JPH1178013A - インクジェット式ライン型記録ヘッド - Google Patents
インクジェット式ライン型記録ヘッドInfo
- Publication number
- JPH1178013A JPH1178013A JP26815997A JP26815997A JPH1178013A JP H1178013 A JPH1178013 A JP H1178013A JP 26815997 A JP26815997 A JP 26815997A JP 26815997 A JP26815997 A JP 26815997A JP H1178013 A JPH1178013 A JP H1178013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure generating
- recording head
- ink jet
- recording
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/20—Modules
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体の送り方向の幅を拡大することな
く、複数のインクジェット式記録ヘッドによりライン型
記録ヘッドを構成すること。 【解決手段】 圧電振動子によりインクの加圧を受ける
圧力発生室を複数、配列方向に対して角度θで傾斜させ
て一列に配置するとともに、圧力発生室の配列方向の端
面の壁面が、圧力発生室の配列方向に角度θだけ傾斜す
るように構成されたインクジェット式記録ヘッドを、各
記録ヘッドの圧力発生室の配列方向の端面の対向する圧
力発生室のピッチが、インクジェット式記録ヘッド自体
の圧力発生室のピッチと同一となるように傾斜に沿い、
かつ記録媒体の送り方向に交互にずらせて複数、記録媒
体の幅方向に複数配列して、相互間で一部をラップさせ
る。
く、複数のインクジェット式記録ヘッドによりライン型
記録ヘッドを構成すること。 【解決手段】 圧電振動子によりインクの加圧を受ける
圧力発生室を複数、配列方向に対して角度θで傾斜させ
て一列に配置するとともに、圧力発生室の配列方向の端
面の壁面が、圧力発生室の配列方向に角度θだけ傾斜す
るように構成されたインクジェット式記録ヘッドを、各
記録ヘッドの圧力発生室の配列方向の端面の対向する圧
力発生室のピッチが、インクジェット式記録ヘッド自体
の圧力発生室のピッチと同一となるように傾斜に沿い、
かつ記録媒体の送り方向に交互にずらせて複数、記録媒
体の幅方向に複数配列して、相互間で一部をラップさせ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録ヘッドを、記録媒体の幅方向に複数配列して構成し
たインクジェット式ライン型記録ヘッドに関する。
記録ヘッドを、記録媒体の幅方向に複数配列して構成し
たインクジェット式ライン型記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式プリンタは、文字高さ
程度の記録高さを有するライン型記録ヘッドを記録媒体
の幅方向に往復動させて、1行の印刷が終了する度に記
録媒体を所定量紙送りするシリアル方式により印刷する
ように構成されていて、ページプリンタに比較して印字
速度が低い。このような問題を解消するために、記録媒
体の幅いっぱいにノズル開口を配置したライン型記録ヘ
ッドが提案されているが、1つのノズル開口のインク吐
出能力にバラつきが生じても印字品質が大きく低下する
ため、製造の歩留まりが極めて低く、コストが高くなる
という問題がある。
程度の記録高さを有するライン型記録ヘッドを記録媒体
の幅方向に往復動させて、1行の印刷が終了する度に記
録媒体を所定量紙送りするシリアル方式により印刷する
ように構成されていて、ページプリンタに比較して印字
速度が低い。このような問題を解消するために、記録媒
体の幅いっぱいにノズル開口を配置したライン型記録ヘ
ッドが提案されているが、1つのノズル開口のインク吐
出能力にバラつきが生じても印字品質が大きく低下する
ため、製造の歩留まりが極めて低く、コストが高くなる
という問題がある。
【0003】このような問題を解消するため、比較的製
造歩留まりが高い記録幅が小さいインクジェット式記録
ヘッドを記録媒体の幅方向に複数配置してインクジェッ
ト式ライン型記録ヘッドを構成することは、例えば特公
平2-57506号公報、特公平3-5992号公報等に見られるよ
うに多数提案されている。
