JPH1178932A - 抜け止め構造 - Google Patents

抜け止め構造

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JPH1178932A
JPH1178932A JP26485797A JP26485797A JPH1178932A JP H1178932 A JPH1178932 A JP H1178932A JP 26485797 A JP26485797 A JP 26485797A JP 26485797 A JP26485797 A JP 26485797A JP H1178932 A JPH1178932 A JP H1178932A
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JP
Japan
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opening
rack
receiving surface
ring member
ring
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Application number
JP26485797A
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English (en)
Inventor
Asaharu Horiuchi
朝晴 堀内
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筒状部材からの挿入部材の抜け止めを、リング
部材により、部品点数、組み立て工数、加工コストを増
大させることなく迅速、確実に行える構造を提供する。 【解決手段】筒状部材6に一端開口から挿入される挿入
部材22の外周に、その開口に対向する一端面22′に向か
うに従い漸次小径となる受け面26が形成される。その周
溝25の軸方向寸法は、その筒状部材6の内周の周溝25の
内周面と受け面26との間の環状領域に配置されるリング
部材23の軸方向寸法よりも大きい。その筒状部材6の内
周の阻止部により挿入部材22の前記開口から離反方向へ
の移動を阻止できる。そのリング部材23は、外径が筒状
部材6の内径よりも自然状態では大きく、弾性変形によ
り小さくなる。その挿入部材22の前記開口に向かう変位
を阻止可能にリング部材23に接する周溝25の内周面と受
け面26とは、前記開口に向かうに従い互いとの間隔が漸
次大きくなるテーパー面とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状部材と、この
筒状部材に挿入される挿入部材の抜け止め構造に関し、
例えばラックピニオン式油圧パワーステアリング装置に
適用することができるものである。
【0002】
【従来の技術】ラックピニオン式油圧パワーステアリン
グ装置は、操舵により回転するピニオンに噛み合うラッ
クを覆うシリンダチューブと、そのシリンダチューブの
内部に形成される油室の一端を閉鎖するラックブッシュ
と、そのラックブッシュよりも外方側に位置するよう
に、そのシリンダチューブとラックとに挿入される挿入
部材とを備えている。その挿入部材により、そのラック
ブッシュのシリンダチューブ外方への移動が阻止され、
また、そそのラックに一体化されるボールジョイント等
の部材のシリンダチューブ内方への移動が阻止され、こ
れによりラックのストロークが規制される。
【0003】従来、そのシリンダチューブの内周に形成
される第1の周溝と、その挿入部材の外周に形成される
第2の周溝とに囲まれる空間内にサークリップが配置さ
れる。そのサークリップが各周溝の内面に接すること
で、そのシリンダチューブと挿入部材との軸方向相対移
動が規制されていた。そのようなサークリップを形成す
るため、その第1の周溝に連なるようにシリンダチュー
ブの外周に貫通孔を設け、その貫通孔から挿入する線状
部材の先端を挿入部材に連結し、しかる後に挿入部材を
回転させることで線状部材を湾曲させていた(実開平6
‐87144号公報、実開平6‐37060号公報)。
【0004】また、その挿入部材をシリンダチューブに
ねじ合わせることで、そのシリンダチューブと挿入部材
との軸方向相対移動を規制する構造がある。
【0005】また、そのシリンダチューブの内周に形成
された周溝に、径方向に弾性変形可能な止め輪を嵌め合
わせ、その止め輪により、挿入部材がシリンダチューブ
の開口に向かい変位するのを阻止する構造がある。この
場合、そのシリンダチューブの内周に形成される段差に
より、その挿入部材の前記開口から離反方向への移動が
阻止される(実開平2‐19680号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなサークリ
ップを用いる場合、シリンダチューブの外周に貫通孔を
形成する必要がある。そうすると、その貫通孔からシリ
ンダチューブ内に泥水や塵埃等が侵入するのを防止する
ため、そのシリンダチューブの端部開口を覆う伸縮カバ
ーや、そのシリンダチューブを車体に固定するマウンテ
ィングラバー等により、その貫通孔を閉鎖しなければな
