JPH1185289A - 減圧弁 - Google Patents
減圧弁Info
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- JPH1185289A JPH1185289A JP25431197A JP25431197A JPH1185289A JP H1185289 A JPH1185289 A JP H1185289A JP 25431197 A JP25431197 A JP 25431197A JP 25431197 A JP25431197 A JP 25431197A JP H1185289 A JPH1185289 A JP H1185289A
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Abstract
圧弁を提供すること。 【解決手段】 給水源1から吐水具7に通じる流路の途
中に設けられる減圧弁12において、減圧弁本体15内
で、コイルスプリング22により開弁方向に押圧された
状態で設けられた弁体17および弁座32を有する一
方、吐水具での止水操作により流路の圧力が上昇した場
合にこの圧力を受けて弾性的に変形するとともにコイル
スプリングのばね力に抗して弁体を閉弁位置に移動させ
るよう弁体と減圧弁本体の間に設けられた環状のダイヤ
フラム25を備えている。
Description
具に通じる流路の途中に設けられる減圧弁に関するもの
である。
したホースの先端に、コックを有する吐水具を取り付
け、作業者が手元の前記コックを開・閉操作して吐水・
止水できる機構において、蛇口を開けた状態で吐水具を
止水操作した場合、ホース内が高圧になってホースが蛇
口から外れたりするのを防止するために、図5に示すよ
うな減圧弁Cをホースと蛇口の間に設けて、ホース側の
圧力、すなわち、二次側の圧力が上昇しても当該圧力が
予め設定した一定圧になるよう構成されている。
材42と内部材43とから構成されている。減圧弁本体
41内には、蛇口に連通する水流入口44から、ホース
に連通する水流出口45に通じる流路46が形成されて
いる。そして、流路46の途中には弁体47が設けられ
ている。弁体47は、Oリング48によって外部材42
との間が液密にシールされた弁体ガイド49と、外部材
42のそれぞれに摺動自在に挿入されている。55は外
部材42の内周面に設けられたOリングで、これによ
り、外部材42と弁体47との間が液密にシールされて
いる。56は弁体ガイド49の内周面に設けられたOリ
ングで、これにより、弁体ガイド49と弁体47との間
が液密にシールされている。
47aが穿設され、弁体47が開弁位置にあるときは、
水流入口44と水流出口45を連通する。また、弁体4
7と弁体ガイド49との間にはコイルスプリング50が
介挿されている。このコイルスプリング50は、所定の
ばね力で弁体47を開弁方向に押圧している。この場
合、弁体47はパッキンで構成される弁座52から離れ
て開弁状態となっている。なお、51は弁座受けであ
る。また、閉弁状態の弁体47は弁座52に当接して流
路46を閉塞する。また、53は空気室で、外部分42
を貫通する孔54を介して空気が流入出する。
の部分で絞られているので、吐水具(例えば、園芸用散
水器)の吐水時には、流路46内を流れる水の速度は、
弁座52の部分で増加する一方、その圧力は減少する。
したがって、圧力導入孔47aとその下流側は減圧され
弁体47はコイルスプリング50に押圧されて開弁状態
が維持され、水は、吐水具から噴射する。この場合、二
次側の圧力は設定圧に保持されている。この状態で吐水
具を止水操作すると、流路46およびホース内を勢い良
く流れていた水の流れが急激に止められ、二次側の圧力
が前記設定圧より大になるので、ホースより上流に位置
する弁体47はコイルスプリング50のばね力に抗して
閉弁状態になるよう移動し、弁体47は蛇口からの水の
流れを自動的に断つ。なお、ウォータハンマによる衝撃
等で二次側の圧力が前記設定圧より大になる場合にも弁
体47は蛇口からの水の流れを自動的に断つ。これによ
り、ホース内圧力の異常上昇と蛇口側への圧力伝達が防
止される。その後、吐水具を再び吐水操作すると、弁体
47よりも下流側のホース内の水が吐水され、この部分
の圧力が減少する。したがって、弁体47がコイルスプ
リング50に押圧されて開弁する。よって、弁体47の
上流側の蛇口から水がホースを介して吐水具に向けて勢
い良く流れ始め、吐水作業を再開できる。
55,56は、長期間使用されると弁体47の摺動によ
って磨耗し、耐久性が劣化する。すなわち、摺動面積が
広がり、摺動抵抗が大になる。特に、前記Oリング55
