JPH1181551A - 建築用フレームおよびその構造部材 - Google Patents

建築用フレームおよびその構造部材

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JPH1181551A
JPH1181551A JP17955298A JP17955298A JPH1181551A JP H1181551 A JPH1181551 A JP H1181551A JP 17955298 A JP17955298 A JP 17955298A JP 17955298 A JP17955298 A JP 17955298A JP H1181551 A JPH1181551 A JP H1181551A
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JP
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truss
frame
web
architectural
chord
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JP17955298A
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English (en)
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Henry Texter Ross
ヘンリー テクスター ロス
Ross Texter Scott
ロス テクスター スコット
Sprang Hemphill Richard
スプラング ヘンフィル リチャード
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TEXTOR METAL IND Pty Ltd
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TEXTOR METAL IND Pty Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】金属フレーム建築物で使用するための巻物繰形
金属部材、同部材を備えるトラス、および建築用フレー
ムとを提供する。 【解決手段】 巻物繰形金属部材1は、両サイドフラン
ジ2,3がウェブ4を介して接合されることにより規定
される一般的なU字形断面を有している。サイドフラン
ジ2,3の各々は、中央に配置され且つ縦方向に延在す
る内向き突出しリブ5,6を備え、ウェブ4は、中央に
配置され且つ縦方向に延在する内向き突出しチャネル7
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラスに使用する
ための構造部材に関する。特に本発明は、屋根トラスの
1つ以上の頂部弦材および礎盤弦材として使用可能な構
造部材に関する。本発明はまた、構造部材を備えたトラ
スおよびトラスを備えた建築用フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、建築用フレーム、特に住宅建
築物用フレームに巻物繰形金属部材が一般に使用されて
いる。このような金属部材は、壁面フレームおよび屋根
トラスの両方に使用される。金属フレーム建築物の利点
は、木骨造建築物の場合のようにシロアリや穿孔性動物
による攻撃を受けないことである。また、建築構造用の
金属部材を使用することにより、材木の需要が少なくな
る。
【0003】プレートや支柱として使用するのに適する
簡単なU字形部材から、トラス弦材として使用するため
のより複雑な部材に至る様々な巻物繰形金属建築部材が
知られている。部材は、一般にリベット締め、溶接また
はボルト締めによって接合される。しかし、オーストラ
リア国特許出願第54820/90号に開示されている
クリンチング等の別の接合方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリベット締めお
よびボルト締め接合方法の欠点は、部材にドリルまたは
パンチで穴をあけてリベットまたはボルトの通路を設け
るため、トラスまたは壁面フレームを組み立てるのに時
間がかかることである。さらに、穴における腐食を防止
するか、または腐食する可能性のある金属ヤスリ屑を除
去するために、亜鉛メッキ部材に注意を払わなければな
らない。溶接は、最も強力な接合部を提供するが、接合
される金属の前処理と、接合部の腐食防止のための処理
とを必要とする。溶接のさらなる欠点は、品質保証およ
び管理が困難なことである。
【0005】トラス弦材として使用するために設計され
た部材に関して、異なるプロファイルが多く提案されて
おり、そのいくつかは、かなり複雑である。例えば、受
理されているオーストラリア国特許出願第623596
号は、多数の縦方向に延在するひだや、その間に挟まれ
た部分を備えた屋根トラスに上方弦材として使用するた
