JPH1186412A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH1186412A
JPH1186412A JP24383197A JP24383197A JPH1186412A JP H1186412 A JPH1186412 A JP H1186412A JP 24383197 A JP24383197 A JP 24383197A JP 24383197 A JP24383197 A JP 24383197A JP H1186412 A JPH1186412 A JP H1186412A
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JP
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lock member
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JP24383197A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Umezaki
清 梅▲崎▼
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッカ内に収納された複数のカートリッジ
に対し演奏中のロック保持とチェンジ動作時の解除を簡
単な構成で実現すること。 【解決手段】 ストッカ18内にディスクカートリッジ
1と共に演奏手段に移送する複数のチャッカ19を設
け、ストッカ18の両側面にチャッカ19の案内ピンを
ロックするロック板を配置する。両ロック板はロック解
除が複数段一括して可能なように一体のくし歯形状と
し、それぞれのロック解除はストッカ18の前後移送及
び姿勢変更動作に連動してタイミングをずらして行う。
また1番目に解除されるロック板にはロック解除と入れ
代わりにチャッカ19と当接して押圧付勢する板バネ状
の係合部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状記録媒体
(以下、ディスクという。)が収納された複数枚のディ
スクカートリッジが装着されるものであって、複数枚の
ディスクカートリッジのうちいずれか一枚の記録/再生
を可能としたディスク再生装置に関するものである。そ
の中でもストッカ内に収納された複数のカートリッジに
対し演奏中のロック保持とチェンジ動作時の解除を簡単
な構成で実現するためのものである。
【0002】
【従来の技術】ストッカ内に収納された複数の媒体に対
し演奏中のロック保持とチェンジ動作時の解除を行う技
術としては、特開平8−339607号公報に開示され
た光磁気ディスク記録再生装置の例が開示されている。
この例ではストッカ部内に格納されたカートリッジは、
一方の側面部をそれぞれ個別にロック部材によって保持
されており、演奏のため選択的に所定のディスクカート
リッジを引き出すカートリッジホルダを備え、選択され
た段のロックのみを昇降手段に連動して解除するもので
ある。
【0003】また実開平7−43945号公報に開示さ
れたディスクチェンジャーのトレイロック解除機構の例
では、マガジンの側面にディスクトレイのロックを一括
して解除するロック解除プレートを設けており、ディス
ク交換時にトレイを搬送するトレイ搬送レバーによりロ
ック解除プレートを移動して解除を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−339607号公報に開示された光磁気ディスク記
録再生装置の例では、収納部が近接して積層された小型
の装置においては各ロック部品および解除部材を各収納
段毎に構成するには限界があり、また部品点数の面でも
問題があった。
【0005】またロック部材は一方の側面からのみ構成
されているため過大な挿入力が加えられた場合変形・破
壊に耐えうる強度を確保する上で不利な構成となってい
る。
【0006】また実開平7−43945号公報に開示さ
れたディスクチェンジャーのトレイロック解除機構の例
では、ディスク交換時に駆動されるトレイ搬送レバーに
よってトレイのロックを解除しているが、ディスク搬送
レバーは複数の異なる高さで駆動されるため、ロック解
除のための係合部が長く必要となり、またトレイ駆動に
加えロックを解除するための余分な負荷が加わる構成と
なっている。
【0007】そこで本発明は上記課題に鑑み、ストッカ
内に収納された複数のカートリッジに対する演奏中のロ
ック保持とチェンジ動作時の解除を行うに際して、駆動
負荷の集中しないロック及びロック解除が可能で、複数
の収納段に対し個別に部品を設ける必要のないディスク
再生装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディスク再生装置は、ストッカ内にディスク
カートリッジと共に移送する複数のチャッカを設け、ス
トッカの両側面にチャッカの案内ピンをロックするロッ
