JPH1173935A - 安全弁を備える密閉型蓄電池 - Google Patents

安全弁を備える密閉型蓄電池

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JPH1173935A
JPH1173935A JP10184937A JP18493798A JPH1173935A JP H1173935 A JPH1173935 A JP H1173935A JP 10184937 A JP10184937 A JP 10184937A JP 18493798 A JP18493798 A JP 18493798A JP H1173935 A JPH1173935 A JP H1173935A
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JP
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metal foil
valve
plate
sealing plate
storage battery
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JP10184937A
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Yasuhiro Yamauchi
康弘 山内
Masatoshi Takahashi
昌利 高橋
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造の安全弁を、正確な圧力で確実に
開弁して、信頼性を向上させる。 【解決手段】 密閉型蓄電池は、封口板1または外装缶
4に安全弁3を装備する。安全弁3は、封口板1や外装
缶4の弁孔5を閉塞するように金属箔2を密着してい
る。電池の内圧が設定圧よりも高くなると金属箔2が破
壊されて、弁孔5が開弁される。金属箔2は、封口板1
または外装缶4の内面に密着されており、電池の内圧で
封口板1や外装缶4の内面に押圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池内圧が異常に
上昇したときに開弁して、電池の破損を防止する安全弁
を備える密閉型蓄電池に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン二次電池等の密閉型蓄電
池は、外装缶の開口部を閉塞する封口板に安全弁を設け
ている。安全弁は、電池内部にガスが発生して、内部の
圧力が異常に上昇したときに開弁されて、電池内部のガ
スを外装缶の外に放出し、内圧で外装缶が破裂するのを
防止する。安全弁を設けないと、内圧が異常に上昇した
ときに、外装缶の開口部を気密に閉塞している封口部が
破裂する。封口部の強度が他の部分よりも弱いからであ
る。高圧の気体に押されて外装缶の封口板が破損する
と、その衝撃は液体に押圧されるのに比較して相当に大
きくなることがある。液体は圧縮性がないので、極微量
を排出して圧力を急激に低下できるが、気体は圧縮性が
あるので、微量を排出しても直ちに圧力が低下せず、封
口部に連続して高い圧力が作用して破損させるからであ
る。
【0003】密閉型の蓄電池は、異常な状態で使用され
ると一時的に内圧が上昇することがある。たとえば、大
電流で放電したり、あるいは過充電したりすると外装缶
の内部でガスが発生して、電池内圧が上昇することがあ
る。このとき、安全弁を開弁してガスを排出する必要が
ある。
【0004】安全弁は、自己復帰するものと、自己復帰
しないものがある。自己復帰する安全弁を備える電池
は、安全弁を開弁させた後も、閉弁して再使用できる特
長がある。ただ、この構造の安全弁は、内圧で弁体を移
動させて開閉させるので、何らかの原因で弁体が移動し
ないことがある。この状態になると、電池の内圧が設定
圧より高くなっても開弁されなくなる。このため、設定
圧よりも高い内圧になったときに、安全弁を確実に開弁
する信頼性に問題が生じる。
【0005】自己復帰しない安全弁は、内圧が異常に高
