JP2001056719A - Biosブートアップ中にメディア出力を生成する方法 - Google Patents

Biosブートアップ中にメディア出力を生成する方法

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JP2001056719A
JP2001056719A JP2000182555A JP2000182555A JP2001056719A JP 2001056719 A JP2001056719 A JP 2001056719A JP 2000182555 A JP2000182555 A JP 2000182555A JP 2000182555 A JP2000182555 A JP 2000182555A JP 2001056719 A JP2001056719 A JP 2001056719A
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ピーター・クローニー
Dansudon Wolfgang
ヴォルフガング・ダンスドン
E Jiisutaddo Glen
グレン・イー・ジイスタッド
Kimu Myunseokku
ミュンセオック・キム
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FIINIKKUSU TECHNOLOGIES Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を表示する、特にグラフィックの一部を
更新できるような形で表示することができる方法および
装置を提供すること。 【解決手段】 この方法は、第1のデバイス・パラメー
タを表す第1の値を検索するステップと、第2のデバイ
ス・パラメータを表す第2の値を検出するステップとを
含む。グラフィック・オブジェクトに対応するテンプレ
ートを記憶装置から検索する。グラフィック・オブジェ
クトを特徴付けるグラフィック属性をテンプレートから
生成する。第1および第2の値を表示し、グラフィック
属性に応じて画像をグラフィック・オブジェクトから生
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチメディアに関
する。特に、本発明は、ファームウェアからのグラフィ
ック表示およびサウンド生成に関する。本発明はさら
に、システムの図形表示および/またはシステム・デバ
イス情報の表示に関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィック・オブジェクトの画像など
のメディア出力の生成はいくつかの方法で実施できる。
グラフィック・オブジェクトがビットマップされたグラ
フィック・データによって表現されている場合には、グ
ラフィック・エンジンがビットマップされたピクセルを
直接読み取り、ピクセル値に従って適切な色をレンダリ
ングすることができる。グラフィック・オブジェクトが
一連のベクトル演算によって形成されている場合には、
グラフィック・コントローラがベクトル生成演算を順次
に実施することができる。
【0003】上記の方法は従来のグラフィックス環境内
で使用できるが、高度に編成されたデータ構造が必要と
される用途には適さないことがある。そのような用途の
一例は、基本入力出力システム(BIOS)ブートアッ
プ中のグラフィックスの表示である。そのような用途で
は、グラフィック・オブジェクトの画像ができるだけ速
く生成されることが好ましい。さらに、システムがその
データベースを更新したときに、画像内容が頻繁に変化
することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、通常、
グラフィック・オブジェクトから直接画像を生成する。
これらの方法にはいくつかの欠点がある。第1に、特に
画像セットの一部のみを更新する必要があるとき、グラ
フィック・オブジェクトを更新することが困難である。
第2に、グラフィック・オブジェクトを編成するために
より多くの記憶装置を必要とする。第3に、異なる画像
特性(例えば、色、レイアウト)を混合するなど、画像
をレンダリングするのにフレキシブルでない。
【0005】したがって、当技術分野では、メディア出
力を生成する簡単かつ効率的な方法を提供する必要があ
る。
【0006】現在、追加の機能をシステムBIOSに追
加しようとする場合、著しい変更を加える必要がある。
特に、システムBIOSコードを著しく改訂する必要が
ある。したがって、システムBIOSコードを著しく変
更する必要なしにシステムBIOSに追加の機能を提供
する必要がある。また、当業界ではさらに、システム・
デバイス情報を簡単かつ効率的に提供し、表示する必要
がある。
【0007】さらに、プロセッサ・パフォーマンス情報
やメモリ・サイズ情報など、システム・デバイスに関す
る情報がテキスト形式で表示されるのが通常である。そ
のようなシステム・デバイス情報は一般に製造時に決定
される。製造時に決定されたシステム・デバイス情報
は、システムBIOSによって検出および/または検索
され、テキスト形式で表示される。そのような情報は、
ユーザが所望の情報を見付け出すためにすべての行をソ
ートする必要があるので閲覧することが困難である。し
たがって、当業界ではさらに、システム・デバイス情報
を簡単かつ効率的に提供し、表示する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報を表示す
る方法および装置である。この方法は、第1のデバイス
・パラメータを表す第1の値を検索するステップと、第
2のデバイス・パラメータを表す第2の値を検出するス
テップとを含む。グラフィック・オブジェクトに対応す
るテンプレートを記憶装置から検索する。グラフィック
・オブジェクトを特徴付けるグラフィック属性をテンプ
レートから生成する。第1および第2の値を表示し、グ
ラフィック属性に従って画像をグラフィック・オブジェ
クトから生成する。
【0009】本発明の特徴および利点は、本発明につい
ての以下の詳細な説明から明らかになろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、BIOSブートアップ
中にメディア出力を生成する方法および装置である。一
実施形態では、テンプレートはグラフィック・オブジェ
クトを特徴付けるグラフィック属性を含んでいる。テン
プレートおよびグラフィック・オブジェクトを記憶装置
に記憶する。テンプレートを検索し、走査し、パースし
て、グラフィック属性を生成する。属性に基づいてグラ
フィック・オブジェクトを検索する。グラフィック属性
を使用してグラフィック・オブジェクトの画像を生成す
る。アニメーションおよびサウンドを生成することがで
きる。この技法は、ブートアップまたは電源投入リセッ
ト中に広告バナー、テキスト項目などのグラフィック・
オブジェクトの画像を表示する効率的な手段を提供す
る。他の実施形態では、BIOSブートアップの早期段
階にメディア・デバイスを初期化する。次いで、通常の
BIOSタスクを実施している間に、メディア動作を実
施する。
【0011】また、本発明の他の態様は、メディア出力
を生成する効率的な技法を提供する。メディア出力は実
行時に生成されたシステム・デバイス情報を含む。その
ような情報は簡単かつ効率的に表示される。この技法
は、テンプレートからグラフィック・オブジェクトを特
徴付けるグラフィック属性を生成する。次いで、グラフ
ィック属性を使用してグラフィック・オブジェクトから
画像を生成する。他の実施形態では、グラフィックス・
コントローラやオーディオ・カードなどのメディア・デ
バイスを早期BIOSブートアップ中に初期化する。次
いで、通常のBIOSタスクを実施している間に、メデ
ィア動作を実施する。
【0012】本発明の他の態様は、簡単、簡潔かつフレ
キシブルな形でシステムBISOに機能を提供する方法
および装置である。インタフェース・モジュールが設け
られ、PCシステム・メーカやマザーボード・メーカな
どの様々な当事者が追加のシステムBIOS機能を提供
することができ、システムBIOSコードへの影響は最
小である。この方法は、インタフェース・モジュールを
システムBIOSにインタフェースするステップと、シ
ステムBIOSからタスクを実施する要求を受け取るス
テップとを含む。タスクに関連するシステム・デバイス
情報をシステムBIOSから受け取る。インタフェース
・モジュールがシステム・デバイス情報を変換して、変
換された情報を提供する。次いで、変換された情報を対
応するモジュールに転送する。
【0013】以下の説明では、説明のために、本発明を
完全に理解できるよう多数の詳細を記載してある。ただ
し、これらの特定の詳細が本発明を実施するのに不要で
あることは当業者には明らかであろう。他の事例では、
周知の電気構造および回路は、本発明を曖昧にしないた
めにブロック図の形で示してある。
【0014】定義 本明細書で論じるように、「コンピュータ・システム」
とは、データを処理することのできる回路を含む製品で
ある。コンピュータ・システムには、これらに限定され
ないが、汎用コンピュータ・システム(例えばサーバ、
ラップトップ、デスクトップ、パームトップ、パーソナ
ル電子デバイスなど)、パーソナル・コンピュータ(P
C)、ハード・コピー機器(例えばプリンタ、プロッ
タ、ファクス機など)、銀行業務機器(例えば現金自動
預払機)などを含めることができる。インフォメディア
リとは、商品およびサービスの生産者に代わって情報を
提供するウェブ・サイトであり、ビジネスに、供給業者
および他のビジネスから提供される製品および/または
サービスに関する関連情報を供給する。コンテントと
は、アプリケーション・プログラム、ドライバ・プログ
ラム、ユーティリティ・プログラム、ペイロードなど、
およびそれらの組合せ、ならびに、グラフィックス、情
報材料(記事、株式相場、他)などのうちの1つまたは
いずれかの組合せについて言う。「ペイロード」とは、
グラフィックスまたは情報材料(記事、株式相場、他)
を伴うメッセージであり、ファイルまたはアプリケーシ
ョンを含めることができる。一実施形態では、これは所
定時にシステムの大容量記憶メディアに転送される。さ
らに、「通信リンク」とは、通信のメディアまたはチャ
ネルのこである。通信リンクには、これらに限定されな
いが、電話回線、モデム接続、インターネット接続、I
SDN(統合サービス・デジタル・ネットワーク)接
続、非同期転送モード(ATM)接続、フレーム・リレ
ー接続、イーサネット(登録商標)接続、同軸接続、光
ファイバ接続、衛星接続(例えばディジタル・サテライ
ト・サービスなど)、無線接続、無線周波(RF)リン
ク、電磁リンク、双方向ページング接続など、およびそ
れらの組合せを含めることができる。
【0015】さらに、オペレーティング・システム
(「OS」)のロードとは、オペレーティング・システ
ム・ブートストラップ・ローダの初期設置のことであ
る。一実施形態では、OSロード中に、通常、情報のセ
クタがハード・ディスクからシステム・メモリにロード
される。あるいは、ブートストラップ・ローダがネット
ワークからシステム・メモリにロードされる。OS「ブ
ート」とは、ブートストラップ・ローダの実行のことで
ある。これは、OSをシステムの制御下に置く。OSブ
ート中に行われるいくつかの動作には、システム構成、
デバイス検出、ドライバのロードおよびユーザ・ログイ
ンが含まれる。OSランタイムとは、ブート段階の完了
およびOSによるアプリケーション実行の開始について
言う。一実施形態では、OSランタイムの間、OSはユ
ーザと対話して、アプリケーションを実行および/また
は稼動させる。
【0016】パワーオン・セルフ・テスト(POST)
とは、OSをロードする前にシステム・ハードウェアを
構成し、テストするために実行される命令を指す。
【0017】システム概要 本発明の実施形態を組み込んだ例示的なシステムの説明
を以下に記載する。
【0018】図1に、本発明の装置および方法が使用さ
れる情報分配システム10の一実施形態のシステム・ブ
ロック図を示す。システム10は、インフォメディアリ
の提供に関係する。これは、保証サービス登録、インタ
ーネット・サービス登録、システム・プロファイル、お
よびユーザ選好から主に収集される、インターネット・
ユーザ・プロファイルおよびシステム・プロファイルの
安全かつ私的なリポジトリの構築および維持を含む。最
初にこの情報は、購入されたハードウェア製品およびソ
フトウェア製品の製造業者と、オンラインまたは他のサ
ービスのプロバイダとにユーザを登録するのに使用され
る。時の経過に伴い、ユーザ・データは、ユーザ・プロ
ファイルを作成するためと、ユーザに当該ソフトウェア
