JPH1185732A - フォントデータ管理方法、フォントデータ管理装置、及び記憶媒体 - Google Patents

フォントデータ管理方法、フォントデータ管理装置、及び記憶媒体

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JPH1185732A
JPH1185732A JP9254097A JP25409797A JPH1185732A JP H1185732 A JPH1185732 A JP H1185732A JP 9254097 A JP9254097 A JP 9254097A JP 25409797 A JP25409797 A JP 25409797A JP H1185732 A JPH1185732 A JP H1185732A
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JP9254097A
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Chie Amamiya
千恵 雨宮
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無契約ユーザ等がフォントデータの修正を行
うといったことを防止するフォントデータ管理方法を提
供する。 【解決手段】 更新登録するフォントファイルを選択す
る(ステップS1)。次に選択されたフォントファイル
のファイルフォーマットタイプを参照する(ステップS
2)。さらに、参照されたファイルフォーマットタイプ
が特定ユーザに対応して修正すべきフォーマットタイプ
であるかを、ファイルフォーマット特定ユーザ対応テー
ブルを参照して判定する(ステップS3)。特定ユーザ
に対応して修正すべきフォントファイルでないと判定し
た場合は通常の更新登録処理を行う(ステップS4)。
他方、特定ユーザに対応して修正すべきフォントファイ
ルであると判定した場合は、特定ユーザ対応更新登録処
理(ステップS5)へ移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば図形処理装
置、日本語ワードプロセッサ、情報処理システム等にお
いてフォントを管理するフォントデータ管理方法、この
フォントデータ管理方法を実現するフォントデータ管理
装置、及び前記フォントデータ管理方法を実現するため
の記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】特定のユーザに対する修正を行ったファ
イルの更新登録について、従来は、更新登録する際に修
正を有効とする特定ユーザを指示し行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題点があった。
【0004】ファイルのフォーマットタイプによっては
契約上使用する事が出来ないユーザが存在する。そのた
め、上述したごとく更新登録する際に、単に修正を有効
とする特定ユーザを指示するのでは、契約上使用する事
が出来ないユーザを指示される可能性があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、無契約
ユーザによるフォントの参照、出力等をフォント登録時
に未然に防ぐことができるフォントデータ管理方法、フ
ォントデータ管理装置及び記録媒体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、更新登録するフォントファイルを選
択する選択処理と、前記選択処理で選択されたフォント
ファイルのフォーマットタイプを参照する参照処理と、
前記参照処理で参照されたフォーマットタイプが特定ユ
ーザに対応したフォーマットタイプであるか否かを判定
する判定処理と、特定ユーザに対応しているときには、
その特定ユーザにのみが有効となるように前記フォント
ファイルの特定ユーザ対応更新登録を行う更新登録処理
とを実行するようにしたものである。
【0007】第2の発明では、上記第1の発明におい
て、前記判定処理は、フォントファイルのフォーマット
タイプと特定ユーザとを予め対応付けて定義したテーブ
ルを用いて判定を行うようにしたものである。
【0008】第3の発明では、上記第1または第2の発
明において、前記更新登録処理は、選択されたフォント
ファイルの各文字につき、更新されているか否かを判定
する更新文字判定ステップと、前記更新文字判定ステッ
プにより更新文字と判定された場合には、文字の追加情
報を管理するための文字履歴管理テーブル、文字パター
ンデータを保持する文字パターンテーブル、及び特定ユ
ーザ用に修正された文字情報を管理するための特定ユー
ザ文字管理テーブルを作成するテーブル作成ステップと
を実行し、前記フォントファイルの全文字について前記
更新文字判定ステップと前記テーブル作成ステップとを
