JPH1183250A - 空気調和機の冷媒量判定方法 - Google Patents

空気調和機の冷媒量判定方法

Info

Publication number
JPH1183250A
JPH1183250A JP25083297A JP25083297A JPH1183250A JP H1183250 A JPH1183250 A JP H1183250A JP 25083297 A JP25083297 A JP 25083297A JP 25083297 A JP25083297 A JP 25083297A JP H1183250 A JPH1183250 A JP H1183250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
refrigerant
expansion valve
amount
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25083297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Hibino
陽三 日比野
Kazumiki Urata
和幹 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25083297A priority Critical patent/JPH1183250A/ja
Publication of JPH1183250A publication Critical patent/JPH1183250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/04Refrigerant level

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機内の冷媒量の適否を、直接的に測
定する検知器を用いずに、精度よく判定する冷媒量判定
方法に関する。 【解決手段】 冷媒量判定方法は、圧縮機、室外熱交換
器、室外膨張弁、レシーバを順に接続した室外機と、室
内膨張弁、室内熱交換器を順に接続した室内機とからな
り、レシーバから室内膨張弁に、室内熱交換器から圧縮
機に配管接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機に
おいて、空気調和機を所定の定常状態で運転する試験中
に、室外膨張弁を絞り操作してレシーバ内の液冷媒を室
内熱交換器に移し、室内膨張弁が定常開度から開動作を
した時にレシーバが空であると判定し、この時の圧縮機
の吐出圧力測定値から、予め求めたデータ、即ち絞り操
作前のレシーバ内の当初液冷媒量と、該絞り操作でレシ
ーバが空になった時の圧縮機の吐出圧力との比例関係を
基に、当初液冷媒量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機内の冷
媒量の適否を判別し、適正な冷媒量に調整するように指
示するための冷媒量判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の冷媒量判定装置につ
いては、以下の公知例があげられる。
【0003】特開平8−14717号公報には、冷媒サイクル
中の冷媒量を的確に検出することができ、冷媒量の規定
量に満たない場合の圧縮機保護が可能な冷凍サイクルの
冷媒量判定装置として、冷媒圧力、冷媒温度、外気温度
といったサイクルの状態量と、圧縮機のインバータ駆動
の周波数から、冷凍サイクル中の冷媒の封入量を検出す
る装置が開示されている。
【0004】また、特開平8−254376号公報は、検出し
た冷凍サイクル中の冷媒状態値に基づいて冷凍回路内の
冷媒の過不足を判断し、回路内の冷媒量を適正に調節し
得る空気調和装置を開示している。この空気調和装置に
おいては、膨張装置の開度の限界値と、熱交換器の過熱
度あるいは過冷却度の所定値の関係から、冷媒不足ある
いは冷媒過剰を判断する。
【0005】さらに、特開平7−430525号公報には、冷
凍サイクル中の冷媒量を判定するために、レシーバの上
部及び下部に連通した引出管を設け、これにサイトグラ
スを介設することが記載されている。このサイトグラス
に、冷媒の液面が現れるので、液面の低下を目視確認あ
るいはセンサを用いて検出することにより、冷媒の不足
を早期に検知することが可能になる。
【0006】また、特開平4−39581号公報には、アキュ
ームレータの内に冷媒の液面の高さを検知できるセンサ
を設け、液面が所定高さになったことを表示させるよう
にした装置が記載されている。この装置によれば、冷媒
の封入量が適正であるかどうか、精度良く知ることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に示したような従
来の冷媒量判定装置においては、以下に示すような問題
点があった。まず、前の2つの公報(特開平8−14717
号、特開平8−254376号)に開示された技術に関して
は、冷媒の液量に関する特別な検出器を用いていないの
で、コストと信頼性の面からは有利である。しかし、サ
イクルや冷媒に関する一般的な状態量例えば、温度や圧
力しか利用していないので、サイクル内の冷媒量を正確
に検出することは不可能である。特に、サイクル内の冷
媒量がレシーバ内の液量が空から満になる間において
は、レシーバがバッファとしての役割を果すために、サ
