JPH1176418A - カテーテル保持具 - Google Patents

カテーテル保持具

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JPH1176418A
JPH1176418A JP9250257A JP25025797A JPH1176418A JP H1176418 A JPH1176418 A JP H1176418A JP 9250257 A JP9250257 A JP 9250257A JP 25025797 A JP25025797 A JP 25025797A JP H1176418 A JPH1176418 A JP H1176418A
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catheter
holder
skin
catheter holder
insertion hole
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JP9250257A
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Yoshiyo Kimura
佳代 木村
Hiroshi Yokoi
洋 横井
Norio Koike
紀夫 小池
Shinichi Sakai
慎一 酒井
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に体内留置中のカテーテルを体内の挿入
部位から進退させたり、挿入部位で回転させることので
きるカテーテル保持具を提供する。 【解決手段】 体内に留置中のカテーテルの脱離を防止
するために皮膚にカテーテルを固定するカテーテル保持
具において、カテーテル保持具本体の皮膚と接する面に
繰り返し皮膚への貼付と取り外しが可能な粘着部を形成
してなることを特徴とするカテーテル保持具、及び、カ
テーテル挿通孔を有するカテーテル保持具本体に、カテ
ーテル挿通孔へカテーテルを嵌脱するための切れ目と該
切れ目を開閉するための把持翼を形成してなることを特
徴とする上記記載のカテーテル保持具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の皮膚から刺
入、切開等により挿入した体内留置用カテーテルを保持
するためのカテーテル保持具に関するものであり、さら
に詳しくは、容易に体内留置中のカテーテルを体内の挿
入部位から進退させたり、挿入部位で回転させることの
できるカテーテル保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】体外循環用カテーテル,輸液用カテーテ
ル,排液用カテーテル等の体内留置用カテーテルは、カ
テーテルの先端を患者の皮膚内に挿入し、長期間にわた
って体内に留置するため、カテーテルをいかに固定する
かが重要な技術となっている。カテーテルの固定が十分
になされていないと、患者の動作によりカテーテルが挿
入部から脱離するというだけでなく、カテーテルの外壁
を伝わって病原菌が体内に侵入し、時には侵入した病原
菌が患者の全身にまわり重篤な感染症を引き起こすこと
もあり、大きな危険を伴う。
【0003】カテーテルを固定する方法としては、カテ
ーテルを縫合糸で直接皮膚に縫いつけ、カテーテル挿入
部全体を粘着性を有するフィルム等の被覆材で覆いカテ
ーテル刺入部からの感染を防ぐ方法が一般的である。ま
た、保持具を有するカテーテルでは、保持具を皮膚に縫
いつけることによりカテーテルを皮膚に固定している。
例えば、広く市販されている、翼状部分を有し、カテー
テルに対して回転する保持具を有するものでは、翼状部
分を皮膚に縫いつけてカテーテルを固定している。
【0004】体内留置カテーテルは留置後、先端位置を
移動させる必要のある場合が多い。例えば、特に人工透
析等のように体外循環のために血管内に留置したカテー
テルでは、カテーテル周囲やカテーテル先端の物理的刺
激によって血管内壁に血栓が生じたり、患者の血管の走
行や瘤の形成等により所望の血流量が得られなくなるこ
とが多いので、カテーテルの血流量を確保するためにカ
テーテルを挿入部位で回転や進退させる操作を加える必
要がある。しかし、上記のカテーテルを縫合糸で直接皮
膚に縫いつける方法では、カテーテルを挿入部位から進
退させたり、回転させるためには、まず被覆材を外して
から縫合糸を切り、カテーテルを進退させる操作等を行
い、操作終了後に再びカテーテルを縫合糸で縫いつけ被
覆材で覆わなくてはならなかった。また、上記の保持具
を有するカテーテルでは、保持具を皮膚に固定したまま
カテーテルを回転させることはできるが、カテーテルを
進退させることができないので、十分な血流量を確保す
ることができなかった。このため、従来の固定する方法
では、カテーテルを挿入部位から進退させたり、回転さ
せるために、医療従事者の負担が大きいだけでなく、患