の更新およびアップグレードを通知するために使用され
て、関連商品のオンライン購入を奨励し、1対1のマー
ケティングおよび他のサービスを可能にする。
【0019】一実施形態では、本発明の様々な実施形態
を実施するために2つのソフトウェア・モジュールが使
用される。一方がユーザのシステム上に常駐し、所定の
ウェブ・サイトにアクセスするのに使用される。例えば
一実施形態では、オペレーティング・システムおよび基
本入出力システム(BIOS)がコンピュータ・システ
ムにプリインストールされ、続いてコンピュータ・シス
テムが最初に電源を入れられるとき、考察の目的で第1
のソフトウェア・モジュールと呼ぶアプリケーション
(一実施形態では第1のソフトウェア・モジュールは初
期スタートアップ・アプリケーション(ISUA)であ
り、後続の章で述べることとする)が、ブート前の環境
で1つまたは複数の実行可能プログラムの起動を可能に
する。一実施形態では、第1のソフトウェア・モジュー
ルは、OSのロード、ブート、実行、および/または稼
動の前に1つまたは複数の実行可能プログラムを起動す
るのを助ける。一実施形態では、ユーザは、そのような
プログラムの使用(すなわち第1のソフトウェア・モジ
ュールの使用)を選択するよう奨励され、代替実施形態
では、プログラムは自動的に起動される。第1のソフト
ウェア・モジュール中に含まれるプログラムは、ツール
およびユーティリティが適時に、かつ正しいユーザ許可
によって稼動するようにし、また、ユーザがインターネ
ット接続を通してドライバ、アプリケーション、および
追加ファイルまたはペイロードを含む第2のソフトウェ
ア・モジュールをPC上にダウンロードできるようにす
る。プログラムはまた、OSが首尾よく起動できない場
合にシステムの遠隔管理も可能にする。
【0020】第2のソフトウェア・モジュールが配信さ
れると、これはメモリ常駐となり、第1のソフトウェア
・モジュールのコピーの転送をディスエーブルにするこ
とができる。システムの不揮発性メモリにまだ常駐して
いる第1のソフトウェア・モジュールのオリジナルコピ
ーは、第2のソフトウェア・モジュールが機能できなく
なるか、破損するか、削除されるまでアイドル状態を保
ち、第2のソフトウェア・モジュールがそのようになっ
た際、元の第1のソフトウェア・モジュールのコピーが
再び前述のように転送される。第2のソフトウェア・モ
ジュールは、ユーザをインターネット上の特定のサーバ
に接続し、ユーザを所定のウェブ・サイトに向かわせて
別の申込みのものをダウンロードする許可を要求させる
アプリケーションを含むことができる。第2のソフトウ
ェア・モジュールはまた、第1のソフトウェア・モジュ
ールに等しいか類似するコンテントも含むことができ
る。
【0021】一実施形態では、システムはまた、読出し
専用メモリBIOS(ROM BIOS)中に記憶され
る初期ペイロードも含むことができる。一実施形態で
は、初期ペイロードは、第1のソフトウェア・モジュー
ル(例えばISUA)の一部である。代替実施形態で
は、初期ペイロードは、ROM BIOS中のモジュー
ルとして、第1のソフトウェア・モジュールとは別に記
憶される。一実施形態では、初期ペイロードはROM
BIOSから起動され、電源投入自己テスト(POS
T)後に、ただしOSのブート、ロード、および/また
は実行の前に、画面上に表示される。これは、所定時、
例えばシステムが製造、組立て、およびテストされてい
るときや、エンド・ユーザが最初にシステムをアクティ
ブにするときなどに行われる場合がある。代替実施形態
では、この初期ペイロードは、所定時、例えばシステム
が製造、組立て、およびテストされているときや、エン
ド・ユーザが最初にシステムをアクティブにするときな
どに、所定の位置(システムのハード・ディスクなど)
にコピーされる。コピーされると、ペイロードはPOS
T後に、ただしOSの実行前に実行され、グラフィック
ス、広告、アニメーション、JPEG(Joint P
hotographic Experts Grou
p)/MPEG(Moving Picture Ex
perts Group)形式の試料を画面上に表示す
ることができる。追加プログラムおよび/またはペイロ
ードが(インターネットまたは他の外部接続を介して)
配信されるとき、表示画面を使用して、メッセージまた
はグラフィックスの形でカスタマイズされた画面を、O
Sのブート前およびその間に提供することができる。さ
らに、ウェブ・サイトからダウンロードされた第1のソ
フトウェア・モジュールならびに後続のプログラム(第
2のソフトウェア・モジュールなど)中で配信される実
行可能プログラムを使用して、インストールされた様々
なタイプのデバイス、ドライブ、およびアプリケーショ
ンを決定するためにPCを調査することができる。一実
施形態では、参照により本明細書に組み込む、本願と同
時係属の「Method and Apparatus
for Automatically Instal
ling And Configuring Soft
ware on a Computer」という名称の
米国特許出願第09/336289号に記載されている
ように、第1のソフトウェア・モジュールを使用して、
ユーザに対するショートカットおよび/またはブックマ
ークが識別され、自動的に作成される。ウェブ・サイト
からダウンロードされるプログラムは、ユーザの選好に
基づくユーザ・プロファイルを収集および維持するソフ
トウェアを含むことができる。そのような情報は、イン
フォメディアリに提供することができ、続いてこのイン
フォメディアリは、情報および/または情報に基づいて
コンパイルされたデータの一部を供給業者および他のビ
ジネスに転送して、それらの供給業者および他のビジネ
スから提供される情報の更新または改訂を入手する。
【0022】図1を参照すると、情報分配システム10
は、1つまたは複数の通信リンク301〜30Nを介して
1つまたは複数のユーザ・コンピュータ・システム40
1〜40N(「40」)に接続されるサービス・センター
20を含む。サービス・センター20は、1つまたは複
数のサーバ22、1つまたは複数のデータベース24、
および1つまたは複数のコンピュータ261〜26Mを含
む。1つまたは複数のコンピュータ261〜26Mは、複
数のユーザ・コンピュータ401〜40Nから同時にアク
セスすることができる。複数のコンピュータが使用され
る場合、コンピュータ261〜26Mは、ローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)またはいずれか他の同様の
接続技術によって接続することができる。しかし、サー
ビス・センター20は、他の構成をとることも可能であ
る。例えば、より大きなコンピュータ上で稼動するいく
つかの内部プログラムまたはプロセスを有し、ユーザ・
コンピュータとの通信リンクを確立することができる、
より少数のより大きなコンピュータ(すなわち少数のメ
インフレーム・コンピュータ、ミニ・コンピュータな
ど)である。
【0023】サービス・センター20はまた、遠隔ネッ
トワーク50(例えばインターネット)または遠隔サイ
ト(例えば衛星、図1には図示せず)に接続することも
できる。遠隔ネットワーク50または遠隔サイトは、サ
ービス・センター20がより多彩なコンピュータ・ソフ
トウェアやコンテントなどを提供できるようにし、それ
らはサービス・センター20に記憶することができる。
サービス・センター・コンピュータ、例えばコンピュー
タ261などに接続される、1つまたは複数のデータベ
ース24は、コンピュータ26で利用できるコンピュー
タ・ソフトウェアからなるデータベース・エントリを記
憶するのに使用される。一実施形態では、各ユーザ・コ
ンピュータ401〜40Nは、他のどのコンピュータから
もアクセスできないそれ自体の安全なデータベース(図
示せず)を有する。通信リンク301〜30Nは、1つま
たは複数のユーザ・コンピュータ・システム411〜4
Nが同時にコンピュータ261〜26Mに接続できるよ
うにする。接続は、サーバ22によって管理される。
【0024】ユーザ・コンピュータ・システム40が情
報サービス・コンピュータ26との双方向通信を確立し
た後、以下に述べるように、コンテントがユーザ・コン
ピュータ・システム40に送信される。ダウンロードさ
れるコンテントは、ユーザ・プロファイルならびにユー
ザのシステムのプロファイルを製作するためにユーザお
よび/またはユーザ・コンピュータ・システムのハード
ウェアおよび/またはソフトウェアを調査するアプリケ
ーションを含む。続いて、ユーザおよび/またはユーザ
のコンピュータ・システムから収集された情報がサービ
ス・センター20に提供され、このサービス・センター
20は、ユーザ・プロファイルおよびシステム・プロフ
ァイルに基づいて、ユーザ・コンピュータ40に追加の
コンテントを提供する。サービス・コンピュータ26に
接続されるデータベースからのデータベース・エントリ
は、コンピュータ・ソフトウェア、ハードウェア、およ
びユーザに入手可能な第3者サービスおよび製品に関す
る情報を含む。ユーザ・プロファイルおよび/またはシ
ステム・プロファイルに基づいて、コンテントはさらに
ユーザ・コンピュータに表示用に送信される。コンテン
トはまた、既存のコンピュータ・ソフトウェアに対する
パッチおよび修正、既存のコンピュータ・ソフトウェア
の新バージョン、新作コンピュータ・ソフトウェア、新
しいヘルプ・ファイルなどの入手可能性など情報の一覧
を含むこともできる。コンテントはさらに、ユーザにと
って興味のあるハードウェア、第3者製品およびサービ
スの入手可能性に関する情報を含むこともできる。次い
でユーザは、入手可能な製品およびサービスから1つま
たは複数の選択をして、サービス・コンピュータ26か
らユーザ・コンピュータにその製品を転送するように要
求することができる。あるいは、ユーザは、入手可能な
製品およびサービスの一覧から所望の製品またはサービ
スを購入することもできる。
【0025】図2に、本発明の実施形態を実施する例示
的なコンピュータ・システム100を示す。コンピュー
タ・システム100は、ユーザ・コンピュータ・システ
ム401〜40Nおよび/またはコンピュータ261〜2
M(図1)の一実施形態を例示するが、他の実施形態
も容易に使用することができる。
【0026】図2を参照すると、コンピュータ・システ
ム100は、プロセッサまたは中央処理装置(CPU)
104を含む。例示のCPU104は、計算を実行する
ための論理演算装置(ALU)、データおよび命令の一
時記憶用のレジスタの集積、およびシステム100に対
する操作を制御するための制御ユニットを含む。一実施
形態では、CPU104は、Intel社から発売のx
86、Pentium、PentiumII、Pent
ium Proマイクロプロセッサ、AMDから発売の
K−6マイクロプロセッサ、またはCyrix社から発
売の6x86MXマイクロプロセッサのいずれかを含
む。別の例は、Digital Equipment
Corporationから発売のAlphaプロセッ
サ、Motorolaから発売の680X0プロセッ
サ、またはIBMから発売のPower PCプロセッ
サを含む。さらに、Sun Microsystem
s、MIPS、IBM、Motorola、NEC、C
yrix、AMD、Nexgen他からのものを含めた
他の様々なプロセッサのいずれかを、CPU104を実
施するのに使用することもできる。CPU104は、マ
イクロプロセッサに限定されず、マイクロコントロー
ラ、ディジタル信号プロセッサ、RISC(縮小命令セ
ットコンピュータ)、特定用途向け集積回路など、他の
形をとることもできる。コンピュータ・システム100
は、1つのCPU104と共に示されるが、別法として
複数の処理装置を含むこともできる。
【0027】CPU104は、CPUバス108によっ
てバス・コントローラ112に結合される。バス・コン
トローラ112は、その中に統合されるメモリ・コント
ローラ116を含むが、メモリ・コントローラ116
は、バス・コントローラ112の外部にあってもよい。
メモリ・コントローラ116は、CPU104または他
のデバイスからメモリ・バス120を介してシステム・
メモリ124にアクセスするためのインタフェースとな
る。一実施形態では、システム・メモリ124は、SD
RAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ)を含む。システム・メモリ124は任意
選択で、いずれかの追加または代替の高速メモリ・デバ
イスまたはメモリ回路を含むこともできる。バス・コン
トローラ112はシステム・バス128に結合され、こ