は前記Oリング56に比して耐久性の劣化が激しく、吐
水時のホース内の圧力が安定しなくなり、減圧性能が悪
くなるといった問題があった。
上流に位置する給水側偏心管に使用するのは上記と同様
減圧性能の点で難しく、さらに、給湯側偏心管に使用す
る場合は給水側偏心管に使用する場合に比して前記Oリ
ング55,56の耐久性の劣化が激しいのでより難し
い。
を向上できる減圧弁を提供することを目的とする。
に、この発明は、給水源から吐水具に通じる流路の途中
に設けられる減圧弁において、減圧弁本体内で、コイル
スプリングにより開弁方向に押圧された状態で設けられ
た弁体および弁座を有する一方、吐水具での止水操作に
より流路の圧力が上昇した場合にこの圧力を受けて弾性
的に変形するとともにコイルスプリングのばね力に抗し
て弁体を閉弁位置に移動させるよう弁体と減圧弁本体の
間に設けられた環状のダイヤフラムを備えている。
いて説明する。なお、この発明はそれによって限定され
るものではない。
用い、吐水具としてシャワーを用いたこの発明の第1の
実施形態を示す。
えば、サーモ横型混合栓)で、混合栓本体2に設けた湯
流入口、水流入口から流入される湯、水を、シャワー・
止水・吐水の切換えが可能な流量調整ハンドル3の操作
と湯温調整ハンドルの操作によって適宜混合し、所望の
混合水をシャワー用吐出口4または蛇口5から供給でき
るように構成されている。なお、6はシャワー用連通ボ
ックスで、一端に前記シャワー用吐出口4を有し、他端
が、混合栓本体2に設けたシャワー供給口にシール用パ
ッキンおよびソケットを介して接続されており、シャワ
ー供給口からの水または混合水をシャワー7に送り込
む。
水・止水可能なコック8を有するシャワー本体9と、こ
のシャワー本体9の前面に設けられたノズルヘッド10
とで構成される。このシャワー本体9にはホース11が
接続されている。
介装された減圧弁で、ホース11側の圧力、すなわち、
二次側の圧力が上昇しても当該圧力が予め設定した一定
圧(例えば3kgf/cm2 )になるよう構成されている。減
圧弁12の一端には接続部材61が後述する減圧弁本体
15に螺着され、この接続部材61を介して湯水混合栓
1のシャワー用連通ボックス6に連通されてシャワー用
吐出口4から流入口13を通って水または混合水が減圧
弁本体15に流入できるように構成されている。また、
減圧弁の他端はホース11の先端に接続されて流出口1
4からホース11を通って水または混合水がシャワー7
へ流出できるように構成されている。
る。図2において、減圧弁本体15内には、湯水混合栓
1のシャワー用吐出口4に接続された流入口13から、
ホース11に接続される流出口14に通じる流路16が
形成されている。そして、流路16の途中には筒状の弁
体17が設けられている。弁体17は、Oリング18に
よって減圧弁本体15との間が液密にシールされた弁体
ガイド19に摺動自在に挿入されている。なお、Oリン
グ18は、弁体ガイド19の外周溝mに嵌着されてい
る。20は減圧弁本体15の内周溝nに設けられたOリ
ングで、これにより、減圧弁本体15と弁体ガイド19
との間が液密にシールされている。21は弁体ガイド1
9の内周溝kに嵌着されたOリングで、これにより、弁
体ガイド19と弁体17との間が液密にシールされてい
る。また、60は前記接続部材61に形成された環状凹
部qに嵌着されたOリングで、これにより、減圧弁本体
15と前記接続部材61との間が液密にシールされてい
る。
17aが穿設され、弁体17が開弁位置にあるときは、
流入口13と流出口14を連通する。また、弁体17は
流出口14側に環状フランジ24を有する。
嵌されたスプリング受け23と弁体ガイド19との間に
介挿されている。
弁体ガイド19の間に設けられている。すなわち、ダイ
ヤフラム25は、その内周端部26がスプリング受け2
3および環状フランジ24間に挟まれた状態で、かつ、
その外周端部27が、弁体17の移動を規制するスリー
ブ35と弁体ガイド19間に挟まれた状態でそれぞれ取
り付けられている。前記スリーブ35は、弁座32と対
向した位置に設けられている。
体ガイド19を貫通する孔29を介して空気が流入出す
る。前記空気室28内の空気は、弁体17、弁体ガイド
19、スプリング受け23およびダイヤフラム25でシ
ールされており、流路16内に漏れ出ることがない。そ
して、この空気室28に前記コイルスプリング22が収
容されている。
蛇腹形状の膜を挙げることができる。
力でスプリング受け23を介して弁体17を開弁方向に
押し付けている。この場合、弁体17は環状パッキンで
構成された弁座32から離れて開弁状態となっている。
に形成されている。そして、弁体ガイド19および弁座
