JPH1174870A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH1174870A
JPH1174870A JP9249802A JP24980297A JPH1174870A JP H1174870 A JPH1174870 A JP H1174870A JP 9249802 A JP9249802 A JP 9249802A JP 24980297 A JP24980297 A JP 24980297A JP H1174870 A JPH1174870 A JP H1174870A
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JP
Japan
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data
error
circuit
error detection
synchronization
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JP9249802A
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English (en)
Inventor
Masanori Nishimoto
正則 西本
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部のデータにのみ誤り検出符号を付加し、
他のデータは誤り検出符号を付加せずにデータを伝送す
るデータ伝送装置において、誤同期の発生を防止しつ
つ、誤り検出符号を同期の確立のために利用して効率良
くデータ伝送を行うことができるデータ伝送装置を提供
する。 【解決手段】 送信側装置101では入力データ103
を所定長のブロックに区切り、各ブロックの一部のデー
タのみに符号化回路107にて誤り検出符号を付加し、
誤り検出符号を付加しない送信データにスクランブル回
路108にてスクランブルをかけて伝送する。受信側装
置102では受信データ209中の誤り検出符号に基づ
いて誤りの検出を行うと共に復号化タイミング信号21
1の同期をとり、受信データの復号及びデスクランブル
を行う。誤り検出符号を付加しないデータにスクランブ
ルをかけて送信することで、データ中の任意のビットパ
ターンが誤り検出符号のビットパターンと誤認されるの
を防止し、誤同期の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信側では所定長
の送信データ毎に誤り検出符号を付加して伝送し、受信
側では誤り検出符号に基づいて誤りの検出を行う方式に
よるデータ伝送技術に関し、特に、フレーム同期を確立
するための符号を送信データに付加することなく同期を
確立できるようにしたデータ伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フレーム同期を確立するための符
号を送信データに付加することなく同期を確立する技術
として、特開平2−58943号公報に示されたデータ
伝送装置が知られている。図3は上記公報に示された従
来方式によるデータ伝送装置のブロック図、図4は図3
に示すデータ伝送装置における各信号の相関を示すタイ
ミング図である。図3において、301は送信側装置、
302は受信側装置である。送信側装置301は、入力
データ303を符号化するタイミング信号304を発生
する同期タイミング発生回路305と、入力データ30
3をタイミング信号304のタイミングに従って所定長
のブロックに区切り、各ブロック毎に誤り検出符号(冗
長ビット)を付加して符号化し、符号化データ306を
出力する符号化回路307とからなる。また、受信側装
置302は、誤り検出回路308から供給される誤り0
信号309を入力とし、誤り検出回路308および誤り
訂正回路310に復号化タイミング信号311を与える
同期タイミング再生回路312と、復号化タイミング信
号311に同期して受信データ313に対して各ブロッ
ク毎にデータの誤り検出を行って誤り位置データ314
を出力し、さらに、誤りが無かったときには誤り0信号
309を出力する誤り検出回路308、誤り位置データ
314および復号化タイミング信号311に従って受信
データ313の誤りをブロック毎に訂正し、復号データ
315を出力する誤り訂正回路310とからなる。
【0003】このデータ伝送装置は以下のように動作す
る。送信側装置301では、受信側装置302に伝送し
たい入力データ303が符号化回路307に入力され
る。符号化回路307は入力データ303を所定長のブ
ロックに区切り、同期タイミング発生回路305から与
えられるタイミング信号304に従ってブロック毎に誤
り検出符号を付加して符号化する。符号化されたデータ
は符号化データ306として順次伝送路に送出される。
受信側装置302では、受信データ313が誤り検出回