者にも大きな肉体的苦痛と心理的負担を与えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容易に体内
留置中のカテーテルを体内の挿入部位から進退させた
り、挿入部位で回転させることのできるカテーテル保持
具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記のよ
うな課題を解決するために鋭意検討の結果、カテーテル
保持具本体の皮膚と接する面に粘着部を有し、繰り返し
皮膚への貼付と取り外しが可能なカテーテル保持具は、
カテーテルを固定するために、カテーテル保持具を縫合
糸で直接皮膚に縫いつけたり、また、粘着性を有するフ
ィルム等の被覆材で覆う必要がなく、該カテーテル保持
具のみで皮膚に貼付できるので、体内留置中のカテーテ
ルを挿入部位から進退させたり、挿入部位で回転させる
際、容易にカテーテル保持具を貼付部から取り外すこと
ができ、さらに、カテーテルを操作した後、再び容易に
カテーテル保持具を皮膚へ貼付でき、その結果、容易に
体内留置中のカテーテルを挿入部位から進退させたり、
挿入部位で回転させることができることを見いだし、本
発明に到達した。
【0007】また、上記カテーテル保持具において、カ
テーテル挿通孔を有するカテーテル保持具本体にカテー
テル挿通孔へカテーテルを嵌脱するための切れ目と該切
れ目を開閉するための把持翼を有するものは、カテーテ
ル固定時はカテーテル保持具の挿通孔内面にカテーテル
が密着して固定されているが、把持翼を引っ張り、切れ
目を開いてカテーテル挿通孔を拡げることによりカテー
テルとカテーテル保持具の密着が解消され、カテーテル
保持具に対してカテーテルを動かすことが可能となるの
で、カテーテル保持具を皮膚に貼付したままでも、容易
に体内留置中のカテーテルを体内の挿入部位から進退さ
せたり、挿入部位で回転させることができることを見い
だし、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、体内に留置中のカテ
ーテルの脱離を防止するために皮膚にカテーテルを固定
するカテーテル保持具において、カテーテル保持具本体
の皮膚と接する面に繰り返し皮膚への貼付と取り外しが
可能な粘着部を形成してなることを特徴とするカテーテ
ル保持具、及び、カテーテル挿通孔を有するカテーテル
保持具本体に、カテーテル挿通孔へカテーテルを嵌脱す
るための切れ目と該切れ目を開閉するための把持翼を形
成してなることを特徴とする上記記載のカテーテル保持
具を要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明において、体内に留置するカテーテ
ルとしては、例えば、経管栄養チューブ(末梢静脈栄養
カテーテル、中心静脈栄養カテーテル、経胃チューブ、
経腸チューブ等)、体外循環用カテーテル(人工透析用
カテーテル、脱血カニューレ等)、腹膜透析用カテーテ
ル、血管造影用カテーテル、血管拡張用カテーテル、導
尿カテーテル、気管切開カテーテル、気管内チューブ、
その他の薬液注入用カテーテル等が挙げられる。また、
留置針付カテーテル等のように、カテーテルの先端の留
置針が体内に留置され、結果的に医療用具が体内に留置
されるようなものであってもよい。
【0011】本発明のカテーテル保持具は、保持具を形
成するカテーテル保持具本体と粘着性を有する粘着部か
ら構成されている。カテーテル保持具本体は、高分子成
形体であり、高分子成形体を構成する高分子材料として
は、特に制限されるものではないが、常温付近でゴム状
弾性を有する高分子等が好ましい。例えば、ブタジエ
ン、イソプレン、ペンタジエン、ヘキサジエン、ヘプタ
ジエン、クロロプレン等のジエン系モノマーの重合体ま
たは共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチ
レン−イソプレン−スチレン、スチレン−エチレンブチ
レン−スチレン等のスチレン系熱可塑性エラストマー、
オレフィン系熱可塑性エラストマー、塩ビ系熱可塑性エ
ラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、エステ
ル系エラストマー、アミド系エラストマー、塩素化ポリ
エチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられ
る。
【0012】本発明のカテーテル保持具の粘着部は、粘
着性を有する樹脂からなる。粘着性を有する樹脂として
は、特に制限されるものではないが、樹脂自体粘着性を
有する高分子化合物や、熱可塑性高分子エラストマーと
粘着性付与樹脂を混合して得られた粘着性を有するもの
等が好ましい。
【0013】樹脂自体粘着性を有する高分子化合物の例
としては、例えば、シリコーンゲル、アクリル酸ゲル、
ポリビニルアルコールゲル、アルギン酸ゲル、ヒアルロ
ン酸ゲル等のゲル状高分子、シリコーン系粘着剤、アク