ク板を配置し、両ロック板はロック解除が複数段一括し
て可能なように一体のくし歯形状とし、それぞれのロッ
ク解除はストッカの前後移送及び姿勢変更動作に連動し
てタイミングをずらして行う構成とした。
【0009】また本発明のディスク再生装置は、1番目
に解除されるロック板にはロック解除と入れ代わりにチ
ャッカと当接して押圧付勢する板バネ状の係合部を設け
る構成とした。
【0010】このような構成とすることにより、ストッ
カ内に収納された複数のカートリッジに対する演奏中の
ロック保持とチェンジ動作時の解除を行うに際して、駆
動負荷の集中しないロック及びロック解除が可能で、複
数の収納段に対し個別に部品を設ける必要のないディス
ク再生装置を実現出来るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載のディスク
再生装置は、開口部を形成した前面パネルが一方の端部
に設けられた筐体と、ディスクカートリッジに回転自在
に収納されたディスクの記録/再生を行う演奏手段と、
前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前面パネルに対向
しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パネル近くに配置
され、前記筐体外から前記筐体内に向かう装着方向にデ
ィスクカートリッジが挿入される積層した複数の収納棚
を備えたストッカと、収納されたディスクカートリッジ
の一部が前記筐体の前面パネルから把持可能な位置まで
突出した排出位置と、前記演奏手段側へ移送を行う前記
筐体内の収納位置との間、前記装着方向に前記ストッカ
を移送可能とするストッカ移送手段と、前記ストッカ内
に配置され、前記ディスクカートリッジを保持して前記
ストッカから前記演奏手段に一体的に移送される複数の
チャッカと、前記ストッカ内にある複数の前記チャッカ
に一側面から一括して係合せしめ、前記ストッカ内にロ
ック可能な複数の係合部が一体で設けられたチャッカロ
ック部材を備え、前記チャッカロック部材を一対として
前記ストッカの両側面にそれぞれ回動自在に枢着し、前
記ストッカが前記筐体に対し相対移動する時、前記筐体
上に配置された固定部材と係合することによって、前記
チャッカロック部材が回動され、一端がロック解除を行
うことを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載のディスク再生装置は、請求
項1記載の構成に加え、演奏中または排出位置にある前
記ストッカの姿勢に対し、前記ストッカから前記チャッ
カを前記演奏手段側へ移送を行う際には、前記ストッカ
の姿勢を傾斜せしめるストッカ姿勢変更手段を備えた構
成であって、前記した一対のチャッカロック部材のう
ち、第1のチャッカロック部材は前記ストッカの排出位
置から収納位置に向かう装着方向の移送によりロック解
除を行い、第2のチャッカロック部材は前記ストッカの
姿勢が傾斜されることによる位置変化によりロック解除
を行うことを特徴とするものである。
【0013】請求項3記載のディスク再生装置は、請求
項1記載の構成に加え、前記チャッカロック部材の一端
と回動動作の支軸を介して対称する位置にある他端部に
くし歯状の板バネ部を形成し、前記チャッカロック部材
の一端が前記チャッカをロック解除する時、入れ代わり
に前記チャッカの一側面と当接され、前記チャッカを押
圧付勢することを特徴とするものである。
【0014】以上の構成により、ストッカが排出位置に
ある時はチャッカを両側でロックすることにより外部か
らの操作力に対するチャッカの保持力を強固なものと
し、ストッカを内部の収納位置に移送する場合、ロック
解除をストッカの前後移送及び姿勢変更動作に連動して
タイミングをずらして行うことで、解除時の動作負荷の
分散化を図ることができる。
【0015】また1番目に解除されるロック部材にはロ
ック解除と入れ代わりにチャッカと当接して押圧付勢す
る板バネ状の係合部を設けることで、2番目のロック部
材が解除される前にチャッカの保持を引き継ぎ、動作の
途中でチャッカが開放されて位置ずれが発生するのを防
止する事が出来る。
【0016】また複数の収納段に対し個別にロック解除
部材を設ける必要がない。以下、本発明のディスク再生
装置について図面を参照しながら説明を行う。
【0017】図1は本発明のディスク再生装置の一実施
例におけるストッカへの収納状態を示す平面図、図2は
ディスクカートリッジの引出し完了状態を示す平面図、
図3は最上階(1階)のチャッカ引出動作を示す右側面
図、図4は最上階の隣接階(2階)のチャッカ引出状態
を示す右側面図、図5は再生状態を示す右側面図、図6
はストッカの姿勢変化動作を示す右側面図、図7はチャ
ッカの詳細図、図8はシャッタとの係合開始状態を示す
平面図、図9はシャッタ開口動作の開始状態を示す平面
図、図10はシャッタ開口動作の完了状態を示す平面
図、図11はシャッタ開閉部材の上下案内動作の開始状
