JPH1178507A - 車両用蓄冷式クーラ - Google Patents
車両用蓄冷式クーラInfo
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- JPH1178507A JPH1178507A JP23698797A JP23698797A JPH1178507A JP H1178507 A JPH1178507 A JP H1178507A JP 23698797 A JP23698797 A JP 23698797A JP 23698797 A JP23698797 A JP 23698797A JP H1178507 A JPH1178507 A JP H1178507A
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- Japan
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- cooler housing
- cooler
- refrigerator
- refrigerant
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷蔵庫等を蓄冷式クーラ内に設置することによ
り、車内スペースを狭めず、車両重量を増大させず燃費
を悪化させず、かつ電力の消費が僅かで済む。 【解決手段】車両の仮眠室の壁面に取付けられたクーラ
ハウジング17内にファン18が設けられ、このクーラ
ハウジング内に蛇行して設けられた冷媒管路19内を冷
媒が通過する。クーラハウジング内の冷媒管路の間に配
設された蓄冷材21が冷媒管路内を通る冷媒により冷却
されて冷凍され、クーラハウジングの吸入口24から仮
眠室内の空気が吸入される。クーラハウジング内の冷媒
管路及び蓄冷材間に設けられた空気通路26を上記吸入
口から吸入された空気が通って冷却され、この空気がク
ーラハウジングの吹出口27から仮眠室内に吹出され
る。クーラハウジング内に冷蔵庫28が設けられ、この
冷蔵庫内を開放可能に閉止する扉29がクーラハウジン
グ表面に取付けられる。
り、車内スペースを狭めず、車両重量を増大させず燃費
を悪化させず、かつ電力の消費が僅かで済む。 【解決手段】車両の仮眠室の壁面に取付けられたクーラ
ハウジング17内にファン18が設けられ、このクーラ
ハウジング内に蛇行して設けられた冷媒管路19内を冷
媒が通過する。クーラハウジング内の冷媒管路の間に配
設された蓄冷材21が冷媒管路内を通る冷媒により冷却
されて冷凍され、クーラハウジングの吸入口24から仮
眠室内の空気が吸入される。クーラハウジング内の冷媒
管路及び蓄冷材間に設けられた空気通路26を上記吸入
口から吸入された空気が通って冷却され、この空気がク
ーラハウジングの吹出口27から仮眠室内に吹出され
る。クーラハウジング内に冷蔵庫28が設けられ、この
冷蔵庫内を開放可能に閉止する扉29がクーラハウジン
グ表面に取付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、特にトラッ
クのキャブの運転席及び助手席の背面に設けられた仮眠
室内を冷房するのに適した蓄冷式クーラに関するもので
ある。
クのキャブの運転席及び助手席の背面に設けられた仮眠
室内を冷房するのに適した蓄冷式クーラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用蓄冷式クーラとし
て、乗員が仮眠するための仮眠室内に設置された冷却ユ
ニット内に送風手段が設けられ、冷却ユニット内に設け
られた冷却手段が上記送風手段による送風空気を冷却す
る蓄冷材を有し、冷却ユニットに設けられた吸入口から
仮眠室内の空気を吸入し、更に冷却ユニットに設けられ
た吹出口から冷却手段で冷却された冷風を仮眠室内に吹
出すように構成された車両用冷房装置が開示されている
(特開平8−258557)。この冷房装置では、冷却
ユニットの冷気の影響を受けないように冷却ユニットか
ら離れた部位に上記仮眠室の室温を検出する温度検出手
段が設けられ、この温度検出手段の検出出力に基づいて
制御手段が送風手段の作動を制御することにより仮眠室
の室温を制御するように構成される。このように構成さ
れた車両用冷房装置では、車両駐車時に蓄冷材により送
風空気を冷却して仮眠室内を冷房する際に、仮眠室の室
温を温度検出手段にて的確に検出することにより、室温
制御の応答性を向上できるようになっている。
て、乗員が仮眠するための仮眠室内に設置された冷却ユ
ニット内に送風手段が設けられ、冷却ユニット内に設け