らなかった。そのため、伸縮カバーが必要以上に大きく
なったり、マウンティングラバーの配置が制限され、設
計の自由度が制限されるという問題があった。また、保
守点検等のために挿入部材をシリンダチューブから取り
外した場合、そのサークリップは再利用できなかった。
【0007】その挿入部材をシリンダチューブにねじ合
わせる場合、組み付けに時間を要し、また、シリンダチ
ューブの内周に雌ねじを形成する必要があるため加工コ
ストが増大するという問題がある。
【0008】上記のような止め輪を用いる場合、シリン
ダチューブの内周の段差と止め輪を嵌め合わせる周溝と
の軸方向間隔の寸法誤差が大きくなると、挿入部材が過
度にがたついたり、あるいは組み立てが困難になる。そ
のため、シリンダチューブや挿入部材の寸法公差を小さ
くする必要がある。しかし、寸法公差を小さくすると加
工コストが増大する。そこで、その挿入部材とシリンダ
チューブの内周の段差との間に、その寸法誤差を吸収す
るための弾性部材を介在させていた。そのため、部品点
数や組み立て工数が増大するという問題がある。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる抜け止め構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の抜け止め構造
は、一端に開口を有する筒状部材と、その開口から筒状
部材に挿入可能な挿入部材と、その筒状部材の内周に形
成される周溝と、その挿入部材の外周に、前記開口に対
向する一端面に向かうに従い漸次小径となるように形成
される受け面と、その周溝の内周面と受け面との間の環
状領域に配置されるリング部材と、その筒状部材の内周
に、その挿入部材の前記開口から離反方向への移動を阻
止できるように形成される阻止部とを備える。その周溝
の軸方向寸法はリング部材の軸方向寸法よりも大きくさ
れる。そのリング部材は、外径が前記筒状部材の内径よ
りも自然状態では大きく、且つ、小さくなるように弾性
変形可能とされる。そのリング部材が前記周溝の内周面
と受け面とに接することで、その挿入部材の前記開口に
向かう変位が阻止可能とされる。その挿入部材の変位を
阻止可能にリング部材に接する周溝の内周面と受け面と
は、前記開口に向かうに従い互いとの間隔が漸次大きく
なるテーパー面とされている。上記構成によれば、筒状
部材に対して挿入部材が開口に向かい変位すると、テー
パー面とされている周溝の内周面および受け面がリング
部材と接触する位置も開口に向かい変位する。すなわ
ち、その周溝の内周面および受け面がリング部材と接触
する位置の軸方向変位量だけ、阻止部と周溝との軸方向
間隔の変動を寸法公差として許容できる。
【0011】そのリング部材は、間隔をおいて互いに対
向する一対の端部と、両端部から径方向内方に向かい延
びる一対の摘み部を有し、その挿入部材に、その一対の
摘み部の配置用凹部が、前記受面に連なると共に挿入部
材の一端面側と外周側とにおいて開口するように形成さ
れ、その一対の摘み部の間隔を狭めることで、そのリン
グ部材を外径が前記筒状部材の内径よりも小さくなるよ
うに弾性変形させることが可能とされているのが好まし
い。その一対の摘み部の間隔を狭めることで、リング部
材を筒状部材内に挿入し、両摘み部を挿入部材の凹部内
に配置できる。次に、その一対の摘み部の間隔を狭める
力を解除することで、そのリング部材を周溝の内周面と
受け面との間の環状領域に配置できる。
【0012】前記筒状部材により、ステアリング装置に
おいて操舵により回転するように設けられるピニオンに
噛み合うラックが覆われ、前記挿入部材に、そのラック
の挿通用通孔が形成され、その挿入部材は、その筒状部
材の内部に形成される油室の一端を閉鎖するラックブッ
シュよりも外方側に位置するように、その筒状部材に挿
入され、その挿入部材により、そのラックブッシュの筒
状部材外方への移動と、そのラックに一体化される部材
の筒状部材内方への移動とが阻止可能であるのが好まし
い。この構成によれば、その筒状部材の外周に貫通孔を
形成することなくリング部材により挿入部材を筒状部材
に連結し、ラックブッシュの筒状部材外方への移動と、
そのラックに一体化されるボールジョイント等の部材の
筒状部材内方への移動を阻止できる。よって、その筒状
部材の端部開口を覆う伸縮カバーや、その筒状部材を車
体に固定するマウンティングラバー等の寸法や配置の制
限を緩和できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0014】図1、図2に示すラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置1は、ステアリングホイール(図
示省略)に連結される入力軸2と、この入力軸2の回転
により回転するピニオン3と、このピニオン3に噛み合
うラック4と、そのピニオン3とラック4のかみ合い部
を覆うハウジング5と、そのハウジング5から突出する
ラック4の一端側を覆うシリンダチューブ(筒状部材)
6とを備えている。そのシリンダチューブ6の一端開口
6aから突出するラック4の一端と、そのハウジング5
に形成された開口5bから突出するラック4の他端は、