態を示す右側面図、図12はシャッタ開閉部材の上下案
内動作の終了状態を示す右側面図、図13はチャッカが
ストッカに収納された状態を示す平面図、図14はチャ
ッカの移送開始状態を示す平面図、図15はチャッカの
移送終了状態を示す平面図、図16はチャッカがストッ
カに収納された状態を示す左側面図、図17はチャッカ
の引出途中状態を示す左側面図、図18はチャッカの移
送終了状態を示す左側面図、図19はチャッカ移送系の
駆動状態を示す左側面図、図20はストッカ移送系の駆
動状態を示す左側面図である。図21は図1における左
チャッカロック板の動作状態を示す要部詳細図、図22
は左チャッカロック板のロック解除動作を示す左側面図
である。図23は右チャッカロック板の動作状態を示す
平面図、図24は右チャッカロック板のロック解除動作
を示す右側面図である。
【0018】まず、本実施例におけるディスクカートリ
ッジを収納するストッカに関する説明を行う。
【0019】図1において、筐体2の前面には前面パネ
ル3が一体に設けられている。前面パネル3にはディス
クカートリッジ1を挿入するストッカ18のための開口
部3aが設けられている。前面パネル3の開口部3aの
奥方向には、複数枚のディスクカートリッジ1を収納可
能なストッカ18が後述する構成によって挿入排出方向
(以下、前後方向)に所定の区間移動可能に設けられて
いる。ストッカ18の更に奥側にはトラバースユニット
(演奏手段)28が配置されており、ストッカ18が奥
方向へ移動した所定の待機収納位置にある時、指定した
ディスクカートリッジ1を引き出し、再生するためトラ
バースユニット28に装着することができる。
【0020】図3において、ストッカ18は複数枚の仕
切板(収納棚)18f〜18jによって仕切られ、5枚
のディスクカートリッジ1の着脱が可能な、ディスクカ
ートリッジ1の挿入方向に開口された5つの開口部が設
けられている。開口部のそれぞれにはディスクカートリ
ッジ1と一体で移送されるチャッカ19が設けられてい
る。また、図2及び図5に示す様に、ストッカ18が排
出された状態では、前面パネル3の開口部3aより突出
され、収納されたディスクカートリッジ1を両サイドで
把持することで1枚づつ単独で着脱が可能な構成となっ
ている。
【0021】ここで、ストッカ18の最上段を1階、最
下段を5階として説明する。チャッカ19はディスクカ
ートリッジ1を保持しつつ、後述するキャリア11によ
ってトラバースユニット28まで移送される。ストッカ
18にはチャッカ19が各階に移動自在に設けられ、チ
ャッカ19の両側面には図7に示す様に移送案内を行う
4本のガイドボス19a〜19dが形成され、5つのチ
ャッカ19がそれぞれストッカ18の両内側面に設けら
れたガイド溝18a〜18eに係合されている。チャッ
カ19の両側にはディスクカートリッジ1を保持する板
バネ部19gが形成され、右側には後述するシャッタオ
ープナ(シャッタ開閉手段)31の上下の案内を行う下
ガイド19eと上ガイド19fが形成されている。
【0022】また、図16に示す様に、ストッカ18に
5枚のディスクカートリッジ1がその前面が一線で並設
され、ホルダ9が回動支軸9cを中心に回動されるた
め、各階でチャッカ19の移送ストロークは異なる。そ
のため、チャッカ19の奥側には曲げ加工によって、各
階で形状の異なる第1係合ガイド19iを形成し、ま
た、第1係合ガイド19iに連続して各階で同形状なる
第2係合ガイド19jが形成されている。これにより、
キャリア11のローラ11aに、移送開始時に第1係合
部19iに係合させ、移送完了時に第2係合部19hに
係合させることで、各階の移送ストロークの補正を行っ
ている。
【0023】以下に、図2〜図6及び図20を用いてス
トッカ18の移動方法について説明する。
【0024】図2において、ストッカ18は筐体2に固
着されたメカシャーシ4に固定配置された左ストッカア
ングル5及び右ストッカアングル6によって両サイドを
案内される。また、図2及び図20において、左ストッ
カアングル5上を摺動するストッカラック22によって
前後方向にストッカ18を移送する。ストッカラック2
2にはストッカ18の駆動軸18kが回転可能に係合さ
れ、ウォームギア42をモータ軸に圧入した搬送モータ
41を駆動源とし、伝達ギア43〜47を介して駆動ギ
ア48へと減速伝達されて、ストッカ18とストッカラ
ック22が一体となって所定の区間移動される。
【0025】この様な構成によって、ストッカ18は図
5及び図20に示すディスクカートリッジ1の入れ替え
が可能な排出位置から、図3に示す内部でのディスクカ
ートリッジ1のチェンジ動作を行う待機収納位置までの
間を移送することができる。
【0026】また、筐体2には右アングル7が固着さ
れ、右アングル7には昇降ラック(ホルダ昇降手段)2
0が摺動自在に設けられ、モータ軸にウォームギア36
が圧入された昇降モータ35が設けられ、伝達ギア37