終了した場合に、前記フォントファイルの更新があった
ときのみ、各フォントの履歴を管理するためのフォント
履歴管理テーブルを作成するようにしたものである。
【0009】第4の発明では、上記第3の発明におい
て、前記特定ユーザ文字管理テーブルは、前記参照処理
で参照されたフォーマットタイプにより特定される全ユ
ーザに対してそれぞれ作成するようにしたものである。
【0010】第5の発明では、更新登録するフォントフ
ァイルを選択する選択手段と、前記選択手段で選択され
たフォントファイルのフォーマットタイプを参照する参
照手段と、前記参照手段で参照されたフォーマットタイ
プが特定ユーザに対応したフォーマットタイプであるか
否かを判定する判定手段と、特定ユーザに対応している
ときには、その特定ユーザにのみが有効となるように前
記フォントファイルの特定ユーザ対応更新登録を行う更
新登録手段とを備えたものである。
【0011】第6の発明では、上記第5の発明におい
て、前記判定手段は、フォントファイルのフォーマット
タイプと特定ユーザとを予め対応付けて定義したテーブ
ルを用いて判定を行うようにしたものである。
【0012】第7の発明では、上記第5または第6の発
明において、前記更新登録手段は、選択されたフォント
ファイルの各文字につき、更新されているか否かを判定
する更新文字判定手段と、前記更新文字判定手段により
更新文字と判定された場合には、文字の追加情報を管理
するための文字履歴管理テーブル、文字パターンデータ
を保持する文字パターンテーブル、及び特定ユーザ用に
修正された文字情報を管理するための特定ユーザ文字管
理テーブルを作成するテーブル作成手段とを備え、前記
フォントファイルの全文字について前記更新文字判定手
段と前記テーブル作成手段とを終了した場合に、前記フ
ォントファイルの更新があったときのみ、各フォントの
履歴を管理するためのフォント履歴管理テーブルを作成
するものである。
【0013】第8の発明では、上記第7の発明におい
て、前記特定ユーザ文字管理テーブルは、前記参照手段
で参照されたフォーマットタイプにより特定される全ユ
ーザに対してそれぞれ作成するものである。
【0014】第9の発明では、更新登録するフォントフ
ァイルを選択する選択手段と、前記選択手段で選択され
たフォントファイルのフォーマットタイプを参照する参
照手段と、前記参照手段で参照されたフォーマットタイ
プが特定ユーザに対応したフォーマットタイプであるか
否かを判定する判定手段と、特定ユーザに対応している
ときには、その特定ユーザにのみが有効となるように前
記フォントファイルの特定ユーザ対応更新登録を行う更
新登録手段とを有するフォントデータ管理プログラムを
記憶したものである。
【0015】第10の発明では、上記第9の発明におい
て、前記フォントデータ管理プログラムの判定手段は、
フォントファイルのフォーマットタイプと特定ユーザと
を予め対応付けて定義したテーブルを用いて判定を行う
プログラムとしたものである。
【0016】第11の発明では、上記第9または第10
の発明において、前記フォントデータ管理プログラムの
更新登録手段は、選択されたフォントファイルの各文字
につき、更新されているか否かを判定する更新文字判定
手段と、前記更新文字判定手段により更新文字と判定さ
れた場合には、文字の追加情報を管理するための文字履
歴管理テーブル、文字パターンデータを保持する文字パ
ターンテーブル、及び特定ユーザ用に修正された文字情
報を管理するための特定ユーザ文字管理テーブルを作成
するテーブル作成手段とを有し、前記フォントファイル
の全文字について前記更新文字判定手段と前記テーブル
作成手段とを終了した場合に、前記フォントファイルの
更新があったときのみ、各フォントの履歴を管理するた
めのフォント履歴管理テーブルを作成するプログラムと
したものである。
【0017】第12の発明では、上記第11の発明にお
いて、前記フォントデータ管理プログラムの前記テーブ
ル作成手段は、前記参照手段で参照されたフォーマット
タイプにより特定される全ユーザに対して前記特定ユー
ザ文字管理テーブルをそれぞれ作成するプログラムとし
たものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】図1は本発明を適用した情報処理システム
の基本的な構成を示すブロック図である。
【0020】本システムは、図形処理装置や日本語ワー
ドプロセッサであってもよいし、ワークステーションあ
るいはパーソナルコンピュータ等のシステムであっても
よい。
【0021】図1において、1はCPU、すなわち中央
処理装置であり、この装置全体の制御及び演算処理等を
行う。2はROMすなわち読み出し専用メモリであり、
システム起動プログラムおよび文字変換用の文字パター
ンデータ等を記憶する。3はRAMすなわちランダムア
クセスメモリであり、CPU1の演算に使用するデー