めの梁を開示している。しかし、最小数の部材で形成可
能なトラスを備えることが望ましい。従って、同一部材
をトラスの頂部弦材および礎盤(または底部)弦材とし
て使用可能であることが理想的である。製造および取り
扱いを容易にするために、より簡単なプロファイルも望
ましい。いかなるプロファイルも、複雑であるか簡単で
あるかに関わらずロードベアリング条件を満たさなけれ
ばならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラスの1つ
以上の頂部弦材および底部弦材として使用可能な比較的
簡単なプロファイルの巻物繰形金属部材を提供すること
を目的とする。本発明はまた、クリンチングによって接
合可能な要素を備えた建築用フレームを提供することを
目的とする。
【0007】本発明の第1の実施の形態では、両サイド
フランジがウェブを介して接合されることにより規定さ
れる一般的なU字形断面を有する巻物繰形金属部材が提
供されており、前記サイドフランジの各々は、中央に配
置され且つ縦方向に延在する内向き突出しリブを備え、
前記ウェブは、中央に配置され且つ縦方向に延在する内
向き突出しチャネルを備えることを特徴とする。
【0008】本発明の第2の実施の形態では、相互連結
支柱を有する少なくとも1つの頂部弦材と底部支柱とを
備えるトラスが提供されており、前記少なくとも1つの
頂部弦材および前記底部弦材が第1の実施の形態の部材
を備えることを特徴とする。
【0009】本発明の第3の実施の形態では、複数個の
壁面フレームと組み合わされた、第2の実施の形態のト
ラスを複数個備える建築用フレームが提供される。
【0010】第1の実施の形態の部材に関しては、サイ
ドフランジのリブおよびサイドフランジを強化する被覆
材が、部材のチャネルに挿入された支柱(またはウェ
ブ)部材の停止部としても作用する。ウェブのチャネル
は、二重の機能を果たす。チャネルは、ウェブの強化の
ために加えて、この部材を備えたトラスを壁面フレーム
に固定するために使用するボルトにかみ合うナット用
に、凹所を設けている。
【0011】以下で詳述するように、第2の実施の形態
のトラスは一般に、第1の実施の形態の部材で形成され
た三角フレームを備え、屋根トラスとして使用するのに
都合良い。頂部弦材を形成する部材のチャネルは、相互
連結支柱が部材のチャネル内から延在した状態で底部弦
材を形成する部材のチャネルと向き合う。
【0012】本発明のトラスは一般に標準(三角)トラ
スであるが、弦材を使用して、腰接合トラス、二重ピッ
チトラス、平行弦材トラス等を形成することも可能であ
る。従ってこのようなトラスは、寄棟屋根、寄棟および
谷屋根、二重ピッチ屋根、離れ家の屋根、および周知の
他の屋根を持つ建築物に使用できる。
【0013】平行弦材トラスは一般に、第1の実施の形
態の2つの弦材を備えており、弦材のチャネルは互いに
向き合っている。このようなトラスは、二階建て建築物
の2階を一般に支持するために、屋根トラスまたは床ト
ラスとして使用可能である。平行弦材トラスの端部は、
適用に応じてまっすぐでもよく、また曲がっていてもよ
い。例えば、尖った屋根を形成するのに使用する平行ト
ラスの近接端部は曲がっているため、1つのトラスの頂
部および底部弦材は、近接するトラスの頂部および底部
弦材に直接または間接的にそれぞれ接合可能である。
【0014】本発明の2つの平行弦材トラスを備える三
角トラスは、その礎盤に横つなぎ材を備えている。横つ
なぎ材は、トラスの礎盤において水平の力を制御し、天
井の梁としての働きもする。横つなぎ材は好適な部材で
よく、通常は、壁面フレームの間柱として使用する簡単
なチャネル部材である。
【0015】本発明のトラスには、トラス支柱として使
用するのに好適な周知のいかなる部材も使用可能であ
る。しかし、好ましい支柱としては、両サイドフランジ
がウェブを介して接合されることにより規定される一般
的なU字形断面を有する巻物繰形金属部材が挙げられ
る。サイドフランジは、その自由端に、内向き見回しを
有し、ウェブは、各フランジに近接して縦方向に延在す
る内向き突出しリブを備える。
【0016】本発明はさらに、被支持トラスを支持トラ
スに連結するための部材を提供する。この部材は、以下
で詳述する。
【0017】第3の実施の形態の定義で示したように、
本発明は、第2の実施の形態のトラスを備える建築用フ
レームもさらに提供する。金属フレーム建築構造の熟練
者によって認識されるように、複数個のトラスは一般
に、建造物のエッジにおいて複数個の壁面フレームによ
って支持される。すなわち、フレームは建造物の外壁を
構成する。しかし、内壁フレームは、トラスも支持する
ことができる。
【0018】本発明のトラスの支柱のように、壁面フレ
ームを形成する際に、壁面フレーム構造に好適な巻物繰
形金属部材を使用して、ここで述べるトラスを支持する
ことが可能である。しかし、壁面フレームは、上記好ま
しい支柱部材と同一のプロファイルの間柱部材を備える
