JPH1177359A - レーザ加工装置及びその加工方法 - Google Patents
レーザ加工装置及びその加工方法Info
- Publication number
- JPH1177359A JPH1177359A JP9245920A JP24592097A JPH1177359A JP H1177359 A JPH1177359 A JP H1177359A JP 9245920 A JP9245920 A JP 9245920A JP 24592097 A JP24592097 A JP 24592097A JP H1177359 A JPH1177359 A JP H1177359A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- processing
- laser
- laser beam
- semiconductor wafer
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/36—Removing material
- B23K26/362—Laser etching
- B23K26/364—Laser etching for making a groove or trench, e.g. for scribing a break initiation groove
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステージの駆動機構の負担を増やすことなく
被加工物の加工点間の移動速度を上げることが可能なレ
ーザ加工装置及びその加工方法を提供する。 【解決手段】 レーザ加工装置は、半導体ウェハ11を
加工レーザ光によって加工するもので、ウェハ11を載
置するXYステージ13と、XYステージ13をX、Y
それぞれの方向に同時に移動させる移動手段と、を具備
する。レーザ加工方法は、ウェハ11上のスクライブラ
イン23と平行に並んでいる複数の加工点25をレーザ
加工装置によって連続的に加工する方法で、ステージ1
3上にウェハ11をそのスクライブライン23がX軸又
はY軸に対して45度近辺の角度を有するように固定
し、ステージ13をX、Yそれぞれの方向に同時に移動
させることにより加工点25間を移動させることを特徴
とする。
被加工物の加工点間の移動速度を上げることが可能なレ
ーザ加工装置及びその加工方法を提供する。 【解決手段】 レーザ加工装置は、半導体ウェハ11を
加工レーザ光によって加工するもので、ウェハ11を載
置するXYステージ13と、XYステージ13をX、Y
それぞれの方向に同時に移動させる移動手段と、を具備
する。レーザ加工方法は、ウェハ11上のスクライブラ
イン23と平行に並んでいる複数の加工点25をレーザ
加工装置によって連続的に加工する方法で、ステージ1
3上にウェハ11をそのスクライブライン23がX軸又
はY軸に対して45度近辺の角度を有するように固定
し、ステージ13をX、Yそれぞれの方向に同時に移動
させることにより加工点25間を移動させることを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工装置及
びその加工方法に係わり、特に、ステージの駆動機構の
負担を増やすことなく被加工物の加工点間の移動速度を
上げることが可能なレーザ加工装置及びその加工方法に
関する。
びその加工方法に係わり、特に、ステージの駆動機構の
負担を増やすことなく被加工物の加工点間の移動速度を
上げることが可能なレーザ加工装置及びその加工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工装置は、レーザ光源から放射
されたレーザビームを照射光学系を介してステージ上の
被加工物(例えばウェハ)に照射し、加工処理を行うも
のである。
されたレーザビームを照射光学系を介してステージ上の
被加工物(例えばウェハ)に照射し、加工処理を行うも
のである。
【0003】従来のレーザ加工装置ではウェハ上のスク
ライブラインとXYステージの移動方向とを一致させて
いた。つまり、ウェハ上のスクライブラインがXYステ
ージのX方向又はY方向に平行となるように、XYステ
ージ上にウェハを載置し、このウェハ上の複数の加工点
が例えば図2(b)に示すようにスクライブラインと平
行に存在していた場合、Xステージ又はYステージのい
ずれか一方をX方向又はY方向に速度Vで加工点間を移
動させ、加工処理を行っていた。
ライブラインとXYステージの移動方向とを一致させて
いた。つまり、ウェハ上のスクライブラインがXYステ
ージのX方向又はY方向に平行となるように、XYステ
ージ上にウェハを載置し、このウェハ上の複数の加工点
が例えば図2(b)に示すようにスクライブラインと平
行に存在していた場合、Xステージ又はYステージのい
ずれか一方をX方向又はY方向に速度Vで加工点間を移