くなったときに、確実に開弁できる特長がある。機械的
な可動部分がなく、外装缶の一部の薄く加工した部分を
破断させるからである。ただ、この構造の安全弁は、開
弁する設定圧を正確に調整するのが極めて難しい欠点が
ある。外装缶の一部を薄く加工して、この部分を破断し
て開弁させるので、薄く加工する部分の厚さが少しでも
変化すると、破断される圧力が大幅に変化するからであ
る。さらに、薄く加工する部分の厚さが極めて薄いこと
も、加工を難しくしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この弊害を解消するた
めに、図1に示すように、封口板1の弁孔5に金属箔2
を密着した構造の安全弁3が開発されている(特開平7
−050159号公報)。この構造の安全弁3は、金属
箔2の膜厚を調整して、開弁圧力を調整できる。金属箔
2は、一定の厚さに製造できるので、破断される力を正
確に調整できる。ただ、この構造の安全弁3は、実際に
は正確な圧力で金属箔2を破断させるのが極めて難し
い。それは、金属箔2を理想的な状態で剥離しないよう
に封口板1に密着して固定するのが難しいからである。
金属箔2は、電池の内圧が上昇したときに、図1の鎖線
で示すように、封口板1の表面から剥離して大きく変形
することがある。金属箔2がこの形状に変形すると、金
属箔2に作用する応力が変動して、破断される内圧が変
動してしまう。とくに、金属箔2として最適な材料であ
るアルミニウム箔は、クラッド加工等の方法で封口板1
に密着されるが、アルミニウムは表面に酸化膜ができや
すく、この酸化膜が、封口板1への確実な密着を阻害す
る。このため、金属箔2を封口板1に剥離しない理想的
な状態で密着するのは難しく、金属箔2の剥離現象が安
全弁3の開弁圧を変動させる。
【0007】さらに、図1に示すように、金属箔2を封
口板1の上面に接着している電池は、破断されやすい金
属箔2に異物が衝突して破断されることがある。このこ
とは、製造される電池の歩留を低下させる。
【0008】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、正
確な圧力で確実に開弁できる安全弁を備える密閉型蓄電
池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉型蓄電池
は、外装缶4の開口部を、安全弁3を備える封口板1で
閉塞し、あるいは外装缶4に安全弁3を設けている。安
全弁3は、弁孔5を有し、この弁孔5を金属箔2で閉塞
するように密着している。金属箔2は、電池の内圧が設
定圧よりも高くなると破壊されて、弁孔5を開弁して、
電池の内圧を低下させる。
【0010】さらに、本発明の密閉型蓄電池は、金属箔
2を封口板1、または外装缶4の内面に密着して、電池
の内圧で、封口板1や外装缶4の内面に強く押圧する独
特の構造としている。この構造の金属箔2は、封口板1
や外装缶4の内面に押し付けられて剥離しないで破断さ
れる。このため、金属箔2が剥離して、弁孔5の実質的
な内径が変動することがなく、一定の応力で破断される
金属箔2は、一定の大きさに開口する弁孔5に作用する
圧力で確実に破断される。
【0011】さらに、本発明の請求項2の密閉型蓄電池
は、封口板1と外装缶4と金属箔2を、アルミニウムま
たはアルミニウム合金とする。また、請求項3の密閉型
蓄電池は、封口板1と外装缶4をアルミニウム合金とし
て、金属箔2をアルミニウム箔とする。アルミニウム合
金の封口板1や外装缶4は、十分な強度があって変形し
難く、破断応力の小さいアルミニウム箔は、設定圧にな
ると確実に破断される。
【0012】さらにまた本発明の請求項4の密閉型蓄電
池は、安全弁3の弁孔5をプレス加工して開口した貫通
孔としている。弁孔5を開口するプレス金型は、金属箔
2の密着面から内側に向かってプレス加工して弁孔5を
開口する。この方向にプレス加工して開口される弁孔5
は、図2の拡大断面図に示すように、加工時のバリ6が
外側に突出し、弁孔5の内面周縁は面取りされた形状と
なる。このため、加工時にできるバリ6が金属箔2を突
いて破断させることがなく、金属箔2は電池の内圧で変