タ、CPU1の演算結果を一時記憶する。
【0022】4はKBCすなわちキーボード制御部であ
り、キーボード(KB)5よりキー入力データ(文字コ
ードや制御コード)を受け取りCPU1へ伝達する。6
はCRTCすなわちディスプレイ制御部であり、RAM
3に格納された表示情報、すなわち文字コードから変換
されたビットマップイメージを読み出し、CRT7に転
送する。7はCRTすなわちディスプレイ装置であり、
CRTC6よりビットマップイメージを受け取り表示画
面に表示する。
【0023】8はDKCすなわちディスク制御部であ
り、外部記憶装置9のデータ伝送等の制御を行う。9は
外部記憶装置であり、FDすなわちフロッピーディスク
装置9a、HDすなわちハードディスク装置9b、ある
いはCDROM9c等からなる。外部記憶装置9にはプ
ログラムおよびデータを記憶させておき、CPU1は必
要に応じて記憶データを参照したり、またはRAM3に
ロードする。10はPRTCすなわちプリンタ制御部で
あり、PRTすなわちプリンタ装置11の動作制御を行
う。12はシステムバスであり、上述の構成要素間のデ
ータ転送を行う。
【0024】図2は、上記構成の情報処理システム全体
の処理におけるメモリ構成を示す図である。
【0025】本装置は、基本I/Oプログラム、ウイン
ドウシステム等のオペレーティングシステム、および本
発明の処理となるアプリケーションが実行されることに
より動作する。基本I/Oプログラムは図1のROM2
に格納されている。オペレーティングシステムは図1の
HD9すなわちハードディスクに格納されている。そし
て、電源がONされたときに、基本I/Oプログラム中
のIPL(イニシャライズ・プログラム・ローディン
グ)機能によりHD9からオペレーティングシステムが
RAMに読み込まれ、その動作が開始される。
【0026】40は基本I/Oプログラムのメモリマッ
プ、41はウインドウシステム等のオペレーティングシ
ステムがRAM3にロードされ実行可能となった状態、
42は本発明のフォントデータ管理プログラムがRAM
3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップ、
43は関連データがRAM3にロードされ実行可能とな
った状態のメモリマップ、44は各々のプログラムが使
用するワークメモリのメモリマップを各々示している。
【0027】図3は、フォントデータ管理プログラム及
び関連データを記録したフロッピーディスク装置9aや
CD−ROM9c等の記録媒体の内容構成を示す図であ
る。
【0028】50は記録媒体、51はボリューム情報、
52はディレクトリ情報、53はフォントデータ管理プ
ログラム実行ファイル、54はフォントデータ管理プロ
グラム関連データファイルを各々示している。
【0029】図4は、フォントデータ管理プログラム及
び関連データが記録媒体から情報処理システムに供給さ
れ得る事を示す概念図である。
【0030】61は情報処理システムとしてのパーソナ
ルコンピュータ、62はフロッピーディスクドライブ、
63はフロッピーディスクを各々示している。フロッピ
ーディスク装置あるいはCD−ROMからプログラム及
び関連データを一旦HD9bへインストールすることに
より、HD9bからRAM3にロードし実行することが
可能となる。あるいは、HD9aへインストールせずに
直接FD9aあるいはCD−ROM9cからRAM3へ
ロードし実行することも可能である。
【0031】(第1実施形態)本発明の第1実施形態に
ついて、図5〜図10を参照して説明する。なお、本実
施形態は、上述した図1において説明した情報処理シス
テムと同様の構成によって実現することが出来る。
【0032】図5は、第1実施形態の情報処理システム
のCPUにおいて実行されるフォントデータ管理方法の
メイン手順を示すフローチャートである。図6は、特定
ユーザ対応更新登録処理を示すフローチャートである。
図7は、ファイルフォーマット特定ユーザ対応テーブル
の例を示す図である。図8(a),(b),(c)は、
本実施形態で使用するテーブル例を示す図であり、同図
(a)はフォント履歴管理テーブル、同図(b)は文字
履歴管理テーブル、同図(c)は特定ユーザ文字管理テ
ーブルである。
【0033】図5において、まず、更新登録するフォン
トファイルを選択する(ステップS1)。本例では、図
8(a)に示すフォント履歴管理テーブルより、フォン
トAのバージョン2を取り出して修正したフォントファ
イルを選択するとする。次に前記選択されたフォントフ
ァイルのファイルフォーマットタイプを参照する(ステ
ップS2)。
【0034】さらに、前記参照されたファイルフォーマ
ットタイプが特定ユーザに対応して修正すべきフォーマ
ットタイプであるかを、図7のファイルフォーマット特
定ユーザ対応テーブルを参照して判定する(ステップS
3)。ここで、ファイルフォーマット特定ユーザ対応テ