動させ、加工処理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレーザ加工
装置において処理速度を向上させる方法としてはステー
ジの移動速度Vを上げることが考えられる。即ち、ステ
ージ上のウェハの加工点をレーザビームの光軸上に移動
させる速度Vをより速くすることが考えられる。
装置において処理速度を向上させる方法としてはステー
ジの移動速度Vを上げることが考えられる。即ち、ステ
ージ上のウェハの加工点をレーザビームの光軸上に移動
させる速度Vをより速くすることが考えられる。
【0005】しかしながら、Xステージ又はYステージ
それぞれの移動速度を上げると、ステージを駆動するモ
ータ及びステージ案内機構の負担が増大するため、ステ
ージの駆動機構(モータ等)の寿命が短くなるなどの問
題が生じる。
それぞれの移動速度を上げると、ステージを駆動するモ
ータ及びステージ案内機構の負担が増大するため、ステ
ージの駆動機構(モータ等)の寿命が短くなるなどの問
題が生じる。
【0006】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、ステージの駆動機構の負
担を増やすことなく被加工物の加工点間の移動速度を上
げることが可能なレーザ加工装置及びその加工方法を提
供することにある。
れたものであり、その目的は、ステージの駆動機構の負
担を増やすことなく被加工物の加工点間の移動速度を上
げることが可能なレーザ加工装置及びその加工方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るレーザ加工装置は、被加工物を加工レ
ーザ光によって加工するレーザ加工装置であって、該被
加工物を載置するXYステージと、該XYステージを
X、Yそれぞれの方向に同時に移動させる移動手段と、
を具備することを特徴とする。
め、本発明に係るレーザ加工装置は、被加工物を加工レ
ーザ光によって加工するレーザ加工装置であって、該被
加工物を載置するXYステージと、該XYステージを
X、Yそれぞれの方向に同時に移動させる移動手段と、
を具備することを特徴とする。
【0008】上記レーザ加工装置では、移動手段により
XYステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させ
た場合、それらの移動を合成した速度はX、Yそれぞれ
のステージの移動速度より速くなる。従って、ステージ
の駆動機構の負担を増やすことなく被加工物の加工点間
の移動速度を上げることができる。
XYステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させ
た場合、それらの移動を合成した速度はX、Yそれぞれ
のステージの移動速度より速くなる。従って、ステージ
の駆動機構の負担を増やすことなく被加工物の加工点間
の移動速度を上げることができる。
【0009】また、本発明に係るレーザ加工方法は、半
導体ウェハ上のスクライブラインと平行又は垂直に並ん
でいる複数の加工点をレーザ加工装置によって連続的に
加工するレーザ加工方法であって、XYステージ上に該
半導体ウェハをそのスクライブラインがX軸又はY軸に
対して45度近辺の角度を有するように固定し、該XY
ステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させるこ
とにより該加工点間を移動させることを特徴とする。
導体ウェハ上のスクライブラインと平行又は垂直に並ん
でいる複数の加工点をレーザ加工装置によって連続的に
加工するレーザ加工方法であって、XYステージ上に該
半導体ウェハをそのスクライブラインがX軸又はY軸に
対して45度近辺の角度を有するように固定し、該XY
ステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させるこ
とにより該加工点間を移動させることを特徴とする。
【0010】上記レーザ加工方法では、XYステージを
X、Yそれぞれの方向に同時に移動させることにより、
それらの移動を合成した速度はX、Yそれぞれのステー
ジの移動速度より速くなる。つまり、半導体ウェハを縦
又は横のスクライブラインと平行又は垂直方向にX、Y
それぞれのステージの移動速度より速い速度で移動させ
ることができる。従って、半導体ウェハ上の複数の加工
点がスクライブラインと平行に並んでいる場合、XYス
テージ上に半導体ウェハをスクライブラインがX軸又は
Y軸と平行になるように固定してXステージ又はYステ
ージのいずれか一方をX方向又はY方向に移動させた場
合に比べて、加工点間の移動速度を上げることができ
る。
X、Yそれぞれの方向に同時に移動させることにより、
それらの移動を合成した速度はX、Yそれぞれのステー
ジの移動速度より速くなる。つまり、半導体ウェハを縦
又は横のスクライブラインと平行又は垂直方向にX、Y
それぞれのステージの移動速度より速い速度で移動させ
ることができる。従って、半導体ウェハ上の複数の加工
