JPH1181059A - 粗紡機における清掃装置 - Google Patents

粗紡機における清掃装置

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Publication number
JPH1181059A
JPH1181059A JP24137897A JP24137897A JPH1181059A JP H1181059 A JPH1181059 A JP H1181059A JP 24137897 A JP24137897 A JP 24137897A JP 24137897 A JP24137897 A JP 24137897A JP H1181059 A JPH1181059 A JP H1181059A
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JP
Japan
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roller
fiber
guide plate
roller beam
clearer cloth
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Application number
JP24137897A
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English (en)
Inventor
Masanori Ooka
正典 大岡
Katsumi Nakane
克己 中根
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Priority to TW087114702A priority patent/TW404992B/zh
Priority to EP98116812A priority patent/EP0900864B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ローラビームの後方に向かう空気流の存在の有
無に拘わらず、ボトムクリヤラクロスから掻き取られた
繊維をローラビームの後方に配設された繊維搬送手段ま
で確実に案内し、ローラビームの後方に向かう空気流の
機能を妨げない。 【解決手段】 ボトムクリヤラクロス6に付着した繊維
はスクレーパ9により掻き取られて落下する。落下した
繊維はガイド板30に案内されて、ローラビーム1の後方
に配設された搬送装置29に達する。ガイド板30はその下
端がローラビーム1の後端と対応する位置まで延びるよ
うに下降傾斜している。ガイド板30の下端とローラビー
ム1の上面との間にローラビーム上面に沿って搬送装置
29に向かって移動する空気流の流れを円滑にする隙間Δ
Dが存在する。ガイド板30はスクレーパ9とともにボト
ムクリヤラクロス6の走行方向に沿って往復動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粗紡機における清掃
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に粗紡機においては、図7に示すよ
うに、ドラフト装置61のローラ群の清掃は、上部ロー
ラ群及び下部ローラ群にそれぞれ接触しながら回転され
るトップクリヤラクロス62及びボトムクリヤラクロス
63により行われている。そして、両クリヤラクロス6
2,63自体の清掃はクリヤラクロス62,63に接触
する掻取部材64(ボトムクリヤラクロス63用のみ図
示)により、クリヤラクロスから付着繊維を掻き取る方
法が取られている。トップクリヤラクロス62から掻き
取られた繊維(綿塵)は、クリヤラクロス上方のカバー
65に設けられた窓から作業者が手作業で除去するか、
あるいはクリーナにより除去される。
【0003】一方、ボトムクリヤラクロス63から掻き
取られた繊維Fはローラスタンド66が支持されるロー
ラビーム67上に落下する。落下した繊維Fはフライヤ
レール68の前端に設けられた吹き出し部69からロー
ラビーム67の後部に向かって吹き出される空気流によ
り、ドラフト装置61の後方に配設された吸引ダクト7
0まで搬送されて、吸引ダクト70により吸引除去され
る。
【0004】ボトムクリヤラクロス63から掻き取られ
た繊維Fは掻取部材64の先端付近から帯状に垂れ下が
ることが多く、帯状に垂れ下がった繊維は、自重や前記
吹き出し部69からローラビーム67の後方に向かって
吹き出される空気流及び吸引ダクト70の吸引作用によ
り千切れて落下する。また、掻取部材64の下方には、
垂れ下がった繊維が機台前方からの空気流によって吹き