ーブルは、ファイルフォーマットタイプと特定するユー
ザとを予め対応づけて定義したテーブルであり、図7に
示すものはその一例を示している。
【0035】特定ユーザに対応して修正すべきフォント
ファイルでないと判定した場合は通常の更新登録処理を
行う(ステップS4)。他方、特定ユーザに対応して修
正すべきフォントファイルであると判定した場合は、特
定ユーザ対応更新登録処理(ステップS5)へ移行す
る。
【0036】本例で選択されたフォントファイルのファ
イルフォーマットタイプは「ストローク」であるとする
と、「userB」に対する特定ユーザに対応して修正
すべきフォントであることがファイルフォーマット特定
ユーザ対応テーブルより分かる。よって、ステップS5
の特定ユーザ対応更新登録処理を行う。
【0037】図6のフローチャートを用いて、図5のス
テップS5の特定ユーザ対応更新登録処理の流れを説明
する。
【0038】図5のステップS1で選択されたフォント
ファイルの全文字処理が終了したかどうかを判定する
(ステップS51)。終了したと判定した場合は、更新
されたかどうかを判定する(ステップS56)。更新さ
れた場合は、各フォントの履歴を管理するためのフォン
ト履歴管理テーブル(図8(a)参照)を作成し(ステ
ップS57)、特定ユーザ対応更新登録処理を終了す
る。更新されていないと判定した場合、特定ユーザ対応
更新登録処理を終了する。
【0039】ここで、フォント履歴管理テーブルは、図
9(a)に示すような構造を成し、図8(a)に表すよ
うに、フォントAのバージョン毎の情報を保持し、バー
ジョン毎の構成文字のイメージを表している。なお、図
中の上向き矢印は前バージョンと同一の文字を参照する
ことを意味する。
【0040】前記ステップS1で選択されたフォントフ
ァイルの全文字処理終了していないと判定した場合は、
修正用として取り出されているバージョンの文字と比較
し、更新されているか否かを判定する(ステップS5
2)。更新されていないと判定した場合はステップS5
1の処理へ戻る。更新と判定した場合は、文字履歴管理
テーブル(ステップS53)、文字パターンテーブル
(ステップS54)、特定ユーザ文字管理テーブル(ス
テップS55)の作成を行う。
【0041】ここで、文字履歴管理テーブルは、図9
(b)に示すような構造を成し、文字の追加情報を管理
するためのテーブルである。図中に示す迫加バージョン
とはフォント履歴管理テーブルのバージョンに対応する
番号である。また削除バージョンとは原則として追加し
た文字を変更した際の、その変更に係る文字データ番号
と同一の番号であるが、最新のものには削除バージョン
として0を与えるものとする。さらに、標準フラグと
は、その文字が特定ユーザに対応して修正されたもので
あれば0を、通常の修正で最新のものには2を、それ以
外は1を与えるものとする。
【0042】文字パターンテーブルは、図9(c)に示
すような構造を成し、実際の文字パターンデータを保持
するためのテーブルである。
【0043】また、特定ユーザ文字管理テーブルは、図
9(d)に示すような構造を成し、特定ユーザの為に修
正された文字情報を管理するためのテーブルである。図
中の有効バージョンは特定のユーザに対して有効となる
フォントのバージョンであり、それ以降無効となる場合
はそのバージョンを無効バージョンとして与えるものと
する。
【0044】本例では、図9(a)のフォント履歴管理
テーブルよりフォントAのバージョン2が修正用として
取り出されているので、ステップS1で選択されたフォ
ントとフォントAのバージョン2との比較を行う。
【0045】まず文字「亜」について説明する。フォン
トAのバージョン2を構成する「亜」の文字訂番は図8
(b)の文字履歴管理テーブルより文字訂番1である。
よってステップS1で選択されたフォントの文字「亜」
と該文字との比較を行う。本例では更新されているとす
るので文字履歴管理テーブル(ステップS53)と文字
パターンテーブルを作成する(ステップS54)。本例
につき、文字履歴管理テーブルに作成された例を図10
(a)に示す。同図に示すように文字「亜」の2番目の
レコードが追加されている。
【0046】さらに、特定ユーザ文字管理テーブルを作
成する(ステップS55)。本例につき、特定ユーザ文
字管理テーブルに作成された例を図10(b)に示す。
同図においては第1番目の特定ユーザ「userB」に
対するフォントAの文字「亜」の文字訂番3がフォント
Aのバージョン3以降有効であるというレコードが追加
されている。
【0047】続いて、文字「井」について説明する。フ
ォントAのバージョン2を構成する「井」の文字訂番
は、図8(b)に示す文字履歴管理テーブルより文字訂
番2である。よって前記ステップS1で選択されたフォ
ントの文字「井」と該文字との比較を行う。本例では更
新されていないとするので、ステップS51の処理へ戻
る。