のが好ましい。頂部および底部プレートは簡単なチャネ
ル部であるのが都合良いが、適当に間隔を置いた孔を有
するそのチャネル部は連続胴つなぎ部材として使用す
る。これは、以下でより詳細に説明する。
【0019】第3の実施の形態の建築用フレームは、化
粧張り構造を含む外部および内部クラッディングに関連
して使用することが可能である。さらに、壁面構造で
は、例えば300mm、600mm、900mm、12
00mmおよび1800mmの標準幅のパネルにフレー
ムを含むことができる。このようなパネルは、フォーム
材料が任意に充填され、ファイバセメント板金等の材料
で少なくとも1つの面に並べた複数個の間柱部材によっ
て分けられた頂部および底部プレートを一般に備える。
好ましいフォーム材料は、膨張ポリスチレン(eps)
フォームである。
【0020】このようなフレームを備えた建築物の構造
を簡単にするために、間柱の端部が頂部および底部プレ
ートから突き出るようにすることも可能である。この場
合、プレートは、連続胴つなぎのための上記適当に間隔
を置いた開口を備える。プレートと間柱の端部との間隙
は、壁面パネルを建築物の床に、または単純なアングル
もしくはチャネルによってトラスに固定する。
【0021】前段落で述べた建築用フレームの構造によ
って、サブフレームを組み立てる従来の方法よりも、よ
り精度が上がる。例えば、フレームが装着される隅部ま
たは床トラックは、建築プランに従って正確にレイアウ
トすることが可能である。この精度は、フレームを床ト
ラックに装着する際、維持される。壁面フレームを完成
するために、上方に突き出す間柱端部上にチャネルが
(一般に)取り付けられる。このチャネルまたは頂部ト
ラックは、建造物全体を一体化する。
【0022】壁面においてパネルを垂直に整列すること
を容易にするために、間隔を置いた2個のブロックをパ
ネルの各エッジに設けて位置決めできるため、近接する
パネルのブロックが重なり合う。ブロックに締めボルト
を通過させることにより、パネルを整列させることが可
能である。
【0023】本発明のトラスの弦材および他の部材並び
に壁面フレームは、一般に、当業者に周知となる装置お
よび方法を用いて0.6mmないし1.5mmの厚さの
亜鉛メッキ鋼板から製造される。
【0024】本発明を広範囲にわたって述べており、以
下で簡単に説明する添付図面を参照して様々な実施の形
態を以下で例示する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下で参照する図面において、同
一部分は同一番号で示されている。異なる図面は、必ず
しも同じ比率では描かれていない。
【0026】図1および図2を参照すると、屋根トラス
に弦材として使用可能な部材1が示されている。部材1
は、プロファイルがU字形であり、サイドフランジ2お
よび3がウェブ4によって隔てられていることがわか
る。各サイドフランジは内向き突出しリブを備えており
(5および6参照)、ウェブ4は内向き突出しチャネル
7を備えている。チャネル7は、8で示すように傾斜側
面を有することがわかる。
【0027】前段落で述べた例示の部材は、0.75m
mから1.5mmまでの厚さの亜鉛メッキ鋼で形成され
ており、公称寸法は幅78mm、深さ78mmである。
部材の長さは限定されない。
【0028】図3および図4では、壁面フレームで使用
するのに適する間柱部材9が示されているが、これはト
ラスの支柱としても使用可能である。部材9は、サイド
フランジ10および11と共にプロファイルがU字形で
あり、各々が内向き見回し12および13を有すること
がわかる(図3参照)。この部材のウェブ14は、内向
き突出しリブ14および15を備える。ウェブ14はま
た、部材の長さに沿って種々の間隔で、開口も備えてお
り、そのうちの1つが16で示されている。開口のエッ
ジは、17および18で示すように内向きに巻き上がっ
ていることが図3からわかる。
【0029】間柱部材9は、0.75mmから1.5m
mの厚さの亜鉛メッキ鋼で形成されており、公称寸法で
は幅75mm、深さ32mmである。部材の長さは限定
されない。しかし、標準住宅建築物用壁面フレームの間
柱として使用するために、部材は一般に2,400mm
または2,700mmの長さに切断される。
【0030】部材9の開口16によって、電気コンジッ
トまたはより合わせケーブル、および鉛管類がこの部材
を通過でき、従ってこの部材を備える壁面フレームまた
はトラスを通過することができる。開口の巻き上げによ
って、そこを通過する材料への損傷を防止し、エッジが
鋭く、しかもぎざぎざになっているかもしれない巻き上
げていない開口に共通する障害を作業者に与えないよう
にしている。例示の部材の開口は、一般に直径が25m
mである。
【0031】開口は図3および図4に示すような間柱部
材には必ずしも必要ではないことが認識されるであろ
う。実際、このような部材をトラスの支柱として使用す
る際、開口は通常、存在しない。
【0032】図5は、図1ないし図4で示す部材で形成