形されて、設定圧で正確に破断される。
【0013】また、本発明の請求項5の密閉型蓄電池
は、金属箔2と密着する弁孔5の開口縁を研削して面取
りしている。この形状の安全弁も、バリが金属箔2を突
いて破断させることがなく、金属箔2は内圧で変形され
て、設定圧で正確に破断される。
【0014】さらにまた、本発明の請求項6の密閉型蓄
電池は、金属箔2を、封口板1や外装缶4にクラッド加
工して密着し、請求項7の密閉型蓄電池は、金属箔2に
プラスチック層をラミネートし、このプラスチック層を
介して金属箔2を封口板1や外装缶4に密着している。
【0015】また、本発明の請求項8の密閉型蓄電池
は、封口板1を、本体プレート1Aと、本体プレート1
Aに固定された弁プレート1Bで構成している。封口板
1は、本体プレート1Aと弁プレート1Bを貫通して、
弁孔5を開口している。さらに、弁孔5を閉塞するよう
に、金属箔2を弁プレート1Bに固定している。
【0016】さらにまた、本発明の請求項9の密閉型蓄
電池は、外装缶4を、外装缶本体4Aと、この外装缶本
体4Aに固定されてなる弁孔5を開口している弁プレー
ト4Bで構成している。弁プレート4Bの弁孔5を閉塞
するように、金属箔2を弁プレート4Bに密着して固定
している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための密閉型蓄電池
を例示するものであって、本発明は密閉型蓄電池を下記
のものに特定しない。
【0018】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施の形態に示される部材に対応
する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を
解決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0019】図3の断面図に示す密閉型蓄電池は、リチ
ウムイオン二次電池である。ただ、本発明は、密閉型蓄
電池をリチウムイオン二次電池に特定しない。密閉型蓄
電池は、ニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素電
池とすることもできる。
【0020】図3に示す密閉型蓄電池は角形電池であ
る。密閉型蓄電池は、外装缶4を封口板1で気密に密閉
している。封口板1で密閉される外装缶4は、内部に電
極体7を内蔵している。電極体7は、正極板と負極板と
をセパレータを介して積層して非真円形の渦巻状に巻回
したものである。正極板と負極板は、電極リード8を介
して、封口板1に設けている正極集電タブ9と負極集電
タブ10に接続されている。正極集電タブ9は、直接に
封口板1の本体プレート1Aに溶接して固定され、負極
集電タブ10は絶縁ガスケツト11を介して封口板1の
本体プレート1Aに気密に固定されている
【0021】電極体は、最外周の電極を外装缶の内面に
電気的に接触させることもできる。リチウムイオン二次
電池は、電極体の最外周を通常は正極とする。したがっ
て、最外周の電極を外装缶に接触させる密閉型蓄電池
は、外装缶を正極とする。
【0022】封口板1と外装缶4は、同じ材質のアルミ
ニウム合金で製作される。封口板1は外装缶4の開口部
に圧入され、レーザー溶接等の方法で、外装缶4と封口
板1の境界を気密に溶着している。図に示す封口板1
は、レーザー溶接して外装缶4に固定しているが、外装
缶4の開口部をかしめて、封口板1を外装缶4に気密に
固定することもできる。
【0023】外装缶4と封口板1のアルミニウム合金
は、マンガンの含有量を0.5wt%〜2.5wt%、
マグネシウムの含有量を0〜1.8wt%以下とするも
のが最適である。マンガンとマグネシウムがこの範囲に
あるアルミニウム合金として、日本工業規格(JIS)
の合金番号で、A3000系合金と、A2000系合金
が使用できる。JISの合金番号の最初のAは、アルミ
ニウム合金であることを示す。4桁数字の第1位は合金
のグループ名である。第2位の数字は基本合金からの変
形を示す。第3位と第4位は合金の純度等の識別を示