リル系粘着剤、ウレタン系粘着剤等の粘着剤、ゼラチ
ン、でんぷん等が挙げられる。
【0014】また、熱可塑性高分子エラストマーと粘着
性付与樹脂の混合物を用いる場合、熱可塑性高分子エラ
ストマーとしては、特に制限されるものではないが、常
温付近でゴム状弾性を有するものが好ましく、例えば、
ブタジエン、イソプレン、ペンタジエン、ヘキサジエ
ン、ヘプタジエン、クロロプレン等のジエン系モノマー
の重合体または共重合体、スチレン−ブタジエン−スチ
レン、スチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−エ
チレンブチレン−スチレン等のスチレン系熱可塑性エラ
ストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、塩ビ系
熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマ
ー、エステル系エラストマー、アミド系エラストマー、
塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
が挙げられる。
【0015】粘着性付与樹脂としては、特に制限される
ものではないが、例えば、ロジン、水添ロジン、ロジン
エステル、重合ロジン等のロジン系樹脂、テルペンフェ
ノール樹脂、αピネン重合体、βピネン重合体、ジペン
テン重合体、αピネン−フェノール重合体等のテルペン
樹脂、アルキルフェノール樹脂、合成ポリテルペン、脂
肪族系環状炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹脂、水素
添加炭化水素樹脂、不飽和炭化水素樹脂、スチレン系樹
脂等の石油系樹脂、ダンマー、クマロンインデン樹脂、
キシレン樹脂等を用いることができる。
【0016】熱可塑性高分子エラストマーと粘着性付与
樹脂を混合する方法としては、公知の方法を採用するこ
とができ、例えば、溶融混練法等が挙げられる。
【0017】熱可塑性高分子エラストマーと粘着性付与
樹脂の混合比率は、所望の粘着性の強さや熱可塑性高分
子エラストマーと粘着性付与樹脂との組み合わせ等によ
り適宜選択することができる。
【0018】本発明のカテーテル保持具は、皮膚に密着
させて使用するため、柔軟なものが好ましい。カテーテ
ル保持具を構成する高分子成形体、粘着性を有する樹脂
としては、好ましくは硬度85(JIS−A)以下、さ
らに好ましくは硬度50(JIS−A)以下のものが挙
げられる。硬度が85を越えると使用の際に不快感を与
えることがある。
【0019】本発明のカテーテル保持具の粘着性の範囲
は、ジェー・ダウ法〔J.Dow 法(JIS−Z0237)〕に
よるタック測定値が12〜26であるものが好ましい。
タック測定値が26を越えると、除去する際に不快感を
与えたり、皮膚に損傷を与える恐れがあり、タック測定
値が12未満では、使用中に粘着力が低下することがあ
る。
【0020】本発明のカテーテル保持具は、カテーテル
保持具本体又は粘着部の少なくともいずれか一方が抗菌
物質を含有してなるものが好ましい。本発明に用いる抗
菌物質は、特に制限されるものではないが、抗菌性スペ
クトルの広いもの、すなわち広い範囲の菌に対して抗菌
性を有するものが好ましく用いられる。例えば、エリス
ロマイシン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリ
ン、クロラムフェニコール、フシジン酸、ミカマイシ
ン、カナマイシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシ
ン、グラミシジン、ストレプトマイシン、ポリミキシ
ン、コリスチン、バシトラシン等の抗生物質、クロルヘ
キシジン等のビグアニド化合物、ベンゼトニウム、ベン
ザルコニウム、ラウリル硫酸、アルキルポリアミノエチ
ルグリシン、脂肪酸、臭化ドミフェン等の表面活性を有
する化合物、フェノール、ヘキサクロロフェン、レゾル
シン、チモール等のフェノール誘導体、ホウ酸、ホウ砂
等のホウ酸化合物、ヨウ素、ヨードホルム、ポビドンヨ
ード等のヨウ素化合物、金、銀、銅、水銀等の金属、チ
メロサール、メチロブロミン等の金属化合物、アクリノ
ール、メチルロザリニン等の抗菌色素化合物、酢酸マフ
ェニド、スルファジアジン、スルフィソミジン、スルフ
ァメトキサゾール等のサルファ剤等が挙げられる。これ
らの抗菌物質は、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシ
ウム塩、カルシウム塩、塩酸塩、硫酸塩、グルコン酸塩
等の塩化合物であってもよく、2種類以上の抗菌物質を
併用しても良い。
【0021】抗菌物質の含有量は、使用される抗菌物質
の抗菌力、安定性、使用期間、使用される高分子材料の
性状等の条件を勘案して決めればよいが、好ましくは
0.01〜10重量%、さらに好ましくは0.1〜3.