上げられて駆動軸等に巻き付くのを防止するとともに空
気流が拡散して繊維の搬送力が弱まるのを防止するため
の空気制御板71が設けられている。
【0005】また、特開平9−95830号公報には図
8に示すように、掻取部材64の下方に、ボトムクリヤ
ラクロス63から掻き取られて落下する繊維をローラビ
ーム67の後方に配設されたベルトコンベア72上へ案
内するガイド板73を設けた装置が開示されている。こ
の装置では、フライヤレール68の前端部からローラビ
ーム67の後方に向かって吹き出される空気流がなくて
も、ローラビーム67の後方に配設されたベルトコンベ
ア72による搬送除去を円滑に行うためにガイド板73
が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来装置で
は、ボトムクリヤラクロス63から掻き取られてローラ
ビーム67上に落下した繊維Fは、吹き出し部69から
ローラビーム67の後方に向かって吹き出される空気流
が存在しないとローラビーム67上に堆積する。また、
前記空気流が存在する場合でも、帯状に垂れ下がって千
切れて落下した状態の繊維は吸引ダクト70まで搬送さ
れ難い。吸引ダクト70の負圧を大きくすることにより
繊維のローラビーム67上への堆積を防止することはで
きるが、動力消費量がより増大するという問題がある。
【0007】一方、特開平9−95830号公報に開示
された装置では、ガイド板73はその下端がベルトコン
ベア72の上部近傍に位置する状態に配設されているた
め、吹き出し部69からローラビーム67の後部に向か
って吹き出される空気流が存在しなくても、ボトムクリ
ヤラクロス63から掻き取られた繊維Fはベルトコンベ
ア72上に案内される。しかし、この装置ではガイド板
73はボトムクリヤラクロス63から掻き取られた繊維
Fの案内のみを考慮しており、吹き出し部69からロー
ラビーム67の後方に向かって吹き出される空気流の存
在については何ら配慮がなされていない。即ち、ガイド
板73の下端がベルトコンベア72の近傍まで延びてベ
ルトコンベア72の上面との間にほとんど隙間がないた
め、フライヤレール68あるいはローラビーム67の上
面への風綿の堆積を防止する前記空気流の作用が円滑に
機能しなくなるという問題がある。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はローラビームの後方に向かう空
気流の存在の有無に拘わらず、ボトムローラから除去さ
れた繊維をローラビームの後方に配設された繊維搬送手
段まで確実に案内することができ、しかも、ローラビー
ムの後方に向かう空気流が存在する場合にはその空気流
が有効に機能することができる粗紡機における清掃装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、ドラフト装置のボトム
ローラの清掃を行うボトムローラ清掃装置を備えるとと
もに、前記ドラフト装置を支持するローラビームの後方
にローラビームに沿って繊維搬送手段が配設された粗紡
機において、前記ボトムローラ清掃装置によりボトムロ
ーラから除去されて落下する繊維を前記繊維搬送手段に
案内するため前記ボトムローラ清掃装置の下方に前記繊
維搬送手段に向かって下降傾斜するように配設されたガ
イド板を設け、前記ガイド板をその下端が少なくともロ
ーラビームの後端と対応する位置まで延びるとともに、
前記ガイド板の下端と前記ローラビームの上面との間に
ローラビーム上面に沿って前記繊維搬送手段に向かって
移動する空気流の流れを円滑にする隙間を設けた。
【0010】請求項2に記載の発明では、前記ボトムロ
ーラ清掃装置は駆動手段により前記ボトムローラの軸方
向と直交する方向に沿って往復動可能に設けられた掻取
部材を備え、前記ガイド板は前記掻取部材と一体移動可
能に設けられている。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ボトムローラ清掃装置はボトム
ローラと接触する状態で走行するボトムクリヤラクロス
と、ボトムクリヤラクロスの外周面と接触してボトムク
リヤラクロスに付着した繊維を掻き取るボトムクリヤラ
クロス清掃部とを備え、前記ボトムクリヤラクロスに付
着した繊維を掻き取る掻取部がボトムクリヤラクロスに
沿って延びるように形成された掻取部材が駆動手段によ
り前記ボトムクリヤラクロスの走行方向に沿って往復動
可能に設けられ、前記ボトムクリヤラクロス清掃部は、
前記掻取部材の先端側に配設されるとともに、掻取部材
によりボトムクリヤラクロスから掻き取られた繊維を、
掻取部材がその先端側へ移動するときに、掻取部材及び
ボトムクリヤラクロスの少なくとも一方と協同して圧縮