す。
【0024】A3000系合金は、非熱処理型合金であ
る。A2000系合金は熱処理型合金である。これ等の
アルミニウム合金は、冷間加工であるインパクト加工で
加工硬化して所定の強度にできる。A3000系合金
は、加工硬化の度合によって、硬質、半硬質と調質を調
整できる。加工硬化の調質は、調質記号H1nで表され
る。nは1〜9の数値で、1/8硬質であるn=1から
次第に硬質になり、n=8が硬質、n=9は超硬質であ
ることを示す。nが大きくなって硬質になると、引張強
度が増加する。アルミニウム合金は、加工硬化後に長い
時間が経過すると強度が低下する。この弊害を防止する
ために、冷間加工であるインパクト加工の後、約150
℃で安定化処理する。加工硬化後に安定化処理をしたア
ルミニウム合金の調質はH3nで示される。A2000系
合金は時効析出によって所定の強度にできるもので、焼
入れ、焼戻しができる。A2000系合金は、熱処理等
で調質される調質記号としてT3、T4等の符号が付され
る。T4は、溶体化処理後に常温時効の終了した調質を
示し、T3は、溶体化処理後に冷間加工して常温時効さ
せたもので、冷間加工は、T4材に比較して強度を向上
させて寸法精度を向上させる目的で行われる。
【0025】A3000系合金として、A3003、A
3203、A3004、A3104、A3005、A3
105のアルミニウム合金が使用できる。A2000系
合金として、A2014、A2017、A2024、A
2025系合金が使用できる。A3000系合金は、下
記の金属を含有し、残余は全てアルミニウムである。 A3003…Mn 1.0-1.5wt%、 Si 0.6wt%以下、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 0.05-0.20wt%、 Zn 0.1wt%以下、 アルミニウム以外のその他の金属の総量 0.15wt%以下、 A3203…Mn 1.0-1.5wt%、 Si 0.6wt%以下、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 0.05wt%以下、 Zn 0.1wt%以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、 A3004…Mn 1.0-1.5wt%、 Si 0.3wt%以下、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 0.25wt%以下、 Mg 0.8-1.3wt%、 Zn 0.25wt%以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、 A3104…Mn 0.8-1.4wt%、 Si 0.6wt%以下、 Fe 0.8wt%以下、 Cu 0.05-0.25wt%以下、 Mg 0.8-1.3wt%、 Zn 0.25wt%以下、 Ca 0.05以下、 V 0.05以下、 Ti 0.10以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、 A3005…Mn 1.0-1.5wt%、 Si 0.6wt%以下、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 0.30wt%以下 Mg 0.20-0.6wt% Zn 0.25wt%以下、 Cr 0.10wt%以下、 Ti 0.10以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、 A3105…Mn 0.30-0.8wt%、 Si 0.6wt%以下、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 0.30wt%以下 Mg 0.20-0.8wt% Zn 0.40wt%以下、 Cr 0.10wt%以下、 Ti 0.10以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、
【0026】A2000系合金は、下記の金属を含有