のシステム・バス128は、PCI(周辺構成要素相互
接続)バス、ISA(業界標準アーキテクチャ)バスな
どとすることができる。システム・バス128には、グ
ラフィックス・コントローラ、グラフィックス・エンジ
ン、またはビデオ・コントローラ132と、大容量記憶
デバイス152と、通信インタフェース・デバイス15
6と、1つまたは複数の入出力(I/O)デバイス16
1〜168Nと、拡張バス・コントローラ172とが結
合される。ビデオ・コントローラ132は、ビデオ・メ
モリ136(例えば8メガバイト)およびビデオBIO
S140に結合され、これらはすべて、番号144で示
すように単一のカードまたはデバイス上に統合すること
ができる。ビデオ・メモリ136は、表示画面148上
に情報を表示するための表示データを収容するのに使用
され、ビデオBIOS140は、ビデオ・コントローラ
132を制御するためのコードおよびビデオ・サービス
を含む。別の実施形態では、ビデオ・コントローラ13
2は、AGP(Advanced Graphics
Port)バスを介してCPU104に結合される。
【0028】大容量記憶デバイス152には、(これら
に限定されないが、)ハード・ディスク、フロッピー・
ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、テープ、高
密度フロッピー、大容量取外し可能メディア、低容量取
外し可能メディア、固体メモリ・デバイスなど、および
これらの組合せが含まれる。大容量記憶デバイス152
には、他のどんな大容量記憶メディアを含めることもで
きる。通信インタフェース・デバイス156には、通信
リンク160を介してネットワーク164にアクセスす
るためのネットワーク・カード、モデム・インタフェー
スなどが含まれる。入出力デバイス1681〜168N
は、キーボード、マウス、オーディオ/サウンドカー
ド、プリンタなどが含まれる。入出力デバイス1681
〜168Nは、ディスク・ドライブ、例えばコンパクト
・ディスク・ドライブ、ディジタル・ディスク・ドライ
ブ、テープ・ドライブ、zip(登録商標)ドライブ、
jazzドライブ、ディジタル・ビデオ・ディスク(D
VD)ドライブ、固体メモリ・デバイス、光磁気ディス
ク・ドライブ、高密度フロッピー・ドライブ、大容量取
外し可能メディア・ドライブ、低容量メディア・デバイ
ス、および/またはこれらのいずれかの組合せとするこ
とができる。拡張バス・コントローラ172は不揮発性
メモリ175に結合される。この不揮発性メモリ175
はシステム・ファームウェア176を含む。システム・
ファームウェア176はシステムBIOS82を含む。
このシステムBIOS82は、とりわけコンピュータ・
システム100内のハードウェア・デバイスを制御する
ためのものである。システム・ファームウェア176は
また、ROM180およびフラッシュ(またはEEPR
OM)184も含む。拡張バス・コントローラ172は
また、RAM、ROM、および/またはフラッシュ・メ
モリ(図示せず)を有する拡張メモリ188にも結合さ
れる。システム100は追加的に、バス・コントローラ
112に結合されるメモリ・モジュール190も含む。
一実施形態では、メモリ・モジュール190は、ROM
192およびフラッシュ(またはEEPROM)194
を含む。
【0029】当業者によく知られているように、コンピ
ュータ・システム100はさらに、オペレーティング・
システム(OS)、および少なくとも1つのアプリケー
ション・プログラムを含み、一実施形態では、これら
は、大容量記憶デバイス152からシステム・メモリ1
24にロードされ、POST後に起動される。OSに
は、これらに限定または制約されないが、DOS、Wi
ndowsTM(例えばWindows95TM、Wind
ows98TM、WindowsNTTM)、Unix(登
録商標)、Linux、OS/2、OS/9、Xeni
xなどを含めた、どんなタイプのOSも含めることがで
きる。オペレーティング・システムは、コンピュータ・
システムの動作およびリソースの割振りを制御する1つ
または複数のプログラムのセットである。アプリケーシ
ョン・プログラムは、ユーザに望まれるタスクを実行す
る1つまたは複数のプログラムである。
【0030】コンピュータ・プログラミングの当業者の
慣習に従って、本発明は、その他の指示がない限り、コ
ンピュータ・システム100によって実行される動作の
シンボリック表現との関連で以下に述べる。そのような
動作は、コンピュータ実行と言われることがある。シン
ボリックに表される動作には、CPU104によるデー
タ・ビットを表す電気信号の操作、およびシステム・メ
モリ124内のメモリ位置でのデータ・ビットの維持、
ならびに他の信号処理が含まれることを理解されたい。
データ・ビットが維持されるメモリ位置は、データ・ビ
ットに対応する特有の電気、磁気、光学、または有機の
特性を有する物理位置である。
【0031】ソフトウェアに実装されるとき、本発明の
要素は本質的に、必要なタスクを実行するコード・セグ
メントである。プログラムまたはコード・セグメント
は、プロセッサ読取り可能メディア中に記憶することも
でき、また、搬送波に組み入れられるコンピュータ・デ
ータ信号によって、伝送メディアまたは通信リンクを介
して伝送することもできる。「プロセッサ読取り可能メ
ディア」には、情報を記憶または転送できるどんなメデ
ィアも含めることができる。プロセッサ読取り可能メデ
ィアの例には、電子回路、半導体メモリ・デバイス、R
OM、フラッシュ・メモリ、消去可能ROM(ERO
M)、フロッピー(登録商標)・ディスケット、CD−
ROM、光ディスク、ハード・ディスク、光ファイバ・
メディア、無線周波(RF)リンクなどが含まれる。コ
ンピュータ・データ信号には、電子ネットワーク・チャ
ネル、光ファイバ、空気、電磁気、RFリンクなどの伝
送メディアを介して伝播できる、どんな信号も含めるこ
とができる。コード・セグメントは、インターネットや
イントラネットなどのコンピュータ・ネットワークを介
してダウンロードすることができる。
【0032】図3に、コンピュータ・システム100の
論理図を示す。図2および図3を参照すると、システム
・ファームウェア176はソフトウェア・モジュールお
よびデータを含み、これらは、POST中にシステム・
メモリ124にロードされ、続いてプロセッサ104に
よって実行される。一実施形態では、システム・ファー
ムウェア176は、システムBIOSハンドラやハード
ウェア・ルーチンなどを有するシステムBIOSモジュ
ール82、ROMアプリケーション・プログラム・イン
タフェース(RAPI)モジュール84、初期スタート
アップ・アプリケーション(ISUA)モジュール8
6、初期ペイロード88a、暗号キー90、暗号エンジ
ン92、および表示エンジン94を含む。前述のシステ
ム・ファームウェア176のモジュールおよび各部は、
ROM180および/またはフラッシュ184中に含め
ることができる。あるいは、前述のシステム・ファーム
ウェア176のモジュールおよび各部は、ROM190
および/またはフラッシュ194中に含めることもでき
る。RAPI84は、ROMアプリケーション・プログ
ラムとシステムBIOS82との間に安全なインタフェ
ースである。RAPI84、ISUA86、および初期
ペイロード88はそれぞれ、コンピュータ・システム1
00を最初に使用する前に、別々に開発してシステム・
ファームウェア176に記憶することができる。一実施
形態では、RAPI84、ISUA86、および初期ペ
イロード88aはそれぞれ、Phoenix Tech
nologies社によって開発されたプロプライエタ
リ・ソフトウェアを含む。RAPI84の一実施形態
は、Phoenix Technologies社に譲
渡された、本願と同時係属の1999年6月18日出願
の「System andMethod for Se
curity Utilizing BasicInp
ut and Output System(BIO
S)Services」という名称の米国特許出願第0
9/336889号に記載されており、これを参照によ
り本明細書に組み込む。ISUA86の一実施形態は、
Phoenix Technologies社に譲渡さ
れた、本願と同時係属の1999年6月18日出願の
「Method and Apparatus for
Automatically Installing
and Configuring Software
on a Computer」という名称の米国特許
出願第09/336289号に記載されており、この内
容を参照により本明細書に組み込む。
【0033】一実施形態では、図3および図4Aおよび
図4Bに示すように、新しいコンピュータ・システム1
00に最初に電源が入れられた後、システムは、POS
T手順から開始する。初期POSTの間、A1によって
示すようにISUA86が大容量記憶デバイス152に
転送される。一実施形態では、そのような転送は、製造
および/または組立ての過程の間に、オペレーティング
・システムをインストールした後で(ただしオペレーテ
ィング・システムをブート、ロード、および稼動させる
前に)システム100に最初に電源が入れられるときに
行われる。代替実施形態では、そのような転送は、製造
および/または組立ての過程の後で、ユーザがシステム
100を受け取って電源を入れるときに行われるように
することもできる。他の代替実施形態では、ISUA8
6の転送中に、追加のプログラム、アプリケーション、
ドライブ、データ、グラフィックス、および他の情報を
(例えばROMから)大容量記憶デバイス152に転送
することもできる。例えば、転送は、大容量記憶デバイ
ス152への初期ペイロード88aの転送を含むことが
でき、それに続いて初期ペイロードは大容量記憶デバイ
ス152から送られる。あるいは、初期ペイロードはR
OMから送ることもできる。そのような転送を容易にす
るためのシステムおよびプロセスの一実施形態は、Ph
oenixTechnologies社に譲渡された、
1999年6月18日出願の「Method and
System for Transferring a
nApplication Program from
System Firmware to a Sto
rage Device」という名称の本願と同時係属
の米国特許出願第09/336067号に記載されてお
り、この内容を参照により本明細書に組み込む。そのよ
うな転送を容易にするためのシステムおよびプロセスの
代替実施形態は、本願と同時係属の1999年3月19
日出願の「Method and Apparatus
for Providing Memory−bas
ed Device Emulation」という名称
の米国特許出願第09/272859号、本願と同時係
属の1999年6月18日出願の「Method an
d Apparatus for Providing
Memory−Based Device Emula
tion」という名称の一部継続米国特許出願第09/
336307号、および本願と同時係属の1999年6
月18日出願の「System and Method
for Inserting One or Mor
e Files Onto MassStorage」
という名称の米国特許出願第09/336281号に記
載されており、各々は本発明の譲受人であるPhoen
ix Technoligies社に譲渡され、各々の
内容を参照により本明細書に組み込む。
【0034】一実施形態ではISUA86は、エンド・
ユーザのシステムに常駐するプリインストールされたプ
ログラムがあるかどうかを判定するコンピュータ・ソフ
トウェア実行可能プログラムである。プリインストール
されたプログラムがある場合、ISUA86はプリイン
ストールされたプログラムを識別し、ユーザが自動的に
プログラムを立ち上げることができるショートカット
(Windowsオペレーティング・システムの場合に
はデスクトップ上に作成される)またはブックマークを
作成する。この実施形態ではこの実行可能プログラムが
さらに、後述するようにサーバ22および/または1つ
のサービス・コンピュータ26(図1)の1つまたは複
数のアプリケーションとの双方向通信を開始し、確立す
る能力を有する。さらに一実施形態ではPOST中に初
期ペイロード88aのグラフィカル・コンテントが表示
エンジン94によってユーザの表示画面148に表示さ
れる。あるいは、初期ペイロード88aのグラフィカル
・コンテントを次のブート・プロセスの後に表示しても
よい。例えば後述するようにユーザのプロファイルの一
部として、1つまたは複数の製品および/またはサービ
スに関する追加情報を得たいかどうかをユーザに尋ねて