受け30間には導入孔31が設けられている。前記弁座
32の中央孔32aと弁座受け30の中央孔30aにボ
ルト33が弁体17の軸線方向に沿って挿通され、六角
ナット34で締結することにより弁座32は弁座受け3
0に取り付けられる。
力で弁体17を開弁方向に押し付けており、これにより
弁体17の環状フランジ24がスリーブ35に当接す
る。この場合、弁体17は弁座32から離れて開弁状態
となっている。なお、閉弁状態の弁体17は前記弁座3
2に当接して流路16を閉塞する。
吐出口4が閉じられた状態では、流路16は大気圧とな
っており、弁体17はコイルスプリング22のばね力に
より開弁状態となっている。そして、吐水作業を行うた
めに、シャワー7を吐水操作し、かつ、水または混合水
が供給されるよう湯水混合栓1の湯温調整ハンドルを操
作し、更に、流量調整ハンドル3を吐水状態にして水ま
たは混合水を勢い良く流すと、流路16内に水または混
合水が流入する〔図2および図3(A)参照〕。
の部分で絞られているので、シャワー7の吐水時には、
流路16内を流れる水または混合水の速度は、弁座32
の部分で増加する一方、その圧力は減少する。したがっ
て、孔17aとその下流側は減圧され弁体17はコイル
スプリング22に押圧されて開弁状態が維持され、水ま
たは混合水はシャワー7から噴射する。
3kgf/cm2 )に保持されている。
流路16およびホース11内を勢い良く流れていた水の
流れが急激に止められ、二次側の圧力が前記設定圧より
大になるので、ホース11より上流に位置する弁体17
はコイルスプリング22のばね力に抗して閉弁状態にな
るよう移動し、弁体17は蛇口からの水の流れを自動的
に断つ。なお、ウォータハンマによる衝撃等で二次側の
圧力が前記設定圧より大(例えば15kgf/cm2 )になる
場合にも弁体17は蛇口からの水の流れを自動的に断
つ。つまり、閉弁状態の弁体17は弁座32に当接して
流路16を閉塞する〔図3(B)参照〕。これにより、
ホース11内圧力の異常上昇とシャワー用吐出口4側へ
の圧力伝達が防止される。よって、ホース11がシャワ
ー用吐出口4から外れるのを防止できる。
と、弁体17よりも下流側のホース11内の水が吐水さ
れ、この部分の圧力が減少する〔図3(C)参照〕。す
なわち、二次側の圧力が前記設定圧になるよう弁体17
がコイルスプリング22に押圧されて開弁する。よっ
て、弁体17の上流側のシャワー用吐出口4から水また
は混合水がホース11を介してシャワー7に向けて勢い
良く流れ始め、吐水作業を再開できる。
1がシャワー用吐出口4から外れるのを防止できるのは
勿論のこと、弁体17が摺動する際に当接するOリング
の数を従来より減らして、弁体17をOリング21のみ
に当接させることで摺動抵抗が大きくなるのを防止でき
るので、吐水時のホース11内の圧力を安定にできて、
減圧性能を向上できる。また、弁体17と弁体ガイド1
9の間に環状のダイヤフラム25を設けて空気室28内
の空気が流路16内に漏れないようにシールしたので、
安定した吐水量を維持できる。
い、水道の蛇口に接続したホースの先端に、コックを有
する園芸用散水器(吐水具)を取り付け、かつ上記構成
の減圧弁12を水道から園芸用散水器に通じる流路の途
中に設けた場合でも、上記実施形態と同様の効果を奏す
る。
管)を用い、吐水具として湯水混合栓を用いたこの発明
の第2の実施形態を示す。
サーモ横型混合栓)で、混合栓本体2に設けた湯流入
口、水流入口から流入される湯、水を、シャワー・止水
・吐水の切換えが可能な流量調整ハンドル3の操作と湯
温調整ハンドルの操作によって適宜混合し、所望の混合
水をシャワー用吐出口または蛇口5から供給できるよう
に構成されている。
37)に対する接続部Aと、湯水混合栓1に対する接続
部Bとを備え、湯水混合栓1の水(湯)流入口に連通連
結される給水側偏心管(給湯側偏心管)である。
び給湯側偏心管39に上記構成の減圧弁12を設置する
ことで、各偏心管38,39内の圧力、すなわち、二次
側の圧力が上昇しても当該圧力を予め設定した一定圧に
保持できる。この場合、弁体17が摺動する際に当接す
るOリングの数が減少しているので、給湯側偏心管39
に設けた減圧弁12を湯が流れても、Oリングの耐久性
の劣化による減圧性能を軽減できる。
源から吐水具に通じる流路の途中に設けられる減圧弁に
おいて、減圧弁本体内で、コイルスプリングにより開弁
方向に押圧された状態で設けられた弁体および弁座を有
する一方、吐水具での止水操作により流路の圧力が上昇
した場合にこの圧力を受けて弾性的に変形するとともに
コイルスプリングのばね力に抗して弁体を閉弁位置に移
動させるよう弁体と減圧弁本体の間に設けられた環状の