し、残余は全てアルミニウムである。 A2014…Mn 0.40-1.2wt%、 Si 0.50-1.2wt%、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 3.9-5.0wt%、 Mg 0.20-0.8wt% Zn 0.25wt%以下、 Cr 0.10wt%以下、 Ti+Zr 0.20wt%以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、 A2017…Mn 0.40-1.0wt%、 Si 0.20-0.8wt%、 Fe 0.7wt%以下、 Cu 3.5-4.5wt% Mg 0.40-0.8wt% Zn 0.25wt%以下、 Cr 0.10wt%以下、 Ti+Zr 0.2wt% 以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、 A2024…Mn 0.30-0.9wt%、 Si 0.5wt%以下、 Fe 0.50wt%、 Cu 3.8-4.9wt% Mg 1.2-1.8wt%、 Zn 0.25wt%、 Cr 0.10wt%以下、 Ti+Zr 0.20wt%以下、 その他のアルミニウム以外の金属 0.15wt%以下、
【0027】アルミニウム以外の金属を前記の範囲とす
るA3000系合金の標準化学組成は下記の通りであ
る。
【0028】アルミニウム以外の金属を前記の範囲とす
るA2000系合金の標準化学組成は下記の通りであ
る。 A2014……Mn 0.8wt%、 Cu 4.4wt%、 Mg 0.5wt%、 Si 0.8wt% A2017……Mn 0.7wt%、 Cu 4.0wt%、 Mg 0.6wt%、 Si 0.5wt% A2024……Mn 0.6wt%、 Cu 4.5wt%、 Mg 1.5wt%、
【0029】外装缶4と封口板1をアルミニウム合金で
製作した密閉型蓄電池は、外装缶4と封口板1とを軽く
て強靱にできる特長がある。ただ、本発明の密閉型蓄電
池は、外装缶4と封口板1とをアルミニウム合金に特定
しない。外装缶4と封口板1は、アルミニウム等の金属
やステンレスで製作することもできる。
【0030】封口板1は、電池の内圧が異常に上昇した
ときに開く安全弁3と、電極リード8を介して電極体7
に連結される正極集電タブ9と負極集電タブ10とを備
える。安全弁3は、図4の拡大断面図に示すように、電
池の内圧が設定圧よりも高くなると破壊される金属箔2
を有する。金属箔2は、封口板1の弁プレート1Bに固
定される。金属箔2は、封口板1の弁孔5を気密に閉塞
している。
【0031】金属箔2は、電池の内圧が10〜20kg
/cm2の設定圧になると破断される厚さ、たとえば、
20〜30μmのアルミニウム箔である。金属箔2をア
ルミニウム箔とし、封口板1をアルミニウム合金とする
密閉型蓄電池は、封口板1を軽く強くして、金属箔2を
確実に破断できる特長がある。それは、破断させる金属
箔2に、破れやすいアルミニウム箔を使用し、変形しな
い強度が要求される封口板1に、強靱なアルミニウム合
金を使用しているからである。
【0032】ただ、本発明の密閉型蓄電池は、安全弁3
の金属箔2をアルミニウム箔に限定しない。金属箔に
は、たとえば、ステンレス箔やチタン箔等の金属箔も使
用できる。金属箔にステンレス箔を使用する密閉型蓄電
池は、封口板と外装缶もステンレス製とする。金属箔と
封口板と外装缶とは、同じ金属、あるいは同じ金属の合
金とする。封口板をアルミニウム合金として、金属箔を
アルミニウム箔とする電池は、リチウムイオン二次電池
において、外装缶を正極にできる。金属箔と封口板と外
装缶をステンレス製とする密閉型蓄電池は、外装缶を負
極とする。鉄製の外装缶を正極にすると、溶解されるか
らである。
【0033】弁プレート1Bは、周囲を気密にレーザー
溶接して本体プレート1Aに固定される。弁プレート1
Bを固定するために、図に示す本体プレート1Aは貫通
孔を設けている。本体プレート1Aの貫通孔に弁プレー
ト1Bを入れ、弁プレート1Bと貫通孔の境界にレーザ
ーを照射して、弁プレート1Bを本体プレート1Aに気
密に溶着している。