する圧縮部材を備えている。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記繊維
搬送手段は底部がローラビームの上面より下方に位置す
るとともにローラビームと反対側に繊維が落下するの阻
止する壁を備えたガイドレールと、ガイドレールに沿っ
て配設された無端状のベルトとともに移動され、ガイド
レール内に案内された繊維と係合して繊維をローラビー
ムの端部まで搬送する係合部とを備えている。
【0013】請求項1に記載の発明では、ボトムローラ
清掃装置によりドラフト装置のボトムローラの清掃が行
われる。ボトムローラ清掃装置によりボトムローラから
除去された繊維はボトムローラの下方に落下する。落下
した繊維はガイド板に案内されて、ローラビームの後方
に配設された繊維搬送手段に達する。ガイド板はその下
端が少なくともローラビームの後端と対応する位置まで
延びるように下降傾斜しているため、ローラビームの後
方に向かう空気流の有無に拘わらず、前記繊維は確実に
繊維搬送手段まで案内される。また、前記ガイド板の下
端と前記ローラビームの上面との間にローラビーム上面
に沿って前記繊維搬送手段に向かって移動する空気流の
流れを円滑にする隙間が存在するため、ローラビームの
後方に向かう空気流が存在する場合はローラビーム上へ
の風綿の堆積が防止される。
【0014】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、掻取部材は駆動手段の作用によりボ
トムローラの軸方向と直交する方向に沿って往復動され
る。前記ガイド板は掻取部材と一体的に移動され、ガイ
ド板が所定位置に移動不能に配設されている場合に比較
して、ガイド板上に落下した繊維が下方に落下し易くな
る。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、ボトムローラはボトムクリヤラクロ
スにより清掃される。掻取部材は駆動手段の作用により
ボトムクリヤラクロスの走行方向に沿って往復動され、
ボトムクリヤラクロスに吸着された繊維をボトムクリヤ
ラクロスから掻き取る。前記掻取部材がその先端側へ移
動するときに、ボトムクリヤラクロスから掻き取られた
繊維が、掻取部材及びボトムクリヤラクロスの少なくと
も一方と圧縮部材との間に挟持されて加圧される。そし
て、繊維は圧縮された状態で落下する。掻き取られた繊
維が圧縮されるため、従来装置と異なって帯状に長く垂
れ下がることがない。また、掻き取られた繊維は圧縮作
用により比較的短い芋虫状の繊維塊となってガイド板上
に落下し、ガイド板の上面に沿って繊維搬送手段と対応
する位置まで移動する。
【0016】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、ガイド板
に案内されて繊維搬送手段まで到達した繊維は、ガイド
レールの底部に溜まる。底部に溜まった繊維は、無端状
のベルトとともに移動する係合部と係合した状態でガイ
ドレールに沿って移動して、ローラビームの端部まで搬
送される。ガイドレールにはローラビームと反対側に壁
が設けられているため、ガイドレールに案内された繊維
がガイドレールから落下するのが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を具体化した一実施の
形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示すよう
に、粗紡機のローラビーム1上には公知のドラフト装置
2がローラスタンド3を介して配設されている。ドラフ
ト装置2のローラパートはボトムローラ4a〜4d及び
トップローラ5a〜5dを備え、ボトムローラ4a〜4
dに対してトップローラ5a〜5dがウェイティングア
ーム(図示せず)により押圧付勢された状態で配設され
ている。ボトムローラ4a〜4dの繊維規制部の表面に
はボトムクリヤラクロス6が、トップローラ5a〜5d
の繊維規制部の表面にはトップクリヤラクロス7がそれ
ぞれ圧接された状態で周回するように配設されている。
【0018】ボトムクリヤラクロス6の下方には長孔8
aを備えたブラケット8が配設され、ボトムクリヤラク
ロス6に付着した繊維を掻き取る作用をなす掻取部材と
してのスクレーパ9を支持する支持体10が、支持体1
0に突設された一対の支持片10a及び長孔8aに挿通
されたピン11を介して長孔8aに沿って往復動可能に
配設されている。偏心カム12の回転に伴って揺動され
るカムレバー13に対してリンク15がピン14aを介
して連結されている。支持体10はリンク15に対して
ピン14bを介して回動可能に連結され、偏心カム12
の回転に伴い往復動されるようになっている。ボトムク
