JPH1174015A - 電気コネクタ及びそれに使用されるハウジング - Google Patents

電気コネクタ及びそれに使用されるハウジング

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JPH1174015A
JPH1174015A JP24985597A JP24985597A JPH1174015A JP H1174015 A JPH1174015 A JP H1174015A JP 24985597 A JP24985597 A JP 24985597A JP 24985597 A JP24985597 A JP 24985597A JP H1174015 A JPH1174015 A JP H1174015A
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JP
Japan
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terminal
contact piece
engagement
housing
tab terminal
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JP24985597A
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Inventor
Takashi Minematsu
隆志 峰松
Shinichi Osumi
真一 大隅
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子の係合解除部材がハウジングのランスと
係合して作動するようにした小型の電気コネクタ、及び
それに使用するハウジングを提供すること。 【解決手段】 端子70が、ハウジング内に完全に挿入
されるとランス12aにより係止される。そのとき係合
解除部材84はランス12aの溝18a内にあるが、カ
ム面38aとは係合していない。電気コネクタ1を引き
抜くときは、端子70’の如く端子は左方へ移動し係合
解除部材84’は、カム面38’と係合して押し下げら
れ、タブ端子Tとの係合が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ、及び
それに使用されるハウジングに関し、特に自動車用前照
灯に使用される電気コネクタ、及びそれに使用されるハ
ウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の前照灯用のコネクタとして種々
の形式のものが知られている。例えば実開平2−244
83号公報に開示されたコネクタが公知である。この従
来技術のコネクタ100の断面図を図7に示して以下に
説明する。
【0003】絶縁ハウジング104の各キャビティ10
2には、一枚の金属板から打ち抜き形成され、夫々ハウ
ジング104への係止部114、114’を有する端子
110、110’が挿入保持されている。端子110、
110’の接触部106、106’は、夫々対向する接
触片108、112、108’、112’から構成され
る。相手方のタブ端子(図示せず)は、この接触片10
8と112の間、及び108’と112’との間に挿入
されて電気的な接続がなされる。
【0004】
【発明が解決すべき課題】前述の公知例では、接触部1
06、106’間に相手方のタブ端子が、摩擦により挿
入保持されるが、振動で係合が緩んだりする慮れがあ
る。この為、例えば特公昭61−51388号に開示さ
れた如く、端子にロック機構を設けタブ端子との位置ず
れを防ぐようにしたものもあるが、ロックを解除する機
構がコネクタの外部にありコネクタのサイズが大きくな
ってしまい、ハウジングの構造も複雑になってしまうと
いう問題がある。また、接触片108、112、10
8’、112’がタブ端子によってこじられて変形し、
その結果接触片とタブ端子の間にグロー放電が生じ火災
に至ることがある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、グロー放電の生じにくい小型の電気コネクタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
の電気コネクタは、絶縁ハウジング、及び該絶縁ハウジ
ングのランスに係止される雌型端子を有する電気コネク
タにおいて、前記雌型端子には、相手方端子との係合を
解除する係合解除部材を設け、該係合解除部材は前記ラ
ンスとの係合により作動されることを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係わる本発明のハウジン
グは、雌型端子を係止するランスを有し、該ランスに
は、前記雌型端子の相手方端子との係合を解除する係合
解除部材と係合して該係合解除部材を作動させる係合表
面を有することを特徴とする。
【0008】雌型端子の、タブ端子と接触する接触片は
箱型の接触部により変形しないように支持されることが
望ましい。
【0009】更に、雌型端子の係合解除部材は、その先
