JPH1182919A - 蒸気減温装置 - Google Patents

蒸気減温装置

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JPH1182919A
JPH1182919A JP26925697A JP26925697A JPH1182919A JP H1182919 A JPH1182919 A JP H1182919A JP 26925697 A JP26925697 A JP 26925697A JP 26925697 A JP26925697 A JP 26925697A JP H1182919 A JPH1182919 A JP H1182919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動部位がなく、抗生が簡易で、圧力損出が
少なく撹拌・混合効率の高く、その結果、振動も抑えら
れる蒸気減温装置を提供する。 【解決手段】 蒸気流路(10)の途中に水注入管(2
0)を連結し、この水注入管(20)より下流側に、蒸
気流路(10)より大径な混合室(30)を同心状に取
り付ける。該混合室(30)は本体筒部(31)と、上
流側端部に取り付けられ中空部が流入口(32a)とな
る流入口側端面中空盤部(32)と、下流側端部に取り
付けられ中空部が流出口(33a)となる流出口側端面
中空盤部(33)とで構成する。そして、混合室(3
0)内には該流入口(32a)の内径以上の径を有し本
体筒部(31)の内径よりは小径の衝突盤(40)を同
心状に固定して収納し、この衝突盤(40)の外周縁部
には流入口側端面中空盤部(32)に向けて筒部(4
1)を突設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラー等で製造
された過熱蒸気を、使用目的に合わせて減温する蒸気減
温装置に関するものである。
【0002】従来この種の蒸気減温装置としては「図
4」に示すような移動弁式のものが汎用されている。こ
の移動弁式の蒸気減温器は「図4」の下方から蒸気が流
入し上方(矢印P2方向)に流出する本体101の途中
部位に内側に所定の幅で段状に突出するリング状の冷却
水室102を設け、この冷却水室102の上面には複数
個の水流出口103,103,103・・・を設け、か
つ、冷却水室102には本体101の外側より水を供送
する水注入管104を連結してある。
【0003】そして、上記本体101内の冷却水室10
2より上方には、該冷却水室102を弁座とする弁体1
05を昇降自在に収納してある。この弁体105は常時
はその自重で下降して閉弁状態となり、下方から蒸気が
圧送されると蒸気流で押し上げられ開弁するようになっ
ている。
【0004】そして、上記弁体105には放射状に翼板
106,106,106・・・が設けられ、この翼板1
06,106,106・・・の下端には内周側が弁体1
05の外周との間に所定の間隙を有し、閉弁時に前記し
た水流出口103,103,103・・・を塞ぐリング
板107を連結してある。
【0005】したがって、上記移動弁式の蒸気減温器は
「図4」下方から蒸気を圧送し、水注入管104から水
を供送すると、蒸気が弁体105乃至リング板107を
押し上げ、冷却水室102と弁体105の間に蒸気の流
過速度に応じて生ずる狭窄された流路を通って、該冷却
水室102の上方部位内で渦流を発生し、蒸気と冷却水
室102より供送される水とを混合し、混交した水が蒸
気の熱エネルギーで蒸散して、該蒸気の温度を低下する
ようになしてある。
【0006】しかし、上記従来の移動弁式の蒸気減温器
は、駆動部(移動する弁体105)を有しているので、
構造が複雑で高価となるばかりか故障が発生し易いとい
う問題点を有している。
【0007】また、上記従来の移動弁式の蒸気減温器
は、運転中に或いは運転の中断・再開に際して、この上
記駆動部である弁体105等が振動するという問題点を
有している。振動発生の原因は、水と蒸気との混合率に
多少の増減(特に、局所的部位での混合率のばらつき)
があると、水が蒸散して体積を増す量が複雑に変化して
駆動部等に大きな物理的な力を加えるためとされている
が、ともかく、振動が生ずると騒音源となるのみなら
ず、配管の緩みや、配管及び蒸気減温器自体の破損の原
因となる問題点を有するものである。
【0008】そこで、蒸気流路中に螺旋翼を収納して駆
動部をなくす方法(スタティックミキシング方式)が試
みられたが、この方法は気液の混合効率が低く、意外に
も振動が低減できない場合があることと、注入した水が
蒸散しないで、ドレーン水が多く発生してメンテナンス
が煩雑という問題点を有することが判明して、未だ実用
化されるに至っていない。
【0009】また、上記スタティックミキシング方式
で、蒸気と水との混合効率を高めようとすると圧力損出
