JPH11829A - 精度の高い形状の部品を製造するための中間物体 - Google Patents

精度の高い形状の部品を製造するための中間物体

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JPH11829A
JPH11829A JP14971597A JP14971597A JPH11829A JP H11829 A JPH11829 A JP H11829A JP 14971597 A JP14971597 A JP 14971597A JP 14971597 A JP14971597 A JP 14971597A JP H11829 A JPH11829 A JP H11829A
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intermediate object
locator
fixing device
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notch
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JP14971597A
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P Dwyer James
ピー.ドゥワイヤー ジェームズ
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United Technologies Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の高い形状の部品を製造するための中間
物体を提供する。 【解決手段】 タービンブレードといった精度の高い形
状の部品の製造のための中間物体は、概ね先端部と、上
記先端部から長手方向に離間した根本部と、それらの間
に延びた中間領域と、を備えている。この中間物体は、
さらに上記ブレードの厳密な寸法の基準とされる上記根
本領域から実質的に長手方向に延びた領域と、スタッキ
ング軸と、根本センタラインと、複数のロケータと、を
備えている。第1のロケータと、開口部とは、上記スタ
ッキング軸の先端部に配設されている。第2のロケータ
と、ノッチとは、上記スタッキング軸の領域に沿って配
設されている。上記領域の設けられた第3のロケータ
と、ノッチとは、コーナを備えていて、このコーナは、
上記根本センタラインに平行になっている。上記ロケー
タは、固定装置上の対応する形状に対向した形状とさ
れ、上記中間物体を堅固に保持する。上記中間物体が上
記固定装置にクランプされると、上記根本部分のダブテ
ールが精度良く機械加工される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精度の高い形状の
部品に関するものであり、より詳細には精度の高い形状
の部品を製造するための中間物体に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの工業においては、精密な形状の部
品が使用されている。例えば、ガスタービンエンジン内
で用いられている従来のブレードは、精度の高い形状と
する必要がある。典型的には、精密インベストメント鋳
造、又はダイ鍛造により、ブレード形状を有する中間物
体とされる初期金属中間物体が形成される。
【0003】通常では、上記中間体は、先端部と、それ
から長手方向に離間した根本領域と、上記先端部と上記
根本部の間に延びた中央領域と、を有している。プラッ
トホームは、典型的には上記中央領域から上記根本領域
を離間させている。上記先端部には、シュラウドが取り
付けられるか、又は一体とされていても良い。上記中間
物体の上記各部分には、数多くの詳細部を加工する必要
があり、この様にしてこの精密形状を有する物体はその
最終形状とされる。例えば、複数のダブテールが、上記
根本部分に機械加工されている。このダブテールは、上
記ブレードを上記エンジン内のロータディスクへと取り
付けている。良好なエンジン性能を得るために、上記ダ
ブテールは僅かな許容限度内で形成する必要がある。上
記中間物体に必要な精度をもって上記ダブテールを加工
するためには、上記ダブテールの形状を計測するための
基準が必要とされる。この基準は、機械加工中に上記中