路308に入力される。この受信データ313には伝送
路上で生じた回線雑音などにより誤りが付加されている
場合がある。誤り検出回路308は、同期タイミング発
生回路312から与えられる復号化タイミング信号31
1に同期して、受信データ313中の誤り検出符号を抽
出し、受信データに誤りがあるか否かを調べる。その結
果、受信データに誤りがあればブロック毎に誤り位置デ
ータ314を出力し、誤りが無かったときには誤り0信
号309を出力する。図4中の誤り0信号309に示さ
れた点線は回線上でデータに誤りが発生したことを示し
ており、このときには誤り0信号309は出力されな
い。 同期タイミング再生回路312は、一定の周期で
復号化タイミング信号311を生成しているが、この復
号化タイミング信号311は誤り検出回路308から供
給される誤り0信号309によって修正され同期化され
る。そのため、誤り0信号309が同期ずれした場合、
あるいは受信データ313に誤りがあった場合には同期
は確立されない。そこで、誤り0信号309が入力され
ない間、復号化タイミング信号312の位相を変え、誤
り0信号309が連続して得られたときに位相の変更を
停止することにより同期を確立するようにしている。
【0004】同期が確立された状態において、誤り検出
回路308は復号化タイミング信号311を用いて受信
データ313からブロック毎に誤り位置データ314を
出力する。誤り訂正回路310は、誤り検出回路308
から供給される各ブロックの誤り位置データ314を用
いて受信データ313に含まれる誤りをブロック毎に訂
正し、複合化データ315として出力する。上記のよう
に構成された従来のデータ伝送装置では、送信側装置3
01のタイミングで入力データ全てをブロック毎に符号
化して送信し、受信側装置301で誤り検出回路308
による誤り検出結果を用いて同期タイミングを生成する
ことにより同期をとるようにしているので、フレーム同
期用のデータの伝送を行う必要がなくなり、データの伝
送効率を向上できる。近時においては、データの伝送効
率を更に向上させるために、入力データの一部の重要な
データにのみ誤り検出符号を付加し、他のデータは誤り
検出符号を付加せずに伝送するデータ伝送方式が提案さ
れるに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力データの
一部の重要なデータにのみ誤り検出符号を付加し、他の
データは誤り検出符号を付加せずに伝送するデータ伝送
方式を上記従来のデータ伝送装置に適用しようとする
と、誤り検出符号を付加していない他のデータも誤り検
出回路308に入力されるため、他のデータ中の任意の
ビットパターンが誤り検出符号のビットパターンと誤認
され、その度毎に誤り0信号309が出力されてしま
う。このとき、誤り検出符号のビットパターンと誤認さ
れるビットパターンを有する他のデータが間欠的に誤り
検出回路308に入力されれば、誤り0信号309も間
欠的に同期タイミング再生回路312に入力されるた
め、誤り0信号309が入力されない間に復号化タイミ
ング信号312の位相変更によって誤り検出回路308
及び誤り訂正回路310の誤同期を防ぐことができる
が、上記他のデータが連続的に入力されたときは、誤り
検出符号と誤認されるビットパターンが例えば 0110 10
10 ・・・0110 1010 ・・・0110 1010 のように周期的
に誤り検出回路308に入力されることになり、誤認に
よる誤り0信号309が連続的に同期タイミング再生回
路312に入力されるため、復号化タイミング信号31
2の位相変更を行って同期を確立することができなくな
る。本発明は、上述した従来の技術の問題点を解消すべ
く創案されたものであり、その目的は、一部のデータに
のみ誤り検出符号を付加し、他のデータは誤り検出符号
を付加せずにデータを伝送するデータ伝送装置におい
て、誤同期の発生を防止しつつ、誤り検出符号を同期の
確立のために利用して効率良くデータ伝送を行うことが
できるデータ伝送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、送信側では入力データを
所定長のブロックに区切り、各ブロックの一部のデータ
のみに誤り検出符号を付加して伝送し、受信側では誤り
検出符号に基づいて誤りの検出を行うと共に同期の確立
を行うデータ伝送装置において、前記誤り検出符号を付
加しない送信データにスクランブルをかけるスクランブ
ル回路を備えたことを特徴としている。上記のように構
成された請求項1に記載のデータ伝送装置によれば、前
記誤り検出符号を付加しないデータにスクランブルをか
けて送信することにより、スクランブルをかけたデータ
のビットパターンが完全にランダムなパターンになるの
で、データ中の任意のビットパターンが誤り検出符号の
ビットパターンと誤認されるのを防止し、誤同期の発生
を防止できる。また、請求項2に記載の発明では、請求
項1に記載のデータ伝送装置において、前記誤り検出符