造歩留まりが高い記録幅が小さいインクジェット式記録
ヘッドを記録媒体の幅方向に複数配置してインクジェッ
ト式ライン型記録ヘッドを構成することは、例えば特公
平2-57506号公報、特公平3-5992号公報等に見られるよ
うに多数提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように比較的ノズ
ル開口数の少ないインクジェット式記録ヘッドを複数同
一の枠体に多数配置してラインライン型記録ヘッドを構
成する場合には、単一のライン型記録ヘッドとして構成
する場合に比較してコストの低減を図ることが可能な反
面、各ライン型記録ヘッド間でのノズル開口の配列ピッ
チを揃えるため、各インクジェット式記録ヘッドを記録
媒体の送り方向に記録ヘッドの幅以上離して千鳥状に配
列する必要があり、幅が無用に大きくなったり、また各
記録ヘッド間での記録媒体の送り方向のノズル開口の位
置が大きくずれるため、ドットの形成位置の精度が低下
する等の問題を抱えている。本発明はこのような問題に
鑑みてなさたものであって、その目的とするところは記
録媒体の送り方向の幅を可及的に小さくすることができ
るインクジェット式ライン型記録ヘッドを提供すること
である。
ル開口数の少ないインクジェット式記録ヘッドを複数同
一の枠体に多数配置してラインライン型記録ヘッドを構
成する場合には、単一のライン型記録ヘッドとして構成
する場合に比較してコストの低減を図ることが可能な反
面、各ライン型記録ヘッド間でのノズル開口の配列ピッ
チを揃えるため、各インクジェット式記録ヘッドを記録
媒体の送り方向に記録ヘッドの幅以上離して千鳥状に配
列する必要があり、幅が無用に大きくなったり、また各
記録ヘッド間での記録媒体の送り方向のノズル開口の位
置が大きくずれるため、ドットの形成位置の精度が低下
する等の問題を抱えている。本発明はこのような問題に
鑑みてなさたものであって、その目的とするところは記
録媒体の送り方向の幅を可及的に小さくすることができ
るインクジェット式ライン型記録ヘッドを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、圧力発生手段によりインク
を加圧する圧力発生室を複数、配列方向に対して角度θ
で傾斜させて一列に配置するとともに、前記圧力発生室
の配列方向の端面の壁面が、前記圧力発生室の配列方向
に角度θだけ傾斜するように構成されたインクジェット
式記録ヘッドを、各記録ヘッドの前記圧力発生室の配列
方向の端面の対向する前記圧力発生室のピッチが、前記
インクジェット式記録ヘッド自体の前記圧力発生室のピ
ッチと同一となるように前記傾斜に沿い、かつ記録媒体
の送り方向に交互にずらせて複数、記録媒体の幅方向に
複数配列するようにした。
るために本発明においては、圧力発生手段によりインク
を加圧する圧力発生室を複数、配列方向に対して角度θ
で傾斜させて一列に配置するとともに、前記圧力発生室
の配列方向の端面の壁面が、前記圧力発生室の配列方向
に角度θだけ傾斜するように構成されたインクジェット
式記録ヘッドを、各記録ヘッドの前記圧力発生室の配列
方向の端面の対向する前記圧力発生室のピッチが、前記
インクジェット式記録ヘッド自体の前記圧力発生室のピ
ッチと同一となるように前記傾斜に沿い、かつ記録媒体
の送り方向に交互にずらせて複数、記録媒体の幅方向に
複数配列するようにした。
【0006】
【作用】複数のインクジェット式記録ヘッドが相互間で
一部をラップして記録媒体の送り方向にジグザグに並ぶ
ので、記録媒体の送り方向の幅が小さくなり、また各記
録ヘッドのノズル開口間のオフセットが小さくなる。
一部をラップして記録媒体の送り方向にジグザグに並ぶ
ので、記録媒体の送り方向の幅が小さくなり、また各記
録ヘッドのノズル開口間のオフセットが小さくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1、図2は、本発明
のインクジェット式ライン型記録ヘッドの一実施例を示
すもので、図中符号1、2は、それぞれは、それぞれ同
一構造を持つインクジェット式記録ヘッドで、記録媒体
の幅方向に相互間で少なくとも一部がラップするよう
に、記録媒体の幅方向のノズル開口3、4、及び5、6
の配列ピッチが、図2に示したように各記録ヘッド間で
も一定となるようにジグザグに並べて枠体7に固定され
ている。各記録ヘッド1、2には、それぞれ外部のイン
クタンクからインクの供給を受けるインク導入口8、
9、及び10、11が設けられている。なお、図中符号
12は、枠体7ノズル開口3〜6に対向する位置に設け
