JPH117881A - ヒューズボックス - Google Patents

ヒューズボックス

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JPH117881A
JPH117881A JP15983597A JP15983597A JPH117881A JP H117881 A JPH117881 A JP H117881A JP 15983597 A JP15983597 A JP 15983597A JP 15983597 A JP15983597 A JP 15983597A JP H117881 A JPH117881 A JP H117881A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボックス本体への端子の挿入性とロアカバー
の組付性を向上させる。 【解決手段】 端子収容室14を有するボックス本体2
と、ボックス本体に覆設するロアカバー8とを備え、端
子収容室の入口15を露呈させる切欠部11をボックス
本体2に形成し、切欠部を閉塞する壁部41をロアカバ
ー8に設けた。切欠部11に続く端子挿入方向の進入空
間38をボックス本体2に形成し、進入空間に係合する
保護壁40を壁部41に形成した。進入空間38まで延
びる傾斜状のガイドリブを切欠部内に設けた。ガイドリ
ブ65に対向して進入空間38まで延びる傾斜状の補助
ガイドリブを設けた。保護壁40の先端部に摺接用の傾
斜面43を形成した。保護壁40とは反対側において、
ボックス本体に対するガイド壁を保護壁よりも高く突出
してロアカバーに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボックス本体内へ
の端子の挿入性及びボックス本体へのロアカバーの組付
性を向上させたヒューズボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、特開平6−46519号公報の
従来例として記載されたヒューズボックスを示すもので
ある。このヒューズボックス81は、合成樹脂製のボッ
クス本体82内に雌型の負荷側端子83と電源側のジョ
イント端子84とを対向して配設し、ヒューズ85の各
雄端子86を両端子83,84に接続させるものであ
る。ヒューズ収容部87の隣には電源用のヒュージブル
リンク88が装着される。
【0003】しかしながら、このヒューズボックス81
にあっては、負荷側端子83に接続された電線89が細
径であると共に、奥まった場所に端子83,84を挿入
しなければならないために、電線89を把持して端子8
3をボックス本体82内に挿入係止させる作業を行い難
いという問題があった。
【0004】そこで、本出願人は同公報において、図8
に示すヒューズボックスを提案している。このヒューズ
ボックス91は、ボックス本体92と、ボックス本体9
2内に挿着される端子収納ブロック93と、ボックス本
体92の外側から端子収納ブロック93内に挿入される
端子二重係止部材94とを備えたものである。各部材9
2,93,94は合成樹脂で形成されている。
【0005】端子収納ブロック93に負荷側端子95が
予め収容され、次いで端子収納ブロック93がボックス
本体92内に挿着される。これにより、負荷側端子95
がボックス本体92内に容易に配設される。端子係止部
材94は三枚の各ブレード96で負荷側端子95と電源
側のジョイント端子97と図示しない端子係止ランスと
に係合し、各端子95,97の抜けを防止する。
【0006】しかしながら、このヒューズボックス91
においては、端子収納ブロック93がボックス本体92
とは別体になっているため、端子95の挿入作業性は優
れるものの、端子収納ブロック93の部品コストや組付
コストが高くなるという問題があった。
【0007】また、ボックス本体92に端子収納ブロッ
ク95を収納する大きな空間を設けるために、ボックス
本体92の剛性が低下して強度が落ちると共に、樹脂成
形の際にヒケ等による変形を起こしやすいという懸念が
あった。図9の如くボックス本体92が変形98を起こ
した場合には、端子収納ブロック93の装着位置がずれ
て、ジョイント端子97側の収容室99と負荷側端子9
5側の収容室100とがピッチずれを起こすという懸念
があった。
【0008】一方、図10は、実開平4−23048号