0重量%である。含有量が0.01重量%未満では充分
な抗菌性が得られないことがあり、一方、10重量%を
越える場合は、成形性が悪く、また粉末状の抗菌性物質
を使用した場合に成形されたカテーテル保持具の強度が
弱くなることがある。
【0022】本発明において、カテーテル保持具本体や
粘着部に抗菌物質を配合する方法としては、公知の方法
を採用することができる。例えば、溶融混練法、ディッ
ピング法等が挙げられる。また、カテーテル保持具本体
を構成する高分子材料又は粘着部を構成する粘着性を有
する樹脂を溶解した溶媒に抗菌物質を混合した後、溶媒
を除去してカテーテル保持具を形成してもよい。さら
に、熱硬化型の材料、RTV(常温硬化)シリコーン、
硬化触媒を用いて硬化させる材料を用いる場合には、硬
化前に抗菌物質を混合してから硬化させればよい。
【0023】本発明のカテーテル保持具は、高分子材料
を射出成形法、押し出し成形法、注型成形法等の方法に
より所望の形状のカテーテル保持具本体を形成した後、
粘着性を有する樹脂の層をコーティング、ラミネート等
の方法により所望の位置に粘着部を成形する方法、所望
の形状に成形したカテーテル保持具本体に別途成形した
粘着性を有する樹脂を貼り合わせたり、塗布して粘着部
を成形する方法等により得ることができる。この際、所
望の形状のカテーテル保持具本体、粘着部の形状として
は、カテーテル保持具として用いることが可能な形状で
あればいかなる形状でもよい。得られたカテーテル保持
具は、粘着性を有する樹脂からなる粘着部は粘着性を有
し、カテーテル保持具本体は粘着性を有していない。
【0024】本発明のカテーテル保持具は、皮膚と接す
る面に繰り返し皮膚への貼付と取り外しが可能な粘着部
を有するものや、該カテーテル保持具本体にカテーテル
挿通孔、挿通孔にカテーテルを嵌脱するための切れ目及
び切れ目を開閉するための把持翼を有するものであれ
ば、それ以外の部分の形状はいかなるものでもよく、例
えば、図1、図4に示すものが挙げられる。図1に示す
カテーテル保持具は、カテーテル保持具本体1の側面か
ら裏面に向かって斜めに貫通した、固定するカテーテル
の外径とほぼ同じ内径のカテーテル挿通孔2が形成され
ており、該カテーテル挿通孔2にカテーテルを挿通し、
カテーテル保持具の裏面の粘着部を皮膚に貼付すること
により、カテーテルを固定することができる。皮膚に貼
付する粘着部5は、繰り返し皮膚への貼付と取り外しが
可能であり、体内留置中のカテーテルを挿入部位から進
退させたり、挿入部位で回転させる時、容易にカテーテ
ル保持具を皮膚の貼付部から取り外して、カテーテルを
操作することができ、さらに、カテーテルを操作後、再
び容易にカテーテル保持具を皮膚へ貼付できる。
【0025】図4に示すカテーテル保持具には、カテー
テル保持具本体1の側面から裏面に向かって斜めに貫通
した、固定するカテーテルの外径とほぼ同じ内径のカテ
ーテル挿通孔2が形成されており、カテーテル挿通孔2
にカテーテルを嵌脱できるようにカテーテル嵌脱用切れ
目3が設けられている。また、カテーテル挿通孔2の両
脇にはカテーテル嵌脱用切れ目3を開閉できる位置に把
持翼4が設けられている。カテーテル嵌脱用切れ目3が
拡がるように把持翼4を動かすことにより、拡がったカ
テーテル嵌脱用切れ目3からカテーテル挿通孔2にカテ
ーテルを嵌通することができる。カテーテルを嵌通後、
把持翼4をもとの位置に戻すと、カテーテル挿通孔内面
とカテーテルが密着し、カテーテルとカテーテル保持具
が固定される。カテーテルが固定されたカテーテル保持
具は、裏面の粘着部5を皮膚に貼付することにより、皮
膚とカテーテルを固定することができ、同時に、カテー
テル保持具のカテーテル挿通孔内面とカテーテルをさら
に密着させることができる。カテーテル保持具の裏面の
粘着部5を皮膚に貼付したまま、把持翼4を動かし、カ
テーテル嵌脱用切れ目3を拡げてカテーテル挿通孔2を
拡げることにより、カテーテルとカテーテル挿通孔内面
との密着が解消され、カテーテル保持具に対してカテー
テルを動かすことができるので、容易に体内留置中のカ
テーテルを挿入部位から進退させたり、挿入部位で回転
させることができる。カテーテルを操作後、把持翼4を
もとの位置に戻すと、再びカテーテル挿通孔内面とカテ
ーテルが密着し、カテーテルを固定することができる。
このように図4のカテーテル保持具は、皮膚に貼付した
まま、容易にカテーテルを操作することができる。