られた冷却手段が上記送風手段による送風空気を冷却す
る蓄冷材を有し、冷却ユニットに設けられた吸入口から
仮眠室内の空気を吸入し、更に冷却ユニットに設けられ
た吹出口から冷却手段で冷却された冷風を仮眠室内に吹
出すように構成された車両用冷房装置が開示されている
(特開平8−258557)。この冷房装置では、冷却
ユニットの冷気の影響を受けないように冷却ユニットか
ら離れた部位に上記仮眠室の室温を検出する温度検出手
段が設けられ、この温度検出手段の検出出力に基づいて
制御手段が送風手段の作動を制御することにより仮眠室
の室温を制御するように構成される。このように構成さ
れた車両用冷房装置では、車両駐車時に蓄冷材により送
風空気を冷却して仮眠室内を冷房する際に、仮眠室の室
温を温度検出手段にて的確に検出することにより、室温
制御の応答性を向上できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の車
両用冷房装置は仮眠室を冷房するためにのみ用いられ、
冷蔵庫や製氷器を設置する場合には新たに別にそれらの
設置スペースを確保した上で専用の冷蔵庫や製氷器を設
置しなければならず、車内スペースを狭める不具合があ
った。また専用の冷蔵庫や製氷器を別に設置する場合に
は、車両重量が増大し、かつ消費電力が大きくなって燃
費が悪化する問題点があった。本発明の目的は、冷蔵庫
又は製氷器を蓄冷式クーラ内に設置することにより、車
内スペースを狭めず、車両重量を増大させず、エンジン
の燃費を悪化させず、かつ電力の消費が僅かで済む車両
用蓄冷式クーラを提供することにある。
両用冷房装置は仮眠室を冷房するためにのみ用いられ、
冷蔵庫や製氷器を設置する場合には新たに別にそれらの
設置スペースを確保した上で専用の冷蔵庫や製氷器を設
置しなければならず、車内スペースを狭める不具合があ
った。また専用の冷蔵庫や製氷器を別に設置する場合に
は、車両重量が増大し、かつ消費電力が大きくなって燃
費が悪化する問題点があった。本発明の目的は、冷蔵庫
又は製氷器を蓄冷式クーラ内に設置することにより、車
内スペースを狭めず、車両重量を増大させず、エンジン
の燃費を悪化させず、かつ電力の消費が僅かで済む車両
用蓄冷式クーラを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1〜図3に示すように、車両の仮眠室13の壁面に取
付けられたクーラハウジング17と、クーラハウジング
17内に設けられたファン18と、クーラハウジング1
7内に蛇行して設けられ冷媒が通過可能な冷媒管路19
と、クーラハウジング17内の冷媒管路19の間に配設
され冷媒管路19内を通る冷媒により冷却されて冷凍さ
れる蓄冷材21と、クーラハウジング17に設けられ仮
眠室13内の空気を吸入する吸入口24と、クーラハウ
ジング17内の冷媒管路19及び蓄冷材21間に設けら
れ吸入口24から吸入された空気が通る空気通路26
と、クーラハウジング17に設けられ空気通路26を通
って冷却された空気を仮眠室13内に吹出す吹出口27
とを備えた車両用蓄冷式クーラの改良である。その特徴
ある構成は、クーラハウジング17内に設けられた冷蔵
庫28又は製氷器と、クーラハウジング17表面に取付
けられ冷蔵庫28内又は製氷器内を開放可能に閉止する
扉29とを備えたところにある。
図1〜図3に示すように、車両の仮眠室13の壁面に取
付けられたクーラハウジング17と、クーラハウジング
17内に設けられたファン18と、クーラハウジング1
7内に蛇行して設けられ冷媒が通過可能な冷媒管路19
と、クーラハウジング17内の冷媒管路19の間に配設
され冷媒管路19内を通る冷媒により冷却されて冷凍さ
れる蓄冷材21と、クーラハウジング17に設けられ仮
眠室13内の空気を吸入する吸入口24と、クーラハウ
ジング17内の冷媒管路19及び蓄冷材21間に設けら
れ吸入口24から吸入された空気が通る空気通路26
と、クーラハウジング17に設けられ空気通路26を通
って冷却された空気を仮眠室13内に吹出す吹出口27
とを備えた車両用蓄冷式クーラの改良である。その特徴
ある構成は、クーラハウジング17内に設けられた冷蔵
庫28又は製氷器と、クーラハウジング17表面に取付
けられ冷蔵庫28内又は製氷器内を開放可能に閉止する
扉29とを備えたところにある。
【0005】この請求項1に記載された車両用蓄冷式ク
ーラでは、エンジン作動時には冷媒管路19内を通る冷
媒により冷蔵庫28又は製氷器が直接冷却され、蓄冷式
クーラ16使用時には冷凍された蓄冷材21により冷却
される。この結果、エンジン作動時には冷蔵庫又は製氷
器専用の冷媒管路ではなく、蓄冷式クーラ16の冷媒管