公報に記載されたヒューズボックスを示すものである。
このヒューズボックス101は、ボックス本体102に
ヒュージブルリンク103を装着し、電線104に接続
した丸形端子105をヒュージブルリンク103の端子
106にボルト107で締付接続し、合成樹脂製のロア
カバー108をボックス本体102に係合させ、電線1
04をロアカバー108から導出させるものである。
【0009】ボックス本体102にはボルト挿通用の開
口109が設けられ、ロアカバー108には、開口10
9を塞ぐ一対のスライド板110が立設されている。ス
ライド板110は開口109の両側のガイドレール11
1にスライド係合する。
【0010】しかしながら、このヒューズボックス10
1にあっては、ロアカバー108の樹脂成形の際に、ス
ライド板110が内側に倒れ変形することがあり、その
場合にはロアカバー108の装着作業性が悪くなるとい
う問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した各
ヒューズボックスの問題点に鑑み、コストを上げること
なく、負荷側端子をボックス本体に容易に組み付けで
き、また、ロアカバーが倒れ変形してもボックス本体に
容易に装着でき、全体として組付作業性を向上させ得る
ヒューズボックスを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヒューズ接続用の端子を挿入する端子収
容室を有するボックス本体と、該ボックス本体に覆設す
るロアカバーとを備えるヒューズボックスにおいて、該
端子収容室の入口を露呈させる切欠部をボックス本体に
形成し、該切欠部を閉塞する壁部を前記ロアカバーに設
けたことを特徴とする(請求項1)。前記切欠部に続く
端子挿入方向の進入空間を前記ボックス本体に形成し、
該進入空間に係合する保護壁を前記壁部に一体に形成す
ることも有効である(請求項2)。また、前記進入空間
まで延びる傾斜状のガイドリブを前記切欠部内に設けた
ことも有効である(請求項3)。また、前記ガイドリブ
に対向して前記切欠部の前部開口上の垂直壁部に、前記
進入空間まで延びる傾斜状の補助ガイドリブを設けたこ
とも有効である(請求項4)。また、前記保護壁の先端
部に摺接用の傾斜面を形成したことも有効である(請求
項5)。さらに、前記保護壁とは反対側において、前記
ボックス本体に対するガイド壁を該保護壁よりも高く突
出して前記ロアカバーに設けたことも有効である(請求
項6)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図3は、本発
明に係るヒューズボックスの一実施例を示すものであ
る。
【0014】このヒューズボックス1は、図1の如く合
成樹脂製のボックス本体2と、ボックス本体2の前半部
に下方から挿着される複数の負荷側端子3及び各負荷側
端子3に対向して挿着される電源側の雌−雌端子4と、
雌−雌端子4に接続するジョイント用のバスバー5と、
各端子3,4を係止する合成樹脂製の二重係止部材6
と、ボックス本体2の後半部に挿着される図示しないヒ
ュージブルリンク接続端子を係止する合成樹脂製のリヤ
ホルダ7と、ボックス本体2の下側に装着される合成樹
脂製のロアカバー8と、ボックス本体2の上側に装着さ
れる合成樹脂製のアッパカバー9とで構成される。
【0015】ボックス本体2には、図2にも示す如く、
ヒューズ挿着部10を含む前半部の下側部分に、負荷側
端子3を容易に挿着させるための切欠部(切欠空間)1
1が形成されている。切欠部11は、ボックス本体2の
前側12及び底側13を矩形状に連続切欠して成る。切
欠空間11は、図3の如く負荷側端子3用の端子収容室
14の下部開口(入口)15に続いている。端子収容室
14内の負荷側端子3の電線圧着部16の直下、すなわ
ち端子収容室14の入口15の直下に切欠空間11が位
置している。
【0016】これにより、細物電線17を圧着接続した
負荷側端子3を、丁度通常のコネクタハウジング(図示
せず)に挿入するように、電線17を把持して容易に作
業性良く端子収容室14に挿入することができる。そし
て、従来のような別体の端子収納ブロックを必要としな
い。端子3の挿入は自動機でも手作業でも可能である。
負荷側端子3はボックス本体2の外側寄りに位置する。
【0017】切欠空間11は図2,図3の如くロアカバ
ー8を被せることで前部開口18が封鎖され、防水や防