もよい。ユーザがそうしたい場合には次のブート・プロ
セス中に所望の製品および/またはサービスに関するコ
ンテントを表示する。
【0035】POSTが完了した後にOSのロード、実
行および初期化を実施する。次いで標準OSドライバお
よびサービスをロードする。次いで年齢、性別、趣味な
どのデモグラフィック情報を含む登録情報を入力するよ
うユーザに促す。さらにISUA86が実行され、バッ
クグラウンドで走り、図2のネットワーク164(例え
ばインターネット)を介してコンピュータ・システム1
00とリモート・サーバ(例えば図1のサーバ22)の
間に確立された通信リンクを検出するまでアイドル状態
を維持する。一実施形態ではISUA86がオペレーテ
ィング・システムを探索して、システムにプリロードま
たはプリインストールされたアプリケーションがあるか
どうかを判定する。そのようなアプリケーションがある
場合にISUA86は、通信リンクが確立された後に所
定のサーバに送り出すためのショートカットおよび/ま
たはブックマークをアプリケーションに自動的に提供す
る。この通信リンクは、ソケットを介したネットワーク
・プロトコル・スタック(例えばTCP/IP)または
当技術分野で周知のその他の双方向通信技法を用いて確
立することができる。通信リンク30を確立した後にI
SUA86はサーバ22に要求信号を発行して(A2で
示す)、コンテント・モジュール60から初期コンテン
ト・パッケージ62をダウンロードするよう求める。こ
の要求に応答してサーバは、初期コンテント・パッケー
ジ62をダウンロードし(A3で示す)、一実施形態で
はこれを大容量記憶デバイス152に記憶する。一実施
形態では初期コンテント62および後発コンテント64
を別々に開発し、初期コンテント62および後発コンテ
ント64をサーバ22に記憶する前に暗号化キーを使用
してそれぞれを暗号化するか、および/またはそれぞれ
にディジタル署名する。続いて初期コンテント62およ
び/または後発コンテント64をシステム100にダウ
ンロードするときには暗号エンジン92がキー90を使
用して、初期コンテント62および/または後発コンテ
ント64を暗号化解除する。
【0036】先に論じたように初期コンテント・パッケ
ージ62はアプリケーション62a、ドライバ62bお
よびペイロード62cを含むことができる。一実施形態
ではアプリケーション62aが、データ・ローダ・アプ
リケーションおよびプロファイル・マネージャ・アプリ
ケーションを含む。データ・ローダ・アプリケーション
はISUA86と同じかまたは類似の機能を有し、ダウ
ンロードされるとISUA86を使用禁止にしISUA
86に取って代わる。より詳細にはデータ・ローダ・ア
プリケーションは、サーバ22とコンピュータ・システ
ム100の間の双方向通信を開始し、確立し、終了させ
る能力を有するコンピュータ・ソフトウェア・プログラ
ムである。データ・ローダ・アプリケーションはさらに
サーバ22とコンピュータ・システム100の間のトラ
フィック制御管理、ならびにエンド・ユーザのシステム
と指定のサーバの間の通信およびエンド・ユーザのシス
テムへのコンテントのダウンロードを容易にするその他
の機能を提供する。
【0037】プロファイル・マネージャは、ユーザのプ
リファランス、システム・ハードウェアおよびコンピュ
ータ・システム100にインストールされたソフトウェ
アに基づいてコンピュータ・システム100のユーザ・
プロファイルおよびシステム・プロファイルを獲得す
る。コンピュータ・システム100のユーザ・プロファ
イルおよびシステム・プロファイルを獲得した後、プロ
ファイル・マネージャ・アプリケーションは結果をデー
タ・ローダ・アプリケーションに転送し、データ・ロー
ダ・アプリケーションは続いてこの情報をサーバ22に
提供する。サーバ22は、ユーザが指示した選択をデー
タベース24(図1)と突き合わせる。結果は所定の間
隔で転送してもよいし、ユーザの要求があったときに転
送してもよい。サーバ22は次いでユーザ・プロファイ
ルまたはデモグラフィック・データを処理し、コンテン
トを同様のプロファイルを有するユーザに向ける。さら
に複数のユーザのユーザ・プロファイル・データをサー
バ22上に集められ、これを寄せ集めて集合ユーザ・プ
ロファイル・モデルを作成する。次いでコンテントを、
ユーザ・プロファイル・データおよび/または集合ユー
ザ・プロファイル・モデルに基づいてユーザ・コンピュ
ータ・システムに送る(A4で示す)。後発コンテント
64をダウンロードし、符号88bで示すシステム・フ
ァームウェア176に記憶する。一実施形態では後発コ
ンテント64がフラッシュ、EEPROMなどの不揮発
性メモリに記憶され、後発コンテントのロードが当業者
に周知のとおりこのROMをリフラッシュすることによ
って実施される。後発コンテント64を1つまたは複数
のファイルとして大容量記憶デバイス152に記憶して
もよく、または(WindowsTM環境下で)Wind
owsTMシステム・ファイルを修正するのに使用しても
よい。このプロファイル収集プロセスはコンピュータ・
システム100が活動化されている限り続けられる。一
実施形態ではユーザのプロファイルがサーバ22で受け
取られ分析された後にコンテントがダウンロードされ
る。
【0038】続いてコンピュータ・システム100がパ
ワーアップされると(図4B参照)システムは再びPO
STを実行する。次いで以前にダウンロードされシステ
ム・ファームウェア176に記憶された著作権問題が解
決済みのコンテントをオペレーティング・システムのロ
ードおよび/または実行の前に表示する。Window
TM環境では、オペレーティング・システムの初期ロー
ド中に表示されるWindowsTMロゴに続いて、以前
にダウンロードされシステム・ファームウェア176に
記憶されたコンテントを表示する1つまたは複数の画面
が表示される。
【0039】ROMをリフラッシュするのではなくコン
テントを1つまたは複数のファイルとして大容量記憶デ
バイス152に記憶する場合には、ブートアップおよび
シャットダウン中に表示されるWindowsTMロゴ・
ファイルを変更または置き換えることができる。この方
法を利用する一実施形態は、Phoenix Tech
nologies社に譲渡された参照によって本明細書
に組み込まれる1999年6月18日提出の「Disp
laying Images duringBoot−
up and Shut−down」という名称の同時
係属米国特許出願09/336003号に記載されてい
るように、対応するWindowsTMシステム・ファイ
ルの代わりにコンテントを表す1つまたは複数のファイ
ル(例えばグラフィック・ファイル)を使用することを
含む。このブートアップWindowsディスプレイ・
ファイルはLOGO.SYSと名付けられ、通常はWi
ndowsディレクトリに位置する。まずWindow
TMのLOGO.SYSファイルをWindowsディ
レクトリから他のディレクトリに移す。次いでコンテン
ト・グラフィックス・ファイルをLOGO.SYSとリ
ネームし、WindowsTMディレクトリに移す。オペ
レーティング・システムは最初に立ち上げられたときに
このファイルを取り出し、したがってこのコンテントが
表示画面に表示される。WindowsTMはLOGO.
SYSファイルが解像度320×400、256色のビ
ットマップ・ファイルであると期待する。ただしWin
dowsTMは後にこの解像度を表示用に640×400
に引き伸ばす。したがってコンテント・グラフィックス
・ファイルも同じグラフィックス・フォーマットでなけ
ればならない(LOGO.SYSにリネームされる前は
通常、拡張子「.BMP」を付けて命名されている)。
【0040】次いでオペレーティング・システムのロー
ド、実行および初期化を実施する。標準オペレーティン
グ・システム・ドライバおよびアプリケーションもロー
ドする。次いでプロファイル・マネージャを実行する。
所定のウェブ・サイトとのリンクが確立されると、追加
のコンテントをダウンロードし続いてこれを表示するこ
とができる。このような追加のコンテントは任意に提供
されるか、またはユーザまたはユーザのシステムの調査
から得られた情報に基づいて提供される。一実施形態で
はブート・プロセスが完了した後に表示画面の一部が、
以前に表示されたメッセージまたは広告に関する詳細な
情報にアクセスするのに使用するショートカットのアイ
コンを形成するのに使用される。他の実施形態ではメッ
セージまたは広告がシャットダウン・プロセス中に再び
表示される。例えば、メッセージ「Windows i
s shutting down」または「It is
now safe to turn off your
computer」を表示する表示画面の代わりに別
に選択したコンテントが表示される。
【0041】詳細な説明 図5は、本発明の一実施形態に基づく表示用のイメージ
を生成するアーキテクチャを示す図である。このアーキ
テクチャは記憶装置124/176/190、属性生成
器530および画像生成器540を含む。
【0042】記憶装置124/176/190はテンプ
レート510およびグラフィック・オブジェクト520
を含む。記憶装置124/176/190は、ランダム
・アクセス・メモリ(RAM)、読取り専用メモリ(R
OM)、消去可能ROM(EROM)、フラッシュ・メ
モリなどの任意の記憶媒体である。好ましい一実施形態
ではこの記憶装置がフラッシュ・メモリである。グラフ
ィック・オブジェクト520はテンプレート510と同
じ物理記憶媒体に記憶してもよいし、または別の記憶媒
体に記憶してもよい。例えばテンプレート510とグラ
フィック・オブジェクト520をフラッシュ・メモリな
どの1つのファームウェアに記憶してもよいし、または
テンプレート510をファームウェアに記憶し、グラフ
ィック・オブジェクト520を大容量記憶デバイス(例
えばハード・ディスク)に記憶してもよい。テンプレー
ト510およびグラフィック・オブジェクト520は更
新可能である。
【0043】テンプレート510は、グラフィック・オ
ブジェクトを特徴づけるグラフィック属性を構成するい
くつかの識別子を含む。グラフィック・オブジェクト5
20は表示画面に表示されるオブジェクトに関する情報
を含む。グラフィック・オブジェクト520は、イメー
ジを作り出すために操作することができる線分、曲線セ
グメントなどのイメージ・プリミティブを記憶したデー
タ構造を含むことができる。グラフィック・オブジェク
ト520はさらに、ビットマップ・レベルの未処理のイ
メージ・データを含むかまたは参照することができる。
【0044】属性生成器530はスキャナ532および
パーサ534を含む。スキャナ532はテンプレート上
で辞書編集分析を実行してトークンを作り出す。パーサ
534は一連のトークンからグラフィック属性を生成す
る。グラフィック属性は、いくつかの識別子および/ま
たは表示画面に表示するイメージを生成するためにグラ
フィック・オブジェクト上で操作されるグラフィック・
プリミティブを含む。
【0045】図6Aは、本発明の一実施形態に基づくグ
ラフィック・オブジェクト用のテンプレート510を示
す図である。テンプレート510は、開始コード61
0、N個のコマンドCMD1、CMD2、...、CM
DN 6201、...、620N、および終了コード6
30を含む。
【0046】開始コード610および終了コード630
はテンプレートの開始および終了をそれぞれ指示する定
義済みコードである。開始コード610および終了コー
ド630はテンプレート510の中でそれらが固有のコ
ードとなるように選択される。一実施形態では開始コー
ド610および終了コード630が1バイト識別子であ
る。
【0047】コマンドCMDN6201、...、62
Nはそれぞれ2つの部分、すなわちコマンド・コード
622およびコマンド情報624を含む。コマンド・コ
ード622は実行するコマンドの種類を指示し、コマン
ド情報624はコマンド・コードが必要とする情報を提
供する。コマンド情報を必要としないコマンドもある。
一実施形態ではコマンド・コード622が1バイト識別
子であり、コマンド情報624がマルチバイト・データ
である。
【0048】コマンド・コード622は、グラフィック
ス・コントローラが実行するグラフィック操作を指定す
る識別子である。グラフィック操作にはディスプレイの
使用可/使用不可、単純な形状の描画(例えば線、円、
ボックス、三角形、点、多角形など)、ファイル参照
(例えばビットマップ、パレット、フォント、アニメー
ション、サウンドなど)およびその他の操作が含まれ
る。
【0049】ディスプレイ・オン631はディスプレイ
が使用可能であることを指示する。このコマンド・コー
ドは対応するコマンド情報を必要としない。ディスプレ