間物体を保持するために使用する固定装置により規定さ
れている。
【0004】この様な基準を得るため、種々の方法が提
案されている。上記基準は、ギビアン(Gibian)
に付与された米国特許第2,577,747号に開示さ
れているものを挙げることができる。ギビアンによれ
ば、少なくとも2つの半球状のボタン、すなわち突起を
上記中間物体に鍛造したものが開示されている。これら
の突起は、スタッキング(Stacking)軸に沿っ
て配設されている。これらの突起を用いれば、上記根本
部分は、所定厚さにまで研削でき、開口を上記中間物体
の反対側に開口させることができる。固定装置として旋
盤を用いて上記中間物体を保持し、上記根本部分の厚さ
及び開口部を基準とすることで、上記中間物体の前縁
と、後縁と、が機械加工できることとなる。
【0005】ギビアンによって開示されている解決方法
における最も重大な問題は、上記開口部の加工と上記突
起の上記根本領域厚さとは、充分正確な結果を与えなか
ったことにある。これと別の問題は、上記旋盤は、上記
根本部分の厚さ部分と、上記開口部とを、基準として用
いてスタッキング軸に沿って上記中間物体を固定位置決
めするが、上記中間物体の根本部分は、上記旋盤で保持
しながら機械加工することができないことにあった。
【0006】基準は、また、ピーターソン(Peter
son)に付与された米国特許第3,818,646号
にも開示されている。ピーターソンによれば、上記スタ
ッキング軸といった上記中間物体の設計軸に沿って配設
された上記ブレード根本部分上に、位置決め突起を配置
させる構成を開示している。固定装置は、この突起を基
準として用いている。上記固定装置においては、複数の
基準面が上記根本部分及びシュラウド部分へと研削又は
機械加工されていて、これに続いた機械加工のため精度
高く位置決めされた面を画定するようになっている。
【0007】この解決手段の問題のうちの一つとして
は、上記固定装置が、クランプ機構によって上記翼形状
の翼中央に沿って上記中間物体をクランプすることにあ
る。このため、上記固定装置は、複雑となり、従って設
計、製造、補修するに高価なものとなる。さらには、上
記中央領域に沿ってクランプすることにより、上記固定
装置が上記ブレードの寸法及び形状に依存したものとな
ってしまう。この理由のため、異なった形状及び大きさ
のいくつか異なった寸法のブレードを有する一つのエン
ジンにおけるすべてのブレードを製造するためには、数
多くの固定装置が要求される。このブレード依存の固定
装置を用いることにより、製造中に固定装置を交換する
のに時間を要し、このため、一定時間内に製造できるブ
レード数が著しく限られてしまうと言った別の問題を生
じていた。
【0008】基準を与えるための可能な別の方法は、例
えば低融点合金と言った材料のブロック内に上記中間物
体を埋設してしまうことによるものである。上記材料の
ブロックは、上記中間物体の周囲に形成され、上記ブロ
ックから上記根本領域が突出することになる。上記ブロ
ックの側部は、基準面を画定し、この基準面によって上
記ダブテールやそれ以外の詳細部が要求される精度で決
定できる。上記中間物体を埋設するのには、複雑な埋設
具が必要とされる。このような埋設具は、設計及び構成
に時間がかかり、ブレードにも依存することとなるとと
もに堅固なものではない。この結果、上記埋設具は、製
造及び補修するためのコストが高く、さらには、それぞ
れ異なった形状と寸法の中間物体に対して異なった工具
が必要とされる。加えて、この構成においては、上記中
間物体の機械加工中に、その中間物体を含んだ上記ブロ
ックを保持するために複雑な固定装置が必要である。こ
の固定装置は、また、設計及び維持するのが高価なもの
となり、かつ、ブレード長さに応じたものとなる。さら
に、上記中間物体にダブテールを機械加工した後、上記
材料を溶かして上記中間物体を取り出す必要がある。こ
れらの材料は、環境問題を生じさせないように廃棄しな
ければならない。加えて、どのような不純物が埋設後に
残されていても、これに続く熱処理や上記エンジンの運
転中に上記ブレードをクラックさせてしまうことになる
ので不純物の除去は重要である。この除去は、酸浸漬し
て、上記ブレードを分析することによって行われる。こ
の酸浸漬は、コストが高く、環境的にも有害であり、か
つ、上記ブレードの分析とともに用いられているので埋