【0026】また、図4のカテーテル保持具の皮膚に貼
付する粘着部5は繰り返し皮膚への貼付と取り外しが可
能であるので、体内留置中のカテーテルを体内の挿入部
位から進退させたり、挿入部位で回転させる時、容易に
カテーテル保持具を皮膚の貼付部から取り外して、カテ
ーテルを操作することができ、さらに、カテーテルを操
作後、再び容易にカテーテル保持具を皮膚へ貼付してカ
テーテルを固定することもできる。
【0027】体内留置中のカテーテルを挿入部位から進
退させたり、挿入部位で回転させる操作において、カテ
ーテルを一旦進退または回転させた後、再びもとの位置
でカテーテルを固定する場合がある。この場合、カテー
テル保持具とカテーテルが固定されたままでもカテーテ
ルを操作することができる。本発明のカテーテル保持具
は皮膚から容易に取り外すことができ、カテーテル操作
後、カテーテル保持具を再び容易に皮膚へ貼付できるの
で、このような場合でも、カテーテル保持具をカテーテ
ルからはずしたり、位置を移動させたりせずに、容易に
カテーテルを操作することができる。また、上記のよう
な場合では、カテーテルとカテーテル保持具を固定する
ために、本発明のカテーテル保持具による固定以外に他
の方法を併用してもよい。このような方法としては、い
かなる方法でもよいが、例えば、糸を掛けてカテーテル
とカテーテル保持具を固定する方法、粘着テープや接着
剤を用いてカテーテルとカテーテル保持具を固定する方
法、カテーテル保持具本体のカテーテル挿通孔内面に粘
着性を有する樹脂を用いてカテーテルとカテーテル保持
具を固定する方法等が挙げられる。
【0028】
【作用】本発明のカテーテル保持具は、繰り返し皮膚へ
の貼付と取り外しが可能な粘着部を有しているので、本
体を縫合糸で直接皮膚に縫いつける必要はなく、容易に
体内留置中のカテーテルを挿入部位から進退させたり、
挿入部位で回転させることができるまた、上記カテーテ
ル保持具において、カテーテル挿通孔へカテーテルを嵌
脱するための切れ目と該切れ目を開閉するための把持翼
を有するものは、カテーテル固定時はカテーテル保持具
の挿通孔内面にカテーテルが密着して固定されている
が、把持翼を引っ張り、切れ目を開いてカテーテル挿通
孔を拡げることによりカテーテルとカテーテル保持具の
密着が解消され、カテーテル保持具に対してカテーテル
を動かすことが可能となるので、カテーテル保持具を皮
膚に貼付したままでも、容易に体内留置中のカテーテル
を体内の挿入部位から進退させたり、挿入部位で回転さ
せることができる。さらに、上記カテーテル保持具に抗
菌剤を含有させることにより、皮膚挿入部からの感染を
大幅に防ぐことができ、その結果、本発明のカテーテル
保持具を用いると、従来の被覆材を用いるよりも医療従
事者と患者両者の負担が軽減される。
【0029】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 実施例1、比較例1 スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロック共重合
樹脂(三菱化学社製、ラバロン)10kg、塩酸クロル
ヘキシジン(丸石製薬社製)200gを混合し、二軸混
練機により180℃で溶融混練を行った。得られた樹脂
を射出成形により図1に示す容器状の高分子成形体に成
形した。この容器状高分子成形体に液状のシリコーン樹
脂(信越化学社製、KE1051)10gと塩酸クロルヘキシ
ジン(丸石製薬社製)0.1gを室温で混合したものを
流し込み、150℃で24時間放置して硬化させ、図1
に示すカテーテル保持具を得た。(実施例1) 次に、シリコーン樹脂を用いずに実施例1と同様の操作
を行い、実施例1と同形で粘着面を持たないカテーテル
保持具を得た。(比較例1)
【0030】実施例1のカテーテル保持具の粘着部を皮
膚に密着させたところ、不快感もなく、良好な粘着性が
得られた。また、カテーテル保持具を付け外しする操作
を10回続けて行ったところ、粘着性の低下はみられな
かった。
【0031】実施例1のカテーテル保持具の挿通孔に予
め高カロリー輸液用カテーテルを挿通した後、カテーテ
ルを体内に留置し、カテーテルと保持具を市販の粘着テ
ープで固定した後、カテーテル保持具を皮膚に貼付し
た。カテーテルは脱落することなく、十分な強度で固定
されていた。また、体内留置中のカテーテルを体内の挿
入部位から進退させたり、挿入部位で回転させる等の操
作を加える際、カテーテル保持具を皮膚から容易に取り
