JPH1174091A - 放電灯点灯装置および照明器具 - Google Patents
放電灯点灯装置および照明器具Info
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- JPH1174091A JPH1174091A JP23354297A JP23354297A JPH1174091A JP H1174091 A JPH1174091 A JP H1174091A JP 23354297 A JP23354297 A JP 23354297A JP 23354297 A JP23354297 A JP 23354297A JP H1174091 A JPH1174091 A JP H1174091A
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- lighting circuit
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】部品の異常を発煙発火する前に検出しデータと
してメモリに保持すると共に、このデータに基づき動作
の停止ができる放電灯点灯装置及び照明器具。 【解決手段】放電灯点灯回路装置10は、点灯回路部1
1、異常検出回路12、記憶手段としてのメモリ13、
メモリ13のデータの判定手段14を具備した点灯回路
部動作停止信号発生部15より構成され、手段14及び
発生部15はマイコン化されている。回路部11は直流
電源より給電されると高周波電圧を出力し放電ランプ1
6を点灯させる。部品が異常温度に上昇すると回路12
は回路部11の動作を異常として、発生部15を介しメ
モリ13に異常データを送出し、メモリ13は異常デー
タを保持する。手段14はメモリ13の保持データを常
時取りこみ、異常と判断すれば発生部15に回路部11
の動作停止の信号を出力し回路部11の動作を停止させ
放電ランプ16は消灯する。
してメモリに保持すると共に、このデータに基づき動作
の停止ができる放電灯点灯装置及び照明器具。 【解決手段】放電灯点灯回路装置10は、点灯回路部1
1、異常検出回路12、記憶手段としてのメモリ13、
メモリ13のデータの判定手段14を具備した点灯回路
部動作停止信号発生部15より構成され、手段14及び
発生部15はマイコン化されている。回路部11は直流
電源より給電されると高周波電圧を出力し放電ランプ1
6を点灯させる。部品が異常温度に上昇すると回路12
は回路部11の動作を異常として、発生部15を介しメ
モリ13に異常データを送出し、メモリ13は異常デー
タを保持する。手段14はメモリ13の保持データを常
時取りこみ、異常と判断すれば発生部15に回路部11
の動作停止の信号を出力し回路部11の動作を停止させ
放電ランプ16は消灯する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寿命などの異常状
態を検出する放電灯点灯装置およびこれを用いた照明器
具に関する。
態を検出する放電灯点灯装置およびこれを用いた照明器
具に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯点灯装置を構成する部品が、寿命
や温度上昇などにより絶縁劣化すると短絡して過電流が
流れる。これを利用して、電源側に設けたヒューズ等に
より給電を遮断して放電灯点灯装置から発煙や発火する
ことを防止している。また、異常が発生した際に、動作
を停止するとともに異常原因の究明が容易にできること
を目的とした電力変換装置が出現しており、例えば、特
開平6ー14558号公報(従来例)に開示されてい
る。この従来例は、図5に示すように、商用電源1をP
WM変調された所定の周波数,電圧の交流に変換するイ
ンバータ部2と、所定の記憶容量を有する記憶手段3
と、電流検出器4,5および第1のマイクロプロセッサ
6から構成され、インバータ部2の動作異常を検出する
異常検出手段と、時間的に後から書込まれた内容が履歴
的に記憶保持されるようにインバータ部2の動作状態を
示すデータを所定の時間間隔で記憶手段3に書込むとと
もに、異常検出手段によるインバータ部2の動作異常の
検出に基づき記憶手段3への書込み動作を停止する書込
手段とを備え、また、外部の出力装置7を電気的に接続
または切離し可能な接続部8を有し、この接続部8を介
して記憶手段3から読出された読出内容を外部の出力装
置7に出力可能にしたインバータ装置9である。異常発
生後、記憶手段3の記憶内容に基づき異常に至る過程
を、外部に接続された表示装置(出力装置)7に表示す
るものである。
や温度上昇などにより絶縁劣化すると短絡して過電流が
流れる。これを利用して、電源側に設けたヒューズ等に
より給電を遮断して放電灯点灯装置から発煙や発火する
ことを防止している。また、異常が発生した際に、動作
を停止するとともに異常原因の究明が容易にできること
を目的とした電力変換装置が出現しており、例えば、特
