JPH1185680A - 動画像取り込み装置、この動画像取り込み装置を使用したコンピュ−タシステム、および動画デ−タ利用方法 - Google Patents

動画像取り込み装置、この動画像取り込み装置を使用したコンピュ−タシステム、および動画デ−タ利用方法

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Publication number
JPH1185680A
JPH1185680A JP24272597A JP24272597A JPH1185680A JP H1185680 A JPH1185680 A JP H1185680A JP 24272597 A JP24272597 A JP 24272597A JP 24272597 A JP24272597 A JP 24272597A JP H1185680 A JPH1185680 A JP H1185680A
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JP
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moving image
bus
image data
video
input
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Application number
JP24272597A
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English (en)
Inventor
Masaji Wada
正路 和田
Yasuhiko Suzuki
康彦 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力される動画像のデータ転送の使用バスが
好適に選択可能なコンピュータシステムを実現する。 【解決手段】動画専用バスと接続される動画バスI/F
と、システムバスと接続されるシステムバスI/Fと、
前記動画専用バスと異なる動画入力I/Fと、この動画
入力I/Fからの動画データの入力を前記動画専用バス
または前記システムバスへ出力する切換手段とを備えた
動画データ取り込み装置に対し、本システムで使用され
るアプリケーションの種類を判別し、何れのI/Fを使
用するかを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
の画像入力機器から動画像を取り込む動画像取り込み装
置、この装置を使用したコンピュータシステム、及び動
画データ利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等と接続し、ビデオ
カメラ等からの動画像等を取り込み、表示装置へ表示す
るパーソナルコンピュータが開発されている。この従来
のパーソナルコンピュータでは、取り込まれた動画像デ
ータを主メモリへ一時的に格納し、格納した動画像デー
タを表示装置へ表示する構成となっている。また、主メ
モリへ一時主メモリへ一時格納した動画像等を圧縮処理
等により所定のファイル形式に変換し記憶することによ
り、後でそのファイルを伸張処理等を行なって再度表示
を行うことができるようになっている。また、主メモリ
へ一時格納した動画像や、変換されたファイルをモデム
等を使用し、遠隔地へ送信すること等も可能であり、こ
れにより電子会議システム等を実現したものもある。こ
のような従来のパーソナルコンピュータの概略システム
構成を図9に示す。
【0003】このシステムは、PCIバス2、CPU1
1、ホスト/PCIブリッジ12、主メモリ13、ディ
スプレイコントローラ14、ビデオRAM143、およ
びビデオキャプチャコントローラ119から構成されて
いる。
【0004】カメラによって撮影された動画像データ
は、ビデオキャプチャコントローラ119に取り込まれ
る。そして、ビデオキャプチャコントローラ119から
主メモリ13に転送される。主メモリ13に転送された
動画像はCPU11によってビデオRAM143に書き
込まれ、表示されると共に、例えばMPEG形式に変換
されファイルとして図示しない外部記憶装置に記憶する
ことも可能である。外部記憶装置に記憶されたファイル
は、ビューワ・アプリケーション等で実行することによ
り動画像再生が可能となる。また、主メモリの動画像
は、図示しないモデムを通して遠隔地の会議参加者に通
信することも可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成にお
いては、ビデオキャプチャコントローラ119から主メ
モリ13への画像転送、主メモリ13からビデオRAM
143への転送、主メモリ13の画像データを所定形式
へファイル変換、変換後の外部記憶装置への転送等、C
PU11制御の元で同時期に行われる処理が多く、CP
U11の処理負荷が増大するという問題があった。
【0006】このため、ビデオキャプチャコントローラ
119にDMA機能を備え、ビデオキャプチャコントロ
ーラ119から主メモリ13への画像転送をDMA方式
で転送を行なうことによりCPU11の処理負荷を軽減
するパーソナルコンピュータも実現されているが、依然
としてCPU11の負荷が高いため、転送する動画デー
タ量を軽減するためにサイズの縮小化や動画フレーム数
を少なくする必要が有り、綺麗な動画像を表示すること
が困難であった。
【0007】この発明は、このような点に鑑みなされた
ものであり、取り込んだ動画像の表示を行なう際に生ず
る膨大なCPUの負荷を軽減することにより、奇麗な動
画像を表示することが可能なコンピュータシステムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の動画取り込み
装置は、動画専用バスと接続されるインターフェース
と、システムバスと接続されるインターフェースと、前
記動画専用バスと異なる動画入力インターフェースとを
備え、この動画入力インターフェースからの動画データ
の入力を前記動画専用バスまたは前記システムバスへ出
力する切換手段とを具備することを特徴とする。
【0009】この動画取り込み装置においては、システ
ムバスへの動画データ出力の他に、動画専用バスへの動
画データの出力ができ、さらにこれら出力先を切換える
ことができるので、動画専用バスを持つシステム、およ