外すことができ、再び容易に皮膚へ貼付することができ
たので、カテーテルを容易に操作することができた。次
に、比較例1のカテーテル保持具を用いて同様に体内に
留置中の高カロリー輸液用カテーテルを固定したとこ
ろ、カテーテル保持具に粘着部がないので、市販の粘着
性を有するフィルムを用いてカテーテルごとカテーテル
保持具を皮膚に粘着性を有するフィルムで固定しなくて
はならず、カテーテルを進退させる操作を行うときには
その都度フィルムを外さなくてはならず、患者の苦痛が
大きかった。また、一度外したフィルムは粘着性を失
い、再度カテーテル保持具を皮膚に固定するために使用
できなかった。
【0032】実施例2 実施例1と同様の方法により、図4に示すカテーテル保
持具を得た。得られたカテーテル保持具の粘着部を皮膚
に密着させたところ、不快感もなく、良好な粘着性が得
られた。また、カテーテル保持具を付け外しする操作を
10回続けて行ったところ、粘着性の低下はみられなか
った。次に、得られたカテーテル保持具の把持翼を動か
し、カテーテル嵌脱用切れ目を拡げ、体内に留置中の人
工透析用カテーテルを嵌通し、カテーテル保持具をカテ
ーテルの皮膚挿入部まで移動させ、カテーテル保持具の
粘着部を皮膚に貼付して、把持翼をもとに戻した。カテ
ーテル保持具の挿通孔内面にカテーテルが密着し、カテ
ーテルは脱落することなく、十分な強度でカテーテル保
持具に固定されていた。また、脱血流量が不足した際、
カテーテル保持具の把持翼を動かして、カテーテル嵌脱
用切れ目を拡げ、カテーテル挿通孔を拡げることによ
り、カテーテル保持具を皮膚に貼付したまま、容易に体
内留置中のカテーテルを体内の挿入部位から進退させた
り、挿入部位で回転させることができた。
【0033】実施例3、実施例4、比較例2 塩酸クロルヘキシジンを加えずに実施例1と同様の操作
を行い、抗菌物質を含有しないカテーテル保持具を得
た。(実施例3) また、塩酸クロルヘキシジンを加えずに実施例2と同様
の操作を行い、抗菌物質を含有しないカテーテル保持具
を得た。(実施例4) 次に、塩酸クロルヘキシジンを加えずに比較例1と同様
の操作を行い、抗菌物質を含まない、粘着面を持たない
カテーテル保持具を得た。(比較例2)
【0034】(抗菌試験)実施例1、実施例2、実施例
3、実施例4、比較例1、比較例2で得られたカテーテ
ル保持具の抗菌性を以下の方法により調べた。コットン
製不織布(ユニチカ社製、コットエース)を幅1cm,
長さ7cmに切り、ガラス板上に置き、その中央部に実
施例1、実施例2、実施例3、実施例4、比較例1、比
較例2で得られたそれぞれのカテーテル保持具の皮膚と
接する面を下にして、不織布に面するように固定した。
実施例1で得られたカテーテル保持具を固定したものを
サンプル1、実施例2で得られたカテーテル保持具を固
定したものをサンプル2、比較例1で得られたカテーテ
ル保持具を固定したものをサンプル3、実施例3で得ら
れたカテーテル保持具を固定したものをサンプル4、実
施例4で得られたカテーテル保持具を固定したものをサ
ンプル5、比較例2で得られたカテーテル保持具を固定
したものをサンプル6とした。これらのサンプルについ
て、不織布の一端に、スタフィロコッカス・アウレウス
(Staphylococcus aureus ATCC6538P )をブレイン・ハ
ート・インフュージョン(Brain Heart Infusion)培地
〔ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー(Be
cton Dickinson and Company)社製〕で約16時間、前
培養して菌濃度を105CFU/mlに調製した菌液0.5m
lを滴下し、8時間後に他端側2cmを切り取り、10
mlの0.1%Tween80 生理食塩水中で激しく振とうし
た後、この液100μlをブレイン・ハート・インフュ
ージョン(Brain Heart Infusion)寒天培地〔ベクトン
・ディッキンソン・アンド・カンパニー(Becton Dicki
nson and Company)社製〕上に塗布して、約16時間、
37℃で静置して生菌数を調べた。その結果、サンプル
1、サンプル2では菌は検出されなかった。サンプル3
から6では菌濃度はそれぞれ80CFU/ml、2×102 CFU/m
l、2×102 CFU/ml、5×103 CFU/mlであった。以上の
ことから、本発明のカテーテル保持具は、粘着部を有し