開平6ー14558号公報(従来例)に開示されてい
る。この従来例は、図5に示すように、商用電源1をP
WM変調された所定の周波数,電圧の交流に変換するイ
ンバータ部2と、所定の記憶容量を有する記憶手段3
と、電流検出器4,5および第1のマイクロプロセッサ
6から構成され、インバータ部2の動作異常を検出する
異常検出手段と、時間的に後から書込まれた内容が履歴
的に記憶保持されるようにインバータ部2の動作状態を
示すデータを所定の時間間隔で記憶手段3に書込むとと
もに、異常検出手段によるインバータ部2の動作異常の
検出に基づき記憶手段3への書込み動作を停止する書込
手段とを備え、また、外部の出力装置7を電気的に接続
または切離し可能な接続部8を有し、この接続部8を介
して記憶手段3から読出された読出内容を外部の出力装
置7に出力可能にしたインバータ装置9である。異常発
生後、記憶手段3の記憶内容に基づき異常に至る過程
を、外部に接続された表示装置(出力装置)7に表示す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】放電灯点灯装置のヒュ
ーズ等による給電の遮断は、放電灯点灯装置を構成する
部品に短絡が生じ過電流が流れた結果であるので、発煙
や発火が生じるという欠点がある。また、図5に示す従
来例のインバータ装置9は、記憶手段3の記憶内容に基
づき、異常原因の究明を迅速にかつ容易に行うものであ
り、記憶手段3の記憶内容に基づきインバータ装置9を
制御することまでは言及されていない。
ーズ等による給電の遮断は、放電灯点灯装置を構成する
部品に短絡が生じ過電流が流れた結果であるので、発煙
や発火が生じるという欠点がある。また、図5に示す従
来例のインバータ装置9は、記憶手段3の記憶内容に基
づき、異常原因の究明を迅速にかつ容易に行うものであ
り、記憶手段3の記憶内容に基づきインバータ装置9を
制御することまでは言及されていない。
【0004】本発明は、寿命や温度上昇などの異常を部
品が発煙や発火する前に検出してデータとして記憶手段
に保持するとともに、この保持データに基づいて動作を
停止させることのできる放電灯点灯装置および照明器具
を提供することを目的とする。
品が発煙や発火する前に検出してデータとして記憶手段
に保持するとともに、この保持データに基づいて動作を
停止させることのできる放電灯点灯装置および照明器具
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の放電灯
点灯装置の発明は、放電ランプと;放電ランプを付勢す
る点灯回路部と;点灯回路部の動作異常を検出する異常
検出手段と;異常検出手段による点灯回路部の動作異常
の検出データを保持する記憶手段と;記憶手段の保持デ
ータを取り込み、点灯回路部の動作異常を判定する判定
手段と;記憶手段の点灯回路部の動作異常の保持データ
に基づき点灯回路部の動作を停止させる点灯回路部動作
停止手段と;を具備している。
点灯装置の発明は、放電ランプと;放電ランプを付勢す
る点灯回路部と;点灯回路部の動作異常を検出する異常
検出手段と;異常検出手段による点灯回路部の動作異常
の検出データを保持する記憶手段と;記憶手段の保持デ
ータを取り込み、点灯回路部の動作異常を判定する判定
手段と;記憶手段の点灯回路部の動作異常の保持データ
に基づき点灯回路部の動作を停止させる点灯回路部動作
停止手段と;を具備している。
【0006】本発明および以下の各発明において、特に
言及しない限り用語の定義および技術的意味は次のとお
りとする。
言及しない限り用語の定義および技術的意味は次のとお
りとする。
【0007】点灯回路部動作停止手段による点灯回路部
の動作の停止は、異常検出手段によって点灯回路部の動
作異常を検出した時の検出信号を受信して行う場合も包
含する。
の動作の停止は、異常検出手段によって点灯回路部の動
作異常を検出した時の検出信号を受信して行う場合も包
含する。
【0008】記憶手段は、例えば、不揮発性のメモリで
ある。
ある。
【0009】記憶手段は、動作異常のデータのみを保持
することの他、所定の記憶容量を有し履歴的にデータを
記憶してもよい。
することの他、所定の記憶容量を有し履歴的にデータを
記憶してもよい。
【0010】点灯回路部とは、例えば、スイッチング素
子で構成されたインバータ回路である。
子で構成されたインバータ回路である。
【0011】動作異常とは、放電ランプを正常に点灯さ
せることができない状態をいう。
せることができない状態をいう。
【0012】放電灯点灯装置の点灯回路部は直流電源よ
り給電されてスイッチング動作し、高周波電圧を出力し
て放電ランプを点灯させる。点灯回路部には点灯回路部
の動作を常時検出する異常検出手段が接続され、異常検
出手段には点灯回路部動作停止手段および記憶手段とし
ての不揮発性のメモリが接続されている。メモリの保持
データは点灯回路部動作停止手段の判定手段に常時取り
込まれており、判定手段はメモリのデータが異常のデー
タであるか否かを判断している。判定手段は点灯回路部