したトラスを立面で示す。頂部弦材20および21なら
びに底部弦材22は、図1および図2に示す部材と同じ
長さであるが、支柱23および24は、図3および図4
で示す間柱部材と同じプロファイルを有する部材と同じ
長さである。弦材は、プレートによって頂点25並びに
末端26および27で互いに連結されており、そのうち
の1つが28で示される。29で示す張出しは、支柱に
使用するものと同じ材料で形成されている。
【0033】支柱と弦材との接合は、図6に示されてい
る。この図では、底部弦材22に支柱23および24を
取り付けた状態であることがわかる。支柱の端部が弦材
22のチャネル内に存在するが、リブ25および26
(図7参照)によって弦材の底部に接触しないように防
止されていることが、図6および図7からわかる。この
ため、支柱が弦材に延在する距離が標準化される。
【0034】図7はまた、弦材22のチャネル27が果
たす役割のうちの1つを示す(図1および図2の部材7
も参照されたい)。この図は、支持壁面フレームにトラ
スを固定するのに使用するねじ切りボルト28を示す。
ナット29および30が弦材のウェブ31の両側にあ
り、ねじ切りボルトにこの部材を固定する。このねじ切
りボルトは、壁面フレームの頂部プレートにも固定され
る。チャネル27がナット30を収容可能な空間を形成
することが図7からわかる。ねじ切りボルト28は、そ
れが固定される建築物の床にフレームを介して延在させ
てもよい。この場合のボルトは、トラス用締め具として
の働きをする。弦材22の各フランジの平らなリブのな
い延在部によって、支柱の端部に連結するための平面が
設けられることが図7からさらにわかる。
【0035】被支持トラスを支持トラスに連結する方法
を図8に示す。この図は、連結部材34によって連結さ
れた支持トラス32部分と被支持トラス33部分とを平
面で示す。連結部材34は、図9にそのプロファイルが
示されており、外向きフランジ36および37を有する
V形チャネル35を備えていることが分かる。
【0036】連結部材34は、トラス32の頂部弦材と
底部弦材との間に延在し、その弦材に固定される。例え
ば腰接合トラスであってもよい被支持トラス33は、垂
直方向の支柱38を備えており、その垂直方向の支柱3
8は、部材34のV形チャネル35の外面に固定するこ
とが可能である。
【0037】図10を参照すると、図5ないし図7に示
したトラスを備える建築用フレームに使用される壁面フ
レーム39部分が示されている。壁面フレーム39は複
数個の間柱を備えており、そのうちの1つが40で示さ
れており、一般に、図3および図4に示す間柱部材と同
様である。頂部プレート部材41および底部プレート部
材42ならびに胴つなぎ部材43もまた、壁面フレーム
に含まれている。
【0038】胴つなぎ部材43は、図11に、より詳細
に示されている。胴つなぎ部材43は、そのウェブ44
に複数個の矩形開口を有するU字形断面であることが分
かる。その開口の1つを45で示している。
【0039】胴つなぎ部材43は、公称寸法が幅78m
m、深さ31mmであり、長さは限定されない。胴つな
ぎ部材43の開口は、公称寸法が幅35mm、長さ75
mmである。上記間柱部材は、胴つなぎ部材43の開口
を通過できることがわかる。胴つなぎ部材43は、上記
間柱部材と同じ材料から形成される。
【0040】壁面フレーム39の頂部プレート部材41
および底部プレート部材42は、開口を含まないことを
除けば、胴つなぎ部材43と同じである。
【0041】図10の間柱40と胴つなぎ部材43との
接合は、これらの部材部分を示す図12ないし図14
に、より詳細に示されている。図13は、図12の切断
線B−Bに沿って切り取られた立面図である。間柱40
の内向き見回し46および47、ならびに内側に曲がっ
たリブ48および49が、図面に示されている。この図
はまた、2つの巻き上げ引込開口50および51が間柱
の例示部分に含まれることも示している。
【0042】胴つなぎ部材43における開口52を間柱
40が通過するのが、図14からわかる。この図は、間
柱40のサイドフランジ53の外面が胴つなぎ部材43
のサイドフランジ54の内面に近接していることを示
す。これによって、各間柱への胴つなぎの固定が容易に
なる。見回し46および47、並びにリブ48および4
9も図14に示されている。
【0043】間柱40のサイドフランジ53と、胴つな
ぎ部材43のサイドフランジ54とが近接していること
も、図13からわかる。
【0044】図10の頂部プレート部材41および底部
プレート部材42はそれぞれ、胴つなぎ部材43と同じ
プロファイルを有するため、間柱の端部がプレート部材
のチャネルにおいて受けられ、そのチャネルが、組み立
てられたフレームにおいて対向することがわかる。
【0045】図15は、図1および図2に示す弦材と同
様の2つの対向する弦材56および57を備える平行弦
材トラス55を示す。そのうちの1つを58で示してい
るが、支柱はチャネル部であり、その端部は、リブ構造