〜39を介して駆動ギア40に伝達減速され、昇降ラッ
ク20が移動される。
【0027】図3に示す様に、ストッカ18の右側面の
昇降軸18lが後述するホルダ9の昇降動作を行う昇降
ラック20のカム溝20eに係合されている。右アング
ル7に回動自在に支持されたストッカロックレバー(ス
トッカ係止手段)23のピン23b,23cは、昇降ラ
ック20のカム溝20c,20dに係合され、ストッカ
18の駆動軸18kとストッカロックレバー23のロッ
ク溝23aと係合/離脱自在な構成となっている。
【0028】これにより、図4に示す2階のディスクカ
ートリッジ1の引出動作時においては、ストッカ18は
最大傾斜姿勢をとり、3〜5階についても同様の姿勢を
とり、ストッカ18の駆動軸18kはストッカロックレ
バー23によってロックされている。図3に示す1階の
ディスクカートリッジ1の引出動作時においては、スト
ッカ18はやや緩やかな傾斜姿勢をとるべく回動・姿勢
変化され、ストッカ18の駆動軸18kはストッカロッ
クレバー23によってロックされている。さらに、図5
に示す再生状態においては、ストッカ18は水平状態に
姿勢保持され、ストッカ18の回動支軸18kはストッ
カロックレバー23から離脱して、前後移動が可能な状
態となっている。このとき、ストッカ18が排出方向へ
移送されると、ストッカ18の昇降軸18lは昇降ラッ
ク20のカム溝20eから離脱する。
【0029】次にトラバースユニット28に関する説明
を行う。図1及び図3及び図16において、トラバース
ユニット28にはディスクカートリッジ1を位置決めす
る位置決めピン28c,28dが植設され、ディスクを
回転駆動するためのスピンドルモータ29が搭載され、
ディスクカートリッジ1内のディスクに記録された信号
の読み取りを行うための光ヘッド30が摺動自在に搭載
されている。トラバースユニット28の下側前後に設け
られたダンパ支持板28a,28bには内部に粘弾性体
が内封されたダンパ31〜34が設けられ、筐体2に対
してトラバースユニット28を遊動自在に4点支持され
ている。
【0030】ホルダ9の後端はトラバースユニット28
の後端に回動自在に軸支され、その回動支軸9cは図6
(b)に示す様に傾斜した姿勢のストッカ18の3階の
ディスクカートリッジ1のガイド溝18cの略延長上に
設けられている。ホルダ9の両内側面にはチャッカ19
のガイドボス19a〜19dと係合し案内するガイド溝
9a,9bが設けられ、右側面にはホルダ9を回動駆動
するための駆動ピン9dが植設されている。ホルダ9の
駆動ピン9dは昇降ラック20の階段カム20bに係合
され、昇降ラック20が摺動移動されることによりホル
ダ9は回動支軸9cを中心として回動駆動される。トラ
バースユニット28とホルダ9の間にはその両側面でネ
ジリバネ55,56が懸架され、再生状態でホルダ9を
トラバースユニット28に圧着せしめている。
【0031】ここで、ホルダ9を選択された高さに昇降
位置決めを行うため、図1に示す様に、右アングル7の
上部にはセンサ53が付けられたプリント基板54上が
設けられ、昇降ラック20のスリット20gがセンサ5
3によって検出され、昇降高さの位置決めが行われてい
る。
【0032】図1において、トラバースユニット28の
ダンパ支持板28aにはダンパ33,34の外側にV溝
(番号で図示せず)が形成され、筐体2に摺動自在に設
けられ、V溝(番号で図示せず)が形成されたロックレ
バー24により、ディスクカートリッジ1の着脱やディ
スク切換動作等を行う時にトラバースユニット28が筐
体2に対して固定される。図1及び図3において、ロッ
ク駆動レバー26は右アングル7に回動可能に軸支さ
れ、その一方の端部に昇降ラック18のカム溝20fと
係合するピン26aが形成され、他方の端部にはメカシ
ャーシ4に回動自在に支持されたロック連結レバー25
と係合する係合片26bが形成されている。
【0033】ディスクカートリッジ1の移送動作中にお
いては、図1及び図3の様に、ロック駆動レバー26が
駆動されることにより、ロック連結レバー25を介して
ロックレバー24がメカシャーシ4上で摺動移動され
る。これにより、位置決めレバー27が連動され、ダン
パ支持板28aが前後・上下方向で位置決めされ、ダン
パ支持板28bが上下方向で位置決めされ、トラバース
ユニット28がメカシャーシ4上の所定位置にロックさ
れる。
【0034】また、再生状態においては、図2及び図5
の様に、ロック駆動レバー26が駆動され、ロック連結
レバー25を介してロックレバー24がメカシャーシ4
上で摺動移動される。これにより、位置決めレバー27
が連動され、ダンパ支持板28a,28bのロック状態
が解除され、トラバースユニット28がメカシャーシ4
に対してフローティングされる。
【0035】次に、図7〜12を用いて、ディスクカー
トリッジ1のシャッタ1aの開閉動作に関する説明を行
う。
【0036】図7及び図11において、ホルダ9にはオ
ープナ回動軸9eが植設され、シャッタオープナ51が