イクルや冷媒に関する一般的な状態量はほとんど変化し
ない。したがって、この間の冷媒量の多少については、
判断ができない。すなわち、レシーバの容積分は、冷媒
の過不足に関する誤差が生ずることになる。レシーバの
容積はいろいろな設置条件や運転条件に対して十分にバ
ッファとしての役割を果すように大きめにとられてい
る。このため、冷媒の過不足に関する誤差が封入されて
いる冷媒に対して相当な役割、例えば、数十%にもなっ
てしまうので、冷媒量判定装置としては不十分と言わざ
るをえない。
【0008】また後の2つの公報(特開平7−430525
号、特開平4−39581号)に開示された技術に関しては、
冷媒の液量に関する直接的な検知器を用いているので、
十分な判定精度を保証することができる。しかし、この
装置は、空気調和機の設置当初にだけ用いることが効果
的であるにもかかわらず、空気調和機に特別な装置を常
時付設しておかなければならないので、コストと信頼性
の面から不利である。
【0009】本発明は、以上述べたような問題点を解決
して、空気調和機において、レシーバ内の液冷媒量を直
接的に測定する検知器を用いることなく、判定精度が高
く、安価に実施できる冷媒量判定方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の空気調和機の冷媒量判定方法(以
下空気調和機の冷媒量判定方法を単に冷媒量判定方法と
いう)は、圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁及びレシ
ーバを順次に配管接続してなる室外機と、室内膨張弁及
び室内熱交換器を順次に配管接続してなる室内機とから
構成され、さらにレシーバが液配管を介して室内膨張弁
に接続し、室内熱交換器がガス配管を介して圧縮機に接
続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の冷媒量判定
方法であって、室外膨張弁の絞り操作によりレシーバ内
の液冷媒を室内熱交換器に移動させてレシーバを空にし
た時の圧縮機の吐出圧力または吐出温度を基に、室外膨
張弁の絞り操作前にレシーバ内に貯留した当初液冷媒量
を求めるもので、より具体的には、空気調和機を所定の
定常状態で安定運転する試験運転中に、(1)室外膨張弁
を閉じ方向に絞り操作してレシーバ内の液冷媒を室内熱
交換器に移動させ、(2)この間、室内膨張弁が定常開度
から開き動作をした時にレシーバ内の冷媒が空であると
判定し、(3)この判定時における圧縮機の吐出圧力また
は吐出温度の測定値から、予め求めたデータ、すなわち
室外膨張弁の絞り操作前にレシーバ内の貯留する当初液
冷媒量と、室外膨張弁の絞り操作によりレシーバが空に
なった時の圧縮機の吐出圧力または吐出温度との比例関
係を基に、当初液冷媒量を算出することを特徴とする。
【0011】本発明の第2の冷媒量判定方法は、第1の
空気調和機の冷媒量判定方法における圧縮機の吐出圧力
または吐出温度の代わりに室外膨張弁の絞り量を用いる
もので、空気調和機を所定の定常状態で安定運転する試
験運転中に、(1)室外膨張弁を閉じ方向に絞り操作して
レシーバ内の液冷媒を室内熱交換器に移動させ、(2)こ
の間、室内膨張弁が定常開度から開き動作をした時にレ
シーバ内の冷媒が空であると判定し、(3)この判定時に
おける室外膨張弁の絞り量から、予め求めたデータ、す
なわち室外膨張弁の絞り操作前にレシーバ内の貯留する
当初液冷媒量と、この絞り量操作によりレシーバが空に
なった時の室外膨張弁の絞り量との比例関係を基に、当
初液冷媒量を算出する。
【0012】本発明の第3の冷媒量判定方法は、圧縮
機、室外熱交換器、室外膨張弁及びレシーバを順次に配
管接続してなる室外機と、室内膨張弁及び室内熱交換器
を順次に配管接続してなる室内機とから構成され、さら
にレシーバが液配管を介して室内膨張弁に接続し、室内
熱交換器がガス配管を介して圧縮機に接続して冷凍サイ
クルを形成し、かつ、レシーバから流出する高温の液冷
媒と室内熱交換器から流出する低温のガス冷媒とを熱交
換するガス液熱交換器を備えた空気調和機において、
(1)室外膨張弁を閉じ方向に操作してレシーバ内の液冷
媒を室内熱交換器に移動させ、(2)その間、ガス液熱交
換器入口及び出口での冷媒温度を測定し、これらの温度
差が小さくなるように変化した時にレシーバが空になっ
たと判定し、(3)この判定時に圧縮機の吐出圧力または
吐出温度を測定し、(4)該圧縮機の吐出圧力または吐出
温度の測定値から、予め求めたデータ、すなわち室外膨
張弁の絞り操作前にレシーバ内の貯留する当初液冷媒量
と、該絞り操作によりレシーバが空になった時の圧縮機
の吐出圧力または吐出温度との比例関係を基に、当初液
冷媒量を算出することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形
態となる冷媒量判定方法を図面を引用して説明する。図
1は、本発明の冷媒量判定方法を適用する空気調和機の
サイクル構成を示すブロック図である。1は室外機、2
a、2bは複数台の室内機であり、これらにより多室形
空気調和機を構成する。室外機1は、冷媒の圧縮機3、
冷房/暖房切り替え用の四方弁4、室外熱交換器5、室
外ファン6、室外膨張弁7、冷媒のレシーバ8、アキュ
ームレータ9により構成する。室内機2aは、室内熱交
換器10a、室内ファン11a、室内膨張弁12aにより構成