び持たないシステムの何れにも適用可能であり、また、
動画専用バスを備えたシステムに適用しても、状況に応
じて上記2つのバスの何れかを使用可能にできる。
【0010】また、この発明のコンピュータシステム
は、動画専用バスと接続される動画バスインターフェー
スと、システムバスと接続されるシステムバスインター
フェースと、前記動画専用バスと異なる動画入力インタ
ーフェースと、この動画入力インターフェースからの動
画データの入力を前記動画専用バスまたは前記システム
バスへ出力する切換手段とを備えた動画データ取り込み
装置と、使用されるアプリケーションソフトウェアの種
類に応じて、前記動画データ取り込み装置へ動画バスイ
ンタフェースとシステムバスインタフェースとの何れを
使用するかを通知する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】このコンピュータシステムにおいては、動
画専用バスの対応が可能なアプリケーションも、動画専
用バスの対応が不可の既存のアプリケーションソフトの
何れも使用できるので、汎用性有るコンピュータシステ
ムが提供できる。
【0012】また、この発明は、システムバスと動画専
用バスとを備えたコンピュータシステムであって、表示
モジュールは、システムバス及び動画専用バスと接続さ
れ、システムバスから送られるデータに基づいて画像を
生成し表示する第1表示手段と動画専用バスから入力さ
れる動画データを第1 表示手段によって生成された画像
と合成し表示する第2表示手段とを備えた表示コントロ
ーラと、前記第1表示手段を制御する表示ドライバソフ
トウェアと、前記表示ドライバソフトとともに利用さ
れ、前記第2表示手段を制御するレンダラソフトウェア
とからなり、キャプチャモジュールは、前記動画専用バ
スと接続される動画バスインターフェースと前記システ
ムバスと接続されるシステムバスインターフェースと前
記動画専用バスとは異なる動画入力インターフェースと
この動画入力インターフェースからの動画データの入力
を前記動画専用バスまたは前記システムバスへ出力する
切換手段とを備えたビデオキャプチャコントローラと、
このビデオキャプチャコントローラを制御するビデオキ
ャプチャドライバとからなり、キャプチャモジュールが
利用される際、ビデオキャプチャドライバは前記レンダ
ラーソフトウェアの使用の有無に基いて、ビデオキャプ
チャコントローラへ動画専用バスインタフェースとシス
テムバスインタフェースとの何れを使用するかを通知す
ることを特徴とする。
【0013】このコンピュータシステムにおいては、動
画専用バスからの動画データを表示するために必要なレ
ンダラーソフトウェアに着目し、このソフトウェアの使
用の有無によって、出力先のバスを決定されるので、誤
った出力バス先を指定することのないコンピュータシス
テムが提供できる。
【0014】また、この発明は、動画データが入力され
ると、動画専用バスとシステムバスとへ同時に出力可能
な動画データ取り込み手段を具備するコンピュータシス
テムであって、所定のアプリケーションソフトが起動さ
れた際に、前記動画データ取り込み手段に入力される動
画データを動画専用バスへ順次出力し、前記アプリケー
ションソフト起動中に所定のコマンドが実行された際
に、入力される動画データを前記システムバスへ出力す
るよう前記動画データ取り込み手段を制御する動画取り
込み制御手段を具備することを特徴とする。
【0015】これにより、所定のアプリケーションが実
行されている時には、常に動画が表示され、動画データ
の取り込みが必要なときにのみ、主メモリへの転送を行
うことができるので、従来のように表示のみで保存不要
な場合でも動画データを一時蓄積するといった処理が不
要となり、コンピュータシステムの負荷が軽減される。
【0016】また、さらに、主メモリに格納された動画
データは、前記CPUの制御のもと、所定のファイル形
式に変換され、外部記憶装置に記憶される、前記アプリ
ケーション起動中に、第2のコマンドが実行されると、
前記外部記憶装置に記憶された複数の前記所定形式のフ
ァイルを読み出し、各々の特定フレームの画像を取り出
すとともに、動画専用バスから順次送られる動画データ
とともに一覧表示することを特徴とする。
【0017】これにより、既に記憶されている動画デー
タと、現在取り込まれている動画とを、同時に一覧表示
可能となるため、従来より利用価値の高いユーザインタ
フェース(Viewer)が提供可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1は、この発明のコンピュータ
システムの概略システム構成を示したものである。
【0019】このシステムは、PCIバス2、CPU1
1、ホスト/PCIブリッジ12、主メモリ13、ディ
スプレイコントローラ14、ビデオRAM143、ZV
バス4、およびビデオキャプチャゲートアレイ19から
構成されている。
【0020】カメラアプリケーションソフトウェアが起
動されると、カメラによって撮影された動画像データ
は、ビデオキャプチャゲートアレイ19に取り込まれ
る。ビデオキャプチャゲートアレイ19は、前記アプリ
ケーションソフトウェアがZVバス4対応のアプリケー
ションソフトウェアであった場合は、この動画像データ
をZVバス4へ出力する。ZVバス4に出力された動画
像データは、ディスプレイコントローラ14によって受
け取られ、この受け取った動画像をビデオRAM143
の動画表示ウインドウ内へ書き込まれ、表示される。ま
た、図示しない外部記憶装置にカメラからの取り込んだ
動画像データを記憶する場合は、上記ZVバス4を使用
して表示されるとともに、主メモリ13上へも動画デー
タをDMA転送方式によって転送し、この主メモリ13
に蓄積された動画データを、所定形式(MPEG2形式
やAVI形式等)に変換し、外部記憶装置へ記憶する。
【0021】なお、ZVバス非対応カメラアプリケーシ
ョンソフトが起動された場合は、従来の技術欄の図9で
示される方法と同様な方法で行われる必要があるため、
ビデオキャプチャゲートアレイ19は、動画像の出力先
をPCIバス2側とし、ZVバス4側へは出力しないよ
うにする機能も備えている。
【0022】このように、ビデオキャプチャゲートアレ
イ19は、起動されたアプリケーションの種別に応じ
て、取り込んだ動画像データを表示するために出力先を
ZVバス4またはPCIバス2の何れかに切換えること