イ・オフ632はディスプレイが使用不可であることを
指示する。このコマンド・コードは対応するコマンド情
報を必要としない。ライン633は、線の2つの端点の
座標(x1,y1)、(x2,y2)および色コードを
含む線情報634を使用して線を描く。サークル635
は、中心の座標(x,y)、半径、色およびフィル・コ
ードを含む円情報636を使用して円を描く。ボックス
637は、コーナの4つの座標(x1,y1)、(x
2,y2)、(x3,y3)、(x4,y4)、色およ
びフィル・コードを含むボックス情報638を使用して
長方形の枠を描く。三角形639は、コーナの3つの座
標(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、
色およびフィル・コードを含む三角形情報640を使用
して三角形を描く。点641は、点の座標(x、y)お
よび色を含む点情報642を使用して点を描く。ポリゴ
ン643は、コーナのN個の座標(x1,y
1)、...、(xN,yN)、色およびフィル・コー
ドを含む多角形情報644を使用して多角形を描く。
【0050】ビットマップ・オブジェクト651は、ビ
ットマップ・ファイル名および拡張子を指定するビット
マップ情報652を使用してビットマップ・ファイルか
らビットマップ・オブジェクトをレンダリングする。パ
レット・オブジェクト653は、パレット・ファイル名
および拡張子を指定するパレット情報654を使用して
パレット・ファイルからパレット・オブジェクトをレン
ダリングする。フォント・オブジェクト655は、フォ
ント・ファイル名および拡張子を指定するフォント情報
656を使用してテキスト・ストリングに対するフォン
ト・タイプをレンダリングする。ゾーン・オブジェクト
657は、ゾーン識別を含むゾーン情報658を使用し
てゾーン番号を指定する。テキスト・ストリング659
は、生成する文字ストリングを含むテキスト情報660
を使用して指定されたフォント・タイプのテキスト・ス
トリングを作成する。パレット・インデックス671
は、インデックスを含むパレット・インデックス情報6
72を使用してパレット・オブジェクトを指す。フィル
ド・パレット・インデックス673は、インデックスを
含むフィルド・パレット・インデックス情報674を使
用してオブジェクトを埋めるのに使用するパレットを指
す。アニメーション675は、アニメーション・ファイ
ル名および拡張子を含むアニメーション情報676を使
用してアニメーション・ファイルからアニメーション・
シーケンスをレンダリングする。サウンド677は、サ
ウンド・ファイル名および拡張子を含むサウンド情報6
78を使用してサウンド・ファイルからサウンド・シー
ケンスを生成する。
【0051】図6Bは、本発明の一実施形態に基づく表
示画面680を示す図である。表示画面680には、ゾ
ーン1 682、ゾーン2 683、ゾーン3 68
4、ゾーン4 685、ゾーン5 686、ゾーン6
687、ゾーン7 690、ゾーン8 691およびゾ
ーン9 692を含む9つのゾーンの例示的な表示が示
されている。
【0052】これらのゾーンの生成に使用するテンプレ
ートは、それぞれのゾーンの4つのコーナの座標を指定
するボックス・コマンドを使用する一連のコマンドを含
む。さらにそれぞれのゾーンに対して使用する対応する
ビットマップ・ファイルおよびテキスト・ファイルが参
照される。
【0053】ゾーン1 682、ゾーン2 683、ゾ
ーン3 684、ゾーン4 685、ゾーン5 68
6、ゾーン6 687、ゾーン7 690、ゾーン8
691およびゾーン9 692は、それぞれの参照ファ
イルtext1.bmp、text2.bmp、log
o1.bmp、logo2.bmp、logo3.bm
p、bitmap1.bmp、bitmap2.bm
p、bitmap3.bmpおよびbitmap4.b
mpに含まれるビットマップ・ファイルまたはテキスト
・ファイルを使用してレンダリングされる。
【0054】図7は、本発明の一実施形態に基づくイメ
ージ表示プロセス700を示す流れ図である。
【0055】「開始」に続いてプロセス700は、表示
エンジンを初期化して表示解像度、色深度などの表示環
境をセットアップする(ブロック710)。表示環境
は、表示エンジンのデフォルト環境としてもよいし、ま
たは指定された任意の環境としてもよい。次いでプロセ
ス700は記憶装置からテンプレートを取り出す(ブロ
ック720)。この取出しは、記憶装置上の所定のアド
レスのメモリ位置を読み取ることによって達成される。
プロセス700はテンプレートを走査して一連のトーク
ンを生成する(ブロック730)。次いでプロセス70
0はトークンを解析してグラフィック・オブジェクトを
特徴づけるグラフィック属性を生成する(ブロック74
0)。
【0056】プロセス700は、テンプレートから解析
した位置識別子を使用して記憶デバイスからグラフィッ
ク・オブジェクトを取り出す(ブロック750)。次い
でプロセス700は表示すべきイメージを、グラフィッ
ク属性を使用してグラフィック・オブジェクトから生成
する(ブロック760)。グラフィック属性に指定され
ている場合にはそれにしたがってアニメーションおよび
/またはサウンドを作り出す。次いでプロセス700
は、表示エンジンに関連したディスプレイ・バッファに
イメージを書き込む(ブロック770)。プロセス70
0は次いで終了となる。
【0057】BIOSのブートアップおよびBIOSに
よるオペレーティング・システムのロードに数秒かかる
ことがある。その間、モニタ画面はテストの統計、結果
などのBIOS情報を表示するだけである。ほとんどの
状況でこれらの結果は同じであり、ユーザにとって有用
な情報は何も提供されない。したがってこの間にインタ
ーネットからダウンロードした広告、バナーなどのその
他のグラフィックスが表示されたり、またはサウンドが
生成されたりしたほうが好ましい。これらのアクティビ
ティは、BIOSのプートアップ・シーケンスの初期の
ステップのプリブート期間に実行することができる。メ
ディア・デバイスは、グラフィックスまたはサウンド、
あるいはその他のメディア情報を生成することができる
デバイスである。例えばグラフィックス・コントローラ
上のグラフィックス・エンジンは一般に、グラフィック
ス・エンジンは、大きくかつ複雑なイメージを少量のデ
ータに基づいて表示できるようにする一組のプリミティ
ブを有している。生成された表示は、BIOSのブート
アップが完了するかまたはマシンが何か他のことを開始
するまで画面上に残る。
【0058】図8は、本発明の一実施形態に基づくプリ
ブート・メディア・システム800を示す図である。プ
リブート・メディア・システム800は実質的に図2に
示したシステム100のサブセットである。プリブート
・メディア・システム800はプロセッサ104、バス
108/128、BIOS記憶装置176、大容量記憶
装置152、システム・メモリ124、メディア記憶装
置124/152/184、オーディオ・カード16
8、グラフィックスまたはビデオ・コントローラ132
およびディスプレイ・モニタ148を含む。
【0059】プロセッサ104は、システム・メモリ1
24にロードされたBIOS記憶装置176中の命令お
よびオペレーティング・システムを実行する。プリブー
ト・アクティビティでプロセッサは、バス108/12
8を介してオーディオ・カード168およびグラフィッ
クス・コントローラ132と通信する。パワーオン・リ
セットの後、プロセッサ104は予め決められたアドレ
スから命令の取出しを開始してBIOS記憶装置176
からのBIOSのブートを開始する。
【0060】BIOS記憶装置176は、最小メディア
初期化コード810、標準BIOSコード815および
オペレーティング・システム(OS)ローダ820を含
むBIOSを含む。一般にプロセッサ104はまず最小
メディア初期化コード810、次いで標準BIOSコー
ド815、最後にOSローダ820を実行する。
【0061】最小メディア初期化コード810は、プリ
ブート・メディア生成を実行できるようグラフィックス
・コントローラ132および/またはオーディオ・カー
ド168を初期化する最小コードを含む。初期化コード
810は、グラフィックス・コントローラ132の表示
モード(例えば色深度および表示解像度)、オーディオ
・カード168のオーディオ・モード、グラフィックお
よび/またはオーディオ・コマンド、グラフィックス・
データおよび/またはサウンド・データのアドレスを構
成する命令を含むことができる。より先進のグラフィッ
クス・コントローラに対しては初期化コード810が、
追加のグラフィック情報なしに、またはごくわずかな追
加グラフィック情報を用いてグラフィックス・コントロ
ーラがイメージを生成できる完全なコード・シーケンス
を含むことができる。これらのグラフィックス・コント
ローラに対しては初期化コード810が、画素、線、単
純な形状、陰影、色、イメージを表示する表示画面上の
特定の位置などのグラフィック・プリミティブを生成す
るコマンドを含むことができる。プリブート・メディア
生成をできるだけ早く開始できるように最小メディア初
期化コード810は一般にBIOSブートアップの初期
のステップで実行される。プロセッサ104が最小メデ
ィア初期化コード810を実行すると、グラフィックス
・コントローラ132および/またはオーディオ・カー
ド168はプロセッサ104とは独立に機能を開始す
る。
【0062】標準BIOSコード815は、標準BIO
Sブートアップ中に標準BIOSタスクを実行する命令
を含む。これらのタスクにはPOST、周辺デバイス
(必要に応じてグラフィックス・コントローラ132お
よびオーディオ・カード168を含む)の初期化および
構成、ならびにその他のシステム・テストが含まれる。
この間、グラフィックス・コントローラ132はディス
プレイ・モニタ132に表示するイメージの生成を継続
する。オーディオ・カード168もサウンドの生成を続
ける。
【0063】OSローダ820は、大容量記憶装置15
2からシステム・メモリ124にOS830をロードす
る命令を含む。OSがシステム・メモリ124にロード
されると直ぐに制御がOSに渡され、プロセッサ104
はOSから適当なプログラムを実行する。OSのロード
時間中、グラフィックス・コントローラ132およびオ
ーディオ・カード168はグラフィックスおよびサウン
ドを生成し続ける。OSのロードが完了するまでには数
秒かかる場合があるので、この時間を生産的に使用して
有用な情報がモニタに表示され、および/または有用な
サウンドが生成される。OSが制御を引き継ぐと、OS
の適当なドライバ中に要求されたグラフィックスおよび
サウンド・アクティビティを実行することができる。プ
リブート・メディア・アクティビティは終了され、標準
システム動作が開始される。
【0064】大容量記憶装置152はOS830ならび
にその他のデータおよび情報を記憶する。先に説明した
とおりOS830は、BIOSブートアップの終わりに
システム・メモリ124にロードされる。通常はOS8
30の一部だけがシステム・メモリ830に常駐する。
必要に応じてドライバ、プログラムまたはデータをシス
テム・メモリ124と大容量記憶装置152の間でスワ
ップインおよびスワップアウトすることができる。OS
830は、適当なときにグラフィックス・コントローラ
132およびオーディオ・カード168を再始動させる
ドライバを含むことができる。通常はOS830が実行
を開始したときにプリブート・メディア・アクティビテ
ィは終了となる。
【0065】システム・メモリ124は、OS830の
ロードされた部分を含むランダム・アクセス・メモリ
(RAM)を含む。システム・メモリ124はさらにフ
ラッシュ・メモリなどのその他の種類のメモリを含むこ
とができる。
【0066】メディア記憶装置124/152/184
は、必要に応じてメディア・デバイスが使用するメディ
ア情報を記憶する。メディア記憶装置124/152/
184をシステム・メモリ124、大容量記憶装置15
2またはフラッシュ・メモリ184の一部とすることが
できる。メディア情報はメディア・データ840、メデ
ィア・モード845およびメディア・コマンド850を
含む。メディア・データ840は、メディア出力を生成
するためにメディア・デバイスが直接に使用するデータ
である。このデータは、メディア記憶装置124/15
2/184上で直接にアクセスされるか、またはポイン
タまたはファイル名によって参照される。メディア・デ
ータの例にはグラフィック・ビットマップ・データおよ
びディジタル化されたオーディオ・サンプルのシーケン
スが含まれる。メディア・モード845はメディア・デ