塵が図られる。これについては後で詳しく説明する。
【0018】負荷側端子3は図1の如くヒューズ19の
一方の雄端子20に対する雌型のばね性の電気接触部2
2を有している。また、前記雌−雌端子4は、バスバー
5の雄端子23に対する雌型の電気接触部24と、ヒュ
ーズ19の他方の雄端子21に対する雌型の電気接触部
25とを有している。バスバー5は複数の並列な雄端子
23と、図示しない電源用ヒュージブルリンクに対する
接続部26とを有している。
【0019】雌−雌端子4はバスバー5の雄端子23に
接続された状態で、図3の如くボックス本体2の垂直な
端子区画壁すなわち切欠空間11の奥壁27の内側に沿
って端子収容室28に挿入される。バスバー5は、図2
のガイドスリット29に沿って容易且つ確実に挿入され
る。ガイドスリット29は端子収容室28(図3)まで
続いている。雌−雌端子4をバスバー5と一体で挿入す
ることにより、雌−雌端子4の挿入作業性が向上する。
【0020】負荷側端子用の収容室14と雌−雌端子用
の収容室28とはボックス本体2に一体に且つ背中合わ
せに形成されている。各端子収容室14,28の上端部
にはストッパ30が形成され、上側にヒューズ挿着部1
0が続いている。また、奥壁27の上部には、各端子
3,4に対する一対の可撓係止ランス31が対向して設
けられている。一対の係止ランス31の間に前記端子係
止部材6の上側の係止板32が挿入される。下側の各係
止板33は各端子3,4の電気接触部22,25の後段
部を係止する。ボックス本体2の後半部(ハッチング部
分)には、ヒュージブルリンク34に対する接続端子
(図示せず)が挿着される。
【0021】図2の如くボックス本体2の切欠空間11
の前部開口18の上部には短い垂直壁部35が垂下形成
され、垂直壁部35の上側の段部36に続く外壁部37
の内側に、ロアカバー8に対する進入空間(進入孔)3
8が形成されている。この進入空間38は、ボックス本
体2の樹脂成形時のひけ防止用の肉抜き孔を兼ねてい
る。この進入空間38は切欠空間11から端子挿入方向
に延長形成され、端子収容室14(図3)の外壁39に
対向して位置し、外壁39は進入空間38の下端まで延
びている。
【0022】ロアカバー8には、進入空間38に進入す
る保護壁40が前壁41の上部に垂直に延設されてい
る。保護壁40はロアカバー8の他方の側壁42よりも
高く突出している。保護壁40の先端部には外向きのテ
ーパ状傾斜面43が形成されている。保護壁40の外側
下部には短い係合リブ44が設けられ、図3の如く保護
壁40が進入空間38内に挿入された状態で、係合リブ
44が垂直壁部35の内側に係合し、保護壁40を進入
空間38の後壁45に押し付けて密着させる。それと同
時に、ロアカバー8の前壁41から外側に鍔状に突出し
た水平壁部46に垂直壁部35の下端が当接密着する。
【0023】ボックス本体2の切欠空間11は、保護壁
40を含むロアカバー8の前壁41で塞がれて保護され
る。万一、水や塵が垂直壁部35と水平壁部46との間
から浸入した場合でも、保護壁40が高くそびえ立って
いるから、ボックス本体2内の切欠空間11までの浸入
距離が長くなり、水や塵が容易に切欠空間11内に入る
ことはない。
【0024】ロアカバー8の後壁42には、図示しない
車両ボディ等の取付ブラケットに対するロックアーム4
7を有するスライド係合部48が設けられている。ま
た、ロックアーム47の上側において、図1の如く切欠
孔49が設けられ、切欠孔49の両側にスライドガイド
50が構成され、切欠孔49に対向して外側にフード部
51が形成されている。フード部51の係止突起52に
対する係合部(図示せず)をボックス本体2側に設ける
ことも可能である。図2の如くボックス本体2の後壁5
3には、スライドガイド50に対して例えば横断面略L
字状の一対のスライド係合部54が突設されている。
【0025】図3の如くボックス本体2の底部はロアカ
バー内側の段部54に当接し、ロアカバー8の内側壁5
5の上端部56は溝57内に係合して位置決めされる。
また、図1の如くロアカバー8の側部には、ボックス本
体2の係止突起58に対する係合枠片59が設けられて
いる。ロアカバー8が装着された後、アッパカバー9が
覆設される。
【0026】図4〜図6は、本発明に係るヒューズボッ
クスの第二実施例を示すものである。図4においてボッ