ができる構成としている。これにより、本実施形態のビ
デオキャプチャゲートアレイ19とZVバス4とを接続
したコンピュータシステムの特徴を生かしたカメラアプ
リケーションソフト、および既存のカメラアプリケーシ
ョンソフトの両方が利用可能であり、汎用性が保たれて
いる。
【0023】図2は、この発明の一実施形態に関わるコ
ンピュータシステムの詳細構成が示されている。このコ
ンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノートブッ
クタイプまたはラップトップタイプのポータブルコンピ
ュータであり、そのシステムボード上には、CPUバス
1、PCIバス2、特定の幾つかの信号線をISAバス
から取り除いた簡略型のバス構成を持つMINI−IS
Aバス3、及びビデオ・オーディオ専用のZV(Zoo
med Video)バス4が設けられている。
【0024】また、システムボード上には、CPU1
1、ホスト/PCIブリッジLSI12、主メモリ1
3、ディスプレイコントローラ14、I/Oコントロー
ルゲートアレイ16、PCカードコントローラ17、D
VDデコーダLSI18、ビデオキャプチャゲートアレ
イ19、モデムLSI21、USB(Universa
lSerial Bus)コントローラ22、キーボー
ドコントローラ23、サウンドコントローラ41等が設
けられている。
【0025】これらのデバイスのうち、PCカードコン
トローラ17、DVDデコーダLSI18、ビデオキャ
プチャゲートアレイ19は、動画を扱うデバイスであ
り、ディスプレイコントローラ14への動画像転送をZ
Vバス4を介して行なうために、それらの動画出力ポー
トは、ZVバス4に共通接続されている。また、PCカ
ードコントローラ17、DVDデコーダLSI18は、
音声を扱うデバイスでもあり、サウンドコントローラ4
1への音声転送をZVバス4を介して行なうため、それ
らの音声出力ポートは、ZVバス4に共通接続されてい
る。
【0026】CPU11は、例えば、米インテル社によ
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているCPUバス1は、64ビ
ット幅のデータバスを有している。
【0027】主メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、及び処理データなどを格納するメモリデバイ
スで有り、複数のDRAMモジュールによって構成され
ている。この主メモリ13は、システムボード上に予め
実装されるシステムメモリと、ユーザによって必要に応
じて装着される拡張メモリとから構成される。これらシ
ステムメモリ及び拡張メモリを構成するDRAMモジュ
ールとしては、シンクロナスDRAMやRambusな
どが利用される。
【0028】ホスト/PCIブリッジLSI12は、C
PU11とPCIバス2との間を繋ぐブリッジLSIで
あり、PCIバス2のバスマスタの1つとして機能す
る。このホスト/PCIブリッジLSI12は、CPU
バス1と内部PCIバス2との間で、データおよびアド
レスを含むバスサイクルを双方向で変換する機能、およ
びメモリバスを介して主メモリ13をアクセス制御する
機能などを有している。
【0029】PCIバス2は、クロック同期型の入出力
バスであり、PCIバス2上の全てのサイクルはPCI
バスクロックに同期して行われる。PCIバスクロック
の周波数は、最大33MHzである。PCIバス2は、
時分割的に使用されるアドレス/データバスを有してい
る。このアドレス/データバスは、32ビット幅であ
る。PCIバス2上のデータ転送サイクルは、アドレス
フェーズとそれに後続する1以上のデータフェーズとか
ら構成される。アドレスフェーズにおいてはアドレスお
よび転送タイプが出力され、データフェーズでは8ビッ
ト、16ビット、24ビット、または32ビットのデー
タが出力される。
【0030】ディスプレイコントローラ14は、ホスト
/PCIブリッジLSI12と同様にPCIバス2のバ
スマスタの1つであり、ビデオメモリ(VRAM)14
3の画像データをLCD142や外部のCRTディスプ
レイに表示するものであり、VGA仕様のテキスト及び
グラフィック表示をサポートする。
【0031】さらに、このディスプレイコントローラ1
4は、ZVバス4と接続するビデオポート141を有し
ており、このビデオポート141から入力した動画デー
タストリームを表示画面上にビデオウインドウとして表
示する動画表示機能を持つ。
【0032】I/Oコントロールゲートアレイ16は、
複数のI/O制御機能を内蔵した1チップLSIで有
り、この実施形態においては、外部の赤外線通信機器と
の間の赤外線通信を制御するIRコントローラ161
と、ハードディスク装置、DVD−ROM装置などのI
DEまたはATAPIインタフェースを持つデバイスを
制御するIDEコントローラ162と、リアルタイムク
ロック(RTC)163と、プリンタポート、シリアル
ポート(SIO)、フロッピーディスクドライブ(FD
D)の制御とMINI−ISAバス3上のサウンドコン
トローラ41等のISA互換デバイスを制御可能なI/
Oコントローラ164とが内蔵されている。
【0033】PCカードコントローラ17は、PCIデ
バイスの1つであり、CPU11の制御の下にPCMC
IA仕様の16ビットPCカードとカードバス仕様の3
2ビットPCカードとを制御するものであり、ZVバス
4を介した動画像転送もサポートしている。このPCカ
ードコントローラ17は、ノーマルモードとマルチメデ
ィアモード(ZVポートモード)の2つの動作モードを
有している。ノーマルモードは、モデムカードなどのよ
うな通常のPCカードを制御するためのものであり、P
Cカードから(または、PCカードへ)PCIバス2を
介して、データ転送が行われるものであり、ZVバス4
は使用されない。
【0034】マルチメディアモードは、ビデオキャプチ
ャカード、MPEG2エンコーダカード、MPEG2デ
コーダカードなど動画を扱うPCカードがPCカードソ
ケットに装着されている場合に使用されるモードであ
る。このモードにおいては、前述のZVバス4が使用さ
れ、PCカードからディスプレイコントローラ14にZ
Vバス4を介して動画データストリームが直接的に転送
される。
【0035】ノーマルモードとマルチメディアモードの
動作切り替えは、CPU11によって行われる。すなわ