路19を通る冷媒により冷却されるので、エンジンの燃
費を悪化させない。またエンジンを停止した状態では、
蓄冷材21が冷凍されている間は冷蔵庫28内又は製氷
器内は冷却され、蓄冷式クーラ16の使用も可能であ
る。このときファン18を駆動するための電力のみで済
み、電力の消費は僅かである。更に冷蔵庫28又は製氷
器は蓄冷式クーラ16のクーラハウジング17内に収容
される、即ち冷蔵庫28又は製氷器を車室11内に新た
に設けずに済むので、車内スペースを狭めず、車両重量
を増大させない。
ーラでは、エンジン作動時には冷媒管路19内を通る冷
媒により冷蔵庫28又は製氷器が直接冷却され、蓄冷式
クーラ16使用時には冷凍された蓄冷材21により冷却
される。この結果、エンジン作動時には冷蔵庫又は製氷
器専用の冷媒管路ではなく、蓄冷式クーラ16の冷媒管
路19を通る冷媒により冷却されるので、エンジンの燃
費を悪化させない。またエンジンを停止した状態では、
蓄冷材21が冷凍されている間は冷蔵庫28内又は製氷
器内は冷却され、蓄冷式クーラ16の使用も可能であ
る。このときファン18を駆動するための電力のみで済
み、電力の消費は僅かである。更に冷蔵庫28又は製氷
器は蓄冷式クーラ16のクーラハウジング17内に収容
される、即ち冷蔵庫28又は製氷器を車室11内に新た
に設けずに済むので、車内スペースを狭めず、車両重量
を増大させない。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、更に図1及び図2に示すように冷蔵庫28
又は製氷器がクーラハウジング17の上下方向の中央に
設けられ、冷媒管路19が冷蔵庫28又は製氷器の上方
及び下方でそれぞれ蛇行して設けられた第1及び第2冷
媒管路19a,19bを有し、蓄冷材21が上記蛇行す
る第1冷媒管路19a間に配設された第1蓄熱材21a
と上記蛇行する第2冷媒管路19b間に配設された第2
蓄熱材21bとを有し、冷蔵庫28又は製氷器が第1蓄
熱材21aと第2蓄熱材21bとにより挟まれたことを
特徴とする。この請求項2に記載された車両蓄冷式クー
ラでは、冷蔵庫28又は製氷器が第1及び第2蓄冷材2
1a,21bにより挟まれるので、効率良く冷蔵庫28
又は製氷器を冷却できる。
明であって、更に図1及び図2に示すように冷蔵庫28
又は製氷器がクーラハウジング17の上下方向の中央に
設けられ、冷媒管路19が冷蔵庫28又は製氷器の上方
及び下方でそれぞれ蛇行して設けられた第1及び第2冷
媒管路19a,19bを有し、蓄冷材21が上記蛇行す
る第1冷媒管路19a間に配設された第1蓄熱材21a
と上記蛇行する第2冷媒管路19b間に配設された第2
蓄熱材21bとを有し、冷蔵庫28又は製氷器が第1蓄
熱材21aと第2蓄熱材21bとにより挟まれたことを
特徴とする。この請求項2に記載された車両蓄冷式クー
ラでは、冷蔵庫28又は製氷器が第1及び第2蓄冷材2
1a,21bにより挟まれるので、効率良く冷蔵庫28
又は製氷器を冷却できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、トラック
のキャブ11には車幅方向に並んで運転席及び助手席1
2が設けられ、運転席及び助手席12の背面には仮眠室
13が設けられる。この仮眠室13には車幅方向に延び
てベット14が設けられる(図3)。また仮眠室13に
は助手席12側の側壁11b内面に蓄冷式クーラ16が
設置される。蓄冷式クーラ16は縦長の直方体状のクー
ラハウジング17と、クーラハウジング17内に設けら
れたファン18と、クーラハウジング17内に蛇行して
設けられた冷媒管路19と、クーラハウジング17内の
冷媒管路19の間に配設された蓄冷材21とを備える
(図1〜図3)。
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、トラック
のキャブ11には車幅方向に並んで運転席及び助手席1
2が設けられ、運転席及び助手席12の背面には仮眠室
13が設けられる。この仮眠室13には車幅方向に延び
てベット14が設けられる(図3)。また仮眠室13に
は助手席12側の側壁11b内面に蓄冷式クーラ16が
設置される。蓄冷式クーラ16は縦長の直方体状のクー
ラハウジング17と、クーラハウジング17内に設けら
れたファン18と、クーラハウジング17内に蛇行して
設けられた冷媒管路19と、クーラハウジング17内の
冷媒管路19の間に配設された蓄冷材21とを備える
(図1〜図3)。
【0008】クーラハウジング17内は上部に水平方向
に設けられた仕切壁22により、ファン18が収容され