クス本体62とロアカバー63以外の構成は前例(図
1)と同様であるので図示を省略し、同一構成物につい
ては同一符号を付した。
【0027】このヒューズボックス64は、図4の如く
合成樹脂製のボックス本体62の切欠部(切欠空間)1
1内に、合成樹脂製のロアカバー63の前壁41側の保
護壁40に対するテーパ状のガイドリブ65を設けて、
保護壁40の挿入性を向上させると共に、ロアカバー6
3の後壁外側のフード部66を後壁42及び保護壁40
よりも高く延長させて、保護壁挿入前に、ボックス本体
62に対するロアカバー63の位置決めを可能としたも
のである。
【0028】ガイドリブ65は切欠空間11の奥壁27
に複数並列に配設され、図5の如く奥壁27の下端から
切欠空間11の上側の進入空間38の下端(入口38
a)にかけてテーパ状に傾斜したガイド傾斜面66を有
している。各ガイドリブ65は負荷側端子3の挿入の邪
魔にならないように、例えば端子収容室14(図6)の
側部隔壁と同一線上に配設されている。
【0029】この構成により、例え図5(a) の如くロア
カバー63の前壁41が樹脂成形時に内側に倒れ込みを
起こしている場合でも、保護壁40の先端がガイドリブ
65の傾斜面66に沿って移動し、図5(b) 〜図6の如
く進入空間38にスムーズに案内される。ガイドリブ6
5がないと、鎖線イで示す如く保護壁40の先端が切欠
空間11の上壁67に当接してしまい、ロアカバー63
をスムーズに装着することができない。
【0030】また、保護壁40の先端部外側にはテーパ
状の傾斜面43が形成され、ボックス本体62の切欠部
11上の垂直壁部35の内側には、傾斜面43に対する
テーパ状の傾斜ガイド面69を有する小さな補助ガイド
リブ68が設けられている。傾斜ガイド面69は垂直壁
部35の下端から進入空間38の下端(入口38a)ま
で延びている。進入空間38の入口38aに対して前記
ガイドリブ65は後側に位置し、補助ガイドリブ68は
前側に位置し、両ガイドリブ65,68は対向してい
る。
【0031】ガイドリブ65に沿って案内された保護壁
40の先端部は、補助ガイドリブ68に傾斜面43を沿
わせて進入空間38に案内される。あるいは、ロアカバ
ー63の樹脂成形時に前壁41が外側に倒れを生じた場
合に、保護壁先端の傾斜面43が前側の補助ガイドリブ
68に摺接してスムーズに進入空間38に案内される。
【0032】一方、図4においてロアカバー63の後壁
側のフード部66は、後壁42よりも高く突出した傾斜
状のガイド壁70を含んでいる。ガイド壁70は、後壁
42に対向した傾斜壁71(図5)を上側に延長して構
成される。傾斜壁71の一側はロアカバー63の側壁7
2に続き、側壁72から上方にガイド側壁73が延長さ
れて、ガイド壁70の一側部を構成している。ガイド壁
70の他側にも平行なガイド側壁74が形成されてい
る。図5の如くガイド壁70及びガイド側壁73,74
は共に前記保護壁40よりも高く突出している。
【0033】前例同様に、フード部66に対向して後壁
42に切欠孔49(図1)が設けられ、切欠孔49の両
側にスライドガイド50が構成されている。ボックス本
体62の後壁53(図5)には、スライドガイド50に
対して例えば一対のスライド係合部54が突設されてい
る。
【0034】そして、図5(a) において保護壁40の先
端がガイドリブ65に接する前に、ガイド壁70の先端
がスライド係合部54の先端を拾ってガイド壁70内に
案内する。ガイド壁70とスライド係合部54とが接す
ることで、後壁42側の位置決め、すなわちロアカバー
63に対するボックス本体62の前後方向の位置決めが
行われる。それにより、前壁41側の保護壁40とガイ
ドリブ65とが位置合わせされ、両者40,65の摺接
がスムーズに行われる。
【0035】それにより、図6の如くボックス本体62
とロアカバー63とがスムーズ且つ確実に接合する。ア
ッパカバー9やボックス本体62内の負荷側端子3や雌
−雌端子4、バスバー5、端子係止部材6等の構成は前
例と同様である。なお、ガイド壁70を、ガイドリブの
ない前例(図1)のヒューズホルダ1に適用することも
有効である。
【0036】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、端子を切欠部から端子収容室に直接挿入すること
ができるから、端子挿入時の作業性が向上し、従来のよ