ち、CPU11は、PCカードソケットに装着されてい
るPCカードの種類を検出する。装着されているPCカ
ードがマルチメディアモード対応のカードであれば、C
PU11は、PCカードコントローラ17をマルチメデ
ィアモードに切り替える。
【0036】サウンドコントローラ41は、CPU11
の制御の下にオーディオデータの入出力制御を行なうも
のであり、マイク端子からの音声信号をA/D変換して
主メモリ13に取り込んだり、ZVバス4を介して転送
されるデジタルオーディオデータをアナログ信号に変換
してスピーカに出力する機能を有する。
【0037】DVDデコーダLSI18は、PCIバス
2に接続されたPCIインタフェースとZVバス4に接
続された動画出力ポートを有している。このDVDデコ
ーダ18は、DVD−ROMドライブから読み出された
DVD−Videoフォーマット形式のデータストリー
ムをPCIバス2経由で受信し、例えばMPEG2でデ
ジタル圧縮符号化された動画データ、ランレングスで圧
縮符号化された静止画データ、DolbyAC3でデジ
タル圧縮符号化された音声データ等を伸張するための復
号処理を行なう。復号された動画データおよび静止画デ
ータは、データストリーム内の特定コマンド等に従って
重ね合わせられた後、前述の16ビットYUVデータフ
ァイルフォーマットに変換されて動画データストリーム
S2としてZVバス4上に出力され、ディスプレイコン
トローラ14のビデオ入出力ポート141に転送され
る。また、復号された音声データは、ZVバス4上に出
力され、サウンドコントローラ41の音声入出力ポート
411に転送される。
【0038】ビデオキャプチャーゲートアレイ19は、
PCIバスマスタの1つであり、CPU11からの指示
に従って、カメラインタフェースに接続されるカメラの
動作を制御する機能、カメラからのYUVデータをRG
Bに変換する機能を備えたカメラインタフェースを介し
て受信した動画データをZVポートからZVバス4出力
する機能等を有する。また、カメラインタフェースまた
はZVポートから入力された動画データをPCIバス2
を介して主メモリ13にDMA転送する機能などを有し
ている。この機能においては、アプリケーションソフト
等の要求に応じて動画データのスケール変更(フレーム
レート、解像度、カラーフォーマット変換等を使用す
る)処理が内蔵のスケーラ191によって実行されて、
PCIバスインターフェース部192のFIFOバッフ
ァに格納される。この後、FIFOバッファのデータが
DMA転送によって主メモリ13に転送される。スケー
ラの191によるスケーリング処理は、例えばPhil
ips社製のSAA7140A相当の機能によって実現
できる。
【0039】以上のように、図1のシステムにおいて
は、互いに異なる動画データを扱う複数のビデオデバイ
ス、つまりPCカードコントローラ17、DVDデコー
ダ18、及びビデオキャプチャゲートアレイ19が、そ
れぞれPCIバス2とのインタフェースに加え、ZVバ
ス4に接続された動画出力ポートを有しており、どの動
画ソースについてもPCIバス2を使用せずにディスプ
レイコントローラ14にZVバス4を通じて直接的に転
送できるようになり、様々な動画ソースについてその表
示、再生を効率よく行なうことができる。
【0040】モデム21およびUSBコントローラ22
は、公衆網やLANなどの通信回線介して外部機器と通
信するためのものであり、電子会議を行なう場合には、
外部からの動画像の受信と、外部への動画像の送信に使
用される。
【0041】キーボードコントローラ23は、キーボー
ドやマウス等を制御するものであり、MINI―ISA
バス3と接続される。図3は、ビデオキャプチャゲート
アレイ19のレジスタ群を図示したものである。
【0042】101は、スケーラ191、PCIデータ
バスI/F部192で利用されるキャプチャ制御に関す
るレジスタ群106の先頭アドレスデータを保持するレ
ジスタである。
【0043】SELZVレジスタ102は、ビデオキャ
プチャゲートアレイ19のカメラI/FとZVポートと
の何れから入力を行なうかを選択するためのレジスタで
有る。SELZVレジスタ102が「0」の場合は、カ
メラI/Fからの入力が選択され、「1」でZVポート
からの入力が選択される。ZVENBレジスタ103
は、入出力ポートであるZVポートを「0」が設定され
た場合は入力用のポートとし、「1」が設定された場合
は出力用のポートとするためのレジスタである。CAM
Vtレジスタ104は、外部または内蔵のカメラ電源を
オン/オフするためのレジスタであり、このレジスタに
「1」をセットすると図示しないカメラI/Fからカメ
ラへの電源をオンするための信号が「H」となり、
「0」をセットする上記カメラへのの電源をオンするた
めの信号が「L」となる。CAMENBレジスタ105
は、カメラの出力データを制御するためのレジスタであ
り、レジスタ105が「1」のときには、カメラからカ
メラI/Fに対してデータ出力がなされ、レジスタ10
5が「0」のときには、カメラからカメラI/Fに対し
てデータ出力が行われない。BMレジスタ107は、ビ
デオキャプチャゲートアレイ19が、PCIバス2上の
バスマスタとなるか否かを示すレジスタである。レジス
タ107が「1」のとき、ビデオキャプチャゲートアレ
イ19は、バスマスタの動作を行なう。SCLENレジ
スタ108は、スケーラ191をオン/オフするための
レジスタであり、「1」のとき、スケーラ191はオン
され、スケーリング処理が行なわれる。
【0044】なお、ビデオキャプチャゲートアレイ19
のレジスタは他にも多数有しているが、レジスタ名、及
びその機能説明は省略した。次に、図4と図5を参照し
て、既存(ZVバス非対応)のカメラアプリケーション
起動時、及びZVバス対応のカメラアプリケーション起
動時のソフトウエア構成を説明する。
【0045】まず、既存のカメラアプリケーション起動
時の場合を図4を用いて説明する。図4においてLCD
142、カメラ、主メモリ13、HDDの各デバイスを
制御するハードウェア層として、ディスプレイコントロ
ーラ14、ビデオキャプチャゲートアレイ19、ホスト
/PCIブリッジLSI12、IDEコントローラ16
2が位置し、ディスプレイコントローラ14を制御する
表示ドライバ301、ビデオキャプチャゲートアレイ1
9を制御するビデオキャプチャドライバ302、IDE