リヤラクロス6及びスクレーパ9はボトムローラ清掃装
置を構成する。
【0019】ボトムクリヤラクロス6が巻掛けられたプ
ーリ16は、リンク15を相対回動可能に支持する回転
軸17に対して一体回転可能に嵌着されている。回転軸
17にはラチェットホイール(図示せず)が一体回転可
能に嵌着され、リンク15の揺動に伴って揺動されるラ
チェットレバー(図示せず)を介して図1の時計回り方
向に間欠的に回動されるようになっている。そして、プ
ーリ16及びガイド部材6a間に巻き掛けられたボトム
クリヤラクロス6も間欠的に図1の時計回り方向に回動
される。偏心カム12、カムレバー13、リンク15、
ラチェットレバー及び支持体10がスクレーパ9の駆動
手段を構成する。
【0020】トップクリヤラクロス7はプーリ18及び
ガイド部材19間に、その上側走行部のほぼ中央より後
側がほぼ水平状態となるように巻掛けられている。トッ
プクリヤラクロス7の上側にはトップクリヤラクロス7
を覆うカバー20が設けられ、カバー20に公知(特開
平9−95830号公報)のトップクリヤラクロス用清
掃部21が装備されている。
【0021】図3及び図4に示すように、スクレーパ9
は側面L字状に形成され、先端が鋸刃状の掻取部9a
と、ボルト22が挿通される孔9bと、ねじ23が挿通
される一対の孔9cとを備えている。図3に示すよう
に、支持体10の先端には取付片10bが折り曲げ形成
され、スクレーパ9は掻取部9aがボトムクリヤラクロ
ス6の外周面と接触してボトムクリヤラクロス6の走行
方向に沿って延びるように、その中央部においてボルト
22及びナット24を介して取付片10bに固定されて
いる。
【0022】スクレーパ9には圧縮部材25が一体移動
可能に固定されている。圧縮部材25はほぼL字状を成
し、スクレーパ9と同じ幅でその先端がスクレーパ9の
先端より長く延びるように剛体で形成されている。圧縮
部材25の幅は4錘分のボトムクリヤラクロス6を清掃
可能な幅に形成されている。そして、圧縮部材25はボ
トムクリヤラクロス6と隙間δを有する状態(この実施
の形態ではスクレーパ9の下面と当接する状態)で、ね
じ23、座金26及び袋ナット27によりスクレーパ9
に固定されている。圧縮部材25とボトムクリヤラクロ
ス6との隙間δは数mm以下が好ましいが、掻取部9a
より長く延びている部分の長さによっては10mm程度
であってもよい。スクレーパ9及び圧縮部材25はボト
ムクリヤラクロス清掃部を構成する。
【0023】図1に示すように、ローラビーム1はその
上面がフライヤレール28の上面としてのカバー28a
の上面と同一平面上に位置するように形成されている。
ローラビーム1の後方には繊維搬送手段としての搬送装
置29がローラビーム1の長手方向(図1の紙面と直交
方向)に沿って延設されている。フライヤレール28
(一部のみ図示)の前端には従来装置と同様に、フライ
ヤレール28のカバー28a及びローラビーム1の上面
を搬送装置29側に向かって流動する空気流を吹き出す
吹気管(図示せず)が設けられている。
【0024】図1に示すように、ドラフト装置2の下方
には、ボトムクリヤラクロス6から掻き取られて落下す
る繊維を搬送装置29に案内するためのガイド板30が
配設されている。ガイド板30はスクレーパ9の下方に
おいて上部がスクレーパ9の移動方向と直交する方向に
延びるとともに、途中で屈曲して搬送装置29に向かっ
て下降傾斜するように形成されている。ガイド板30は
その下端が少なくともローラビーム1の後端(図1にお
ける右端)と対応する位置まで延びるように形成されて
いる。また、ガイド板30はその下端とローラビーム1
の上面との間に、ローラビーム上面に沿って搬送装置2
9に向かって移動する空気流の流れを円滑にする隙間Δ
Dが存在する状態に形成されている。隙間ΔDは10〜
50mm、好ましくは20〜40mmとするのがよく、
この実施の形態ではほぼ30mmに形成されている。
【0025】また、この実施の形態ではガイド板30は
スクレーパ9と一体移動可能に設けられている。図4に
示すように、ガイド板30の上端にはフック31が形成
されている。フック31は直角に屈曲された屈曲部の間
隔がスクレーパ9及び圧縮部材25の厚みとほぼ同じと
なるように形成されている。そして、フック31をスク
レーパ9及び圧縮部材25に形成された掛止孔9d,2
5aに掛止することにより、ガイド板30は所定角度で
位置決めされた状態に支持されている。ガイド板30は
取り外し可能に取り付けられている。ガイド板30はス
クレーパ9の後退(図1の左方向への移動)が完了した
ときに下端がローラビーム1の後端と対応する位置に配
置されるように形成されている。なお、ガイド板30の