【0034】図3と図4に示す封口板1は、本体プレー
ト1Aに設けた貫通孔に弁プレート1Bを入れて固定し
ている。弁プレート1Bは、図5に示すように、本体プ
レート1Aの下面に固定することもできる。本体プレー
ト1Aに弁プレート1Bを積層して固定する封口板1
は、本体プレート1Aと弁プレート1Bを貫通して、弁
孔5を設ける。
【0035】弁孔5は、たとえば、開口面積を約4〜
4.5mm2とする円形に開口される。ただ、弁孔5の
開口面積は、3〜5mm2とすることもできる。弁孔5
が小さすぎると、金属箔2に作用する応力が小さくなっ
て、金属箔2を破断する設定圧が高くなってしまう。こ
のため、弁孔5を閉塞する金属箔2を極めて薄くする必
要がある。とくに薄い金属箔2は、引張強度が極めて弱
く、製造工程で破れやすくなる。反対に弁孔5を大きく
すると、製造工程で、弁孔5に異物が衝突して破断され
る確率が高くなる。
【0036】弁プレート1Bは、弁孔5の下面を閉塞す
るように、下面に金属箔2を密着している。金属箔2
は、クラッド加工して弁プレート1Bに密着して固定さ
れる。図6は、金属箔2の密着された弁プレート1Bを
製造する工程を示す。この図は下記の工程で弁プレート
1Bを製造している。 弁プレート1Bとなる金属板に、プレス金型(図示
せず)でもって、一定の間隔で弁孔5を開口する。 弁孔5を開口した金属板の片面に、金属箔2をクラ
ッド加工して圧接させる。金属箔2にアルミニウム箔を
使用する場合、金属箔2を真空中で、あるいは不活性ガ
ス中でクラッド加工して金属板に圧接させる。アルミニ
ウム箔の表面が酸化アルミニウムとなるのを防止して、
確実にアルミニウム箔を金属板にクラッド加工して圧接
するためである。
【0037】金属箔2は、弁孔5を開口するときに、プ
レス金型を挿入される側に密着される。図6において、
プレス金型が、金属板の上から下に貫通させて弁孔5を
開口するとき、金属箔2は金属板の上面に密着される。
さらに、このとき、図7に示すように、弁孔5の開口縁
を研磨して面取りし、この部分に研磨面12を設ける
と、ここに密着される金属箔2が、弁孔5の開口縁で破
断されることがなく、金属箔2は、設定圧で正確に破断
される。
【0038】 金属箔2をクラッド加工して圧制した
金属板を、弁孔5よりも大きな円形にカットして、弁孔
5を金属箔2で閉塞した弁プレート1Bを製作する。
【0039】 このようにして製作された弁プレート
1Bは、その周囲をレーザー溶接して、本体プレート1
Aに気密に固定される。
【0040】さらに、密閉型蓄電池は、図8に示すよう
に、弁プレート1Bと本体プレート1Aとの間に金属箔
2を挟着して、封口板1の内面に金属箔2を密着するこ
ともできる。この構造の封口板1は、金属箔2を弁プレ
ート1Bに固定し、あるいは、金属箔2を弁プレート1
Bに固定することなく、金属箔2を封口板の内面に固定
できる。弁プレート1Bは、周囲を本体プレート1Aに
レーザー等で溶着し、あるいは接着材を介して本体プレ
ート1Aに気密に固定される。
【0041】以上の密閉型蓄電池は、封口板に安全弁を
設けている。本発明の密閉型蓄電池は、図9に示すよう
に、外装缶4に安全弁を設けることもできる。安全弁
は、外装缶の底面、または側面に設けられる。外装缶4
に設ける安全弁3は、以上に述べた封口板の安全弁と同
じ構造とすることができる。この図に示す安全弁は、外
装缶本体4Aに設けた貫通孔に、金属箔2を密着してい
る弁プレート4Bを嵌入して固定している。外装缶本体
4Aの貫通孔は、内面の開口縁にフランジ13を設けて
いる。この貫通孔は、フランジ13に弁プレート4Bを
載せて、定位置に保持して、外部からレーザーを照射し
て、弁プレート4Bを外装缶本体4Aに溶着している。
ただし、弁プレート4Bは、図のフランジ13を設ける
ことなく、外装缶本体と同一平面に固定することもでき
る。金属箔を固定している弁プレートは、封口板に固定
している弁プレートと同じようにして製作できる。
【0042】以上の密閉型蓄電池は、金属箔を弁プレー
トに密着し、弁プレートを封口板や外装缶に固定してい