点がスクライブラインと平行に並んでいる場合、XYス
テージ上に半導体ウェハをスクライブラインがX軸又は
Y軸と平行になるように固定してXステージ又はYステ
ージのいずれか一方をX方向又はY方向に移動させた場
合に比べて、加工点間の移動速度を上げることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の
形態によるレーザ加工装置を示す構成図である。
実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の
形態によるレーザ加工装置を示す構成図である。
【0012】レーザ加工装置20は加工用のレーザ光源
1を有し、レーザ光源1は制御回路2の制御に応じて加
工レーザ光を放出し、このレーザ光は光減衰器3に入射
される。光減衰器3は、加工レーザ光のビーム径及びエ
ネルギー値を設定するものであって、制御回路2により
制御される。光減衰器3から出されたレーザ光は、レン
ズ4を透過し、反射鏡5で反射され、スリット6、ハー
フミラー7a、ハーフミラー7b、対物レンズ9を順に
通り、被加工物(半導体ウェハ)11に照射される。こ
の被加工物11は、XYステージ13上に設けられた吸
着ホルダ12によって固定されている。これにより、ウ
ェハ11が加工される。
1を有し、レーザ光源1は制御回路2の制御に応じて加
工レーザ光を放出し、このレーザ光は光減衰器3に入射
される。光減衰器3は、加工レーザ光のビーム径及びエ
ネルギー値を設定するものであって、制御回路2により
制御される。光減衰器3から出されたレーザ光は、レン
ズ4を透過し、反射鏡5で反射され、スリット6、ハー
フミラー7a、ハーフミラー7b、対物レンズ9を順に
通り、被加工物(半導体ウェハ)11に照射される。こ
の被加工物11は、XYステージ13上に設けられた吸
着ホルダ12によって固定されている。これにより、ウ
ェハ11が加工される。
【0013】XYステージ13は被加工物の半導体ウェ
ハ11を所定の位置に移動させるものである。XYステ
ージ13の移動は駆動部14によって行われ、駆動部1
4は制御回路2によって制御される。XYステージ13
は、駆動部14によってX方向又はY方向それぞれに速
度Vで移動可能となっている。
ハ11を所定の位置に移動させるものである。XYステ
ージ13の移動は駆動部14によって行われ、駆動部1
4は制御回路2によって制御される。XYステージ13
は、駆動部14によってX方向又はY方向それぞれに速
度Vで移動可能となっている。
【0014】また、XYステージの位置は、位置検出部
15によってモニターされ、そのデータは制御回路2に
送られる。
15によってモニターされ、そのデータは制御回路2に
送られる。
【0015】また、レーザ加工装置20はアライメント
レーザ8を有し、このアライメントレーザ8から出され
るレーザ光は、ハーフミラー7aで反射された後、ハー
フミラー7b、対物レンズ9を順に通り、ウェハ11上
に照射される。ウェハ11からの反射光は、再び対物レ
ンズ9を通って、ハーフミラー7bで反射され、アライ
メント用光検出器10に入射される。そして、アライメ
ント用光検出器10で得られるデータは制御回路2に送
られる。
レーザ8を有し、このアライメントレーザ8から出され
るレーザ光は、ハーフミラー7aで反射された後、ハー
フミラー7b、対物レンズ9を順に通り、ウェハ11上
に照射される。ウェハ11からの反射光は、再び対物レ
ンズ9を通って、ハーフミラー7bで反射され、アライ
メント用光検出器10に入射される。そして、アライメ
ント用光検出器10で得られるデータは制御回路2に送
られる。
【0016】図2(a)は、図1に示すレーザ加工装置
のXYステージに被加工物である半導体ウェハを固定し
た状態を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)
に示す半導体ウェハの一部を拡大した平面図である。
のXYステージに被加工物である半導体ウェハを固定し
た状態を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)
に示す半導体ウェハの一部を拡大した平面図である。
【0017】図2(a)に示すように、図1のレーザ加
工装置20のXYステージ13の上には、半導体ウェハ
11のスクライブライン23がXYステージ13のX軸
又はY軸に対して45度の角度を有するように半導体ウ
ェハ11が固定される。また、図2(b)に示すよう
に、半導体ウェハ11上には複数の加工点25があり、
この加工点25はスクライブライン23に平行又は垂直
に存在している。
工装置20のXYステージ13の上には、半導体ウェハ
11のスクライブライン23がXYステージ13のX軸
又はY軸に対して45度の角度を有するように半導体ウ
ェハ11が固定される。また、図2(b)に示すよう
に、半導体ウェハ11上には複数の加工点25があり、
この加工点25はスクライブライン23に平行又は垂直