【0048】同様にして全文字分の比較を行い、特定ユ
ーザ対応更新登録処理を行う。全文字終了したら、更新
されているか否かを判定する(ステップS56)。本例
では更新されているのでフォント履歴管理テーブルを作
成し(ステップS57)、特定ユーザ対応更新登録処理
を終了する。なお、本例につき、フォント履歴管理テー
ブルに作成された例を図10(c)に示す。
【0049】このように、上記第1実施形態では、ファ
イルフォーマットタイプと特定ユーザを対応付けたテー
ブル(ファイルフォーマット特定ユーザ対応テーブル)
を予め用意し、特定ユーザに対する更新登録すべきかど
うかの判定をファイルフォーマットタイプにより行い、
修正を有効とするユーザを前記テーブルを参照すること
により特定する。これにより、契約の無いユーザがフォ
ントデータの参照、出力等を行うといったことを未然に
防ぐことができる。
【0050】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について、図11〜図13を参照して説明する。
【0051】本実施形態のフォントデータ管理方法にお
いても、上記図1に示す情報処理システムにおいて実現
される。
【0052】また、第2実施形態のフォントデータ管理
方法は、上記図5のフローチャートで説明したものと同
じであるので、説明を省略する。但し、ファイルフォー
マット特定ユーザ対応テーブルの内容が図12に示すよ
うに異なる。従って、本実施形態では、選択されたフォ
ントファイルのファイルフォーマットタイプは、「スト
ローク」であるとすると、「userB」と「user
C」に対する特定ユーザに対応して修正すべきフォント
であることが、図12に示すファイルフォーマット特定
ユーザ対応テーブルより分かる。
【0053】図11は、本発明の第2実施形態に係る特
定ユーザ対応更新登録処理の手順を示すフローチャート
であり、図6と共通の要素には同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0054】本実施形態における特定ユーザ対応更新登
録処理の手順は、上記図6に示す同処理手順において、
ステップS54とステップS55の間に、ステップS6
1を設けて、図12で参照されるファイルフォーマット
タイプにより特定される全ユーザに対して、特定ユーザ
文字管理テーブルの作成を行うようにしたものである。
【0055】本実施形態において、文字履歴管理テーブ
ル及びフォント履歴管理テーブルに作成された例は、上
記第1実施形態の図10(a),(c)に示すものと同
じである。また、特定ユーザ文字管理テーブルに作成さ
れた例は、図13に示すようになる。すなわち、第1番
目の特定ユーザ「userB」に対するフォントAの文
字「亜」の文字訂番3がフォントAのバージョン3以降
有効であるというレコードと、第3番目の特定ユーザ
「userC」に対するフォントAの文字「亜」の文字
訂番3がフォントAのバージョン3以降有効であるとい
うレコードとが追加されている。
【0056】このように、上記第2実施形態でも、上記
第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0057】なお、本発明は、上述した第1および第2
実施形態における装置に限定されず、複数の機器から構
成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装
置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記録媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し実行すること
によっても、達成される事は言うまでもない。この場
合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が
前述した実施形態の機能を実現する事になり、そのプロ
グラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成する事
になる。
【0058】プログラムコードを供給するための記録媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R,磯気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いる事が出来る。
【0059】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行する事により、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる事は
言うまでもない。