コントローラ162を制御するIDEドライバ303が
その上位のドライバ層に位置する。このドライバ層の上
位に、OS(WindowsOS)306が介在し、そ
の上位に動画を扱う際に起動され使用されるアプリケー
ションインタフェースであるVideoWindowA
PI(VWA)304が位置し、最上位にZV非対応カ
メラアプリケーション305が存在する。このアプリケ
ーション305から所定コマンドを発行することによっ
てハードウエア制御が行われる。具体的には、カメラか
らの動画像データをビデオキャプチャドライバ302の
制御のもとビデオキャプチャゲートアレイ19でスケー
リング処理(191)した後、DMA転送により主メモ
リ13へスケーリング処理された動画データを蓄積する
とともに、蓄積したデータを表示ドライバ301の制御
によって表示される。また、カメラアプリケーション3
05からの指示により主メモリ13に蓄積したデータを
所定のファイル形式に変換しIDEドライバ303制御
のもと、HDDへ保存する等を行なう。
【0046】一方、ZVバス対応カメラアプリケーショ
ン起動時のソフトウエア構成を図5を用いて説明する。
ZVバス非対応アプリケーション305のときとは異な
り、デイスプレイドライバ14、ビデオキャプチャドラ
イバ302とカメラアプリケーション315との間のW
indowsOS306内には、レンダラーフィルタ3
11が位置しており、このレンダラーフィルタ311に
よってZVバス4を介してビデオキャプチャゲートアレ
イ19からディスプレイコントローラ14への転送され
る動画像の表示が制御される。また、ホスト/PCIブ
リッジLSI12、IDEドライバ162とカメラアプ
リケーション315との間のWindowsOS内に
は、キャプチャフィルタ312が位置しており、このキ
ャプチャフィルタ312によってスケーリング処理され
PCIバス2を介してDMA転送で主メモリ13へ蓄積
された動画像データをHDDへ所定のファイル形式での
保存が制御される。
【0047】図6は、本システム構成において、カメラ
アプリケーションが起動されたときのフローを示したも
のである。まず、ユーザはメニュー画面で、カメラアプ
リケーションを選択し、これを実行する(ステップ5
1)。カメラアプリケーション、ビデオキャプチャドラ
イバ302がロードされ(ステップ52)、ビデオキャ
プチャドライバ302はこのカメラアプリケーションが
ZVバス4対応のアプリケーションか否かを判別する
(ステップ53)。この判別に際し本実施の形態では、
実行されたカメラアプリケーションから起動要求される
ソフトウェアの種別によって行われるが、そのほかの実
現方法として、予めアプリケーション名とZVバス4対
応の可否を対応づけて記憶してあるテーブルを参照する
ことによって判別するようにしてもよい。
【0048】次に、ZVバス対応のカメラアプリケーシ
ョン315であると判断される場合を示す。アプリケー
ションソフト315は、WindowsOS306に対
し、キャプチャフィルタ312、レンダラフィルタ31
1をWindowsOS306のアクティブムービ上に
組み込むよう要求し、これによりキャプチャフィルタ3
12、レンダラフィルタ311が組み込まれる(ステッ
プ54)。
【0049】ビデオキャプチャドライバ302は、SE
LZVレジスタ102に「0」、ZVENBレジスタ1
03に「1」、CMAVtレジスタ104に「1」をセ
ットする(ステップ55)。
【0050】これにより、カメラへの電源供給開始さ
れ、また、ビデオキャプチャゲートアレイ19がのカメ
ラIFからイメージを入力するよう選択し、ZVポート
を出力ポートに切換え、出力可能状態となる。
【0051】次に、カメラアプリケーション315は、
コントロールボックス、及びビデオキャプチャウインド
ウ等のアプリケーション画面を生成し、ディスプレイド
ライバ301及びディスプレイコントローラ14の制御
のもと画面表示されるとともに、ビデオキャプチャドラ
イバ302は、CMAENBレジスタ105に「1」を
セットする(ステップ56)。
【0052】以上により、ビデオキャプチャゲートアレ
イ19は、カメラからの画像データ入力をZVバス4へ
出力し、ディスプレイコントローラ14はZVバス4か
ら順次入力される動画データをビデオキャプチャウイン
ドウ内に表示される(ステップ57)。
【0053】この表示動作中に、ユーザからのコマンド
実行により、コマンドに基く処理が実行される(A)。
なお、この実行に際しては図7を使用しながら、後で詳
述する。
【0054】ユーザ等により、アプリケーション315
の終了が選択されると、次のように終了処理を実行す
る。先ず、終了処理の通知を受けると、ビデオキャプチ
ャドライバ302は、(1)SELZVレジスタを
「1」、(2)ZVENBレジスタを「0」、(3)C
AMVtレジスタを「0」、及び(4)CAMENBレ
ジスタを「0」にセットする。カメラ及び、ビデオキャ
プチャゲートアレイ19は、これによりカメラからZV
バス4へのデータ転送を中止し、カメラの電源をoff
にする。また、現在保持しているキャプチャレジスタ群
106の情報をWindowsOS306が管理するレ
ジストリーへ退避し、その後ビデオキャプチャゲートア
レイ19への電源供給を中止するようパワーマネージメ
ントシステムに通知し、同システムは他のデバイスによ
って使用されていないことを確認した後、電源の供給を
中断する。
【0055】一方、ステップ53により、ZVバス非対
応(VideoForWindows用:VFW)のカ
メラアプリケーション305であると判断された場合を
示す。
【0056】アプリケーションソフト305は、Vid
eoWindowsAPI(VWA)304の起動要求
を行ない、VWA304が起動される(ステップ5
8)。ビデオキャプチャドライバ302は、SELZV
レジスタ102に「0」、ZVENBレジスタ103に
「0」、CMAVtレジスタ104に「1」をセットす
る(ステップ59)。
【0057】これにより、カメラへの電源供給開始さ
れ、また、ビデオキャプチャゲートアレイ19のカメラ
IFからイメージを入力するよう選択し、ZVポートを
入力ポートに切換え、ZVポートから出力できない状態
となる。
【0058】カメラアプリケーション305は、その表
示用のアプリケーション画面を生成し、表示ドライバ3
01及びディスプレイコントローラ14の制御のもと画