る上室17aと、冷媒管路19及び蓄冷材21が収容さ
れる下室17bとに区画される(図1及び図2)。仕切
壁22の後端には上室17a及び下室17bを連通する
開口部22aが形成される(図1)。ファン18はクー
ラハウジング17の上壁17c下面に取付けられたモー
タ23の出力軸(図示せず)に固着される。また冷媒管
路19は横断面が扁平に形成され、内部に冷媒(図示せ
ず)が通過可能に構成される。この冷媒は図示しないが
エンジン作動時にコンプレッサにより圧縮されて凝縮器
にて液化され、冷媒管路19内で気化することにより周
囲、即ち蓄冷材21から熱を奪って蓄冷材21を冷却し
冷凍するように構成される。蓄冷材21としてはC15〜
C16パラフィンや高密度ポリエチレンや水等が封入され
たパックが用いられ、この蓄冷材21は冷凍前には軟質
であり冷凍すると硬化するようになっている。
に設けられた仕切壁22により、ファン18が収容され
る上室17aと、冷媒管路19及び蓄冷材21が収容さ
れる下室17bとに区画される(図1及び図2)。仕切
壁22の後端には上室17a及び下室17bを連通する
開口部22aが形成される(図1)。ファン18はクー
ラハウジング17の上壁17c下面に取付けられたモー
タ23の出力軸(図示せず)に固着される。また冷媒管
路19は横断面が扁平に形成され、内部に冷媒(図示せ
ず)が通過可能に構成される。この冷媒は図示しないが
エンジン作動時にコンプレッサにより圧縮されて凝縮器
にて液化され、冷媒管路19内で気化することにより周
囲、即ち蓄冷材21から熱を奪って蓄冷材21を冷却し
冷凍するように構成される。蓄冷材21としてはC15〜
C16パラフィンや高密度ポリエチレンや水等が封入され
たパックが用いられ、この蓄冷材21は冷凍前には軟質
であり冷凍すると硬化するようになっている。
【0009】またクーラハウジング17の前壁17e下
部には仮眠室13内の空気を吸入する吸入口24が設け
られ(図1〜図3)、クーラハウジング17内の冷媒管
路19及び蓄冷材21間には吸入口24から吸入された
空気が通る複数の空気通路26が設けられる(図1及び
図2)。これらの空気通路26は蓄冷材21のうち冷媒
管路19に接する外面に水平に形成された複数の凹条で
ある。またクーラハウジング17の前壁17e上部には
上室17aに臨み、空気通路26を通って冷却された空
気を仮眠室13内に吹出す吹出口27が設けられる(図
1〜図3)。
部には仮眠室13内の空気を吸入する吸入口24が設け
られ(図1〜図3)、クーラハウジング17内の冷媒管
路19及び蓄冷材21間には吸入口24から吸入された
空気が通る複数の空気通路26が設けられる(図1及び
図2)。これらの空気通路26は蓄冷材21のうち冷媒
管路19に接する外面に水平に形成された複数の凹条で
ある。またクーラハウジング17の前壁17e上部には
上室17aに臨み、空気通路26を通って冷却された空
気を仮眠室13内に吹出す吹出口27が設けられる(図
1〜図3)。
【0010】本実施の形態の特徴ある構成は、クーラハ
ウジング17内に設けられた冷蔵庫28と、クーラハウ
ジング17表面に取付けられ冷蔵庫28内を開放可能に
閉止する扉29とを備えたところにある(図1〜図
3)。冷蔵庫28はクーラハウジング17の上下方向の
中央に設けられ、その後壁28aはクーラハウジング1
7の後壁17dから所定の間隔をあけて内方に位置し、
冷蔵庫28の後壁28aとクーラハウジング17の後壁
17dとの間には連絡通路30が設けられる(図1)。
冷媒管路19は冷蔵庫28の上方及び下方でそれぞれ蛇
行して設けられた第1及び第2冷媒管路19a,19b
を有する(図1及び図2)。また蓄冷材21は蛇行する
第1冷媒管路19a間に配設された第1蓄熱材21a
と、蛇行する第2冷媒管路19b間に配設された第2蓄
熱材21bとを有する。冷蔵庫28は上下方向から第1
蓄熱材21aと第2蓄熱材21bとにより挟まれるよう
に構成される。
ウジング17内に設けられた冷蔵庫28と、クーラハウ
ジング17表面に取付けられ冷蔵庫28内を開放可能に
閉止する扉29とを備えたところにある(図1〜図
3)。冷蔵庫28はクーラハウジング17の上下方向の
中央に設けられ、その後壁28aはクーラハウジング1
7の後壁17dから所定の間隔をあけて内方に位置し、
冷蔵庫28の後壁28aとクーラハウジング17の後壁
17dとの間には連絡通路30が設けられる(図1)。
冷媒管路19は冷蔵庫28の上方及び下方でそれぞれ蛇
行して設けられた第1及び第2冷媒管路19a,19b
を有する(図1及び図2)。また蓄冷材21は蛇行する
第1冷媒管路19a間に配設された第1蓄熱材21a