上側中央には支持体10との干渉を避けるための切り欠
き部30aが形成されている。
【0026】図1及び図2に示すように、搬送装置29
は底部がローラビーム1の上面より下方に位置するガイ
ドレール32と、ガイドレール32に沿って配設された
無端状のベルト33と、ベルト33とともに移動する係
合部としてのスクレーパ34とを備えている。ガイドレ
ール32は中央に設けられた水平部32aの両側に上方
に向かって斜めに延びる壁32bが連続する形状に形成
され、断面が台形状の溝を形成している。ガイドレール
32には壁32bに連続するとともに下方に向かって屈
曲された取付部32cを有し、取付部32cにおいてロ
ーラビーム1及び支持ブラケット35に固定されてい
る。
【0027】ベルト33は粗紡機の機台の第1端部側に
配設されたモータ36により駆動される駆動プーリ37
と、機台の第2端部側に配設された被動プーリ38との
間に巻き掛けられている。スクレーパ34はベルト33
に所定間隔をおいて固定され、その先端とガイドレール
32の底部との間に隙間が存在する状態に形成されてい
る。図2に示すように、ガイドレール32はその第1端
部側に切り欠き部32dが形成され、切り欠き部32d
の下方にはダストボックス39が配設されている。
【0028】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。粗紡機の運転が開始されると、ドラフト装置
2にスライバSが供給されてドラフトされるとともに、
フライヤを介してボビン(いずれも図示せず)に巻き取
られる。また、偏心カム12が一定方向に回転駆動さ
れ、カムレバー13の揺動運動によりリンク15を介し
て回転軸17及びプーリ16とともにボトムクリヤラク
ロス6が図1の矢印方向に間欠的に回動される。また、
カムレバー13の揺動運動によりトップクリヤラクロス
7が図1の矢印方向に間欠的に回動される。スライバS
がドラフト装置2でドラフトされるときに微量の短繊維
(以下、単に繊維という)がボトムローラ4a〜4d及
びトップローラ5a〜5dに付着する。ボトムローラ4
a〜4dに付着した繊維はボトムクリヤラクロス6に、
トップローラ5a〜5dに付着した繊維はトップクリヤ
ラクロス7にそれぞれ吸着されて各ローラ上から除去さ
れる。
【0029】カムレバー13の揺動に伴い、リンク15
を介してスクレーパ9がボトムクリヤラクス6と当接す
る状態で往復動され、ボトムクリヤラクロス6に吸着さ
れていた繊維がスクレーパ9により掻き取られる。ボト
ムクリヤラクロス6上から掻き取られた繊維は圧縮部材
25とボトムクリヤラクロス6との間に溜まる。スクレ
ーパ9の後退(図1及び図3の左方向への移動)とボト
ムクリヤラクロス6の移動は同期して行われるが、支持
体10の移動量がボトムクリヤラクロス6の移動量より
大きい。従って、繊維がある程度たまると、スクレーパ
9の後退時に圧縮部材25とボトムクリヤラクロス6と
の間に保持されている繊維の一部が回動しながら圧縮さ
れて芋虫状の繊維塊FBとなる。芋虫状の繊維塊FBは
圧縮部材25の先端から脱出してガイド板30上に落下
する。そして、ガイド板30上をガイドレール32に向
かって移動し、ガイドレール32上に落下する。ガイド
レール32上に落下した繊維塊FBは壁32bに沿って
移動して底部に溜まる。
【0030】スクレーパ9が後退位置に移動したときに
ガイド板30の下端はローラビーム1の後端と対応する
位置に配置され、スクレーパ9が前進位置に移動したと
きにガイド板30の下端はガイドレール25の上方に配
置される。従って、ガイド板30上を下降移動した繊維
塊FBは必ずガイドレール32上に落下する。
【0031】また、フライヤレール28の前端部からロ
ーラビーム1の後部に向かって吹き出される空気流は、
ガイド板30の作用により拡散されずにローラビーム1
の後方に向かって移動する。そして、ドラフト装置2か
ら発生してフライヤレール28及びローラビーム1の上
面に落下した風綿は、前記空気流によりガイドレール3
2まで搬送されてガイドレール32の底部に溜まる。
【0032】ガイドレール32の底部に溜まった風綿や
繊維塊FBはベルト33とともにスクレーパ34がガイ
ドレール32の底部と対向する状態で移動する際に、ス
クレーパ34と係合してローラビーム1の第1端部まで
ガイドレール32に沿って搬送される。そして、ガイド
レール32の切り欠き部32dと対応する位置まで搬送
されると、スクレーパ34との係合が解除されてダスト
ボックス39内に落下して、ダストボックス39に回収
される。
【0033】この実施の形態では以下の効果を有する。 (イ) ガイド板30がローラビーム1の後端と対応す
る位置まで延びているため、ローラビーム1の後方に向