られた窓を示す。
した実施例に基づいて説明する。図1、図2は、本発明
のインクジェット式ライン型記録ヘッドの一実施例を示
すもので、図中符号1、2は、それぞれは、それぞれ同
一構造を持つインクジェット式記録ヘッドで、記録媒体
の幅方向に相互間で少なくとも一部がラップするよう
に、記録媒体の幅方向のノズル開口3、4、及び5、6
の配列ピッチが、図2に示したように各記録ヘッド間で
も一定となるようにジグザグに並べて枠体7に固定され
ている。各記録ヘッド1、2には、それぞれ外部のイン
クタンクからインクの供給を受けるインク導入口8、
9、及び10、11が設けられている。なお、図中符号
12は、枠体7ノズル開口3〜6に対向する位置に設け
られた窓を示す。
【0008】図3は、上述のインクジェット式記録ヘッ
ド1、2の一実施例を示すものであって、図中符号20
は、スペーサで、深さ150μm程度の圧力発生室2
1、22を構成するの適した厚みを持つジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板からなる基板に、図4に
示したようにノズル開口3、4、5、6の配列線A、B
に対してその長手方向の軸線が鋭角θとなるように配列
され、また圧力発生室21、22の並び方向の両端の壁
面20a、20bも圧力発生室21、22の軸線に平行
となるように整形されている。
ド1、2の一実施例を示すものであって、図中符号20
は、スペーサで、深さ150μm程度の圧力発生室2
1、22を構成するの適した厚みを持つジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板からなる基板に、図4に
示したようにノズル開口3、4、5、6の配列線A、B
に対してその長手方向の軸線が鋭角θとなるように配列
され、また圧力発生室21、22の並び方向の両端の壁
面20a、20bも圧力発生室21、22の軸線に平行
となるように整形されている。
【0009】符号23は弾性板で、スペーサ20と一体
に焼成したときに十分な接合力を発揮するとともに、後
述する圧電振動体24、25のたわみ変位により弾性変
形する材料、この実施例では厚さ10μmのジルコニア
の薄板で構成されている。
に焼成したときに十分な接合力を発揮するとともに、後
述する圧電振動体24、25のたわみ変位により弾性変
形する材料、この実施例では厚さ10μmのジルコニア
の薄板で構成されている。
【0010】24、25はそれぞれ前述の圧電振動体
で、弾性板23の表面に形成されている下電極26、2
7の表面に、圧電材料のグリーンシートを焼結して作り
付けられている。
で、弾性板23の表面に形成されている下電極26、2
7の表面に、圧電材料のグリーンシートを焼結して作り
付けられている。
【0011】図中符号28は、スペーサ20の他面に一
体に貼着される蓋板で、この実施例では厚さ150μm
のジルコニアの薄板からなり、ノズルプレート29のノ
ズル開口3、4と圧力発生室21、22とを接続するノ
ズル連通孔30、31と、後述するリザーバ32、33
と圧力発生室21、22とを接続するインク供給口3
4、35を穿設して構成されている。
体に貼着される蓋板で、この実施例では厚さ150μm
のジルコニアの薄板からなり、ノズルプレート29のノ
ズル開口3、4と圧力発生室21、22とを接続するノ
ズル連通孔30、31と、後述するリザーバ32、33
と圧力発生室21、22とを接続するインク供給口3
4、35を穿設して構成されている。
【0012】36は、リザーバ形成基板で、インク流路
を構成するに適した例えば150μmのステンレス鋼な
どの耐蝕性を備えた板材に、蓋板28に設けられたイン
ク導入口8、9に連通されて外部のインクタンクからイ
ンクの供給を受けてインク供給口34、35から圧力発
生室21、22にインクを供給するリザーバ32、33
と、圧力発生室21、22とノズル開口3、4とを接続
するノズル連通孔37、38を形成して構成されてい
る。
を構成するに適した例えば150μmのステンレス鋼な
どの耐蝕性を備えた板材に、蓋板28に設けられたイン
ク導入口8、9に連通されて外部のインクタンクからイ
ンクの供給を受けてインク供給口34、35から圧力発
生室21、22にインクを供給するリザーバ32、33
と、圧力発生室21、22とノズル開口3、4とを接続
するノズル連通孔37、38を形成して構成されてい
る。
【0013】29は、ノズルプレートで、所定のピッチ
でノズル開口3、4を形成され、ノズル連通孔30、3
7、及び31、38を介して圧力発生室21、22に連