【0060】更に、記録媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる事は言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、第1乃至第4の発
明であるフォントデータ管理方法によれば、ファイルフ
ォーマットタイプと特定ユーザを対応付けたテーブルを
予め用意し、特定ユーザに対する更新登録すべきかどう
かの判定をファイルフォーマットタイプにより行い、修
正を有効とするユーザを前記テーブルを参照することに
より特定するので、例えば契約の無いユーザがフォント
データの参照、出力等を行うといったことを未然に防ぐ
ことができる。
【0062】第5乃至第8の発明であるフォントデータ
管理装置によれば、上記第1乃至第4の発明と同等の効
果を奏する。
【0063】第9乃至第12の発明である記憶媒体によ
れば、記憶されたフォントデータ管理プログラムを読み
出して装置で実行することにより、上記第1乃至第4の
発明と同等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理システムの基本的な
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した情報処理システム全体の処理にお
けるメモリ構成を示す図である。
【図3】記録媒体の内容構成を示す図である。
【図4】記録媒体から情報処理システムにフォントデー
タ管理プログラム等が供給される様子を示す概念図であ
る。
【図5】第1実施形態の情報処理システムのCPUにお
いて実行されるフォントデータ管理方法のメイン手順を
示すフローチャートである。
【図6】特定ユーザ対応更新登録処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】第1実施形態におけるファイルフォーマット特
定ユーザ対応テーブルの例を示す図である。
【図8】第1実施形態で使用するテーブル例を示す図で
ある。
【図9】第1実施形態で使用するテーブルの構造を示す
図である。
【図10】第1実施形態における文字履歴管理テーブル
の作成例を示す図である、
【図11】本発明の第2実施形態に係る特定ユーザ対応
更新登録処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】第2実施形態におけるファイルフォーマット
特定ユーザ対応テーブルの例を示す図である。
【図13】第2実施形態における特定ユーザ文字管理テ
ーブル作成例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 KBC(キーボード制御部) 5 キーボード(KB) 6 CRTC(ディスプレイ制御部) 7 CRT(ディスプレイ装置) 8 DKC(ディスク制御部) 9 外部記憶装置 10 PRTC(プリンタ制御部) 11 PRT(プリンタ装置) 12 システムバス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 更新登録するフォントファイルを選択す
    る選択処理と、 前記選択処理で選択されたフォントファイルのフォーマ
    ットタイプを参照する参照処理と、 前記参照処理で参照されたフォーマットタイプが特定ユ
    ーザに対応したフォーマットタイプであるか否かを判定
    する判定処理と、 特定ユーザに対応しているときには、その特定ユーザに
    のみが有効となるように前記フォントファイルの特定ユ
    ーザ対応更新登録を行う更新登録処理とを実行すること
    を特徴とするフォントデータ管理方法。
  2. 【請求項2】 前記判定処理は、フォントファイルのフ
    ォーマットタイプと特定ユーザとを予め対応付けて定義
    したテーブルを用いて判定を行うことを特徴とする請求
    項1記載のフォントデータ管理方法。
  3. 【請求項3】 前記更新登録処理は、 選択されたフォントファイルの各文字につき、更新され
    ているか否かを判定する更新文字判定ステップと、 前記更新文字判定ステップにより更新文字と判定された
    場合には、文字の追加情報を管理するための文字履歴管
    理テーブル、文字パターンデータを保持する文字パター
    ンテーブル、及び特定ユーザ用に修正された文字情報を
    管理するための特定ユーザ文字管理テーブルを作成する
    テーブル作成ステップとを実行し、 前記フォントファイルの全文字について前記更新文字判
    定ステップと前記テーブル作成ステップとを終了した場
    合に、前記フォントファイルの更新があったときのみ、
    各フォントの履歴を管理するためのフォント履歴管理テ
    ーブルを作成することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のフォントデータ管理方法。
  4. 【請求項4】 前記特定ユーザ文字管理テーブルは、前