があまりに大きくなり過ぎて実用的でないという問題点
をも有するものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題点を解決すべくなされたもので、駆動部位がなく、
構成が簡易で、圧力損出が少なく撹拌・混合効率が高
く、その結果、振動も抑えられる蒸気減温装置を提供す
ることを課題としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の構成は、蒸気流路10の途中に水注入管2
0を連結し、該蒸気流路10の水注入管20より下流側
に、この蒸気流路10より大径な混合室30を同心状に
取り付け、上記混合室30は蒸気流路10より大径な本
体筒部31と、この本体筒部31の上流側端部に取り付
けられ中空部が流入口32aとなる流入口側端面中空盤
部32と、該本体筒部31の下流側端部に取り付けられ
中空部が流出口33aとなる流出口側端面中空盤部33
とで構成して、上記混合室30内には該流入口32aの
内径以上の径を有し本体筒部31の内径よりは小径の衝
突盤40を同心状に固定して収納し、この衝突盤40の
外周縁部には流入口側端面中空盤部32に向けて筒部4
1を突設してなる技術的手段を講じたものである。
【0012】それ故、本発明蒸気減温装置は、流入口3
2aより混合室30内に流入した蒸気(気体)と水(液
体)とは、先ずそのほぼ全量が衝突盤40に衝突する。
この衝突によって気液混合流体は一部が衝突盤40の表
面に沿って放射方向に流れ、一部は衝突によって流れの
方向を反転して逆流し、複雑な乱流となり、混合室30
内の衝突盤40の上流側(「図1」左側)で渦流を発生
させる作用を呈する。
【0013】また、流入口32aより混合室30内に気
液混合流体(蒸気と水との混合流体)が流入すると、こ
の混合室30は蒸気流路10より大径であるので、混合
室30内は減圧され、前記衝突盤40に衝突して方向を
転換(逆流)した流れを引き戻す作用を呈し、この流体
の引き戻し作用から、元来圧力損失の大きい流体の衝突
にもかかわらず圧力損失を低減する作用を呈する。
【0014】また、混合室30の流入口32a付近で
は、順次進入してくる流体と、逆流してくる流体とが衝
突して激しく撹拌・混合される作用(気流衝突混合作
用)を誘起する。
【0015】なお、前記筒部41は、衝突盤40に衝突
した気液混合流体の確実なる逆流を保証する作用を呈す
る。そして、このような複雑な渦流は気液の接触頻度を
向上させ、蒸気中に混入する水滴を、該蒸気の熱エネル
ギーで蒸発させ、蒸気の温度を低下させる作用を呈する
ものである。
【0016】なお、上記筒部41を乗り越えた気液混合
流体は、折り返して筒部41の外側を通って流出口33
a側に向かって流れ、該流出口33aより流出する作用
を呈する。
【0017】次ぎに「請求項2」の発明は、蒸気流路1
0の途中に水注入管20を連結し、該蒸気流路10の水
注入管20より下流側に、この蒸気流路10より大径な
混合室30を同心状に取り付け、上記混合室30は蒸気
流路10より大径な本体筒部31と、この本体筒部31
の上流側端部に取り付けられ中空部が流入口32aとな
る流入口側端面中空盤部32と、該本体筒部31の下流
側端部に取り付けられ中空部が流出口33aとなる流出
口側端面中空盤部33とで構成して、上記混合室30内
には該流入口32aの内径以上の径を有し本体筒部31
の内径よりは小径の衝突盤40を同心状に固定して収納
し、この衝突盤40の外周縁部には流入口側端面中空盤
部32に向けて筒部41を突設し、この衝突盤40の流
入口側端面中空盤部32との対向面部位に多数の凹部4
2,42,42・・・を形成してなる技術的手段を講じ
たものである。
【0018】それ故、本発明蒸気減温装置は、「請求項
1」の構成に加え、衝突盤40に多数の凹部42,4
2,42・・・を形成してなるので、これに気液混合流
体が衝突することで、各凹部40の近傍で多数の小さな
渦流が発生して気液混合流体を撹拌・混合(微分的撹
拌)し、全体的にも大きな渦流が発生して撹拌・混合
(積分的撹拌)して、流体の流れをより複雑に乱して撹
拌・混合効率を向上する作用を呈するものである。
【0019】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図中、10が蒸気流路
である。この蒸気流路10は一端(図左端)をボイラー
等の図示しない蒸気発生源に連結し、他端(図右端)を
適宜蒸気利用場所に延設するようになしてあり、蒸気は
「図1」に矢印P1に示すように一端側から他端側に向
かって流れるようになしてある。
【0020】なお、この蒸気流路10は所望の長さに延
設するため、或いは既設の配管を利用することもあるの
で、通常の配管連結が可能となしてあるのは無論で、図
示例では一端に連結用のフランジ11aを有した上流側