る。この構造は、安価に多量生産できる特長がある。そ
れは、金属板に金属箔2をクラッド加工して圧接する面
積を小さくして、封口板1や外装缶4の弁孔5を金属箔
2で閉塞できるからである。
【0043】ただ、本発明の密閉型蓄電池は、弁プレー
トに金属箔を密着することなく、封口板や外装缶に直接
に金属箔をクラッド加工して圧接することもできる。さ
らに、本発明の密閉型蓄電池は、金属箔をクラッド加工
して密着するのに代わって、接着剤を使用して金属箔を
封口板や外装缶に密着し、あるいは、弁プレートの表面
に密着することもできる。さらにまた、金属箔は、ラミ
ネートしたプラスチック層を介して弁プレートや本体プ
レートに密着することもできる。熱可塑性のプラスチッ
ク層をラミネートした金属箔は、プラスチック層を加熱
溶融して、金属箔を封口板や外装缶に密着できる。
【0044】
【発明の効果】本発明の密閉型蓄電池は、安全弁を極め
て簡単な構造として、正確な圧力で確実に開弁でき、異
常時における安全性を極めて高くして、多量製作される
密閉型蓄電池の信頼性を著しく改善できる特長がある。
それは、本発明の密閉型蓄電池が、封口板や外装缶に開
口している弁孔を、圧力で破断される金属箔で閉塞して
いることに加えて、この金属箔を、封口板や外装缶の内
面に密着しているからである。封口板や外装缶の内面に
密着している金属箔は、電池の内圧で封口板等の内面に
押圧される。このため、金属箔の密着状態が不完全であ
っても、金属箔が封口板や外装缶から剥離することがな
い。封口板や外装缶から剥離しない金属箔は、弁孔の開
口部に作用する圧力のみが作用して、圧力を受ける面積
や、変形される形態が変動することがない。このため、
金属箔には、電池の内圧に比例する破断力が作用し、設
定圧になると確実に破断して、安全弁を開弁する。
【0045】さらに、本発明の請求項2の密閉型蓄電池
は、金属箔をアルミニウムやアルミニウム合金とするの
で、金属箔を確実に破断できる特長がある。それは、ア
ルミニウムやアルミニウム合金の金属箔は、他の金属箔
に比較すると破断しやすいからである。さらに、金属箔
と封口板と外装缶をアルミニウムやその合金とする密閉
型蓄電池は、リチウムイオン二次電池の外装缶を正極と
して、外装缶の溶解を防止できる特長もある。
【0046】さらにまた、本発明の請求項3の密閉型蓄
電池は、封口板と外装缶をアルミニウム合金として、金
属箔をアルミニウム箔とするので、外装缶を軽量にし
て、しかも、リチウムイオン二次電池に応用して外装缶
を正極にでき、さらに、封口板と外装缶を強くて変形し
ない構造として、金属箔を確実に破断できる特長があ
る。
【0047】また、本発明の請求項4と請求項5の密閉
型蓄電池は、弁孔にできるバリが金属箔を破断すること
がなく、正確な設定圧で金属箔を確実に破断できる特長
がある。
【0048】さらに、請求項6の密閉型蓄電池は、金属
箔をクラッド加工して封口板や外装缶に密着している。
クラッド加工は、接着剤やプラスチック等を介すること
なく、金属箔を封口板や外装缶に固定できる。このた
め、密閉型蓄電池を製造した状態で、金属箔を封口板や
外装缶に接着する部材が、電池の内部に悪い影響を与え
ることがなく、また、金属箔を簡単かつ確実に封口板や
外装缶に密着できる特長がある。
【0049】また、請求項7の密閉型蓄電池は、金属箔
にプラスチック層をラミネートしているので、プラスチ
ック層に熱可塑性のプラスチックを使用して、簡単に金
属箔を封口板や外装缶に密着できる特長がある。
【0050】請求項8の密閉型蓄電池は、封口板に弁プ
レートを設け、この弁プレートに金属箔を密着している
ので、小さい金属箔を小さい弁プレートに密着して、確
実に封口板に固定できる。この構造の密閉型蓄電池は、
たとえば、金属箔をクラッド加工して弁プレートに圧接
する方法において、クラッド加工する面積を小さくし
て、安価に多量生産できる特長がある。
【0051】最後に、請求項9の密閉型蓄電池は、外装
缶に弁プレートを設け、この弁プレートに金属箔を密着
しているので、小さい金属箔を小さい弁プレートに密着
して、確実に外装缶に固定できる。この構造の密閉型蓄