号を付加した送信データのビット長若しくはそれより短
いビット長間隔おきにスクランブルをかけることで、回
線上で発生した誤りがデスクランブルにより増大するの
を最小限に抑えるようにした。また、請求項1又は2に
記載のデータ伝送装置において、前記誤り検出符号を付
加しない送信データ中のビット感度の低いビットにスク
ランブルをかけることで、スクランブルをかけたことに
よって送信データの品質が低下するのを最小限に抑える
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明に係るデータ伝送装置の実施
の形態の一例を示すブロック図、図2は図1に示すデー
タ伝送装置における各信号の相関を示すタイミング図で
ある。図1において、101は送信側装置、102は受
信側装置である。送信側装置101は、同期タイミング
発生回路105、分離回路(以下、「DIV」と記
す。)106、符号化回路107、スクランブル回路1
08、及び合成回路(以下、「MUX」と記す。)10
9からなる。同期タイミング発生回路105は、送信側
装置101の全ての回路を同期させて動作させるための
タイミング信号104を発生する回路である。DIV1
06は、入力データ103をタイミング信号104に従
って所定長のブロックに区切り、各ブロック毎に誤り検
出符号を付加して符号化する(以下、この処理を「ブロ
ック符号化」という。)データ203、ブロック符号化
を行わずスクランブルをかけるデータ205、及び、ブ
ロック符号化を行わずスクランブル処理も行わないデー
タ207に分離する回路である。符号化回路107は、
DIV106から供給されるデータ203をタイミング
信号104に従って順次ブロック符号化し、符号化デー
タ204を出力する回路である。スクランブル回路10
8は、DIV106から供給されるデータ205をタイ
ミング信号104に従ってスクランブル処理し、スクラ
ンブルデータ206を出力する回路である。スクランブ
ル回路108は、DIV106から送られくるデータ2
05に対して、ブロック符号化したデータのビット長若
しくはそれより短いビット長間隔おきに、予め設定され
た少数ビット(例えば1ビット)長だけスクランブル処
理する。
【0008】MUX109は、符号化回路107からの
符号化データ204、スクランブル回路108からのス
クランブルデータ206、及び、DIV106からのブ
ロック符号化もスクランブルも行わないデータ207を
組み合わせて一つのデータ系列とした送信データ208
を作成し回線上に出力する回路である。このMUX10
9もタイミング信号104に同期して動作する。また、
受信側装置102は、同期タイミング再生回路110、
誤り検出回路111、誤り訂正回路112、DIV11
3、デスクランブル回路114、及び、MUX115か
らなる。同期タイミング再生回路110は、誤り検出回
路111から供給される誤り0信号210を入力とし、
受信側装置102の各回路に復号化タイミング信号21
1を与える回路である。誤り検出回路111は、復号化
タイミング信号211に応じて受信データ209からブ
ロック符号化されたデータ203を抽出し、そのデータ
203中の誤り検出符号に基づいて受信データ209に
誤りがあるかどうかを調べ、誤りがあればその誤り位置
データ213とブロック符号受信データ212とを出力
し、誤りが無かったときには誤り0信号210とブロッ
ク符号受信データ212とを出力する回路である。図2
中の誤り0信号210に示された点線は回線上でデータ
に誤りが発生したことを示しており、このときには誤り
0信号210は出力されない。
【0009】誤り訂正回路112は、誤り位置データ2
13を用いてブロック符号受信データ212の誤りを訂
正し、ブロック符号受信データ212を復号化した復号
データ214を出力する回路である。DIV113は、
復号化タイミング信号211に応じて受信データ209
からブロック符号化を行わずスクランブル処理を行った
データ215及びブロック符号化もスクランブル処理も
行われていないデータ207を抽出し、デスクランブル
回路114及びMUX115にそれぞれ出力する回路で
ある。デスクランブル回路114は、DIV113から
供給されるスクランブルされたデータ205をデスクラ
ンブルし、デスクランブルしたデータ216をMUX1
15に出力する回路である。MUX115は、誤り訂正
回路112からのブロック符号受信データ214、デス
クランブル回路114からのデスクランブルされたデー
タ216、及び、DIV113からのブロック符号化も
スクランブルも行われていないデータ217を組み合わ
せて一つのデータ系列とした復号データ218を作成す
る回路である。
【0010】このデータ伝送装置は以下のように動作す
る。送信側装置101では、受信側装置102に伝送し
たい入力データ103がDIV106に入力される。一
方、同期タイミング発生回路105は符号化のためのタ
