピー制
御を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコピープロテクト方法の一実施の
形態を示すフローチャート。
【図2】本発明に係るコピープロテクト方法の一実施の
形態を示すフローチャート。
【図3】実施の形態の動作を説明するための説明図。
【図4】実施の形態の動作を説明するための説明図。
【図5】実施の形態の動作を説明するための説明図。
【図6】本発明に係る記録再生装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【図7】本発明に係る記録再生装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【図8】IEEE1394規格のアイソクロノスパケッ
トを説明するための説明図。
【符号の説明】
S1 ,S11…フォーマットを認識するか否かを判断する
ステップ、S5 乃至S10…CCIに値を設定するステッ
プ、S13,S18…CCIが“01”であるか否かを判断
するステップ、S14,S16,S19,S22…コピー制御す
るステップ、S20,S23…SCMS,CGMSを記録す
るステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 13/00 351 H04N 5/92 H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側において、 伝送以前の元のデータのデータフォーマットをネットワ
    ークバスの伝送フォーマットに変換して伝送データとし
    て前記ネットワークバス上に伝送する際に、前記伝送以
    前の元のデータ中に含まれる1種類以上のコピー世代管
    理情報に基づくコピー制御情報を前記伝送データに挿入
    するものであって、前記コピー世代管理情報としてビデ
    オコンテンツ用のCGMSが含まれる場合には、CGM
    Sをコピー制御情報として用い、前記コピー世代管理情
    報としてオーディオコンテンツ用のSCMSのみが含ま
    れる場合には、SCMSによってコピー禁止,コピーフ
    リー,1世代又は2世代以上のコピー許可が示されたと
    きには、夫々前記伝送フォーマット上のコピー制御情報
    としてコピー禁止,コピーフリー,1世代又は2世代以
    上の限定的なコピー許可を示す値を用いる第1の処理
    と、 自機が前記伝送以前の元のデータのデータフォーマット
    を認識することができない場合には、前記コピー制御情
    報を所定の固定値とする第2の処理とを具備し、 ネットワークバスを介して前記送信側と同一構成の送信
    側を有する他の装置からの前記伝送データを受信する受
    信側において、 受信した前記伝送データの伝送フォーマットを記録用デ
    ータのデータフォーマットに変換して記録する際に、入
    力データのデータフォーマットを認識することができな
    い場合には、前記コピー制御情報に基づいて前記記録用
    データのコピー制御を行う第3の処理と、 自機が前記入力データのデータフォーマットを認識する
    ことができる場合で、前記伝送データ中のコピー制御情
    報によってデータフォーマットを認識することができる
    機器からデータが送信されたことが示されたときには、
    前記入力データ中のコピー世代管理情報に基づいてコピ
    ー制御を行うと共に、記録するコピー世代管理情報を1
    世代分更新して記録する第4の処理と、 自機が前記入力データのデータフォーマットを認識する
    ことができる場合で、前記伝送データ中のコピー制御情
    報によってデータフォーマットを認識することができな
    い機器からデータが送信されたことが示されたときに
    は、前記入力データ中のコピー世代管理情報を1世代分
    更新した値に基づいてコピー制御を行うと共に、記録す
    るコピー世代管理情報を2世代分更新して記録する第5
    の処理とを具備したことを特徴とするコピープロテクト
    方法。
  2. 【請求項2】 前記コピー制御情報は、2ビットの情報
    であって、 前記第2の処理は、前記所定の固定値として、コピー禁
    止,コピーフリー,1世代又は2世代以上の限定的なコ
    ピー許可を示す値以外の値を用いることを特徴とする請
    求項1に記載のコピープロテクト方法。
  3. 【請求項3】 前記第3の処理は、前記コピー制御情報
    に基づいて送信側の機器がデータフォーマットを認識す
    ることができないことが示された場合には、前記記録用
    データのコピーを禁止することを特徴とする請求項1に
    記載のコピープロテクト方法。
  4. 【請求項4】 記録用データの記録及び再生が可能な記
    録再生手段と、 前記記録再生手段において記録再生する記録用データの
    フォーマットとネットワークバスの伝送フォーマットと
    の変換を行う変換手段と、 記録用データのデータフォーマットをネットワークバス
    の伝送フォーマットに変換して伝送データとして前記ネ
    ットワークバス上に伝送する際に、前記記録用データに
    含まれるビデオコンテンツ用及びオーディオコンテンツ
    用のコピー世代管理情報を検出する再生側検出手段と、 前記再生側検出手段の検出結果に基づいてコピー制御情
    報を作成し、作成したコピー制御情報を前記伝送データ
    に挿入するコピー制御情報挿入手段と、 前記ネットワークバスを介して受信した伝送データに含
    まれるコピー制御情報を検出するコピー制御情報検出手
    段と、 受信した前記記録用データに含まれるビデオコンテンツ
    用及びオーディオコンテンツ用のコピー世代管理情報を
    検出する記録側検出手段と、 前記コピー制御情報検出手段及び記録側検出手段の検出
    結果に基づいて記録の可否を判断して、前記記録再生手
    段における記録を制御する記録可否判断手段と、 前記コピー制御情報検出手段及び記録側検出手段の検出
    結果に基づいて記録するコピー世代管理情報を決定して
    前記記録再生手段に与えるコピー世代管理情報決定手段
    とを具備したことを特徴とする記録再生装置。
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