ないカテーテル保持具と比較して感染防止効果を有する
ことが明らかである。また、本発明のカテーテル保持具
は、抗菌物質を含有させることにより、さらに著しい感
染防止効果を有することが明らかである。
【0035】
【発明の効果】本発明のカテーテル保持具は、容易に体
内留置中のカテーテルを体内の挿入部位から進退させた
り、挿入部位で回転させることができる。また、本発明
のカテーテル保持具に抗菌物質を含有させると、著しい
感染防止効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテル保持具の一実施態様を示す
斜視図である。
【図2】図1に示すカテーテル保持具の他の方向から見
た斜視図である。
【図3】図1に示すカテーテル保持具の裏面図である。
【図4】本発明のカテーテル保持具の一実施態様を示す
斜視図である。
【図5】図4に示すカテーテル保持具の他の方向から見
た斜視図である。
【図6】図4に示すカテーテル保持具の裏面図である。
【図7】図5に示すカテーテル保持具にカテーテルを装
着した状態での線A−A’における断面図である。
【図8】図6に示すカテーテル保持具にカテーテルを装
着した状態での線B−B’における断面図である。
【符号の説明】
1 カテーテル保持具本体 2 カテーテル挿入孔 3 カテーテル嵌脱用切れ目 4 カテーテル嵌脱用把持翼 5 粘着部 6 皮膚 7 高分子成形体 8 粘着性のある樹脂 9 カテーテル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 慎一 愛知県岡崎市日名北町4番地1 ユニチカ 株式会社岡崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に留置中のカテーテルの脱離を防止
    するために皮膚にカテーテルを固定するカテーテル保持
    具において、カテーテル保持具本体の皮膚と接する面に
    繰り返し皮膚への貼付と取り外しが可能な粘着部を形成
    してなることを特徴とするカテーテル保持具。
  2. 【請求項2】 カテーテル挿通孔を有するカテーテル保
    持具本体に、カテーテル挿通孔へカテーテルを嵌脱する
    ための切れ目と該切れ目を開閉するための把持翼を形成
    してなることを特徴とする請求項1記載のカテーテル保
    持具。
  3. 【請求項3】 カテーテル保持具本体又は粘着部の少な
    くともいずれか一方に抗菌物質が含有してなることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のカテーテル保持
    具。
JP9250257A 1997-09-16 1997-09-16 カテーテル保持具 Pending JPH1176418A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013025751A2 (en) * 2011-08-16 2013-02-21 Mayo Foundation For Medical Education And Research Urethral catheter tension holding and movement stabilizing devices
JP2013158616A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Terumo Corp 留置用コネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013025751A2 (en) * 2011-08-16 2013-02-21 Mayo Foundation For Medical Education And Research Urethral catheter tension holding and movement stabilizing devices
WO2013025751A3 (en) * 2011-08-16 2013-06-06 Mayo Foundation For Medical Education And Research Urethral catheter tension holding and movement stabilizing devices
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