に存在している。
【0018】上記レーザ加工装置20において、半導体
ウェハ11上の複数の加工点25を連続的にレーザ加工
する際、制御回路2によって駆動部14を制御すること
により、XYステージ13を以下のように移動させる。
ウェハ11上の複数の加工点25を連続的にレーザ加工
する際、制御回路2によって駆動部14を制御すること
により、XYステージ13を以下のように移動させる。
【0019】先ず、レーザ光源1から発せられた加工レ
ーザ光が一つ目の加工点25に照射されレーザ加工が行
われる。次に、二つ目の加工点25を加工するため、こ
の加工点25がレーザ光の光軸に位置するようにXYス
テージ13を移動させる。この際、X、Yそれぞれのス
テージ11が同一速度Vで同時に移動するように制御回
路2によって駆動部14が制御される。X、Yそれぞれ
のステージ11を速度Vで移動させると、半導体ウェハ
11は縦又は横のスクライブライン23と平行方向に移
動することとなる。次に、二つ目の加工点25がレーザ
光の光軸に位置するところでXYステージ13の移動が
停止され、この加工点25の加工を行う。
ーザ光が一つ目の加工点25に照射されレーザ加工が行
われる。次に、二つ目の加工点25を加工するため、こ
の加工点25がレーザ光の光軸に位置するようにXYス
テージ13を移動させる。この際、X、Yそれぞれのス
テージ11が同一速度Vで同時に移動するように制御回
路2によって駆動部14が制御される。X、Yそれぞれ
のステージ11を速度Vで移動させると、半導体ウェハ
11は縦又は横のスクライブライン23と平行方向に移
動することとなる。次に、二つ目の加工点25がレーザ
光の光軸に位置するところでXYステージ13の移動が
停止され、この加工点25の加工を行う。
【0020】上記実施の形態によれば、半導体ウェハ1
1のスクライブライン23がXYステージ13のX軸又
はY軸に対して45度の角度を有するように半導体ウェ
ハ11をXYステージ13上に固定し、制御回路2で駆
動部14を制御してX、Yそれぞれのステージ11を速
度Vで移動させている。このため、半導体ウェハ11を
縦又は横のスクライブライン23と平行方向に図2
(b)に示すように√2Vの一定速度で移動させること
ができる。即ち、X、Yそれぞれのステージ11を速度
Vで移動させた場合、合成ベクトルVXYは√2Vの速度
で移動することとなる。一方、従来の装置では、Xステ
ージ又はYステージのいずれか一方をX方向又はY方向
に速度Vで加工点間を移動させているので半導体ウェハ
の移動速度がVである。また、X、Yそれぞれのステー
ジ13の移動速度は従来の装置と同じである。したがっ
て、従来の装置に比べてステージ13の駆動機構14の
負担を増やすことなく半導体ウェハ11上の加工点25
間の移動速度を上げることができる。この結果、レーザ
加工装置20の処理速度を向上させることができる。な
お、スクライブラインとステージのX軸、Y軸の角度
は、45度の場合が最も速度の合成ベクトルが大きくな
るが、その近辺(例えば40度)でも一定の速度上昇の
効果は得られる。
1のスクライブライン23がXYステージ13のX軸又
はY軸に対して45度の角度を有するように半導体ウェ
ハ11をXYステージ13上に固定し、制御回路2で駆
動部14を制御してX、Yそれぞれのステージ11を速
度Vで移動させている。このため、半導体ウェハ11を
縦又は横のスクライブライン23と平行方向に図2
(b)に示すように√2Vの一定速度で移動させること
ができる。即ち、X、Yそれぞれのステージ11を速度
Vで移動させた場合、合成ベクトルVXYは√2Vの速度
で移動することとなる。一方、従来の装置では、Xステ
ージ又はYステージのいずれか一方をX方向又はY方向
に速度Vで加工点間を移動させているので半導体ウェハ
の移動速度がVである。また、X、Yそれぞれのステー
ジ13の移動速度は従来の装置と同じである。したがっ
て、従来の装置に比べてステージ13の駆動機構14の
負担を増やすことなく半導体ウェハ11上の加工点25
間の移動速度を上げることができる。この結果、レーザ
加工装置20の処理速度を向上させることができる。な
お、スクライブラインとステージのX軸、Y軸の角度
は、45度の場合が最も速度の合成ベクトルが大きくな
るが、その近辺(例えば40度)でも一定の速度上昇の
効果は得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
YステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させる
移動手段を具備している。したがって、ステージの駆動
機構の負担を増やすことなく被加工物の加工点間の移動
速度を上げることが可能なレーザ加工装置及びその加工
方法を提供することができる。
YステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動させる
