JPH1182791A - 弁のフランジ接続ボルト取付装置 - Google Patents

弁のフランジ接続ボルト取付装置

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Publication number
JPH1182791A
JPH1182791A JP26777797A JP26777797A JPH1182791A JP H1182791 A JPH1182791 A JP H1182791A JP 26777797 A JP26777797 A JP 26777797A JP 26777797 A JP26777797 A JP 26777797A JP H1182791 A JPH1182791 A JP H1182791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
valve
bolt
casting die
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP26777797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Takanaka
正秀 高中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般鋳造による鋳物製作により、フランジ用
ボルト穴加工の加工工数を低減して製造コストの低減を
図る。 【構成】 ボルト取付穴をボデーフランジ3の中心線A
−Aに対して線対称に上下に切欠5、6を有する切欠穴
形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続形状がフランジ形
でボルト取付穴を備える弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弁装置のフランジは、取付用ボル
ト穴が複数設けられていた。弁の製作に当っては、ボル
ト穴の無い状態でフランジ部分のみを鋳物成型L、ボル
ト穴を切削加工によって仕上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の弁装置に
よると、ボルト穴の加工工数が大で、コスト高で納期が
かかるという欠点があった。なお、ボルト穴をロストワ
ックス等の精密鋳造で実施する技術は公知であるが、鋳
造と比較して型代、成型費が高価であり、多品種少量生
産のコスト削減には不適当である欠点があった。
【0004】本発明は、かかる従来の欠点を改良すべく
提案されたもので、精密鋳造では無く、一般鋳造による
鋳物製作により、フランジ用ボルト穴加工の加工工数を
低減させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、管フランジに対して複数のボルトによって接
続されるフランジ接続形状を有する弁装置において、ボ
ルト取付穴をボデーフランジ中心線A−Aに対して線対
称に上、下に切欠を有する切欠穴形状としたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】ボルト穴は半円形の切欠穴形状で、フランジボ
ルトのねじ外径と半円形の直径が略同一であるから、ボ
ルト頭又はナットの大部分がフランジ面積として作用す
る。従って、フランジ取付のボルト締付は従来と変わる
こと無く実現出来る。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例として、5方口ボール弁を
図1〜図5により説明する。1は、弁が接続される管フ
ランジで一般の市販品であり、実施例の5方口ボール弁
に対しては、ユーザー側で手配する。管フランジは、J
IS規格等に定められた寸法、形状で実施例では、4ケ
のボルト取付穴があり、4本のボルト2と、4ケのナッ
ト10によって、フランジパッキン11を挟持して、弁
装置4のフランジ3に対して締付られるものである。図
から明らかな様に弁装置は4枚のフランジと1ケの取付
平面座7を備えた5方口のボール弁である。従って、ユ
ーザー側では4枚の管フランジと4枚のフランジパッキ
ンと16本のボルトと16ケのナットを準備する。又、
平面座取付用ボルトおよびパッキンもユーザー側で準備
する。
【0008】図2は、5方口ボール弁のボデー12の鋳
物断面図である。鋳物はロストワックス等の高価な精密
鋳造ではなく、安価な一般鋳造で良い。又、材質はJI
Sに定められた青銅鋳物BC6が一般的である。鋳型は
図2の中心線A−Aを境にして上、下に分割される。こ
の時、図3から明らかな様に、4ケ所のフランジ取付穴
は全て切欠穴形状に鋳物成型で実施される。中心線A−
Aを境にして、上のフランジボルト穴の切欠5と下のフ
ランジボルト穴の切欠6は、線対称に鋳物で成型され
る。4枚のフランジで合計16ケ所の切欠成型される。
弁装置4の下端面は取付平面座7であり、4ケ所のメネ
ジ加工(図示せず)が切削加工で実施される。
【0009】ボデー12の上部には、ボンネット13が
ボンネットボルト14で固着される。ボデーとボンネッ
トに上、下の軸付ボール15が回動自在に軸支されてい
る。4枚のフランジ3に対して4ケのエンドキャップ1
6がねじ込み結合される。エンドキャップ16には、各
々Oリング17、Oリング18、Oリング19、シート
20が組み込まれている。ボデーとボンネットとの間に
はOリング21が挟持されている。軸付ボールの上端軸
部には操作軸22が連結される。操作軸22を回動操作
することによって軸付ボール15が回動し、流路を切
替、開閉する。
【0010】エンドキャップ16とボデー12とのねじ
Mのねじ込み作業に当って、ねじのバリが発生した場合
でも、Oリング18がエンドキャップ16の先端に装着
されてボデー12との隙間をシールしているので、ねじ
の切粉が弁内部へ入り込むことを防止した切粉封じ込め
構造となっている。エンドキャップ16はボデー12に
対してねじ込みストッパー部23がメタルシート部を構
成しており、更にシール性を向上すべく、Oリング17
が配置されている。実施例は、5方口ボール弁について
説明したが、2方口、3方口、4方口のフランジ弁ある
いは、バタフライ弁、ゲート弁、ディスク弁等各種弁形
状に対しても本発明が含まれることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】管フランジに対して複数のボルトによっ
て接続されるフランジ接続形状を有する弁装置におい
て、ボルト取付穴をボデーフランジ中心線A−Aに対し
て線対称に上、下に切欠を有する切欠穴形状としたの
で、安価な普通鋳造の型成型によってフランジボルト穴
切削加工を全て廃止することが出来、加工工数の大巾な
削減、コストダウン、加工納期の大巾短縮を実現するこ
とによって産業上の効果が極めて大きい。又、実施に当
っては、容易に行なうことが出来るので、実現性が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例5方口ボール弁の縦断面図。
【図2】図1のボデーの鋳物の縦断面図。
【図3】図2の正面図。
【図4】図3の部分上面図。
【図5】図4の部分下面図である。
【符号の説明】
1 管フランジ 2 ボルト 3 フランジ 4 弁装置 5 上の切欠 6 下の切欠 A−A ボデーフランジ中心線 7 取付平面座

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管フランジに対して複数のボルトによっ
    て接続されるフランジ接続形状を有する弁装置におい
    て、ボルト取付穴をボデーフランジ中心線A−Aに対し
    て線対称に上、下に切欠を有する切欠穴形状としたこと
    を特徴とする弁のフランジ接続ボルト取付装置。
  2. 【請求項2】 前記弁装置は、4枚のフランジと1ケの
    取付平面座を有する5方口ボール弁である請求項1記載
    の弁のフランジ接続ボルト取付装置。
JP26777797A 1997-09-12 1997-09-12 弁のフランジ接続ボルト取付装置 Pending JPH1182791A (ja)

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JP26777797A JPH1182791A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 弁のフランジ接続ボルト取付装置

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JP26777797A JPH1182791A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 弁のフランジ接続ボルト取付装置

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ID=17449443

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236317A (ja) * 2008-03-05 2009-10-15 Bridgestone Tire Nagano Hanbai Kk 接続継ぎ手及びこれを用いた配管の施工方法
JP2011137526A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Bridgestone Corp 床固定用管継手
CN102728134A (zh) * 2012-07-19 2012-10-17 格朗富(苏州)集团有限公司 一种过滤器

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