端部がランスの溝内に収容されることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図を参照して詳細に説明する。図1は本
発明の電気コネクタのハウジングの正面図、図2はその
背面図、図3は底面図を夫々示す。
【0011】まず、図1、及び図2を参照して、樹脂製
の絶縁ハウジング(以下、単にハウジングという)2
は、本体4、及び本体4にヒンジ8により一体に連結さ
れたカバー6からなる。本体4には、略凸形の嵌合面2
0が形成され、その嵌合面20内に前照灯のタブ端子T
(図4参照)の配置に合わせて、3個のキャビティ10
a、10b、10cが形成されている。これらのキャビ
ティは、総括してキャビティ10という。キャビティ1
0a、10cは対向し、キャビティ10bはキャビティ
10a、10cの中間に位置ずれして配置されている。
キャビティ10a、10cには、嵌合面20の中央寄り
にランス12a、12cが夫々形成され、キャビティ1
0bには、ランス12bがヒンジ8寄りにハウジング2
と一体に形成されている。各キャビティ10の両側の内
壁にはリブ14が形成されている。即ち、キャビティ1
0a、10b、10cには、夫々リブ14a、14b、
14cが形成されている。このリブ14にまたがって、
後述する雌型端子(以下、単に端子という)70、7
0’(図4参照)が配置される。嵌合面20にはテーパ
16、即ち、キャビティ10a、10b、10cに夫々
対応してテーパ16a、16b、16cが形成され、相
手方のタブ端子Tの挿入時の案内となっている。ランス
12には、紙面と直交方向に溝18が形成され、その溝
18の一部は前方に貫通し、貫通孔19となっている。
この溝18の作用については後述する。
【0012】本体4には、補強リブ22、4ヵ所のラッ
チ突起24、及び前照灯からハウジング2を引き抜く際
に指をかける指かけ部26a、26bが突設されてい
る。カバー6には、ラッチ突起24に対応してラッチア
ーム28が複数形成されている。カバー6は、本体4の
背面側にヒンジ8の部分で折り曲げられて、ラッチ突起
24とラッチアーム28がラッチ係合して固定される。
本体4の背面側には、端子70、70’に接続した電線
を配置するための、夫々キャビティ10a、10b、1
0cと連通する凹溝30a、30b、30cが形成され
ている。
【0013】次に図3を参照して、ラッチアーム28
は、その外形が弧状をなしておりラッチ突起24と係合
する角穴34を有する。カバー6は、ヒンジ8を中心と
して図において矢印A方向に回動されて、ハウジング2
の背面側へ取り付られる。カバー6が取り付けられると
凹溝30を覆い、電線の通路を構成する。
【0014】図4に、図1の4−4線に沿う電気コネク
タ1の部分拡大断面図を示す。ハウジング2のキャビテ
ィ16a、16bには、同じ形状の端子70、70’が
完全に挿入されている。端子70はタブ端子Tが受容さ
れて電気的に接触する箱型の接触部72と、電線に接続
される電線接続部74を有する。端子70の基部76
は、この基部76から打ち抜き形成された接触片78a
を有する。接触片78aは、端子70の挿入端80側に
固定端を有する片持ち梁状に形成される。接触片78a
の略中間には、相手方のタブ端子Tの穴(図示せず)と
係合してタブ端子Tを係止する突起82が形成されてい
る。接触片78aの自由端には、係合解除部材84が、
接触片78aと略直交方向に接触片78aと一体に突設
されている。また、接触片78aと対向して接触片79
aが、箱形の接触部72から一体に折り曲げられて形成
されている。タブ端子Tは、この接触片78aと79a
の間に挿入される。
【0015】ランス12aの溝18aの前端は図におい
て上方に傾斜したカム面38a(係合表面)となってい
る。接触部72の肩72aは、ランス12aの係合端3
6aに当接し端子70の抜け止めがなされる。この時、
係合解除部材84の先端部84aは溝18aの中にある
が、先端部84aはカム面38aとは係合していない。
接触部72は、リブ14aの上に配置されて上下方向の
位置決めがなされる。相手方のタブ端子Tが挿入される
ときは、端子70はランス12aにより後方への移動が
阻止されてこの位置に停止する。
【0016】次に、電気コネクタ2を引き抜くときの状
態について、キャビティ16cに配置された同じ形式の
端子70’を用いて説明する。電気コネクタ1が、矢印
B方向に引っ張られるとタブ端子Tと端子70’は、係
合しているために端子70’は留まろうとする。その
為、端子70’は相対的に左方へ引っ張られ、係合解除
部材84’は、カム面38a’と当接する。カム面38
a’は、下方に傾斜しているため、端子70’が左方へ
移動するに従い、係合解除部材84’は,下方へ付勢さ
れる。その結果、接触片78a’の突起82’とタブ端
子Tとの係合が解除され、電気コネクタを引き抜くこと
が出来る。係合解除部材84’を操作するランス12c
は、ハウジング2の外部ではなく、キャビティ16c内
にあるのでハウジング2の外形を大きくすることがな
い。また、係合解除部材84、84’が溝18内に配置
されていることにより一層小型化に寄与している。ま
た、接触片78a、79aは箱型の接触部80により支
持されているので、変形する虞れが少ない。