設法によって製造されるブレードのコストを引き上げて
しまうこととなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、これまで上記
中間物体が精度良く細部の機械加工できる改善された中
間物体が必要とされていた。上記中間物体に用いる固定
装置は、設計及び補修するために高価であってはなら
ず、又異なった寸法のブレード又は異なった形状のブレ
ードに容易に適合させることができる必要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、中間物
体は、概ね一端における先端部と、それから長手方向に
離間した根本領域と、上記根本領域から長手方向に延長
された領域と、第1の面と、を有している。上記中間物
体は、上記第1の面に配設された複数のロケータを有し
ている。第1のロケータは、上記先端部に配設され、第
2のロケータは、上記長手方向延長領域に配設されてい
る。上記複数のロケータは、固定装置のそれぞれに対応
する形状に適合するような形状とされていて、上記固定
装置は、上記ロケータを上記中間物体を堅固に保持する
ために用いられている。上記中間物体が上記固定装置に
クランプされると、上記根本端部のダブテールといった
詳細部は、上記中間物体に精度良く機械加工されて、高
精度の形状の部品とされる。上記ロケータを上記第1の
面に配設することにより、精度が向上し、厳密な設計形
状の基準とすることができる。上記中間物体と一体とさ
れ、上記中間物体の複数の端部に配設されたロケータを
用いることによって、その後の機械加工の間に用いられ
る上記固定装置の設計及び製造が容易となる。さらに、
上記固定装置は、異なった寸法のブレード、又は異なっ
た形状のブレードに容易に適合させることができる。
【0011】本発明の上記中間物体の特定の実施例によ
れば、上記第1の面は、スタッキング軸を含んでおり、
上記第1のロケータは、開口であり、上記第二のロケー
タはノッチとなっている。
【0012】本発明のブランクの別実施例によれば、上
記中間物体は、第2の面を備え、上記長手方向延長領域
の端部には、第3のロケータが配設されている。上記第
2の面は、根本センタラインを含んでいる。上記第2の
ロケータは、上記第2の面に沿ったコーナを備えたプリ
ズム状のノッチとされている。この様にして従来よりも
より簡便な固定装置を用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、軸流ターボファンガスタ
ービンエンジン10を示しており、このガスタービンエ
ンジン10は、航空機のナセル内に搭載されている。上
記ナセル12は、上記ガスタービンエンジン10を取り
囲んでいる。上記エンジンは、ファン領域14と、コン
プレッサ領域16と、燃焼器領域18と、タービン領域
20と、を有している。軸Aeは、上記エンジンの中心
に位置決めされていて、そのエンジンの長手方向に通さ
れている。作動媒体ガスのプライマリ流路22は、上記
軸Aeを通して長手方向に延びている。作動媒体ガスの
セコンダリ流路24は、上記プライマリ流路22の径方
向外側に平行して延ばされている。
【0014】上記タービン領域20は、上流側の高圧タ
ービン26と下流側の低圧タービン28と、を備えてい
る。例えば、上記低圧タービン28は、ステータアッセ
ンブリ30と、ロータアッセンブリ32と、によって形
成されている。上記ロータアッセンブリ32は、複数の
翼、すなわちブレード34を備えており、このブレード
34は、上記プライマリ作動媒体流路22を横切って、
ロータディスク36から径方向外側に向かって延びてい
る。それぞれのブレード34は、スタッキング軸Sによ
って特徴付けられており、このスタッキング軸Sは、上
記エンジン軸Aeに垂直に延びている。
【0015】図2を参照すると、上記タービンブレード
34は、概ね先端部37と、上記先端部37から長手方
向に離間した根本領域38と、それらの間に延びた中央
領域40と、を有している。プラットホーム42は、上
記根本領域38と、上記中央領域40とを、分離してい
る。上記プラットホーム42は、上記根本領域38に隣
接した内側面44と、その反対側にある外側面46と、
を備えている。上記先端部37は、さらに一体となった
シュラウド47を有している。上記シュラウド47は、
上記中央領域40に隣接した内側面48と、その対向す