回動中心孔51aとのわずかな隙間によって、ディスク
カートリッジ1の幅方向及び高さ方向に揺動自在に支持
されている。シャッタオープナ51にはディスクカート
リッジ1の側溝(番号で図示せず)に挿入されシャッタ
1aのロック状態を解除してシャッタ1aを開成せしめ
るロック解除部(シャッタ開成駆動部)51bが形成さ
れ、一方の端部にはシャッタ1aの切欠部1bと係合し
シャッタ1aを閉鎖せしめるシャッタ係合片51cが形
成されている。
【0037】また、シャッタ係合片51cの近傍には、
チャッカ19の下ガイド19e及び上ガイド19fと当
接して高さ位置決めを行う上下当接部(係合案内部)5
1eが形成されている。シャッタオープナ51の他方の
端部にはカートリッジ当接部51dが形成され、ディス
クカートリッジ1の側面と当接してシャッタオープナ5
1が揺動され、シャッタ1aのロックが解除される動作
と同じタイミングで、シャッタ1の切欠部1bにシャッ
タ係合片51cが係合される。また、シャッタオープナ
51はネジリバネ52によって、通常、シャッタ係合片
(シャッタ閉鎖駆動部)51cがシャッタ1aに対して
退避する方向に弾性付勢されている。
【0038】図8において、チャッカ19がホルダ9側
に移送されると、シャッタオープナ51はチャッカ19
の左側壁(番号で図示せず)とディスクカートリッジ1
の隙間に入り込んでいき、ディスクカートリッジ1の右
奥側壁と当接してシャッタオープナ51が回動せしめら
れる。これ以前に、シャッタオープナ51の上下当接部
51eは、図11に示す様に、下ガイド19eと当接し
て高さ決めが行われ、ロック解除部51bがディスクカ
ートリッジ1の側溝への入り込みが可能な状態となって
いる。さらに、チャッカ19が引き出されると、シャッ
タオープナ51は完全に揺動しきった状態となり、この
とき、シャッタ1aのロックの解除、及び、シャッタ1
の切欠部1bへのシャッタ係合片51cの係合をすべて
同じタイミングで行われる。このとき、シャッタオープ
ナ51の上下当接部51eは図12の様に下ガイド19
eと上ガイド19fとに案内されて高さ決めが行われ、
確実にシャッタ1の切欠部1bへのシャッタ係合片51
cの係合動作がなされる。これ以降、チャッカ19の移
送動作が完了するとシャッタ1aの開成動作は完了す
る。
【0039】次に、図13〜20を用いて、ストッカ1
8からトラバースユニット28への引き出し動作に関す
る説明を行う。
【0040】図13において、ホルダ9にはキャリア1
1を回動自在に支持するキャリア駆動レバー12が回動
自在に設けられ、キャリアカバー10のガイド溝10
a,10bによってキャリア11のガイドピン11b,
11cが案内され、キャリア11に回転自在に軸支され
たローラ11aが定められた軌道をもって案内移動され
る。キャリア制御スライダ14はホルダ9に摺動自在に
設けられ、キャリア連結レバー13によってキャリア駆
動レバー12とキャリア制御レバー14とが懸架されて
いる。また、キャリア制御スライダ14はネジリバネ1
5により、キャリア制御スライダ14の両移動端位置で
弾性付勢される。
【0041】図16において、スリット挿入レバー17
はホルダ9の左側面に回動自在に軸支され、スリットト
リガレバー16のピン16aがキャリア制御スライダ1
4のカム溝14aにより駆動されて、スリット挿入レバ
ー17はスリットトリガレバー16の駆動部16bにピ
ン17aが挟まれて回動され、ロック片17bが移動さ
れる構成となっている。またこのロック片17bはメカ
シャーシ4の左側面に一体で形成されたクシ歯状のスリ
ット4a、または、ストッカ18の奥端部と係合してホ
ルダ9の高さ決めをより高精度なものにしている。
【0042】次に、図4〜図6及び図13〜図20を参
照しながら、2階のディスクカートリッジ1の引き出し
動作に関する説明を行う。
【0043】ディスクカートリッジ1のトラバースユニ
ット28側とストッカ18との間での移送動作を行う際
には、前述したように、ストッカ18は筐体2に対して
前側から奥側に向かって上方向に傾斜した姿勢をとって
いる。
【0044】2階のディスクが選択されると、図4及び
図6(b)に示す様に、昇降ラック20が摺動してホル
ダ9が2階の高さ位置まで回動駆動される。この時、ホ
ルダ9のガイド溝9a,9bがストッカ18のガイド溝
18bの延長上の高さにあり、チャッカ19がストッカ
18からホルダ9に移送される時の案内を行っている。
【0045】図19の状態から搬送モータ駆動される
と、キャリアラック14が移動され、キャリア駆制御ス
ライダ14のローラ14bが駆動されキャリア11が駆
動される。このとき、チャッカ19から退避していたキ
ャリア11のローラ11aは、チャッカ19の第1係合
部19iに係合される。
【0046】また、キャリア制御スライダ14の移動に
伴い、チャッカ19のガイドボス19a,19bがスト
ッカ18のガイド溝18bからホルダ9のガイド溝9
a,9bへと受け渡される以前に、スリット挿入レバー