    記参照処理で参照されたフォーマットタイプにより特定
    される全ユーザに対してそれぞれ作成することを特徴と
    する請求項3記載のフォントデータ管理方法。
  5. 【請求項5】 更新登録するフォントファイルを選択す
    る選択手段と、 前記選択手段で選択されたフォントファイルのフォーマ
    ットタイプを参照する参照手段と、 前記参照手段で参照されたフォーマットタイプが特定ユ
    ーザに対応したフォーマットタイプであるか否かを判定
    する判定手段と、 特定ユーザに対応しているときには、その特定ユーザに
    のみが有効となるように前記フォントファイルの特定ユ
    ーザ対応更新登録を行う更新登録手段とを備えたことを
    特徴とするフォントデータ管理装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、フォントファイルのフ
    ォーマットタイプと特定ユーザとを予め対応付けて定義
    したテーブルを用いて判定を行うことを特徴とする請求
    項5記載のフォントデータ管理装置。
  7. 【請求項7】 前記更新登録手段は、 選択されたフォントファイルの各文字につき、更新され
    ているか否かを判定する更新文字判定手段と、 前記更新文字判定手段により更新文字と判定された場合
    には、文字の追加情報を管理するための文字履歴管理テ
    ーブル、文字パターンデータを保持する文字パターンテ
    ーブル、及び特定ユーザ用に修正された文字情報を管理
    するための特定ユーザ文字管理テーブルを作成するテー
    ブル作成手段とを備え、 前記フォントファイルの全文字について前記更新文字判
    定手段と前記テーブル作成手段とを終了した場合に、前
    記フォントファイルの更新があったときのみ、各フォン
    トの履歴を管理するためのフォント履歴管理テーブルを
    作成することを特徴とする請求項5または請求項6記載
    のフォントデータ管理装置。
  8. 【請求項8】 前記特定ユーザ文字管理テーブルは、前
    記参照手段で参照されたフォーマットタイプにより特定
    される全ユーザに対してそれぞれ作成することを特徴と
    する請求項7記載のフォントデータ管理装置。
  9. 【請求項9】 更新登録するフォントファイルを選択す
    る選択手段と、 前記選択手段で選択されたフォントファイルのフォーマ
    ットタイプを参照する参照手段と、 前記参照手段で参照されたフォーマットタイプが特定ユ
    ーザに対応したフォーマットタイプであるか否かを判定
    する判定手段と、 特定ユーザに対応しているときには、その特定ユーザに
    のみが有効となるように前記フォントファイルの特定ユ
    ーザ対応更新登録を行う更新登録手段とを有するフォン
    トデータ管理プログラムを記憶したことを特徴とする記
    憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記フォントデータ管理プログラムの
    判定手段は、フォントファイルのフォーマットタイプと
    特定ユーザとを予め対応付けて定義したテーブルを用い
    て判定を行うプログラムであることを特徴とする請求項
    9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記フォントデータ管理プログラムの
    更新登録手段は、 選択されたフォントファイルの各文字につき、更新され
    ているか否かを判定する更新文字判定手段と、 前記更新文字判定手段により更新文字と判定された場合
    には、文字の追加情報を管理するための文字履歴管理テ
    ーブル、文字パターンデータを保持する文字パターンテ
    ーブル、及び特定ユーザ用に修正された文字情報を管理
    するための特定ユーザ文字管理テーブルを作成するテー
    ブル作成手段とを有し、 前記フォントファイルの全文字について前記更新文字判
    定手段と前記テーブル作成手段とを終了した場合に、前
    記フォントファイルの更新があったときのみ、各フォン
    トの履歴を管理するためのフォント履歴管理テーブルを
    作成するプログラムであることを特徴とする請求項9ま
    たは請求項10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記フォントデータ管理プログラムの
    前記テーブル作成手段は、前記参照手段で参照されたフ
    ォーマットタイプにより特定される全ユーザに対して前
    記特定ユーザ文字管理テーブルをそれぞれ作成するプロ
    グラムであることを特徴とする請求項11記載の記憶媒
    体。
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