る側にある外側面50と、を備えている。上記根本領域
38は、複数のダブテール41を有しており、これら
は、ロータディスク36内のそれぞれ対となった溝に係
合する(図1参照)。上記根本領域38は、さらに根本
センタラインCを含んでおり、この根本センタラインC
は、上記根本領域38の幅方向を通った中心部に配設さ
れている。上記中央領域は、前縁52と、この前縁から
離間した後縁54と、正圧面56と、負圧面58と、を
有している。上記正圧面56と負圧面58とは、上記前
縁52と、前記後縁54と、の間に延びている。
【0016】上記タービンブレード34は、さらに第1
の面Yと、第2の面Xと、によってそれぞれ特徴付けら
れている。上記第1の面Yは、上記スタッキング軸Sを
含んでいる。上記第2の面Xは、上記根本センタライン
Cを含んでいる。上記第1の面Yは、上記第2の面Xに
垂直とされている。上記ブレードの厳密な寸法は、上記
第1の面と、上記第2の面と、を基準とされる。
【0017】図3には、初期中間物体60が示されてお
り、この初期中間物体60(インベストメント鋳造等に
よる)から、タービンブレード34(図2参照)が形成
されるか、この初期中間物体60は、突起61と、領域
62と、を備えている。上記突起61は、上記シュラウ
ド47の径方向外側面50から延びており、上記スタッ
キング軸S上に配設されている。上記長手方向延長領域
62は、上記根本領域38から実質的に長手方向に延び
ている(仮想線で示す)。この領域62は、第1の面6
3と、上記第1の面63から離間した第2の面64と、
上記第1の面64と上記第2の面63の間に延びた第3
の面65とを、それぞれ有している。
【0018】図4には、インデキシング固定装置66が
示されており、このインデキシング固定装置66は、第
1の端部壁68と、第2の端部壁70と、を備えたU形
状の構造体から構成されている。上記インデキシング固
定装置66は、上記中間物体80(図3参照)を、6箇
所で上記中間物体を位置決めして、精度良く放電加工機
(図示せず)内に配置されるようにするものである。端
部壁68と、端部壁70は、外側面68a及び外側面7
0aと、上部面68b及び上部面70bと、をそれぞれ
有している。上記第1の端部壁の上記外側面68aは、
球状の第1のピン72を備えている。上記第1の端部壁
の上記上部面68bは、球状の第2のピン73と、円筒
状の第3のピン74と、を有している。上記第2の端部
壁の上部面70bは、球状の第4のピン76と、球状の
第5のピン78と、円筒形の第6のピン79と、を備え
ている。
【0019】第3図及び第4図には、製造中に上記初期
中間物体60が、通常のワイヤ放電加工機内のインデキ
シング固定装置66に配設されているのが示されてい
る。上記初期中間物体60は、上記インデキシング固定
装置66上に固定されているので、上記初期中間物体6
0の正圧面56は、球状の第2,第4,第5ピン73,
76,78にそれぞれ当接する。加えて、上記前縁52
は、上記円筒状の第3のピンと第6のピン74,79に
それぞれ当接する。そして上記シュラウド47の上記内
側面48は、上記第1のピン72に当接している。
【0020】図5には、上記中間物体80が、第1,第
2,第3のロケータ、それぞれ82,84,86を有し
ているのが示されている。上記ロケータは、上記初期中
間物体60(図3参照)に加工されており、さらに上記
インデキシング固定装置66(図4参照)に位置決めさ
れるようになっている。上記第1のロケータ82は、本
実施例では、ロータリ放電加工機を使用して上記突起6
1に開口した開口部とされている。上記第1のロケータ
は、上記スタッキング軸Sに沿って上記第1の面Y内に
位置決めされている。
【0021】上記第2及び第3の各ロケータ84,86
は、ワイヤ放電加工機を用いて上記初期中間物体60
(図3参照)へと機械加工される。上記第2のロケータ
84は、本実施例では、ノッチとされている。図5及び
図6に示されているように、上記第2のロケータ84
は、上記領域62の上記第1の面63から上記第2の面
64へと延びている。本実施例では、上記第2のロケー
タ84は、垂直面90を含んだ矩形ノッチとされてい
る。上記垂直面90は、上記スタッキング軸Sから等間
隔で離間している。
【0022】第3のロケータ86は、本実施例ではノッ
チとされており、上記長手方向延長領域62の第3の端