17のロック片17bがスリット4aに挿入されて高さ
決めが行われる。キャリア11によりチャッカ19が駆
動され、チャッカ19のガイドボス19a,19bがス
トッカ18のガイド溝18bから抜け出して、ホルダ9
のガイド溝9a,9bへと受け渡される。引き続きチャ
ッカ19が移送され、チャッカ19のガイドボス19
c,19dがストッカ18のガイド溝18bから抜け出
して、ホルダ9のガイド溝9a,9bへと受け渡される
と、スリット4aからスリット挿入レバー17のロック
片17bから離脱する。
【0047】ディスクカートリッジ1が手前側の位置決
めピン28dとターンテーブル29上を通過し終端位置
(引出位置)まで搬送されると、ネジリバネ15によっ
てキャリア制御スライダ14が自己付勢され、チャッカ
19が引出完了位置まで移動される。
【0048】この後、昇降モータ35が駆動されること
により、昇降ラック20の移動が開始されホルダ9が下
方向に回動駆動され、ホルダ9とトラバースユニット2
8とが合体、すなわち、ディスクカートリッジ1がトラ
バースユニット28に対して定置される。そして、ロッ
クレバー24がロック解除方向に駆動されることで、ト
ラバースユニット28がメカシャーシ4に対してフロー
ティングされ、ディスクの再生が可能な状態となる。
【0049】ここで、ストッカ18のガイド溝18b、
及び、ホルダ9のガイド溝9a,9bによるディスクカ
ートリッジ1の案内軌跡は、最終的に水平に近い姿勢の
軌跡をとっているため、移送軌道の湾曲度合が低減で
き、スムーズな移送を行うことができる。
【0050】この状態からは、移送トリガレバー49に
よって、キャリアラック21のラックギア21aは駆動
ギア48から離脱し、反対に、ストッカラック22のラ
ックギア22aと噛合し、ストッカ18の移動が可能な
状態、すなわち、再生中のディスクカートリッジ1の交
換が可能な状態となる。
【0051】次に、図4及び図6を参照しながら、1階
(最上階)のディスクカートリッジ1の移送動作に関す
る説明を行う。
【0052】1階のディスクが選択されると、昇降ラッ
ク20が移動されホルダ9が1階の高さ位置まで回動駆
動される。この時、ホルダ9のガイド溝9a,9bがス
トッカ18のガイド溝18aの延長上の高さにあり、ス
トッカ18からホルダ9に搬送する時の案内を行ってい
る。
【0053】以下、引出し動作は2階に引出し動作と同
様のため、ここでの説明は省略する。
【0054】ここで、ストッカ18のガイド溝18b、
及び、ホルダ9のガイド溝9a,9bによるディスクカ
ートリッジ1の案内軌跡は、2階のディスクカートリッ
ジ1の移送動作と同様に、最終的に水平に近い姿勢の軌
跡をとっているため、移送軌道の湾曲度合が低減でき、
スムーズな移送を行うことができる。
【0055】次に、図1及び図2、図21〜図24を参
照しながらストッカ18内のチャッカ19のロック及び
ロック解除動作について説明を行う。
【0056】まず図1及び図2において左チャッカロッ
ク板60と右チャッカロック板61はそれぞれストッカ
18の左右の側面部に設けられた凹部分に回動可能な状
態で枢着されている。またそれぞれの一端部がストッカ
18の内部に嵌入されており、先端部がチャッカ19を
ロック及びロック解除可能に構成されている。以下に、
左チャッカロック板60、右チャッカロック板61のロ
ック解除の動作についてそれぞれ説明する。
【0057】まず図21及び図22を参照しながら、左
チャッカロック板60の動作について説明する。図21
はストッカ18収納位置における平面図であるが、この
平面位置ではストッカ18が水平姿勢か、前傾姿勢に回
動することよって左チャッカロック板60は60aを回
動支軸として先端部60bがロック状態(実線)からロ
ック解除(二点鎖線)に変化する状態を示している。
【0058】図22はこの時の状態を左側面から見たも
ので、(a)がストッカ18の水平姿勢、(b)が前傾
姿勢を示している。図21及び図22(b)において、
左チャッカロック板60はほぼ全体がストッカ18の凹
部に嵌入されており、60aを結ぶ軸線を回動支軸とし
て回動可能に配置されている。先端部60bはほぼ直角
に曲げられストッカ18の内部に嵌入されており、チャ
ッカ19のガイドボス19bを係止している。60d部
はストッカ18内側に鈍角を成すように曲げられている
が、この状態では根元付近が左ストッカアングル5のボ
ス5aと係合され、左チャッカロック板60をロック位
置で保持し回動しないように規制している。また他端部
60cは鈍角を成すように曲げられ、ストッカ18の側
面から突出しているが、左ストッカアングル5側が干渉
しないようにえぐり込み形状になっており、チャッカ1
9の前後方向の移送でも干渉は発生しない。
【0059】ここでストッカ18を前傾姿勢に回動する
と図22(b)に示すように、左チャッカロック板60
もストッカ18と同様に左ストッカアングル5に対し移
動される。そのため他端部60cが左ストッカアングル