かう空気流の存在の有無に拘わらず、ボトムクリヤラク
ロス6から掻き取られた繊維をローラビーム1の後方に
配設された搬送装置29まで確実に案内することができ
る。
【0034】(ロ) ガイド板30の下端とローラビー
ム1の上面との間に、ローラビーム1上面に沿って搬送
装置29に向かって移動する空気流の流れを円滑にする
隙間ΔDが存在するため、ローラビーム1の後方に向か
う空気流が存在する場合には、フライヤレール28及び
ローラビーム1の上面に落下した風綿を搬送装置29ま
で効率よく搬送できる。
【0035】(ハ) ガイド板30がスクレーパ9とと
もに往復動されるため、ガイド板30上に落下した繊維
が、ガイド板30の往復動時の振動等によりガイド板3
0に沿って下方に移動し易くなる。
【0036】(ニ) スクレーパ9によりボトムクリヤ
ラクロス6から掻き取られた繊維は、圧縮部材25の作
用により圧縮されて芋虫状の繊維塊FBとなってから落
下する。従って、ガイド板30上に落下した繊維塊FB
は、帯状になって千切れた繊維に比較してガイド板30
に沿って下方に移動し易くなる。
【0037】(ホ) 搬送装置29が無端状のベルト3
3に固定されたスクレーパ34の移動により、繊維をガ
イドレール32に沿って搬送する構成のため、吸引ダク
トを使用する場合に比較して動力消費量が少なくなる。
【0038】(ヘ) 搬送装置29は、底部がローラビ
ーム1の上面より下方に位置するとともに、ローラビー
ム1と反対側に繊維が落下するのを阻止する壁32bが
存在するガイドレール32の底部に溜まった繊維をスク
レーパ34で搬送する。従って、ローラビーム1の上面
に沿って搬送装置29に向かって移動する空気流が存在
する場合に、空気流によってガイドレール32内の繊維
が搬送装置29からローラビーム1の後方に落下する虞
がない。
【0039】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば次のように具体化してもよい。 ○ ガイド板30をスクレーパ9と一体移動可能に設け
る代わりに、所定位置に取り外し可能に固定してもよ
い。
【0040】○ 圧縮部材25をスクレーパ9と一体移
動可能に設ける代わりに、所定位置に固定してもよい。
例えば、図5に示すように、ボトムクリヤラクロス6用
のガイド部材6aを支持する支持ビーム40に支持片4
0aを突設し、その支持片40aに平板状の圧縮部材2
5を固定する。圧縮部材25はボトムクリヤラクロス6
との隙間δがスクレーパ9から離れるほど狭くなるよう
に固定するのが好ましい。圧縮部材25は可撓性の材
質、例えばナイロン等の樹脂やばね鋼で形成されてい
る。この場合も、ボトムクリヤラクロス6から掻き取ら
れた繊維が圧縮部材25上にある程度溜まった後に、ス
クレーパ9の作用によって圧縮されつつ縒られて芋虫状
の繊維塊FBとなる。
【0041】○ スクレーパ9を支持する支持体10を
前後動可能に支承する構成として、長孔8aを備えたブ
ラケット8にピン11を介して支持するに代えて、図5
に示すように、支持ビーム40に突設した支持ブラケッ
ト41に支持ロッド42を固定する。そして、支持体1
0の先端側をスクレーパ9の固定部より前方まで延長
し、延長部10cを支持ロッド42上に載置する。この
構成ではリンク15の揺動に伴って支持体10の延長部
10cが支持ロッド42上を摺動する。
【0042】○ 繊維搬送手段としてベルトコンベアを
使用したり、図6に示すように、吸引ダクト43を設け
てもよい。吸引ダクト43を設けた場合、ボトムクリヤ
ラクロス6から掻き取られた繊維を、前記のように圧縮
部材25の作用により繊維塊FBとする構成の場合は、
吸引ダクト43の吸引作用が小さくても繊維塊FB(繊
維)の搬送が円滑に行われる。
【0043】○ ガイド板30の繊維塊FBの落下部よ
り上側に、孔を形成してもよい。この場合、粗紡機機台
に沿って移動するトラベリングクリーナが存在すると、
トラベリングクリーナからの吹き出し気流の一部が孔を
通過してガイド板30の上面に沿って移動する。その結
果、前記気流の作用によりガイド板30上の繊維塊FB
の移動が促進されるとともに、仮にガイド板30上に止
まっている繊維塊FBが存在する場合は、その繊維塊F
Bの移動が促され、繊維塊FBがより円滑に搬送装置2
9へ案内される。
【0044】○ ガイド板30を取り外し可能に取り付
け、保全作業の際にガイド板30を取り外して機台の裏
側から作業を行う構成とする代わりに、ガイド板30を
回動可能な位置と回動不能な位置とに移動可能に取り付
ける。この場合、ガイド板30を取り外さずに上方へ回
動させるだけで、保全作業を行うことができる。
【0045】○ 圧縮部材25を省略して、ボトムクリ