通されている。
でノズル開口3、4を形成され、ノズル連通孔30、3
7、及び31、38を介して圧力発生室21、22に連
通されている。
【0014】これら各部材20、23、28、29、3
6は、少なくとも圧力発生室21、22の並び方向の端
面が、スペーサ20の壁面20あ、20bから突出しな
い形状に整形されており、またこれら部材の内、セラミ
ック材料で構成される部材20、23、28は、焼成に
より一体に、またセラミック以外、例えば金属で構成す
るのが適した部材29、36は、セラミックとの接合に
適した接合方法で接合されて同一形状のインクジェット
式記録ヘッド1、2に構成されている。
6は、少なくとも圧力発生室21、22の並び方向の端
面が、スペーサ20の壁面20あ、20bから突出しな
い形状に整形されており、またこれら部材の内、セラミ
ック材料で構成される部材20、23、28は、焼成に
より一体に、またセラミック以外、例えば金属で構成す
るのが適した部材29、36は、セラミックとの接合に
適した接合方法で接合されて同一形状のインクジェット
式記録ヘッド1、2に構成されている。
【0015】このように同一構造に構成された記録ヘッ
ド1、2は、隣接する記録ヘッド1、2が上下方向に重
畳せず、かつ隣接する記録ヘッド1、2の壁面20a、
20bでのノズル開口3、4の記録媒体の送り方向のピ
ッチがPと一定になるようにΔLだけ壁面20a、20
bに平行にずらせ、かつ記録媒体の送り方向に交互にず
らしてジグザグ状に枠体7に配置、固定すると、隣接す
る記録ヘッド1、2の記録媒体の送り方向の壁面の大半
がラップするので、ライン型記録ヘッドとしての幅Wが
可及的に小さくなる。
ド1、2は、隣接する記録ヘッド1、2が上下方向に重
畳せず、かつ隣接する記録ヘッド1、2の壁面20a、
20bでのノズル開口3、4の記録媒体の送り方向のピ
ッチがPと一定になるようにΔLだけ壁面20a、20
bに平行にずらせ、かつ記録媒体の送り方向に交互にず
らしてジグザグ状に枠体7に配置、固定すると、隣接す
る記録ヘッド1、2の記録媒体の送り方向の壁面の大半
がラップするので、ライン型記録ヘッドとしての幅Wが
可及的に小さくなる。
【0016】そして隣接する記録ヘッド1と記録ヘッド
2とのノズル開口3、4、ノズル開口5、6のオフセッ
ト量は、ズレΔLに一致し、記録ヘッド1、2自体の記
録用紙の送り方向の幅よりもはるかに小さいから、記録
ヘッドに相当するドット数分だけ、印字タイミングをず
れらせて印字信号を印加することにより高い精度で記録
媒体の幅方向の同一直線上にドットを形成することがで
きる。
2とのノズル開口3、4、ノズル開口5、6のオフセッ
ト量は、ズレΔLに一致し、記録ヘッド1、2自体の記
録用紙の送り方向の幅よりもはるかに小さいから、記録
ヘッドに相当するドット数分だけ、印字タイミングをず
れらせて印字信号を印加することにより高い精度で記録
媒体の幅方向の同一直線上にドットを形成することがで
きる。
【0017】なお、上述の実施例においては、たわみ振
動する圧電振動子を圧力発生手段に用いた場合に例を採
って説明したが、軸方向に伸縮する縦振動モードの圧電
振動子を用い、先端を弾性板の圧力発生室と対向する位
置に当接させ、また他端を固定基板に固定して圧力を加
えたり、また各圧力発生室にジュール熱発生素子を収容
して、インクを気化させて加圧するようにしても同様の
作用を奏する。
動する圧電振動子を圧力発生手段に用いた場合に例を採
って説明したが、軸方向に伸縮する縦振動モードの圧電
振動子を用い、先端を弾性板の圧力発生室と対向する位
置に当接させ、また他端を固定基板に固定して圧力を加
えたり、また各圧力発生室にジュール熱発生素子を収容
して、インクを気化させて加圧するようにしても同様の
作用を奏する。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、圧力発生手段によりインクを加圧する圧力発生室を
複数、配列方向に対して角度θで傾斜させて一列に配置
するとともに、圧力発生室の配列方向の端面の壁面が、
圧力発生室の配列方向に角度θだけ傾斜するように構成
されたインクジェット式記録ヘッドを、各記録ヘッドの
圧力発生室の配列方向の端面の対向する圧力発生室のピ
ッチが、インクジェット式記録ヘッド自体の圧力発生室
のピッチと同一となるように傾斜に沿い、かつ記録媒体
の送り方向に交互にずらせて複数、記録媒体の幅方向に
複数配列したので、相互間で一部をラップさせることが
できて、記録媒体の送り方向の幅が小さいラインヘッド
を構成することができるばかりでなく、隣接する記録ヘ