の外側であって弦材チャネルの内側にあるフランジ部分
の弦材のフランジに固定されている。これは支柱58の
端部59に見られる。支柱を形成するチャネルのフラン
ジは、リブ構造61の外側の弦材57のフランジ部分6
0に固定されている。
【0046】図15に示すトラスの弦材は、中心から中
心まで約290mm離れている。しかし、図1および図
2の弦材を使用するトラスは、深さ(全体)が300m
mから600mmまでの範囲でよく、長さは12mまで
でよい。異なる弦材や支柱を使用して、寸法やロードベ
アリング能力の異なるトラスを形成することが可能であ
ることが認識されるであろう。
【0047】図16を参照すると、壁面フレーム63に
取り付けられ、屋根トラスとしての働きをする図15と
同様のトラス62が示されている。トラスの一方の弦材
64は、壁面を通過して延在し、屋根が壁面から張出す
のを可能にする。他方の弦材65は支柱66で終端とな
り、これらは両方ともチャネル67内で受けられ、この
チャネル67はまた、その他端でトラスの弦材64を受
ける。チャネル67は、壁面63の上方プレートに固定
されている。横つなぎ材は、三角トラスの他方側を形成
する平行弦材トラスの端部において、チャネル67内か
ら対応するチャネル内へと延在する。
【0048】図5ないし図7および図15に示されたト
ラスの構成部分、並びに図10、図12および図13に
示した壁面フレームは、リベット締め、溶接等の周知の
方法のいずれかを用いて互いに固定することが可能であ
る。しかし、好ましい固定形態は、クリンチングによる
ものである。近接する構成部分は、オーストラリア国、
ビクトリア3168,クレイトン、ヘンダーソンロード
51のトックス・システムズ・ピー・ティー・ワイ・リ
ミテッド(Tox Systems PtyLtd.)
から入手可能なトックス・システムズ・ツール等のクリ
ンチング工具によって実用できる複数個のクリンチを用
いて互いに固定可能である。
【0049】上記例示のトラスおよび壁面フレーム並び
にその構成部分には、発明の広い領域および範囲を逸脱
することなく様々な変更を行ってもよいことが認識され
るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による部材の断面図
である。
【図2】図1に示す部材の斜視図である。
【図3】本発明の間柱部材の断面図である。
【図4】図3に示す部材の斜視図である。
【図5】本発明のトラスの立面図である。
【図6】図5に円で描いた領域をより詳細に示す立面図
である。
【図7】図6の線A−Aに沿った断面を示す立面図であ
る。
【図8】本発明によって提供される部材を介して連結さ
れた2つのトラス部分を示す平面図である。
【図9】トラスを連結するのに使用する部材の断面図で
ある。
【図10】本発明による部材で形成した壁面フレーム部
分の立面図である。
【図11】本発明による胴つなぎ部材の斜視図である。
【図12】図10に円で描いた領域をより詳細に示す立
面図である。
【図13】図12の線B−Bに沿った断面を示す立面図
である。
【図14】図13の線C−Cに沿った断面を示す平面図
である。
【図15】本発明の別のトラスを示す斜視図である。
【図16】屋根トラスとして使用するための壁面フレー
ムに取り付けられた、図15に示すトラスの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 部材 2,3 サイドフランジ 4 ウェブ 5,6 内向き突出しリブ 7 内向き突出しチャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット ロス テクスター オーストラリア 4116 クイーンズランド カランベイル ハーニッシュ ストリー ト 27 (72)発明者 リチャード スプラング ヘンフィル オーストラリア 4068 クイーンズランド インドゥールーピリー クラレンス ロ ード 109

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両サイドフランジがウェブを介して接合
    されることにより規定される一般的なU字形断面を有す
    る巻物繰形金属部材において、前記サイドフランジの各
    々は、中央に配置され且つ縦方向に延在する内向き突出
    しリブを備え、前記ウェブは、中央に配置され且つ縦方
    向に延在する内向き突出しチャネルを備えることを特徴
    とする、巻物繰形金属部材。
  2. 【請求項2】 相互連結支柱と共に少なくとも1つの頂
    部弦材および底部弦材を備えるトラスにおいて、前記少
    なくとも1つの頂部弦材および前記底部弦材が請求項1
    に記載の部材を備えることを特徴とする、トラス。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のトラスにおいて、対向
    する弦材から形成された三角フレームを備え、該弦材が