ヤラクロス6から掻き取られる繊維を繊維塊FBとせず
に、帯状に垂れ下がる状態で掻き取る構成としてもよ
い。 ○ スクレーパ9を往復移動可能に設ける代わりに、所
定位置に固定してもよい。
【0046】○ スクレーパ9の形状を適宜変更しても
よい。例えば、スクレーパ9の掻取部9aを鋸刃状では
なく平刃状にしたり、スクレーパ9を平板状にするとと
もにL字状の圧縮部材25の上面に固定してもよい。ま
た、ボトム側の圧縮部材25をボトム側のスクレーパ9
の下面に直接固定してもよい。
【0047】○ ボトムローラ清掃装置としてボトムク
リヤラクロス6でボトムローラ4a〜4dから除去した
繊維を、スクレーパ9でボトムクリヤラクロス6から掻
き取る構成に代えて、実開昭63−106776号公報
に開示された装置のように、各ボトムローラの下部に当
接するスクラッチャーを駆動装置を介して移動させる構
成としてもよい。
【0048】前記実施の形態及び変更例から把握できる
請求項記載以外の発明について、以下にその効果ととも
に記載する。 (1) 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発
明において、前記ガイド板の繊維落下部より上側に孔を
形成する。この場合、粗紡機機台に沿って移動するトラ
ベリングクリーナが存在すると、トラベリングクリーナ
からの吹き出し気流の一部が孔を通過してガイド板上の
繊維がより円滑に繊維搬送手段へ案内される。
【0049】(2) 請求項1〜請求項4のいずれか一
項に記載の発明において、ガイド板の下端とローラビー
ム上面との距離を10〜50mmとする。この場合、フ
ライヤレールに形成された吹き出し部からローラビーム
の後部に向かって吹き出される空気流が、フライヤレー
ル及びローラビームの上面に堆積しようとする風綿を効
率良く繊維搬送手段まで搬送する。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
4に記載の発明によれば、ローラビームの後方に向かう
空気流の存在の有無に拘わらず、ボトムローラから除去
された繊維をローラビームの後方に配設された繊維搬送
手段まで確実に案内することができ、しかも、ローラビ
ームの後方に向かう空気流が存在する場合にはその空気
流が有効に機能することができる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、ガイド板
が掻取部材とともに往復動されるため、ガイド板上に落
下した繊維がガイド板に沿って下方に移動し易くなる。
請求項3に記載の発明によれば、ボトムクリヤラクロス
から掻き取られた繊維は、帯状に長く垂れ下がることな
く圧縮されて芋虫状の繊維塊となってガイド板上に落下
する。従って、ガイド板上に落下した繊維塊は、帯状に
なって千切れた繊維に比較してガイド板に沿って下方に
移動し易くなる。
【0052】請求項4に記載の発明では、繊維搬送手段
として吸引ダクトを使用する場合に比較して動力消費量
が少なくなるとともに、ローラビームの上面に沿って繊
維搬送手段に向かって移動する空気流が存在する場合で
も、該空気流によって繊維が繊維搬送手段からローラビ
ームの後方に落下する虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の一部破断側面図。
【図2】 搬送装置を粗紡機機台の裏側から見た一部破
断概略側面図。
【図3】 図1の部分拡大図。
【図4】 スクレーパ及びガイド板の関係を示す概略斜
視図。
【図5】 別の実施の形態の部分側面図。
【図6】 別の実施の形態の部分側面図。
【図7】 従来装置の一部破断側面図。
【図8】 別の従来装置の一部破断側面図。
【符号の説明】
1…ローラビーム、2…ドラフト装置、4a〜4d…ボ
トムローラ、6…ボトムクリヤラクロス、9…ボトムロ
ーラ清掃装置及びボトムクリヤラクロス清掃部を構成す
る掻取部材としてのスクレーパ、9a…掻取部、10…
駆動手段を構成する支持体、12…同じく偏心カム、1
3…同じくカムレバー、25…ボトムクリヤラクロス清
掃部を構成する圧縮部材、29…繊維搬送手段としての
搬送装置、30…ガイド板、32…ガイドレール、32
b…壁、33…ベルト、34…係合部としてのスクレー
パ、FB…繊維塊。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラフト装置のボトムローラの清掃を行
    うボトムローラ清掃装置を備えるとともに、前記ドラフ
    ト装置を支持するローラビームの後方にローラビームに
    沿って繊維搬送手段が配設された粗紡機において、 前記ボトムローラ清掃装置によりボトムローラから除去