の動作を停止させる信号を出力する。
り給電されてスイッチング動作し、高周波電圧を出力し
て放電ランプを点灯させる。点灯回路部には点灯回路部
の動作を常時検出する異常検出手段が接続され、異常検
出手段には点灯回路部動作停止手段および記憶手段とし
ての不揮発性のメモリが接続されている。メモリの保持
データは点灯回路部動作停止手段の判定手段に常時取り
込まれており、判定手段はメモリのデータが異常のデー
タであるか否かを判断している。判定手段は点灯回路部
の動作を停止させる信号を出力する。
【0013】点灯回路部が動作異常になると、異常検出
手段は動作異常を検出して異常のデータ(例えば、〈0
1〉)をメモリに記憶する。点灯回路部動作停止手段の
判定手段は、メモリの保持データを常時取り込み、その
データが異常データであると判断すると停止信号を発し
て点灯回路部の動作を停止させる。点灯回路部の動作が
停止すると、放電ランプは消灯する。
手段は動作異常を検出して異常のデータ(例えば、〈0
1〉)をメモリに記憶する。点灯回路部動作停止手段の
判定手段は、メモリの保持データを常時取り込み、その
データが異常データであると判断すると停止信号を発し
て点灯回路部の動作を停止させる。点灯回路部の動作が
停止すると、放電ランプは消灯する。
【0014】点灯回路部が再給電されると、点灯回路部
動作停止手段の判定手段は、メモリの保持データをまず
取り込み、そのデータが異常データであると判断すると
停止信号を発して点灯回路部の動作を駆動させない。し
たがって、メモリの保持データが異常データであると、
点灯回路部は動作をしないので部品の発煙や発火が防止
される。
動作停止手段の判定手段は、メモリの保持データをまず
取り込み、そのデータが異常データであると判断すると
停止信号を発して点灯回路部の動作を駆動させない。し
たがって、メモリの保持データが異常データであると、
点灯回路部は動作をしないので部品の発煙や発火が防止
される。
【0015】請求項2に記載の放電灯点灯装置の発明
は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、異常検出
手段は点灯回路部の部品の温度を検出する。
は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、異常検出
手段は点灯回路部の部品の温度を検出する。
【0016】放電灯点灯装置を構成する部品の温度が所
定の温度になると、異常検出手段は点灯回路部の動作を
異常として異常データをメモリに記憶する。所定の温度
は、部品が発煙,発火しない温度に設定されている。温
度を検出するので装置が安価で簡易である。
定の温度になると、異常検出手段は点灯回路部の動作を
異常として異常データをメモリに記憶する。所定の温度
は、部品が発煙,発火しない温度に設定されている。温
度を検出するので装置が安価で簡易である。
【0017】請求項3に記載の照明器具の発明は、照明
器具本体と;この照明器具本体に搭載された請求項1ま
たは請求項2に記載の放電灯点灯装置と;を具備してい
る。
器具本体と;この照明器具本体に搭載された請求項1ま
たは請求項2に記載の放電灯点灯装置と;を具備してい
る。
【0018】放電灯点灯装置が動作異常となると、点灯
回路部の動作が停止されるので、照明器具より発煙や発
火が生じることが防止される。
回路部の動作が停止されるので、照明器具より発煙や発
火が生じることが防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施形態を示す放電
灯点灯装置のブロック図である。
灯点灯装置のブロック図である。
【0021】放電灯点灯装置10は、点灯回路部11,
異常検出手段としての異常検出回路12,記憶手段とし
ての不揮発性のメモリ13およびメモリ13のデータを
判断する判定手段14を具備した点灯回路部動作停止手
段としての点灯回路部動作停止信号発生部15より構成
され、判定手段14および点灯回路部動作停止信号発生
部15はマイコン化されている。点灯回路部11の入力
端子は図示しない直流電源に接続され、出力端子は放電
ランプ16に接続されている。点灯回路部11は周知の
インバータ回路である。点灯回路部11のトランスなど
の部品には図示しない温度センサが取り付けられ、温度
センサは異常検出回路12に接続されている。温度セン
サが所定の温度になると、異常検出回路12は点灯回路
部動作停止信号発生部15を介してメモリ13に異常デ
ータ、例えば〈01〉を送出する。メモリ13は異常デ
ータを保持する。点灯回路部動作停止信号発生部15の
判定手段14は、常時メモリ13の保持データを取り込
み、そのデータが異常データ、例えば〈01〉で有るか
否かを判定している。判定手段14が異常データを取り
込むと、点灯回路部動作停止信号発生部15に点灯回路
部11の動作を停止させる信号を出力させる。
異常検出手段としての異常検出回路12,記憶手段とし
ての不揮発性のメモリ13およびメモリ13のデータを