部65から切り込まれている(図3参照)。上記第3の
ロケータ86は、上記根本センタラインCと平行にされ
ていることが好ましい。図5を参照すると、上記第3の
ロケータ86は、上記根本領域Cのセンタラインに平行
にされているコーナ88を備えた三角プリズム型の形状
とされていて、上記スタッキング軸Sと一致されてい
る。
【0023】図8には、この後に行われる機械加工の間
に上記中間物体を保持する固定装置91が、それぞれ適
切な中間物体80の離間を持つ第1の端部壁94及び第
2の端部壁96と一体とされたU−形状の基部92を有
しているのが示されている。上記基部92は、上部面9
9を有している。上記固定装置91は、さらにL形状の
壁構造体100を有しており、このL形状の壁構造体
は、上記第1の端部壁94の外側面から延びている。上
記L形状の壁構造体100は、垂直壁102を有してい
る。上記基部92と上記L形状の壁構造体は、クランプ
機構104を保持している。
【0024】上記クランプ機構104は、可動なシャフ
ト105を有しており、上記垂直壁102と第1の端部
壁94を通して延びている。このシャフト105は、上
記クランプ機構104の別の要素を保持している。上記
クランプ機構104は、さらに調節ノブ106と、締め
付けナット108と、円錐ピン110と、を有してい
る。上記調節ノブ106は、上記シャフト105の一端
に取り付けられていて、上記シャフト105は、上記ノ
ブ106が回動されると回動するようになっている。上
記締め付けナット108は、上記垂直壁102と上記第
1の端部壁94の間に螺合されている。上記締め付けナ
ット108は、上記壁102へと連結される際のネジ止
め時に、不都合なシャフト回転を防止するようにされて
いる。上記円錐ピン110は、上記シャフト105の他
端に取り付けられている。上記円錐ピン110は、上記
第1の端部壁94を通して延びている。上記円錐ピン1
10は、先端部112を有している。
【0025】上記固定装置は、さらにウエッジ、又は当
接部材114を備えており、このウエッジ114は、上
記第2の端部壁96に接触している。上記ウエッジ11
4は、それぞれ一体となって端部120を形成する上部
面116と、下部面118と、を備えている。上記ウエ
ッジ114の上記上部面116と、上記下部面118
と、がなす角は、上記ウエッジ114が、上記中間物体
80の上記第3のノッチ86を位置決めするようになっ
ている。上記上部面116は、矩形の突起122を備え
ており、この矩形の突起122は、上記中間物体80の
上記第1のノッチ84に適合する形状とされている。
【0026】上記円錐ピン110の先端部112及び上
記ウエッジ114の端部120は、挿入軸Iを形成し、
この挿入軸Iは、上記基部92の上部面99に平行とさ
れ、又上記突起122は、上記挿入軸I上にあるので上
記突起122は、幅手方向に上記挿入軸Iの両側に均等
に分けられている。
【0027】固定装置91は、研削加工機(図示せず)
内の上記支持体面に接触している。上記中間物体80
は、上記固定装置91の上記端部壁94と上記端部壁9
6の間に配設され、上記スタッキング軸Sと上記挿入軸
Iとが整列される。この様に位置決めすることで互いに
隣接した上記ノブ104が駆動され、上記円錐ピンの上
記先端部112が上記端部壁96に向かって上記挿入軸
に沿って運動する。上記クランプ機構は、上記円錐ピン
の上記先端部112が完全に上記第1のロケータ82に
連結され、上記第3のロケータ86のコーナ88が上記
ウエッジ114の端部120に当接し、上記第2のロケ
ータ84が上記突起122に当接すると完全に上記中間
物体と連結されるようになっている。その後、上記締め
付け機構108が上記壁102に連結されて、上記中間
物体の位置が変化しないようにされる。この位置におい
て、上記中間物体80の上記スタッキング軸Sは、上記
固定装置の挿入軸Iと整列されることになる。
【0028】上記ウエッジ114と組み合わされること
によって上記第3のロケータ86は、上記中間物体が機
械加工中に回動しないようにしている。上記ウエッジ9
3と上記円錐ピン112の位置決めにより、上記挿入軸
Iと、上記中間物体のスタッキング軸とが、一旦保持さ
れると上記固定装置の基部の状部面99と平行とされ、
所定高さとに位置決めされるようになっている。上記第