移動手段を具備している。したがって、ステージの駆動
機構の負担を増やすことなく被加工物の加工点間の移動
速度を上げることが可能なレーザ加工装置及びその加工
方法を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態によるレーザ加工装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】図2(a)は、図1に示すレーザ加工装置のX
Yステージに被加工物である半導体ウェハを固定した状
態を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)に示
す半導体ウェハの一部を拡大した平面図である。
Yステージに被加工物である半導体ウェハを固定した状
態を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)に示
す半導体ウェハの一部を拡大した平面図である。
【図3】X、Yそれぞれのステージが速度Vで移動した
場合、合成ベクトルVXYは√2Vで移動することを説明
する図である。
場合、合成ベクトルVXYは√2Vで移動することを説明
する図である。
1 レーザ光源 2 制御回路 3 光減衰器 4 レンズ 5 反射鏡 6 スリット 7a ハーフミラー 7b ハーフミ
ラー 8 アライメント用レーザ 9 対物レンズ 10 アライメント用光検出器 11 被加工物
(半導体ウェハ) 12 吸着ホルダ 13 XYステ
ージ 14 駆動部 15 位置検出
器 20 レーザ加工装置 23 スクライ
ブライン 25 加工点
ラー 8 アライメント用レーザ 9 対物レンズ 10 アライメント用光検出器 11 被加工物
(半導体ウェハ) 12 吸着ホルダ 13 XYステ
ージ 14 駆動部 15 位置検出
器 20 レーザ加工装置 23 スクライ
ブライン 25 加工点
Claims (2)
- 【請求項1】 被加工物を加工レーザ光によって加工す
るレーザ加工装置であって;該被加工物を載置するXY
ステージと、 該XYステージをX、Yそれぞれの方向に同時に移動さ
せる移動手段と、 を具備することを特徴とするレーザ加工装置。 - 【請求項2】 半導体ウェハ上のスクライブラインと平
行又は垂直に並んでいる複数の加工点をレーザ加工装置
によって連続的に加工するレーザ加工方法であって;X
Yステージ上に該半導体ウェハをそのスクライブライン
がX軸又はY軸に対して45度近辺の角度を有するよう
に固定し、該XYステージをX、Yそれぞれの方向に同
時に移動させることにより該加工点間を移動させること
を特徴とするレーザ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245920A JPH1177359A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | レーザ加工装置及びその加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245920A JPH1177359A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | レーザ加工装置及びその加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1177359A true JPH1177359A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17140817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245920A Pending JPH1177359A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | レーザ加工装置及びその加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1177359A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008042032A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ステージ駆動方法及び該方法を用いたレーザ加工装置 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9245920A patent/JPH1177359A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008042032A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ステージ駆動方法及び該方法を用いたレーザ加工装置 |
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