判断する判定手段14を具備した点灯回路部動作停止手
段としての点灯回路部動作停止信号発生部15より構成
され、判定手段14および点灯回路部動作停止信号発生
部15はマイコン化されている。点灯回路部11の入力
端子は図示しない直流電源に接続され、出力端子は放電
ランプ16に接続されている。点灯回路部11は周知の
インバータ回路である。点灯回路部11のトランスなど
の部品には図示しない温度センサが取り付けられ、温度
センサは異常検出回路12に接続されている。温度セン
サが所定の温度になると、異常検出回路12は点灯回路
部動作停止信号発生部15を介してメモリ13に異常デ
ータ、例えば〈01〉を送出する。メモリ13は異常デ
ータを保持する。点灯回路部動作停止信号発生部15の
判定手段14は、常時メモリ13の保持データを取り込
み、そのデータが異常データ、例えば〈01〉で有るか
否かを判定している。判定手段14が異常データを取り
込むと、点灯回路部動作停止信号発生部15に点灯回路
部11の動作を停止させる信号を出力させる。
【0022】次に、本発明の上記実施形態の作用につい
て述べる。
て述べる。
【0023】点灯回路部11は、直流電源より給電され
るとスイッチング動作をして高周波電圧を出力して放電
ランプ16を点灯させる。温度センサが取り付けられた
部品が所定の温度に上昇すると、異常検出回路12は点
灯回路部11の動作を異常として、点灯回路部動作停止
信号発生部15を介してメモリ13に異常データ(例え
ば、〈01〉)を送出し、メモリ13は異常データ〈0
1〉を保持する。判定手段14は、メモリ13の保持デ
ータを常時取り込み、そのデータが異常データ〈01〉
であると判断すると信号を発し、点灯回路部動作停止信
号発生部15に点灯回路部11の動作を停止させる信号
を出力させて点灯回路部11の動作を停止させる。点灯
回路部11の動作が停止すると放電ランプ16は消灯す
る。
るとスイッチング動作をして高周波電圧を出力して放電
ランプ16を点灯させる。温度センサが取り付けられた
部品が所定の温度に上昇すると、異常検出回路12は点
灯回路部11の動作を異常として、点灯回路部動作停止
信号発生部15を介してメモリ13に異常データ(例え
ば、〈01〉)を送出し、メモリ13は異常データ〈0
1〉を保持する。判定手段14は、メモリ13の保持デ
ータを常時取り込み、そのデータが異常データ〈01〉
であると判断すると信号を発し、点灯回路部動作停止信
号発生部15に点灯回路部11の動作を停止させる信号
を出力させて点灯回路部11の動作を停止させる。点灯
回路部11の動作が停止すると放電ランプ16は消灯す
る。
【0024】上記において、直流電源は商用交流を整流
平滑したものなど直流であればその電源形態は問わな
い。所定の温度は、部品が破壊して発煙または発火する
直前の温度に予め設定されている。また、異常検出回路
12はメモリ13に履歴的に温度センサのデータを書き
込んでもよい。また、判定手段14および点灯回路部動
作停止信号発生部15がマイコン化されていない放電灯
点灯装置では、異常検出回路12は異常データ〈01〉
を直接メモリ13に送出する。
平滑したものなど直流であればその電源形態は問わな
い。所定の温度は、部品が破壊して発煙または発火する
直前の温度に予め設定されている。また、異常検出回路
12はメモリ13に履歴的に温度センサのデータを書き
込んでもよい。また、判定手段14および点灯回路部動
作停止信号発生部15がマイコン化されていない放電灯
点灯装置では、異常検出回路12は異常データ〈01〉
を直接メモリ13に送出する。
【0025】点灯回路部11の給電を一旦遮断して再給
電すると、判定手段14は、メモリ13の保持データを
まず取り込み、そのデータが異常データ〈01〉である
と判断するので点灯回路部11の動作を駆動されなく、
放電ランプ16は点灯しない。したがって、メモリ13
に異常データ〈01〉が保持されると、以後、点灯回路
部11は異常動作をすることがないので部品の発煙や発
火が防止される。
電すると、判定手段14は、メモリ13の保持データを
まず取り込み、そのデータが異常データ〈01〉である
と判断するので点灯回路部11の動作を駆動されなく、
放電ランプ16は点灯しない。したがって、メモリ13
に異常データ〈01〉が保持されると、以後、点灯回路
部11は異常動作をすることがないので部品の発煙や発
火が防止される。
【0026】図2は本発明の第2の実施形態を示す照明
器具の断面図である。
器具の断面図である。
【0027】照明器具20は、天井21のシーリングソ
ケット22により吊持されている。照明器具本体23の
内部には放電灯点灯装置10が内蔵され、また、放電ラ
ンプとしての蛍光ランプ16および常夜灯としての豆球
24が取り付けられている。プルスイッチ25を操作し
て蛍光ランプ16および豆球24を点消灯させる。
ケット22により吊持されている。照明器具本体23の
内部には放電灯点灯装置10が内蔵され、また、放電ラ