2のロケータ84と、上記第1のロケータ82、及び上
記円錐ピン110と、上記突起122とは、上記中間物
体が幅手方向に運動しないようにしている。上記中間物
体が上記第3のロケータ86を有しない場合には、上記
固定装置は、上記中間物体のスタッキング軸が所定高さ
において上記上部面99と平行とされ、かつ、上記中間
物体が回動しないようにするための部材を備える必要が
ある。この様にすることによって上記固定装置はより複
雑となるが、上記中間物体が3つのロケータを有し、か
つ、上記固定装置が円錐ピン110と、ウエッジ114
と、突起122と、を有していることが好ましい。
【0029】上記ブレードが上記クランプ固定装置に取
り付け保持されると、上記ダブテール41(仮想線で示
す)は、従来の研削機械を操作する方法によって上記領
域62の上記第1の面63に研削される。上記固定装置
は、厳密な寸法を基準とした2つの面に沿って上記中間
物体を保持しているので、上記固定装置とともに、プロ
グラマブル研削機を使用することが好ましい。上記ダブ
テールが完成すると、上記円錐ピン110は、上記中間
物体80から取り外され、上記中間物体80が、上記固
定装置内で回転されて、上記第2の面64が上向きにさ
れる。その後、別のダブテールが上記長手方向延長領域
62の上記第2の面64に研削される。この操作の後、
シュラウド、又はプラットホーム内のノッチ等の別の形
状が上記中間物体に研削されることになる。かくして、
上記長手方向延長領域62は除去され、上記第2のロケ
ータ84と、上記第3のロケータ86と、が取り去られ
る。上記突起61は、その後上記シュラウド47の上記
外側面50から機械加工によって除去される。
【0030】本発明の本質的な効果は、上記部品の機械
加工の精度を改善できる点にある。これは、上記ブレー
ドと一体とされ、これらの厳密な寸法の基準とされる面
上で、上記中間物体を位置決めするような上記ロケータ
を設けること、及び上記ロケータを備えた固定装置を使
用することによるものである。従って、上記ブレード
は、より精度良く機械加工できることとなる。
【0031】本発明の別の効果は、詳細部を機械加工す
る際に、簡略化された固定装置により精度良い形状の部
品が形成されることになることにある。上記詳細部を加
工するする際の基準は、上記中間物体と一体とされて、
その複数の端部によってクランプするのに用いられてい
るので、同一の固定装置は、上記スロットの長さを変化
させるだけで種々異なった長さの部品に用いることがで
きる。さらには、上記ブレード中央部形状は、別の固定
装置を用いることなく変更でき、従ってそれぞれの部品
点数に対する異なった固定装置を用意する必要は無い。
このことによって、それぞれの長さの部品毎に固定装置
を設計、構成するためのコスト及び遅延が排除できる。
上記ロケータは、上記固定装置に堅固に連結され、従っ
て上記中間物体を位置決めし、上記中間体を保持させる
には、簡単、かつ、経済性のあるクランプとなる。この
ことによって、複雑なクランプ機構を備えた固定装置の
必要が排除できる。また、このことによって一つの部品
長さから別の長さへと固定装置を変化させることに伴う
製造中の停止時間を排除することもできる。
【0032】さらに本発明の効果としては、タービンブ
レードの製造においては、もはや低融点合金による埋設
は必要とされず、従って埋設のため必要な時間や、埋設
工具や、固定装置や、溶融機等の高価な設計や補修の必
要性を排除することができることを挙げることができ
る。。さらには、このようにすることによって、上記低
融点合金の廃棄の必要性を排除できることになる。
【0033】本発明のさらに別の効果としては、上記ク
ランプ固定装置が単純であり、かつ設計及び補修が低価
格であること、及び上記中間物体の複数の端部に極接近
して上記部品がクランプできるようになることを挙げる
ことができる。このように、上記中間物体の複数の端部
に近接して上記部品をクランプできることにより、上記
クランプ固定装置が上記部品を上記根本の研削が行われ
る場所に極近接して保持することができるようになる。
このことによって、研削中のそりが低減できることで精
度の低減が防止でき、さらには、上記中間物体を上記固
定装置に保持させるためのクランプ力を低減させること
ができる。
【0034】これまで、発明の特定例について上述した