それぞれボールジョイント7a、7bを介してタイロッ
ド8a、8bに連結され、そのタイロッド8a、8bを
介して車輪に連結される。これにより、操舵によりピニ
オン3が回転してラック4が車両幅方向に移動すること
で車両の転舵がなされる。
【0015】そのシリンダチューブ6の内周とラック4
の外周との間をシールする一対のシール部材10、11
が設けられ、このシール部材10、11の間においてラ
ック4にピストン12が取り付けられている。これによ
り、両シール部材10、11の間にピストン12によっ
て仕切られる一対の油室13、14が形成されている。
そのシリンダチューブ6の内部に形成される一方の油室
13の一端を閉鎖するシール部材10は、ラック4を支
持する環状のラックブッシュ30と、このラックブッシ
ュ30の外周に形成された周溝に嵌合されるOリング3
1と、そのラックブッシュ30の外端内周に形成された
環状凹部に嵌合されるオイルシール32とで構成されて
いる。
【0016】その入力軸2の外周にコントロールバルブ
15が設けられている。このバルブ15は圧油供給用ポ
ンプに接続されると共に、各油室13、14に配管1
6、17を介して接続され、操舵方向と操舵抵抗に応じ
て油室13、14の一方に圧油を供給し、他方から油を
タンクに還流する。これにより、そのピストン12に作
用する油圧により操舵補助力を付与する。そのコントロ
ールバルブ15は公知のものを用いることができる。
【0017】そのシリンダチューブ6に、そのラック4
の挿通用通孔22aを有する筒状ストッパー(挿入部
材)22が、上記ラックブッシュ30よりも開口6a側
に位置するように、その開口6aから挿入されている。
そのラック4の軸心と、そのシリンダチューブ6の内周
が沿う円筒面の軸心と、そのストッパー22の外周が沿
う円筒面の軸心とは略一致される。
【0018】図3、図4に示すように、そのシリンダチ
ューブ6の内周に周溝25が形成されている。そのスト
ッパー22の外周に、シリンダチューブ6の一端開口6
aに対向する一端面22′に向かうに従い漸次小径とな
る受け面26が形成されている。本実施形態では、その
受け面26は、ストッパー22の外周と一端面22′と
の境界部を面取りすることで形成されている。なお、ス
トッパー22の開口6a側には盗み凹部22cが形成さ
れている。
【0019】その周溝25の内周面と受け面26との間
の環状領域にリング部材23が配置される。そのリング
部材23は、間隔をおいて互いに対向する一対の端部
と、各端部から径方向内方に向かい延びる一対の摘み部
23a、23bとを有する。このリング部材23は、径
方向に弾性変形可能で、自然状態での外径がシリンダチ
ューブ6の内径よりも大きく、且つ、その一対の摘み部
23a、23bの間隔を狭めることで、その外径がシリ
ンダチューブ6の内径よりも小さくなるように弾性変形
する。
【0020】上記ストッパー22に、その一対の摘み部
23a、23bの配置用凹部22bが、上記受け面26
に連なると共にストッパー22の一端面側と内外周側と
において開口するように形成されている。本実施形態で
は、その凹部22bは周方向に等間隔をおいた2位置に
形成されているが、少なくとも1位置に形成されていれ
ばよい。複数の凹部22bを形成することで、何れの凹
部22bにも摘み部23a、23bを配置できるので組
み付け性を向上できる。そのストッパー22は、例えば
焼結金属製とすることができる。
【0021】そのリング部材23の一対の摘み部23
a、23bの間隔を狭めることで、リング部材23をシ
リンダチューブ6内に挿入し、両摘み部23a、23b
をストッパー22の凹部22b、22c内に配置でき
る。次に、その一対の摘み部23a、23bの間隔を狭
める力を解除することで、そのリング部材23を周溝2
5の内周面と受け面26との間の環状領域に配置でき
る。
【0022】図6に示すように、その周溝25の軸方向
寸法はリング部材23の軸方向寸法よりも大きくされて
いる。そのリング部材23が周溝25の内周面と受け面
26とに接することで、そのストッパー22の上記開口
6aに向かう変位が阻止される。これにより、そのスト
ッパー22は、上記ラックブッシュ30が操舵補助力発
生用油圧によりシリンダチューブ6の外方へ移動するの
を阻止できる。そのストッパー22の変位を阻止可能に
リング部材23に接する周溝25の内周面と受け面26
とは、その開口6aに向かうに従い互いとの間隔が漸次
大きくなるテーパー面T1、T2とされている。
【0023】図3に示すように、そのシリンダチューブ
6の内周に形成される段差(阻止部)6bにストッパー
22の他端面22″が接することで、そのストッパー2
2の上記開口6aから離反方向への移動が阻止される。
これにより、そのストッパー22は、そのラック4に一
体化される上記一方のボールジョイント7aがシリンダ
チューブ6の内方に移動するのを阻止できる。なお、図
1に示すように、ハウジング5の開口5bの内周に形成
される段差5cに、他方のボールジョイント7bが接す
ることで、ラック4のハウジング5内方への移動が阻止
される。これにより、ラック4のストロークが一定範囲
に規制される。
【0024】上記構成によれば、図6において実線で示