面表示されるとともに、ビデオキャプチャドライバ30
2は、CMAENBレジスタ105に「1」をセットす
る(ステップ61)。
【0059】以上により、ビデオキャプチャゲートアレ
イ19は、カメラからの動画データをPCIバス2へ出
力し、主メモリ13上へ蓄積される。ディスプレイコン
トローラ14はPCIバス2から順次入力される動画デ
ータをアプリケーション305によって生成された画面
と重ね合わせて表示する(ステップ61)。
【0060】なお、既存の各アプリケーションの機能に
応じて、この表示動作中に、ユーザからのコマンド実行
により、コマンドに基く諸処理が実行されることが可能
となっている。
【0061】また、アプリケーション305の終了処理
に関しては、ステップ57での終了処理と同じ様に終了
を行なえばよい。図7は、ZV対応のカメラアプリケー
ション315起動(表示)中に、コマンドが実行された
場合のフローを示したものである。
【0062】ユーザは、LCD142に表示されている
制御メニューで、コマンドを選択し、実行する(ステッ
プ71)。実行コマンドが動画像の取り込み(キャプチ
ャ)であった場合(ステップ72)、ビデオキャプチャ
ゲートアレイ19内のスケーラ191にて、スケーリン
グ処理が行われ、これを主メモリ13へ転送し、蓄積す
る(ステップ73)。このステップ73の処理方法の詳
細は、次のように行われている。
【0063】カメラアプリケーション315からキャプ
チャコマンドを受けると、ビデオキャプチャドライバ3
02は、BMレジスタ107を1にセットする。これに
よりビデオキャプチャゲートアレイ19がPCIバス2
上のバスマスタとなるために所定の手続きが行われ、ま
た主メモリ13(ホスト/PCIブリッジLSI12)
が、バスマスタに対するターゲットとなり、DMA転送
が可能な状態になる。その後、SCLENレジスタ10
8が「1」にセットされ、スケーラ191はSELから
送られれてくる画像データを取り込むように駆動し、取
り込んだ画像をキャプチャレジスタ群106での設定の
元、スケーリング処理等が施され、PCIデータバスI
/F192にて、主メモリ13へDMA転送される。ス
ケーリング処理が行われる際に、画像の各フレームに対
し、時間軸を決定するためのタイムスタンプデータが付
加される。また、動画像と同時に音声を関連付ける場合
には、これと同時にサウンドコントローラ41は、Mi
cで受けた音声をアナログ/デジタル変換して取り込
み、その取り込んだデジタル音声データをCPU11制
御の元、I/Oコントロールゲートアレイ16等を介
し、主メモリ13に随時取り込まれる。この際、音声
は、所定ブロック毎に上記同様のタイムスタンプデータ
が付加される。以上のようにステップ73が実行され
る。
【0064】このように、カメラからの画像データの表
示と取り込みを同時に実行するに際し、表示をZVバス
を介して行ない、画像データのキャプチャ処理(主メモ
リ上への取り込み)をPCIバス2上でDMA転送で行
なえるので、CPUに対する負荷が大幅に軽減され、上
述したように例えば、音声の取り込み等も容易に行なえ
る。
【0065】次に、ユーザが、キャプチャ終了コマンド
を選択し実行すると、主メモリ13への画像データ転送
が終了し、本システムは、主メモリ13上に動画データ
及び音声データが蓄積されている点を除いてはキャプチ
ャコマンド実行前と同じ状態に戻る(ステップ74)。
【0066】ここで、蓄積したデータを保存するか否か
をユーザへ画面表示等により通知する(ステップ7
5)。保存が選択された際には、主メモリ13上に蓄積
された動画データと音声データとをタイムスタンプの情
報を元に同期をとりながらファイルを生成する。生成さ
れたファイルは、HDD等の外部記憶装置に格納する
(ステップ76)。なお、この際、特に動画データは大
容量なのでMPEG方式等によって圧縮して記憶しても
よい。保存しないと選択された際には、主メモリ13上
に蓄積した動画データ及び音声データを破棄する(ステ
ップ77)。
【0067】なお、以上説明した一連のキャプチャ処理
は、ステップ57の動画表示と並列して実行されてお
り、このキャプチャ処理が終了すると、ステップ57の
動画表示の状態のみに戻る。
【0068】次に、ステップ71にて、ユーザによって
選択されたコマンドが、一覧表示コマンドである(ステ
ップ78)場合、先に示したキャプチャ処理にて生成さ
れたファイルをHDD等の外部記憶装置を検索し、読み
出して(ステップ79)、各ファイルの最初のフレーム
データを再生し(ステップ80)、アプリケーションに
よって生成された一覧表示ウインドウ画面(図8参照)
の各ウインドウ内に所定の順(Ex.保存日順、ファイ
ル名順)に整列して、表示する(ステップ81)。
【0069】また、一覧表示ウインドウ画面のカレント
ウインドウには、カメラからZVバス4を介して送られ
てくる現在の動画像データが表示される(ステップ8
2)。なお、このステップ82を実現するには、ビデオ
ポート141から入力される表示先をカレントウインド
ウ内と指定することによって、実現される。一覧表示ウ
インドウの起動が完了すると、現在のカメラ動画像を含
み一覧表示しながら、ユーザからの次のコマンドの入力
を待つ。
【0070】このようにすることにより、キャプチャ処
理した各ファイルを一覧形式で表示され、例えば、その
一つを選択することにより、そのファイルが直ちに動画
再生される機能を付加したりすることにより、ユーザに
とって大変簡単なインタフェースが提供可能となる。
【0071】また、この一覧表示ウインドウは、単なる
ビューワではなく、現在カメラから得られる動画像デー
タも同時に表示できるので、例えば、現在動画像表示さ
れているものと類似の既存のファイル等を容易に見つけ
られたりする等、ユーザにとって利用価値のあるユーザ
インタフェースが提供される。
【0072】ステップ71でユーザが実行したコマンド
が、キャプチャコマンドでもなく(ステップ72)、一
覧表示コマンドでもない(ステップ78)場合は、その
選択コマンドにしたがった処理を実行し、ステップ57
の処理に戻る。
【0073】以上詳述した実施形態によれば、カメラか
ら入力される動画データをディスプレイコントローラ1
4へダイレクトに送信するとともに、主メモリへの取り
込みを目的としたキャプチャ処理も同時に、実行できる
ようになる。そして、これらの機能を同時に実現して
も、今まで問題であったCPU負荷による表示とキャプ