実施例をもって説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲
内において、請求項にも記載した本発明の別の実施例の
他、上記例示した実施例について種々の変更が可能であ
ることは、本明細書の記載を参照すれば当業者によれば
明らかであろう。上記中間物体は、上記第1のロケータ
形状を開口からノッチや突起等へと変更することが可能
である。円錐形の突起が用いられる場合には、上記固定
装置のような円錐ピンを、例えば、この円錐突起を収容
する円錐形の開口とすることができる。加えて、上記ロ
ケータの位置決めを変更することもでき、同一又はこれ
とは異なった設計の基準軸又は面を、上記スタッキング
軸又は根本センタラインのかわりに用いることもでき
る。さらに、上記ロケータは、機械加工された形状であ
ってもよく、又は鋳造されていてもよく、いずれにせよ
処理時間を短縮できるものであれば良い。従って、本願
請求項は、本発明の本来の範囲内の変更例又は実施例を
包含するものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、軸流ターボファンガスタービンエンジ
ンの概略的な側面立面図である。
【図2】図2は、本発明の中間物体を用いて製造された
タービンブレードの斜視図である。
【図3】図3は、最終的形状ではない本発明の中間物体
を示した斜視図である。
【図4】図4は、本発明の中間物体を形成するために用
いられるステージ固定装置の斜視図である。
【図5】図5は、本発明の中間物体の1実施例を示した
斜視図である。
【図6】図6は、図5に示した本発明の中間物体の実施
例の部分の部分正面図である。
【図7】図7は、図5に示した中間物体の実施例の部分
の部分上面図である。
【図8】図8は、本発明の中間物体と共に用いられる固
定装置の実施例を示した断面図である。
【符号の説明】
10…ガスタービンエンジン 12…ナセル 14…ファン領域 16…コンプレッサ領域 20…タービン領域 22…プライマリ流路 24…セコンダリ流路 26…高圧タービン 28…低圧タービン 30…ステータアッセンブリ 32…ロータアッセンブリ 34…ブレード 36…ロータディスク

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定装置と共に使用され、精度の高い形
    状の部品を形成するための中間物体であって、該中間物
    体は、先端部と、この先端部から離間された根本領域
    と、第1の面と、を有しさらに、 前記第1の面内に配設された前記先端部の第1のロケー
    タと、 前記根本領域から長手方向に延びた長手方向延長領域
    と、 前記中間物体の前記長手方向延長領域に形成された第2
    のロケータと、を有し、 前記第2のロケータは、前記第1の面内に配設されてい
    て、 前記中間物体が前記固定装置へと挿入されると、この中
    間物体を前記高精度形状部品へと機械加工できるよう
    に、前記中間物体が前記固定装置の前記各ロケータによ
    ってクランプされることを特徴とする中間物体。
  2. 【請求項2】 前記第1の面は、スタッキング軸を含ん
    でいることを特徴とする請求項1に記載の中間物体。
  3. 【請求項3】 前記第1の面は、根本センタラインを含
    んでいることを特徴とする請求項1に記載の中間物体。
  4. 【請求項4】 前記第1のロケータは、円錐突起である
    ことを特徴とする請求項1に記載の中間物体。
  5. 【請求項5】 前記第1のロケータは、開口とされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の中間物体。
  6. 【請求項6】 前記第2のロケータは、ノッチであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の中間物体。
  7. 【請求項7】 前記第2のロケータは、ノッチであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の中間物体。
  8. 【請求項8】 前記第2のロケータはノッチであること
    を特徴とする請求項5に記載の中間物体。
  9. 【請求項9】 固定装置と共に使用され、精度の高い形
    状の部品を形成するための中間物体であって、該中間物