ンプとしての蛍光ランプ16および常夜灯としての豆球
24が取り付けられている。プルスイッチ25を操作し
て蛍光ランプ16および豆球24を点消灯させる。
【0028】次に、本発明の実施形態の動作について詳
細に説明する。
細に説明する。
【0029】図3は本発明の第1の実施形態を示す放電
灯点灯装置の動作を示すフロー図である。
灯点灯装置の動作を示すフロー図である。
【0030】放電灯灯装置10が給電されると、ステッ
プT1でマイコンの初期処理を行う。この初期処理は、
図4に示すステップで行われる。すなわち、ステップS
1でRAM領域をクリア,プログラム等を設定してステ
ップS2に進む。ステップS2ではフラグ,レジスタを
設定してステップS3に進む。ステップS3では異常デ
ータや点灯データなどの各種データをEEPROMが読
み込む。こうして、初期処理を終えステツプT2に進
む。ステップT2ではプルスイッチ16やリモコンなど
各操作データの処理を行い、ステップT3に進む。ステ
ップT3では点灯回路部11が点灯モードであるか否か
を判定し、点灯モードの場合はステップT4に、点灯モ
ードでない場合はステップT5に進む。ステップT4で
は点灯回路部11の動作が異常であるか否かを判定し、
異常である場合はステップT6に、異常でない場合はス
テップT7に進む。ステップT7では全光モードである
か否かを判定し、全光モードである場合はステップT8
に、全光モードでない場合はステップT9に進む。ステ
ップT6では点灯回路部11の動作異常のデータがEE
PROMに書き込まれていなければ書込んで、ステップ
T10に進む。ステップT8では全光の点灯処理をして
ステップT2に進む。ステップT9では調光の点灯処理
をしてステップT2に進む。ステップT10では消灯処
理をしてステップT2に進む。ステップT5では豆球が
点灯モードであるか否かを判定し、点灯モードである場
合はステップT11に、点灯モードでない場合はステッ
プT10に進む。ステップT11では豆球の点灯処理を
してステップT2に進む。このように、ステップT4に
おいて、常時点灯回路部11の動作異常を判定して、動
作異常の場合はステップT10で消灯処理、すなわち、
点灯回路部11を停止させる。したがって、放電灯点灯
装置10が異常動作状態に保持されることがないので、
放電灯点灯装置10より発煙や発火が生じることが防止
される。
プT1でマイコンの初期処理を行う。この初期処理は、
図4に示すステップで行われる。すなわち、ステップS
1でRAM領域をクリア,プログラム等を設定してステ
ップS2に進む。ステップS2ではフラグ,レジスタを
設定してステップS3に進む。ステップS3では異常デ
ータや点灯データなどの各種データをEEPROMが読
み込む。こうして、初期処理を終えステツプT2に進
む。ステップT2ではプルスイッチ16やリモコンなど
各操作データの処理を行い、ステップT3に進む。ステ
ップT3では点灯回路部11が点灯モードであるか否か
を判定し、点灯モードの場合はステップT4に、点灯モ
ードでない場合はステップT5に進む。ステップT4で
は点灯回路部11の動作が異常であるか否かを判定し、
異常である場合はステップT6に、異常でない場合はス
テップT7に進む。ステップT7では全光モードである
か否かを判定し、全光モードである場合はステップT8
に、全光モードでない場合はステップT9に進む。ステ
ップT6では点灯回路部11の動作異常のデータがEE
PROMに書き込まれていなければ書込んで、ステップ
T10に進む。ステップT8では全光の点灯処理をして
ステップT2に進む。ステップT9では調光の点灯処理
をしてステップT2に進む。ステップT10では消灯処
理をしてステップT2に進む。ステップT5では豆球が
点灯モードであるか否かを判定し、点灯モードである場
合はステップT11に、点灯モードでない場合はステッ
プT10に進む。ステップT11では豆球の点灯処理を
してステップT2に進む。このように、ステップT4に
おいて、常時点灯回路部11の動作異常を判定して、動
作異常の場合はステップT10で消灯処理、すなわち、
点灯回路部11を停止させる。したがって、放電灯点灯
装置10が異常動作状態に保持されることがないので、
放電灯点灯装置10より発煙や発火が生じることが防止
される。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、放電灯点
灯装置の点灯回路部が動作異常になると、異常データを
メモリに保持してその異常データにより点灯回路部の動
作を停止するので、発煙や発火が防止される。
灯装置の点灯回路部が動作異常になると、異常データを
メモリに保持してその異常データにより点灯回路部の動
作を停止するので、発煙や発火が防止される。
【0032】請求項2記載の発明によれば、点灯回路部
を構成する部品の温度により動作異常を検出するので、
回路構成が簡素で安価とすることができる。
を構成する部品の温度により動作異常を検出するので、