チャ処理の同時実現が困難である点を解決した。この解
決の結果、CPUの負荷が非常に小さくなったため、例
えば同時に音声のキャプチャリング等の他の機能も並列
的に実現できるようになり、比較的安価なコンピュータ
システムでの高機能なマルチメディア化が行なえるよう
になる。
【0074】なお、本実施形態では、動画像を扱った処
理に関してのみ記載しているが、カメラから常に送られ
てくる、動画像データを所定間隔毎に取り込むことによ
り、同様な処理で静止画の表示及びキャプチャ処理等も
行なえる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、動画専用バスへの動画出力が可能なアプリケーショ
ンも、動画専用バスへの動画出力が不可の既存のアプリ
ケーションソフトの何れのソフトウェアも使用できるよ
うにしたので、汎用性有るコンピュータシステムが実現
できる。また動画専用バスの対応が可能なアプリケーシ
ョンにて動画表示が実行されている際に、動画データの
取り込みが必要なときにのみ、主メモリへの転送も実行
できるので、動画表示中で保存不要な場合には、動画デ
ータを主メモリ上に一時蓄積するといった処理が不要と
なり、コンピュータシステムの負荷が軽減される。更
に、既に記憶されている動画データと、現在取り込まれ
ている動画とを、同時に一覧表示可能となるため、従来
より利用価値の高いユーザインタフェース(Viewe
r)が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンピュータシステムの概略システ
ム構成を示した図。
【図2】この発明の一実施形態に関わるコンピュータシ
ステムのブロック図。
【図3】同実施形態のシステムで使用されるビデオキャ
プチャゲートアレイ19のレジスタ群の図。
【図4】同実施形態のシステムで、従来のカメラアプリ
ケーション起動中のソフトウェア構造を示す図。
【図5】同実施形態のシステムでZVバス対応カメラア
プリケーション起動中のソフトウエア構造を示す図。
【図6】同実施形態のシステムでカメラアプリケーショ
ンの起動時のフローを示した図。
【図7】同実施形態のシステムでZVバス対応カメラア
プリケーション起動中に、コマンドが実行された場合の
フローを示した図。
【図8】同実施形態のシステムでZVバス対応カメラア
プリケーション起動中で、一覧表示実行中の画面表示例
を示す図。
【図9】従来のパーソナルコンピュータの概略システム
構成を示す図。
【符号の説明】
1…CPUバス、2…PCIバス、4…ZVバス、11
…CPU、12…ホスト−PCIブリッジ、13…主メ
モリ、14…ディスプレイコントローラ、16…I/O
コントロールゲートアレイ、19…ビデオキャプチャゲ
ートアレイ、41…サウンドコントローラ、142…L
CD、143…ビデオRAM、191…スケーラ、19
2…PCIデータバスI/F、301…ディスプレイド
ライバ、302…ビデオキャプチャドライバ、303…
IDEドライバ、311…レンダラーフィルタ、312
…キャプチャフィルタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画専用バスと接続されるインターフェ
    ースと、システムバスと接続されるインターフェース
    と、前記動画専用バスと異なる動画入力インターフェー
    スとを備え、この動画入力インターフェースからの動画
    データの入力を前記動画専用バスまたは前記システムバ
    スへ出力する切換手段とを具備したことを特徴とする動
    画像取り込み装置。
  2. 【請求項2】 動画専用バスと接続される動画バスイン
    ターフェースと、システムバスと接続されるシステムバ
    スインターフェースと、前記動画専用バスと異なる動画
    入力インターフェースと、この動画入力インターフェー
    スからの動画データの入力を前記動画専用バスまたは前
    記システムバスへ出力する切換手段とを備えた動画デー
    タ取り込み装置と、使用されるアプリケーションソフト
    ウェアの種類に応じて、前記動画データ取り込み装置へ
    動画バスインタフェースとシステムバスインタフェース
    との何れを使用するかを通知する手段とを具備したこと
    を特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 システムバスと動画専用バスとを備えた
    コンピュータシステムであって、表示モジュールは、シ
    ステムバス及び動画専用バスと接続され、システムバス
    から送られるデータに基づいて画像を生成し表示する第
    1 表示手段と動画専用バスから入力される動画データを
    第1表示手段によって生成された画像と合成し表示する
    第2表示手段とを備えた表示コントローラと、前記第1
    表示手段を制御する表示ドライバソフトウェアと、前記
    表示ドライバソフトとともに利用され、前記第2表示手
    段を制御するレンダラーソフトウェアとからなり、 キャプチャモジュールは、 前記動画専用バスと接続される動画バスインターフェー
    スと前記システムバスと接続されるシステムバスインタ
    ーフェースと前記動画専用バスとは異なる動画入力イン
    ターフェースとこの動画入力インターフェースからの動
    画データの入力を前記動画専用バスまたは前記システム
    バスへ出力する切換手段とを備えたビデオキャプチャコ
    ントローラと、このビデオキャプチャコントローラを制
    御するビデオキャプチャドライバとからなり、 キャプチャモジュールが利用される際、ビデオキャプチ
    ャドライバは前記レンダラーソフトウェアの使用の有無
    に基いて、ビデオキャプチャコントローラへ動画専用バ
    スインタフェースとシステムバスインタフェースとの何
    れを使用するかを通知することを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  4. 【請求項4】 動画データが入力されると、動画専用バ
    スとシステムバスとへ同時に出力可能な動画データ取り
    込み手段を具備するコンピュータシステムであって、 所定のアプリケーションソフトが起動された際に、前記
    動画データ取り込み手段に入力される動画データを動画