と、蛇行する第2冷媒管路19b間に配設された第2蓄
熱材21bとを有する。冷蔵庫28は上下方向から第1
蓄熱材21aと第2蓄熱材21bとにより挟まれるよう
に構成される。
【0011】第1冷媒管路19a及び第1蓄熱材21a
の前面とクーラハウジング17の前壁17eとの間には
第1アッパ通路31が設けられ、第1冷媒管路19a及
び第1蓄熱材21aの後面とクーラハウジング17の後
壁17dとの間には第2アッパ通路32が設けられる
(図1)。また第2冷媒管路19b及び第2蓄熱材21
bの前面とクーラハウジング17の前壁17eとの間に
は第1ロア通路41が設けられ、第2冷媒管路19b及
び第2蓄熱材21bの後面とクーラハウジング17の後
壁17dとの間には第2ロア通路42が設けられる。ク
ーラハウジング17の後壁17dのうち第2アッパ通路
32の上下方向の中央に位置して円錐台状のステー33
が固着され、このステー33の先端は第1冷媒管路及び
第1蓄冷材の後面に当接する。ステー33により第2ア
ッパ通路32が上下に区画される。
の前面とクーラハウジング17の前壁17eとの間には
第1アッパ通路31が設けられ、第1冷媒管路19a及
び第1蓄熱材21aの後面とクーラハウジング17の後
壁17dとの間には第2アッパ通路32が設けられる
(図1)。また第2冷媒管路19b及び第2蓄熱材21
bの前面とクーラハウジング17の前壁17eとの間に
は第1ロア通路41が設けられ、第2冷媒管路19b及
び第2蓄熱材21bの後面とクーラハウジング17の後
壁17dとの間には第2ロア通路42が設けられる。ク
ーラハウジング17の後壁17dのうち第2アッパ通路
32の上下方向の中央に位置して円錐台状のステー33
が固着され、このステー33の先端は第1冷媒管路及び
第1蓄冷材の後面に当接する。ステー33により第2ア
ッパ通路32が上下に区画される。
【0012】また空気通路26は第1蓄熱材21aの外
面に水平に形成された第1空気通路26aと、第2蓄熱
材21bの外面に水平に形成された第2空気通路26b
とを有する(図1及び図2)。図2に詳しく示すよう
に、第1冷媒管路19aの一端はクーラハウジング17
の下面から挿入された入口管路34に接続され、第1冷
媒管路19aの他端は連結管路35を介して第2冷媒管
路19bの一端に接続される。また第2冷媒管路19b
の他端はクーラハウジング17の下面から突出する出口
管路36に接続される。
面に水平に形成された第1空気通路26aと、第2蓄熱
材21bの外面に水平に形成された第2空気通路26b
とを有する(図1及び図2)。図2に詳しく示すよう
に、第1冷媒管路19aの一端はクーラハウジング17
の下面から挿入された入口管路34に接続され、第1冷
媒管路19aの他端は連結管路35を介して第2冷媒管
路19bの一端に接続される。また第2冷媒管路19b
の他端はクーラハウジング17の下面から突出する出口
管路36に接続される。
【0013】更に仮眠室13にはこの仮眠室13の温度
を検出する温度センサ(図示せず)と、蓄冷式クーラ1
6をオンオフするメインスイッチ37と、仮眠者40が
所望の温度に設定するための温度設定部38(図3)と
が設けられる。メインスイッチ37及び温度設定部38
は蓄冷式クーラ16に装着される。温度センサ、メイン
スイッチ37及び温度設定部38の検出出力はコントロ
ーラ(図示せず)の制御入力に接続され、コントローラ
の制御出力はファン18を駆動するモータ23に接続さ
れる。コントローラは温度センサ及び温度設定部38の
各検出出力に基づいてモータ23の回転速度を制御し、
吹出口27から吹出される冷却空気の量を調整すること
により、仮眠室13の温度が設定温度になるように構成
される。
を検出する温度センサ(図示せず)と、蓄冷式クーラ1
6をオンオフするメインスイッチ37と、仮眠者40が
所望の温度に設定するための温度設定部38(図3)と
が設けられる。メインスイッチ37及び温度設定部38
は蓄冷式クーラ16に装着される。温度センサ、メイン
スイッチ37及び温度設定部38の検出出力はコントロ
ーラ(図示せず)の制御入力に接続され、コントローラ
の制御出力はファン18を駆動するモータ23に接続さ
れる。コントローラは温度センサ及び温度設定部38の
各検出出力に基づいてモータ23の回転速度を制御し、
吹出口27から吹出される冷却空気の量を調整すること
により、仮眠室13の温度が設定温度になるように構成
される。
【0014】このように構成された車両用蓄冷式クーラ
の動作を説明する。本発明の蓄冷式クーラ16の蓄冷材
21はトラックの走行中に予め冷媒管路19を通る冷媒
により冷凍される。この状態でトラックをパーキングエ