    請求項1に記載の部材であり、前記相互連結支柱が前記
    各々の部材のフランジおよびリブによって形成されたチ
    ャネル内から延在することを特徴とする、トラス。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のトラスにおいて、1対
    の平行な対向する弦材を備え、該弦材が請求項1に記載
    の部材であり、前記相互連結支柱が前記各々の部材のフ
    ランジおよびリブによって形成されたチャネル内から延
    在することを特徴とする、トラス。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のトラスにおいて、前記
    相互連結支柱が、両サイドフランジがウェブを介して接
    合されることにより規定される一般的なU字形断面を有
    する巻物繰形金属部材を備え、前記サイドフランジは、
    内向き見回しをその自由端に備え、前記ウェブは、各フ
    ランジに近接した縦方向に延在する内向き突出しリブを
    備えることを特徴とする、トラス。
  6. 【請求項6】 複数の壁面フレームと組み合わされた、
    請求項2に記載のトラスを複数備えることを特徴とす
    る、建築用フレーム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の建築用フレームにおい
    て、前記壁面フレームが、両サイドフランジがウェブを
    介して接合されることにより規定される一般的なU字形
    断面を有する巻物繰形金属部材を備えた間柱を含み、前
    記サイドフランジは、内向き見回しをその自由端に備
    え、前記ウェブは、各フランジに近接した縦方向に延在
    する内向き突出しリブを備えることを特徴とする、建築
    用フレーム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の建築用フレームにおい
    て、前記巻物繰形間柱部材が、内向き巻き上げ開口を前
    記ウェブに備えることを特徴とする、建築用フレーム。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の建築用フレームにおい
    て、前記壁面フレームの間柱部材が連続胴つなぎによっ
    て間隔を置き、前記連続胴つなぎが、前記間柱部材が通
    過して延在する開口をウェブ内に有するチャネル部を備
    えることを特徴とする、建築用フレーム。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の建築用フレームにお
    いて、前記壁面フレームの間柱の端部が前記フレームの
    頂部および底部プレートを通過して延在し、前記プレー
    トが、前記間柱部材が通過して延在する開口をウェブ内
    に有するチャネル部を備えることを特徴とする、建築用
    フレーム。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の建築用フレームにお
    いて、前記壁面フレームがパネル内に含まれ、該パネル
    は、その少なくとも1つの面にシート材料を有し、フォ
    ーム材料が任意に充填されている、建築用フレーム。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載の建築用フレームにお
    いて、前記トラスが支持トラスと被支持トラスとを備
    え、前記被支持トラスが、外向きフランジを有するV形
    チャネル部を備える連結部材を介して前記支持トラスに
    固定されることを特徴とする、建築用フレーム。
  13. 【請求項13】 請求項6に記載の建築用フレームにお
    いて、前記トラスが、平行弦材トラスであって請求項4
    に記載のトラスを頂部弦材として有する三角屋根トラス
    を備えることを特徴とする、建築用フレーム。
JP17955298A 1997-05-23 1998-05-22 建築用フレームおよびその構造部材 Withdrawn JPH1181551A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100401471B1 (ko) * 1999-12-24 2003-10-11 전영진 문틀의 설치구조
JP2020531715A (ja) * 2017-08-18 2020-11-05 クナウフ ギプス カーゲー 建造物を作製するためのモジュラシステム、モジュールコネクタ、およびモジュラシステムを備える建造物
US20240117634A1 (en) * 2022-10-06 2024-04-11 Arland Ray Lowery Studs with triangular longitudinal channels

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