する。室内機2bの構成も室内機2aと同様である。四
方弁が実線で図示された位置にあるときには、室外熱交
換器5が圧縮機からのガス冷媒を液化する凝縮器にな
り、室内熱交換器10a、10bが液冷媒を蒸発させる蒸発
器になって、室内を冷房するように冷媒が流れる。すな
わち、圧縮機3から吐出された高温高圧のガス冷媒は、
四方弁4を介して室外熱交換器5に送給され、そこで室
外ファン6の送風により冷却されて、凝縮、液化する。
この液冷媒は室外膨張弁7及びレシーバ8を介し、さら
に液配管14を通じて室内膨張弁12a、12bに供給され、
そこで断熱膨張し、室内熱交換器10a、室内ファン11a
で室内ファン11a、11bの送風と熱交換して蒸発してガ
ス冷媒となる。このガス冷媒はガス配管13を通じ、さら
にアキュームレータ9、四方弁4を介して圧縮機3に戻
る。一方、四方弁が破線で図示された位置にあるときに
は、冷房時とは逆に、室内熱交換器10a、10bが凝縮器
になり、室外熱交換器5が蒸発器になって、室内を暖房
するように冷媒が流れる。
【0014】この多室形空気調和機を、現地で据え付け
るときには、室外機1と、複数台の室内機2a、2bと
を別の場所に設置し、この間を必要な長さのガス配管13
と、液配管14とによって接続する。室外機1には、これ
を正常に運転するに必要な冷媒量が予め封入されてい
る。これに対して、室外機1につなげる室内機2の台数
や容量、配管13、14の長さや管径といった個々の設備条
件に応じて、追加すべき冷媒量が決まるので、これを現
地において作業員が運転前に予め封入する必要がある。
この追加封入量、すなわちサイクル全体に入っている冷
媒量が適切な範囲にあれば、空気調和機は仕様どおりの
冷房、暖房性能を発揮し、さらに圧縮機が故障に至るよ
うな事態にも陥らない。しかし、適切な冷媒量よりある
範囲以上過剰あるいは不足した場合は、所定の冷房、暖
房性能が得られないのみならず、圧縮機が液圧縮や過熱
により損傷を被むるような事態に至る恐れがある。しか
し、封入操作のミス、冷媒量の計測ミスや、設備条件の
見積誤り、追加封入量の計算ミス等によって、必ずしも
正確に冷媒を封入できるとは限らない。このため、現地
において作業員が適正な冷媒量を正確に追加封入するこ
とを適切に支援する装置が要求されている。
【0015】図2は、図1に示したレシーバ8の断面図
である。空気調和機の冷房運転時には、室外交換器5で
凝縮した液冷媒は、入り側配管15aを通じてレシーバ8
に流入し、出側配管15bから流出し、そして出側配管15
bに接続する液配管14を経て室内機に供給される。空気
調和機がある定常状態で安定した運転を続行している場
合には、レシーバ8に流入する液冷媒量と流出する液冷
媒量がバランスして、レシーバ8内の液量は一定に継持
される。図3に示すように、このレシーバ8内の液量
は、空気調和機内に封入されている全冷媒量と相関があ
る。一般的には、レシーバのバッファ機能を有効に利用
するために、空気調和機が所定の空調能力を発揮できる
適正な冷媒量(これを100%とする)を封入したときに
は、レシーバ内に所定の冷媒液量が貯留するように設定
する。これよりも冷媒量が減少すると、レシーバ内の液
量もこれに比例して減少する。例えば、80%まで減少す
ると、レシーバは空となる。さらに、これより冷媒量が
減少すると、レシーバのバッファ機能は失なわれ、レシ
ーバ以外の構成要素で冷媒が不足する。このとき、空気
調和機は所定の空調能力を発揮できないのみにならず、
圧縮機3において過度の温度上昇といったトラブルが発
生する恐れがある。また、これとは逆に正当な冷媒量よ
りも増加すると、レシーバ内の液量はこれに比例して増
加する。例えば、120%まで増加すると、レシーバは満
となる。さらに、これより冷媒が増加すると、レシーバ
のバッファ機能が失われ、レシーバ以外の構成要素で冷
媒が過剰となる、このとき、空気調和機は所定の空調能
力を発揮できないのみならず、圧縮機3において液圧縮
といったトラブルが発生する恐れがある。
【0016】図4は、レシーバ8内の液量と圧縮機3の
吐出温度の関係を示している。また、図5は、レシーバ
8内の液量とこの吐出温度を適正値に制御する室内膨張
弁12a、12bの開度の関係を示している。レシーバの空
から満の間に液量があるときには、空気調和機内に適正
な冷媒があるので、圧縮機3に適正な冷媒を供給するこ
とができる。したがって、室内膨張弁12a、12bの開度
Bによって、圧縮機3の吐出温度を適正値Aに制御する
ことができる。これに対して、レシーバが空になると、
空気調和機内の冷媒が不足して、圧縮機3に供給する冷
媒量も不足する。したがって、室内膨張弁12a、12b
は、より多量の冷媒を供給すべく、適正開度Bよりも開
くように制御されるが、圧縮機3の吐出温度は適正値A
よりも高くなって、不都合である。一方、レシーバ8が
満になると、空気調和機内の冷媒が余剰となり、圧縮機
3に供給する冷媒が余剰となる。したがって、室内膨張
弁12a、12bは適正開度Bよりも閉まるように制御され
るが、圧縮機3の吐出温度は適正値Aよりも低くなっ
て、やはり不都合となる。これらのことより、室内膨張
弁12a、12bの開度が適正開度Bよりも大きいか小さい
かを判別することによって、レシーバ8内の液量が空よ
り少ないか満より多いかを識別することができる。しか
し、レシーバ8内の液量が空から満の間は、室内膨張弁
12a、12bの開度が一定であるので、これを識別するこ