リア等に駐車してエンジンを停止し、仮眠者40(運転
者)が仮眠室13のベッド14に横たわって仮眠すると
きには、メインスイッチ37をオンした後に温度設定部
38を所望の温度に設定する。コントローラはメインス
イッチ37がオンしたことを検出するので、モータ23
を駆動してファン18を回転させる。これにより仮眠室
13内の空気が吸入口24から第1ロア通路41に流入
し、更に第2蓄冷材21bに形成された第2空気通路2
6bを通過して第2ロア通路42に至る。この空気は連
絡通路30を通ってステー33の下方の第2アッパ通路
32に流入し、更にステー33より下方の第1蓄冷材2
1aの第1空気通路26aを通って第1アッパ通路31
に流入する。第1アッパ通路31に流入した空気はステ
ー33より上方の第1蓄冷材21aの第2空気通路26
aを通ってステー33より上方の第2アッパ通路32に
流入する。上記空気は第2空気通路26b及び第1空気
通路26aを通過するときに冷却される。この冷却され
た空気は仕切壁22に形成された開口部22aを通って
上室17aに流入した後、吹出口27から仮眠室13に
吹出される。
の動作を説明する。本発明の蓄冷式クーラ16の蓄冷材
21はトラックの走行中に予め冷媒管路19を通る冷媒
により冷凍される。この状態でトラックをパーキングエ
リア等に駐車してエンジンを停止し、仮眠者40(運転
者)が仮眠室13のベッド14に横たわって仮眠すると
きには、メインスイッチ37をオンした後に温度設定部
38を所望の温度に設定する。コントローラはメインス
イッチ37がオンしたことを検出するので、モータ23
を駆動してファン18を回転させる。これにより仮眠室
13内の空気が吸入口24から第1ロア通路41に流入
し、更に第2蓄冷材21bに形成された第2空気通路2
6bを通過して第2ロア通路42に至る。この空気は連
絡通路30を通ってステー33の下方の第2アッパ通路
32に流入し、更にステー33より下方の第1蓄冷材2
1aの第1空気通路26aを通って第1アッパ通路31
に流入する。第1アッパ通路31に流入した空気はステ
ー33より上方の第1蓄冷材21aの第2空気通路26
aを通ってステー33より上方の第2アッパ通路32に
流入する。上記空気は第2空気通路26b及び第1空気
通路26aを通過するときに冷却される。この冷却され
た空気は仕切壁22に形成された開口部22aを通って
上室17aに流入した後、吹出口27から仮眠室13に
吹出される。
【0015】エンジンの作動時には、冷媒管路19内を
通る冷媒により冷蔵庫28が直接冷却されるので、この
冷蔵庫28内に収納された図示しない飲料水やおしぼり
等は低温に保持される。またエンジンを停止した状態で
は、冷凍された蓄冷材21により冷蔵庫28内に収納さ
れた飲料水等は低温に保持される。このとき蓄冷式クー
ラ16の使用も可能である。この結果、仮眠者40は必
要なときに扉29を開ければ、冷蔵庫28内の冷えた飲
料水を飲んだりおしぼりを使用したりすることができ
る。また上記冷蔵庫28は蓄冷式クーラ16のクーラハ
ウジング17内に収容される、即ち冷蔵庫28をトラッ
クのキャブ11内に新たに設けずに済むので、車内スペ
ースを狭めず、トラック重量を増大させない。また冷蔵
庫28はエンジン停止時には冷凍された蓄冷材21によ
り冷却されるので、冷蔵庫28を冷却するためのバッテ
リの消費はない。また蓄冷式クーラ16の使用時にはフ
ァン18用のモータ23駆動のみで済むので、電力の消
費は僅かである。更にエンジン作動時には冷蔵庫専用の
冷媒管路ではなく、蓄冷式クーラ16の冷媒管路19に
より冷却されるので、エンジンの燃費を悪化させない。
通る冷媒により冷蔵庫28が直接冷却されるので、この
冷蔵庫28内に収納された図示しない飲料水やおしぼり
等は低温に保持される。またエンジンを停止した状態で
は、冷凍された蓄冷材21により冷蔵庫28内に収納さ
れた飲料水等は低温に保持される。このとき蓄冷式クー
ラ16の使用も可能である。この結果、仮眠者40は必
要なときに扉29を開ければ、冷蔵庫28内の冷えた飲
料水を飲んだりおしぼりを使用したりすることができ
る。また上記冷蔵庫28は蓄冷式クーラ16のクーラハ
ウジング17内に収容される、即ち冷蔵庫28をトラッ
クのキャブ11内に新たに設けずに済むので、車内スペ
ースを狭めず、トラック重量を増大させない。また冷蔵
庫28はエンジン停止時には冷凍された蓄冷材21によ
り冷却されるので、冷蔵庫28を冷却するためのバッテ
リの消費はない。また蓄冷式クーラ16の使用時にはフ
ァン18用のモータ23駆動のみで済むので、電力の消