    体は、先端部と、この先端部から離間された根本領域
    と、スタッキング軸を含んだ第1の面と、根本センタラ
    インを含んだ第2の面と、を有しさらに、 前記第1の面内に配設された前記先端部の第1のロケー
    タと、 前記根本領域から長手方向に延びた長手方向延長領域
    と、 前記中間物体の前記長手方向延長領域に形成された第2
    のロケータと、 前記中間物体の前記長手方向延長領域に配設された第3
    のロケータと、を有し、 前記第2のロケータと、前記第3のロケータとは、前記
    中間物体を、前記固定装置に挿入すると前記中間物体が
    前記第1の面と前記第2の面と、に整列させるようにし
    ていることを特徴とする中間物体。
  10. 【請求項10】 前記第1のロケータは、円錐突起であ
    ることを特徴とする請求項9に記載の中間物体。
  11. 【請求項11】 前記第1のロケータは、開口とされて
    いることを特徴とする請求項9に記載の中間物体。
  12. 【請求項12】 前記第2のロケータは、ノッチである
    ことを特徴とする請求項9に記載の中間物体。
  13. 【請求項13】 前記第2のロケータは、ノッチである
    ことを特徴とする請求項10に記載の中間物体。
  14. 【請求項14】 前記第2のロケータは、ノッチである
    ことを特徴とする請求項11に記載の中間物体。
  15. 【請求項15】 前記第3のロケータは、ノッチである
    ことを特徴とする請求項9に記載の中間物体。
  16. 【請求項16】 前記第3のロケータは、ノッチである
    ことを特徴とする請求項13に記載の中間物体。
  17. 【請求項17】 前記第3のロケータは、ノッチである
    ことを特徴とする請求項14に記載の中間物体。
  18. 【請求項18】 前記第3のロケータは、プリズム形状
    であることを特徴とする請求項15に記載の中間物体。
  19. 【請求項19】 前記第3のロケータは、プリズム形状
    であることを特徴とする請求項16に記載の中間物体。
  20. 【請求項20】 前記第3のロケータは、プリズム形状
    であることを特徴とする請求項17に記載の中間物体。
  21. 【請求項21】 固定装置と共に使用され、精度の高い
    形状の部品を形成するための中間物体であって、該中間
    物体は、先端部と、この先端部から離間された根本領域
    と、スタッキング軸を含んだ第1の面と、根本センタラ
    インを含んだ第2の面と、を有しさらに、 前記スタッキング軸に沿って配設された前記先端部の開
    口と、 前記根本領域から長手方向に延びた長手方向延長領域
    と、 前記中間物体の前記長手方向延長領域に形成され、前記
    スタッキング軸から等間隔で離間した垂直面を備えた矩
    形ノッチと、 前記中間物体の前記長手方向延長領域に形成され、前記
    根本センタラインに平行に配設されたコーナを備えたプ
    リズム形状のノッチと、を有していて、 前記中間物体を前記固定装置に挿入すると前記第一の面
    と、前記第2の面と、が整列されるようになっているこ
    とを特徴とする中間物体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348899A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 動翼植込み測定要具
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JP2010530043A (ja) * 2007-06-16 2010-09-02 ロールス・ロイス・ピーエルシー 様々な加工物で同じ基準点としての特徴部を使用する製造方法
JP2013238173A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転機械用のブレードの製造方法及びこれに用いられるバランスウェイトの鋳込み用治具
JP2019124183A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 徐光善 ファーツリー型タービンブレードの製造方法

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