うな別体の端子収納ブロックを用いる必要がなく、部品
コストが削減されると共に端子相互の位置ずれやボック
ス本体の強度低下が起こらない。また、請求項2記載の
発明によれば、保護壁が進入空間内に深く進入して、外
部から切欠部内への水滴や塵等の進入経路が長くなるか
ら、防水・防塵性が向上する。また、請求項3記載の発
明によれば、成形時に保護壁が内側に倒れ変形した場合
でも、保護壁がガイドリブに沿って進入空間に導かれ、
ロアカバーの装着がスムーズ且つ確実に行われる。ま
た、請求項4記載の発明によれば、保護壁が外側に倒れ
変形した場合でも、保護壁が補助ガイドリブに沿って進
入空間に導かれる。また、請求項5記載の発明によれ
ば、保護壁の傾斜面がガイドリブないし補助ガイドリブ
にスムーズに摺接することで、請求項3,4における進
入空間への保護壁の係合が一層スムーズに行われる。ま
た、請求項6記載の発明によれば、保護壁が進入空間内
に挿入される前(請求項2)、あるいはガイドリブに接
する前(請求項3)に、ボックス本体がガイド壁に拾わ
れてロアカバーに位置決めされるから、進入空間やガイ
ドリブに対する保護壁の位置合わせが簡単且つ確実に行
われ、ロアカバーの装着作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒューズボックスの一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】ボックス本体にロアカバーを装着する状態を示
す縦断面図である。
【図3】ヒューズボックスの組立状態を示す縦断面図で
ある。
【図4】ヒューズボックスの他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図5】(a)(b)はロアカバー変形時におけるボックス本
体への装着状態を示す縦断面図である。
【図6】ヒューズボックスの組立状態を示す縦断面図で
ある。
【図7】一従来例を示す分解斜視図である。
【図8】他の従来例を示す分解斜視図である。
【図9】従来の一問題点を示す平面図である。
【図10】従来のその他の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,64 ヒューズボックス 2,62 ボックス本体 3 負荷側端子 8,63 ロアカバー 11 切欠部 14 端子収容室 15 入口 19 ヒューズ 35 垂直壁部 38 進入空間 40 保護壁 41 前壁(壁部) 43 傾斜面 65 ガイドリブ 68 補助ガイドリブ 70 ガイド壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ接続用の端子を挿入する端子収
    容室を有するボックス本体と、該ボックス本体に覆設す
    るロアカバーとを備えるヒューズボックスにおいて、該
    端子収容室の入口を露呈させる切欠部をボックス本体に
    形成し、該切欠部を閉塞する壁部を前記ロアカバーに設
    けたことを特徴とするヒューズボックス。
  2. 【請求項2】 前記切欠部に続く端子挿入方向の進入空
    間を前記ボックス本体に形成し、該進入空間に係合する
    保護壁を前記壁部に一体に形成したことを特徴とする請
    求項1記載のヒューズボックス。
  3. 【請求項3】 前記進入空間まで延びる傾斜状のガイド
    リブを前記切欠部内に設けたことを特徴とする請求項2
    記載のヒューズボックス。
  4. 【請求項4】 前記ガイドリブに対向して前記切欠部の
    前部開口上の垂直壁部に、前記進入空間まで延びる傾斜
    状の補助ガイドリブを設けたことを特徴とする請求項3
    記載のヒューズボックス。
  5. 【請求項5】 前記保護壁の先端部に摺接用の傾斜面を
    形成したことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載
    のヒューズボックス。
  6. 【請求項6】 前記保護壁とは反対側において、前記ボ
    ックス本体に対するガイド壁を該保護壁よりも高く突出
    して前記ロアカバーに設けたことを特徴とする請求項2
    〜5の何れかに記載のヒューズボックス。
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