蒸気流路10aと、他端に連結用のフランジ11bを有
した下流側蒸気流路10bとで構成され、該上流側蒸気
流路10aと下流側蒸気流路10bとの間は後記する混
合室30で連通・連結されるようになしてある。
【0021】そして、上記蒸気流路10の途中に水注入
管20を連結し、該蒸気流路10の水注入管20より下
流側に、この蒸気流路10より大径な混合室30を同心
状に取り付けてある。
【0022】上記水注入管20は一端(「図1」上端)
を水道等の水圧送源に連結し、他端を蒸気流路10に連
通し、図示しない水圧送源より、通常流量調整装置を介
して、圧送される水を蒸気流路10内に注入できるよう
になしてある。
【0023】上記水注入管20は、「図2」に示すよう
に、その先端を蒸気流路10に単に合流させるように連
結してもよいが、この場合局所的に水の混合率が変化す
ることもあるので、「図1」に示すように、水注入管2
0の先端を蒸気流路10の中心軸部位にまで臨入させ
て、蒸気の気流と向流方向にまたは併流方向に水を注入
するようになすと混合が均一に行なえ効率的である。
【0024】さらに、減温率が大きく蒸気中に水を大量
に混入する場合は、水注入管20を多数連結してもよ
く、さらには、「図3」に示すように、蒸気流路10の
外側にリング状の冷却水室21を被せ、この冷却水室2
1に水注入管20を連結すると共に、蒸気流路10の周
面には該冷却水室21に連通する多数の通孔22,2
2,22・・・を設けておくと、供送する水が分断され
細かな水滴となって蒸気気流中に混入でき効果的であ
る。
【0025】そして、上記混合室30は蒸気流路10よ
り大径な本体筒部31と、この本体筒部31の上流側端
部に取り付けられ中空部が流入口32aとなる流入口側
端面中空盤部32と、該本体筒部31の下流側端部に取
り付けられ中空部が流出口33aとなる流出口側端面中
空盤部33とで構成してなる。
【0026】上記本体筒部31は一般的には円筒(円筒
が最も振動が少ない)とするが、断面方形または多角形
の筒状であってもよい。そして、この本体筒部31の両
端は流入口側端面中空盤部32と流出口側端面中空盤部
33とが取り付けられ、この流入口側端面中空盤部32
の流入口32aに前記上流側蒸気流路10aが、流出口
側端面中空盤部33に前記下流側蒸気流路10bが連結
される。なお、上記流入口側端面中空盤部32と、流出
口側端面中空盤部33と、流入口32aと、流出口33
aと、本体筒部31とは同一軸上に配置するのは無論で
ある。
【0027】すなわち、上記混合室30は両端を流入口
側端面中空盤部32と流出口側端面中空盤部33とによ
って塞いだ容器状となして、この流入口側端面中空盤部
32の流入口32aと流出口側端面中空盤部33の流出
口33aとを利用して蒸気流路10の途中に介装するよ
うになしてある。
【0028】なお、本体筒部31の径は蒸気流路10よ
り大径であればよいが、この本体筒部31の後記する衝
突盤40を除いた残余の流路断面積が、蒸気流路10の
流路断面積と略同等になるように設定するのが圧力損失
が少なく、また気液の混合効率がよいものである。
【0029】そして、上記混合室30内には該流入口3
2aの内径以上の径を有し本体筒部31の内径よりは小
径の衝突盤40を同心状に固定して収納し、この衝突盤
40の外周縁部には流入口側端面中空盤部32に向けて
筒部41を突設してなる。
【0030】上記衝突盤40は、図示例では、衝突盤4
0の筒部41を一体的に連設し、この筒部41の外周面
と本体筒部31の内周面とを放射状に適当間隔に配置し
た連結翼43,43,43・・・で連結して、該衝突盤
40及び筒部41を本体筒部31に同心状に固定してい
る。
【0031】なお、上記筒部41の高さは、種々変更し
て試験したが、本体筒部31の長さ(「図1」左右方向
の内法)の1/5程度あれば、この筒部41を設けなか
った場合に比べ飛躍的に気液混合効率が向上するも、そ
れ以上の高さにしてもあまり影響が認められなかった。
なお、上記衝突盤40と筒部41とは別途製造して連結
するのが製造し易いが、無論、図示のように一体成型し
てもよく、さらには、図示はしていないが、該衝突盤4
0をその中心部が下流側に膨出するように湾曲(衝突面
のみ出よい。)し、この湾曲縁部で筒部41を兼ねるよ
うになしてもよいものである。
【0032】そして、上記筒部41の上端(「図1」左
端)と流入口側端面中空盤部32の内面との距離、筒部
41の外周面と本体筒部31の内周面との距離、衝突盤
40の流出口側端面中空盤部33の対向面(「図1」右
側面)と流出口側端面中空盤部33との距離とは、略同
一とするのが流路の狭窄がなく圧力損失を伴わなくて望
ましいものである。さらには、上記距離はこの距離を設
けることで確保できる流路断面積を蒸気流路10の断面
積と略同一となすことが、同じく望ましいものである。