電池は、たとえば、金属箔をクラッド加工して弁プレー
トに圧接する方法において、クラッド加工する面積を小
さくして、安価に多量生産できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の安全弁の構造を示す断面図
【図2】本発明の実施例にかかる封口板に開口された弁
孔を示す拡大断面図
【図3】本発明の実施例の安全弁を備える密閉型蓄電池
の縦断面図
【図4】図3に示す密閉型蓄電池の拡大断面図
【図5】本発明の他の実施例の密閉型電池の封口板の拡
大断面図
【図6】本発明の実施例にかかる弁プレートの製造工程
を示す一部断面斜視図
【図7】弁孔の開口縁を研磨して面取りした状態を示す
断面図
【図8】さらに他の実施例の密閉型電池の封口板の拡大
断面図
【図9】さらに他の実施例の密閉型電池の外装缶の拡大
断面図
【符号の説明】
1…封口板 1A…本体プレート 1B…弁
プレート 2…金属箔 3…安全弁 4…外装缶 4A…外装缶本体 4B…弁
プレート 5…弁孔 6…バリ 7…電極体 8…電極リード 9…正極集電タブ 10…負極集電タブ 11…絶縁ガスケツト 12…研磨面 13…フランジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装缶(4)の開口部を閉塞している封口
    板(1)、または外装缶(4)に、弁孔(5)を有する安全弁(3)
    を設けており、安全弁(3)の弁孔(5)を閉塞するように金
    属箔(2)を密着しており、電池の内圧が設定圧よりも高
    くなると金属箔(2)が破壊されて、弁孔(5)が開弁される
    ように構成されてなる安全弁を備える密閉型蓄電池にお
    いて、 金属箔(2)が封口板(1)、または外装缶(4)の内面に密着
    されてなることを特徴とする安全弁を備える密閉型蓄電
    池。
  2. 【請求項2】 封口板(1)と外装缶(4)と金属箔(2)がア
    ルミニウムまたはアルミニウム合金である請求項1に記
    載の安全弁を備える密閉型蓄電池。
  3. 【請求項3】 封口板(1)と外装缶(4)がアルミニウム合
    金で、金属箔(2)がアルミニウム箔である請求項2に記
    載の安全弁を備える密閉型蓄電池。
  4. 【請求項4】 安全弁(3)の弁孔(5)がプレス加工して開
    口された貫通孔で、プレス金型が、金属箔(2)の密着面
    から内側に向かって封口板(1)をプレスして弁孔(5)を開
    口してなる請求項1に記載される安全弁を備える密閉型
    蓄電池。
  5. 【請求項5】 金属箔(2)と密着する弁孔(5)の開口縁を
    研削して面取りしてなる請求項1に記載される安全弁を
    備える密閉型蓄電池。
  6. 【請求項6】 金属箔(2)が、封口板(1)、または外装缶
    (4)にクラッド加工して密着されてなる請求項1に記載
    される安全弁を備える密閉型蓄電池。
  7. 【請求項7】 金属箔(2)にプラスチック層がラミネー
    トされており、ラミネートされたプラスチック層を介し
    て、金属箔(2)が封口板(1)または外装缶(4)の内面に密
    着されてなる請求項1に記載される安全弁を備える密閉
    型蓄電池。
  8. 【請求項8】 封口板(1)が、本体プレート(1A)と、こ
    の本体プレート(1A)に固定されてなる弁孔(5)を開口し
    ている弁プレート(1B)を有し、弁プレート(1B)の弁孔
    (5)を閉塞するように、金属箔(2)を密着して固定してな
    る請求項1に記載される安全弁を備える密閉型蓄電池。
  9. 【請求項9】 外装缶(4)が、外装缶本体(4A)と、この
    外装缶本体(4A)に固定されてなる弁孔(5)を開口してい
    る弁プレート(4B)を有し、弁プレート(4B)の弁孔(5)を
    閉塞するように、金属箔(2)を密着して固定してなる請
    求項1に記載される安全弁を備える密閉型蓄電池。
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