費は僅かである。更にエンジン作動時には冷蔵庫専用の
冷媒管路ではなく、蓄冷式クーラ16の冷媒管路19に
より冷却されるので、エンジンの燃費を悪化させない。
【0016】なお、この実施の形態では、車両としてト
ラックを挙げたが、これに限らずバス、キャンピングカ
ー又はその他の仮眠室を有する車両でもよい。また、こ
の実施の形態では、クーラハウジング内に冷蔵庫を設
け、クーラハウジング表面に冷蔵庫内を開放可能に閉止
する扉を取付けたが、クーラハウジング内に製氷器を設
け、クーラハウジング表面に製氷器内を開放可能に閉止
する扉を取付けてもよい。
ラックを挙げたが、これに限らずバス、キャンピングカ
ー又はその他の仮眠室を有する車両でもよい。また、こ
の実施の形態では、クーラハウジング内に冷蔵庫を設
け、クーラハウジング表面に冷蔵庫内を開放可能に閉止
する扉を取付けたが、クーラハウジング内に製氷器を設
け、クーラハウジング表面に製氷器内を開放可能に閉止
する扉を取付けてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ク
ーラハウジング内に冷蔵庫又は製氷器を設け、冷蔵庫内
又は製氷器内を開放可能に閉止する扉をクーラハウジン
グ表面に取付けたので、車両のエンジン作動時には冷媒
管路内を通る冷媒により冷蔵庫又は製氷器が直接冷却さ
れ、エンジン停止時には冷凍された蓄冷材により冷却さ
れる。この結果、エンジン作動時には冷蔵庫又は製氷器
はそれ専用の冷媒管路ではなく、蓄冷式クーラの冷媒管
路を通る冷媒により冷却されるので、エンジンの燃費を
悪化させない。またエンジンを停止した状態では冷蔵庫
又は製氷器は蓄冷材により冷却されるので、冷蔵庫又は
製氷器を冷却するための電力は不要であり、蓄冷式クー
ラの使用時にはファンを駆動するための電力のみで済む
ので、電力の消費は僅かである。更に冷蔵庫又は製氷器
は蓄冷式クーラのクーラハウジング内に収容される、即
ち冷蔵庫又は製氷器を車室内に新たに設けずに済むの
で、車内スペースを狭めず、車両重量を増大させない。
ーラハウジング内に冷蔵庫又は製氷器を設け、冷蔵庫内
又は製氷器内を開放可能に閉止する扉をクーラハウジン
グ表面に取付けたので、車両のエンジン作動時には冷媒
管路内を通る冷媒により冷蔵庫又は製氷器が直接冷却さ
れ、エンジン停止時には冷凍された蓄冷材により冷却さ
れる。この結果、エンジン作動時には冷蔵庫又は製氷器
はそれ専用の冷媒管路ではなく、蓄冷式クーラの冷媒管
路を通る冷媒により冷却されるので、エンジンの燃費を
悪化させない。またエンジンを停止した状態では冷蔵庫
又は製氷器は蓄冷材により冷却されるので、冷蔵庫又は
製氷器を冷却するための電力は不要であり、蓄冷式クー
ラの使用時にはファンを駆動するための電力のみで済む
ので、電力の消費は僅かである。更に冷蔵庫又は製氷器
は蓄冷式クーラのクーラハウジング内に収容される、即
ち冷蔵庫又は製氷器を車室内に新たに設けずに済むの
で、車内スペースを狭めず、車両重量を増大させない。
【0018】また冷蔵庫又は製氷器をクーラハウジング
の上下方向の中央に設け、冷媒管路が冷蔵庫又は製氷器
の上方及び下方でそれぞれ蛇行して設けられた第1及び
第2冷媒管路を有し、蓄冷材が第1冷媒管路間に配設さ
れた第1蓄熱材と第2冷媒管路間に配設された第2蓄熱
材とを有し、更に冷蔵庫又は製氷器を第1蓄熱材と第2
蓄熱材とにより挟むように構成すれば、効率良く冷蔵庫
又は製氷器を冷却できる。
の上下方向の中央に設け、冷媒管路が冷蔵庫又は製氷器
の上方及び下方でそれぞれ蛇行して設けられた第1及び
第2冷媒管路を有し、蓄冷材が第1冷媒管路間に配設さ
れた第1蓄熱材と第2冷媒管路間に配設された第2蓄熱
材とを有し、更に冷蔵庫又は製氷器を第1蓄熱材と第2
蓄熱材とにより挟むように構成すれば、効率良く冷蔵庫
又は製氷器を冷却できる。
【図1】本発明実施形態の車両用蓄冷式クーラを示す図
2のA−A線断面図。
2のA−A線断面図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】その蓄冷式クーラ及び仮眠室を含むトラックの
キャブ内の要部斜視図。
キャブ内の要部斜視図。
13 仮眠室 17 クーラハウジング 18 ファン 19 冷媒管路 19a 第1冷媒管路 19b 第2冷媒管路 21 蓄冷材 21a 第1蓄冷材 21b 第2蓄冷材 24 吸入口 26 空気通路 27 吹出口 28 冷蔵庫 29 扉
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の仮眠室(13)の壁面に取付けられた
クーラハウジング(17)と、前記クーラハウジング(17)内