す位置のストッパー22が、2点鎖線で示すようにシリ
ンダチューブ6に対して開口6aに向かい変位すると、
テーパー面T1、T2とされている周溝25の内周面お
よび受け面26がリング部材23と接触する位置も、2
点鎖線で示すように開口6aに向かい変位する。その周
溝25の内周面および受け面26がリング部材23と接
触する位置の軸方向変位量(図6においてδ)だけ、上
記段差6bと周溝25との軸方向間隔の寸法変動を寸法
公差として許容できる。その寸法公差は周溝25の内周
テーパー面T1の軸方向寸法を大きくすることで大きく
できるので、シリンダチューブ6やストッパー22の加
工コストを低減できる。
【0025】また、上記構成によれば、シリンダチュー
ブ6の外周に貫通孔を形成することなくリング部材23
によりシリンダチューブ6とストッパー22とを連結す
ることができる。よって、そのシリンダチューブ6の端
部開口6aを覆う伸縮カバー18や、そのシリンダチュ
ーブ6を車体に固定するマウンティングラバー19等の
寸法や配置の制限を緩和できる。また、そのリング部材
23は外周直径をシリンダチューブ6の内周直径よりも
小さくすることで、シリンダチューブ6から抜き出して
再利用できる。
【0026】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、ラックピニオン式油圧パワーステアリング
装置以外の筒状部材からの挿入部材の抜け止め構造にも
本発明を適用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、筒状部材からの挿入部
材の抜け止めを、リング部材を用いて、部品点数、組み
立て工数、加工コストを増大させることなく迅速、確実
に行うことができ、そのリング部材を再利用でき、ラッ
クピニオン式油圧パワーステアリング装置に適用するこ
とで設計の自由度を向上できる構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のステアリング装置の部分断
面図
【図2】本発明の実施形態のステアリング装置の要部の
断面図
【図3】本発明の実施形態のハウジングとストッパーと
の連結部分の断面を示す図
【図4】図3のIV‐IV線断面図
【図5】本発明の実施形態のリング部材の正面図
【図6】本発明の実施形態の要部の断面図
【符号の説明】
3 ピニオン 4 ラック 6 シリンダチューブ(筒状部材) 6a 開口 6b 段差(阻止部) 22 ストッパー(挿入部材) 22b 凹部 23 リング部材 23c、23d 摘み部 25 周溝 26 受け面 30 ラックブッシュ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口を有する筒状部材と、 その開口から筒状部材に挿入可能な挿入部材と、 その筒状部材の内周に形成される周溝と、 その挿入部材の外周に、前記開口に対向する一端面に向
    かうに従い漸次小径となるように形成される受け面と、 その周溝の内周面と受け面との間の環状領域に配置され
    るリング部材と、 その筒状部材の内周に、その挿入部材の前記開口から離
    反方向への移動を阻止できるように形成される阻止部と
    を備え、 その周溝の軸方向寸法はリング部材の軸方向寸法よりも
    大きくされ、 そのリング部材は、外径が前記筒状部材の内径よりも自
    然状態では大きく、且つ、小さくなるように弾性変形可
    能とされ、 そのリング部材が前記周溝の内周面と受け面とに接する
    ことで、その挿入部材の前記開口に向かう変位が阻止可
    能とされ、 その挿入部材の変位を阻止可能にリング部材に接する周
    溝の内周面と受け面とは、前記開口に向かうに従い互い
    との間隔が漸次大きくなるテーパー面とされている抜け
    止め構造。
  2. 【請求項2】 そのリング部材は、間隔をおいて互いに
    対向する一対の端部と、両端部から径方向内方に向かい
    延びる一対の摘み部を有し、 その挿入部材に、その一対の摘み部の配置用凹部が、前
    記受面に連なると共に挿入部材の一端面側と外周側とに
    おいて開口するように形成され、 その一対の摘み部の間隔を狭めることで、そのリング部
    材を外径が前記筒状部材の内径よりも小さくなるように
    弾性変形させることが可能とされている請求項1に記載
    の抜け止め構造。
  3. 【請求項3】 前記筒状部材により、ステアリング装置
    において操舵により回転するように設けられるピニオン
    に噛み合うラックが覆われ、 前記挿入部材に、そのラックの挿通用通孔が形成され、 その挿入部材は、その筒状部材の内部に形成される油室
    の一端を閉鎖するラックブッシュよりも外方側に位置す
    るように、その筒状部材に挿入され、 その挿入部材により、そのラックブッシュの筒状部材外
    方への移動と、そのラックに一体化される部材の筒状部
    材内方への移動とが阻止可能である請求項2に記載の抜
    け止め構造。
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