とはできない。
【0017】しかし、空気調和機の運転時に、レシーバ
8内の液冷媒が空から満の間で存在していても、室外膨
張弁7を絞ることによって室外熱交換器5に移して、レ
シーバ8を強制的に空にすることができる。そして、空
になった時点は、図5に示すように、室内膨張弁12a、
12bの開度が適正開度Bよりも開いたことを検知するこ
とによって、識別することができる。このとき、室外熱
交換器5の液冷媒が増加するので、圧縮機3の吐出圧力
が適正値よりも増加する。この圧縮機3の吐出圧力の増
加量と、初めにレシーバ8内に存在していた液冷媒の量
(室外膨張弁7の絞り操作前の量)には、図6に示すよ
うな関係がある。すなわち、レシーバ8内の当初の液冷
媒量が多いほど、圧縮機3の吐出圧力がより高くなると
いう比例関係がある。レシーバ8内の液冷媒が空に近い
ときには、室外膨張弁7の開度をあまり絞らなくてもレ
シーバ8は空になる。このとき、レシーバ8から室外熱
交換器5に移る液冷媒の量は少ないので、吐出圧力はあ
まり増加しない。これに対して、レシーバ8内の液冷媒
が満に近いときには、それを空にするためには、室外膨
張弁7をかなり閉じなければならない。このときはレシ
ーバ8から室外熱交換器5に移る液冷媒の量が多いの
で、吐出圧力の増加分は大きい。したがって、図6の関
係を用いることによって、室外膨張弁7を閉じたときの
吐出圧力の増加量から、レシーバ8内の液冷媒が空から
満の間のどこにあるかを定量的に検知することができ
る。
【0018】ところで、圧縮機の吐出圧力は、吐出温度
とおおむね比例するので、本発明の冷媒量判定方法で
は、吐出圧力の代わりに吐出温度を用いることができ
る。また、上記のように、レシーバ8内の液冷媒が空に
近いときとには、室外膨張弁7の開度をあまり絞らなく
てもレシーバ8は空になり、レシーバ8内の液冷媒が満
に近いときに、空にするためには、室外膨張弁7のをか
なり閉じなければならないということから、室外膨張弁
の絞り量とレシーバ8内の液冷媒の当初量とが比例関係
にあることがわかる。したがって、室外膨張弁の絞り量
からレシーバ8内の液冷媒の当初量を求めることができ
る。
【0019】図7は、以上に説明した第1の実施例の冷
媒量判定方法を実施する手順を示すフローチャートであ
る。 (1)まず、空気調和機の室内機の台数、容量及び配管の
長さ、管径にもとづいて、追加冷媒量を計算し、これを
封入する。このとき、計算誤差や冷媒封入作業ミスによ
って、適正な冷媒量を封入できない恐れがあるので、こ
れを以下の手順に従って判定することが有効である。 (2)次に冷媒量判定に適した特別な運転モードを設定し
起動する。 (3)そして空気調和機の運転状態が安定になるまで待
つ。これは、圧縮機3の吐出圧力や吐出温度の時間的な
変化率が所定量小さくなることによって判断できる。こ
れは、空気調和機内の冷媒状態の変動を抑えて、レシー
バ8内の液量の変化を小さくし、冷媒量判定の精度を向
上させるねらいがある。 (4)運転状態が安定であれば、室内膨張弁12a、12bの
開度を検出する。図5で説明したように、まず室内膨張
弁12a、12bの開度が適正開度よりもかなり大きいかある
いは小さいかを判別することによって、レシーバ8が空
あるいは満か、すなわち、冷媒量が不足しているかある
いは過剰であるかを判定することができる。冷媒量が不
足あるいは過剰と判定された場合は、冷媒の追加あるい
は放出をして、適正な冷媒量に調整する。 (5)レシーバ8内の冷媒量が空と満の間にあると判定さ
れた場合、室外膨張弁7を所定量閉じる。 (6)各段階で運転状態が安定するのを待つ。 (7)このとき、図5に示したように、室内膨張弁12a、1
2bが適正開度よりも大きく開いたかどうかを識別する。
この識別により、レシーバ8内が空になって液冷媒が室
外熱交換器5に移ったかどうかを検知する。そうでなけ
れば、(5)に戻って室外膨張弁をさらに所定量閉じる。 (8)室外膨張弁12a、12bが適正開度よりも大きく開いた
とき、図6に示したように、吐出圧力の増加量から、レ
シーバ内にあった液冷媒の量を定量的に検知することが
できる。 (9)そしてレシーバ内の液冷媒が空に近いときには、冷
媒を追加封入する。また、レシーバ内の液冷媒が満に近
いときには、冷媒を放出して、室内機内の冷媒量が適正
量になるように調整する。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態となる冷
媒量判定方法について説明する。図8は、本発明の冷媒
量の冷媒量判定方法を適用する空気調和機のサイクル構
成を示すブロック図である。図1と同一番号の部分は、
同一部分を示している。図8のサイクル構成において
は、圧縮機3の低温(例えば0℃)の吸入ガスと、レシー
バ8から流出する高温(例えば40℃)の液冷媒との熱交
換をするためのガス液熱交換器17を設けてある。これ
は、液冷媒を過冷却させて液配管14内の冷媒のガス化を
抑制して室内機2における冷房能力の低下を防止する効
果がある。
【0021】このサイクル構成においては、レシーバ8
内の液量と、ガス液熱交換器17の入り側及び出側それぞ
れでの冷媒の温度差とには、図9のような関係がある。
レシーバ8に液冷媒があると、ガス液熱交換器17によっ
て液冷媒が十分に過冷却されるので、適正な温度差D1
になっている。しかし、レシーバ8が空になると、ガス
液熱交換器17によって冷媒は過冷却されないので、温度