回路構成が簡素で安価とすることができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、放電灯点灯
装置が動作異常となると、その動作が停止されるので、
照明器具より発煙や発火が生じることが防止される。
装置が動作異常となると、その動作が停止されるので、
照明器具より発煙や発火が生じることが防止される。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す放電灯点灯装置
のブロック図。
のブロック図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す照明器具の断面
図。
図。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す放電灯点灯装置
の動作を示すフロー図。
の動作を示すフロー図。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す放電灯点灯装置
の初期処理を示すフロー図。
の初期処理を示すフロー図。
【図5】従来例のインバータ装置を示すブロック図。
10 放電灯点灯装置 11 点灯回路部 12 異常検出手段 13 記憶手段 14 判定手段 15 点灯回路部動作停止手段 16 放電ランプ 20 照明器具 23 照明器具本体
Claims (3)
- 【請求項1】放電ランプと;放電ランプを付勢する点灯
回路部と;点灯回路部の動作異常を検出する異常検出手
段と;異常検出手段による点灯回路部の動作異常の検出
データを保持する記憶手段と;記憶手段の保持データを
取り込み、点灯回路部の動作異常を判定する判定手段
と;記憶手段の点灯回路部の動作異常の保持データに基
づき点灯回路部の動作を停止させる点灯回路部動作停止
手段と;を具備していることを特徴とする放電灯点灯装
置。 - 【請求項2】異常検出手段は点灯回路部の部品の温度を
検出することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項3】照明器具本体と;この照明器具本体に搭載
された請求項1または請求項2に記載の放電灯点灯装置
と;を具備していることを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23354297A JPH1174091A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 放電灯点灯装置および照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23354297A JPH1174091A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 放電灯点灯装置および照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174091A true JPH1174091A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16956695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23354297A Pending JPH1174091A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 放電灯点灯装置および照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1174091A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164698A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | 放電ランプ点灯装置及びそれを用いた映像表示装置 |
WO2007029387A1 (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Mitsubishi Electric Corporation | 放電灯点灯装置 |
JP2007213907A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 放電灯点灯装置 |
JP2009236608A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | 絶縁異常検知装置および家電機器 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23354297A patent/JPH1174091A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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