    専用バスへ順次出力し、前記アプリケーションソフト起
    動中に所定のコマンドが実行された際に、入力される動
    画データを前記システムバスへ出力するよう前記動画デ
    ータ取り込み手段を制御する動画取り込み制御手段を具
    備することを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記動画データ取り込み手段は、外部か
    らの設定に基いて、取り込んだ画像を前記設定に基いて
    スケーリング処理を行なうスケーリング手段を更に具備
    し、前記動画取り込み手段に入力される動画データをシ
    ステムバスへ出力する際には、このスケーリング手段に
    より、スケーリング処理された画像データが出力される
    ことを特徴とする請求項4記載のコンピュータシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 CPUと、主メモリと、システムバスよ
    り入力される表示用データと動画専用バスより入力され
    る動画データを合成し表示可能な表示制御手段と、動画
    データが入力されると、前記動画専用バスと前記システ
    ムバスとへ同時に出力可能な動画データ取り込み手段と
    を具備するコンピュータシステムであって、 所定のアプリケーションソフトが起動されると、前記動
    画データ取り込み手段に入力される動画データを動画専
    用バスへ順次出力し、前記アプリケーションソフト起動
    中に第1のコマンドが実行された際には、前記動画デー
    タ取り込み手段に入力される動画データを動画専用バス
    へ順次出力するとともに、この動画データを前記システ
    ムバスへ出力するよう前記動画データ取り込み手段を制
    御する動画取り込み制御手段と、前記動画取り込み制御
    手段により動画データ取り込み手段からシステムバスへ
    出力された動画データを主メモリへ格納する制御手段を
    具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記動画データ取り込み手段は、外部か
    らの設定に基いて、取り込んだ画像を前記設定に基いて
    スケーリング処理を行なうスケーリング手段を更に具備
    し、前記動画取り込み手段に入力される動画データをシ
    ステムバスへ出力する際には、このスケーリング手段に
    より、スケーリング処理された画像データが出力される
    ことを特徴とする請求項6記載のコンピュータシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 主メモリに格納された動画データは、前
    記CPUの制御のもと、所定のファイル形式に変換さ
    れ、外部記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項
    6または請求項7記載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 前記アプリケーション起動中に、第2の
    コマンドが実行されると、前記外部記憶装置に記憶され
    た複数の前記所定形式のファイルを読み出し、各々の特
    定フレームの画像を取り出すとともに、動画専用バスか
    ら順次送られる動画データとともに一覧表示することを
    特徴とする請求項8記載のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 外部から入力される動画データを、動
    画専用バスまたはシステムバスへ選択的に出力可能な動
    画取り込み装置と、動画専用バスから送られる動画デー
    タを表示する手段とシステムバスから送られる動画デー
    タを表示する手段とを備えたディスプレイコントローラ
    とを備えたコンピュータシステムにおける動画データ利
    用方法において、 ユーザが選択したアプリケーションソフトウェアの種類
    を判別するし、この判別結果に基いて、動画専用バスま
    たはシステムバスの何れを使用するかを決定し、この決
    定内容を前記動画データ取り込み装置へ通知することを
    特徴とする動画データ利用方法。
  11. 【請求項11】 CPUと、主メモリと、システムバス
    より入力される表示用データと動画専用バスより入力さ
    れる動画データを合成し表示可能な表示制御手段と、動
    画データが入力されると、前記動画専用バスと前記シス
    テムバスとへ同時に出力可能な動画データ取り込み手段
    とを具備するコンピュータシステムにおける動画データ
    利用方法であって、 所定のアプリケーションソフトが起動されると、前記動
    画データ取り込み手段に入力される動画データを動画専
    用バスへ順次出力し、前記アプリケーションソフト起動
    中に第1のコマンドが実行された際には、前記動画デー
    タ取り込み手段に入力される動画データを動画専用バス
    へ順次出力するとともに、 この動画データを前記システムバスへ出力し、このシス
    テムバスへ出力された動画データを主メモリへ格納する
    ことを特徴とする動画データ利用方法。
  12. 【請求項12】 主メモリに格納された動画データは、
    前記CPUの制御のもと、所定のファイル形式に変換さ
    れ、外部記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項
    11記載の動画データ利用方法。
  13. 【請求項13】 前記アプリケーション起動中に、第2
    のコマンドが実行されると、前記外部記憶装置に記憶さ
    れた複数の前記所定形式のファイルを読み出し、各々の
    特定フレームの画像を取り出すとともに、動画専用バス
    から順次送られる動画データとともに一覧表示すること
    を特徴とする請求項13記載の動画データ利用方法。
JP24272597A 1997-09-08 1997-09-08 動画像取り込み装置、この動画像取り込み装置を使用したコンピュ−タシステム、および動画デ−タ利用方法 Pending JPH1185680A (ja)

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