差は極めて小さくなる。しかし、レシーバ内の液量が空
から満の間は、温度差が一定であるので、これを識別す
ることはできない。
【0022】しかし、レシーバ内の液冷媒が空から満の
間で存在していても、室外膨張弁7の開度を絞ってるこ
とによって室外熱交換器5に移して、レシーバ8を強制
的に空にすることができる。空になった時点は、図9に
示すように、ガス液熱交換器17の前後の冷媒の温度差
が、適正値D1よりも小さくなったことを検知すること
によって、識別することができる。このとき、室外熱交
換器5の液冷媒が増加するので、圧縮機3の吐出圧力が
適正値よりも増加する。この圧縮機3の吐出圧力の増加
量と、初めにレシーバ8内に存在していた液冷媒の量に
は、図6に示すのと類似の図10に示すような関係があ
る。すなわち、レシーバ8内の液冷媒が空に近いときに
は、室外膨張弁7があまり閉じなくても、レシーバ8は
空になる。このときレシーバ8から室外熱交換器5に移
る液冷媒の量は少ないので、吐出圧力はあまり増加しな
い。これに対して、レシーバ内の液冷媒が満に近いとき
には、室外膨張弁7がかなり閉じなければ、レシーバ8
は空にならない。このときは、レシーバ8から室外熱交
換器5に移る液冷媒の量が多いので、吐出圧力の増加分
は大きい。したがって、図10に示す関係を用いること
によって、室外膨張弁を閉じたときの吐出圧力の増加量
から、レシーバ内の液冷媒が空から満の間のどこにある
かを定量的に検知することができる。
【0023】図11は、以上に説明した第2の実施の形
態の冷媒量判定方法を実施する手順を示すフローチャー
トである。図7と同一の項目の部分は、同一の内容を示
している。この冷媒量判定方法においては、(4')ガス
液熱交換器17の出入り前後で液冷媒の温度差が適正値よ
りもかなり小さいことを判別することによって、レシー
バが空であること、すなわち冷媒量がかなり不足してい
ることを判定することができる。冷媒量が不足と判定さ
れたときには、冷媒を追加して適正な冷媒量に調整す
る。レシーバ8内の冷媒量が空と満の間にあると判定さ
れた場合、室外膨張弁を所定量閉じて、運転状態が安定
するのを待つ。このとき、(7')図9に示したように、
ガス液熱交換器の前後の液冷媒の温度差が、適正値より
も小さくなったかどうかを識別することにより、レシー
バ内が空になって、液冷媒が室外熱交換器に移ったかど
うかを検知する。このとき、図10に示したように、吐
出圧力の増加量から、レシーバ内にあった液冷媒の量を
定量的に検知することができる。そして、レシーバ内の
液冷媒が空に近いときには、冷媒を追加封入する。ま
た、レシーバ内の液冷媒が満に近いときには、冷媒を放
出して、空気調和機内の冷媒量が適正量になるように調
整する。
【0024】図12は、本発明の冷媒量判定装置の構成
を示す図である。20は、空気調和機の室外機1に搭載さ
れている制御装置である。この制御装置20は、本来は、
通常の空気調和機の冷暖房運転をマイクロコンピュータ
を用いて実施する機能を有しているものであるが、この
部分の説明は、省略する。この制御装置20に、先に説明
した冷媒量判定の機能を付加することができる。図7あ
るいは図11に示した冷媒量判定の手順は、マイクロコ
ンピュータのソフトウェア21として、制御装置20に搭載
する。また、図4、図5、図6あるいは図9、図10に
示した冷媒量判定に用いるデータについても同様であ
る。冷媒量判定のために、圧縮機3の吐出圧力のセンサ
16、ガス液熱交換器17の前後の液冷媒の温度のセンサ1
8、19の検出信号を制御装置20に入力する。また、室外
膨張弁7、室内膨張弁12の開度の制御信号を制御装置20
より出力する。22は、判定運転モードを起動停止するス
イッチであり、23は運転状態が安定であることを表示す
るLED、24は冷媒量の不足、適正、過多を記号によっ
て表示する表示器である。作業員はこれらの器具を用い
て、冷媒量判定ならびに冷媒の追加、放出作業を実施す
ることかできる。
【0025】なお本発明の冷媒量判定方法は、冷媒及び
油の種類に限定されない。例えば、従来から用いられ
る、オゾンを破壊する塩素(Cl)を含むHCFC系のR
22に鉱油が混合されたもの、または新冷媒として、C
lを含まないHCF系の混合冷媒のR407Cにエーテ
ル油またはエステル油が混合されたものが挙げられる。
新冷媒R407Cはオゾン破壊係数が0で、3種混合
(HFC32/125/135a)の非共沸な冷媒であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷媒量判定のために特別な検出器を設けることなく、従
来から空気調和機に備わっている要素や機能を用いるこ
とによってレシーバの空から満の間に存在する液冷媒の
量を定量的に検知することができる。したがって、特別
な検知器を用いない従来の方法に比較して冷媒量の適否
の判定精度が高く、空気調和機内の冷媒量をより厳密に
調整することが可能となる。この結果、空気調和機の所
定の冷暖房能力を得ることが可能であり、また圧縮機が
損傷を被ることがないので、空気調和機による快適性と
空気調和機本体の信頼性の向上に大きな効果が得られ
る。
【0027】また、冷媒量判定に特別な検出器を設けて
いないので、これに伴う価格上昇を抑えることができ、
またこの検出器のメンテナンスやトラブルが発生しない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機のサイクル構成を示す概念図であ