ッドのノズル開口のオフセット量が小さくなって高い位
置精度でドットを形成することができる。
は、圧力発生手段によりインクを加圧する圧力発生室を
複数、配列方向に対して角度θで傾斜させて一列に配置
するとともに、圧力発生室の配列方向の端面の壁面が、
圧力発生室の配列方向に角度θだけ傾斜するように構成
されたインクジェット式記録ヘッドを、各記録ヘッドの
圧力発生室の配列方向の端面の対向する圧力発生室のピ
ッチが、インクジェット式記録ヘッド自体の圧力発生室
のピッチと同一となるように傾斜に沿い、かつ記録媒体
の送り方向に交互にずらせて複数、記録媒体の幅方向に
複数配列したので、相互間で一部をラップさせることが
できて、記録媒体の送り方向の幅が小さいラインヘッド
を構成することができるばかりでなく、隣接する記録ヘ
ッドのノズル開口のオフセット量が小さくなって高い位
置精度でドットを形成することができる。
【図1】本発明のライン型記録ヘッドの一実施例を、圧
電振動子側から見た構造を示す斜視図である。
電振動子側から見た構造を示す斜視図である。
【図2】同上ライン型記録ヘッドを、ノズル開口側から
見た構造を示す図である。
見た構造を示す図である。
【図3】同上ライン型記録ヘッドにおける1つの圧力発
生室の近傍の構造を拡大して示す断面図である。
生室の近傍の構造を拡大して示す断面図である。
【図4】同上記録ヘッドの流路形成基板の一実施例を、
隣接する2つの記録ヘッドの配列形態でもって示す図で
ある。
隣接する2つの記録ヘッドの配列形態でもって示す図で
ある。
1、2 インクジェット式記録ヘッド 3〜6 ノズル開口 7 枠体 8〜11 インク導入口 20 流路形成基板 21、22 圧力発生室 23 弾性板 24、25 圧電振動子 28 蓋体 29 ノズルプレート 30、31 ノズル連通孔 32、33 リザーバ 34、35 インク供給口 37、38 ノズル連通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 圧力発生手段によりインクを加圧する圧
力発生室を複数、配列方向に対して角度θで傾斜させて
一列に配置するとともに、前記圧力発生室の配列方向の
端面の壁面が、前記圧力発生室の配列方向に角度θだけ
傾斜するように構成されたインクジェット式記録ヘッド
を、各記録ヘッドの前記圧力発生室の配列方向の端面の
対向する前記圧力発生室のピッチが、前記インクジェッ
ト式記録ヘッド自体の前記圧力発生室のピッチと同一と
なるように前記傾斜に沿い、かつ記録媒体の送り方向に
交互にずらせて複数、記録媒体の幅方向に複数配列して
なるインクジェット式ライン型記録ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26815997A JPH1178013A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | インクジェット式ライン型記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26815997A JPH1178013A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | インクジェット式ライン型記録ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178013A true JPH1178013A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17454733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26815997A Withdrawn JPH1178013A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | インクジェット式ライン型記録ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1178013A (ja) |
Cited By (9)
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-
1997
- 1997-09-12 JP JP26815997A patent/JPH1178013A/ja not_active Withdrawn
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