バイスの動作モードを提供する。例えばグラフィック・
アニメーション・モードはグラフィックス・フレームの
一連の繰返しシーケンスを指定する。メディア・コマン
ド850はメディア・デバイスがその機能を実行するの
に使用する特定のコマンドである。コマンド850の例
にはグラフィック・データのイメージを画面上の指定の
位置に置くコマンド、またはイメージをある方法でレン
ダリングするコマンドが含まれる。
【0067】オーディオ・カード168は、メディア・
データ840の中のサウンド・データを使用してスピー
カへ送るサウンドを生成する。グラフィックス・コント
ローラ132は、ディスプレイ・モニタ148に表示す
るイメージを生成する。グラフィックス・コントローラ
132は、構成レジスタ860およびコマンド・レジス
タ865を含む。構成レジスタ860は、グラフィック
ス・コントローラ132を指定のモードで動作するよう
に構成する目的に使用される。コマンド・レジスタ86
5は、ブロックの充てん、線描などの特定の操作を指定
するコマンドを含む。プロセッサ104は、対応するメ
ディア・デバイスに構成データおよびコマンドを書き込
むことによってオーディオ・カード168とグラフィッ
クス・コントローラ132を初期化する。初期化される
と直ぐにメディア・デバイスはそれ自体で動作を開始す
ることができる。オーディオ・カード168はメディア
記憶装置124/152/184からオーディオ・デー
タを取り出してスピーカに送るサウンドを作り出すこと
ができる。グラフィックス・コントローラ132はメデ
ィア記憶装置124/152/184からグラフィック
・データを取り出し、表示画面上にイメージを生成する
ことができる。メディア・コマンド850から追加のコ
マンドを獲得してその他のメディア結果を作り出すこと
ができる。
【0068】図9は、本発明の一実施形態に基づくメデ
ィア・プリブート・プロセス900を示すフローチャー
トである。
【0069】「開始」に続いて、システムはパワーオン
・リセット・シーケンスを開始する(ブロック91
0)。次いでプロセッサが、BIOS記憶装置にアクセ
スすることによってBIOSのブートアップを実施する
(ブロック920)。プロセッサは、メディア・デバイ
ス(例えばグラフィックス・コントローラ、オーディオ
・カードなど)をBIOSの一部である最小構成を用い
て初期化する(ブロック930)。最小構成は、グラフ
ィックス・コントローラおよび/またはオーディオ・カ
ードがプロセッサとは独立に自体の動作を開始するのに
十分な情報を提供する。
【0070】プロセス900は次いで平行した2つの経
路(パス)に分かれる。BIOSパスはBIOSの実行
に対応し、メディア・パスはメディア・デバイスに対応
する。メディア・パスはブロック940、950および
960を含む。BIOSパスはブロック945、955
および965を含む。
【0071】BIOSパスではプロセッサがBIOSブ
ートアップ・シーケンスを続ける(ブロック945)。
残りのBIOSタスクが完了するまでに数秒かかること
がある。その間、初期化され、構成されたグラフィック
ス・コントローラおよび/またはオーディオ・カードは
自体の機能を実行する。BIOSタスクが完了した後、
プロセッサは、大容量記憶装置からシステム・メモリに
オペレーティング・システムをロードする(ブロック9
55)。一般に一度にロードされるのはOSシステムの
一部分だけである。OSがシステム・メモリにロードさ
れると制御はBIOSからOSに移り、OSは制御を開
始する(ブロック965)。OSは、生成された以外の
グラフィックスおよびサウンドを作り出すことができ
る。プロセス900は次いで終了となる。
【0072】初期化され、構成された後にメディア・デ
バイスは、グラフィックス・データ、サウンド・デー
タ、ファイル参照、コマンド、プリミティブなどのメデ
ィア情報を得る(ブロック940)。次いでメディア・
デバイスは自体の機能を実行する(ブロック950)。
グラフィックス・コントローラは、グラフィック・デー
タを取り出しグラフィック・プリミティブを使用してデ
ィスプレイ・モニタにイメージを表示する。グラフィッ
ク・データは例えば適当な記憶装置に記憶された広告ま
たはバナーに対応する。一連のフレームを使用してアニ
メーションを実行することもできる。オーディオ・カー
ドは、オーディオ記憶装置から取り出したサウンド・デ
ータを再生することによってサウンドを生成する。
【0073】次いでプロセス900は、オペレーティン
グ・システムがシステムの制御を引き継いだかどうかを
判定する(ブロック960)。まだである場合にはプロ
セス900はブロック950に戻ってメディア操作を続
ける。引継ぎが済んでいる場合にはプロセス900は終
了となる。
【0074】本発明の他の態様は、システム・デバイス
の性能を実行時に測定し結果をグラフィック表示するシ
ステムおよび方法を含む。一実施形態では測定された情
報が、対応するグラフィック・オブジェクトに関連づけ
られ表示される。
【0075】本発明の他の態様は簡単、簡潔かつフレキ
シブルな形でシステムBIOSに機能を提供する方法お
よび装置である。PCシステム・メーカおよびマザーボ
ード・メーカなどのさまざまな当事者がシステムBIO
Sコードへの影響を最小限に抑えて追加のシステムBI
OS機能を実施することができるインタフェース・モジ
ュールが提供される。この方法は、インタフェース・モ
ジュールをシステムBIOSにインタフェースするステ
ップ、およびタスクを実行するよう求める要求をシステ
ムBIOSから受け取るステップを含む。そのタスクに
関連したシステム・デバイス情報はシステムBIOSか
ら受け取る。このインタフェース・モジュールはシステ
ム・デバイス情報を変換して変換された情報を提供す
る。変換された情報は次いで対応するモジュールに送ら
れる。このインタフェース・モジュールの実施態様を、
メディア出力を生成する技法およびシステム・デバイス
の性能を実行時に測定し結果をグラフィック表示する技
法とは独立に提供することができることに留意された
い。
【0076】図10Aに、本発明の原理に基づく情報表
示画面1000の一実施形態を示す。表示画面1000
には6つのゾーン、すなわちゾーン1 1010、ゾー
ン21020、ゾーン3 1030、ゾーン4 104
0、ゾーン5 1050およびゾーン6 1060の例
示的な表示が示されている。それぞれのゾーン101
0、1020、1030、1040、1050および1
060はさらにサブゾーンを含むことができる。例えば
ゾーン1 1010はサブゾーン1012、1014お
よび1016を含み、ゾーン2 1020はサブゾーン
1022および1024を含み、ゾーン3はサブゾーン
1032、1034および1036を含み、ゾーン4は
サブゾーン1042および1044を含み、ゾーン6
1060はサブゾーン1062および1064を含む。
それぞれのサブゾーンはさらに1つまたは複数のフィー
ルドを含むことができる。例えばサブゾーン1016は
フィールド1016aおよび1016bを含み、サブゾ
ーン1064はフィールド1064a、1064bおよ
び1064cを含む。
【0077】図6Bに示した実施形態と同様に、これら
のゾーンを生成するのに使用するテンプレートはそれぞ
れのゾーンの4つのコーナの座標を指定するボックス・
コマンドを使用した一連のコマンドを含む。さらにそれ
ぞれのゾーンに対して使用される対応するビットマップ
・ファイルおよびテキスト・ファイルが参照される。例
えばゾーン1010、1020、1030、1040、
1050および1060をそれぞれ、対応する参照テキ
スト・ファイル、ロゴ・ファイルまたはビットマップ・
ファイルに含まれるビットマップ・ファイルまたはテキ
スト・ファイルを使用してレンダリングすることができ
る。
【0078】図10Bに示す一実施形態ではゾーン10
10、1020および1060を使用してシステム・デ
バイスの容量および/または性能に関する情報が表示さ
れる。例えばゾーン1 1010を使用してサブゾーン
1012にシステム・デバイスを識別するテキスト、こ
のケースでは「processor」が表示される。同
様にゾーン2 1020およびゾーン6 1060を使
用して対応するシステム・デバイスを識別するテキスト
「RAM」および「hard drive」がそれぞれ
のサブゾーン1022および1060に表示される。ゾ
ーン1 1010では対応するロゴがサブゾーン101
4に表示される。さらにシステム・デバイスの2つのパ
ラメータを反映したテキストがサブゾーン1016のフ
ィールド1016aおよび1016bに表示される。例
えばフィールド1016aには第1の基準セットを使用
して決定したプロセッサの動作速度が表示され、フィー
ルド1016bには第2の基準セットを使用して決定し
たプロセッサの動作速度が表示される。例えば第1の基
準セットはベンダ(例えばプロダクション・システムB
IOSを生産している会社)によって決定され、第2の
基準セットはメーカ(例えばプロセッサ・メーカ)によ
って決定される。
【0079】ゾーン2 1020では、サブゾーン10
22に識別されたシステム・デバイスの容量を含むテキ
スト・ファイルがサブゾーン1024に表示される。同
様にハード・ドライブのリストおよびそれらの対応する
容量または種類がフィールド1064a、1064bお
よび1064cに識別される。同様にその他の機能、ロ
ゴまたはイメージをゾーン3 1030、ゾーン4 1
040およびゾーン51050に表示することができ
る。
【0080】図11Aは、本発明の原理に基づいて実施
されたソフトウェア・モジュールのシステム・アーキテ
クチャ1100の一実施形態を示す図である。アーキテ
クチャ1100は、インタフェース・モジュール111
0が位置する記憶装置A、ならびに1つまたは複数のテ
ンプレート1122、1つまたは複数のグラフィックス
・オブジェクト1124、1つまたは複数のサウンド・
オブジェクト1126および1つまたは複数のテキスト
・オブジェクト1128が記憶された記憶装置B112
0を含む。一実施形態では記憶装置Aおよび記憶装置B
が図2に示したシステム・メモリ124、システム・フ
ァームウェア176および/またはメモリ・モジュール
190である。他の実施形態では記憶装置Aおよび記憶
装置Bは一体のユニットである。あるいは記憶装置Aお
よび記憶装置Bを別々の記憶ユニットとすることができ
る。
【0081】記憶装置124/176/190(図2)
はランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取り専用
メモリ(ROM)、消去可能ROM(EROM)、フラ
ッシュ・メモリなどの任意の記憶媒体である。好ましい
一実施形態ではこの記憶デバイスがフラッシュ・メモリ
である。テンプレート1122、グラフィック・オブジ
ェクト1124、サウンド・オブジェクト1126およ
びテキスト・オブジェクト1128は同じ物理記憶媒体
に記憶してもよいし、別個の記憶媒体に任意の組合せで
記憶してもよい。テンプレート1122、グラフィック
・オブジェクト1124、サウンド・オブジェクト11
26およびテキスト・オブジェクト1128は更新可能
である。
【0082】インタフェース・モジュール1110はさ
まざまな機能を実行するフック・ディスパッチャ111
2を含む。一実施形態ではフック・ディスパッチャ11
12が、(i)メディアおよび/またはシステム・デバ
イス情報をBIOSから獲得し(フック・ディスパッチ
ャ1112はあるいはインタフェース・モジュール11
10自体からメディアおよび/またはシステム・デバイ
ス情報を獲得することもできる)、(ii)属性生成器1
130を初期化し、(iii)オブジェクト管理を提供
し、(iv)メモリ管理、暗号化/暗号化解除および圧縮
解除を含むその他のサービスを提供する。ただし提供す
るサービスがこれらに限定されるわけではない。
【0083】プロセッサから得られる情報の例には第1
の基準セットを使用して測定したプロセッサの動作速度
および第2の基準セットを使用して測定したプロセッサ
の動作速度が含まれる。第1の基準セットは例えばシス
テムBIOSが実行時に測定したプロセッサの動作速度
を含む。第1の基準セットを、プロダクション・システ
ムBIOSを生産している会社などの所定の当事者によ
って提供され、指定され、決定されたコードによって測
定される基準とすることができる。例えば第1の基準セ
ットをシステムBIOSにインストールされたコードと
して実施することができる。このようなコードの一例に
は、いずれも米カリフォルニア州サンホゼのPhoen
ix Technologies社から販売されている
AwardBIOS4.51、AwardBIOS6.