ダイヤフラムを備えている。
を防止できるのは勿論のこと、ダイヤフラムを用いるこ
とにより、弁体が摺動する際に当接するOリングの数を
従来より減らすことができる。すなわち、ダイヤフラム
により、摺動抵抗が大きくなるのを防止でき、吐水時の
吐水具内の圧力を安定にできて、減圧性能を向上でき
る。また、ダイヤフラムを設けて空気室内の空気が流路
内に漏れないようにシールしたので、安定した吐水量を
維持できる。
図である。
ある。
12…減圧弁、15…減圧弁本体、16…流路、17…
弁体、22…コイルスプリング、25…環状のダイヤフ
ラム、32…弁座。
Claims (4)
- 【請求項1】 給水源から吐水具に通じる流路の途中に
設けられる減圧弁において、減圧弁本体内で、コイルス
プリングにより開弁方向に押圧された状態で設けられた
弁体および弁座を有する一方、吐水具での止水操作によ
り流路の圧力が上昇した場合にこの圧力を受けて弾性的
に変形するとともにコイルスプリングのばね力に抗して
弁体を閉弁位置に移動させるよう弁体と減圧弁本体の間
に設けられた環状のダイヤフラムを備えていることを特
徴とする減圧弁。 - 【請求項2】 前記吐水具がシャワーである請求項1に
記載の減圧弁。 - 【請求項3】 前記吐水具が散水器である請求項1に記
載の減圧弁。 - 【請求項4】 前記吐水具が湯水混合栓で、給水源が湯
水混合栓の上流側に偏心管を介して位置する配管である
請求項1に記載の減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25431197A JP3245553B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25431197A JP3245553B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 減圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185289A true JPH1185289A (ja) | 1999-03-30 |
JP3245553B2 JP3245553B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17263239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25431197A Expired - Fee Related JP3245553B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245553B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002121784A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Kvk Corp | 減圧弁装置 |
JP2007179374A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Nissan Tanaka Corp | 減圧弁 |
CN103240203A (zh) * | 2013-04-11 | 2013-08-14 | 王荣贵 | 稳压花洒 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP25431197A patent/JP3245553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002121784A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Kvk Corp | 減圧弁装置 |
JP2007179374A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Nissan Tanaka Corp | 減圧弁 |
JP4574542B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-11-04 | 日酸Tanaka株式会社 | 減圧弁 |
CN103240203A (zh) * | 2013-04-11 | 2013-08-14 | 王荣贵 | 稳压花洒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3245553B2 (ja) | 2002-01-15 |
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