る。
【図2】レシーバの断面図である。
【図3】空気調和機内の冷媒量とレシーバ内の液量の関
係を示すグラフである。
【図4】レシーバ内の液冷媒量と圧縮機の吐出温度に関
するグラフである。
【図5】レシーバ内の液冷媒量と室内膨張弁の開度に関
するグラフである。
【図6】レシーバ内の液冷媒量と、室外膨張弁の開度を
絞ってレシーバを空にした時の吐出圧力の増加量に関す
るグラフである。
【図7】冷媒量判定の手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】別の空気調和機のサイクル構成を示す概念図で
ある。
【図9】レシーバ内の液量と、ガス液熱交換器入り側及
び出側の冷媒温度差に関するグラフである。
【図10】レシーバ内の液冷媒量と、室外膨張弁の開度
を絞ってレシーバを空にした時の吐出圧力の増加量に関
するグラフである。
【図11】別の冷媒量判定の手順を示すフローチャート
である。
【図12】冷媒量判定装置の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 室外機 2 室内機 3 圧縮機 4 四方弁 5 室外熱交換器 6 室外ファン 7 室外膨張弁 8 レシーバ 9 アキュームレータ 10 室内熱交換器 11 室内ファン 12 室内膨張弁 13 ガス配管 14 液配管 15 配管 16 吐出圧力センサ 17 ガス液熱交換器 18 液温度センサ 19 液温度センサ 20 制御装置 21 ソフトウェア 22 スイッチ 23 LED 24 表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁及び
    レシーバを順次に配管接続してなる室外機と、室内膨張
    弁及び室内熱交換器を順次に配管接続してなる室内機と
    から構成され、さらにレシーバが液配管を介して室内膨
    張弁に接続し、室内熱交換器がガス配管を介して圧縮機
    に接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の冷媒量
    判定方法において、 室外膨張弁の絞り操作によりレシーバ内の液冷媒を室内
    熱交換器に移動させてレシーバを空にした時の圧縮機の
    吐出圧力または吐出温度を基に、室外膨張弁の絞り操作
    前にレシーバ内に貯留した当初液冷媒量を求めることを
    特徴とする空気調和機の冷媒量判定方法。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁及び
    レシーバを順次に配管接続してなる室外機と、室内膨張
    弁及び室内熱交換器を順次に配管接続してなる室内機と
    から構成され、さらにレシーバが液配管を介して室内膨
    張弁に接続し、室内熱交換器がガス配管を介して圧縮機
    に接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の冷媒量
    判定方法において、 空気調和機が所定の定常状態で安定運転される試験運転
    中に、室外膨張弁を閉じ方向に絞り操作してレシーバ内
    の液冷媒を室内熱交換器に移動させ、この間、室内膨張
    弁が定常開度から開き動作をした時にレシーバ内の冷媒
    が空であると判定し、該判定時における圧縮機の吐出圧
    力または吐出温度の測定値から、予め求めたデータ、す
    なわち室外膨張弁の絞り操作前にレシーバ内の貯留する
    当初液冷媒量と、該絞り操作によりレシーバが空になっ
    た時の圧縮機の吐出圧力または吐出温度との比例関係を
    基に、当初液冷媒量を算出することを特徴とする空気調
    和機の冷媒量判定方法。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁及び
    レシーバを順次に配管接続してなる室外機と、室内膨張
    弁及び室内熱交換器を順次に配管接続してなる室内機と
    から構成され、さらにレシーバが液配管を介して室内膨
    張弁に接続し、室内熱交換器がガス配管を介して圧縮機
    に接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の冷媒量
    判定方法において、 空気調和機が所定の定常状態で安定運転される試験運転
    中に、室外膨張弁を閉じ方向に絞り操作してレシーバ内
    の液冷媒を室内熱交換器に移動させ、この間、室内膨張
    弁が定常開度から開き動作をした時にレシーバ内の冷媒
    が空であると判定し、該判定時における室外膨張弁の絞
    り量から、予め求めたデータ、すなわち室外膨張弁の絞
    り操作前にレシーバ内の貯留する当初液冷媒量と、該絞
    り量操作によりレシーバが空になった時の室外膨張弁の
    絞り量との比例関係を基に、当初液冷媒量を算出するこ
    とを特徴とする空気調和機の冷媒量判定方法。
  4. 【請求項4】 圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁及び
    レシーバを順次に配管接続してなる室外機と、室内膨張
    弁及び室内熱交換器を順次に配管接続してなる室内機と
    から構成され、さらにレシーバが液配管を介して室内膨