0および/またはPhoenixBIOS4.0Rel
ease6が含まれる。第2の基準セットは例えば第2
の所定の当事者、例えばプロセッサ・メーカによって提
供され、指定され、および/または決定されたテスト/
コードを含む。
【0084】プロセッサの動作速度の測定は、所定の命
令シーケンスを有する1つまたは複数のベンチマーク・
プログラムによって実行することができる。ベンチマー
ク・プログラムを実行する前および後にリアルタイム・
タイミング値を得ることができる。ベンチマーク・プロ
グラムを実行している間の時間間隔を既知のプロセッサ
速度での結果と比較することができる。この比較からプ
ロセッサのクロック周波数で表された相対的な速度およ
び/または絶対的なプロセッサ速度を決定することがで
きる。
【0085】メモリに関して得られる情報には使用可能
なメモリまたはインストールされたメモリの種類および
容量が含まれる。さらにIDEに関する情報にはハード
・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブ、LS1
20ドライブ、ZIPドライブ、DVDドライブなどが
含まれる。
【0086】システムBIOS機能のタスクまたは実行
(例えばプロセッサ・グラフィックス・イメージの表
示)が要求されると、システムBIOSから要求が発行
される。この要求はメディアおよび/またはシステム・
デバイス情報を含み、一般にシステムBIOSから未処
理の数値の形態で提供される。この未処理の数値は複数
の情報変換器1114の1つによって属性生成器113
0が読めるフォーマットに変換される。具体的には情報
変換器1114が未処理の数値を受け取り、これを変換
された対応する情報を含むストリングに変換する。例え
ばプロセッサの動作速度が要求されている場合には、プ
ロセッサの種類(例えばAMD Athlon、Int
el Pentium、Intel Celeronな
ど)などのプロセッサの識別がプロセッサ・マップ・テ
ーブルを参照することによって提供される(図11B参
照)。この識別はキーワードを含み、このキーワードが
情報変換器によってオブジェクト名に変換される(図1
1B)。オブジェクト名は次いで属性生成器1130に
提供される。オブジェクト名を受け取ると属性生成器1
130は、オブジェクト管理要求を発行することによっ
て1つまたは複数テンプレート1122に関して辞書編
集分析を実行する。オブジェクト管理要求はインタフェ
ース・モジュール1110を介して1つまたは複数のテ
ンプレート1122にディスパッチされる。属性生成器
1130はさらに対応するグラフィック属性を生成す
る。それぞれの属性は、いくつかの識別子および/また
は表示画面に表示するイメージを生成するためにグラフ
ィック・オブジェクト上で操作されるグラフィック・プ
リミティブを含む。次いで生成されたイメージがサブゾ
ーン1014に表示され、サブゾーン1016のフィー
ルド1016aおよび1016bにテキストが表示され
る。
【0087】図12は、本発明の原理に基づく情報表示
プロセス1200の一実施形態を示す流れ図である。開
始状態に続いてプロセス1200はまず、プロセス・ブ
ロック1202に示すようにパワー・オン・セルフ・テ
スト(POST)を実施する。POSTはタスク1ない
しタスク(M−1)などの複数のタスクを含むことがで
きる。プロセス1200は次にインタフェース・モジュ
ール1110(図11A参照)を初期化し、インタフェ
ース・モジュール1110をシステム・メモリにロード
する。次にプロセスは、プロセス・ブロック1206に
示すようにシステム内に位置するオーディオ・デバイス
を検出し初期化する。次いでビデオ・エンジンを検出し
初期化する(プロセス・ブロック1208)。
【0088】次にプロセス1200はプロセス・ブロッ
ク1210に示すように、バックグラウンド・グラフィ
ックス、イメージおよび/またはテキストを表示するよ
う指令するコマンドをインタフェース・モジュール11
10(図11A)に発行する。プロセス1200は次い
でプロセッサ識別および動作速度を検出する。一実施形
態では2種類の動作速度が提供される。1つは、実行時
に決定した動作速度である。このような動作速度は所定
の基準セットを使用してソフトウェアによって決定され
るものであり、プロダクション・システムBIOSを生
産している会社などの当事者が提供し、指定し、決定す
ることができる。このようなソフトウェアの例には、い
ずれも米カリフォルニア州サンホゼのPhoenix
Technologies社から販売されているAwa
rdBIOS4.51、AwardBIOS6.0およ
び/またはPhoenixBIOS4.0Releas
e6が含まれる。2つめの動作速度をプロセッサ・メー
カが決定する動作速度とすることができる。一実施形態
ではメーカが決定したこのような動作速度が、メーカが
提供した(特定のプロセッサ・レジスタを読むことによ
って得られる)固定数値か、またはメーカが供給したソ
フトウェアによって決定される数値である。後者の数値
は、メーカによって提供された1つまたは複数のソフト
ウェア・アルゴリズムを実行することによって得ること
ができる。アルゴリズムのソース・コードをシステムB
IOSに常駐させることができる。あるいはソース・コ
ードを別な方法で記憶する(例えばファームウェアとし
て、または他の記憶媒体中に提供する)ことができる。
【0089】プロセッサ識別および速度が決定される
と、これらはプロセス・ブロック1214に示すように
インタフェース・モジュールに送られる。プロセス12
00は次いでプロセス・ブロック1216に進み、サイ
ズを決定しシステム・メモリをテストする。プロセス1
200は次いでプロセス・ブロック1218に示すよう
にシステム・メモリ情報をインタフェース・モジュール
1200に渡す。
【0090】次にプロセスは、プロセス・ブロック12
20に示すようにシステムの大容量記憶デバイスを検出
する。この情報はインタフェース・モジュールに渡され
る(プロセス・ブロック1224)。プロセス1200
は次いでタスクMなどのその他のPOSTタスクを実施
する(プロセス・ブロック1226)。POSTの完了
後、プロセス1200はオペレーティング・システムの
ブートを実施する(プロセス・ブロック1228)。
【0091】プロセス・ブロック1204、1206、
1208、1210、1212、1214、1216、
1218、1226および1224に記載したタスクを
連続して実行する必要はないことに留意されたい。例え
ば1つのタスクをPOSTタスク7の後に実行し、別の
タスクをPOSTタスク20の後に実行することができ
る。一実施形態ではプロセス・ブロック1204、12
06、1208、1210、1212、1214、12
16、1218、1226および1224に記載したタ
スクが所定の順序で、連続してまたは別の方法で実行さ
れる。代替実施形態ではタスクがソフトウェア開発者が
決定した方法で実行される。
【0092】図13は、本発明の原理に基づいて実施さ
れた機能ディスパッチャ・プロセス1300の一実施形
態を示す流れ図である。プロセス1300は、対応する
機能を実行するよう求める要求に応答してインタフェー
ス・モジュール1110(図11A)のフック・ディス
パッチャ1112によって実行される。機能ディスパッ
チャ・プロセス1300は、プロセス1210、121
4、1218および/または1224(図12)のうち
の1つとして実装することができる(ただしこれらに限
定されるわけではない)。機能を実行するよう求める要
求を受け取るとプロセス1300はまず、プロセス・ブ
ロック1302に示すように機能番号の妥当性を検査す
る。機能番号が無効な場合(判断ブロック1304で判
定される)、プロセス1300はプロセス・ブロック1
312に進みエラー・フラグをセットする。プロセス1
300は次いで終了となる。判断ブロック1304で機
能番号が有効であると判定された場合、プロセス130
0はその機能番号を対応するハンドラのアドレスに変換
する(プロセス・ブロック1306)。次にそのメディ
ア/システム・デバイス情報を有するハンドラを呼び出
す(プロセス・ブロック1308)。プロセスは次いで
エラーがあるかどうかを判定する(判断ブロック131
0)。エラーがない場合にはエラー・フラグがクリアさ
れ(プロセス・ブロック1314)、プロセス1300
は終了する。
【0093】図14は、本発明の原理に基づいて提供さ
れた情報ハンドラ・プロセス1400の一実施形態を示
す流れ図である。開始状態に続いてプロセス1400
は、メディア/システム・デバイス識別を獲得する(プ
ロセス・ブロック1402)。プロセス1400は次い
で、プロセッサの場合の動作速度、メモリ・デバイスの
場合のメモリ・サイズなどの関連デバイス情報を獲得す
る。次にプロセス1400は対応するグラフィックス・
オブジェクトを獲得すべきかどうかを判定する。獲得し
ない場合にはプロセス・ブロック1418に進みデバイ
ス情報を表示して終了する。獲得する場合には対応する
グラフィックス・オブジェクト名を獲得する(プロセス
・ブロック1408)。プロセス1400は次いでプロ
セス・ブロック1410に進み、属性生成器に対する対
応するデータ・パケットを作成する。次いでデータ・パ
ケットを使用して属性生成器を呼び出す(プロセス・ブ
ロック1412)。呼び出された属性生成器は、対応す
るイメージを表示するよう指令するコマンドを画像生成
器に発行する(プロセス・ブロック1414)。先に獲
得したデバイス情報が表示され、画像生成器は対応する
グラフィックスを表示する(プロセス・ブロック141
6)。プロセス1400は次いで終了となる。
【0094】図15は、本発明の原理に基づいて提供さ
れたプロセッサ情報/イメージ・ハンドラ・プロセス1
500の一実施形態を示す流れ図である。開始状態に続
いてプロセス1500は、ファームウェアからプロセッ
サ・ベンダ識別コードを獲得する(プロセス・ブロック
1502)。次にプロセッサの動作速度を獲得する(プ
ロセス・ブロック1504)。一実施形態ではこれがメ
ーカが決定した動作速度および実行時に測定した動作速
度を含む。次に対応するプロセッサに対するグラフィッ
ク・オブジェクト名をプロセッサ・マッピング・テーブ
ルから獲得する(プロセス・ブロック1506)。プロ
セス1500は次いで属性生成器に対する対応するデー
タ・パケットを作成する(プロセス・ブロック150
8)。データ・パケットを用いて属性生成器を呼出し
(プロセス・ブロック1510)、属性生成器は画像生
成器を呼び出す(プロセス・ブロック1512)。プロ
セッサ情報(メーカが決定した情報および実行時に測定
した情報)を対応するイメージとともに表示する。プロ
セス1500は次いで終了となる。
【0095】このように本発明はメディア出力を生成す
る効率的な技法である。この技法は、グラフィック・オ
ブジェクトを特徴づけるグラフィック属性をテンプレー
トから生成する。次いでグラフィック属性を使用してグ
ラフィック・オブジェクトからイメージを生成する。他
の実施形態ではグラフィックス・コントローラ、オーデ
ィオ・カードなどのメディア・デバイスが初期BIOS
ブートアップ中に初期化される。次いで標準BIOSタ
スクを実行している間にメディア操作が実行される。本
発明はさらに、実行時に生成したシステム・デバイス情
報を提供し、このような情報を単純かつ効率的に表示す
る。
【0096】本発明はさらにメディア出力を生成する効
率的な技法を提供する。メディア出力は実行時に生成し
たシステム・デバイス情報を含み、さらにこのような情
報を単純かつ効率的に表示する。この技法は、グラフィ
ック・オブジェクトを特徴づけるグラフィック属性をテ
ンプレートから生成する。次いでグラフィック属性を使
用してグラフィック・オブジェクトからイメージを生成
する。他の実施形態ではグラフィックス・コントロー
ラ、オーディオ・カードなどのメディア・デバイスが初
期BIOSブートアップ中に初期化される。次いで標準
BIOSタスクを実行している間にメディア操作が実行
される。
【0097】本発明はさらに、単純でエレガントかつ柔
軟な方法でシステムBIOSに機能を提供する方法およ
び装置を提供する。PCシステム・メーカ、マザーボー
ド・メーカなどのさまざまな当事者がシステムBIOS
コードへの影響を最小限に抑えて追加のシステムBIO
S機能を提供することができるインタフェース・モジュ
ールが提供される。この方法は、インタフェース・モジ
ュールをシステムBIOSにインタフェースするステッ
プ、およびタスクを実行するよう求める要求をシステム
BIOSから受け取るステップを含む。そのタスクに関
連したシステム・デバイス情報はシステムBIOSから
受け取る。このインタフェース・モジュールはシステム
・デバイス情報を変換して変換された情報を提供する。
変換された情報は次いで対応するモジュールに送られ
る。
【0098】本発明を例示的な実施形態に関して説明し
てきたが、この説明は限定の意味で解釈されることを意
図したものではない。本発明が属する分野の熟練者にと
って明白なこれらの例示的な実施形態ならびに本発明の
その他の実施形態のさまざまな変更は、本発明の趣旨お
よび範囲に含まれるとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置と方法が使用される情報分配シス