【0017】本発明の代替実施形態の電気コネクタ1’
を図5の、図4と同様な断面図で示す。図4と同じ部品
については同じ番号を付して説明する。図4と相違する
構成は、ランス40、即ちランス40a、40b、40
c(40bについては図示せず)がハウジング42の嵌
合面44側から背面46側へ延びている点である。ラン
ス40a、40cには、夫々段差により形成された前向
きの係合部44a、44bを有する。係合部44a、4
4b、即ち総括して係合部44は、端子70、70’の
肩72a、72bと係合する。ランス40a、40b、
40cには、前述の実施形態と同様に溝46a、46c
が形成され、その終端部にカム面(係合表面)48a、
48cを有する。これらのカム面48a、48cは後
方、即ち図において斜め右上方向に傾斜している。
【0018】この傾斜により、端子70’が図の如く左
に移動してカム面48cを押圧しても、ランス40cが
撓みにくいように作用する。即ち、係合解除部材84’
によりカム面48cが押圧されて、ランス48cが反時
計方向に付勢される。しかし、カム面48cは垂直に接
近するように立ち上がる、即ち変位するので、反時計方
向に付勢する押圧分力は弱まる。その結果、ランス40
cの撓みは少なくなり端子70’の肩72cと係合部4
4bとの係合が外れる虞が少なくなる。
【0019】また、この係合を確実にする為、図5の如
く、カバー50と一体に突設されたリブ52a、52c
が、カバー50を挿着時にランス40a、40cの背後
の空隙に位置する。これによりランス40が撓んで端子
70、70’との係合が外れる虞がなくなる。
【0020】これらのリブ52a、52cと同様なリブ
(図示せず)は前述のハウジング2にも前方から別体に
挿入してハウジングの撓みを阻止することができる。
【0021】図6にキャビティ16cを正面から見た部
分拡大図を示す。図中仮想線で示す部分は、端子70’
である。係合解除部材84’は、溝18c内に配置さ
れ、この溝18c内で摺動可能であることが理解出来よ
う。
【0022】以上、本発明の好適な実施の形態について
詳細に説明したが、本実施形態に限定されるものではな
く種々の変形変更が可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明の電気コネクタは、雌型端子に相
手方のタブ端子との係合を解除する係合解除部材を設
け、この係合解除部材とハウジングのランスとの係合に
より、係合解除部材が作動されるので次の効果を有す
る。
【0024】即ち、単に電気コネクタを引き抜くだけで
タブ端子との係合を解除出来る小型の電気コネクタが得
られる。また外部からの力により、端子同士が偶発的に
契合を解除されることが防止できる。
【0025】また、本発明の、電気コネクタに使用され
るハウジングは、雌型端子の係合解除部材と係合して、
相手方のタブ端子との係合を解除する係合表面を有する
ので次の効果を奏する。
【0026】即ち、簡単な構成の係合解除機能の付いた
小型のハウジングが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハウジングの正面図である。
【図2】図1のハウジングの背面図である。
【図3】図1のハウジングの底面図である。
【図4】図1のハウジングの4−4線に沿う部分拡大断
面図である。
【図5】本発明の代替実施形態の、図4と同様の部分拡
大断面図である。
【図6】キャビティを正面から見た部分拡大図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1、1’ 電気コネクタ 2、42 絶縁ハウジング 12a、12b、12c、40a、40b、40c
ランス 38a、38a’,48a、48c 係合表面 70、70’ 雌型端子 84、84’ 係合解除部材 T タブ端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ハウジング、及び該絶縁ハウジングの
    ランスに係止される雌型端子を有する電気コネクタにお
    いて、 前記雌型端子には、相手方端子との係合を解除する係合
    解除部材を設け、該係合解除部材は前記ランスとの係合
    により作動されることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】雌型端子を係止するランスを有し、該ラン
    スには、前記雌型端子の相手方端子との係合を解除する
    係合解除部材と係合して該係合解除部材を作動させる係
    合表面を有することを特徴とする、電気コネクタに使用
    されるハウジング。
JP24985597A 1997-08-29 1997-08-29 電気コネクタ及びそれに使用されるハウジング Pending JPH1174015A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008862A1 (ja) * 2013-07-19 2015-01-22 日本圧着端子製造株式会社 電気コネクタのハウジング、および電気コネクタ

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