5のえぐり込み形状から外れ当接されるため、60aを
結ぶ軸線を回動支軸として回動し、先端部60bはチャ
ッカ19のガイドボス19bから遊離し係止が解かれ
る。再びストッカ18が水平姿勢に戻れば、左チャッカ
ロック板60は60dの曲げ部が徐々に左ストッカアン
グル5のボス5aと当接され回動による復帰動作が行わ
れ、先端部60bによるチャッカ19のガイドボス19
bの係止が行われる。
【0060】次に図23及び図24を参照しながら、右
チャッカロック板61の動作について説明する。図23
(a)と図24(a)がロック状態を示し、図23
(b)と図24(b)がロック解除状態を示している。
【0061】まず図23(a)と図24(a)におい
て、ストッカ18は排出位置にあり、右チャッカロック
板61はほぼ全体がストッカ18の凹部に嵌入されてお
り、61aを結ぶ軸線を回動支軸として回動可能に配置
されている。先端部61bはほぼ直角に曲げられストッ
カ18の内部に嵌入されており、チャッカ19のガイド
ボス19aを係止している。この状態では先端部61b
の根元の平面部が右ストッカアングル6の側面と当接さ
れており、回動動作が規制されている。またくし歯状の
板バネ部61cはストッカ18の側面から突出している
が、右ストッカアングル6の側面にえぐり込み形状が設
けられており、ストッカ18の前後移送途中に干渉しな
いように構成している。
【0062】次にストッカ18を収納位置に移動すると
図23(b)と図24(b)に示すように、右チャッカ
ロック板61に設けられた係合部61dが右ストッカア
ングル6のカム部6aと係合され、右チャッカロック板
61を回動していく。このため先端部61bはチャッカ
19のガイドボス19aから遊離し係止が解かれる。入
れ代わりにくし歯状の板バネ部61cがストッカ18側
に回動され、チャッカ19のガイドボス19cを押圧付
勢する。この付勢力によってチェンジ動作中において
も、引き出されるチャッカ19以外の収納状態のチャッ
カ19が振動や衝撃で位置ずれが発生することがない。
【0063】またストッカ18の両側面のロック解除
は、まずストッカ18の前後移送によって右チャッカロ
ック板61の解除が行われ、入れ代わりに板バネ部61
cによる押圧付勢が開始され、次にストッカ18を前傾
姿勢とすることで左チャッカロック板60の解除を行う
手順で実行される。このためストッカ18が排出位置に
ある時はチャッカ19を両側でロックすることにより外
部からの操作力に対するチャッカ19の保持力を強固な
ものとし、ストッカ18を内部の収納位置に移送する場
合、ロック解除をストッカ18の前後移送及び姿勢変更
動作に連動してタイミングをずらして行うことで、解除
時の動作負荷の分散化を図ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストッカ
内にカートリッジと共に演奏手段に移送する複数のチャ
ッカと、筐体に対し相対移動されるストッカと、ストッ
カの両側面にチャッカをロックする一対のチャッカロッ
ク部材を配置し、両側面のチャッカロック部材はロック
解除が複数段一括して可能なように一体形状とすること
で、ストッカが排出位置にある時はチャッカを両側でロ
ックすることにより外部からの操作力に対するチャッカ
の保持力を強固なものとし、ストッカを内部の収納位置
に移送する場合、ロック解除をストッカの前後移送及び
姿勢変更動作に連動してタイミングをずらして行うこと
で、解除時の動作負荷の分散化を図ることができる。
【0065】また1番目に解除されるチャッカロック部
材にはロック解除と入れ代わりにチャッカと当接して押
圧付勢する板バネ状の係合部を設けることで、2番目の
チャッカロック部材が解除される前にチャッカの保持を
引き継ぎ、動作の途中でチャッカが開放されて位置ずれ
が発生するのを防止する事が出来る。
【0066】また複数の収納段に対し個別にロック解除
部材を設ける必要がなく、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置におけるストッカへ
の収納状態を示す平面図
【図2】同ディスクカートリッジの引出し完了状態を示
す平面図
【図3】同最上階のチャッカ引出動作を示す右側面図
【図4】同最上階の隣接階のチャッカ引出状態を示す右
側面図
【図5】同再生状態を示す右側面図
【図6】同ストッカの姿勢変化動作を示す右側面図
【図7】同チャッカの詳細図
【図8】同シャッタとの係合開始状態を示す平面図
【図9】同シャッタ開口動作の開始状態を示す平面図
【図10】同完了状態を示す平面図
【図11】本発明のディスク再生装置におけるシャッタ
開閉部材の上下案内動作の開始状態を示す右側面図
【図12】同終了状態を示す右側面図
【図13】本発明のディスク再生装置におけるチャッカ
がストッカに収納された状態を示す平面図
【図14】同チャッカの移送開始状態を示す平面図
【図15】同移送終了状態を示す平面図
【図16】本発明のディスク再生装置におけるチャッカ