テムの一実施形態のシステム・ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態を実施する例示的なプロセッ
サ・システムまたはユーザ・コンピュータを示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態の論理図である。
【図4A】本発明の原理によって提供されるプロセス・
フロー・チャートの一実施形態を示す図である。
【図4B】本発明の原理によって提供されるプロセス・
フローチャートの一実施形態を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態による表示用に画像を生成
するアーキテクチャを示す図である。
【図6A】本発明の一実施形態によるグラフィック・オ
ブジェクト用のテンプレートを示す図である。
【図6B】本発明の一実施形態による表示画面を示す図
である。
【図7】本発明の一実施形態による画像を表示するプロ
セスを示すフローチャートである。
【図8】本発明の原理による情報表示画面の一実施形態
を示す図である。
【図9】本発明の原理による情報を表示するプロセスの
一実施形態を示すフローチャートである。
【図10A】本発明の他の態様による情報表示画面の一
実施形態を示す図である。
【図10B】本発明の他の態様による情報表示画面の第
2の実施形態を示す図である。
【図11A】本発明の原理によって実施されるソフトウ
ェア・モジュールのシステム・アーキテクチャの一実施
形態を示す図である。
【図11B】プロセッサ・マッピング・テーブルの一実
施形態を示すチャートである。
【図12】本発明の原理による情報を表示するプロセス
の一実施形態を示すフローチャートである。
【図13】本発明の原理によって提供される機能ディス
パッチャ・プロセスの一実施形態を示すフローチャート
である。
【図14】本発明の原理によって提供される情報ハンド
ラ・プロセスの一実施形態を示すフローチャートであ
る。
【図15】本発明の原理によって提供されるプロセッサ
情報および画像ハンドラ・プロセスの一実施形態を示す
フローチャートである。
【符合の説明】
10 情報分配システム 20 サービス・センター 22 サーバ 24 データベース 26 サービス・コンピュータ 26 情報サービス・コンピュータ 30 通信リンク 40 ユーザ・コンピュータ 40 ユーザ・コンピュータ・システム 50 遠隔ネットワーク 52 登録ウェブサイト 54 一次ウェブサイト 56 二次ウェブサイト 60 コンテント・モジュール 62 初期コンテント 62 初期コンテント・パッケージ 62a アプリケーション 62b ドライバ 62c ペイロード 64 後発コンテント 82 システムBIOS 82 システムBIOSモジュール 84 ROMアプリケーション・プログラム・インタフ
ェース(RAPI)モジュール 84 RAPI 86 初期スタートアップ・アプリケーション 86 ISUA 88a 初期ペイロード 88b 後発ペイロード 90 暗号キー 92 暗号エンジン 94 表示エンジン 100 コンピュータ・システム 104 CPU 108 CPUバス 112 バス・コントローラ 116 メモリ・コントローラ 124 システム・メモリ 128 システム・バス 132 ビデオ・コントローラ 136 ビデオ・メモリ 140 ビデオBIOS 148 表示画面 152 大容量記憶デバイス 156 通信インタフェース・デバイス 160 通信リンク 164 ネットワーク 168 1〜N 入出力デバイス 168 周辺モジュール 172 拡張バス・コントローラ 175 不揮発性メモリ 176 システム・ファームウェア 180 ROM 184 フラッシュ 188 拡張メモリ 188a 拡張メモリ 190 メモリ・モジュール 190 ROM 192 ROM 194 フラッシュ
フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング・ダンスドン アメリカ合衆国・95050・カリフォルニア 州・サンタ クララ・フォスゲート アベ ニュ・2354 (72)発明者 グレン・イー・ジイスタッド アメリカ合衆国・92679・カリフォルニア 州・ドーブ キャニオン・メリディアン・ 9 (72)発明者 ミュンセオック・キム アメリカ合衆国・92614・カリフォルニア 州・アーヴィン・ラティーナ・14

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する方法であって、 第1のデバイス・パラメータを表す第1の値を検索する
    ステップと、 第2のデバイス・パラメータを表す第2の値を検出する
    ステップと、 グラフィック・オブジェクトに対応するテンプレートを
    記憶装置から検索するステップと、 グラフィック・オブジェクトを特徴付けるグラフィック
    属性をテンプレートから生成するステップと、 前記第1および第2の値を表示するステップと、 グラフィック属性に従って画像をグラフィック・オブジ
    ェクトから生成するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 第1のデバイス・パラメータが、製造時
    に決定されるパラメータであることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第2のデバイス・パラメータが、実行時
    に決定されるパラメータであることを特徴とする請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1および第2のデバイス・パラメータ
    がプロセッサ動作速度であることを特徴とする請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 プロセッサと、 プロセッサに結合されたメモリであって、情報を表示す
    るためのプログラム・コードを含んでいるメモリとを含
    むシステムであって、プログラム・コードがプロセッサ
    によって実行されると、プロセッサが、 第1のデバイス・パラメータを表す第1の値を検索し、 第2のデバイス・パラメータを表す第2の値を検出し、 グラフィック・オブジェクトに対応するテンプレートを
    記憶装置から検索し、 グラフィック・オブジェクトを特徴付けるグラフィック
    属性をテンプレートから生成し、 前記第1および第2の値を表示し、 グラフィック属性に従って画像をグラフィック・オブジ
    ェクトから生成することを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 第1のデバイス・パラメータが、製造時
    に決定されるパラメータであることを特徴とする請求項
    5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 第2のデバイス・パラメータが、実行時
    に決定されるパラメータであることを特徴とする請求項
    6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 第1および第2のデバイス・パラメータ
    がプロセッサ動作速度であることを特徴とする請求項7
    に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 画像を表示する方法であって、 グラフィック・オブジェクトに対応するテンプレートを
    記憶装置から検索するステップと、 グラフィック・オブジェクトを特徴付けるグラフィック
    属性をテンプレートから生成するステップと、 グラフィック属性に従って画像をグラフィック・オブジ
    ェクトから生成するステップとを含む方法。
  10. 【請求項10】 グラフィック属性が、グラフィック・
    オブジェクトの場所、表示位置、サイズ、ゾーン、グラ
    フィック・プリミティブ・セット、アニメーション・プ
    リミティブ・セット、およびサウンド・セットを含むこ
    とを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 さらに、 表示環境を設定するためにグラフィック・コントローラ
    を初期化するステップと、 グラフィック・コントローラに関連する表示バッファに
    画像を書き込むステップとを含む請求項10に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 グラフィック属性を生成するステップ
    が、 テンプレートを走査して、トークンを生成するステップ
    と、 トークンをパースして、グラフィック属性を生成するス
    テップとを含むことを特徴とする請求項10に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 画像を生成するステップが、 グラフィック属性に基づいて記憶装置からグラフィック
    ・オブジェクトを検索するステップと、 グラフィック属性に基づいてグラフィック・オブジェク
    トを画像に変換するステップとを含むことを特徴とする
    請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 プロセッサと、 プロセッサに結合されたメモリであって、画像を表示す
    るプログラム・コードを含んでいるメモリとを含むシス
    テムであって、プログラム・コードがプロセッサによっ
    て実行されると、プロセッサが、 グラフィック・オブジェクトに対応するテンプレートを
    記憶装置から検索し、 グラフィック・オブジェクトを特徴付けるグラフィック
    属性をテンプレートから生成し、 グラフィック属性に従って画像をグラフィック・オブジ
    ェクトから生成することを特徴とするシステム。
  15. 【請求項15】 グラフィック属性が、グラフィック・
    オブジェクトの場所、表示位置、サイズ、ゾーン、グラ
    フィック・プリミティブ・セット、アニメーション・プ
    リミティブ・セット、およびサウンド・セットを含むこ
    とを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 さらに、プログラム・コードがプロセ
    ッサによって実行されると、プロセッサが、 表示環境を設定するためにグラフィック・コントローラ
    を初期化し、 グラフィック・コントローラに関連する表示バッファに
    画像を書き込むことを特徴とする請求項15に記載のシ
    ステム。
  17. 【請求項17】 プログラム・コードによりプロセッサ
    が、 テンプレートを走査して、トークンを生成することと、 トークンをパースして、グラフィック属性を生成するこ
    ととによってグラフィック属性を生成することを特徴と
    する請求項15に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 プログラム・コードによりプロセッサ
    が、 グラフィック属性に基づいて記憶装置からグラフィック
    ・オブジェクトを検索することと、 グラフィック属性に基づいてグラフィック・オブジェク
    トを画像に変換することとによって画像を生成すること
    を特徴とする請求項15に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 基本入出力システム(BIOS)ブー
    トアップ中にメディア出力を生成する方法であって、 メディア・デバイスを初期化するステップと、 通常のBIOSタスクを実施している間に、メディア出
    力を供給するメディア操作を実行するステップとを含む
    方法。
  20. 【請求項20】 さらに、 メディア操作に対応するメディア情報でメディア・デバ
    イスを構成するステップを含む請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 プロセッサと、 プロセッサに結合され、基本入出力システム(BIO
    S)ブートアップ中にメディア出力を生成するメディア
    ・デバイスと、 プロセッサに結合され、プログラム・コードを含んでい
    るメモリとを含むシステムであって、プログラム・コー
    ドがプロセッサによって実行されると、プロセッサが、 メディア・デバイスを初期化し、 メディア出力を供給するメディア操作をメディア・デバ
    イスが実施している間に、通常のBIOSタスクを実施
    するシステム。
  22. 【請求項22】 プログラム・コードがプロセッサによ
    って実行されると、さらに、プロセッサが、 メディア操作に対応するメディア情報でメディア・デバ
    イスを構成することを特徴とする請求項21に記載のシ
    ステム。
JP2000182555A 1999-06-18 2000-06-19 Biosブートアップ中にメディア出力を生成する方法 Withdrawn JP2001056719A (ja)

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US09/336.509 1999-12-10
US09/458.613 1999-12-10

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