    張弁に接続し、室内熱交換器がガス配管を介して圧縮機
    に接続して冷凍サイクルを形成し、かつレシーバから流
    出する高温の液冷媒と室内熱交換器から流出する低温の
    ガス冷媒とを熱交換するガス液熱交換器を備えた空気調
    和機の冷媒量判定方法において、 室外膨張弁を閉じ方向に操作してレシーバ内の液冷媒を
    室内熱交換器に移動させ、その間、ガス液熱交換器入口
    及び出口での冷媒温度を測定し、該温度の差が小さくな
    るように変化した時にレシーバが空になったと判定し、
    該判定時に圧縮機の吐出圧力または吐出温度を測定し、
    該圧縮機の吐出圧力または吐出温度の測定値から、予め
    求めたデータ、すなわち室外膨張弁の絞り操作前にレシ
    ーバ内の貯留する当初液冷媒量と、該絞り操作によりレ
    シーバが空になった時の圧縮機の吐出圧力または吐出温
    度との比例関係を基に、当初液冷媒量を算出することを
    特徴とする空気調和機の冷媒量判定方法。
JP25083297A 1997-09-16 1997-09-16 空気調和機の冷媒量判定方法 Pending JPH1183250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25083297A JPH1183250A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 空気調和機の冷媒量判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25083297A JPH1183250A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 空気調和機の冷媒量判定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1183250A true JPH1183250A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17213692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25083297A Pending JPH1183250A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 空気調和機の冷媒量判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1183250A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004177045A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Sanyo Electric Co Ltd 二元冷凍装置
WO2006090451A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 空気調和装置
JP2006292213A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2006292214A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の冷媒量判定機能追加方法、及び、空気調和装置
JP2007147230A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
WO2009084519A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Daikin Industries, Ltd. 空気調和装置及び冷媒量判定方法
US8215121B2 (en) 2005-04-07 2012-07-10 Daikin Industries, Ltd. Refrigerant quantity determining system of air conditioner
JP2019148396A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
WO2020067428A1 (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ダイキン工業株式会社 空気調和装置、管理装置、及び冷媒連絡管

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004177045A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Sanyo Electric Co Ltd 二元冷凍装置
JP4503646B2 (ja) * 2005-02-24 2010-07-14 三菱電機株式会社 空気調和装置
WO2006090451A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 空気調和装置
JPWO2006090451A1 (ja) * 2005-02-24 2008-07-17 三菱電機株式会社 空気調和装置
US7987679B2 (en) 2005-02-24 2011-08-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioning apparatus