イミング信号211を生成し、送信側装置101の各回
路に供給している。DIV106は、入力データ103
を一定の長さのブロックに区切り、そのブロックを更
に、ブロック符号化を行うデータ203、ブロック符号
化を行わずスクランブル処理を行うデータ205とブロ
ック符号化もスクランブル処理も行わないデータ207
とに分解し、それぞれを符号化回路107、スクランブ
ル回路108、及びMUX109に出力する。符号化回
路107は入力されたデータ203をブロック符号化し
て符号化データ204を作成しMUX109に出力す
る。スクランブル回路108は入力されたデータ205
をスクランブル処理してスクランブルデータ206をM
UX109に出力する。MUX109は、DIV10
6、符号化回路107、及び、スクランブル回路108
から送られてくるデータ207、204、206を組み
合わせて送信データ208を作成し回線上に出力する。
【0011】受信側装置102では、受信データ209
が誤り検出回路111とDIV113とに入力される。
この受信データ209には伝送路上で生じた回線雑音な
どにより誤りが付加されている場合がある。誤り検出回
路111は、同期タイミング発生回路110から与えら
れる復号化タイミング信号211に同期して、受信デー
タ209中の誤り検出符号を抽出し、受信データ209
に誤りがあるか否かを調べる。その結果、受信データ2
09に誤りがあればブロック毎に誤り位置データ213
を出力し、誤りが無かったときには誤り0信号210を
出力する。同期タイミング発生回路110は、一定の周
期で復号化タイミング信号211を生成しているが、こ
の復号化タイミング信号211は誤り検出回路111か
ら供給される誤り0信号210によって修正され同期化
される。その結果、従来の技術で説明したように、ブロ
ック符号化していない他のデータが誤り検出符号と誤認
されるビットパターンを有し且つ当該他のデータが連続
的に誤り検出回路111に入力されると、誤認による誤
り0信号210が連続的に同期タイミング再生回路11
0に入力されるため、正規の誤り検出符号が入力されな
い間に復号化タイミング信号211の位相変更を行って
同期を確立する動作を行うことができなくなり、誤同期
が発生してしまう。
【0012】これに対し、本実施の形態では、ブロック
符号化していないデータ中のにブロック符号化したデー
タのビット長若しくはそれより短いビット長間隔おきに
スクランブルデータ206が挿入されているため、正規
の誤り検出符号が入力されない間に、誤り検出符号のビ
ットパターンと誤認されるビットパターンを有するデー
タが連続して誤り検出回路111に入力されることはな
い。そのため、同期が確立されていないときには、誤り
0信号210は連続的には出力されない。スクランブル
処理後のビットパターンが誤り検出符号のビットパター
ンと偶然一致することはあるが、このような結果が連続
して起こる確率は極小さいからである。また、受信デー
タ209のブロック符号化した部分に誤りがあった場合
にも誤り0信号210は出力されない。したがって、誤
り0信号210が同期タイミング再生回路110に入力
されない間は例えば復号化タイミング信号211の位相
を順次変化させ、誤り0信号210が連続して得られた
ときに位相の変更を停止する動作を行うことにより同期
を確立することができる。
【0013】同期が確立された状態において、誤り検出
回路111は、復号化タイミング信号211に応じて受
信データ209からブロック符号化されたデータ203
を抽出し、そのデータ203中の誤り検出符号に基づい
て受信データに誤りがあるかどうかを調べる。その結
果、誤りがあればその誤り位置データ213とブロック
符号受信データ212とを誤り訂正回路に出力し、誤り
が無かったときには誤り0信号210を同期タイミング
発生回路110に出力する。誤り訂正回路112は、誤
り位置データ213に基づいてブロック符号受信データ
212に含まれる誤りを訂正した後、ブロック符号受信
データ212を復号化した復号データ214を出力す
る。
【0014】また、DIV113は、復号化タイミング
信号211に従って、受信データ209からブロック符
号化を行わずスクランブル処理したデータ206及びブ
ロック符号化もスクランブル処理もされていないデータ
207を抽出し、それぞれデータ215及びデータ21
7としてデスクランブル回路114及びMUX115に
出力する。デスクランブル回路114は、入力されたス
クランブルされたデータ205をデスクランブルし、デ
スクランブルしたデータ216をMUX115に出力す
る。MUX115は、誤り訂正回路112からのブロッ
ク符号受信データ214、デスクランブル回路114か
らのデスクランブルされたデータ216、及び、DIV
113からのブロック符号化もスクランブルも行われて
いないデータ217を組み合わせて一つのデータ系列と
した復号データ218を作成し出力する。
【0015】上記実施の形態によれば、送信側装置10