    されて落下する繊維を前記繊維搬送手段に案内するため
    前記ボトムローラ清掃装置の下方に前記繊維搬送手段に
    向かって下降傾斜するように配設されたガイド板を設
    け、前記ガイド板をその下端が少なくともローラビーム
    の後端と対応する位置まで延びるとともに、前記ガイド
    板の下端と前記ローラビームの上面との間にローラビー
    ム上面に沿って前記繊維搬送手段に向かって移動する空
    気流の流れを円滑にする隙間を設けた粗紡機における清
    掃装置。
  2. 【請求項2】 前記ボトムローラ清掃装置は駆動手段に
    より前記ボトムローラの軸方向と直交する方向に沿って
    往復動可能に設けられた掻取部材を備え、前記ガイド板
    は前記掻取部材と一体移動可能に設けられている請求項
    1に記載の粗紡機における清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記ボトムローラ清掃装置はボトムロー
    ラと接触する状態で走行するボトムクリヤラクロスと、
    ボトムクリヤラクロスの外周面と接触してボトムクリヤ
    ラクロスに付着した繊維を掻き取るボトムクリヤラクロ
    ス清掃部とを備え、前記ボトムクリヤラクロスに付着し
    た繊維を掻き取る掻取部がボトムクリヤラクロスに沿っ
    て延びるように形成された掻取部材が駆動手段により前
    記ボトムクリヤラクロスの走行方向に沿って往復動可能
    に設けられ、前記ボトムクリヤラクロス清掃部は、前記
    掻取部材の先端側に配設されるとともに、掻取部材によ
    りボトムクリヤラクロスから掻き取られた繊維を、掻取
    部材がその先端側へ移動するときに、掻取部材及びボト
    ムクリヤラクロスの少なくとも一方と協同して圧縮する
    圧縮部材を備えている請求項1に記載の粗紡機における
    清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記繊維搬送手段は底部がローラビーム
    の上面より下方に位置するとともにローラビームと反対
    側に繊維が落下するの阻止する壁を備えたガイドレール
    と、ガイドレールに沿って配設された無端状のベルトと
    ともに移動され、ガイドレール内に案内された繊維と係
    合して繊維をローラビームの端部まで搬送する係合部と
    を備えている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載
    の粗紡機における清掃装置。
JP24137897A 1997-09-05 1997-09-05 粗紡機における清掃装置 Pending JPH1181059A (ja)

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JP24137897A JPH1181059A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 粗紡機における清掃装置
KR1019980036563A KR100294737B1 (ko) 1997-09-05 1998-09-04 조방기의청소장치
DE69813419T DE69813419T2 (de) 1997-09-05 1998-09-04 Reiniger für Luntenvorrichtung
US09/148,208 US6082088A (en) 1997-09-05 1998-09-04 Cleaner for roving apparatus
TW087114702A TW404992B (en) 1997-09-05 1998-09-04 Cleaner for roving apparatus
EP98116812A EP0900864B1 (en) 1997-09-05 1998-09-04 Cleaner for roving apparatus

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115537986A (zh) * 2022-10-27 2022-12-30 浙江银慧纺织机械科技有限公司 一种具有除尘功能的化纤包覆纱生产用包覆装置及其包覆方法

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CN115537986A (zh) * 2022-10-27 2022-12-30 浙江银慧纺织机械科技有限公司 一种具有除尘功能的化纤包覆纱生产用包覆装置及其包覆方法

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