JP2006292213A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2006292214A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の冷媒量判定機能追加方法、及び、空気調和装置
US8215121B2 (en) 2005-04-07 2012-07-10 Daikin Industries, Ltd. Refrigerant quantity determining system of air conditioner
JP2007147230A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2009162410A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Daikin Ind Ltd 空気調和装置及び冷媒量判定方法
WO2009084519A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Daikin Industries, Ltd. 空気調和装置及び冷媒量判定方法
US8578725B2 (en) 2007-12-28 2013-11-12 Daikin Industries, Ltd. Air conditioning apparatus and refrigerant quantity determination method
JP2019148396A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
WO2020067428A1 (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ダイキン工業株式会社 空気調和装置、管理装置、及び冷媒連絡管
JP2020056566A (ja) * 2018-09-27 2020-04-09 ダイキン工業株式会社 空気調和装置、管理装置、及び冷媒連絡管
CN112840164A (zh) * 2018-09-27 2021-05-25 大金工业株式会社 空调装置、管理装置及制冷剂连通管
CN112840164B (zh) * 2018-09-27 2023-01-17 大金工业株式会社 空调装置和管理装置
US12013139B2 (en) 2018-09-27 2024-06-18 Daikin Industries, Ltd. Air conditioning apparatus, management device, and connection pipe

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5214918A (en) Refrigerator and method for indicating refrigerant amount
US9103574B2 (en) Air conditioner, refrigerant filling method of air conditioner, method for judging refrigerant filling state of air conditioner as well as refrigerant filling and pipe cleaning method of air conditioner
JP4165566B2 (ja) 空気調和装置
JP4155313B2 (ja) 空気調和装置
KR101158318B1 (ko) 공기 조화 장치
JP5063346B2 (ja) 冷媒漏洩検知機能を有した冷凍空調システム、冷凍空調装置および冷媒漏洩検知方法
JP4317878B2 (ja) 空気調和機及びその冷媒量判定方法
JP4120676B2 (ja) 空気調和装置
WO2010113804A1 (ja) 冷凍サイクル装置
US20120318011A1 (en) Refrigerating and air-conditioning apparatus
KR20080022593A (ko) 공기 조화 장치
KR20090013187A (ko) 공기 조화 장치
WO2002103265A1 (fr) Refrigerateur
JP2009079842A (ja) 冷凍サイクル装置およびその制御方法
JPWO2019053858A1 (ja) 冷凍サイクル装置および冷凍装置
JPH1183250A (ja) 空気調和機の冷媒量判定方法
JP2011012958A (ja) 冷凍サイクル装置の制御方法
WO2017179210A1 (ja) 冷凍装置
AU2007203328A1 (en) Oil management system for multiple condensers
JP5104225B2 (ja) 空気調和装置
JP2007292429A (ja) 空気調和装置
JP5245575B2 (ja) 空気調和装置の冷媒量判定方法および空気調和装置
CN114413429A (zh) 空调系统
JP2915537B2 (ja) 冷凍機の冷媒封入量判定方法
US11815281B2 (en) Air-conditioning device with a heat medium heat exchanger