がストッカに収納された状態を示す左側面図
【図17】同チャッカの引出途中状態を示す左側面図
【図18】同移送終了状態を示す左側面図
【図19】本発明のディスク再生装置におけるチャッカ
移送系の駆動状態を示す左側面図
【図20】同ストッカ移送系の駆動状態を示す左側面図
【図21】図1における左チャッカロック板の動作状態
を示す要部詳細図
【図22】同ロック解除動作を示す左側面図
【図23】本発明のディスク再生装置における右チャッ
カロック板の動作状態を示す平面図
【図24】同ロック解除動作を示す右側面図
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 筐体 3 前面パネル 4 メカシャーシ 9 ホルダ 11 キャリア 14 キャリア制御スライダ 17 スリット挿入レバー 18 ストッカ 18a〜18e ガイド溝 18f〜18j 仕切板 18k 回動支軸 18l 昇降軸 19 チャッカ 19a〜19d ガイドボス 19e 下ガイド 19f 上ガイド 19g,19h 保持バネ 19i 第1係合ガイド 19h 第2係合ガイド 20 昇降ラック(ホルダ昇降手段) 21 搬送ラック 22 ストッカラック 23 ストッカロックレバー(ストッカロック手段) 28 トラバースユニット(演奏手段) 29 スピンドルモータ 30 光ヘッド 35 昇降モータ 40 駆動ギア 41 搬送モータ 48 駆動ギア 49 移送トリガレバー 51 シャッタオープナ(シャッタ開閉手段) 51a 回動中心孔 51b ロック解除部(シャッタ開成駆動部) 51c シャッタ係合片(シャッタ閉鎖駆動部) 51d カートリッジ当接部 51e 上下当接部(係合案内部) 60 左チャッカロック板 61 右チャッカロック板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を形成した前面パネルが一方の端部
    に設けられた筐体と、ディスクカートリッジに回転自在
    に収納されたディスクの記録/再生を行う演奏手段と、 前記演奏手段に隣接して、前記筐体の前面パネルに対向
    しつつ、かつ前記演奏手段よりも前面パネル近くに配置
    され、前記筐体外から前記筐体内に向かう装着方向にデ
    ィスクカートリッジが挿入される積層した複数の収納棚
    を備えたストッカと、 収納されたディスクカートリッジの一部が前記筐体の前
    面パネルから把持可能な位置まで突出した排出位置と、
    前記演奏手段側へ移送を行う前記筐体内の収納位置との
    間、前記装着方向に前記ストッカを移送可能とするスト
    ッカ移送手段と、 前記ストッカ内に配置され、前記ディスクカートリッジ
    を保持して前記ストッカから前記演奏手段に一体的に移
    送される複数のチャッカと、 前記ストッカ内にある複数の前記チャッカに一側面から
    一括して係合せしめ、前記ストッカ内にロック可能な複
    数の係合部が一体で設けられたチャッカロック部材を備
    え、 前記チャッカロック部材を一対として前記ストッカの両
    側面にそれぞれ回動自在に枢着し、前記ストッカが前記
    筐体に対し相対移動する時、前記筐体上に配置された固
    定部材と係合することによって、前記チャッカロック部
    材が回動され、一端がロック解除を行うことを特徴とす
    るディスク再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の構成を備え、 かつ、演奏中または排出位置にある前記ストッカの姿勢
    に対し、前記ストッカから前記チャッカを前記演奏手段
    側へ移送を行う際には、前記ストッカの姿勢を傾斜せし
    めるストッカ姿勢変更手段を備えた構成であって、 前記した一対のチャッカロック部材のうち、第1のチャ
    ッカロック部材は前記ストッカの排出位置から収納位置
    に向かう装着方向の移送によりロック解除を行い、第2
    のチャッカロック部材は前記ストッカの姿勢が傾斜され
    ることによる位置変化によりロック解除を行うことを特
    徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の構成を備え、 前記チャッカロック部材の一端と回動動作の支軸を介し
    て対称する位置にある他端部にくし歯状の板バネ部を形
    成し、前記チャッカロック部材の一端が前記チャッカを
    ロック解除する時、入れ代わりに前記チャッカの一側面
    と当接され、前記チャッカを押圧付勢することを特徴と
    するディスク再生装置。
JP24383197A 1997-09-09 1997-09-09 ディスク再生装置 Pending JPH1186412A (ja)

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Effective date: 20040203