1では入力データ103を所定長のブロックに区切り、
各ブロック毎に一部のデータのみに誤り検出符号を付加
して伝送し、受信側装置102では誤り検出符号に基づ
いて誤りの検出を行うと共に同期の確立を行う装置構成
において、誤り検出符号を付加しないデータはスクラン
ブルをかけて完全にランダムなパターンとして送信する
ようにしたことにより、データ中の任意のビットパター
ンが誤り検出符号のビットパターンと誤認されるのを防
止して誤同期の発生を防止することができる。また、ブ
ロック符号化したデータのビット長若しくはそれより短
いビット長間隔おきに、予め設定された少数ビット長だ
けスクランブル処理した後データ送信するようにしたこ
とにより、受信側におけるデスクランブル処理の際に誤
りが生じてもデータに与える影響を最小限に抑えること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果を発揮できる。請求項1に記載の
発明に係るデータ伝送装置によれば、送信側では入力デ
ータを所定長のブロックに区切り、各ブロックの一部の
データのみに誤り検出符号を付加して伝送し、受信側で
は誤り検出符号に基づいて誤りの検出を行うと共に同期
の確立を行うデータ伝送装置において、前記誤り検出符
号を付加しない送信データにスクランブルをかけるスク
ランブル回路を備えたことにより、スクランブルをかけ
たデータのビットパターンを完全にランダムなパターン
とし、データ中の任意のビットパターンが誤り検出符号
のビットパターンと誤認されるのを防止できるので、誤
同期の発生を防止しつつ、誤り検出符号を同期の確立の
ために利用して効率良くデータ伝送を行うことができ
る。また、請求項2に記載の発明に係るデータ伝送装置
によれば、請求項1の効果に加え、前記誤り検出符号を
付加した送信データのビット長若しくはそれより短いビ
ット長間隔おきにスクランブルをかけるようにしたこと
で、回線上で発生した誤りがデスクランブルにより増大
するのを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送装置の実施の形態の一
例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すデータ伝送装置における各信号の相
関を示すタイミング図である。
【図3】従来のデータ伝送装置の一例を示すブロック図
である。
【図4】図3にデータ伝送装置における各信号の相関を
示すタイミング図である。
【符号の説明】
101 送信側装置、102 受信側装置、103 入
力データ、104 タイミング信号、105 同期タイ
ミング発生回路、106 DIV(分離回路)、107
符号化回路、108 スクランブル回路、109 合
成回路(MUX)、110 同期タイミング再生回路、
111 誤り検出回路、112 誤り訂正回路、113
DIV、114 デスクランブル回路、204 符号
化データ、206 スクランブルデータ、208 送信
データ、209 受信データ、210 誤り0信号、2
11 復号化タイミング信号、212 ブロック符号受
信データ、213 誤り位置データ、214 復号デー
タ、215 MUX、216 デスクランブルデータ、
218 復号データ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側では入力データを所定長のブロッ
    クに区切り、各ブロックの一部のデータのみに誤り検出
    符号を付加して伝送し、受信側では誤り検出符号に基づ
    いて誤りの検出を行うと共に同期の確立を行うデータ伝
    送装置において、前記誤り検出符号を付加しない送信デ
    ータにスクランブルをかけるスクランブル回路を備えた
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り検出符号を付加した送信データ
    のビット長若しくはそれより短いビット長間隔おきにス
    クランブルをかけるように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載のデータ伝送装置。
JP9249802A 1997-08-29 1997-08-29 データ伝送装置 Pending JPH1174870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011228932A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp ネットワークシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011228932A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp ネットワークシステム

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