【0033】そして、「請求項2」の発明は、上記の構
成に加え、衝突盤40の流入口側端面中空盤部32との
対向面部位に多数の凹部42,42,42・・・を形成
してなる。
【0034】凹部42,42,42・・・は、図示例で
は略半球状のものを使用しているが、衝突盤40に同心
状の複数の溝を設ける等種々の形状を使用すればよく、
気液混合気流の衝突面を複雑化して気液混合気流を複雑
な方向に衝突逆流させるものであればよい。
【0035】なお、図示例では、流入口側端面中空盤部
32と流出口側端面中空盤部33との内面にも前記凹部
42,42,42・・・を設け、渦流の発生場所を増し
ているがこれらは省略してもよい。また、図示はしてい
ないが、本体筒部31の内周面で流入口側端面中空盤部
32側部位にも、前記凹部42,42,42・・・を設
けてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、駆動
部等の動く機構がなく、構成が極めて簡易で、故障及び
保守の心配がない蒸気減温装置を提供できるものであ
る。
【0037】また、本発明は前記もしたが、元来圧力損
失が大きいとされる衝突盤40を使用したが、衝突部位
を流路拡径に伴う減圧雰囲気中となしたので、結果とし
て圧力損出が少なく撹拌・混合効率の高く蒸気減温装置
を提供できるものである。
【0038】ちなみに、気液混合流体の流速40m/s
ecで、圧力損失は0.1〜0.2Kg/cm2の微々
たる圧力損失であった。この圧力損失は従来の移動弁式
に比べ半減できるものであった。
【0039】そして、本発明は気液を渦流で強制撹拌す
るようになしたので、効率的に気液の接触が行なえ、振
動がほとんどない蒸気減温装置を提供できるものであ
る。
【0040】さらに、本発明は気液を渦流で強制撹拌す
るようになしたことで、許容流量変動幅が大きく、使い
勝手のよい蒸気減温装置を提供できるものである。ちな
みに、蒸気流入量を最大設計値に対して25%まで減少
させてもドレーンが生じないものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明蒸気減温装置の一実施態様を示す縦断面
図である。
【図2】別の実施態様を示す縦断面図である。
【図3】さらに、別の実施態様を示す縦断面図である。
【図4】従来例縦断面図である。
【符号の説明】
10 蒸気流路 20 水注入管 30 混合室 31 本体筒部 32 流入口側端面中空盤部 32a 流入口 33 流出口側端面中空盤部 33a 流出口 40 衝突盤 41 筒部 42 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気流路(10)の途中に水注入管(2
    0)を連結し、該蒸気流路(10)の水注入管(20)
    より下流側に、この蒸気流路(10)より大径な混合室
    (30)を同心状に取り付け、 上記混合室(30)は蒸気流路(10)より大径な本体
    筒部(31)と、この本体筒部(31)の上流側端部に
    取り付けられ中空部が流入口(32a)となる流入口側
    端面中空盤部(32)と、該本体筒部(31)の下流側
    端部に取り付けられ中空部が流出口(33a)となる流
    出口側端面中空盤部(33)とで構成して、 上記混合室(30)内には該流入口(32a)の内径以
    上の径を有し本体筒部(31)の内径よりは小径の衝突
    盤(40)を同心状に固定して収納し、この衝突盤(4
    0)の外周縁部には流入口側端面中空盤部(32)に向
    けて筒部(41)を突設してなる蒸気減温装置。
  2. 【請求項2】 蒸気流路(10)の途中に水注入管(2
    0)を連結し、該蒸気流路(10)の水注入管(20)
    より下流側に、この蒸気流路(10)より大径な混合室
    (30)を同心状に取り付け、 上記混合室(30)は蒸気流路(10)より大径な本体
    筒部(31)と、この本体筒部(31)の上流側端部に
    取り付けられ中空部が流入口(32a)となる流入口側
    端面中空盤部(32)と、該本体筒部(31)の下流側
    端部に取り付けられ中空部が流出口(33a)となる流
    出口側端面中空盤部(33)とで構成して、 上記混合室(30)内には該流入口(32a)の内径以
    上の径を有し本体筒部(31)の内径よりは小径の衝突
    盤(40)を同心状に固定して収納し、この衝突盤(4
    0)の外周縁部には流入口側端面中空盤部(32)に向
    けて筒部(41)を突設し、この衝突盤(40)の流入
    口側端面中空盤部(32)との対向面部位に多数の凹部
    (42,42,42・・・)を形成してなる蒸気減温装
    置。
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