に設けられたファン(18)と、前記クーラハウジング(17)
内に蛇行して設けられ冷媒が通過可能な冷媒管路(19)
と、前記クーラハウジング(17)内の前記冷媒管路(19)の
間に配設され前記冷媒管路(19)内を通る冷媒により冷却
されて冷凍される蓄冷材(21)と、前記クーラハウジング
(17)に設けられ前記仮眠室(13)内の空気を吸入する吸入
口(24)と、前記クーラハウジング(17)内の前記冷媒管路
(19)及び前記蓄冷材(21)間に設けられ前記吸入口(24)か
ら吸入された空気が通る空気通路(26)と、前記クーラハ
ウジング(17)に設けられ前記空気通路(26)を通って冷却
された前記空気を前記仮眠室(13)内に吹出す吹出口(27)
とを備えた車両用蓄冷式クーラにおいて、 前記クーラハウジング(17)内に設けられた冷蔵庫(28)又
は製氷器と、 前記クーラハウジング(17)表面に取付けられ前記冷蔵庫
(28)内又は前記製氷器内を開放可能に閉止する扉(29)と
を備えたことを特徴とする車両用蓄冷式クーラ。 - 【請求項2】 冷蔵庫(28)又は製氷器がクーラハウジン
グ(17)の上下方向の中央に設けられ、 冷媒管路(19)が前記冷蔵庫(28)又は前記製氷器の上方及
び下方でそれぞれ蛇行して設けられた第1及び第2冷媒
管路(19a,19b)を有し、 前記蓄冷材(21)が前記蛇行する第1冷媒管路(19a)間に
配設された第1蓄熱材(21a)と前記蛇行する第2冷媒管
路(19b)間に配設された第2蓄熱材(21b)とを有し、 前記冷蔵庫(28)又は前記製氷器が前記第1蓄熱材(21a)
と前記第2蓄熱材(21b)とにより挟まれた請求項1記載
の車両蓄冷式クーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23698797A JPH1178507A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 車両用蓄冷式クーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23698797A JPH1178507A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 車両用蓄冷式クーラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178507A true JPH1178507A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17008719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23698797A Pending JPH1178507A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 車両用蓄冷式クーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1178507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003001121A1 (fr) * | 2001-06-22 | 2003-01-03 | Masahiro Kawaji | Procede et dispositif servant a refroidir l'interieur d'un vehicule automobile |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP23698797A patent/JPH1178507A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003001121A1 (fr) * | 2001-06-22 | 2003-01-03 | Masahiro Kawaji | Procede et dispositif servant a refroidir l'interieur d'un vehicule automobile |
US7062923B2 (en) | 2001-06-22 | 2006-06-20 | Masahiro Kawaji | Cooling method for interior portion of vehicle and cooling apparatus thereof |
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